JP2898140B2 - トランジスタブリッジ回路 - Google Patents

トランジスタブリッジ回路

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JP2898140B2
JP2898140B2 JP4056191A JP5619192A JP2898140B2 JP 2898140 B2 JP2898140 B2 JP 2898140B2 JP 4056191 A JP4056191 A JP 4056191A JP 5619192 A JP5619192 A JP 5619192A JP 2898140 B2 JP2898140 B2 JP 2898140B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランジスタブリッジ
回路に関し、例えばモータの正逆転制御回路に好適なト
ランジスタブリッジ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、モータのドライブ回路等にブリ
ッジ回路を用いて、負荷としてのモータを所定の駆動信
号に応じて正逆転駆動させるようにしたものがある。従
来のモータドライブ回路に用いられるトランジスタブリ
ッジ回路として、図3に示されるように、例えばモータ
1を正転させたい場合には、互いに対角位置に接続され
たトランジスタ4と37とをオンし、かつトランジスタ
7と34とをオフして、図示しない電源を供給するよう
にされている。一方モータ1を逆転させたい場合には、
上記したトランジスタのオン・オフ動作を反転してモー
タ1に電源を供給するようにされている。
【0003】そして、これらのトランジスタを作動させ
るために、トランジスタ4及び34を作動させる場合に
あっては、信号発生手段2からのオン・オフ駆動信号に
応じてトランジスタ3及び33がオン・オフするように
されていて、それらトランジスタ3、33のオン・オフ
信号をトランジスタ4、34のベースに供給している。
また、トランジスタ7及び37を作動させる場合にあっ
ては、信号発生手段2からのオン・オフ駆動信号をそれ
ぞれインバータ20、50を介してトランジスタ5、3
5に供給し、トランジスタ6、36をオン・オフするよ
うにされていて、それらのトランジスタ6、36のオン
・オフ信号をトランジスタ7、37のベースに供給して
いる。
【0004】しかしながら、トランジスタ7をオフする
際には、トランジスタ5のオフ動作時間とトランジスタ
6のオフ動作時間とが加算された時間を要することとな
り、この時間遅れによりトランジスタ4がオンした時点
でトランジスタ7がまだオンしている状態が生じる虞が
ある。また、トランジスタ34と37との関係にあって
も同様の不具合が生じる虞があり、それぞれ直列接続さ
れたトランジスタが同時にオンすることにより該トラン
ジスタに大きな短絡電流が流れることが考えられるた
め、この短絡電流を防止し得るトランジスタブリッジ回
路が望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、トランジスタの発
熱を防止し得るトランジスタブリッジ回路を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的は本発明に
よれば、負荷の一方の入力端に電流を供給するための第
1のトランジスタと、前記第1のトランジスタに前記一
方の入力端を介して直列接続された第2のトランジスタ
と、前記負荷の他方の入力端に電流を供給するための第
3のトランジスタと、前記第3のトランジスタに前記他
方の入力端を介して直列接続された第4のトランジスタ
と、前記第1〜第4のトランジスタをオン・オフするた
めに該第1〜第4のトランジスタにそれぞれ所定の駆動
信号を供給する駆動回路とを有し、前記駆動回路が、前
記第3及び第4のトランジスタのオフ動作を迅速化する
クイックオフ回路と、前記第3及び第4のトランジスタ
のオン動作を遅延する遅延回路とを有することを特徴と
するトランジスタブリッジ回路を提供することにより達
成される
【0007】
【作用】このようにすれば、第1のトランジスタがオン
する以前に第3のトランジスタをオフすると共に、第2
のトランジスタがオンする以前に第4のトランジスタを
オフするのみならず、第1のトランジスタがオフした後
に第3のトランジスタがオンすると共に、第2のトラン
ジスタがオフした後に第4のトランジスタがオンするこ
とから、互いに直列接続されたトランジスタが同時にオ
ンすることを防止できる
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0009】図1は、本発明が適用されたモータドライ
ブ回路の概略を示す回路図であり、モータ1を正転・逆
転制御すると共に、PWM制御によりモータトルクを制
御するようにされている。モータ1をPWM制御するた
めのPWM信号並びにオン・オフ制御するための駆動信
号を発生する信号発生手段2からの該PWM信号が供給
される端子P1と、該駆動信号が供給される端子O1と
を入力端とするANDゲート9の出力端には、抵抗10
を介してNPN形のトランジスタ3のベースが接続され
ている。トランジスタ3のエミッタは接地されていると
共に、そのベース−エミッタ間には抵抗11が接続され
ていて、更に、そのコレクタには抵抗12、13を介し
て図示されない電源が接続されている。抵抗12と抵抗
13とのノードには、第1のトランジスタとしてのPN
P形のトランジスタ4のベースが接続されており、その
エミッタには前記した電源が接続されている。トランジ
スタ4のコレクタには、モータ1の一方の端子が接続さ
れていると共に、第3のトランジスタとしてのNPN形
のトランジスタ7のコレクタが接続されている。
【0010】端子O1には、インバータ20を介し、更
に抵抗14を介してNPN形のトランジスタ5のベース
が接続されていると共に、このベースと抵抗14とのノ
ードはコンデンサ22を介して接地されている。トラン
ジスタ5のコレクタには、抵抗15、16を介して前記
電源が接続されると共に、そのエミッタは接地されてい
る。そして、抵抗15、16とのノードには、PNP形
のトランジスタ6のベースが接続されている。トランジ
スタ6のエミッタには、前記した電源が接続されている
と共に、そのコレクタには抵抗29を介して前記したト
ランジスタ7のベースが接続される。そして、トランジ
スタ7のエミッタは接地されていると共に、そのベース
とエミッタとの間には抵抗17が接続されている。
【0011】また、端子O1には、バッファ21を介し
て更に抵抗18を介してNPN形のトランジスタ8のベ
ースが接続されていて、そのコレクタにはトランジスタ
7のベースが接続されている。トランジスタ8のエミッ
タは接地されていると共に、そのベース−エミッタ間に
は抵抗19が接続されている。
【0012】モータ1の図1の右側の回路構成は、上述
した左側の回路構成と同様であるため、右側回路につい
ては左側の回路の符号に30を加算した符号を付与し、
端子P1、O1に対応する符号をP2、O2として付与
しその説明は省略する。尚、各トランジスタ4、7、3
4、37によりトランジスタブリッジ回路構成され、
トランジスタ3が第2のトランジスタとしてトラン
ジスタ37が第4のトランジスタとして設けられている
と共に各トランジスタ4、7、34、37には還流ダ
イオード25〜28がそれぞれ並列に接続されている。
【0013】上記モータのドライブ回路では、端子O1
及びO2にハイレベルの信号が供給された場合に、トラ
ンジスタ8及び38が急速にオンすることによりトラン
ジスタ7のオフ動作を迅速化するクイックオフ回路2
4、54が構成されている。また、端子O1及びO2に
ローレベルの信号が供給された場合に、トランジスタ5
及び35が遅くオンすることによりトランジスタ7及び
37のオン動作を遅延する遅延回路23、53が構成さ
れている。
【0014】このように構成されたモータドライブ回路
の作動要領について説明すると、信号発生手段2から
は、モータ1を正転させる場合には、端子O1にハイレ
ベルの駆動信号を供給すると共に、端子P1に所定のデ
ューティ比でもって信号レベルが反転するPWM信号を
供給し、他の端子O2、P2にはローレベルの信号を供
給するようにされている。これとは逆にモータ1を逆転
させる場合には、各端子O1、O2、P1、P2には前
記した正転時の信号を反転した信号を供給するようにさ
れている。また、モータ1の停止中は、それぞれの端子
にはローレベルの各信号を供給するようにされている。
【0015】先ず、モータ1の駆動要求がなかった場合
について説明すると、信号発生手段2から各端子O1、
O2に対して図3のAに示すようにローレベルの信号が
供給されてるため、ANDゲート9の出力信号はローレ
ベルとなる。このローレベルの信号により、トランジス
タ3はオフし、よってトランジスタ4がオフする。この
場合、インバータ20の出力からはハイレベルの信号が
出力され、このハイレベル信号は抵抗14とコンデンサ
22とで定められる時定数により遅延され、トランジス
タ5のベースに供給される。そして、トランジスタ5が
所定時間経過後にオンし、よってトランジスタ6がオン
する。トランジスタ6のオンによりトランジスタ7のベ
ースに信号が供給されるため、該トランジスタ7はオン
する。また、端子O2、P2にもローレベルの信号が供
給されていることから、トランジスタ34、37は上記
したトランジスタ4、7と同様のオン・オフ動作を行
う。従って、モータ1には電源が供給されないことか
ら、モータ1は停止状態となる。
【0016】次に、モータ1に正転駆動要求が存在した
場合について説明すると、図3のBに示すように、端子
O1にハイレベルの駆動信号が供給されると共に、端子
P1にPWM信号が供給されるため、ANDゲート9の
出力端からはPWM信号と同周期の信号が出力されトラ
ンジスタ3がオンし、よってトランジスタ4もオンす
る。また、端子O1に供給された駆動信号がインバータ
20により反転されてトランジスタ5がオフし、よって
トランジスタ6がオフするため、トランジスタ7のベー
ス電流が断たれる。しかもこの際にはバッファ21を通
過した駆動信号によりトランジスタ8が急速にオンする
ため、トランジスタ7のベース電流がトランジスタ6に
よるベース電流遮断動作よりも若干速く断たれることと
なる。また、端子O2、P2にはローレベルの信号が供
給されていることから、トランジスタ34、37は、そ
れぞれオフ、オンしている。従って、トランジスタ4の
エミッタ−コレクタ、モータ1、トランジスタ37のコ
レクタ−エミッタの順に電流が流れるため、モータ1が
正転する。
【0017】次に、モータ1に逆転駆動要求が存在した
場合について説明すると、図3のCに示すように、端子
O2にハイレベルの信号が供給され、端子P2にPWM
信号が供給されると共に、端子O1、P1にローレベル
の信号が供給されるため、上記した各トランジスタの動
作が反転することからモータ1が逆転する。
【0018】上述の作動からも明らかなように、トラン
ジスタ4がオンする際には、トランジスタ8が急速にオ
ンすることでトランジスタ4のオン動作よりも速くトラ
ンジスタ7をオフすることができ、同様に、トランジス
タ34がオンする際には、該トランジスタ34のオン動
作よりも速くトランジスタ37をオフすることができる
ことから、トランジスタ4とトランジスタ7とが同時に
オンすることがなく、同様にトランジスタ34とトラン
ジスタ37とが同時にオンすることがない。また、トラ
ンジスタ7及び37のオン動作を遅らせることにより、
上記した直列接続されたトランジスタ同士が同時にオン
することがない。従って、直列接続されたトランジスタ
には大きな短絡電流が流れることがない。
【0019】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によるトランジスタブリッジ回路によれば、互いに直
列接続されたトランジスタに短絡電流が流れることを防
止できることから、ブリッジ回路の信頼性が向上し、特
にトランジスタを高速スイッチングすることで負荷に流
れる電力を調整するPWM制御に好適なトランジスタブ
リッジ回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたモータドライブ回路の概略
を示す回路図である。
【図2】図1の回路の各端子に供給される信号に応じた
各トランジスタ及びモータの動作を示すタイミングチャ
ート図である。
【図3】従来のモータドライブ回路の概略を示す回路図
である。
【符号の説明】
1 モータ 2 信号発生回路 3〜8、33〜38 トランジスタ 9、39 ANDゲート 20、50 インバータ 21、51 バッファ 10〜19、40〜49 抵抗 22、52 コンデンサ 23、53 遅延回路 24、54 クイックオフ回路 25〜28 還流ダイオード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷の一方の入力端に電流を供給する
    ための第1のトランジスタと、 前記負荷の他方の入力端に電流を供給するための第2の
    トランジスタと、 前記負荷の一方の入力端をグラウンドに接地するための
    第3のトランジスタと、 前記負荷の他方の入力端をグラウンドに接地するための
    第4のトランジスタと、 前記第1から第4のトランジスタをオン・オフするため
    に該第1から第4のトランジスタにそれぞれ所定の駆動
    信号を供給する駆動回路とを有し、 前記駆動回路が、前記第3及び第4のトランジスタのオ
    フ動作を迅速化するクイックオフ回路と、前記第3及び
    第4のトランジスタのオン動作を遅延する遅延回路と
    有することを特徴とするトランジスタブリッジ回路。
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