JP2523727B2 - 両面光ディスク - Google Patents
両面光ディスクInfo
- Publication number
- JP2523727B2 JP2523727B2 JP62315923A JP31592387A JP2523727B2 JP 2523727 B2 JP2523727 B2 JP 2523727B2 JP 62315923 A JP62315923 A JP 62315923A JP 31592387 A JP31592387 A JP 31592387A JP 2523727 B2 JP2523727 B2 JP 2523727B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- double
- recording
- heat insulating
- substrate
- insulating film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、音声や画像あるいはコンピュータ用コード
データ等を記憶する光ディスクに関するものである。
データ等を記憶する光ディスクに関するものである。
従来の技術 近年、半導体レーザ技術,光ピックアップ技術,サー
ボ技術,光ディスク製造技術,信号処理技術等の進歩に
より、音声や画像あるいはコンピュータ用コードデータ
を記録する光ディスクが普及し始めてしる。特に、コン
パクトディスク,レーザディスクあるいは追記型文書フ
ァイルディスク,パソコン用光ディスク等が登場し、家
庭用,教育用,宣伝用等に利用されている。また、書き
替え型の光磁気ディスク,相転移ディスクも今まさに、
市場に登場しようとしている。
ボ技術,光ディスク製造技術,信号処理技術等の進歩に
より、音声や画像あるいはコンピュータ用コードデータ
を記録する光ディスクが普及し始めてしる。特に、コン
パクトディスク,レーザディスクあるいは追記型文書フ
ァイルディスク,パソコン用光ディスク等が登場し、家
庭用,教育用,宣伝用等に利用されている。また、書き
替え型の光磁気ディスク,相転移ディスクも今まさに、
市場に登場しようとしている。
ここで、追記型及び書き替え型の光ディスクに関して
両面型のものの従来例を図面を用いて説明する。
両面型のものの従来例を図面を用いて説明する。
第2図は、両面光ディスクの従来例の構造を示してい
る。
る。
従来、トラッキング用案内溝を設けた透明基板5上に
断熱膜6を設け、次に、記録膜7を形成し、再び、断熱
膜6を設け、この透明基板5を接着剤8により貼り合わ
せることにより、両面光ディスクを作成していた。
断熱膜6を設け、次に、記録膜7を形成し、再び、断熱
膜6を設け、この透明基板5を接着剤8により貼り合わ
せることにより、両面光ディスクを作成していた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の様な構成では、2枚の基板を貼
り合わせる時に生じれる中心穴の位置ずれにより、第1
の基板トラッキング用の案内溝と第2の基板トラッキン
グ用の案内溝との間に偏芯を生じ、記録再生時に、トラ
ッキングがかからないという問題点があった。
り合わせる時に生じれる中心穴の位置ずれにより、第1
の基板トラッキング用の案内溝と第2の基板トラッキン
グ用の案内溝との間に偏芯を生じ、記録再生時に、トラ
ッキングがかからないという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、2枚の基板の貼り合せ時
に生じる第1のトラッキング案内溝と第2のトラッキン
グ案内溝の偏芯を皆無にする両面光ディスクを提供する
ものである。
に生じる第1のトラッキング案内溝と第2のトラッキン
グ案内溝の偏芯を皆無にする両面光ディスクを提供する
ものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、この目的を達成するために、一対の基板の
間に2層の記録膜が少なくとも断熱膜を介して対向した
光遮蔽層を具備しない光ディスクであって、前記一対の
基板の内の一方のみにトラッキグン案内溝を有し、前記
一対の基板と前記2層の記録膜の間に断熱膜を備えた構
成となっている。
間に2層の記録膜が少なくとも断熱膜を介して対向した
光遮蔽層を具備しない光ディスクであって、前記一対の
基板の内の一方のみにトラッキグン案内溝を有し、前記
一対の基板と前記2層の記録膜の間に断熱膜を備えた構
成となっている。
作用 本発明は上記した構成により、原理的にトラッキング
案内溝間の位置ずれが皆無になるために、貼り合わせ精
度が要求されなくなり、なおかつ、両面で安定したトラ
ッキング性能を得ることができ、その結果、安定した記
録再生特性を得られ、信頼の高い両面光ディスクを得ら
れる。
案内溝間の位置ずれが皆無になるために、貼り合わせ精
度が要求されなくなり、なおかつ、両面で安定したトラ
ッキング性能を得ることができ、その結果、安定した記
録再生特性を得られ、信頼の高い両面光ディスクを得ら
れる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図は、本発明の一実施例における両面光ディスク
の断面図を示す。
の断面図を示す。
第1図において、1はトラッキング案内溝付基板、2
は断熱膜、3は記録膜であり、4は貼り合わせに使用す
る溝なし基板である。
は断熱膜、3は記録膜であり、4は貼り合わせに使用す
る溝なし基板である。
トラッキング案内溝付基板(以下基板という)1上
に、断熱膜2を形成し、その上に記録膜3を形成する。
基板1と記録膜3との間の断熱膜2は、記録時に温度上
昇する記録膜3の熱を逃がさないためのものであり、記
録膜3の温度が上昇しやすく、また、基板1の熱による
溶融を防ぐことができる。
に、断熱膜2を形成し、その上に記録膜3を形成する。
基板1と記録膜3との間の断熱膜2は、記録時に温度上
昇する記録膜3の熱を逃がさないためのものであり、記
録膜3の温度が上昇しやすく、また、基板1の熱による
溶融を防ぐことができる。
記録膜3上に、さらに断熱膜2,第二の記録膜3および
断熱膜2を形成する。2層の記録膜間の断熱膜2は、記
録再生時に、互いに、熱の拡散することを防ぎ、片側の
記録膜2への記録再生中に別の記録膜2への熱拡散を防
止する。
断熱膜2を形成する。2層の記録膜間の断熱膜2は、記
録再生時に、互いに、熱の拡散することを防ぎ、片側の
記録膜2への記録再生中に別の記録膜2への熱拡散を防
止する。
この様に、基板1上に5層の膜を形成した後に、トラ
ッキング案内溝のない平らな基板4を貼り合わせて両面
光ディスクが完成する。
ッキング案内溝のない平らな基板4を貼り合わせて両面
光ディスクが完成する。
以上の様に両面光ディスクを構成することにより、ト
ラッキング案内溝の中心位置ずれが皆無となり、本発明
の両面光ディスクは、ディスク両面に2つの光ヘッドを
備えた記録再生装置、あるいは例えばトラッキング案内
溝を備えた基板側のみから1つの光ヘッドを備えた記録
再生装置で記録再生することにより、概ね2倍の記録容
量が得られるものである。
ラッキング案内溝の中心位置ずれが皆無となり、本発明
の両面光ディスクは、ディスク両面に2つの光ヘッドを
備えた記録再生装置、あるいは例えばトラッキング案内
溝を備えた基板側のみから1つの光ヘッドを備えた記録
再生装置で記録再生することにより、概ね2倍の記録容
量が得られるものである。
発明の効果 以上の様な本発明によれば、トラッキング案内溝間の
位置ずれがなくなり、両面で安定したトラッキング性能
を得ることが可能になり、安定した記録再生特性を獲得
でき、信頼性の高い両面光ディスクを提供できる。
位置ずれがなくなり、両面で安定したトラッキング性能
を得ることが可能になり、安定した記録再生特性を獲得
でき、信頼性の高い両面光ディスクを提供できる。
また、一方の基板のみにトラッキング案内溝および記
録膜,断熱膜を形成するだけで、他方の基板は、トラッ
キング案内溝も記録膜も断熱膜も形成する必要がなくな
り、製造上の総工数を大幅に削減できる。さらに、貼り
合わせ工程において、トラッキング案内溝間の位置ずれ
が原理的に皆無になるため、貼り合わせ精度が要求され
なくなり、この工程の簡素化が図れる。
録膜,断熱膜を形成するだけで、他方の基板は、トラッ
キング案内溝も記録膜も断熱膜も形成する必要がなくな
り、製造上の総工数を大幅に削減できる。さらに、貼り
合わせ工程において、トラッキング案内溝間の位置ずれ
が原理的に皆無になるため、貼り合わせ精度が要求され
なくなり、この工程の簡素化が図れる。
また、従来方法では、1枚の良品と貼り合わせたもう
片方が不良であれば、2枚が共に無駄になってしまい、
2枚共に良品であっても、貼り合わせの精度が悪い場合
に、トラッキング性能が悪くなり、同様に2枚共に無駄
になってしまう可能性があったが、本発明では、記録膜
と断熱膜を形成した一方の基板の良不良により、最終的
両面光ディスクの良不良がほとんど決定されるので、貼
り合わせ工程における歩留まりの低下を大幅に減少でき
る。
片方が不良であれば、2枚が共に無駄になってしまい、
2枚共に良品であっても、貼り合わせの精度が悪い場合
に、トラッキング性能が悪くなり、同様に2枚共に無駄
になってしまう可能性があったが、本発明では、記録膜
と断熱膜を形成した一方の基板の良不良により、最終的
両面光ディスクの良不良がほとんど決定されるので、貼
り合わせ工程における歩留まりの低下を大幅に減少でき
る。
第1図は本発明の一実施例における両面光ディスクの断
面図、第2図は従来例の両面光ディスクの断面図であ
る。 1……溝付基板、2……断熱膜、3……記録膜、4……
溝なし基板。
面図、第2図は従来例の両面光ディスクの断面図であ
る。 1……溝付基板、2……断熱膜、3……記録膜、4……
溝なし基板。
Claims (1)
- 【請求項1】一対の基板の間に2層の記録膜が少なくと
も断熱膜を介して対向した光遮蔽層を具備しない光ディ
スクであって、前記一対の基板の内の一方のみにトラッ
キング案内溝を有し、前記一対の基板と前記2層の記憶
膜の間に断熱膜を備えたことを特徴とする両面光ディス
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62315923A JP2523727B2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 両面光ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62315923A JP2523727B2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 両面光ディスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01158635A JPH01158635A (ja) | 1989-06-21 |
JP2523727B2 true JP2523727B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=18071230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62315923A Expired - Fee Related JP2523727B2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 両面光ディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523727B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56111447U (ja) * | 1980-01-21 | 1981-08-28 | ||
JPS61194659A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学式記録担体 |
-
1987
- 1987-12-14 JP JP62315923A patent/JP2523727B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01158635A (ja) | 1989-06-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |