JP2523911Y2 - ディスクホルダー - Google Patents

ディスクホルダー

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JP2523911Y2
JP2523911Y2 JP1991006191U JP619191U JP2523911Y2 JP 2523911 Y2 JP2523911 Y2 JP 2523911Y2 JP 1991006191 U JP1991006191 U JP 1991006191U JP 619191 U JP619191 U JP 619191U JP 2523911 Y2 JP2523911 Y2 JP 2523911Y2
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JP
Japan
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disk
holder
dust
ridge
present
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JP1991006191U
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JPH0497647U (ja
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清 大滝
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清 大滝
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はディスクホルダー、特に
メディアの一種として使用されるガラス製ディスクの加
工、製造装置にあって、対象となるディスクのホルダー
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ガラス製のメディア用ディス
クを製造、加工する時に、原料となる素材ワークを多く
の場合は真空チャックを利用したホルダーで保持し、回
転させて素材ワークの周縁にグラインダを当て、研削、
研磨を行う。
【0003】この製造、加工工程におけるホルダーは図
2に示されるようになっており、真空ポンプ(図示せ
ず)と連通される第一のホルダー1と、その第一のホル
ダー1に対して接離する第二のホルダー2とから構成さ
れ、その第一及び第二のホルダー1、2間にローディン
グされた素材ワークを挟持することとなる。
【0004】また、前記した第一及び第二のホルダー
1、2の素材ワークとの当接面は平滑面として形成され
ている。そのために、素材ワークを挟持した時、塵埃が
存在すると、その塵埃が素材ワークの面に押し付けら
れ、クモの巣状のひび、いわゆるカンが発生してしま
い、素材ワークを損傷してしまうこととなっていた。
【0005】
【考案の目的】そこで、本考案は、上記した従来の問題
点に着目してなされたもので、かかる問題点を解消し、
仮に塵埃が存在していたとしても、いわゆるカンの発生
してしまう虞がなく、無駄なく素材ワークを製品化する
ことができるようにしたディスクホルダーを提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案にかかるディスクホルダーは、ガラス製の
ディア用ディスクの加工装置にあって、対象となる前記
ディスクを挟持する一対のホルダーのディスクとの当接
面に環状の突条を複数本、形成してあるディスクホルダ
ーにおいて、その突条は断面を略山形として同心円状に
配置してあり、その突条の先端は相互に突き合わされる
ことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記した構成としたことにより、仮に塵埃が存
在していたとしても、その塵埃は環状の突条に沿って逃
がされることとなり、各突条間に送られて、挟持される
素材ワークの面とその塵埃が接触することがなくなるた
め、塵埃を原因とするカンが発生することがなくなるの
である。
【0008】
【実施例】次ぎに、本考案の実施の一例を図面を参照し
て説明する。図1は、本考案を実施したディスクホルダ
ーの断面図である。
【0009】この図1にあって、11、12は作用的に
従来例と同様の第一及び第二のディスクホルダーを示し
ている。この第一及び第二のディスクホルダー11、1
2の素材ワーク13との当接面には周縁から順次所定の
間隔を隔てて環状の突条14、14が一体に形成されて
いる。
【0010】 この突条14は断面を略山形に形成さ
れ、その高さは約0.3mmとなっているもので、第一
のディスクホルダー11と第二のディスクホルダー12
における突条14、14は、その先端が突き合わされる
ように位置どりされている。即ち、素材ワーク13は突
条14、14の先端間に挟持されるようになっている。
そしてこの突条14、14…は同心円状に配されてい
る。
【0011】本実施例は上記したように構成されてい
る。そのため、第一及び第二のディスクホルダー11、
12と素材ワーク13間に塵埃が存在していたとして
も、その塵埃は、特に回転に伴って突条14を伝って、
その突条14、14の間の位置へ逃がされる。逃がされ
た塵埃は突条14がスペーサとなって素材ワーク13と
は接触することがなくなるので、塵埃を原因とする、い
わゆるカンは発生する虞がなくなり、効率よく素材ワー
ク13をディスクとして製品化することができる。
【0012】
【考案の効果】上述したように、本考案にかかるディス
クホルダーによると、環状の突条を形成したことによ
り、塵埃を原因とする、いわゆるカンの発生を未然に防
止することができ、無駄なく素材ワークをディスクとし
て製品化することができる。そして、突条を断面略山形
としたことにより、ワークとの接触部分も少なくなり、
ワーク表面の損傷も少なくでき、しかも突条の先端を突
き合わすことで保持力も弱まってしまう虞もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施したディスクホルダーの断面図で
ある。
【図2】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 第一のディスクホルダー 12 第二のディスクホルダー 13 素材ワーク 14 環状の突条

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス製のメディア用ディスクの加工装置
    にあって、対象となる前記ディスクを挟持する一対の
    ルダーのディスクとの当接面に環状の突条を複数本、
    成してあるディスクホルダーにおいて、その突条は断面
    を略山形として同心円状に配置してあり、その突条の先
    端は相互に突き合わされることを特徴とするディスクホ
    ルダー。
JP1991006191U 1991-01-22 1991-01-22 ディスクホルダー Expired - Lifetime JP2523911Y2 (ja)

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JPH0497647U JPH0497647U (ja) 1992-08-24
JP2523911Y2 true JP2523911Y2 (ja) 1997-01-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63154233A (ja) * 1986-12-17 1988-06-27 Murata Mach Ltd ワ−ク送り装置
JPH0256557U (ja) * 1988-10-14 1990-04-24
JP3075964U (ja) * 2000-07-21 2001-03-16 一夫 清水 空気駆動方式の遊具

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JPH0497647U (ja) 1992-08-24

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