JP2000148434A - 印刷システム - Google Patents

印刷システム

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JP2000148434A
JP2000148434A JP10327380A JP32738098A JP2000148434A JP 2000148434 A JP2000148434 A JP 2000148434A JP 10327380 A JP10327380 A JP 10327380A JP 32738098 A JP32738098 A JP 32738098A JP 2000148434 A JP2000148434 A JP 2000148434A
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JP10327380A
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Hirohiko Nakazato
博彦 中里
Yukihiro Saida
幸宏 齋田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Data Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G06K2215/0085Error recovery

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 印刷データ生成時間計算部13は、ホス
トコンピュータ側で印刷データを生成するための時間を
計算する。プリンタウォームアップ時間計測部16は、
データベース3を参照してプリンタのウォームアップ時
間を計算する。ウォームアップコマンド出力部15は、
ウォームアップの終了タイミングと印刷データの生成終
了タイミングとがほぼ一致するようなタイミングでウォ
ームアップコマンドをプリンタ制御部20に送信する。 【効果】 プリンタのウォームアップ完了後、直ちに印
刷データが転送されるので無駄な待機電力が節約でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タから印刷データの供給を受けてプリンタが印刷を行う
印刷システムであって、特にプリンタの待機電力削減を
図った印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワードプロセ
ッサ、その他様々な情報機器によって作成された印刷デ
ータは、プリンタに供給されて印刷される。この明細書
では、こうした情報機器を総称してホストコンピュータ
と呼ぶ。ホストコンピュータは、印刷開始に先立って、
プリンタに対し待機状態の解除を指示する解除データを
送信する。同時に、印刷データの生成を開始し、生成さ
れた印刷データをプリンタに転送する。
【0003】この解除データによって、プリンタが待機
状態からウォームアップを開始し、ウォームアップ完了
後印刷できる状態に移る。こうした制御をすれば、プリ
ンタを常にいつでも印刷できる状態に保持している場合
に比べてプリンタの消費電力が節約される。この種の技
術は、例えば特開平9−62466号公報に記載されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。ホストコンピュータからのウォームアップ開始コマ
ンドを待つ待機状態と、ウォームアップが完了して直ち
に印刷できる状態とでは、プリンタの消費電力が異な
る。プリンタは、ウォームアップ終了後、速やかにホス
トコンピュータから印刷データを受信し、その後印刷を
完了すると、直ちに待機状態に移るという制御がされる
ことが好ましい。
【0005】しかしながら、ホストコンピュータの能力
や印刷データの内容によって、印刷データがプリンタに
転送を開始されるタイミングが異なる。また、プリンタ
によってウォームアップ時間は様々である。従って、プ
リンタがウォームアップを完了しても、長時間印刷デー
タの転送を待つ状態が継続することもある。これでは、
待機電力に無駄が生じる。
【0006】逆に、プリンタのウォームアップが終了す
る前にホストコンピュータで印刷データの生成が終了す
ることがある。この場合、ホストコンピュータが印刷デ
ータの転送を待たされるため、メモリ資源の有効な活用
等を妨げる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉ホストコンピュータと、このホストコンピュ
ータから印刷データの供給を受けて印刷を行うプリンタ
とから成り、上記ホストコンピュータには、上記印刷デ
ータをホストコンピュータにおいて生成するための時間
を計算する印刷データ生成時間計算部と、上記プリンタ
のウォームアップ時間を計算するプリンタウォームアッ
プ時間計算部と、ウォームアップ開始のためのウォーム
アップコマンドをプリンタに送信するウォームアップコ
マンド出力部が設けられ、上記ウォームアップコマンド
出力部は、上記印刷データ生成時間計算部とプリンタウ
ォームアップ時間計算部の計算結果により、ウォームア
ップの終了とほぼ同時かウォームアップの終了前に、印
刷データの生成が終了するタイミングで、上記ウォーム
アップコマンドを上記プリンタに送信することを特徴と
する印刷システム。
【0008】〈構成2〉ホストコンピュータと、このホ
ストコンピュータから印刷データの供給を受けて印刷を
行うプリンタとから成り、上記ホストコンピュータに
は、上記印刷データをホストコンピュータにおいて生成
するための時間を計算する印刷データ生成時間計算部
と、上記プリンタのウォームアップ時間を計算するプリ
ンタウォームアップ時間計算部と、ウォームアップ開始
のためのウォームアップコマンドをプリンタに送信する
ウォームアップコマンド出力部が設けられ、上記ウォー
ムアップコマンド出力部は、上記ウォームアップコマン
ドとともに、上記印刷データ生成時間計算部とプリンタ
ウォームアップ時間計算部の計算結果により、ウォーム
アップの終了とほぼ同時かウォームアップの終了前に、
印刷データの生成が終了するように、上記ウォームアッ
プの開始を遅らせるための待機時間を、上記プリンタに
送信することを特徴とする印刷システム。
【0009】〈構成3〉構成1に記載の印刷システムに
おいて、ホストコンピュータには、上記プリンタのデー
タベースからプリンタのウォームアップ時間データを取
得するプリンタデータベース取り込み部を設けたことを
特徴とする印刷システム。
【0010】〈構成4〉ホストコンピュータと、このホ
ストコンピュータから印刷データの供給を受けて印刷を
行うプリンタとから成り、上記ホストコンピュータに
は、上記印刷データをホストコンピュータにおいて生成
するための時間を計算する印刷データ生成時間計算部
と、ウォームアップ開始のためのウォームアップコマン
ドをプリンタに送信するウォームアップコマンド出力部
が設けられ、上記ウォームアップコマンド出力部は、上
記ウォームアップコマンドとともに、上記印刷データ生
成時間計算部が計算した上記印刷データを生成するため
の時間を、上記プリンタに送信し、上記プリンタには、
指定された印刷モードでのウォームアップ時間を計算す
るウォームアップ時間計算部と、ウォームアップの終了
とほぼ同時かウォームアップの終了前に、印刷データの
生成が終了するように、ウォームアップの開始タイミン
グを制御するタイマとを備えたことを特徴とする印刷シ
ステム。
【0011】〈構成5〉構成1に記載の印刷システムに
おいて、ホストコンピュータには、プリンタの温度情報
を取得するカレント温度取り込み部が設けられ、プリン
タウォームアップ時間計算部は、このカレント温度取り
込み部の取得した温度情報を使用して、ウォームアップ
時間を計算することを特徴とする印刷システム。
【0012】〈構成6〉構成5に記載の印刷システムに
おいて、プリンタには、ウォームアップ開始からその温
度遷移を監視する温度遷移監視部が設けられ、ホストコ
ンピュータには、上記温度遷移監視部から温度遷移情報
を取得して登録する温度遷移情報登録部が設けられ、プ
リンタウォームアップ時間計算部は、この温度遷移情報
登録部に登録した温度遷移情報を使用して、ウォームア
ップ時間を計算することを特徴とする印刷システム。
【0013】〈構成7〉構成4に記載の印刷システムに
おいて、プリンタには、ウォームアップ開始からその温
度遷移を監視する温度遷移監視部が設けられ、ウォーム
アップ時間計算部は、この温度遷移情報登録部に登録し
た温度遷移情報を使用して、ウォームアップ時間を計算
することを特徴とする印刷システム。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉具体例1では、ホストコンピュータ側で印
刷データの生成時間とプリンタのウォームアップ時間と
を計算する。そして、ウォームアップの終了タイミング
と印刷データの生成終了タイミングがほぼ一致するよう
にタイミングを制御して、ウォームアップコマンドをプ
リンタに送信する。
【0015】図1は、具体例1の印刷システムブロック
図である。図のホストコンピュータ10は、プリンタ制
御部20に印刷データを転送し、印刷を要求する装置で
ある。このホストコンピュータ10は、パーソナルコン
ピュータ、ワードプロセッサ、その他の印刷データを生
成する様々な機器を総称するものである。このホストコ
ンピュータ10には、インタフェース部1、メモリ2、
データベース3、タイマ4、中間メタファイル5、アプ
リケーション6及びプリンタドライバ11が設けられて
いる。
【0016】プリンタドライバ11には、印刷データ生
成部12、ウォームアップコマンド出力部15、印刷デ
ータ生成時間計算部13、プリンタウォームアップ時間
計算部16が設けられている。このホストコンピュータ
10のインタフェース部1には、双方向インタフェース
7を介してプリンタ制御部20が接続されている。この
プリンタ制御部20はプリンタエンジン30と接続され
ている。プリンタ制御部20には、画像データ生成部2
1、コマンド解析部22、温度制御部25、メモリ2
6、印刷制御部27が設けられている。また、プリンタ
エンジン30には、定着機構部31、印刷機構部32が
設けられている。
【0017】インタフェース部1は、プリンタを制御す
るためのコマンドや印刷データを双方向インタフェース
7を通じて転送する制御を行うもので、例えばセントロ
ニクスインタフェースやパラレルインタフェース等から
構成される。メモリ2は、印刷データ等を一時記憶する
ための記憶装置である。データベース3は、後で説明す
るプリンタのウォームアップ時間等を計算するために必
要な情報を記憶しておくための不揮発性メモリから構成
される。
【0018】タイマ4は、後で説明するように、所定の
タイミングでウォームアップコマンドを出力する際に、
そのタイミングを計測する時計機能により構成される。
これはソフトウェアによってもハードウェアによっても
よい。中間メタファイル5は、アプリケーション6が生
成する印刷データをプリンタに転送する形式のデータに
変換する際に、中間的に生成されるデータを格納する記
憶装置により構成される。
【0019】アプリケーション6は、印刷データを生成
するための様々なアプリケーションプログラムから構成
される。プリンタドライバ11に設けられた印刷データ
生成部12は、中間メタファイル5からプリンタに転送
するべき印刷データを生成する部分である。
【0020】ウォームアップコマンド出力部15は、プ
リンタに対しウォームアップを開始させるためのウォー
ムアップコマンドをインタフェース部1を通じて出力す
る制御を行う部分である。印刷データ生成時間計算部1
3は、後で説明する要領で、中間メタファイル5の内容
から印刷データ生成部12が印刷データを生成するため
に必要な時間を計算する部分である。プリンタウォーム
アップ時間計算部16は、データベース3に格納された
所定の情報を使用して、プリンタがウォームアップを開
始してからウォームアップを終了するまでの時間を計算
する部分である。
【0021】なお、このプリンタドライバ11は、図に
示したような機能を持つコンピュータプログラムを組み
合わせて構成される。タイマ4も、プログラムカウンタ
等により構成することができる。
【0022】プリンタ制御部20に設けられたコマンド
解析部22は、双方向インタフェース7を通じて、ホス
トコンピュータ10から送信されたコマンドの内容を解
析し、プリンタが実行するべき動作を決定する部分であ
る。画像データ生成部21は、ホストコンピュータ10
から転送された印刷データをプリンタで印刷可能な形式
に変換処理する部分である。変換処理後のデータはメモ
リ26に格納される。
【0023】印刷制御部27は、プリンタエンジン30
を制御して、印刷を実行させる部分である。印刷機構部
32には、用紙搬送機構や印字ヘッド、その他の機構が
設けられている。定着機構部31は、プリンタエンジン
30が例えば電子写真式プリンタの場合に、印刷用紙に
転写されたトナー像を定着処理する機構により構成され
る。この部分にヒータ等が設けられており、このヒータ
の温度が所定の温度になると、印刷が可能な状態にな
る。プリンタエンジン30を含むプリンタ各部の中で、
この定着機構部31の消費電力が極めて大きく、そのウ
ォームアップ時間がこれから説明する各具体例で問題と
なる。なお定着機構以外にもウォームアップ後の消費電
力が待機時より増大する部分があれば同様に取り扱う。
【0024】ホストコンピュータ10のウォームアップ
コマンド出力部15がウォームアップコマンドを出力す
ると、このウォームアップコマンドは、コマンド解析部
22により受信される。そして、その制御によって定着
機構部31がウォームアップを開始する。定着可能な温
度までウォームアップが行われると、これを温度制御部
25が検出するように構成されている。ウォームアップ
コマンドを受け入れてウォームアップを開始し、ウォー
ムアップが完了するまでの時間を、以下ウォームアップ
時間と呼んでいる。
【0025】なお、上記ホストコンピュータ10のデー
タベース3には、プリンタドライバ11の印刷データ生
成部12が、中間メタファイル5に格納された各描画デ
ータをプリンタコマンドに変換するために要する処理時
間が格納されている。なお、その内容は後で詳細に説明
する。また、データベース3には、アプリケーション6
から指定されるプリンタの用紙吸入口にセットされた用
紙のタイプ毎の、定着温度とウォームアップ時間が格納
されている。その内容についても後で具体的に説明を行
う。
【0026】図2に、具体例1のホストコンピュータ動
作フローチャートを示す。まず、ホストコンピュータ1
0がプリンタに印刷を実行させる場合、アプリケーショ
ン6からプリンタドライバ11に対し印刷命令が出力さ
れる(ステップS1)。同時にアプリケーション6は、
印刷対象となる画像データを中間メタファイル5の形式
にして格納する(ステップS2)。
【0027】次に、プリンタドライバ11の印刷データ
生成時間計算部13は、中間メタファイル5に格納され
たデータの内容をデータベース3を使って解析し、印刷
データ生成時間を計算する。その内容は、PcMetaTime
(変数)に格納する。また、プリンタドライバ11のプ
リンタウォームアップ時間計算部16は、データベース
3を使ってプリンタのウォームアップ時間を計算する
(ステップS4)。この結果を、PrWarmUpTime(変数)
に格納する。
【0028】次に、ウォームアップコマンド出力部15
は、ウエイト時間を計算し、タイマ4をスタートさせ
る。このウエイト時間WaitTime(変数)は、印刷データ
生成時間PcMetaTimeからウォームアップ時間PrWarmUpTi
meを差し引いた値となる。次のステップS6では、タイ
マ4の監視を行う。そして、タイムアウトになったかど
うかを判断する。タイムアウトにならない場合には、ス
テップS6からステップS8に進み、印刷データ生成部
12が中間メタファイル5のデータから印刷データを生
成し、スプールを続ける。
【0029】そして、ステップS9において、全てのデ
ータを処理したかどうかを判断する。ステップS8の処
理は、全てのデータを処理するまで繰り返される。な
お、ステップS6において、タイムアウトと判断される
と、ステップS7に進み、ウォームアップコマンド出力
部15がウォームアップコマンドをプリンタへ出力す
る。印刷データ生成部12が、全てのデータを処理し終
わると、ステップS10に進み、スプールデータをイン
タフェース1を介してプリンタ側へ出力する。
【0030】図3には、具体例1のプリンタ動作フロー
チャートを示す。双方向インタフェース7を通じて受け
入れた受信データは、コマンド解析部22において解析
される(ステップS1)。コマンド解析部22は、まず
受信コマンドがウォームアップコマンドかどうかを判断
する(ステップS2)。ウォームアップコマンドでない
場合にはステップS8に進む。
【0031】ステップS8では、画像データ生成部21
が受信データから画像データを生成し、メモリ26へ格
納する。ステップS5では、1ページ分の画像処理が終
了したかどうかを判断し、終了していなければステップ
S1に戻って、再びステップS1〜ステップS8あるい
はステップS4までの処理が実行される。
【0032】ステップS2において、受信コマンドがウ
ォームアップコマンドであると判断されると、ステップ
S3に進む。ここでは、プリンタが既にレディ状態かど
うかを判断する。レディ状態というのは待機状態と異な
り、既にウォームアップが完了している状態である。ウ
ォームアップが完了していればステップS5に進み、1
ページ分の画像処理が終了したかどうかの判断がされ
る。
【0033】本発明では、ホストコンピュータ側で印刷
データの生成が終了するタイミングと、プリンタ側でウ
ォームアップが完了するタイミングがほぼ一致するよう
に制御する。従って、印刷データ生成終了前の所定のタ
イミングでウォームアップ動作が開始される。即ち、ス
テップS3からステップS4に進んだ場合には、温度制
御部25が定着機構部31のウォームアップを開始す
る。
【0034】なお、この具体例では、プリンタ制御部2
0の画像データ生成部21による印刷データから画像デ
ータへの変換処理や、メモリ26への展開処理時間は考
慮していない。ホストコンピュータ10の側で印刷デー
タを生成する時間に比べて十分無視できる時間であるこ
とを前提にしているからである。従って、例えばこの画
像データ生成部21の処理時間が無視できないほど長時
間である場合には、上記ホストコンピュータ10におけ
る印刷データ生成時間計算部13が、その旨を考慮して
計算を行えばよい。
【0035】この具体例では、ホストコンピュータ側に
おける印刷データの生成時間が長い場合に、早めにウォ
ームアップを終了すると、レディ状態での待機時間が長
くなり、消費電力が無駄になることを考慮している。従
って、まずホストコンピュータ10における印刷データ
生成部12が、印刷データの生成を開始し、その後、所
定のタイミングでウォームアップコマンドがプリンタに
送信され、プリンタ制御部20の温度制御部25がウォ
ームアップを開始するといった手順になる。
【0036】プリンタ側において、メモリ26への画像
データ格納処理が終了すると、図3のステップS5から
ステップS6に進む。そして、印刷制御部27がメモリ
26の内容を印刷機構部32に送り、印刷を開始する。
ステップS7では、全ての受信データ処理や印刷処理が
終了したかどうかを判断する。終了していなければ再び
ステップS1に戻り、これまで説明した処理を繰り返
す。
【0037】図4には、具体的なプリンタドライバの動
作例説明図(その1)を示す。また、図5には、具体的
なプリンタドライバの動作例説明図(その2)を示す。
これらによって、上記の印刷データ生成時間の計算とプ
リンタウォームアップ時間の計算について具体的な内容
を説明する。
【0038】図4(a)は、図2のステップS5を用い
て説明したウエイト時間の計算式である。図に示すよう
に、左辺のウエイト時間は、右辺左側の印刷データ生成
時間から右辺右側のプリンタのウォームアップ時間を差
し引いた値になる。印刷データ生成時間は、(b)に示
すようなデータベースを用いて計算する。ここには、図
に示すように、中間メタファイル5に格納されている画
像描画機能データをプリンタコマンドに変換するための
処理時間を、それぞれ対応させている。
【0039】例えば、図に示すように、描画機能がテキ
ストの場合には、処理時間が1文字当たり1ミリ秒とな
る。また、描画機能が直線の場合、処理時間は1ライン
当たり10ミリ秒となる。従って、メタファイルの内容
を解析し、該当する描画機能ごとに処理時間を累積して
いけば、印刷データ生成時間が計算できる。(c)に
は、その計算式の例を示す。
【0040】図に示すように、印刷データ生成時間はテ
キストの文字数とテキストの処理時間の積にラインの数
とラインの処理時間の積、円の数と円の処理時間の積、
…というように累積処理をして求めることができる。
【0041】図5の(a)に示すように、例えば240
0文字、100本の直線、2個の円、20本の曲線、4
000ピクセルの画像、10個のイメージ及びその他の
200の描画機能が存在するとすれば、図5(b)に示
すように、印刷データ生成時間は、52800ミリ秒と
いう計算結果が得られる。
【0042】一方、ウォームアップ時間は、プリンタに
セットした印刷用紙の厚みや材料によって異なる。従っ
て、ホストコンピュータ10の側で、プリンタに対しト
レー選択指示のためのコマンドを出力する場合、そのコ
マンドの内容に応じてウォームアップ時間を計算する。
その対応表が図の(c)に示すような内容であって、こ
れがホストコンピュータ10のデータベース3に格納さ
れている。
【0043】例えば、図5(c)に示すように、厚紙を
印刷する場合には、ウォームアップ時間が68秒とな
る。また、薄い紙を印刷する薄紙モードでは、定着温度
が150℃で良いため、ウォームアップ時間は45秒と
なる。この例では、印刷する用紙と1対1でウォームア
ップ時間をテーブル形式で示したため、プリンタウォー
ムアップ時間計算部16は、この表を参照するだけでた
だちにウォームアップ時間を求めることができる。
【0044】例えば、図5(b)に示すような印刷デー
タ生成時間が求められ、更に印刷すべき用紙が薄紙の場
合には、ウォームアップ時間が45秒であるとする。こ
のとき、図4(a)に示した式を用いて、ウエイト時間
が7.8秒となる。従って、印刷データの生成開始から
7.8秒後にウォームアップコマンドをプリンタに送信
すれば良い。これによって、ウォームアップの終了タイ
ミングと印刷データの生成終了タイミングとがほぼ一致
し、短い待機時間でプリンタの印刷が開始される。
【0045】また、同様の印刷データで印刷対象が厚紙
の場合には、図5(c)に示すようにウォームアップ時
間が68秒となる。これを図4(a)に示した式に当て
はめると、ウエイト時間が−15.2秒となる。即ち、
印刷データの転送を開始する15.2秒前にウォームア
ップコマンドをプリンタに送信すればよい。
【0046】しかしながら、アプリケーション6からプ
リンタドライバ11に対し印刷命令が入力した場合に
は、通常ただちに印刷データの生成が開始される。この
ため、印刷データ生成開始と同時あるいはその直後にウ
ォームアップコマンドをプリンタに送信すれば、少なく
ともプリンタ側で既にレディ状態、即ちウォームアップ
が完了した状態にあるにも関わらず、印刷データが転送
されないといった状態をなくすことができる。
【0047】即ち、ホストコンピュータ10は、プリン
タに対し少なくともウォームアップが終了するとほぼ同
時か、あるいはウォームアップ終了前に印刷データの生
成が終了するように、タイミングを合わせてウォームア
ップコマンドを送信することが好ましい。
【0048】〈具体例1の効果〉図6には、上記のよう
な制御を行った場合の効果を説明するためのプリンタの
消費電力説明図を示す。図に示すように、プリンタの状
態には、パワーセーブ状態と、アイドル状態と、プリン
ト動作中の状態とがある。パワーセーブ状態では、プリ
ンタは電源が投入されているものの、ホストコンピュー
タからのコマンドを受け付けることができるロジックの
みが動作している。従って、例えば小型プリンタでは5
ワット、大型プリンタでは18ワット程度の消費電力に
なっている。
【0049】ここで、ウォームアップコマンドが入力す
るとウォームアップが開始され、図1に示した定着機構
部31が印刷可能な状態まで温度上昇する。直ちに印刷
できる状態をアイドル状態という。この状態では、図の
ようにロジックと定着機構部31のヒータのみが動作し
ている。このとき、小型プリンタでは30ワット、大型
プリンタでは61ワットの消費電力となる。
【0050】プリント動作中は用紙を搬送するためのモ
ータが駆動される。従って、図のようにロジックとヒー
タとモータが動作する。このときの消費電力は、小型プ
リンタが100ワット、大型プリンタが215ワットと
なる。この図に示すように、パワーセーブ状態とアイド
ル状態とでは消費電力が3倍から6倍程度に増加する。
従って、ウォームアップコマンドを早々と受け付けて、
アイドル状態になり、その後、長時間印刷データの入力
を待っていると、無駄な電力を消費する。
【0051】ところが、上記の例によれば、予め印刷デ
ータ生成時間とウォームアップ時間とを計算し、少なく
ともウォームアップの終了とほぼ同時かウォームアップ
終了以前に、印刷データの生成が終了するタイミングで
ウォームアップコマンドをプリンタに送信するので、こ
のアイドル状態の時間を十分に短くすることができる。
従って、消費電力の少ない印刷システムを提供すること
ができる。
【0052】なお、上記の例において、ウォームアップ
コマンドはプリンタのウォームアップを開始するための
きっかけとなる命令であれば、その内容はどのようなも
のでもよい。従って、必ずしもウォームアップコマンド
という呼び名である必要はない。また、他の命令と兼ね
て使われるような命令であってもよい。温度制御部25
が定着機構部31のウォームアップを開始させるための
きっかけであればよい。また、印刷データの生成時間は
上記の方法以外に、データ量、その他様々なパラメータ
を考慮して計算するようにしてよい。
【0053】〈具体例2〉図7は、具体例2の印刷シス
テムブロック図を示す。図のシステムは、図1のシステ
ムと比較しながらその相違部分のみを説明する。図のホ
ストコンピュータ10の構成は、図1に示すものとほぼ
同様で、図1に示したタイマ4が除外されている。この
具体例では、印刷データ生成時間とプリンタウォームア
ップ時間をホストコンピュータ側で計算する一方、その
計算によって求めた待機時間、即ち具体例1で説明した
ウエイト時間をウォームアップコマンドと共にプリンタ
側に送る。そして、プリンタ側でウォームアップコマン
ドを受信したとき、直ちにウォームアップを開始せず、
その待機時間だけウォームアップ開始のタイミングを遅
らせる。
【0054】この例では、プリンタ制御部20の側に、
上記待機時間を測定するためのタイマ29を設ける。こ
のタイマの制御によって、温度制御部25が定着機構部
31を所定のタイミングで起動するように構成されてい
る。以下、図7に示した印刷システムの動作を説明す
る。
【0055】図8は、具体例2のホストコンピュータ動
作フローチャートである。この図8に示す処理の大部分
は、図2を用いて説明した具体例1のシステムの動作と
同一である。なお、このステップS6において、ウォー
ムアップコマンド出力部15は、待機時間即ちウエイト
時間付きのウォームアップコマンドをプリンタ側に出力
する。
【0056】即ち、印刷データ生成部12による印刷デ
ータ生成開始を待たずにウォームアップコマンドをプリ
ンタ側へ出力してしまう。このとき、ステップS5で求
めたウエイト時間をプリンタ側に送信する。
【0057】図9は、具体例2のプリンタ動作フローチ
ャートである。この動作は、図3に示した具体例1のプ
リンタ動作に対し、図3のステップS3〜ステップS6
の部分を追加変更している。即ち、ステップS1で受信
したコマンドを解析し、ステップS2で、その受信コマ
ンドがウォームアップコマンドと判断するとステップS
3に進み、温度制御部25は、タイマ29にウエイト時
間をセットし、タイマ29をスタートさせる。
【0058】即ち、ウォームアップコマンド受信によっ
て、直ちにウォームアップを開始せず、タイマ29に待
機時間だけ時間を計測させる。ステップS4で、プリン
タが既にレディ状態かどうかを判断し、レディ状態であ
れば直ちにステップS8に進む。レディ状態でなければ
ステップS5に進み、タイマ29がタイムアウトしたか
どうかを判断する。タイムアウトしていなければ、ステ
ップS8を経由して再びステップS1に戻る。
【0059】タイムアウトした場合にはステップS6に
進み、温度制御部25がウォームアップ動作を開始す
る。即ち、待機時間分だけタイマ29において時間を計
測し、その時間が経過すると、ウォームアップを開始す
る。これによって、具体例1で、ホストコンピュータ側
で時間を計測してからウォームアップコマンドをプリン
タに送出したのと同様の効果を得る。その他のステップ
S8,S9,S10等の処理は具体例1と同様である。
【0060】〈具体例2の効果〉以上のように、ホスト
コンピュータ側では待機時間を計算し、その情報をプリ
ンタ側に送り、プリンタ側でウォームアップ開始タイミ
ングを調整する。これによっても、具体例1と同様にし
て、少なくともウォームアップの終了と同時か、あるい
はウォームアップ終了以前に該当データの生成を終了す
るように制御することができる。こうして、プリンタの
待機状態が続くことによる消費電力を節約できる。
【0061】〈具体例3〉この具体例では、プリンタ側
にウォームアップ時間を計算するために必要なデータベ
ースが設けられる。これをホストコンピュータ側で取り
込み、ウォームアップ時間を計算する。ホストコンピュ
ータは印刷を要求するプリンタから、その都度必要なデ
ータを取り込むようにする。こうすれば、プリンタ毎に
ウォームアップ時間が異なる場合に便利である。
【0062】図10は、具体例3の印刷システムブロッ
ク図である。図のホストコンピュータ10を具体例1の
システムと比較すると、プリンタドライバ11に対しプ
リンタデータベース取り込み部14を追加した点が異な
る。また、プリンタ制御部20を、図1に示したシステ
ムと比較すると、データベース管理部23とデータベー
ス24を追加した点が異なる。
【0063】データベース24には、既に説明したよう
なプリンタのウォームアップ時間計算のためのウォーム
アップ時間データが格納されている。その内容は、図5
(c)を用いて説明したものと同様である。データベー
ス管理部23は、コマンド解析部22を通じて、データ
ベース読み出しのためのコマンドが入力したとき、デー
タベース24から該当するウォームアップデータを読み
出して、ホストコンピュータ10に送信する機能を持つ
部分である。
【0064】ホストコンピュータ10のプリンタデータ
ベース取り込み部14は、プリンタウォームアップ時間
計算部16がウォームアップ時間を計算する前に、プリ
ンタ制御部20のデータベース管理部23に対しウォー
ムアップ時間データを要求すると共に、必要なウォーム
アップ時間データを取得し、プリンタウォームアップ時
間計算部16に供給する機能を持つ部分である。以下、
具体例3の動作を説明する。
【0065】図11は、具体例3のホストコンピュータ
動作フローチャートである。この動作は、具体例1の図
2に示した動作に対し、図11に示すステップS4の処
理を追加したものである。その他の処理は、図2に示し
た対応する部分と同一である。図11のステップS4で
は、ステップS5において、プリンタウォームアップ時
間の計算をするに先立って、プリンタデータベース取り
込み部14が動作する。このプリンタデータベース取り
込み部14は、プリンタデータベース送信コマンドを双
方向インタフェース7を経由して、データベース管理部
23に送る。
【0066】データベース管理部23は、このコマンド
に応えて、データベース24からウォームアップ時間デ
ータを読み出し、プリンタデータ取り込み部14に返
す。こうして、ウォームアップ時間データの読み込みが
終了後、ステップS5において、プリンタウォームアッ
プ時間が計算され、その後は、具体例1と同様にして処
理が進められる。
【0067】図12には、具体例3のプリンタ動作フロ
ーチャートを示す。これは、図3を用いて説明した具体
例1の処理に対し、図12に示すステップS5,ステッ
プS6の処理を追加したものである。即ち、ステップS
2において、受信コマンドがウォームアップコマンドで
あると判断された場合には、ステップS5に進み、プリ
ンタデータベース通知コマンドかどうかの判断をする。
プリンタデータベース通知コマンドであれば、ステップ
S5からステップS6に進み、データベース管理部23
がウォームアップ時間データをデータベース24から読
み出し、ホストコンピュータ10のプリンタデータベー
ス取り込み部14に通知する。これらの処理が追加され
ただけで、その他は具体例1と同様である。
【0068】なお、ここで、印刷データ生成時間計算動
作とウォームアップ時間計算動作の具体的な処理手順を
説明しておく。図13は、印刷データ生成時間計算動作
のフローチャートである。まず、始めにステップS1に
おいて、メタファイルの評価時間を格納しておくレジス
タを初期化する。そして、ステップS2において、メタ
ファイルの内容を順番に読み出し、その内容に従って処
理を分岐する。
【0069】ここでは、メタファイルの内容がテキスト
の場合、ラインの場合、円の場合、円弧の場合、ピクセ
ルの場合、その他の場合というように、処理を分岐させ
ている。そして、例えばテキストの場合にはデータベー
スよりテキストデータ生成時間を計算し、これをメタフ
ァイル評価時間に加算する。
【0070】ステップS4では、直線データ生成時間を
加算する。ステップS5では、円データ生成時間を加算
する。ステップS6では、曲線データ生成時間を加算す
る。ステップS7では、ピクセルデータ生成時間を加算
する。ステップS8では、イメージデータ生成時間を加
算する。ステップS9では、ダミー評価データ生成時間
を加算する。
【0071】以上のような処理をメタファイルの内容に
従って順次行うことによって、メタファイル評価時間が
累積加算される。その結果が印刷データ生成時間とな
る。ステップS10では、メタファイルの内容を全て評
価したかどうかが判断され、ステップS2に戻り、各ス
テップS3〜ステップS9の動作が繰り返される。こう
して、印刷データ生成時間が計算される。
【0072】図14には、プリンタウォームアップ時間
計算動作のフローチャートを示す。まず、ステップS1
において、プリンタがサポートする全ての用紙タイプの
ウォームアップ時間を取り出す。そして、これらのうち
から印刷ジョブで要求される用紙タイプの内容に従って
処理を分岐する(ステップS2)。
【0073】即ち、厚紙の場合にはステップS3、普通
紙の場合にはステップS4、薄紙の場合にはステップS
5、葉書の場合にはステップS6、封筒の場合はステッ
プS7、OHP用紙の場合にはステップS8、その他の
場合にはステップS9に進む。そして、その用紙タイプ
に応じたウォームアップ時間を設定する。これによっ
て、ウォームアップ時間の計算が終了する。上記の各具
体例及び以下に説明する各具体例についても、このよう
な計算によって印刷データ生成時間とウォームアップ時
間とが計算できる。
【0074】〈具体例3の効果〉上記のように、ホスト
コンピュータはプリンタのデータベースからそのプリン
タ固有のウォームアップ時間を取り込み、ウォームアッ
プ時間を計算するので、種々のプリンタを制御する場合
に、具体例1の発明を、ホストコンピュータ側のプログ
ラムを変更せずに実施できる。
【0075】〈具体例4〉具体例4では、ウォームアッ
プ時間の計算をプリンタ側で行う。図15には、具体例
4の印刷システムブロック図を示す。このシステムで
は、ホストコンピュータ10のプリンタドライバ11の
構成が、具体例1より簡単になっている。即ち、具体例
1に設けられたプリンタウォームアップ時間計算部16
やタイマ4が除かれている。一方、プリンタ制御部20
の側には、具体例1の構成に加えて、ウォームアップ時
間計算部28、データベース24及びタイマ29が設け
られている。
【0076】データベース24は、ウォームアップ時間
データを格納したもので、データの内容は具体例3等で
説明したものと同様である。ウォームアップ時間計算部
28は、プリンタ側で、このデータベース24の内容に
従ってウォームアップ時間を計算する機能を持つ部分で
ある。この計算内容そのものはこれまで説明したホスト
コンピュータ側に設けられたものと同一である。タイマ
29は、ウォームアップ時間を計算し、ウォームアップ
コマンドを受け付けてから一定の待機時間だけウォーム
アップ開始を遅らせるためのものである。以下、具体例
4のシステムの動作を説明する。
【0077】図16は、具体例4のホストコンピュータ
動作フローチャートである。図のステップS1におい
て、ユーザは、ホストコンピュータ10のアプリケーシ
ョン6からプリンタドライバ11に対し印刷命令を出
す。アプリケーション6は、作成した画像データを中間
メタファイル5の形式に格納する(ステップS2)。次
に、ステップS3において、印刷データ生成時間計算部
13は、データベース3を使用してメタファイルの内容
を解析し、印刷データ生成時間を計算する。ここまでは
具体例1と同様の処理である。
【0078】ここで、ステップS4において、ウォーム
アップコマンド出力部15は、印刷データ生成時間計算
部13が求めた印刷データ生成時間をウォームアップコ
マンドに付加して、プリンタ側に送信する。その後は、
印刷データ生成部12が中間メタファイルから印刷デー
タを生成し、スプールする。以下の処理は、具体例1あ
るいはその他の各具体例と全く同一である。
【0079】図17に、具体例4のプリンタ動作フロー
チャートを示す。まず、ステップS1において、プリン
タ制御部20のコマンド解析部22が受信したコマンド
を解析する。そして、ステップS2において、受信コマ
ンドがウォームアップコマンドがどうかを判断する。ウ
ォームアップコマンドの場合には、この具体例4で特有
の処理が行われる。
【0080】即ち、ステップS2からステップS7に進
み、ウォームアップ時間計算部28がデータベース24
を使用してプリンタのウォームアップ時間を計算する。
更に、ステップS8において、ウォームアップ時間計算
部28は、プリンタのウエイト時間を計算する。これ
は、具体例1で説明した通り、印刷データ生成時間から
プリンタのウォームアップ時間を差し引いた時間であ
る。更に、ステップS9に進み、温度制御部25はタイ
マ29に対し、このウエイト時間をセットしタイマ29
をスタートさせる。
【0081】以降の処理は具体例2と同様で、タイマ2
9をスタートさせ、ステップS5とステップS6におい
て、タイマを監視する。これによって、タイマ29がウ
エイト時間だけ時間を測定した後、ウォームアップ動作
が開始される。
【0082】〈具体例4の効果〉この具体例では、プリ
ンタ制御部の側にウォームアップ時間を計算する機能が
付与されており、ホストコンピュータ側のプリンタドラ
イバ11の負荷が軽減される。その他の効果はこれまで
の具体例と同様である。
【0083】〈具体例5〉これまでの具体例は、プリン
タのウォームアップ時間をプリンタの印刷用紙の種類等
によって画一的に計算していた。しかしながら、例えば
プリンタが印刷終了直後のような場合には、定着機構部
31の温度がかなり高いため、ウォームアップ時間は早
い。逆に、使用されないまま長時間を経過しており、定
着機構部31が室温の状態にある場合には、規定通りの
ウォームアップ時間となる。以下の具体例は、こうした
状態を考慮する。これによって、更に印刷データの生成
とウォームアップ終了のタイミングが最適化される。
【0084】図18は、具体例5の印刷システムブロッ
ク図である。図のシステムのホストコンピュータ10
を、図1に示した具体例1のシステムと比較した場合
に、プリンタドライバ11にカレント温度取り込み部3
4、ウォームアップ時間監視部35及びレスポンスデー
タ解析部36が追加されている。また、プリンタ制御部
20には、ステータス監視部37が新たに設けられてい
る。
【0085】プリンタ制御部20におけるステータス監
視部37は、イニシャル、ウォームアップ、Ready等の
プリンタステータスを取得し、ホストコンピュータ10
に通知する機能を持つ。ホストコンピュータ10のカレ
ント温度取り込み部34は、プリンタ制御部20に対し
定着機構部31の温度情報を要求する部分である。
【0086】ホストコンピュータ10のウォームアップ
時間監視部35は、プリンタ制御部20の温度制御部2
5から定着機構部31の温度情報を取得し、データベー
ス3に対し、その結果を登録する処理を行う部分であ
る。これによって、新たなウォームアップ時間データが
作成され、これがウォームアップ時間管理テーブルとし
て登録される。この内容は後で詳細に説明する。
【0087】レスポンスデータ解析部36は、プリンタ
制御部20からレスポンスとしてホストコンピュータ1
0に送信されたデータを解析し、カレント温度取り込み
部34あるいはウォームアップ時間監視部35に必要な
データを通知する機能を持つ部分である。
【0088】図19には、ウォームアップ時間計算部の
動作説明図を示す。図の(a)は、ウォームアップ開始
温度ST TEMPと、ウォームアップ時間との関係を
示す一覧表である。この図に示すように、例えば定着機
構部31のウォームアップ開始温度が35℃の場合、ウ
ォームアップ時間は30,000ミリ秒となり、ウォームアッ
プ開始温度が50℃の場合にはウォームアップ時間は2
5,000ミリ秒となる。図の(b)〜(e)は、具体的な
ウォームアップ時間の計算式を示し、これは以下のフロ
ーチャートの説明に用いる。
【0089】図20は、具体例5のホストコンピュータ
動作フローチャートである。カレント温度取り込み部3
4は、カレント温度リードコマンドを出力し、双方向イ
ンタフェース7を通じてプリンタ制御部20に送る。温
度制御部25は、定着機構部31の温度情報を取得す
る。これが、ホストコンピュータ10に返されると、レ
スポンスデータ解析部36は、その温度情報をウォーム
アップ時間監視部35に返す。こうして、現在の定着機
構部31のヒータ温度を読み取る。
【0090】次のステップS5では、プリンタウォーム
アップ時間計算部16が、ウォームアップ時間を計算す
る。その詳細は次の図で説明するが、ステップS5から
ステップS6に進むと、ウォームアップコマンド出力部
15は、既に説明した通りの要領でウエイト時間を計算
し、タイマ4をスタートさせる。
【0091】ここで、タイマ4をスタートさせると、ス
テップS7において、タイムアウトの監視が行われる。
タイムアウトでない場合には、ステップS7からステッ
プS11に進み、印刷データ生成部12による中間メタ
ファイルから印刷データの生成処理が続行される。全て
のデータを処理したかどうかをステップS12で判断
し、ステップS7〜ステップS12の処理を繰り返す。
【0092】タイムアウトになった場合には、ステップ
S7からステップS8に進む。ステップS8では、カレ
ント温度取り込み部34が再びカレント温度リードコマ
ンドを出力し、プリンタから温度情報即ち現在のヒータ
温度を読み取る。次に、ステップS9において、ウォー
ムアップコマンド出力部15は、ウォームアップコマン
ドをプリンタへ出力する。更に、ステップS10におい
て、ウォームアップコマンド出力部15は、ウォームア
ップ時間監視部35を起動させる。
【0093】次に、上記ステップS5におけるプリンタ
ウォームアップ時間の計算とステップS10におけるウ
ォームアップ時間監視部の動作とをフローチャートを用
いて順に説明する。図21は、プリンタウォームアップ
にかかる時間算出フローチャートである。ウォームアッ
プ時間は、図19の(a)を用いて既に説明したよう
に、ウォームアップ開始時の定着機構部の温度から割り
出すことができる。ただし、その実際の温度は、図19
(a)に示したウォームアップ時間管理テーブルに全て
記入されているわけではない。従って、ウォームアップ
時間管理テーブルのデータを読み取り、現在の温度と比
較し、必要に応じてデータを補間し、いわゆる間挿法に
よるウォームアップ時間の計算を行う。
【0094】図21のステップS1において、ウォーム
アップ時間管理テーブルのリードポインタをまずイニシ
ャライズする。即ち、図19(a)に示したウォームア
ップ時間管理テーブルの最初のデータにポインタを合わ
せる。ステップS2において、このテーブルから温度情
報をリードする。最初の温度情報、例えば図19(a)
に示す要素ナンバー0のデータが読み出される。
【0095】次に、図21のステップS3において、実
際に測定をしたカレント温度が管理テーブルから読み出
された温度よりも低いかどうかを判断する。即ち、実際
の温度情報とテーブル中の温度とを比較しながら、ステ
ップS4〜S9に示す処理を繰り返し実行する。初期温
度が低い方からテーブルを読んでいくため、測定した温
度が高ければテーブルの次のデータを読み取るように、
ステップS5からステップS2に戻る。
【0096】また、実際に読み取った温度の方が低い場
合には、ステップS6において、それ以上低い温度のデ
ータがあるかどうかを判断し、ある場合にはステップS
8、無い場合はステップS9に進む。実際に読み取った
温度とテーブルの温度とが等しい場合にはステップS1
0に進む。即ち、このような処理によって、最も近い温
度の情報をテーブルから得る。そして、一致するものが
ない場合には前後の温度から換算によってウォームアッ
プ時間を計算する。
【0097】具体的にはステップS7に示す処理は、図
19(b)に示す演算処理を行う。また、ステップS8
に示す処理は、図19(c)に示す演算を行う。ステッ
プS9に示す処理は、図19(d)に示す演算処理を行
う。ぴったり該当する温度がある場合には、そのままテ
ーブルのデータを採ればよいから、ステップS10の処
理は、図19(e)に示す演算となる。以上のようにし
て、実際に測定した温度がウォームアップ開始温度であ
る場合の正確なウォームアップ時間を計算する。
【0098】図22に、ウォームアップ時間監視フロー
チャートを示す。まず、図のステップS1において、ウ
ォームアップ時間監視部35が起動されると、始めにウ
ォームアップ時間監視用の図示しないカウンタがインク
リメントされる。次にステップS2において、ウォーム
アップ時間監視部35は、プリンタステータスリードコ
マンドを発行し、プリンタのステータスを読み取る。ス
テップS3において、プリンタのステータスがレディ状
態即ちウォームアップが完了した状態かどうかを判断す
る。
【0099】完了しなければウォームアップ時間監視部
35は、再び定期的にウォームアップ時間監視用カウン
タをインクリメントし、プリンタのステータスを監視す
る。プリンタのステータスがレディ状態になるとステッ
プS4に進み、ウォームアップ時間管理テーブルへ温度
情報が低い順に取得したデータをソートして登録する。
【0100】即ち、ウォームアップ時間の初期温度を取
得しておき、ウォームアップ時間監視用カウンタを用い
て実際のウォームアップ時間を測定する。そして、プリ
ンタのウォームアップが完了すると、ウォームアップ開
始時の温度とウォームアップ時間とを対応付けて、これ
を図18に示すデータベース3に登録する。このような
処理をウォームアップの処理毎に繰り返すと、自動的に
データベース3の内容が充実していき、順番に蓄積され
る。従って、より正確にウォームアップ時間の計算が可
能になる。
【0101】図23には、具体例5のプリンタの動作フ
ローチャートを示す。図18に示したプリンタ制御部2
0のコマンド解析部22は、ホストコンピュータ10か
らウォームアップコマンドを受信すると、ステップS
1,ステップS2の処理を経て、ステップS3に進む。
ステップS3では、プリンタが既にウォームアップを完
了しているかどうかを判断し、ウォームアップが完了し
ていなければステップS4に進み、温度制御部25を起
動してウォームアップ動作を開始する。ウォームアップ
コマンドでない場合には、カレント温度リードコマンド
かどうか、プリンタステータスリードコマンドかどうか
を判断する。
【0102】ホストコンピュータ10がウォームアップ
コマンドを出力する前に、一旦カレント温度の読み出し
を行う。このときは、カレント温度リードコマンドが入
力するから、ステップS5からステップS6に進み、温
度制御部25は、定着機構部31のヒータ温度情報を読
み取り、ホストコンピュータ10に通知する。
【0103】また、図22を用いて説明したように、ウ
ォームアップ時間監視部35が実際のウォームアップ時
間とウォームアップ開始時の温度との関係を取得してデ
ータベース3に登録しようとする場合、プリンタステー
タスリードコマンドが入力する。このとき、プリンタ制
御部20は、ステップS7からステップS8に進み、ス
テータス監視部37が現状のプリンタステータスをホス
トへ通知するよう動作する。
【0104】それ以外の場合は、既にウォームアップが
終了し、ホストコンピュータ10から印刷データが受信
されている場合である。このときは、ステップS9にお
いて、画像データ生成部21が動作し、メモリ26にそ
の画像データを展開する。ステップS10,S11,S
12は、これまでの具体例で説明した通りの印刷処理動
作である。
【0105】なお、上記ホストコンピュータ10に設け
たカレント温度取り込み部34、ウォームアップ時間監
視部35、レスポンスデータ解析部36等は、それぞれ
必要に応じて名前やその機能を変更して差し支えない。
即ち、プリンタ制御部20に対しウォームアップ開始時
の定着機構部31の温度情報を要求するような構成であ
ればどのような構成であってもよい。
【0106】データベース3に対し実際のウォームアッ
プ結果に基づいて、そのテーブルを保存し、更新し、登
録していくという方法は、極めて実用的な方法である
が、予め明確になっている場合には固定したテーブルの
内容であってもよい。また、ある程度の誤差は許容でき
るから、テーブルを参照し、最も近い初期温度に対応す
るウォームアップ時間をそのまま取り出すような構成に
してもよい。
【0107】〈具体例5の効果〉上記のように、ホスト
コンピュータ側にカレント温度取り込み部を設けて、プ
リンタの温度情報を取得するようにすれば、この温度情
報を使用してウォームアップ時間をより正確に計算する
ことが可能になる。その他の効果は、これまでの具体例
とほぼ同様である。
【0108】〈具体例6〉図24には、具体例6の印刷
システムブロック図を示す。この例の場合、図18に示
した具体例5の印刷システムに対し、プリンタドライバ
11に、温度遷移監視コマンド出力部38と温度遷移情
報登録部40を追加している。また、プリンタ制御部2
0に対しては、温度遷移監視部39を追加している。
【0109】この具体例では、プリンタ制御部に設けら
れた温度遷移監視部39が、定着機構部31のウォーム
アップ時の温度遷移をデータとして取得し、これをホス
トコンピュータ10に通知する。これによって、具体的
な詳細なウォームアップ特性が得られ、ウォームアップ
時間の最適化が可能になる。
【0110】図25は、具体例6のホストコンピュータ
動作フローチャートを示す。この処理は、具体例5の処
理と相当部分が同一である。図25のステップS8,S
9の処理のみが異なっている。ステップS8では、ウォ
ームアップコマンド出力部15がウォームアップコマン
ドをプリンタに出力する。そして、ステップS9では、
温度遷移監視コマンド出力部38がウォームアップコマ
ンドに温度遷移監視スタートコマンドを追加して出力す
る。これによって、プリンタ制御部20の側で温度遷移
の監視が開始される。尚、本コマンドには、プリンタ内
の定着器の温度変化量がどの程度変化したら温度情報を
レスポンスとして返すか指定する、パラメータが付加さ
れる。
【0111】図26には、ウォームアップ時間管理テー
ブルへの登録フローチャートを示す。プリンタ側で温度
遷移の監視が行われ、その結果がホストコンピュータに
通知されると、ホストコンピュータ10の温度遷移情報
登録部40は、この図26(a)に示す処理に従って、
データベース3に管理テーブルを登録する。その管理テ
ーブルの内容は、具体例5の図19(a)のものと同一
である。
【0112】まず、図26の(a)に示したステップS
1において、温度遷移情報登録部40は、プリンタのス
テータスを問い合わせる。プリンタ側にあるステータス
監視部37はそのステータスをホストコンピュータに通
知する。ウォームアップが終了し、プリンタのステータ
スがレディ状態ならば、ステップS2に進み、温度遷移
情報登録部40は、図26(b)のフォーマットデータ
をウォームアップ時間管理テーブルのフォーマットに変
換し登録する。一方、レディ状態でない場合にはステッ
プS3において、温度遷移情報レスポンス中の情報を、
図26(b)のフォーマットで格納する。
【0113】図の(b)には、図24の温度遷移監視部
39が取得した管理テーブルのデータの内容を示す。こ
こでは、温度遷移監視部39が、定着機構部31の温度
が5℃上がる毎に1回、その温度とウォームアップ残り
時間とを対応付けて記録する。図の一番右側に示すSTS
INFOは、プリンタの状態を示す。この情報が“1”の場
合にはウォームアップ中、“0”の場合はウォームアッ
プ終了後を示している。
【0114】図27には、具体例6のプリンタ動作フロ
ーチャートを示す。この図のステップS7とステップS
8が具体例5と異なる。ステップS7では、受信された
コマンドが温度遷移監視スタートコマンドかどうかの判
断をする。そして、温度遷移監視スタートコマンドであ
れば、ステップS8に進み、温度遷移監視部39が動作
を開始する。尚、この際、コマンドに付加された温度変
化量パラメータをTに格納する。
【0115】図28には、温度遷移監視部動作フローチ
ャートを示す。温度遷移監視部39は、この図に示すよ
うな処理を実行する。まず、ステップS1において、起
動時の温度情報を定着機構部31より読み取り、測定開
始温度を初期化する。読み取った温度が測定開始温度と
なる。次に、ステップS2において、ウォームアップ時
間監視用カウンタをインクリメントする。これが、ウォ
ームアップ時間を計算するためのカウンタである。
【0116】次に、ステップS3において、現状の温度
情報を定着機構部31から読み取る。これは、温度制御
部25が行う。そして、ステップS4において、指定量
の温度変化があるかどうかを判断する。図26(b)に
示すように、温度変化が5℃毎にデータを取得する場合
には、このTは5となる。即ち、5℃の温度変化がある
と、その内容をホストコンピュータへ通知するよう動作
する。ステップS5において、温度遷移情報レスポンス
を生成して、これをホストコンピュータに通知する。そ
の内容は、図26(b)に示したとおり、そのときの温
度とウォームアップ完了までの残り時間といった内容に
なる。
【0117】次に、ステップS6において、測定開始温
度を更新する。即ち、現在測定した温度を取得して保持
する。そして、ステップS7において、プリンタがウォ
ームアップを完了していないと判断すると、再びステッ
プS2に戻り、上記の処理を繰り返す。これによって、
既に説明した図26(b)に示すような管理テーブルの
内容がホストコンピュータに順次送られ、データベース
に登録される。
【0118】〈具体例6の効果〉以上のように、この具
体例によれば、ホストコンピュータが温度遷移の監視を
要求し、プリンタ側でウォームアップを開始してからウ
ォームアップが終了するまでの温度遷移を詳細に監視
し、そのデータをホストコンピュータに通知するので、
極めて正確なウォームアップ時間データを取得すること
ができる。これによって生成された管理テーブルを用い
れば、ウォームアップ時間を正確に計算し、これまでの
具体例で説明したような印刷データ生成とウォームアッ
プのタイミングの最適化が図られる。
【0119】〈具体例7〉この具体例では、プリンタ側
に温度遷移監視機能、ウォームアップ時間計算機能を付
与する。図29は、具体例7の印刷システムブロック図
である。図のホストコンピュータ10は、プリンタドラ
イバ11に、印刷データ生成部12と、印刷データ生成
時間計算部13と、ウォームアップコマンド出力部15
とが設けられている。また、プリンタ制御部20には、
ステータス監視部37、温度遷移監視部39、ウォーム
アップ時間計算部41、データベース24等が設けられ
ている。その他の機構は、これまでの具体例と同様であ
る。
【0120】なお、タイマ29は、プリンタ制御部20
において、印刷データ生成終了とウォームアップ終了と
のタイミングを調整するためのものである。また、ステ
ータス監視部37は、プリンタのステータスをチェック
する部分で、温度遷移監視部39は、具体例6で説明し
たように定着機構部31の温度遷移等を監視する部分で
ある。ウォームアップ時間計算部41は、プリンタ側に
おいて、これまで説明したようなウォームアップ時間を
計算する部分である。
【0121】図30には、具体例7のホストコンピュー
タ動作フローチャートを示す。この例の場合、ホストコ
ンピュータ側ではウォームアップ時間の計算をしないた
め、処理は最も簡単になる。即ち、ステップS1におい
て、アプリケーション6からプリンタドライバ11に印
刷命令が出されると、ステップS2において、アプリケ
ーション6は、中間メタファイル5に必要なデータを格
納する。そして、ステップS3において、印刷データ生
成部12が印刷データを生成する時間を印刷データ生成
時間計算部13が計算する。
【0122】ステップS4では、ウォームアップコマン
ド出力部15がウォームアップコマンドをプリンタに対
して出力する。その後は、これまで説明したと同様に、
印刷データ生成部12が、印刷データの生成処理を続行
する(ステップS5,S6,S7)。
【0123】図31には、具体例7のプリンタ動作フロ
ーチャートを示す。まず、ステップS1において、プリ
ンタ制御部20のコマンド解析部22は、受信したコマ
ンドの内容を解析する。そして、ステップS2におい
て、受信したコマンドがウォームアップコマンドかどう
かを判断する。ウォームアップコマンドでなければステ
ップS3に進み、画像データ生成部21による処理が開
始される。また、ウォームアップコマンドである場合に
は、ステップS4に進み、ウォームアップ時間計算部4
1がデータベース24を使用してプリンタのウォームア
ップ時間を計算する。
【0124】ステップS5では、ホストコンピュータ1
0から入手した印刷データ生成時間と、ウォームアップ
時間計算部41の計算したウォームアップ時間に基づい
てウエイト時間を計算する。そして、ステップS6で、
温度制御部25は、タイマ29にウエイト時間をセット
してスタートさせる。これによって、印刷データ生成終
了タイミングとウォームアップ終了タイミングとをほぼ
合わせるように制御する。
【0125】即ち、図のステップS7において、プリン
タがウォームアップを完了していないと判断すると、ス
テップS8に進み、タイマがタイムアウトしたかどうか
を監視する。タイマがタイムアウトするとステップS9
に進み、温度制御部25がウォームアップ動作を開始す
る。そして、ステップS10において、温度制御部25
は、温度遷移監視部39を起動させる。
【0126】即ち、ウォームアップが開始されると同時
に、温度遷移監視部39が動作を開始し、実際のウォー
ムアップ時の定着機構部31における温度遷移を監視す
る。これによって、後で使用するウォームアップ時間計
算に必要なデータを取得する。ステップS11,S1
2,S13は、これまでの具体例で説明した通り、画デ
ータを生成し、印刷を行う処理に進むための手順であ
る。
【0127】図32には、温度遷移監視部動作フローチ
ャートを示す。まず、図32ステップS1において、起
動時の温度情報を定着機構部31から読み取り、測定開
始温度をこの温度に初期化する。次に、ステップS2に
おいて、ウォームアップ時間監視用カウンタをインクリ
メントする。このカウンタは、温度遷移監視部39の中
に格納されているものとする。
【0128】次のステップS3では、現状の温度情報を
定着機構部31から読み取る。そして、ステップS4に
おいて、指定量の温度変化があったかどうかを判断す
る。ここでも、例えば5℃おきにデータを取得するもの
とする。ステップS5では、既に具体例6の説明で紹介
した図26(b)に示すようなデータを取得する。そし
て、その内容をプリンタに設けられたデータベース24
に登録する。ステップS6では、測定開始温度を更新す
る。
【0129】ステップS7では、プリンタがウォームア
ップを終了したかどうかを判断する。ウォームアップが
終了するとステップS8に進み、テーブルデータを整え
て、データベースを構築する。これによって、次のウォ
ームアップ計算にそのテーブルデータが使用できる。
【0130】〈具体例7の効果〉上記のように、プリン
タの側に温度遷移監視部やウォームアップ時間計算部、
データベース等を設けておけば、上位装置は、ウォーム
アップコマンドと印刷データ生成時間とをプリンタに出
力すれば、プリンタ側で自動的にタイミング調整を行
う。従って、ホストコンピュータ側の負荷が軽減され
る。また、プリンタにこのような機能が備わっていれ
ば、ホストコンピュータはプリンタの種類を選ばずに、
一定の画一化された制御を行うことが可能になる。
【0131】上記のいずれの具体例においても、こうし
たタイミング制御によって消費電力を節約することがで
きる他、必要なときのみ定着機構等を駆動することによ
って、プリンタの長寿命化を図ることも可能になる。ま
た、プリンタ側に多くの機能を配置するようにすれば、
ホストコンピュータとプリンタとの複雑な情報交換が不
要になり、そのオーバーヘッドが減少できるという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1の印刷システムブロック図である。
【図2】具体例1のホストコンピュータ動作フローチャ
ートである。
【図3】具体例1のプリンタ動作フローチャートであ
る。
【図4】具体的なプリンタドライバの動作例説明図(そ
の1)である。
【図5】具体的なプリンタドライバの動作例説明図(そ
の2)である。
【図6】プリンタの消費電力の説明図である。
【図7】具体例2の印刷システムブロック図である。
【図8】具体例2のホストコンピュータ動作フローチャ
ートである。
【図9】具体例2のプリンタ動作フローチャートであ
る。
【図10】具体例3の印刷システムブロック図である。
【図11】具体例3のホストコンピュータ動作フローチ
ャートである。
【図12】具体例3のプリンタ動作フローチャートであ
る。
【図13】印刷データ生成時間計算動作フローチャート
である。
【図14】プリンタウォームアップ時間計算動作フロー
チャートである。
【図15】具体例4の印刷システムブロック図である。
【図16】具体例4のホストコンピュータ動作フローチ
ャートである。
【図17】具体例4のプリンタ動作フローチャートであ
る。
【図18】具体例5の印刷システムブロック図である。
【図19】ウォームアップ時間計算部の動作説明図であ
る。
【図20】具体例5のホストコンピュータ動作フローチ
ャートである。
【図21】プリンタウォームアップにかかる時間算出フ
ローチャートである。
【図22】ウォームアップ時間監視フローチャートであ
る。
【図23】具体例5のプリンタ動作フローチャートであ
る。
【図24】具体例6の印刷システムブロック図である。
【図25】具体例6のホストコンピュータ動作フローチ
ャートである。
【図26】ウォームアップ時間管理テーブル説明図であ
る。
【図27】具体例6のプリンタ動作フローチャートであ
る。
【図28】温度遷移監視部フローチャートである。
【図29】具体例7の印刷システムブロック図である。
【図30】具体例7のホストコンピュータ動作フローチ
ャートである。
【図31】具体例7のプリンタ動作フローチャートであ
る。
【図32】温度遷移監視部動作フローチャートである。
【符号の説明】
3 データベース 4 タイマ 5 中間メタファイル 6 アプリケーション 10 ホストコンピュータ 11 プリンタドライバ 12 印刷データ生成部 13 印刷データ生成時間計算部 15 ウォームアップコマンド出力部 16 ウォームアップ時間計算部 20 プリンタ制御部 21 画像データ生成部 22 コマンド解析部 25 温度制御部 27 印刷制御部 30 プリンタエンジン 31 定着機構部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと、このホストコン
    ピュータから印刷データの供給を受けて印刷を行うプリ
    ンタとから成り、 前記ホストコンピュータには、前記印刷データをホスト
    コンピュータにおいて生成するための時間を計算する印
    刷データ生成時間計算部と、前記プリンタのウォームア
    ップ時間を計算するプリンタウォームアップ時間計算部
    と、ウォームアップ開始のためのウォームアップコマン
    ドをプリンタに送信するウォームアップコマンド出力部
    が設けられ、 前記ウォームアップコマンド出力部は、 前記印刷データ生成時間計算部とプリンタウォームアッ
    プ時間計算部の計算結果により、ウォームアップの終了
    とほぼ同時かウォームアップの終了前に、印刷データの
    生成が終了するタイミングで、前記ウォームアップコマ
    ンドを前記プリンタに送信することを特徴とする印刷シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 ホストコンピュータと、このホストコン
    ピュータから印刷データの供給を受けて印刷を行うプリ
    ンタとから成り、 前記ホストコンピュータには、前記印刷データをホスト
    コンピュータにおいて生成するための時間を計算する印
    刷データ生成時間計算部と、前記プリンタのウォームア
    ップ時間を計算するプリンタウォームアップ時間計算部
    と、ウォームアップ開始のためのウォームアップコマン
    ドをプリンタに送信するウォームアップコマンド出力部
    が設けられ、 前記ウォームアップコマンド出力部は、 前記ウォームアップコマンドとともに、前記印刷データ
    生成時間計算部とプリンタウォームアップ時間計算部の
    計算結果により、ウォームアップの終了とほぼ同時かウ
    ォームアップの終了前に、印刷データの生成が終了する
    ように、前記ウォームアップの開始を遅らせるための待
    機時間を、前記プリンタに送信することを特徴とする印
    刷システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の印刷システムにおい
    て、 ホストコンピュータには、前記プリンタのデータベース
    からプリンタのウォームアップ時間データを取得するプ
    リンタデータベース取り込み部を設けたことを特徴とす
    る印刷システム。
  4. 【請求項4】 ホストコンピュータと、このホストコン
    ピュータから印刷データの供給を受けて印刷を行うプリ
    ンタとから成り、 前記ホストコンピュータには、前記印刷データをホスト
    コンピュータにおいて生成するための時間を計算する印
    刷データ生成時間計算部と、ウォームアップ開始のため
    のウォームアップコマンドをプリンタに送信するウォー
    ムアップコマンド出力部が設けられ、 前記ウォームアップコマンド出力部は、 前記ウォームアップコマンドとともに、前記印刷データ
    生成時間計算部が計算した前記印刷データを生成するた
    めの時間を、前記プリンタに送信し、 前記プリンタには、 指定された印刷モードでのウォームアップ時間を計算す
    るウォームアップ時間計算部と、ウォームアップの終了
    とほぼ同時かウォームアップの終了前に、印刷データの
    生成が終了するように、ウォームアップの開始タイミン
    グを制御するタイマとを備えたことを特徴とする印刷シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の印刷システムにおい
    て、 ホストコンピュータには、プリンタの温度情報を取得す
    るカレント温度取り込み部が設けられ、 プリンタウォームアップ時間計算部は、このカレント温
    度取り込み部の取得した温度情報を使用して、ウォーム
    アップ時間を計算することを特徴とする印刷システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の印刷システムにおい
    て、 プリンタには、ウォームアップ開始からその温度遷移を
    監視する温度遷移監視部が設けられ、 ホストコンピュータには、前記温度遷移監視部から温度
    遷移情報を取得して登録する温度遷移情報登録部が設け
    られ、 プリンタウォームアップ時間計算部は、この温度遷移情
    報登録部に登録した温度遷移情報を使用して、ウォーム
    アップ時間を計算することを特徴とする印刷システム。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の印刷システムにおい
    て、 プリンタには、ウォームアップ開始からその温度遷移を
    監視する温度遷移監視部が設けられ、 ウォームアップ時間計算部は、この温度遷移情報登録部
    に登録した温度遷移情報を使用して、ウォームアップ時
    間を計算することを特徴とする印刷システム。
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