JP2523680Y2 - 画像記録システム - Google Patents
画像記録システムInfo
- Publication number
- JP2523680Y2 JP2523680Y2 JP1987039004U JP3900487U JP2523680Y2 JP 2523680 Y2 JP2523680 Y2 JP 2523680Y2 JP 1987039004 U JP1987039004 U JP 1987039004U JP 3900487 U JP3900487 U JP 3900487U JP 2523680 Y2 JP2523680 Y2 JP 2523680Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- warm
- image signal
- printer
- processing time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプリンタの定着器のウォームアップを開始し
てからプリント動作を開始できるまでの時間を短縮でき
るようにした画像記録システムに関する。
てからプリント動作を開始できるまでの時間を短縮でき
るようにした画像記録システムに関する。
従来の画像記録システムとして、例えば、プリンタの
定着器の加熱温度が所定のウォームアップ温度に達した
時、プリンタからユーザインターフェース、ホストコン
ピュータ等の外部コントローラへ「レディ（READY）信
号」を出力して外部コントローラに画像信号の処理（準
備）を開始させるようにするものがある。外部コントロ
ーラが画像信号の準備が終了すると、プリンタ制御部へ
プリント命令を出力し、準備された画像信号に基づいて
プリント動作を実行させ、所定の記録が行われる。
定着器の加熱温度が所定のウォームアップ温度に達した
時、プリンタからユーザインターフェース、ホストコン
ピュータ等の外部コントローラへ「レディ（READY）信
号」を出力して外部コントローラに画像信号の処理（準
備）を開始させるようにするものがある。外部コントロ
ーラが画像信号の準備が終了すると、プリンタ制御部へ
プリント命令を出力し、準備された画像信号に基づいて
プリント動作を実行させ、所定の記録が行われる。
しかし、従来の画像記録システムによれば、プリンタ
の定着器温度がウォームアップ温度に達してから外部コ
ントローラにおいて画像信号の処理が行われるため、画
像信号の処理時間だけプリント動作の開始が遅れるとい
う問題がある。
の定着器温度がウォームアップ温度に達してから外部コ
ントローラにおいて画像信号の処理が行われるため、画
像信号の処理時間だけプリント動作の開始が遅れるとい
う問題がある。
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、定着器温
度がウォームアップ温度に達してからすぐにプリント動
作の開始をできるようにするため、画像信号の処理に要
する時間だけ早めにレディ（READY）信号を出力させる
ようにした画像記録システムを提供するものである。
度がウォームアップ温度に達してからすぐにプリント動
作の開始をできるようにするため、画像信号の処理に要
する時間だけ早めにレディ（READY）信号を出力させる
ようにした画像記録システムを提供するものである。
即ち、本考案の画像記録システムは、処理開始信号の
入力に基づいて画像信号の処理を行い、処理後、画像信
号を出力させる外部制御手段を有した外部コントローラ
と、プリント動作の準備が整うと処理開始信号を出力す
ると共に、外部コントローラから画像信号を入力して定
着器を用いたプリント動作を実行するプリンタより構成
されたものにおいて、外部制御手段は画像信号のデータ
量に応じた処理時間を算出する処理時間算出手段を含
み、プリンタは定着器の温度を検出する検出手段と、定
着器のウォームアップ温度から外部コントローラの画像
信号の処理時間の間に上昇する温度を減算した疑似ウォ
ームアップ温度を演算する演算手段と、プリント動作を
制御するプリンタ制御手段を含み、プリンタ制御手段は
外部制御手段に処理時間を問い合わせ、外部制御手段か
ら得た処理時間に基づいて疑似ウォームアップ温度を演
算手段に演算させ、定着器の温度が疑似ウォームアップ
温度に達したことを検出手段が検出した時、外部コント
ローラへ処理開始信号を出力し、処理時間の経過時に定
着器がウォームアップ温度に達したことを検出手段が検
出した時、プリント動作を実行させるように構成されて
いる。従って、外部コントローラが画像信号の処理を終
了したときは定着器はウォームアップ温度に達している
ため、直ちに記録操作を開始することができる。
入力に基づいて画像信号の処理を行い、処理後、画像信
号を出力させる外部制御手段を有した外部コントローラ
と、プリント動作の準備が整うと処理開始信号を出力す
ると共に、外部コントローラから画像信号を入力して定
着器を用いたプリント動作を実行するプリンタより構成
されたものにおいて、外部制御手段は画像信号のデータ
量に応じた処理時間を算出する処理時間算出手段を含
み、プリンタは定着器の温度を検出する検出手段と、定
着器のウォームアップ温度から外部コントローラの画像
信号の処理時間の間に上昇する温度を減算した疑似ウォ
ームアップ温度を演算する演算手段と、プリント動作を
制御するプリンタ制御手段を含み、プリンタ制御手段は
外部制御手段に処理時間を問い合わせ、外部制御手段か
ら得た処理時間に基づいて疑似ウォームアップ温度を演
算手段に演算させ、定着器の温度が疑似ウォームアップ
温度に達したことを検出手段が検出した時、外部コント
ローラへ処理開始信号を出力し、処理時間の経過時に定
着器がウォームアップ温度に達したことを検出手段が検
出した時、プリント動作を実行させるように構成されて
いる。従って、外部コントローラが画像信号の処理を終
了したときは定着器はウォームアップ温度に達している
ため、直ちに記録操作を開始することができる。
尚、以下の実施例では、レーザプリンタを用いて本考
案を説明するが、本考案はこれに限定するものではな
く、例えば、LEDアレイ、スタイラスヘッド等を用いた
他のプリンタ等にも適用することができる。
案を説明するが、本考案はこれに限定するものではな
く、例えば、LEDアレイ、スタイラスヘッド等を用いた
他のプリンタ等にも適用することができる。
以下、本考案の画像記録システムを詳細に説明する。
第１図は本考案の一実施例を示し、プリンタ10と、プ
リンタ制御部20と、プリンタ表示部30と、ユーザインタ
ーフェース、ホストコンピュータ等の外部コントローラ
40より構成されている。プリンタ10は、例えば、画像信
号に応じて変調されたレーザビームによって感光体ドラ
ムを露光する露光部11と、感光体ドラム上の静電潜像を
現像する現像部12と、トナー像を記録紙に転写する転写
部13と、記録紙上のトナー像を加熱ロールと加圧ロール
によって定着する定着部14と、加熱ロールの温度を検出
するセンサ15を有する。プリンタ制御部20は所定のプロ
グラムを記憶したROMと、データ等を一時的に記憶する
（ページメモリ等を含む）RAMと、後述する演算操作等
を行うCPUを有する。プリンタ表示部30はプリンタ制御
部20の制御によって所定の表示を行う。また、外部コン
トローラ40は制御部42と、各種の画像信号を記憶した画
像メモリ41を有する。
リンタ制御部20と、プリンタ表示部30と、ユーザインタ
ーフェース、ホストコンピュータ等の外部コントローラ
40より構成されている。プリンタ10は、例えば、画像信
号に応じて変調されたレーザビームによって感光体ドラ
ムを露光する露光部11と、感光体ドラム上の静電潜像を
現像する現像部12と、トナー像を記録紙に転写する転写
部13と、記録紙上のトナー像を加熱ロールと加圧ロール
によって定着する定着部14と、加熱ロールの温度を検出
するセンサ15を有する。プリンタ制御部20は所定のプロ
グラムを記憶したROMと、データ等を一時的に記憶する
（ページメモリ等を含む）RAMと、後述する演算操作等
を行うCPUを有する。プリンタ表示部30はプリンタ制御
部20の制御によって所定の表示を行う。また、外部コン
トローラ40は制御部42と、各種の画像信号を記憶した画
像メモリ41を有する。
第２図はプリンタ制御部20のROMに格納された加熱ロ
ールの加熱時間と加熱温度の関係を示し、T0は初期温
度、T1は後述する擬似（ダミー）ウォームアップ温度、
T2はウォームアップ温度である。また、t2はウォームア
ップ温度T2に達するまでの加熱時間であり、加熱時間t2
より後述するデータ処理時間tDを減算し、対応する温度
差TDをT2より減算することにより加熱時間t1におけるダ
ミーウォームアップ温度T1を知ることができる。thは初
期温度T0における加熱時間であり、t0＝０のとき、th＝
t1となる。従って、thは初期温度T0に依存する。
ールの加熱時間と加熱温度の関係を示し、T0は初期温
度、T1は後述する擬似（ダミー）ウォームアップ温度、
T2はウォームアップ温度である。また、t2はウォームア
ップ温度T2に達するまでの加熱時間であり、加熱時間t2
より後述するデータ処理時間tDを減算し、対応する温度
差TDをT2より減算することにより加熱時間t1におけるダ
ミーウォームアップ温度T1を知ることができる。thは初
期温度T0における加熱時間であり、t0＝０のとき、th＝
t1となる。従って、thは初期温度T0に依存する。
更に、プリンタ制御部20のROMは入力した温度センサ1
5の温度信号をアナログ値からデジタル値に変換する下
記のテーブルを有する。
5の温度信号をアナログ値からデジタル値に変換する下
記のテーブルを有する。
以上の構成において、操作を説明すると次の通りであ
る。電源を投入し、コンソールから、あるいはキーボー
ド、マウス等を使用してプリント要求を出すと、プリン
タ制御部20は外部コントローラ40に画像信号の処理（準
備）に要する時間tDを問い合わせ、第２図の関係から温
度TDに基づいてダミーウォームアップ温度T1を演算す
る。プリンタ制御部20は温度センサ15のアナログ値の温
度信号k0、k1……を入力してデジタル値l0、l1……に変
換し、ダミーウォームアップ温度T1のデジタル値lT1に
達するかどうかをチェックする。ここで、加熱ロールの
温度がT1に達すると、プリンタ制御部20は外部コントロ
ーラ40の制御部42へレディ（READY）信号を出力する。
制御部42は画像メモリ41の画像信号の処理を開始し、処
理時間tdを要してその準備を終了し（例えば、画像信号
のページメモリへの転送）、同時にプリント命令をプリ
ンタ制御部20へ出力する。このとき加熱ロール温度は最
終ウォームアップの温度T2に達しており、画像信号に応
じて変調されたレーザビームの出力が始まってプリント
動作を開始する。一方、例えば、レディ信号を出力して
から定着器14の加熱系統に不良が発生して温度T2に達し
ていないことが検出されると、プリンタ制御部20は外部
コントローラ40へプリント命令を受けることができない
旨の信号（not READY）を出力する。同時に、これを表
示部30に表示し、かつ、フェールの原因をチェックし、
判明したとき表示部30に表示する。
る。電源を投入し、コンソールから、あるいはキーボー
ド、マウス等を使用してプリント要求を出すと、プリン
タ制御部20は外部コントローラ40に画像信号の処理（準
備）に要する時間tDを問い合わせ、第２図の関係から温
度TDに基づいてダミーウォームアップ温度T1を演算す
る。プリンタ制御部20は温度センサ15のアナログ値の温
度信号k0、k1……を入力してデジタル値l0、l1……に変
換し、ダミーウォームアップ温度T1のデジタル値lT1に
達するかどうかをチェックする。ここで、加熱ロールの
温度がT1に達すると、プリンタ制御部20は外部コントロ
ーラ40の制御部42へレディ（READY）信号を出力する。
制御部42は画像メモリ41の画像信号の処理を開始し、処
理時間tdを要してその準備を終了し（例えば、画像信号
のページメモリへの転送）、同時にプリント命令をプリ
ンタ制御部20へ出力する。このとき加熱ロール温度は最
終ウォームアップの温度T2に達しており、画像信号に応
じて変調されたレーザビームの出力が始まってプリント
動作を開始する。一方、例えば、レディ信号を出力して
から定着器14の加熱系統に不良が発生して温度T2に達し
ていないことが検出されると、プリンタ制御部20は外部
コントローラ40へプリント命令を受けることができない
旨の信号（not READY）を出力する。同時に、これを表
示部30に表示し、かつ、フェールの原因をチェックし、
判明したとき表示部30に表示する。
〔考案の効果〕 以上説明した通り、本考案の画像記録システムによれ
ば、プリント要求時の画像信号の処理に要する時間だけ
早めにレディ（READY）信号を出力するようにしたた
め、外部コントローラにおいて処理を行った画像情報の
プリント動作をプリンタの定着器温度がウォームアップ
温度に達すると同時に実行することができ、定着器がウ
ォームアップを開始してからプリント動作を開始できる
ようになるまでの時間を短縮することができる。
ば、プリント要求時の画像信号の処理に要する時間だけ
早めにレディ（READY）信号を出力するようにしたた
め、外部コントローラにおいて処理を行った画像情報の
プリント動作をプリンタの定着器温度がウォームアップ
温度に達すると同時に実行することができ、定着器がウ
ォームアップを開始してからプリント動作を開始できる
ようになるまでの時間を短縮することができる。
第１図は本考案の一実施例を示す説明図。第２図は定着
器の加熱時間と加熱温度の関係を示す説明図。第３図は
本考案の一実施例におけるフローチャート。 符号の説明 10……プリンタ 11……露光部 12……現像部 13……転写部 14……定着部 15……温度センサ 20……プリンタ制御部 30……表示部 40……外部システム 41……画像メモリ 42……制御部
器の加熱時間と加熱温度の関係を示す説明図。第３図は
本考案の一実施例におけるフローチャート。 符号の説明 10……プリンタ 11……露光部 12……現像部 13……転写部 14……定着部 15……温度センサ 20……プリンタ制御部 30……表示部 40……外部システム 41……画像メモリ 42……制御部
Claims (2)
- 【請求項１】処理開始信号の入力に基づいて画像信号の
処理を行い、処理後、前記画像信号を出力させる外部制
御手段を有した外部コントローラと、プリント動作の準
備が整うと前記処理開始信号を出力すると共に、前記外
部コントローラから前記画像信号を入力して定着器を用
いたプリント動作を実行するプリンタより構成された画
像記録システムにおいて、 前記外部制御手段は、前記画像信号のデータ量に応じた
処理時間を算出する処理時間算出手段を含み、 前記プリンタは、前記定着器の温度を検出する検出手段
と、前記定着器のウォームアップ温度から前記外部コン
トローラの前記画像信号の処理時間の間に上昇する温度
を減算した疑似ウォームアップ温度を演算する演算手段
と、前記プリント動作を制御するプリンタ制御手段を含
み、 前記プリンタ制御手段は、前記外部制御手段に前記処理
時間を問い合わせ、前記外部制御手段から得た前記処理
時間に基づいて前記疑似ウォームアップ温度を前記演算
手段に演算させ、前記定着器の温度が前記疑似ウォーム
アップ温度に達したことを前記検出手段が検出した時、
前記外部コントローラへ前記処理開始信号を出力し、前
記処理時間の経過時に前記定着器が前記ウォームアップ
温度に達したことを前記検出手段が検出した時、プリン
ト動作を実行させることを特徴とする画像記録システ
ム。 - 【請求項２】前記プリンタ制御手段が、前記処理時間の
経過時に前記定着器が前記ウォームアップ温度に達して
いないことを前記検出手段が検出した時、前記外部コン
トローラへプリント中止信号を出力する構成の実用新案
登録請求の範囲第１項記載の画像記録システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987039004U JP2523680Y2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 画像記録システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987039004U JP2523680Y2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 画像記録システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63146870U JPS63146870U (ja) | 1988-09-28 |
| JP2523680Y2 true JP2523680Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=30851773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987039004U Expired - Lifetime JP2523680Y2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 画像記録システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2523680Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5251631B2 (ja) * | 2009-03-13 | 2013-07-31 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5754970A (en) * | 1980-09-19 | 1982-04-01 | Ricoh Co Ltd | Controller for copying machine |
| JPH079554B2 (ja) * | 1985-01-31 | 1995-02-01 | 三田工業株式会社 | トナー像定着装置 |
| JPS62116981A (ja) * | 1985-11-18 | 1987-05-28 | Ricoh Co Ltd | 電子写真装置 |
| JPH0740161B2 (ja) * | 1986-04-18 | 1995-05-01 | 三洋電機株式会社 | 定着装置 |
-
1987
- 1987-03-17 JP JP1987039004U patent/JP2523680Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63146870U (ja) | 1988-09-28 |
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