JPH0514719Y2 - - Google Patents

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JPH0514719Y2
JPH0514719Y2 JP2045288U JP2045288U JPH0514719Y2 JP H0514719 Y2 JPH0514719 Y2 JP H0514719Y2 JP 2045288 U JP2045288 U JP 2045288U JP 2045288 U JP2045288 U JP 2045288U JP H0514719 Y2 JPH0514719 Y2 JP H0514719Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、正逆転可能な直流モータの駆動回路
に関するもので、特に、回転方向切換時に貫通電
流が流れるのを防止したモータの駆動回路に関す
る。 (ロ) 従来の技術 正逆転可能な直流モータの駆動回路として、特
公昭58−144592号公報に記載されているものが知
られている。前記従来のモータの駆動回路は、第
2図に示す如く、正転(正方向回転)用の第1及
び第2出力トランジスタ1及び2と、該第1及び
第2出力トランジスタ1及び2を駆動する第1駆
動トランジスタ3と、逆転(逆方向回転)用の第
3及び第4出力トランジスタ4及び5と、該第3
及び第4出力トランジスタ4及び5を駆動する第
2駆動トランジスタ6と、前記第1駆動トランジ
スタ3のベースに接続された第1コンデンサ7
と、前記第2駆動トランジスタ6のベースに接続
された第2コンデンサ8と前記第2駆動トランジ
スタ9のベースにコレクタが接続された反転トラ
ンジスタ9とを備える。いま、入力端子10に
「H」レベルの入力信号が印加されたとすれば、
第1駆動トランジスタ3が導通し、第1及び第2
出力トランジスタ1及び2を駆動する。その為、
電源(+VCC)から第1出力トランジスタ1のエ
ミツタ・コレクタ路、モータ11、第2出力トラ
ンジスタ2のコレクタ・エミツタ路を介してアー
スに電流が流れ、前記モータ11が正転する。そ
の時、前記正の入力信号に応じて、反転トランジ
スタ9が導通する為、第2駆動トランジスタ6が
非導通となり、第3及び第4出力トランジスタ4
及び5も非導通となる。また、入力端子10に
「L」レベルの入力信号が印加されると、反転ト
ランジスタ9が非導通となり、第2駆動トランジ
スタ6が導通する。その為、第3及び第4出力ト
ランジスタ4及び5が導通し、電源(+VCC)か
ら第3出力トランジスタ4のエミツタ・コレクタ
路、モータ11、第4トランジスタ5のコレク
タ・エミツタ路を介してアースに電流が流れ、前
記モータ11が逆転する。その時、前記負の入力
信号に応じて第1駆動トランジスタ3が非導通に
なる為、第1及び第2出力トランジスタ1及び2
も非導通になる。従つて、第2図の駆動回路を用
いれば、モータ11の正逆転を行なうことが出来
る。 ところで、第2図の駆動回路においては、第1
及び第2コンデンサ7及び8が設けられており、
貫通電流が流れるのを防止している。すなわち、
もし第1及び第2コンデンサ7及び8が存在しな
いと、入力信号が「H」から「L」に、又は
「L」から「H」に変化するとき、第1及び第4
出力トランジスタ1及び5又は第2及び第3トラ
ンジスタ2及び4が同時導通状態を呈し、大きな
貫通電流が流れ、第1乃至第4出力トランジスタ
1乃至5の破壊や、前記貫通電流が流れることに
より電源ラインが不安定になり、マイクロコンピ
ユータ等の他の機器に悪影響を及ぼすという問題
があつた。それに対し、第2図の如く、第1及び
第2コンデンサ7及び8を設けると、切換時に遅
延が生じ、貫通電流が流れるのを防止し得る。す
なわち、入力信号を「H」から「L」に切換えた
とすれば、第1駆動トランジスタ3は導通状態か
ら非導通になるが、第2コンデンサ8が抵抗12
によつて所定レベルに充電される迄、第2駆動ト
ランジスタ6が導通せず、貫通電流が流れるのを
防止出来る。同様に、入力信号が「L」から
「H」に切換えられる場合にも、第1コンデンサ
7が所定レベルに充電される迄第1駆動トランジ
スタ3が導通せず、貫通電流が流れない。 (ハ) 考案が解決しようとする課題 しかしながら、モータの駆動回路をIC(集積回
路)化する場合、第1及び第2コンデンサ7及び
8をIC内に形成することが出来ないので、前記
ICの外付ピン数の増加や外付素子数の増加を招
くという問題があつた。従つて、本考案の課題
は、IC化に適した貫通電流防止回路を有する正
逆転可能なモータの駆動回路を提供する点にあ
る。 (ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、正
転用の第1電流ミラー回路と、逆転用の第2電流
ミラー回路と、前記第1電流ミラー回路の出力電
流に応じて動作する第1駆動トランジスタと、前
記第2電流ミラー回路の出力電流に応じて動作す
る第2駆動トランジスタと、前記第1及び第2駆
動トランジスタによつてそれぞれ駆動される出力
トランジスタと、前記第1電流ミラー回路の出力
電流により駆動される第1禁止回路と、前記第2
電流ミラー回路の出力電流により駆動される第2
禁止回路とを備える点を特徴とする。また、第1
及び第2電流ミラー回路をそれぞれ入力用の第1
トランジスタと出力用の第2及び第3トランジス
タによつて構成し、第2トランジスタにより駆動
トランジスタを、第3トランジスタにより禁止回
路をそれぞれ駆動する点を特徴とする。 (ホ) 作用 本考案に依れば、回転方向切換時に第1電流ミ
ラー回路の遅延を利用して第1禁止回路の禁止状
態を維持し、第2電流ミラー回路の遅延を利用し
て第2禁止回路の禁止状態を維持することが出来
るので、出力トランジスタが同時に導通状態とな
るのを防止出来、貫通電流が流れるのを防止出来
る。 (ヘ) 実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で、
13は「H」又は「L」の入力信号が印加される
入力端子、14は「H」の入力信号に応じてオン
する第1入力トランジスタ、15は第1乃至第3
トランジスタ16乃至18から成り、前記第1入
力トランジスタ14のコレクタ電流を反転する第
1電流ミラー回路、19は第1及び第2ダイオー
ド20及び21とツエナーダイオード22とから
成り、前記第2トランジスタ17のコレクタ電流
に応じて定電圧を発生する定電圧回路、23は該
定電圧回路19からの定電圧に応じて動作する第
1駆動トランジスタ、24及び25は該第1駆動
トランジスタ23により駆動される第1及び第2
出力トランジスタ、26は「H」の入力信号に応
じてオンする反転トランジスタ、27は該反転ト
ランジスタ26がオンのときオフし、オフのとき
オンする第2入力トランジスタ、28は第4乃至
第6トランジスタ29乃至31から成り、前記第
2入力トランジスタ27のコレクタ電流を反転す
る第2電流ミラー回路、32は第3及び第4ダイ
オード33及び34と第2ツエナーダイオード3
5とから成る第2定電圧回路、36は第2駆動ト
ランジスタ、37及び38は該第2駆動トランジ
スタ36によつて駆動される第3及び第4出力ト
ランジスタ、39は第1及び第2出力トランジス
タ24及び25により正方向に、第3及び第4出
力トランジスタ37及び38により逆方向に回転
駆動されるモータ、40は第1電流ミラー回路
5を構成する第3トランジスタ18のコレクタ電
流に応じて第2駆動トランジスタ36をオフにす
る第1禁止トランジスタ、及び41は第2電流ミ
ラー回路28を構成する第6トランジスタ31の
コレクタ電流に応じて第1駆動トランジスタ23
をオフにする第2禁止トランジスタである。 いま、入力端子13に「H」の入力信号が印加
されているとすれば、第1入力トランジスタ14
がオンし、第1電流ミラー回路15の第2トラン
ジスタ17のコレクタ電流に応じて第1駆動トラ
ンジスタ23がオンする。その為、第1及び第2
出力トランジスタ24及び25もオンし、モータ
39は正転する。その時、「H」の入力信号に応
じて反転トランジスタ26がオンするので、第2
入力トランジスタ27がオフし、第2電流ミラー
回路28、第2駆動トランジスタ36、第3及び
第4出力トランジスタ37及び38の動作は停止
する。また、第1電流ミラー回路15の第3トラ
ンジスタ18のコレクタ電流に応じて、第1禁止
トランジスタ40がオンしている。 その状態で入力信号を「H」から「L」に切換
えると、直ちに第1入力トランジスタ14及び反
転トランジスタ26がオフし、第2入力トランジ
スタ27がオンする。その場合、第1電流ミラー
回路15が不動作状態になろうとするが、PNP
型の第1乃至第3トランジスタ16乃至18がベ
ース電荷蓄積効果によりオフにならないので、前
記第1電流ミラー回路15は、しばらくの間動作
状態を維持する。その為、第1禁止トランジスタ
40もオン状態を維持し、第2駆動トランジスタ
36は第2入力トランジスタ27がオンになるに
も関わらず、オフ状態に維持される。一方、第2
入力トランジスタ27のオンに応じて第2電流ミ
ラー回路28が動作すると、その第6トランジス
タ31のコレクタ電流に応じて第2禁止トランジ
スタ41がオンし、第1駆動トランジスタ23の
ベースをアースするので、前記第1駆動トランジ
スタ23がオフになり、第1及び第2出力トラン
ジスタ24及び25もオフになる。従つて、入力
信号が「H」から「L」に切換えられた直後に
は、第1乃至第4出力トランジスタ24乃至38
がすべてオフし、モータ39への通電が行なわれ
ないとともに、貫通電流が流れるのを防止する。 時間の経過につれて、第1電流ミラー回路15
を構成する第1乃至第3トランジスタ16乃至1
8のベースに蓄積された電荷が放電し、それに応
じて第3トランジスタ18のコレクタ電流か減少
する。前記第3トランジスタ18のコレクタ電流
が所定値迄減少すると、第1禁止トランジスタ4
0がオフし、第2駆動トランジスタ36の禁止が
解除される。その為、前記第2駆動トランジスタ
36がオンし、第3及び第4トランジスタ37及
び38がオンしてモータ39の逆転が行なわれ
る。その時、第2禁止トランジスタ41はオン状
態を維持するので、第1駆動トランジスタ23と
第1及び第2出力トランジスタ24及び25がオ
ンすることは無い。尚、入力信号が「L」から
「H」に切換えられる場合も同様の動作が行なわ
れる。 (ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、正逆転可能
なモータを駆動するに際し、貫通電流が流れるの
を防止出来るので、出力トランジスタの破壊や電
源への悪影響を防止することが出来る。特に、格
別のコンデンサ等を用いること無く、前記貫通電
流が流れるのを防止し得るので、IC化に適した
モータの駆動回路を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図、及
び第2図は従来のモータの駆動回路を示す回路図
である。 14,27……入力トランジスタ、1528
……電流ミラー回路、1932……定電圧回
路、23,36……駆動トランジスタ、24,2
5,37,38……出力トランジスタ、40,4
1……禁止トランジスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 正逆転可能なモータの駆動回路であつて、互
    いに逆相の入力信号に応じて動作する第1及び
    第2入力回路と、該第1入力回路の出力電流に
    応じた出力電流を発生する第1電流ミラー回路
    と、該第1電流ミラー回路の出力電流に応じて
    動作する第1駆動トランジスタと、該第1駆動
    トランジスタによつて駆動される正転用出力ト
    ランジスタと、前記第1電流ミラー回路の出力
    電流に応じて動作する第1禁止回路と、前記第
    2入力回路の出力電流に応じた出力電流を発生
    する第2電流ミラー回路と、該第2電流ミラー
    回路の出力電流に応じて動作する第2駆動トラ
    ンジスタと、該第2駆動トランジスタによつて
    駆動される逆転用出力トランジスタと、前記第
    2電流ミラー回路の出力電流に応じて動作する
    第2禁止回路とから成り、前記第1禁止回路に
    より前記第2駆動トランジスタの動作を禁止す
    るとともに、前記第2禁止回路により前記第1
    駆動トランジスタの動作を禁止する様にしたこ
    とを特徴とするモータの駆動回路。 (2) 第1及び第2電流ミラー回路は、それぞれ入
    力用の第1トランジスタと出力用の第2及び第
    3トランジスタとを備え、前記第2トランジス
    タの出力電流により第1及び第2駆動トランジ
    スタを駆動し、前記第3トランジスタの出力電
    流により第1及び第2禁止回路を駆動する様に
    したことを特徴とする請求項第1項記載のモー
    タの駆動回路。 (3) 正転用出力トランジスタは、モータに駆動電
    流を供給する第1出力トランジスタと、モータ
    から駆動電流を吸引する第2出力トランジスタ
    とから成り、前記第1及び第2出力トランジス
    タは、前記第1駆動トランジスタにより同時に
    駆動されることを特徴とする請求項第1項記載
    のモータの駆動回路。 (4) 第1電流ミラー回路の第2トランジスタの出
    力電流は、定電圧素子に供給され、前記定電圧
    素子の端子電圧が第1駆動トランジスタのベー
    スに印加されることを特徴とする請求項第2項
    記載のモータの駆動回路。 (5) 第1禁止回路は、第1電流ミラー回路の第3
    トランジスタの出力電流が供給されるトランジ
    スタを有し、該トランジスタのコレクタが第2
    駆動トランジスタのベースに、エミツタがアー
    スにそれぞれ接続されることを特徴とする請求
    項第2項記載のモータの駆動回路。
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