JP2000198055A - 枚葉式研磨機 - Google Patents

枚葉式研磨機

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Publication number
JP2000198055A
JP2000198055A JP191799A JP191799A JP2000198055A JP 2000198055 A JP2000198055 A JP 2000198055A JP 191799 A JP191799 A JP 191799A JP 191799 A JP191799 A JP 191799A JP 2000198055 A JP2000198055 A JP 2000198055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
faces
outer peripheral
polishing pads
polishing
Prior art date
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Pending
Application number
JP191799A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Kawai
孝昭 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
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Publication of JP2000198055A publication Critical patent/JP2000198055A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨パッドの外周部を均一かつ適正な角度の
傾斜面に容易に成形でき、研磨時における研磨パッド間
への板状ワークの円滑な進入を可能とする。 【解決手段】 定盤1A,1Bの対向面の外周部に、所
定角度で面取りされた傾斜する案内面13を形成すると
ともに、研磨パッド2の外周部を、定盤1A,1Bの案
内面13に連続する傾斜面22に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は枚葉式研磨機に関
し、特に板状ワークがこれを挟持する研磨パッド間へ円
滑に進入するようにした研磨機の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3〜図5に従来の枚葉式研磨機の一例
を示す。各図において、円形の定盤1A,1Bが所定の
間隙で対向して設けられており、各定盤1A,1Bは中
心の回転軸11,12に支持されて図3の矢印で示すよ
うに同方向へ回転している。定盤1A,1Bの対向面に
は凹状となった内周部(図4)を除いて研磨パッド2が
接合されており、研磨パッド2間にガラス基板等の円環
状の板状ワークWがその略上半部を挟持されている。上
記板状ワークWは外周を二ヶ所でローラ31,32(図
5)によって支持されており、定盤1A,1Bの回転方
向とは反対方向へ図3の矢印のように回転させられて、
板状ワークWの板面が順次研磨パッド2間に進入する。
これにより、研磨パッド2が板状ワークWの板面各部を
交差方向へ相対移動してワーク板面が均一に研磨され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、板状ワーク
Wが研磨パッド2の間に進入する際の抵抗を軽減して円
滑な進入を可能とするために従来、図6に示すように各
研磨パッド2の外周部を、対向する内方へ傾斜する傾斜
面21としてある。この傾斜面21は、研磨パッド2を
原材から円形に切り出して定盤1A,1Bに接合した後
にその外周部をカッタで斜めに切除することによって形
成されるが、切除の際の角度が確実に定まらないために
傾斜面21の形成に難渋するとともに、傾斜面21の角
度が定盤1A,1Bの各部であるいは定盤1A,1B毎
にバラツクため板状ワークの研磨パッド間の進入の円滑
さが部分的に損なわれるという問題があった。
【0004】そこで本発明はこのような課題を解決する
もので、研磨パッドの外周部を均一かつ適正な角度の傾
斜面に容易に成形でき、研磨時における研磨パッド間へ
の板状ワークの円滑な進入を可能とした枚葉式研磨機を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、回転する一対の定盤
(1A,1B)の対向面にそれぞれ接合された研磨パッ
ド(2)で板状ワーク(W)の一部を両面から挟んで研
磨する枚葉式研磨機において、各定盤(1A,1B)の
対向面の外周部に、所定角度で面取りされた傾斜する案
内面(13)を形成するとともに、研磨パッド(2)の
外周部を、定盤(1A,1B)の案内面(13)に連続
する傾斜面(22)に形成する。
【0006】請求項1に記載の発明において、傾斜面を
形成する場合には、定盤の外径とほぼ等しい研磨パッド
を原材から切り出してこれを定盤1の板面に接合した
後、定盤の案内面にカッタの刃を沿わせて研磨パッドの
外周部を切除する。このようにして傾斜面を簡易に形成
できるとともに、形成された傾斜面は、全周にわたって
案内面と同一角度となってバラツクことがない上に、各
定盤毎にもバラツクことなく一定角度となる。研磨動作
の際の、研磨パッド間への板状ワークの進入は、研磨パ
ッドの外周部が傾斜面となっていることによって大きな
抵抗を生じることなく円滑に行なわれるとともに、傾斜
面の角度は定盤の全周であるいは全ての定盤で適正に保
たれているから、板状ワークの進入の円滑さが部分的に
損なわれる等の不具合を生じない。
【0007】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には枚葉式研磨機の円形の定
盤1の外周部を示す。なお、以下に説明する構造は他の
定盤についても同様である。図1において、定盤1の上
面外周部は全周が所定角度で面取りされて案内面13と
なっている。定盤1の上面には既に従来技術で説明した
ように内周部を除いて一定厚の研磨パッド2が接合して
あり、その外周部は全周が上記案内面13に連続する傾
斜面22に形成されている。この傾斜面22は、定盤1
の外径とほぼ等しい円板状に研磨パッド2を原材から切
り出して図1の鎖線で示すように定盤1の上面に接合し
た後、案内面13にカッタ(図示略)の刃を沿わせてそ
の先を研磨パッド2の外周部内に進入させ、周方向へ移
動させることによって切除形成される。このようにして
形成された傾斜面22は、全周にわたって案内面13と
同一角度となってバラツクことがないとともに、各定盤
1毎にもバラツクことなく一定角度となる。そして、上
記案内面13の存在によって傾斜面22の形成は極めて
容易である。
【0009】このような定盤1A,1Bは図2に示すよ
うに、外周部を傾斜面22とした研磨パッド2を内方に
位置させて互いに対向して位置させられ、左右の研磨パ
ッド2で板状ワークWの略上半部を挟持して、従来技術
で既に説明した研磨動作が行なわれる。この研磨動作の
際、研磨パッド2間への板状ワークWの進入は、研磨パ
ッド2の外周部を傾斜面22としてあることによって大
きな抵抗を生じることなく円滑に行なわれるとともに、
傾斜面22の角度は定盤1A,1Bの全周であるいは全
ての定盤1A,1Bで適正に保たれているから、板状ワ
ークWの進入の円滑さが部分的に損なわれる等の不具合
を生じない。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明の枚葉式研磨機に
よれば、研磨パッドの外周部を均一かつ適正な角度の傾
斜面に容易に成形でき、これによって研磨時における研
磨パッド間への板状ワークの円滑な進入が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す、定盤の外周部の断
面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す、ワーク研磨時の定
盤外周部の断面図である。
【図3】従来例を示す、枚葉式研磨機の全体斜視図であ
る。
【図4】従来例を示す、枚葉式研磨機の断面図である。
【図5】従来例を示す、枚葉式研磨機の定盤の正面図で
ある。
【図6】従来例を示す、ワーク研磨時の定盤外周部の断
面図で、図4のA部拡大図である。
【符号の説明】
1,1A,1B…定盤、13…案内面、2…研磨パッ
ド、2…研磨パッド、22…傾斜面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する一対の定盤の対向面にそれぞれ
    接合された研磨パッドで板状ワークの一部を両面から挟
    んで研磨する枚葉式研磨機において、各定盤の対向面の
    外周部に、所定角度で面取りされた傾斜する案内面を形
    成するとともに、研磨パッドの外周部を、前記定盤の案
    内面に連続する傾斜面に形成したことを特徴とする枚葉
    式研磨機。
JP191799A 1999-01-07 1999-01-07 枚葉式研磨機 Pending JP2000198055A (ja)

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