JP2970054B2 - Dc−dcコンバータ - Google Patents

Dc−dcコンバータ

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JP2970054B2
JP2970054B2 JP13089491A JP13089491A JP2970054B2 JP 2970054 B2 JP2970054 B2 JP 2970054B2 JP 13089491 A JP13089491 A JP 13089491A JP 13089491 A JP13089491 A JP 13089491A JP 2970054 B2 JP2970054 B2 JP 2970054B2
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信孝 長井
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  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はDC−DCコンバータに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のDC−DCコンバータは、例えば
図5に示されるように、電源+Vに5Vを印加したとき
に出力+Voutに+10V程度の電圧が出力される倍
電圧回路の場合には、発振器と電圧レベル変換器及び各
電源を保護する電源保護ダイオード8を有している。
【0003】次に図5に示された回路の動作について説
明する。例えば倍電圧回路図5の場合には、電源電圧+
Vを印加すると、初めは発振回路及び電圧レベル変換器
はまだ動いていないので、出力電圧+Voutは+Vo
utと+V間に構成されている電源保護ダイオードのた
めに電源電圧+Vよりダイオード1個分のVf(順方向
バイアス約0.6V)だけ低い電圧となる(図6A−B
区間参照)。
【0004】その後電源電圧+Vの上昇がある電圧を越
えると発振回路及び電圧レベル変換器が動きだし(図6
B点)、出力電圧+Voutは電源電圧の約2倍とな
る。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のDC−DCコンバータでは、図6のA〜B区間に示
す様に、正常動作時(Vout>+V>GND)と異な
り、各電圧の関係が+V(電源電圧)>Vout(出力
電圧)>GNDとなるために、内部に構成されている電
源ダイオード8が順方向にバイアスされ、その結果電流
が流れ回路が誤動作する可能性がある。この回路を同一
半導体基板上に形成しようとした場合にはこの電圧の関
係よりもしVoutをSub電位としたならラッチアッ
プが生じDC−DCコンバータが動作しなくなる可能性
があった。
【0006】また、外部にDC−DCコンバータ出力の
電圧を供給している場合には、DC−DCコンバータの
電圧が印加されていない時にDC−DCコンバータの出
力端子に逆の極性または低い電圧が印加された場合に、
DC−DCコンバータが立ち上がりにくくなり、最悪の
場合には動かなくなるという課題があった。
【0007】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記課題を解決することを可能とした新規なDC−
DCコンバータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係るDC−DCコンバータは、出力端子と
電源間にトランジスタを有しDC−DCコンバータが動
きだす前はトランジスタを“オン”にして電源と出力端
子をショートさせ動作後はトランジスタを“オフ”にし
て出力電圧と電源間をオープンにするように電源−出力
端子間のトランジスタを制御する制御回路を備えて構成
される。
【0009】
【実施例】次に本発明をその好ましい一実施例について
図面を参照して具体的に説明する。
【0010】図1は本発明による第1の実施例を示す回
路構成図である。
【0011】図1を参照するに、正の倍電圧回路である
DC−DCコンバータ1の出力端子+Voutと電源+
V間にPchMOSトランジスタ6が接続され、そのゲ
ートは2kΩ程度のプルアップ抵抗(Rp)4を通して
出力端子+Voutに接続されると共に、NchMOS
トランジスタ7を通してGNDへ接続されている。
【0012】このNchMOSトランジスタ7のゲート
は、パワーオンリセット回路に接続されている。本実施
例においては、このパワーオンリセット回路は抵抗2、
コンデンサ3及びシュミット回路5により構成されてい
る。
【0013】また、出力端子、各電源端子間には電源保
護ダイオード8が接続されている。
【0014】次に第1の実施例による回路の動作につい
て説明する。
【0015】電源が投入されると抵抗2とコンデンサ3
の時定数によって電源が立ち上がっていくある電圧まで
はシュミット回路5がセットされ、シュミット回路の出
力は“H”レベルとなる。
【0016】シュミット回路5の出力が“H”レベルの
場合には、NchMOSトランジスタ7は“オン”状態
になり、その結果、PchMOSトランジスタ6のゲー
トにはGND電位が印加され、“オン”状態となり、出
力電圧+Voutと電源電圧+Vは同電位となる(図2
A〜B点参照)。
【0017】電源が立ち上がり、シュミット回路5がリ
セットされる状態まで電源電圧+Vが立ち上がると、シ
ュミット回路5の出力は“L”レベルとなり、NchM
OSトランジスタ7は“オフ”となり、PchMOSト
ランジスタ6のゲート電圧は+Vout電位となり、P
chMOSトランジスタ6は“オフ”となる。するとD
C−DCコンデンサ1が動き出し、電源電圧+Vout
電位は急激に上昇し、PchMOSトランジスタ6は完
全に“オフ”となる。(図2B点〜)図3は本発明によ
る第2の実施例を示す回路構成図である。
【0018】第3を参照するに、負の倍電圧回路である
DC−DCコンバータ1の出力電圧端子Voutと電源
GND間にNchMOSトランジスタ9が接続され、そ
のゲートは2kΩ程度のプルダウン抵抗(Rp)11を
通して出力端子−Voutに接続されると共にNchM
OSトランジスタ10を通して電源+Vに接続されてい
る。
【0019】NchMOSトランジスタ10のゲートは
前記第1の実施例と同様のパワーオンリセット回路に接
続されている。即ち、本実施例では抵抗2、コンデンサ
3及びシュミット回路5を用いてパワーオンリセット回
路を構成している。
【0020】動作については、前記第1の実施例の出力
電圧が負に出るのみであり、他の基本的な動作は第1の
実施例と同じである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
DC−DCコンバータの出力端子と電源端子間にトラン
ジスタを接続し、DC−DCコンバータの動作前後でこ
のトランジスタを“オン”、又は“オフ”する様にした
ので、電源投入直後DC−DCコンバータが動作してい
ない間においては出力電圧の電圧が電源電圧となってお
り、安定しているため(図2、図4参照)にDC−DC
コンバータから電圧を供給される回路及びDC−DCコ
ンバータ自体の誤動作を防ぐという効果が得られる。
【0022】また本発明によれば、DC−DCコンバー
タを半導体基板上に構成し、SUB電位をDC−DCコ
ンバータ出力電圧としたときに、従来と異なり、DC−
DCコンバータ動作前の出力電圧は電源電圧より低くな
ることはないために、ラッチアップ等の誤動作を防ぐこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るDC−DCコンバータの第1の実
施例を示す回路構成図である。
【図2】図1に示した回路に電源+Vを投入した直後の
出力電圧、各電源の波形図である。
【図3】本発明に係るDC−DCコンバータの第2の実
施例を示す回路構成図である。
【図4】図3に示した回路に電源を投入した直後の出力
電圧、各電源の波形図である。
【図5】従来のDC−DCコンバータの回路図である。
【図6】従来のDC−DCコンバータの出力電圧、各電
源の波形図である。
【符号の説明】
1…DC−DCコンバータ 2…抵抗 3…コンデンサ 4…プルアップ抵抗 5…シュミット回路 6…PchMOSトランジスタ 7…NchMOSトランジスタ 8…電源ダイオード 9…NchMOSトランジスタ 10…NchMOSトランジスタ 11…プルダウン抵抗

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力端子と電源間にトランジスタを有
    し、DC−DCコンバータが動く前は前記トランジスタ
    を“オン”にして電源と出力端子とをショートさせ動作
    後は前記トランジスタを“オフ”にして電源と出力端子
    をオープンにするように電源−出力端子間の前記トラン
    ジスタを制御する制御回路を有することを特徴としたD
    C−DCコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記制御回路を、抵抗とコンデンサとシ
    ュミット回路により形成されたパワーオンリセット回路
    により構成したことを更に特徴とする請求項1に記載の
    DC−DCコンバータ。
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