JP3525480B2 - 側音低減回路 - Google Patents

側音低減回路

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JP3525480B2
JP3525480B2 JP04126994A JP4126994A JP3525480B2 JP 3525480 B2 JP3525480 B2 JP 3525480B2 JP 04126994 A JP04126994 A JP 04126994A JP 4126994 A JP4126994 A JP 4126994A JP 3525480 B2 JP3525480 B2 JP 3525480B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線に接続される
端末の側音低減回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より電話回線に接続される端末器に
は、電話回線の負荷に相当する疑似負荷を有し、側音を
低減させる側音低減回路を備えたものがあった。以下
に、図面を参照しながら電話回線に接続される端末の従
来の側音低減回路についての説明を行う。
【0003】図5は、電話回線に接続される端末の従来
の側音低減回路の構成を示すものである。図5に於い
て、1は電話回線に接続するモジュラージャック、2は
電話回線からの電流を整流するダイオードブリッジであ
る。3,4は電話回線に対するDC負荷となる抵抗器で
あり、また5,6もそれぞれ電話回線に対するDC負荷
となるコンデンサ,トランジスタである。26は電話回
線と端末の絶縁のためのトランスである。
【0004】12は電話回線からの入力アンプ回路aを
構成するオペアンプ、8,10は同入力アンプ回路aを
構成する抵抗器であり、また9,11は同入力アンプ回
路aを構成するコンデンサである。
【0005】23は電話回線への出力アンプ回路bを構
成するオペアンプ、22,24は同出力アンプ回路bを
構成する抵抗器、19,22,24は同出力アンプ回路
bを構成する抵抗器、21,25は同出力アンプ回路b
を構成するコンデンサである。
【0006】15は電話回線への出力信号に逆位相の信
号を入力することにより側音を打ち消すためのアンプ回
路cを構成するオペアンプ、14,20,27は同アン
プ回路cを構成する抵抗器、13は同アンプ回路cを構
成するコンデンサである。
【0007】16,17は電話回線の負荷に相当する疑
似負荷を構成する抵抗器、また18は同疑似負荷を構成
するコンデンサである。
【0008】以上のように構成された電話回線に接続さ
れる端末の側音低減回路について以下にその動作を説明
する。電話回線への出力アンプ回路bより電話回線に出
力された信号は、トランス26を経由して電話回線に出
力されると同時に、電話回線からの入力アンプ回路aを
経由して端末内部にも入力される。
【0009】しかし電話回線に出力された信号と同時に
端末内部に入力される信号と逆位相で同一レベルの信号
が側音を打ち消すためのアンプ回路cを経由して入力さ
れるため端末内部に入力される信号と逆位相で同一レベ
ルの信号がお互いを打ち消し側音を低減する。電話回線
の負荷と電話回線の負荷に相当する疑似負荷16,1
7,18が一致した場合側音はなくなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、ある程度以上は側音を低減することが
できなかった。なぜなら電話回線の負荷は、電話線路の
長さにより変化するため電話回線の負荷に相当する疑似
負荷を電話回線の負荷に一致させることができなかっ
た。
【0011】図6は、電話線路の長さと側音との関係を
示す説明図である。電話線路の長さを含んだ電話回線の
負荷に対する電話回線の負荷に相当する疑似負荷を
(A)ポイントで整合した場合、電話線路の長さが短い
時長い時は側音が大きくなっていた。
【0012】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、電話線路の長さを電話回線から供給される電
流または電圧により判定し、その長さの電話回線の負荷
に相当する疑似負荷を追従させる回路を使用することに
より最適な側音低減回路を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電話回線の電流変化による側音低減回路は、
電話回線の電流検出回路及び電話回線の負荷に相当する
疑似負荷を変化させるスイッチ回路で構成される。
【0014】
【作用】上記構成によって、電話線路の長さにより変化
する電話回線から供給される電流の変化を検出し、電話
回線の負荷に相当する疑似負荷を変更することにより最
適な側音低減回路を構成することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の4通りの実施例について、図
面を参照しながら説明する。
【0016】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
を示す図である。本実施例は、トランジスタ,フォトカ
プラ等を使用した電話回線の電流検出回路及びトランジ
スタ等を使用した電話回線の負荷に相当する疑似負荷を
変化させるスイッチ回路から構成される電話回線の電流
変化による側音低減回路である。
【0017】図1に於いて、1〜27は図6と同じ内容
となるため説明は省略する。28は電話回線の電流を電
圧の変化に変換するための抵抗器、29,30は抵抗分
割によりON/OFFするスイッチの役割のトランジス
タのスレッシュを決定するための抵抗器である。32は
電話回線の電流によりON/OFFするスイッチの役割
のトランジスタ、34は電話回線と絶縁された2次側に
電話回線の電流によりON/OFFするスイッチの役割
のトランジスタ32の情報を伝達するフォトカプラであ
る。37は回線の負荷に相当する疑似負荷を変化させる
ためのスイッチの役割のトランジスタ、36は回線の負
荷に相当する疑似負荷を変化させる抵抗器である。
【0018】以上のように構成された電話回線の電流変
化による側音低減回路について、以下にその動作につい
て説明する。
【0019】まず電話回線から回線電流が供給されると
抵抗器28の両端には回線電流の大きさに比例した電圧
が発生する。その電圧を抵抗器30,29で分割した電
圧が0.6Vを越えない場合(回線電流が小さい場
合)、トランジスタ32はOFF、フォトカプラ34は
OFF、トランジスタ37はOFFのため、電話回線の
負荷に相当する疑似負荷は抵抗器16,17及びコンデ
ンサ18となる。
【0020】次に、抵抗器28の両端の電圧を抵抗器3
0,29で分割した電圧が0.6Vを越える場合(回線
電流が大きい場合)、トランジスタ32はON、抵抗器
33,35を通してフォトカプラ34の発光ダイオード
部に電流が流れるためフォトカプラ34のフォトトラン
ジスタON、抵抗器35,38,41を通してVccよ
りトランジスタ37のベースに電流が供給されトランジ
スタ37がONするため、電話回線の負荷に相当する疑
似負荷は抵抗器16,17及びコンデンサ18に抵抗器
36を追加したものとなる。
【0021】上記のように回線電流が小さい場合、回線
電流が大きい場合のそれぞれに対し電話回線の負荷に相
当する疑似負荷を切り替えることができより最適な側音
低減回路を構成することができる。図7は、上記回路の
電話線路の長さと側音との関係を示すものである。電話
線路の長さを含んだ電話回線の負荷に対する電話回線の
負荷に相当する疑似負荷を(B)(C)の2ポイントで
整合出来るため、電話線路の長さが短い時長い時におい
て図6の特性より優位となる。
【0022】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例
を示す図である。本実施例は、トランジスタ,フォトカ
プラ等を使用した電話回線の電流検出回路及び「HIG
H」「LOW」の論理入力と「HIGH」「LOW」の
論理出力を持つマイコン等を使用した電話回線の負荷に
相当する疑似負荷を変化させるスイッチ回路から構成さ
れ、電話回線の電流変化によって動作する側音低減回路
の例である。
【0023】図2に於いて、1〜27は図6と同じ内容
となるため説明は省略する。28は電話回線の電流を電
圧の変化に変換するための抵抗器、29,30は抵抗分
割によりON/OFFするスイッチの役割のトランジス
タのスレッシュを決定するための抵抗器、32は電話回
線の電流によりON/OFFするスイッチの役割のトラ
ンジスタ、34は電話回線と絶縁された2次側に電話回
線の電流によりON/OFFするスイッチの役割のトラ
ンジスタの情報を伝達するフォトカプラ、39は「HI
GH」「LOW」の論理入力と「HIGH」「LOW」
の論理出力を持つマイコン、37は回線の負荷に相当す
る疑似負荷を変化させるためのスイッチの役割のトラン
ジスタ、36は回線の負荷に相当する疑似負荷を変化さ
せる抵抗器である。
【0024】以上のように構成された電話回線の電流変
化による側音低減回路について、以下にその動作につい
て説明する。
【0025】まず電話回線から回線電流が供給されると
抵抗器28の両端には回線電流の大きさに比例した電圧
が発生する。その電圧を抵抗器30,29で分割した電
圧が0.6Vを越えない場合(回線電流が小さい場
合)、トランジスタ32はOFF、フォトカプラ34は
OFFとなり、マイコン39の論理入力端子(IN)は
「HIGH」、マイコン39の論理出力端子は「LO
W」、トランジスタ37はOFFとなる。従って、電話
回線の負荷に相当する疑似負荷は抵抗器16,17及び
コンデンサ18となる。
【0026】なお、マイコン39の論理入力端子(I
N)に「HIGH」が入力された場合マイコン39の論
理出力端子は「LOW」出力となり、マイコン39の論
理入力端子(IN)に「LOW」が入力された場合マイ
コン39の論理出力端子は「HIGH」出力となるよう
に制御されている。
【0027】次に、抵抗器28の両端の電圧を抵抗器3
0,29で分割した電圧が0.6Vを越える場合(回線
電流が大きい場合)、トランジスタ32はON、抵抗器
33を通してフォトカプラ34の発光ダイオード部に電
流が流れるためフォトカプラ34のフォトトランジスタ
ON、マイコン39の論理入力(IN)は「LOW」、
マイコン39の論理出力端子は「HIGH」、トランジ
スタ37がONとなる。従って、電話回線の負荷に相当
する疑似負荷は抵抗器16,17及びコンデンサ18に
抵抗器36を追加したものとなる。
【0028】また、マイコン39を使った場合マイコン
の制御プログラムにより電話回線の負荷に相当する疑似
負荷の選択が自由となる利点もある。例えば、電話局で
はなく、構内交換機に接続された場合には回線から供給
される電流が少なくても回線の負荷が小さい場合があ
る。このような場合に疑似負荷を切り替えると逆に側音
が大きくなることがあるので、疑似負荷を切り替えない
よう制御プログラムにより設定する事が可能となる。
【0029】上記のように回線電流が小さい場合、回線
電流が大きい場合のそれぞれに対し電話回線の負荷に相
当する疑似負荷を切り替えることができ、より最適な側
音低減回路を構成することができる。図7は、上記回路
の電話線路の長さと側音との関係を示すものである。電
話線路の長さを含んだ電話回線の負荷に対する電話回線
の負荷に相当する疑似負荷を(B)(C)の2ポイント
で整合出来るため、電話線路の長さが短い時長い時にお
いて図6の特性より優位となる。
【0030】以上の実施例は、電話回線の電流を絶縁さ
れた端末の2次側に伝達する電子回路としてフォトカプ
ラを用い、回線の負荷に相当する疑似負荷を変化させる
ためのスイッチの役割をする電子回路として、トランジ
スタやアナログマイコンを用いた例である。電話回線の
電流を絶縁された2次側に伝達する手段としてはホール
素子を使用した電流センサーでも良い。
【0031】(実施例3)図3は本発明の第3の実施例
を示す図である。本実施例は、電流センサー(ホール素
子)を使用した電話回線の電流検出回路及びトランジス
タ等を使用した電話回線の負荷に相当する疑似負荷を変
化させるスイッチ回路から構成され、電話回線の電流変
化によって動作する側音低減回路の例である。
【0032】図3に於いて、1〜27は図6と同じ内容
となるため説明は省略する。48は、ホール素子を使用
した1次側の電流変化を絶縁された2次側に電気信号と
して取り出すことの出来る電流センサー、49は電流セ
ンサーの2次側の出力のスレッシュを決める負荷抵抗、
44は回線の負荷に相当する疑似負荷を変化させるため
のスイッチの役割のトランジスタ、31はトランジスタ
44を駆動するトランジスタ、35は回線の負荷に相当
する疑似負荷を変化させる抵抗器である。
【0033】以上のように構成された電話回線の電流変
化による側音低減回路について、以下にその動作につい
て説明する。
【0034】まず電話回線から回線電流が供給されると
電流センサー48の(1)(2)ピン間に(ホール素子
部)電流が流れる。流れる電流がスレッシュ以下の場
合、電流センサー48の(3)ピンは「ハイインピーダ
ンス」、トランジスタ31はON、トランジスタ44は
OFFのため、電話回線の負荷に相当する疑似負荷は抵
抗器16,17及びコンデンサ18となる。
【0035】次に、流れる電流がスレッシュ以上の場
合、電流センサー48の(3)ピンは「LOW」、トラ
ンジスタ31はOFF、トランジスタ44はONとな
る。従って、電話回線の負荷に相当する疑似負荷は抵抗
器16,17及びコンデンサ18に抵抗器35を追加し
たものとなる。
【0036】上記のように回線電流が小さい場合、回線
電流が大きい場合のそれぞれに対し電話回線の負荷に相
当する疑似負荷を切り替えることができ、より最適な側
音低減回路を構成することができる。図7は、上記回路
の電話線路の長さと側音との関係を示すものである。電
話線路の長さを含んだ電話回線の負荷に対する電話回線
の負荷に相当する疑似負荷を(B)(C)の2ポイント
で整合出来るため、電話線路の長さが短い時長い時にお
いて図6の特性より優位となる。また、ホール素子を使
用すると部品点数が少なくなるという効果がある。
【0037】(実施例4)図4は本発明の第4の実施例
を示す図である。本実施例は、電流センサー(ホール素
子)を使用した電話回線の電流検出回路及び「HIG
H」「LOW」の論理入力と「HIGH」「LOW」の
論理出力を持つマイコン等を使用した電話回線の負荷に
相当する疑似負荷を変化させるスイッチ回路から構成さ
れる電話回線の電流変化による側音低減回路の例であ
る。
【0038】図4に於いて、1〜27は図6と同じ内容
となるため説明は省略する。28は、ホール素子を使用
した1次側の電流変化を絶縁された2次側に電気信号と
して取り出すことの出来る電流センサー、29は電流セ
ンサーの2次側の出力のスレッシュを決める負荷抵抗、
40は「HIGH」「LOW」の論理入力と「HIG
H」「LOW」の論理出力を持つマイコン、43は回線
の負荷に相当する疑似負荷を変化させるためのスイッチ
の役割のトランジスタ、42は回線の負荷に相当する疑
似負荷を変化させる抵抗器である。
【0039】以上のように構成された電話回線の電流変
化による側音低減回路について、以下にその動作につい
て説明する。
【0040】まず電話回線から回線電流が供給されると
電流センサー48の(1)(2)ピン間に(ホール素子
部)電流が流れる。流れる電流がスレッシュ以下の場
合、電流センサー48の(3)ピンは「ハイインピーダ
ンス」、マイコン40の論理入力端子(IN)は「HI
GH」、マイコン40の論理出力端子は「LOW」とな
る。従ってトランジスタ43はOFFとなり、電話回線
の負荷に相当する疑似負荷は抵抗器16,17及びコン
デンサ18となる。
【0041】なお、マイコン40の論理入力端子(I
N)に「HIGH」が入力された場合マイコン40の論
理出力端子は「LOW」出力となり、マイコン40の論
理入力端子(IN)に「LOW」が入力された場合マイ
コン40の論理出力端子は「HIGH」出力となるよう
に制御されている。
【0042】次に、流れる電流がスレッシュ以上の場
合、電流センサー48の(3)ピンは「LOW」、マイ
コン40の論理入力(IN)は「LOW」、マイコン4
0の論理出力端子は「HIGH」、トランジスタ43が
ONするため、電話回線の負荷に相当する疑似負荷は抵
抗器16,17及びコンデンサ18に抵抗器42を追加
したものとなる。
【0043】また、マイコン使った場合マイコンの制御
プログラムにより電話回線の負荷に相当する疑似負荷の
選択が自由となる利点もある。
【0044】上記のように回線電流が小さい場合、回線
電流が大きい場合のそれぞれに対し電話回線の負荷に相
当する疑似負荷を切り替えることができより最適な側音
低減回路を構成することができる。図7は、上記回路の
電話線路の長さと側音との関係を示すものである。電話
線路の長さを含んだ電話回線の負荷に対する電話回線の
負荷に相当する疑似負荷を(B)(C)の2ポイントで
整合出来るため、電話線路の長さが短い時長い時におい
て図6の特性より優位となる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明は、電話回線の電流
検出回路及び電話回線の負荷に相当する疑似負荷を変化
させるスイッチ回路を備えたことにより、電話回線の電
流を検出し側音回線の負荷に相当する疑似負荷を追従し
て変化させることが可能となり、より最適な側音低減回
路を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る電話回線の電流変
化による側音低減回路の構成図
【図2】本発明の第2の実施例に係る電話回線の電流変
化による側音低減回路の構成図
【図3】本発明の第3の実施例に係る電話回線の電流変
化による側音低減回路の構成図
【図4】本発明の第4の実施例に係る電話回線の電流変
化による側音低減回路の構成図
【図5】従来例に係る側音低減回路の構成図
【図6】従来例に係る側音低減回路の電話回線長との関
係を示す説明図
【図7】本発明の一実施例に係る電話回線の電流変化に
よる側音低減回路の電話回線長との関係を示す説明図
【符号の説明】
1 モジュラージャック 2 ダイオードブリッジ 6 トランジスタ 26 トランス 12,15,23 オペアンプ 16,17 抵抗器 18 コンデンサ 28,29,30 抵抗器 32 トランジスタ 34 フォトカプラ 37 トランジスタ 36 抵抗器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 1/24 - 1/253 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/82 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線の電流または電圧に応じた信号を
    出力する電流検出回路と、前記電流検出回路からの出力
    信号により、回線の負荷に相当する疑似負荷を変化させ
    スイッチ回路を備え 前記スイッチ回路は、 電話局に接続された場合は前記電流検出回路の出力信号
    に応じて疑似負荷を変化させ、 構内交換機に接続された場合は疑似負荷を変化させない
    事を特徴とする側音低減回路。
  2. 【請求項2】電話回線に接続される端末の側音低減回路
    であって、 電話回線から回線電流が供給される第1の抵抗器と、 第1の抵抗器の両端電圧に応じてオン・オフする第1の
    トランジスタと、 第2の抵抗器,第3の抵抗器および第4の抵抗器を有
    し、第4の抵抗器を加えた状態または第4の抵抗器を加
    えない状態に切り換え可能な疑似負荷部と、 前記疑似負荷部の状態を切り換えるための第2のトラン
    ジスタと、 第1のトランジスタの出力信号を第2のトランジスタに
    伝えるフォトカプラとを備え、電話局に接続された場合において、 第1の抵抗器の両端
    に電話回線からの回線電流の大きさに比例した電圧が発
    生し、電圧が所定値を越えない場合は第1のトランジス
    タはオフとなり、その信号が前記フォトカプラを介して
    第2のトランジスタをオフとして前記疑似負荷部は第4
    の抵抗器を含まない状態となり、電話局に接続された場合において、 第1の抵抗器の両端
    の電圧が所定値を越えた場合は第1のトランジスタはオ
    ンとなり、その信号が前記フォトカプラを介して第2の
    トランジスタをオンとして前記疑似負荷部は第4の抵抗
    器を含む状態となり、 構内交換機に接続された場合においては、電話回線から
    の回線電流の大きさによっては第2のトランジスタが切
    り替わらないようにす る事を特徴とする側音低減回路。
  3. 【請求項3】前記スイッチ回路は、 電話局に接続された場合は前記電流検出回路の出力信号
    に応じて疑似負荷を変化させ、 構内交換機に接続された場合は疑似負荷を変化させない
    ように制御するマイコンを備えた事を特徴とする請求項
    1に記載の側音低減回路。
  4. 【請求項4】電話回線の電流または電圧に応じた信号を
    出力する電流検出回路と、前記電流検出回路からの出力
    信号により、回線の負荷に相当する疑似負荷を変化させ
    るスイッチ回路を備え、 前記スイッチ回路は、 電話局に接続された場合は前記電流検出回路の出力信号
    に応じて疑似負荷を変化させ、 構内交換機に接続された場合は疑似負荷を変化させない
    事を特徴とする電話端末。
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