JP3219839B2 - 電話の加入者線路と主交換局の間の電子インターフェース回路 - Google Patents

電話の加入者線路と主交換局の間の電子インターフェース回路

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JP3219839B2
JP3219839B2 JP12044992A JP12044992A JP3219839B2 JP 3219839 B2 JP3219839 B2 JP 3219839B2 JP 12044992 A JP12044992 A JP 12044992A JP 12044992 A JP12044992 A JP 12044992A JP 3219839 B2 JP3219839 B2 JP 3219839B2
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線に関し、特に
電話の加入者線路と主交換制御装置の間の電流制限機能
を備えた電子インターフェース回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電話加入者線路は、2線の線路によって
主電話交換局に接続されており、線路の終端は、主交換
制御装置からの指令により、加入者の端末装置を動作さ
せるための電流を線路に供給する直流電圧源すなわち交
換局の蓄電池に接続できるようになっている。
【0003】線路と局との間の接続は、いわゆる加入者
リンクによって行なわれる。この加入者リンクは、従来
の電話交換局では、基本的に電気機械要素から構成され
ている。
【0004】交換局の蓄電池に接続される電気機械加入
者リンクの等化DC回路を、添付の図面の図4に示す。
【0005】LNで示すのは電話線路である。電話線路
LNは、1端が電話機Uに接続され、2つの端末Aおよ
びBは、直列のインダクタンスLと抵抗RPで表わした
2つの同じリレーから構成される加入者リンクAUを通
して、主交換局の蓄電池UBに接続されている。蓄電池
UBは、電話会社によって異なる仕様に適合するように
予め設定された40〜60Vの範囲内の電圧値を持ち、
その陽極が交換局においてグラウンドに接続されてい
る。
【0006】最新の交換局では、加入者リンクは、多く
がSLIC(加入者線路インターフェース回路)と呼ば
れるモノリシック集積回路デバイスを用いた電子回路か
ら構成されている。加入者リンクは、加入者線路を主交
換制御装置に接続しDC電圧の供給,呼出し信号の送
出,2線から4線への変換,過負荷に対する保護,使用
可能性の確認などを含む多数の機能を果す。
【0007】このような電子加入者リンクは、電気機械
加入者リンクに整合するように設計されている加入者の
端末装置をも主交換局に対して問題なく接続できるため
には、電気機械加入者リンクに匹敵する基本的な電気的
および性能上の特性を備えていなければならない。特
に、電子加入者線路は、従来の加入者リンクのリレーの
巻線の抵抗RPの和に等しい内部抵抗を持たなければな
らない。これらの抵抗は、ブリッジ抵抗と呼ばれ、電話
会社の仕様にしたがって予め決められた200〜500
Ωの範囲内の値を持つ。
【0008】従来の電子加入者インターフェース回路
は、平衡型および非平衡型の2種類に分けられる。平衡
回路は、内部抵抗に関して、従来の電気機械加入者リン
クとほぼ等しい等価DC回路を持つ。すなわち、それぞ
れ線路の各線に直列の2つの相等しいブリッジ抵抗RP
を持つ。非平衡回路は、内部抵抗として、線路の線のう
ちの1本,通常は主交換局の蓄電池の陰極に接続された
線だけに直列に、ブリッジ抵抗RPの2倍の抵抗を持
つ。この場合には、回路の構成は、線路に所定の電圧を
与え、それにより消費されなければならない電力をイン
ターフェース回路から引き出す外部のトランジスタを駆
動できるようなものであればよい。平衡回路は、電気機
械加入者リンクと共に使用するように設計されたすべて
の加入者の端末装置と完全な整合性があるという利点が
あるが、その代わりに回路がいくらか複雑になり、また
すべての電力がインターフェース回路で消費されなけれ
ばならないので適宜な大きさの消費器が必要であるとい
う短所がある。他方非平衡回路は、既存の加入者の端末
装置との整合性は限定されるが、回路を簡単化すること
ができ、また消費をより効率的に行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した両
方の型式のインターフェース回路の利点を合わせ持ち、
どちらの型式の短所も持たない電子加入者インターフェ
ース回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、電話の加
入者線路を給電ブリッジ回路を通して交換局の蓄電池に
接続可能であり、線路電流をあらかじめ決められた閾値
以下に制限する電子インターフェース回路であって、線
路電流が閾値電流より小さいときは線路の負荷の変化に
従って給電ブリッジ回路の各出力端子の電位が平衡に変
化し、線路電流が閾値電流に達した後は線路電流が一定
となり、給電ブリッジ回路の各出力端子の電位が非平衡
に変化することを特徴とする本発明の電子インターフェ
ース回路により達成される。
【0011】本発明の電子インターフェース回路は、交
換局の蓄電池の各電極に接続できるように設けられた第
1の給電端子と第2の給電端子と;電話加入者線路の各
線に接続できるように設けられた第1の出力端子と第2
の出力端子と;第1の給電端子と第1の出力端子の間お
よび第2の給電端子と第2の出力端子の間にそれぞれほ
ぼ等しい予め決められた値の第1および第2の等価抵抗
を介挿する働きをする回路手段と;加入者線路を流れる
電流を検出し、そのトランスバース成分を取り出す働き
をする検出手段と;予め設定された大きさの閾値電流を
発生させるための回路手段と;検出された線路電流のト
ランスバース成分を閾値電流と比較し、これらの2つの
電流が互に等しいときに閾値信号を発生する働きをする
比較手段と;および線路電流を閾値電流の値に制限する
働きをする電流制限手段とを含み、さらに、第1の給電
端子が蓄電池の1方の極に直接に接続されており、電流
制限手段が、第2の等価抵抗に直列に接続され、かつ制
御端子が比較回路手段の出力端子に接続された電子スイ
ッチを含み、前記閾値信号が制御端子に現われたとき電
子スイッチが開くように設けられている。
【0012】ここで、前記回路手段は、加入者線路に対
してブリッジ構成で接続するように設けられ、出力端子
がそれぞれ前記第1および第2の出力端子に接続された
一対の演算増幅器と;出力端子が、前記一対の演算増幅
器の1つの入力端子に直接に接続され、また電圧反転回
路を介して他方の演算増幅器の入力端子に接続された電
圧/電流変換回路と;電圧/電流変換回路の2つの入力
端子間に接続された、予め決められた抵抗値を持つ抵抗
と;前記線路電流の検出手段と結合され、また前記抵抗
の1方の端子に接続されて、線路電流のトランスバース
成分に比例する電流を流す電流源とを含み、さらに、前
記電流比較手段は、同じ極性の端子が共に前記閾値電流
を発生させる手段に接続され、他方の端子がそれぞれ前
記第1の給電端子および前記抵抗の他方の端子に接続さ
れた第1と第2のダイオードと、入力端子が第2のダイ
オードの前記他方の端子に接続され、出力端子が比較手
段の出力端子を構成する変換手段とを含み;前記電子ス
イッチが、そのエミッタとコレクタが前記第2の給電端
子と蓄電池の間に接続され、そのベースが前記制御端子
を構成するトランジスタを含み、該トランジスタが、線
路電流のトランスバース成分に比例する電流が閾値電流
より小さいとき導通するようにバイアスされている。
【0013】本発明は、下記の、図を用いた本発明の実
施例の詳細な説明から、より良く理解されるであろう。
ただし、記載した実施例はあくまで本発明の説明のため
のものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
【0014】
【実施例】図1において、全体を1で示す本発明の電子
加入者インターフェース回路は、2つの出力端子1Aお
よび1Bと、2つの給電端子1Cおよび1Dを持つ。出
力端子1Aおよび1Bは、加入者の端末装置Uを主電話
交換局(図示されていない)に結合する加入者線路LN
の各線に接続されている。1方の給電端子1Cは、交換
局のグラウンドに接続された,電話交換局の蓄電池UB
の陽極に接続されている。他方の給電端子1Dは、常閉
の電子スイッチSを介して、同じ蓄電池の陰極に接続さ
れている。
【0015】回路1は、出力端子1Aと給電端子1Cと
の間、および出力端子1Bと給電端子1Dとの間に、電
話交換加入者リンクのブリッジ抵抗の仕様値と同じ値,
例えば400Ω,の等価抵抗RPを持つ。回路1は、出
力端子1Aと1Bに接続されたブロック3によって表わ
される,線路LNを流れる電流ILを検出し有効な成分
すなわちトランスバース電流ITを抽出する働きをする
回路手段と、あらかじめ決められた大きさの電流ILI
Mを発生する電流源5と、回路手段3および電流源5に
接続され,トランスバース線路電流ITと閾値電流IL
IMを比較して,線路電流のトランスバース成分ITが
閾値電流レベルILIMに到達したとき電子スイッチS
の制御端子に接続された出力端子に電子スイッチを開く
信号を出す電流比較回路7を含む。
【0016】次に、この回路の動作を、図2を参照しな
がら説明する。線路に負荷がないときすなわちIL=0
のときは、端子1Aと1Bの間に蓄電池UBの電圧が現
われる。線路の負荷すなわち0よりも大きい電流IL
は、各ブリッジ抵抗RPにほぼ等しい電圧降下IL×R
Pを生じさせ、それによって無負荷時の電位に対して、
端子1Aの電位はより大きな負の電位になり、端子1B
の電位はより小さな負の電位になる。線路電流ILから
取り出される電流ITが制限電流ILIMに等しくなる
ところまで線路の負荷が増大すると、比較回路7はスイ
ッチSを開くように制御し、それによってたとえ負荷が
さらに増大しても、線路電流は値ILIMに制限され
る。この状態においては、端子1Aの電位はIT=IL
IMのときの電位−VALに保たれ、端子1Bの電位
は、負荷の大きさに依存して、IT=ILIMのときの
電位−VBLと端子1Aの電位−VALの間で変化す
る。
【0017】このようにして、交換局の蓄電池UBに接
続されるインタ−フェース回路1を形成する給電ブリッ
ジ(これは、電流制限回路との組み合わせと呼ぶことも
できる)の電圧対電流特性が得られる。この電圧対電流
特性は、電流が制限値以下のときは平衡、制限値に等し
いときは非平衡になる。この特性のおかげで、加入者の
端末装置は、正しく動作させるために2つの線端の間の
電圧の変更を必要とするような問題なしに使用すること
ができる。他方、このインターフェース回路1は、完全
に平衡な特性を持つ類似の回路に比べて、より少ない回
路要素で構成できる。特に、完全に非平衡な特性を持つ
回路の場合と同様に、電流を制限するための電子スイッ
チが1つだけで済み、また消費電力も非平衡な回路と同
様に小さい。
【0018】本発明のインターフェース回路1の好まし
い実施例の回路図を図3に示す。この回路図には、給電
ブリッジ機能および電流制限機能を果す回路要素だけが
示してある。
【0019】回路1は、その出力段階として、バッファ
接続された、すなわち反転入力端子が出力端子に接続さ
れた、2つの演算増幅器OPAおよびOPBを含む。こ
れらの演算増幅器は所謂ブリッジ構成で線路に接続され
ている。すなわち各演算増幅器の出力端子は、回路1の
出力端子1Aおよび1Bになっていて、線路LNに接続
されている。演算増幅器OPAおよびOPBの非反転入
力端子は、それぞれ抵抗RAおよびRBを介して、給電
端子に接続されている。抵抗RAは直接交換局の蓄電池
の陽極に接続され、蓄電池の陽極は交換局のグラウンド
に接続されている。抵抗RBは、電子スイッチの働きを
するpnp型のトランジスタTRSを介して、蓄電池U
Bの陰極に接続されている。
【0020】演算増幅器OPAおよびOPBには、これ
らの演算増幅器から線路LNを流れる電流ILについて
の情報を検出し、線路電流からトランスバース成分IT
を取り出す働きをする回路ブロック3が接続されてい
る。この機能を果す回路手段を組み込んだ加入者インタ
ーフェース回路の詳しい説明は、SGS−MICROE
LECTRONICA SPAにより1985年3月2
0に出願されたイタリア国特許願No.19983−A
/85に記載されている。ブロック4で示すのは、トラ
ンスバース電流ITに比例する電流kITを発生する電
流源で、交換局のグラウンドと,電圧/電流変換回路9
の第1の端子の抵抗RDCの端子への接続点との間に接
続されている。ここで、抵抗RDCの他方の端子は変換
回路9の第2の端子に接続されている。変換回路9は、
その出力が、演算増幅器OPAの非反転入力端子と、演
算増幅器OP11とpnp型のトランジスタTR11と
から構成される位相反転回路の入力端子に接続されてい
る。演算増幅器OP11は、その非反転入力が位相反転
回路の入力になるように設けられている。また演算増幅
器OP11の反転入力端子がトランジスタTR11のエ
ミッタに接続され、出力がトランジスタTR11のベー
スに接続されている。トランジスタTR11のエミッタ
は、抵抗RAと同じ抵抗値を持つ抵抗を介して、グラウ
ンドに接続され、トランジスタTR11のコレクタは演
算増幅器OPBの非反転入力に接続されている。
【0021】さらに、この回路1は、1つの端子が交換
局のグラウンドに接続される閾値電流源5と、各々の陽
極端子が共に電流源5の他方の端子に接続された2つの
ダイオードD1およびD2を含む、全体を7で示す電流
比較回路を含む。ダイオードD1の陰極端子はグラウン
ドに接続され、ダイオードD2の陰極端子は、電圧/電
流変換回路9の第2の端子と、pnp型のトランジスタ
TR12のベースに接続されている。トランジスタTR
12のエミッタは、抵抗R1を介して、グラウンドに接
続されている。トランジスタTR12のコレクタは、抵
抗R2を介して蓄電池UBの陰極に接続され、また演算
増幅器OP8の非反転入力端子に接続されている。演算
増幅器OP8は、その出力端子がトランジスタTRSの
ベースに接続され、その反転入力端子が同じトランジス
タTRSのエミッタに接続されている。
【0022】次に図3に示す回路1の動作を説明する。
いま線路LNの負荷が、端子1Aおよび1B間の電圧に
より線路LNに流れる電流のトランスバース成分ITに
対応して電流源4を流れる電流kITが電流源5により
発生される閾値電流の所定値kILIMよりも小さいよ
うな大きさであるとする。ただしkは1より小さい数で
ある。すると、電圧/電流変換回路9の2つの入力端子
の間に、電圧Vi=kIT×RDCが現われる。その結
果、電圧/電流変換回路9の出力端子の電流が変化し、
この電流は抵抗RAの両端に電圧降下nVIを生じさせ
る。ここでnは整数または1である。この電圧は、演算
増幅器OPAに入力される。また位相反転回路11によ
り位相が反転された後、演算増幅器OPBに入力され
る。したがって、出力端子1Aおよび1Bの電位VAお
よびVBは、線路を流れる電流IAおよびIBの変化に
従って、電圧UB/2に関して対称に変化する。電流比
較回路7では、電流kITが閾値電流kILIMより小
さい間は、ダイオードD1およびD2が導通していて、
トランジスタTR12のベースにグラウンド電位とほぼ
等しい電位が現われる。そして電流比較回路の出力すな
わちトランジスタTRSのベースには、蓄電池UBの電
圧に近い負の電位が現われる。
【0023】線路LNの負荷が、電流kITが閾値電流
kILIMに等しくなるほど大きいときは、ダイオード
D1が非導通になり、電流比較回路7の入力端子が負に
なる。そのため電流比較回路7の出力すなわちトランジ
スタTRSのベースに、正電圧すなわち交換局のグラウ
ンドレベルに近い電位が現われ、それによりトランジス
タTRSが非導通になる。この状態のもとで、出力端子
1Aの電位は、kIT=kILIMのときの値のまま変
化しない。なぜなら、抵抗RDCの電圧降下が一定だか
らである。それに対して出力端子1Bの電位は、通常は
蓄電池の陰極の電位にほぼ等しい電位にある給電端子1
DがトランジスタTRSが非導通になることにより正の
電位に向って上昇することが可能になるため、正の電位
に向って変化する。
【0024】本発明の1実施例を説明したが、本発明の
技術思想に基づいて多様な変形が可能であることは明ら
かであろう。
【0025】
【発明の効果】本発明の電子加入者インターフェース回
路は、線路電流が所定の値より小さいときは平衡、所定
値に等しくなったときは非平衡な特性を持つように構成
したので、完全に平衡な特性を持つ同種の回路に比べ
て、より少ない回路要素で構成できる。また完全に非平
衡な特性を持つ回路と同じく電流を制限するための電子
スイッチが1つだけで済み、かつ消費電力も同様に小さ
い。このように本発明の電子加入者インターフェース回
路は、平衡回路と非平衡回路の両方の長所を合わせ持
つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加入者インターフェース回路のブロッ
ク線図である。
【図2】図1の回路の電圧対電流特性を示す。
【図3】本発明の加入者インターフェース回路の回路図
である。
【図4】従来の電気機械加入者リンクの等価DC回路を
示す。
【符号の説明】
1 電子加入者インターフェース回路 3 給電ブリッジ回路 4 電流制御回路 5 閾値電流の電流源 7 電流比較回路 LN 線路 U 加入者の端末装置 UB 交換局の蓄電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴァンニ サヴィオッティ イタリア国 20052 モンツァ ミラノ ヴィア テヴェーレ 20 (56)参考文献 特開 昭61−1193(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 19/00 - 19/08 H04Q 3/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換局の蓄電池(UB)の各電極に接続
    された第1の給電端子(1C)及び第2の給電端子(1
    D)と、 電話加入者線路(LN)の各線に接続された第1の出力
    端子(1A)及び第2の出力端子(1B)と、 前記第1の給電端子(1C)と前記第1の出力端子(1
    A)との間に位置する第1の等価抵抗(RP)と、前記
    第2の給電端子(1D)と前記第2の出力端子(1B)
    との間に位置する第2の等価抵抗(RP)とを含み、こ
    れら第1及び第2の等価抵抗(RP)にほぼ等しい抵抗
    値を持たせる回路手段(1)と、 前記電話加入者線路(LN)を流れる電流(IL)を検
    出し、そのトランスバース成分(IT)を取り出す検出
    手段(3)と、 予め設定された大きさの閾値電流(ILIM)を発生さ
    せる閾値電流発生手段(5)と、 前記トランスバース成分(IT)と前記閾値電流(IL
    IM)が等しいときに閾値信号を出力する比較手段
    (7)と、 前記第2の等価抵抗(RP)に直列に接続された電子ス
    イッチを含み、前記線路電流(IL)を前記閾値電流
    (ILIM)の間に制限する電流制限手段(S)とを備
    え、 前記電子スイッチは前記比較手段(7)の出力に接続さ
    れる制御端子を有し、該制御端子に前記閾値信号が現れ
    たときに前記電子スイッチが開くことを特徴とする電子
    インターフェース回路。
  2. 【請求項2】 前記電子スイッチは、前記第2の給電端
    子(1D)に接続されたエミッタ、前記蓄電池(UB)
    に接続されたコレクタ及び前記制御端子として機能する
    ベースを有するトランジスタ(TRS)であり、 該トランジスタ(TRS)は、前記トランスバース成分
    (IT)に比例する電流が、前記閾値電流(ILIM)
    より小さいとき導通するようにバイアスされていること
    を特徴とする請求項1記載の電子インターフェース回
    路。
  3. 【請求項3】 前記回路手段(1)は、 前記加入者線路(LN)に対してブリッジ構成で接続す
    るように設けられ、前記第1及び第2の出力端子(1
    A、1B)に出力端子が接続された一対の演算増幅器
    (OPA、OPB)と、 出力端子が前記一対の演算増幅器の一方(OPA)の入
    力端子に接続され、また入力端子が電圧反転回路(1
    1)を介して演算増幅器の他方(OPB)の入力端子に
    接続された電圧/電流変換回路(9)と、 該電圧/電流変換回路(9)の2つの入力端子間に接続
    された、予め決められた抵抗値の抵抗(RDC)と、 前記検出手段(3)と結合され、前記抵抗(RDC)の
    一方の端子に接続され、前記トランスバース成分(I
    T)に比例する電流(kIT)を流す電流源(4)とを
    有し、 更に前記電流比較手段(7)は、 第1及び第2のダイオード(D1、D)と、変換手段
    (TR12、OP8)とを有し、 前記第1及び第2のダイオード(D1、D)の同じ極
    性の端子が前記閾値電流発生回路(5)に接続され、前
    記第1のダイオード(D1)の他方の端子は前記第1給
    電端子(1C)に、前記第2のダイオード(D)の他
    方の端子は前記抵抗(RDC)の他方の端子にそれぞれ
    接続され、 前記変換手段の入力は、前記第2のダイオード(D
    の他方の端子に接続され、前記変換手段の出力が前記比
    較手段(7)の出力となることを特徴とする請求項1記
    載の電子インターフェース回路。
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