JPH06113526A - 過電流制限回路 - Google Patents

過電流制限回路

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JPH06113526A
JPH06113526A JP4045360A JP4536092A JPH06113526A JP H06113526 A JPH06113526 A JP H06113526A JP 4045360 A JP4045360 A JP 4045360A JP 4536092 A JP4536092 A JP 4536092A JP H06113526 A JPH06113526 A JP H06113526A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実装面積を縮小し、コストを安くする過電流
制限回路を提供する。 【構成】 ある周波数でスイツチングさせた電流を検出
する場合、検出抵抗R1に発生する電圧に、ノイズ等に
よりサージ電圧が発生する可能性があるから、そのサー
ジ電圧が発生する期間をマスクするマスク回路12を設
け、RCフイルタ回路をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、過電流制限回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、負荷に過電流が流れることに
よるスイツチング素子の破壊を防止するために、過電流
制限回路を設け、一定値の電流以上の電流が流れないよ
うにする。図3に過電流制限回路を設けた一例を示す。
【0003】しかしながら、図3において、パワーMO
S型電界効果形トランジスタ(以下、パワーMOSFE
Tという)Q1のON時には、ノイズ等によるサージ電
圧が、コンパレータC2の+入力に発生し、サージ電圧
を検出して誤動作する。
【0004】なお、図3において、1は直流電流、2は
トランス、OSCは発振器、Vrefは基準電圧、Gは
パワーMOSFETQ1のゲート、Dは同じくドレイ
ン、S1は同じくソース、C1,C2はコンパレータを
示す。また、3はフリツプフロツプ回路を示し、そのR
はリセツト入力を、そのSはセツト入力を、そのQは出
力を示す。さらに、F/Bはフイードバツク電圧を示
す。そして、図4は、その誤動作している過電流制限時
タイミングチヤートを示す。
【0005】そこで、従来では、図5に示すように、パ
ワーMOSFETQ1のドレイン電流、もしくは、図6
に示すように、センス端子付FETQ2のドレイン電流
は、抵抗R1に発生する電圧信号としてコンパレータC
2の+側に入力される。この検出電圧が抵抗R2および
コンデンサCのRCフイルタ回路6を通してコンパレー
タC2の基準電圧Vrefを超えると、コンパレータC
2の出力はHighとなり、フリツプフロツプ出力Qを
Highにセツトし、コンパレータC1の発振器出力
(OSC)とフイードバツク電圧(F/B)を比較して
出力される制御信号を遮断する。図7は、過電流制限時
タイミングチヤートを示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、パワーMOSFETQ1およびセンス端子付FET
Q2が、制御電圧によりON/OFFする際に、ノイズ
等によりサージ電圧が検出電圧に発生し、過電流制限回
路が誤動作する問題があるため、抵抗R2およびコンデ
ンサCによるフイルタ回路11が必要であつた。
【0007】しかし、RCフィルタ回路は、発振周波数
(例えば100KHz→10μs)に対してのローパス
フィルタであり、C,Rの時定数が大きくなり、特にコ
ンデンサC等の容量が大きくなり、その実装面積が大と
なる欠点があった。また、コスト的にも高価についた。
【0008】本発明は、上記に鑑み、実装面積を縮小で
き、コスト的にも安価にできる過電流制限回路の提供を
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1,2の如く過電流による素子の保護手段とし
て、パワーMOSFETのソース側に直列に過電流制限
用抵抗R1を接続し、パワーMOSFETに流れる電流
を、抵抗R1に発生する電圧で検出し、パワーMOSF
ETに一定の電流以上流れないように動作させる過電流
制限回路、若しくは過電流による素子の保護手段とし
て、パワーMOSFETに流れる電流の1/nの電流が
検出可能な端子を有するセンス端子付FETQ2に抵抗
R1を接続し、抵抗R1に発生する電圧を検出し、セン
ス端子付FETに一定の電流以上流れないように動作す
る過電流制限回路において、上記二通りのいづれの場合
も、前記電圧検出時に、前記抵抗R1にノイズ等により
サージ電圧が発生する期間をマスクするマスク回路12
が設けられたものである。
【0010】
【作用】上記課題解決手段において、ある周波数でスイ
ツチングさせた電流を検出する場合において、検出する
抵抗R1に発生する電圧に、ノイズ等によりサージ電圧
が発生し、過電流制限回路が誤動作するため、従来は、
抵抗R2とコンデンサCによりフイルタ回路を追加して
検出をするが、これに代わり、ノイズ等によりサージ電
圧が発生する期間をマスクするマスク回路12を設ける
ことにより、抵抗R2、コンデンサCのフイルタ回路を
必要としないで過電流制限が行なうことができる。
【0011】したがって、RCフィルタ回路を設けるよ
りも、その実装面積を小にし、また、コスト的にも安価
にできる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1,2に基づい
て説明する。図1は本発明による具体的な回路を示す。
図2は過電流制限時タイミングチヤートである。
【0013】図示の如く、本実施例の過電流制限回路
は、パワーMOSFETQ1のソースS1側に直列に過
電流制限用抵抗R1を接続し、パワーMOSFETQ1
に流れる電流を、抵抗R1に発生する電圧で検出し、パ
ワーMOSFETQ1に一定の電流以上流れないように
動作させている。
【0014】そして、抵抗R1に発生する電圧信号は、
コンパレータC2の+側に入力される。この検出電圧が
コンパレータC2の基準電圧Vrefを超えると、コン
パレータC2の出力はHighとなるように制御され
る。
【0015】一方、コンパレータC1は、発振器の出力
(OSC)とフイードバツク電圧(F/B)とを比較し
て、制御信号を出力する。
【0016】この出力された制御信号は、マスク回路と
しての遅延回路12によりある期間遅らせ、その出力と
コンパレータC2の出力が、AND回路14に接続され
る。
【0017】前記遅延回路12は、NOT回路15、抵
抗R3、コンデンサC3およびダイオード18が、集積
したものである。
【0018】そして、AND回路14の出力がフリツプ
フロツプのS端子に入力される。その結果、コンパレー
タC2の+入力のノイズ等によるサージ電圧が発生する
期間をマスクすることが可能となる。このマスク回路と
しての遅延回路12は、オン時間(500ns)、オフ
時間(500ns)を遅延させるためだけにあるため、
C3,R3の時定数も小さくなる。したがって、IC化
した場合に、従来のRCフィルタ回路よりも顕著に、コ
スト、実装面積を縮小できる。
【0019】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、パ
ワーMOSFETを、パワーMOSFETに流れる電流
の1/nの電流が検出可能な端子を有するセンス端子付
FETに置き換えても同じ結果となる。また、マスク部
分を作る他の回路があることはいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、パワーMOSFET及びセンス端子付FETが
ONする際に、ノイズ等によりサージ電圧が発生して
も、その期間にマスクする回路が設けられているため、
抵抗およびコンデンサによるフイルタ回路を必要とする
ことがなく、コスト及び実装面積の縮小ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例による過電流制限回路
【図2】本発明実施例による過電流制限時タイミングチ
ヤート
【図3】従来の抵抗、コンデンサによるRCフイルタ回
路のない過電流制限回路
【図4】パワーMOSFET及びセンス端子付FETが
ONする際にノイズ等によりサージ電圧が発生し、誤動
作をしている過電流制限タイミングチヤート
【図5】パワーMOSFET使用による過電流制限回路
【図6】センス端子付FET使用による過電流制限回路
【図7】従来技術による過電流制限時タイミングチヤー
【符号の説明】
1 直流電流 2 トランス 12 遅延回路(マスク回路) OSC 発振器 Vref 基準電圧 CS カレント・センス G ゲート D ドレイン S1 ソース C1,2 コンパレータ Q1 パワーMOSFET Q2 センス端子付FET C コンデンサ R1,2 抵抗 R フリツプフロツプリセツト入力 S フリツプフロツプセツト入力 Q フリツプフロツプ出力 F/B フイードバツク電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 3/28 C 8726−5H 7/48 Z 9181−5H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイツチング素子に直列に過電流制限用
    抵抗を接続し、前記スイツチング素子に流れる電流を、
    抵抗に発生する電圧で検出し、スイツチング素子に一定
    の電流以上流れないように動作させる過電流制限回路に
    おいて、前記電圧検出時に、前記抵抗にノイズ等により
    サージ電圧が発生する期間をマスクするマスク回路が設
    けられたことを特徴とする過電流制限回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスイツチング素子は、パ
    ワーMOS型電界効果形トランジスタであることを特徴
    とする過電流制限回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスイツチング素子は、パ
    ワーMOS型電界効果形トランジスタに流れる電流の1
    /nの電流が検出可能な端子を有するセンス端子付電界
    効果形トランジスタであることを特徴とする過電流制限
    回路。
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JP2004312924A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Mitsubishi Electric Corp 半導体デバイスの駆動回路
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JPS6086083U (ja) * 1983-11-18 1985-06-13 三洋電機株式会社 モ−タの速度検出装置

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