JP2011028358A - 状態移行制御装置、印刷装置、印刷システム、及びプログラム - Google Patents

状態移行制御装置、印刷装置、印刷システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷動作可能な第1の状態と該第1の状態より消費電力が低く印刷動作不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段が、第1の状態への移行が完了してから印刷情報に基づいて印刷を開始するまでの待ち時間を短くする。
【解決手段】印刷の要求を受け付けてから生成された印刷情報の送信先で該印刷情報に基づいた印刷が開始されるまでに要する第1の時間(T1)と、印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と第1の状態より消費電力が低く印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段が第2の状態から第1の状態に移行するために要する第2の時間(T2)と、に基づいて、T1>T2の場合には、印刷の要求を受け付けてから[T1−T2]が経過したときに印刷手段の第2の状態から第1の状態への移行が開始されるよう制御し(110、112)、T1≦T2の場合には、時間の経過を待たずに上記移行が開始されるよう制御する(108)。
【選択図】図8

Description

本発明は、状態移行制御装置、印刷装置、印刷システム、及びプログラムに関する。
予め定められた時間印刷データがホストコンピュータ側から送信されないときには定着ヒータへの通電を停止して節電モードに入るように設定されたプリンタによって、ホストコンピュータからから出力されるデータを印刷させるプリントシステムにおいて、ホストコンピュータ上でプリンタドライバが起動されたときに、印刷に影響を与えないあらかじめ設定されたコードあるいはコマンドをプリンタ側に送信するプリントシステムが知られている(特許文献1参照。)。
また、ホストコンピュータのアプリケーションが、プリンタドライバを介して、プリンタ装置のコントローラに印刷データを送信し、該印刷データを受信したプリンタ装置の該コントローラが、プリンタ装置のメカ部分を制御して印刷データを印刷するプリンタ制御システムにおいて、プリンタドライバは、アプリケーションからの印刷指示の準備の通知を受けて、或いは印刷指示の準備が始まったことを検出して、ウォームアップ開始の指示をプリンタ装置のコントローラに送信し、該コントローラは該ウォームアップ開始の指示を受信して、プリンタ装置のメカ部分を制御してウォームアップを開始するプリンタ制御システムも知られている(特許文献2参照。)。
特開平10−235970号公報 特開2002−333960号公報
本発明は、印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と該第1の状態より消費電力が低く印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段を、常に同じタイミングで第2の状態から第1の状態に移行させる場合に比べて、印刷手段が第1の状態への移行が完了してから印刷情報に基づいて印刷を開始するまでの待ち時間を短くすることができる状態移行制御装置、印刷装置、印刷システム、及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、受け付けた印刷の要求に応じて該印刷に用いられる印刷情報を生成する生成手段と、該生成した印刷情報を送信する送信手段とを有する送信装置で前記印刷の要求を受け付けてから前記生成された印刷情報の送信先で該印刷情報に基づいた印刷が開始されるまでに要する第1の時間と、前記送信された印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と前記第1の状態より消費電力が低く前記印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段を有する印刷装置の前記印刷手段が前記第2の状態から前記第1の状態に移行するために要する第2の時間と、に基づいて、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間より長い場合には、前記印刷の要求を受け付けてから、前記第1の時間から前記第2の時間を差し引いた時間が経過したときに前記印刷手段の前記第2の状態から前記第1の状態への移行が開始されるよう制御し、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間以下である場合には、時間の経過を待たずに前記移行が開始されるよう制御する制御手段を備えた状態移行制御装置
である。
請求項2の発明は、受け付けた印刷の要求に応じて該印刷に用いられる印刷情報を生成する生成手段と、前記生成された印刷情報を送信する送信手段と、前記印刷の要求を受け付けてから前記生成された印刷情報の送信先で該印刷情報に基づいた印刷が開始されるまでに要する第1の時間と、前記送信された印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と前記第1の状態より消費電力が低く前記印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段を有する印刷装置の前記印刷手段が前記第2の状態から前記第1の状態に移行するために要する第2の時間と、に基づいて、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間より長い場合には、前記印刷の要求を受け付けてから、前記第1の時間から前記第2の時間を差し引いた時間が経過したときに前記印刷手段の前記第2の状態から前記第1の状態への移行が開始されるよう制御し、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間以下である場合には、時間の経過を待たずに前記移行が開始されるよう制御する制御手段と、を備えた状態移行制御装置である。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の状態移行制御装置において、前記印刷装置が、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記生成された印刷情報の少なくとも一部を受信した場合に、前記印刷手段の前記第2の状態から前記第1の状態への移行を開始させる移行手段を有し、前記制御手段は、前記生成された印刷情報の一部が前記印刷装置に送信されるように前記送信手段を制御することにより、前記移行手段が前記印刷手段の前記第2の状態から前記第1の状態への移行を開始させるように制御する。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項記載の状態移行制御装置において、前記印刷の要求がされた印刷対象のデータの種類、該印刷対象のデータのサイズ、及び該印刷対象のデータの印刷頁数の少なくとも1つに基づいて、前記印刷の要求がされた印刷対象のデータから前記印刷情報を生成するために要する生成時間を前記第1の時間として導出する導出手段を更に備えている。
請求項5の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項記載の状態移行制御装置において、前記印刷の要求がされた印刷対象のデータの種類、該印刷対象のデータのサイズ、及び該印刷対象のデータの印刷頁数の少なくとも1つに基づいて、前記印刷の要求がされた印刷対象のデータから前記印刷情報を生成するために要する生成時間を導出し、前記印刷情報が生成されてから送信が開始されるまでに要する時間、前記印刷情報の送信が開始されてから前記印刷装置で該送信された印刷情報の受信が完了するまでに要する時間、前記印刷装置で前記印刷情報の受信が完了してから前記印刷手段により前記印刷情報に基づいた印刷が開始されるまでに要する時間の少なくとも1つの時間を前記生成時間に加算した時間を前記第1の時間として導出する導出手段を更に備えている。
請求項6の発明は、受け付けた印刷の要求に応じて該印刷に用いられる印刷情報を生成する生成手段、及び該生成した印刷情報を送信する送信手段を有する送信装置から前記印刷情報を受信する受信手段と、前記受信された印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と前記第1の状態より消費電力が低く前記印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段と、前記送信装置で前記印刷の要求を受け付けてから前記印刷手段で前記受信された印刷情報に基づいた印刷が開始されるまでに要する第1の時間と、前記印刷手段が前記第2の状態から前記第1の状態に移行するために要する第2の時間と、に基づいて、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間より長い場合には、前記印刷の要求を受け付けてから、前記第1の時間から前記第2の時間を差し引いた時間が経過したときに前記印刷手段の前記第2の状態から前記第1の状態への移行が開始されるよう制御し、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間以下である場合には、時間の経過を待たずに前記移行が開始されるよう制御する制御手段と、を備えた印刷装置である。
請求項7の発明は、受け付けた印刷の要求に応じて該印刷に用いられる印刷情報を生成する生成手段、及び該生成した印刷情報を送信する送信手段を有する送信装置と、前記送信された印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と前記第1の状態より消費電力が低く前記印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段を有する印刷装置と、前記送信装置で前記印刷の要求を受け付けてから前記印刷装置の前記印刷手段で前記生成された印刷情報に基づいた印刷が開始されるまでに要する第1の時間と、前記印刷手段が前記第2の状態から前記第1の状態に移行するために要する第2の時間と、に基づいて、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間より長い場合には、前記印刷の要求を受け付けてから、前記第1の時間から前記第2の時間を差し引いた時間が経過したときに前記印刷手段の前記第2の状態から前記第1の状態への移行が開始されるよう制御し、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間以下である場合には、時間の経過を待たずに前記移行が開始されるよう制御する制御手段と、を備えた印刷システムである。
請求項8の発明は、請求項7に記載の印刷システムにおいて、前記制御手段を前記送信装置または前記印刷装置に設けたものである。
請求項9の発明は、コンピュータを、受け付けた印刷の要求に応じて該印刷に用いられる印刷情報を生成する生成手段、及び該生成した印刷情報を送信する送信手段を有する送信装置で前記印刷の要求を受け付けてから前記生成された印刷情報の送信先で該印刷情報に基づいた印刷が開始されるまでに要する第1の時間と、前記送信された印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と前記第1の状態より消費電力が低く前記印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段を有する印刷装置の前記印刷手段が前記第2の状態から前記第1の状態に移行するために要する第2の時間と、に基づいて、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間より長い場合には、前記印刷の要求を受け付けてから、前記第1の時間から前記第2の時間を差し引いた時間が経過したときに前記印刷手段の前記第2の状態から前記第1の状態への移行が開始されるよう制御し、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間以下である場合には、時間の経過を待たずに前記移行が開始されるよう制御する制御手段として機能させるためのプログラムである。
請求項1の発明によれば、印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と該第1の状態より消費電力が低く印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段を、常に同じタイミングで第2の状態から第1の状態に移行させる場合に比べて、印刷手段が第1の状態への移行が完了してから印刷情報に基づいて印刷を開始するまでの待ち時間を短くすることができる。
請求項2の発明によれば、印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と該第1の状態より消費電力が低く印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段を、常に同じタイミングで第2の状態から第1の状態に移行させる場合に比べて、印刷手段が第1の状態への移行が完了してから印刷情報に基づいて印刷を開始するまでの待ち時間を短くすることができる。
請求項3の発明によれば、印刷の要求に応じた印刷情報を全て生成してから送信する場合に比べて、印刷を要求してから印刷手段で実際に印刷が開始されるまでの時間を短くすることができる。
請求項4の発明によれば、印刷情報の生成時間以外の時間を含めて第1の時間を導出する場合に比べて、第1の時間を簡易に導出することができる。
請求項5の発明によれば、印刷情報の生成時間をそのまま第1の時間として用いる場合に比べて、精度高く第1の時間を導出することができる。
請求項6の発明によれば、印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と該第1の状態より消費電力が低く印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段を、常に同じタイミングで第2の状態から第1の状態に移行させる場合に比べて、印刷手段が第1の状態への移行が完了してから印刷情報に基づいて印刷を開始するまでの待ち時間を短くすることができる。
請求項7の発明によれば、印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と該第1の状態より消費電力が低く印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段を、常に同じタイミングで第2の状態から第1の状態に移行させる場合に比べて、印刷手段が第1の状態への移行が完了してから印刷情報に基づいて印刷を開始するまでの待ち時間を短くすることができる。
請求項8の発明によれば、制御手段を独立した装置で構成する場合に比べて、システム構成を簡略化できる。
請求項9の発明によれば、印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と該第1の状態より消費電力が低く印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段を、常に同じタイミングで第2の状態から第1の状態に移行させる場合に比べて、印刷手段が第1の状態への移行が完了してから印刷情報に基づいて印刷を開始するまでの待ち時間を短くすることができる。
第1及び第2の実施の形態に係る印刷システムを構成するホストコンピュータ及び印刷装置の機能構成を示す図である。 第1から第3の実施の形態に係るホストコンピュータのハードウェア構成図である。 第1及び第2の実施の形態に係る印刷装置のハードウェア構成図である。 状態移行制御部による状態移行制御の機能を使用するか否かを規定する設定情報の指定画面の一例を示す図である。 送信時間の導出方法を規定する設定情報の指定画面の一例を示す図である。 移行時間の取得方法を規定する設定情報の指定画面の一例を示す図である。 図5の設定情報に基づいて導出された送信時間に対する補正の有無及び補正方法を規定する設定情報の指定画面の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係る状態移行制御部が実行する状態移行制御の処理ルーチンのフローチャートの一例を示す図である。 印刷情報の生成時間を求める処理フローの一例を示した図である。 第1の実施の形態における、T1≦T2の場合のタイミングチャートの一例である。 第1の実施の形態における、T1>T2の場合のタイミングチャートの一例である。 第1の実施の形態に係る状態移行制御部が実行する状態移行制御の処理ルーチンのフローチャートの他の例を示す図である。 第1の実施の形態に係る状態移行制御部が実行する状態移行制御の処理ルーチンのフローチャートの他の例を示す図である。 ホストコンピュータが全ての印刷情報を生成してから印刷装置に送信する場合の印刷動作シーケンスを示す図である。 ホストコンピュータが予め定められた単位の印刷情報を生成する毎に印刷装置に送信する場合の印刷動作シーケンスを示す図である。 第2の実施の形態において、T1>T2の場合に、移行命令を送信するタイミングで、そのタイミングまでに生成された印刷情報を印刷装置に送信する場合の印刷動作シーケンスの一例を示す図である。 第2の実施の形態において、予め定められた単位の印刷情報が生成される毎に該生成された印刷情報の送信が行われる場合であって、専用の移行命令により印刷エンジン部の状態移行が開始される場合の印刷動作シーケンスの一例を示す図である。 第3の実施の形態に係る印刷システムを構成するホストコンピュータ及び印刷装置の機能構成を示す図である。 第3の実施の形態に係る印刷装置のハードウェア構成図である。 第3の実施の形態に係るホストコンピュータの送信時間導出通知部が実行する処理ルーチンのフローチャートの一例と、印刷装置の状態移行制御部が実行する処理ルーチンのフローチャートの一例を示す図である。 第3の実施の形態における、T1≦T2の場合のタイミングチャートの一例である。 第3の実施の形態における、T1>T2の場合のタイミングチャートの一例である。 第3の実施の形態に係る送信時間導出通知部により行われる処理フローの他の例を示す。
以下、図面を参照して、実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本実施の形態に係る印刷システム10を構成するホストコンピュータ12及び印刷装置14の機能構成を示す図である。図1に示すように、印刷システム10は、ホストコンピュータ12及び印刷装置14を備え、ホストコンピュータ12及び印刷装置14はネットワーク16に接続され、ネットワーク16を介して相互に情報を送受信する。
印刷装置14は、印刷制御部40、印刷エンジン部42、電源制御部44、電源装置46、UI(ユーザインタフェース)48、及びネットワークI/F(インタフェース)50を備えている。
印刷制御部40は、ネットワークI/F50を介して受信された印刷情報に基づいて印刷が実行されるよう印刷エンジン部42の印刷動作を制御する。また、UI48の表示制御を行ったり、UI48を介して利用者により指定された情報に応じて印刷エンジン部42の印刷動作を制御したりする。
なお、ここで、印刷情報とは、印刷内容を表す情報であり、印刷すべき文字や図形を特定するための情報を含む。また、印刷情報に、印刷枚数や印刷サイズ等の印刷条件を示す情報が含まれていてもよい。
印刷エンジン部42は、印刷情報に基づいた光ビームを感光体に照射することで感光体上に静電潜像を形成し、形成した静電潜像をトナーによって現像することで得られたトナー像を中間転写体を介して(或いは介さずに)用紙等の記録媒体に転写し定着装置で定着させる、電子写真方式の印刷エンジンである。なお、本実施の形態では、印刷エンジン部42が電子写真方式の印刷エンジンである場合を例を挙げて説明するが、他の方式の印刷エンジンであってもよい。
電源装置46は、電力によって作動する印刷装置14の各部に対して電力を供給するための電源装置である。
電源制御部44は、電源装置46に接続されており、電源装置46から印刷装置14の各部へ供給する電力の供給を制御する。図1の破線は電源供給ラインを示している。
なお、前述の印刷エンジン部42は、印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と該第1の状態より消費電力が低く印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能に構成されている。電源制御部44は、印刷エンジン部42に対する電力を制御することで、印刷エンジン部42を第1の状態と第2の状態とに移行する。
電源制御部44は、予め定められた条件が成立した場合(例えば、予め定められた時間継続して印刷エンジン部42で印刷動作が行われない場合や、第2の状態に移行するようにUI48から指定された場合、など)に、印刷エンジン部42に対する通電を停止(或いは制限)して第2の状態に移行させる。また、印刷エンジン部42が第2の状態にあるときに、外部からネットワークI/F50を介して印刷エンジン部42を第1の状態に移行させる移行命令あるいは印刷情報を受信した場合や、第1の状態に移行するようにUI48から指示された場合には、電源制御部44は、印刷エンジン部42に対する通電を行って、第1の状態に移行させる。以下では、印刷エンジン部42を第2の状態から第1の状態に移行することを単に「状態移行」と呼称する。
なお、印刷エンジン部42の第2の状態から第1の状態への移行期間中に、移行命令または印刷情報を受信した場合であっても、移行動作には影響せず、電源制御部44は、そのまま印刷エンジン部42の状態移行を継続する。また、電源制御部44は、既に印刷エンジン部42が第1の状態にある場合に移行命令あるいは印刷情報を受信しても、印刷エンジン部42の状態の変更は行わない。なお、移行命令として、予め定められたコマンドを用いてもよいし、予め定められた信号を用いてもよいし、印刷動作に関わらないダミーの印刷情報を用いてもよい。
UI48は、例えば、表示パネル上にタッチパネルが重ねられたユーザインタフェースとしてのタッチパネルディスプレイにより構成されている。UI48は、画像や各種メッセージ等の情報を表示する表示部としての機能と、該表示された画像上の任意の位置を利用者が指定することにより各種機能の実行要求や設定情報等を指示入力する指示部としての機能を兼ね備えている。なお、UI48は、タッチパネルディスプレイに限定されるものではなく、例えば、液晶ディスプレイ等の表示部と、操作者により操作される操作ボタン等の指示部とを個別に設けた構成としてもよい。
ネットワークI/F50は、ネットワーク16を介して他の機器との間でデータの送受信を行うためのインターフェースである。
一方、ホストコンピュータ12は、状態移行制御部18、印刷元データ生成部20、プリンタドライバ22、印刷情報記憶部24、UI(ユーザインタフェース)26、及びネットワークI/F(インタフェース)28を備えている。
状態移行制御部18は、印刷装置14の印刷エンジン部42の状態移行を制御する。以下、この制御を「状態移行制御」と呼称する。状態移行制御部18の詳細な機能構成は後述する。
印刷元データ生成部20は、アプリケーションソフトウェアにより実現される機能であり、印刷装置14の印刷対象となる元データ(以下、印刷元データと呼称)を生成し、該生成した印刷元データについて印刷の要求を受け付けた場合には該印刷元データを後述するプリンタドライバ22に供給する。なお、アプリケーションソフトウェアは、例えば、ワープロ文書データを生成するワープロソフトであってもよいし、画像データを生成する描画ソフトであってもよい。
プリンタドライバ22は、印刷元データ生成部20から供給された印刷元データから印刷装置14で印刷するための印刷情報を生成する。生成した印刷情報は印刷情報記憶部24に記憶される。プリンタドライバ22は、印刷の要求に応じた印刷情報の生成が完了すると、該生成した印刷情報を印刷情報記憶部24から読み出して、印刷装置14に送信する。なお、本実施の形態では、印刷元データを印刷元データ生成部20で生成してプリンタドライバ22に供給する例について説明するが、これに限定されず、印刷元データは、ネットワーク16を介して外部の装置から取得したデータであってもよいし、ホストコンピュータ12で読み出し可能なCD−ROM等の記憶媒体から取得したデータであってもよい。
印刷情報記憶部24は、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)68やRAM(Random Access Memory)64等により構成され、プリンタドライバ22で生成された印刷情報を記憶する(図2も参照)。
UI26は、液晶ディスプレイ等の表示部と、操作者により操作される操作ボタンやキーボード等の操作部とにより構成されている。UI26の表示部には画像や各種メッセージ等の情報が表示され、操作部によりホストコンピュータ12に対する操作指示や各種設定情報等が指示入力される。
ネットワークI/F28は、ネットワーク16を介して他の機器との間でデータの送受信を行うためのインターフェースである。
ここで、状態移行制御部18の機能構成について更に詳細に説明する。状態移行制御部18は、送信時間導出部30、移行時間取得部32、比較部34、タイマ36、及び移行命令送信部38を含んで構成されている。
送信時間導出部30は、印刷元データについて印刷の要求を受け付けてから、該印刷の要求に応じて生成された印刷情報の送信先の印刷装置14の印刷エンジン部42で該印刷情報に基づいた印刷が開始されるまでに要する時間(以下、送信時間と呼称する)を導出する。
移行時間取得部32は、第2の状態にある印刷エンジン部42が第2の状態から第1の状態に移行するために要する時間、言い換えると、状態移行を開始してから状態移行が完了するまでに要する時間(以下、移行時間と呼称する)を取得する。
なお、送信時間導出部30で導出される送信時間には、印刷エンジン部42の移行時間は含まれない。
比較部34は、送信時間導出部30で導出された送信時間と移行時間取得部32で取得された移行時間とを比較する。
移行命令送信部38は、比較部34での比較結果に応じたタイミングで、印刷装置14に対して、印刷エンジン部42を第2の状態から第1の状態に移行させるための移行命令を送信する。なお、移行命令送信部38は、必要に応じてタイマ36の計時結果を参照して移行命令を送信する。
図2は、ホストコンピュータ12のハードウェア構成図である。
ホストコンピュータ12は、CPU(Central Processing Unit)60、ROM(Read Only Memory)62、RAM(Random Access Memory)64、入出力ポート66、HDD(ハードディスクドライブ)68、UI26、ネットワークI/F28、及びタイマ36を備えている。なお、CPU60、ROM62、RAM64、入出力ポート66、タイマ36、及びネットワークI/F28は、各々バス70に接続されている。入出力ポート66には、HDD68、及びUI26が接続されている。
CPU60は、ROM62あるいはHDD68に記憶された各種プログラムを実行する。CPU60が実行するプログラムには、上記印刷元データ生成部20を実現するためのアプリケーションソフトウェアのプログラム、プリンタドライバのプログラム、及び状態移行制御部18を実現するための移行制御プログラム等が含まれる。RAM64はワークメモリ等として利用される。
なお、本実施の形態のホストコンピュータ12は、状態移行制御部18で行われる状態移行制御の内容を規定する設定情報を予め利用者がUI26を介して指定するための機能を有している。この設定情報を指定するための指定画面をUI26に表示するための表示情報、及び指定画面を表示したり指定された設定情報を記憶するためのプログラムも、予めROM62あるいはHDD68に記憶されている。CPU60は、該記憶された表示情報やプログラムに基づいて、UI26の表示を制御する。なお、各種指定画面及び該指定画面で指定される設定情報の詳細については後述する。
なお、CPU60が実行するプログラムを記録する記録媒体は、ROM62やHDD68に限定されず、CD−ROMやDVDディスク、光磁気ディスクやICカード等であってもよいし、電気通信回線上の搬送波のような伝送媒体であってもよく、特に限定されない。
図3は、印刷装置14のハードウェア構成図である。
印刷装置14は、印刷制御部40、印刷エンジン部42、電源制御部44、電源装置46、UI48、入出力ポート72、及びネットワークI/F50を備えている。なお、印刷制御部40、電源制御部44、入出力ポート72、及びネットワークI/F50は、各々バス74に接続されている。入出力ポート66には、UI48が接続されている。
印刷制御部40は、CPU52、ROM54、及びRAM56を含んで構成されている。CPU52は、ROM54に記憶された各種プログラムを実行する。RAM56はワークメモリ等として利用される他、ネットワークI/F50を介して受信した印刷情報も記憶される。
印刷制御部40のCPU52は、ROM54に記憶された情報やプログラムを用いて、UI48の表示を制御する。なお、印刷制御部40がASIC等のハードウェアで構成されていてもよい。
電源制御部44は、本実施の形態では、ASIC等のハードウェアで構成されているものとする。なお、電源制御部44が、CPU、ROM、及びRAMを含むコンピュータを含んで構成されていてもよい。
次に、本実施の形態の作用について説明する。本実施の形態では、利用者が事前に、予め定められた指定画面から、状態移行制御の内容を規定する設定情報を指定する。
図4は、状態移行制御部18による状態移行制御の機能を使用するか否かを規定する設定情報の指定画面77の一例を示す図である。
指定画面77において、「状態移行制御機能を使用する」を指定するラジオボタン81が選択された場合には、状態移行制御部18による状態移行制御の機能を使用することを示す設定情報がHDD68等の記憶手段に記憶される。また、「状態移行制御機能を使用しない」を指定するラジオボタン82が選択された場合には、状態移行制御部18による状態移行制御の機能を使用しないことを示す設定情報がHDD68等の記憶手段に記憶される。
図5は、送信時間の導出方法を規定する設定情報の指定画面78の一例を示す図である。この指定画面78では、送信時間として印刷情報の生成時間の導出方法を規定する。
指定画面78において、「自動導出する」を指定するラジオボタン83が選択された場合には、生成時間を自動導出することを示す設定情報がHDD68等の記憶手段に記憶される。また、「1ページあたりの処理時間を指定する」を指定するラジオボタン84が選択された場合には、利用者が指定領域85で指定した1ページあたりの処理時間から生成時間を計算することを示す設定情報がHDD68等の記憶手段に記憶される。また、「固定値を使用する」を指定するラジオボタン86が選択された場合には、利用者が指定領域87で指定した固定値を生成時間とすることを示す設定情報がHDD68等の記憶手段に記憶される。
なお、利用者は、印刷元データの種類(ファイル形式や、テキストデータかイメージデータか、など)に応じて、指定領域85で1ページあたりの処理時間を指定してもよいし、印刷元データが定型業務によって生成される場合には、該定形業務の種類に応じて指定領域87で固定値を指定してもよい。定形業務で生成される印刷元データは、ページ数や内容の変動が小さいためである。また、図5に示す指定画面78には、指定領域85及び指定領域87が1つずつ設けられているが、印刷元データの種類毎あるいは定形業務の種類毎に指定領域が設けられ、1ページあたりの処理時間や固定値が指定可能に構成されていてもよい。
なお、指定領域85で指定された処理時間、および指定領域87で指定した固定値の情報もHDD68などの記憶手段に記憶される。
図6は、移行時間の取得方法を規定する設定情報の指定画面79の一例を示す図である。
指定画面79において、「移行時間を指定する」を指定するラジオボタン88が選択された場合には、利用者が指定領域89で指定した固定値を移行時間とすることを示す設定情報がHDD68等の記憶手段に記憶される。また、「印刷装置から取得する」を指定する指定するラジオボタン90が選択された場合には、移行時間を印刷装置14から取得することを示す設定情報がHDD68等の記憶手段に記憶される。
図7は、図5の設定情報に基づいて導出された送信時間に対する補正の有無及び補正方法を規定する設定情報の指定画面80の一例を示す図である。
ホストコンピュータ12で印刷の要求を受け付けてから印刷装置14の印刷エンジン部42で印刷情報に応じた印刷が開始されるまでに要する時間の大部分は印刷情報の生成時間となるため、生成時間(以下、生成時間T0と符号を付す)をそのまま送信時間として用いてもよいが、例えば、以下に示す時間を生成時間T0に加算して送信時間を導出してもよい。
・ホストコンピュータ12で印刷情報の生成が完了してから、該生成された印刷情報の送信が開始されるまでの時間t1(この時間には、例えば、印刷情報記憶部24に記憶した印刷情報を送信のために読み出す読出し時間が含まれる)
・ホストコンピュータ12から印刷情報を送信してから印刷装置14に到着するまでの転送時間t2
・印刷装置14で印刷情報を受信してから印刷動作が開始されるまでの時間t3(この時間には、例えば、受信した印刷情報を印刷動作のために読み出す読出し時間が含まれる)
指定画面80では、生成時間にt1からt3の少なくとも1つの時間を加算するために用いられる補正値を指定する。
この指定画面80において、「1ページあたりの補正値を指定する」を指定するラジオボタン91が選択された場合には、利用者が指定領域92で指定した1ページあたりの補正値を用いて送信時間を補正することを示す設定情報がHDD68等の記憶手段に記憶される。指定領域92で指定されるは、t1、t2、t3、t1+t2、t2+t3、t3+t1、及びt1+t2+t3のいずれかの時間を印刷元データ1ページあたりの時間に換算したものである。
また、「印刷元データのサイズに応じた補正値を指定する」を指定するラジオボタン93が選択された場合には、利用者が指定領域94で指定した単位データサイズあたりの補正値を用いて送信時間を補正することを示す設定情報がHDD68等の記憶手段に記憶される。指定領域94で指定される補正値は、上記、t1、t2、t3、t1+t2、t2+t3、t3+t1、及びt1+t2+t3のいずれかの時間を印刷元データの単位データサイズあたりの時間に換算したものである。
また、「固定値を使用する」を指定するラジオボタン95が選択された場合には、利用者が指定領域96で指定した固定値を補正値として用いて送信時間を補正することを示す設定情報がHDD68等の記憶手段に記憶される。指定領域96で指定される補正値は、上記、t1、t2、t3、t1+t2、t2+t3、t3+t1、及びt1+t2+t3のいずれかの時間を示すものである。
また、「補正しない」を指定するラジオボタン97が選択された場合には、送信時間を補正しないことを示す設定情報がHDD68等の記憶手段に記憶される。
なお、指定領域92で指定された補正値、指定領域94で指定した補正値、および指定領域96で指定した固定値の情報も記憶される。
利用者は、上記t1からt3を予め実験などで求めておき、指定画面80で該時間に応じた補正値を指定するようにしてもよい。なお、t2は、ネットワークのトラフィックなどに応じて変動するため、平均的な転送時間を求めて上記補正値を指定するようにしてもよいし、時間帯に応じてトラフィックが変動する場合には、時間帯に応じた補正値を指定するようにしてもよい。また、利用者が補正値を指定するのではなく、ホストコンピュータ12のHDD68等の記憶手段に、予め補正値(固定値)を記憶しておくようにしてもよい。
次に、本実施の形態に係る状態移行制御部18による状態移行制御について図8を参照しながら説明する。図8は、状態移行制御部18が実行する状態移行制御の処理ルーチンのフローチャートの一例を示す図である。
印刷元データ生成部20でUI26を介して利用者から印刷の要求を受け付けると、プリンタドライバ22が起動される。プリンタドライバ22は、印刷元データ生成部20から供給された印刷元データから印刷の要求に応じた印刷情報の生成を開始する。
また、状態移行制御部18は、印刷元データ生成部20で印刷の要求を受け付けると、図8のフローチャートに示す処理ルーチンを開始する。なお、このとき、タイマ36の計時も開始する。
ステップ100では、上記図4の指定画面77で利用者により指定され記憶された設定情報を読み出して状態移行制御機能を使用するか否かを判断する。読み出した設定情報が、状態移行制御機能を使用することを示している場合には、ステップ102に進む。
ステップ102では、送信時間導出部30が送信時間(以下、送信時間T1と符号を付す)を導出する。ここでは、上記図5の指定画面78で利用者により指定され記憶された設定情報と、図7の指定画面80で利用者により指定され記憶された設定情報とを読み出し、該読み出した設定情報にしたがって、送信時間T1を導出する。
送信時間導出部30は、まず、指定画面78で指定された設定情報に基づいて、印刷情報の生成時間T0を導出する。
例えば、指定画面78で指定された設定情報が、自動導出することを示している場合には、送信時間導出部30は印刷情報の生成時間を予め定められた方法(例えば、下記(1)〜(3))で導出する。
(1)1ページ目の印刷元データに対する印刷情報の生成が完了した時点で、1ページ分の生成時間を取得し、該1ページ分の生成時間と印刷元データの総ページ数とを掛け合わせて印刷情報全体の生成時間を導出する。
(2)1ページ目からαページ目までの印刷元データに対する印刷情報の生成が完了した時点で、αページ分の生成時間を取得し、該αページ分の生成時間と印刷元データの総ページ数とから、印刷情報全体の生成時間を計算して導出する。
(3)印刷元データの総ページ数或いはファイルサイズから、生成時間を導出する。
図9は、上記(1)の方法により印刷情報の生成時間を求める場合の処理フローの一例を示した図である。
プリンタドライバ22は、ステップ120で、印刷の要求を受け付けて起動されると、ステップ122で、印刷元データ生成部20に対して、印刷元データの総ページ数を問い合わせる。
印刷元データ生成部20は、ステップ124で、プリンタドライバ22からの問い合わせに対して、印刷元データの総ページ数を確認し、ステップ126で、該確認した総ページ数Ptをプリンタドライバ22に通知する。また、印刷元データ生成部20は、ステップ128で、印刷元データをプリンタドライバ22に対して供給する。
プリンタドライバ22は、ステップ130で、印刷元データ生成部20から供給された印刷元データに基づいて、印刷情報の生成を開始する。ステップ132で、1ページ分の印刷元データに対する印刷情報の生成が完了すると、ステップ134で、印刷情報の生成を開始してから1ページ分の印刷情報の生成が完了するまでの時間Tp1と総ページ数Ptとを掛け合わせて生成時間を計算する。
また、上記(2)の方法で印刷情報の生成時間を求める場合には、印刷元データαページ分の印刷情報の生成時間をTpαとすると、総ページ数Ptをαで除算した値にTpαに乗算して求める。
また、上記(3)の方法で印刷情報の生成時間を求める場合には、例えば、印刷元データの総ページ数あるいはファイルサイズと生成時間(総ページ数あるいはファイルサイズに対応する平均的な生成時間を予め実験などで求めておく)とを予め対応付けて登録したテーブルをHDD68などの記憶手段に記憶しておき、該テーブルを参照して求める。また、単位ファイルサイズあたりの生成時間を記憶しておき、印刷元データのファイルサイズを単位ファイルサイズで除算した値に、該単位ファイルサイズあたりの生成時間を乗算した値を生成時間として求めてもよい。また、例えば、印刷元データの種類と、1ページあたりの生成時間とを対応付けて登録したテーブルを予めHDD68などの記憶手段に記憶しておき、印刷元データ生成部20から取得した印刷元データの種類に基づいて、該テーブルから1ページあたりの生成時間を取得し、該取得した生成時間と総ページ数Ptを乗算してトータルの生成時間を求めてもよい。
なお、指定画面78で指定された設定情報が、利用者が指定領域85で指定した1ページあたりの処理時間から送信時間を計算することを示していた場合には、利用者が指定領域85で指定した1ページあたりの処理時間tp1と印刷元データ生成部20から取得した総ページ数Ptとを掛け合わせて生成時間T0を計算する。
また、指定画面78で指定された設定情報が、利用者が指定領域87で指定した固定値を送信時間とすることを示していた場合には、該固定値を読み出してそのまま生成時間T0として用いる。
次に、送信時間導出部30は、上記のように生成時間T0を導出した後、指定画面80で指定された設定情報から、該導出された生成時間T0を補正するか否かを確認する。指定画面80で指定された設定情報が、送信時間を補正しないことを示している場合には、上記導出した生成時間T0をそのまま送信時間T1として用いる。
また、指定画面80で指定された設定情報が、利用者が指定領域92で指定した1ページあたりの補正値を用いて送信時間を補正することを示している場合には、利用者が指定領域92で指定した1ページあたりの補正値に上記印刷元データの総ページ数Ptを乗算した値を上記導出した生成時間T0に加算して送信時間T1を補正する。
また、指定画面80で指定された設定情報が、利用者が指定領域94で指定した単位データサイズあたりの補正値を用いて送信時間を補正することを示している場合には、印刷元データのサイズを単位データサイズで除算した値に、指定領域94で指定した単位データサイズあたりの補正値を乗算して求めた値を上記導出した生成時間T0に加算して送信時間T1を補正する。
また、指定画面80で指定された設定情報が、利用者が指定領域96で指定した固定値を補正値として用いて送信時間を補正することを示している場合には、該指定された固定値を上記導出した生成時間T0に加算して補正する。
上記補正により、生成時間T0に前述したt1、t2及びt3の少なくとも1つの時間が加算された時間が送信時間T1として導出される。
なお、ここでは、生成時間T0に補正値を加算して送信時間T1を求めたが、例えば、印刷元ページ数或いは印刷元データのサイズ等に対応させて、予め生成時間にt1〜t3の少なくとも1つの時間を加算した時間をテーブルに記憶しておき、印刷元データに基づいて該時間を読み出し、該読み出した時間を送信時間T1として用いてもよい。
次に、図8のステップ104では、移行時間取得部32が、印刷元データを印刷する印刷装置14の印刷エンジン部42の移行時間(以下、移行時間T2と符号を付す)を取得する。ここでは、上記図6の指定画面79で利用者により指定され記憶された設定情報を読み出し、該読み出した設定情報にしたがって、移行時間T2を取得する。
例えば、読み出した設定情報が、利用者が指定領域89で指定した固定値を移行時間とすることを示している場合には、移行時間T2として該指定領域89で指定された固定値を読み出して取得する。
また、読み出した設定情報が、移行時間を印刷装置14から取得することを示している場合には、印刷装置14に移行時間T2を問い合わせ、印刷装置14から取得する。このように移行時間T2を問い合わせて取得する場合には、移行時間T2の問い合わせを受信した場合に移行時間T2をホストコンピュータ12に送信するように予め電源制御部44を設定しておく。
なお、図示は省略するが、印刷装置の種類と移行時間T2とを対応付けて記憶したテーブルを予めホストコンピュータ12のHDD68等の記憶手段に記憶しておき、移行時間取得部32が、印刷の要求に応じて該印刷を行う印刷装置を特定し、該特定された印刷装置の種類に基づいてテーブルから移行時間T2を読み出して取得するようにしてもよい。
次に、ステップ106で、比較部34が、送信時間T1と移行時間T2とを比較する。比較の結果、T1≦T2であると判断した場合には、移行命令送信部38は、ステップ108で、時間の経過を待たずに、すなわちT1≦T2であると判断した時点で、印刷装置14に対して移行命令を送信する。また、T1>T2であると判断した場合には、移行命令送信部38は、タイマ36を確認し、ステップ110で、印刷の要求を受け付けてから[T1−T2]が経過するまで待機する。そして、[T1−T2]が経過したときに、ステップ112で、印刷装置14に対して移行命令を送信する。
なお、プリンタドライバ22は、印刷情報の生成が完了すると、該生成した印刷情報を印刷情報記憶部24から読み出して順次印刷装置14に送信する。すなわち、本実施の形態では、印刷情報の生成及び送信は、状態移行制御部18による状態移行制御とは関わりなく行われる。印刷装置14に送信された印刷情報は、印刷装置14の印刷制御部40のRAM56に記憶され、第1の状態への移行が完了した印刷エンジン部42の印刷動作に用いられる。
一方、ステップ100で、上記読み出した設定情報が、状態移行制御の機能を使用しないことを示す場合には、上記ステップ102〜112の処理は行われず、本処理ルーチンを終了する。この場合には、プリンタドライバ22により生成された印刷情報が送信されて印刷装置14で受信されたときに、電源制御部44が印刷エンジン部42の状態移行を開始する。状態移行が開始されてから完了するまでの期間中も、印刷情報の受信は継続され、印刷装置14の印刷制御部40のRAM56に記憶される。そして、印刷エンジン部42の第1の状態への移行が完了すると、印刷エンジン部42は該記憶された印刷情報に応じた印刷を開始する。
図10は、T1≦T2の場合のタイミングチャートの一例である。
ホストコンピュータ12は、印刷の要求を受け付けた後(ステップ200)、T1≦T2であると判断した時点(ステップ202)で移行命令を送信する。
印刷装置14の電源制御部44は、移行命令を受信すると、印刷エンジン部42の状態移行を開始する(ステップ204)。なお、T1≦T2の場合には、状態移行期間中にプリンタドライバ22による印刷情報の生成が完了する。ホストコンピュータ12から印刷装置14に対して送信された印刷情報は、印刷制御部40のRAM56等に記憶される(ステップ206)。
そして、状態移行を開始してから移行時間T2が経過したとき(ステップ208)に、印刷エンジン部42の第1の状態への移行が完了し、上記受信された印刷情報に基づいて印刷動作が開始される(ステップ210)。
図11は、T1>T2の場合のタイミングチャートの一例である。図10と同じ符号のステップは図10と同じ内容のステップであることを示している。
ホストコンピュータ12は、印刷の要求を受け付け(ステップ200)、T1>T2であると判断した後、印刷の要求を受け付けてから[T1−T2]が経過した時点で移行命令を送信する(ステップ202)。
印刷装置14の電源制御部44は、移行命令を受信すると、印刷エンジン部42の状態移行を開始する(ステップ204)。状態移行を開始してから移行時間T2が経過すると、ホストコンピュータ12のプリンタドライバ22により、印刷情報の生成が完了して、該印刷情報が印刷装置14に送信される(ステップ206)と共に、印刷エンジン部42の第1の状態への移行が完了する(ステップ208)。そして、ホストコンピュータ12から受信した印刷情報に基づいて印刷動作が開始される(ステップ210)。
状態移行制御部18の状態移行制御は、上記形態に限定されない。例えば、上記ステップ104で、印刷装置14に対して問い合わせて取得した移行時間T2が0である(既に印刷装置14の印刷エンジン部42が第1の状態にある)場合には、ホストコンピュータ12で移行命令を送信することなく状態移行制御の処理ルーチンを終了するようにしてもよい。すなわち、図12に示すように、ステップ106でのT1とT2との比較に関わらず、印刷装置14から取得したT2が0であった場合には、ステップ110には移行せず、何もしないこととし(ステップ107)、状態移行制御の処理ルーチンを終了する。これ以外の処理は図8と同様であるため説明を省略する。
また、上記ステップ102の前に、印刷装置14に対して印刷エンジン部42の状態を問い合わせ、既に印刷装置14が第1の状態にある場合には、移行命令を送信することなく状態移行制御の処理ルーチンを終了するようにしてもよい。すなわち、図13に示すように、ステップ100の後、ステップ101で、印刷装置に対して印刷エンジン部42の状態を問い合わせて確認し、印刷エンジン部42が既に第1の状態にあれば(或いは既に状態移行期間中であれば)、ステップ102〜112の処理は行わずに状態移行制御の処理ルーチンを終了し、印刷エンジン部42が第2の状態にあれば、ステップ102以降の処理を実行する。
なお、ここでは、印刷エンジン部42の状態を取得する方法として、印刷の要求を受け付けたときに、ホストコンピュータ12から印刷要求先の印刷装置14に対して印刷エンジン部42の状態の問い合わせを行う例について説明したが、状態の取得方法はこれに限定されない。例えば、印刷装置14が定期的に(予め定められたタイミングで)ホストコンピュータ12に対して印刷エンジン部42の状態を通知するように構成してもよい。また、印刷エンジン部42の状態が変化したときに、印刷装置14からホストコンピュータ12に対して、状態が変化した旨を通知するように構成してもよい。この場合には、ホストコンピュータ12は印刷装置14の印刷エンジン部42の状態を示す情報を記憶しておくようにする。移行制御部18は、状態移行制御を行う場合に、記憶された状態を示す情報を読み出して取得する。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、ホストコンピュータ12が、印刷の要求に応じた全ての印刷情報の生成が完了した後に印刷装置14に対する印刷情報の送信を開始し、印刷装置14が、印刷の要求に応じた全ての印刷情報を受信した後に印刷動作を開始する場合を例に挙げて説明したが、ホストコンピュータ12や印刷装置14は第1の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、ホストコンピュータ12として、全ての印刷情報を生成してから送信を開始する装置(以下装置A)だけでなく、予め定められた単位(例えば印刷元データβページ分など(βは1以上の整数))の印刷情報を生成した時点で送信を開始する装置(以下、装置B)を適用してもよい。
また、印刷装置14として、全ての印刷情報を受信し終わってから印刷動作を開始する装置(装置a)だけでなく、予め定められた単位(例えば印刷元データγページ分など(γは1以上の整数))の印刷情報を受信した時点で印刷動作を開始する装置(以下、装置b)を適用してもよい。
したがって、ホストコンピュータ12及び印刷装置14の組み合わせとして、A−a、A−b、B−a、B−bの4つの組み合わせが考えられる。
図14及び図15に、それぞれの組み合わせに応じた印刷動作シーケンスを示す。
図14の左側シーケンスが、A−aの組み合わせについての印刷動作シーケンスであり、図14の右側シーケンスが、A−bの組み合わせについての印刷動作シーケンスであり、図15の左側シーケンスが、B−aの組み合わせについての印刷動作シーケンスであり、図15の右側シーケンスが、B−bの組み合わせについての印刷動作シーケンスである。
上記いずれの組み合わせでも、第1の実施の形態で説明した状態移行制御機能の実施が可能だが、印刷情報の全てを生成してから印刷装置14に印刷情報が送信され、印刷装置14で印刷情報の全てを受信してから印刷が開始されるA−aの組み合わせでは、他の組み合わせに比べて印刷開始時刻が遅くなることがある。
本実施の形態では、第1の実施の形態の移行命令を送信するタイミングで、移行命令として印刷情報の一部、例えば、そのタイミングまでに生成された印刷情報を印刷装置14に送信することにより、印刷エンジン部42の状態移行を開始させる。すなわち、印刷情報が移行命令を兼ねるようにする。また、印刷エンジン部42の状態移行期間中も、プリンタドライバ22で印刷情報の生成・送信が継続して行なわれるよう構成する。
図16は、T1>T2の場合に、移行命令を送信するタイミングで、そのタイミングまでに生成された印刷情報を印刷装置14に送信する場合の印刷動作シーケンスの一例を示す図である。
図16に示すように、ステップ400で印刷の要求を受け付けると、プリンタドライバ22が印刷情報の生成を開始する。そして、移行命令送信部38は、ステップ402で(印刷の要求を受け付けてから、[T1−T2]の時間が経過したときに)、その時点までに生成された印刷情報が印刷装置14に送信されるようプリンタドライバ22を制御する。すなわち、この例では、印刷の要求を受け付けてから、[T1−T2]の時間が経過するまでは印刷情報の送信が停止される。
一方、送信された印刷情報を受信した印刷装置14の電源制御部44は、ステップ404で、印刷エンジン部42の第1の状態への移行を開始する。
なお、プリンタドライバ22は、該状態移行期間中も、ステップ406に示すように順次印刷情報を生成して送信する(例えば、予め定められた単位の印刷情報を生成する毎に送信する)。状態移行開始から移行時間T2が経過すると、最終ページ分の印刷情報が印刷装置14に送信され(ステップ408)、印刷エンジン部42の第1の状態への移行が完了する(ステップ410)。そして、ステップ412で印刷装置14の印刷が開始される。なお、印刷エンジン部42の状態移行が完了した時点で即時印刷動作が開始されるよう、送信時間T1を印刷情報の転送時間や読出し等を考慮した補正値で補正しておくようにしてもよい(第1の実施の形態参照)。
T1≦T2の場合であっても、T1≦T2と判断した時点で、印刷の要求を受け付けてから該時点までに生成された印刷情報を送信するようにしてもよい。なお、T1≦T2であると判断するまでの期間は非常に短いが、印刷元データによっては印刷装置14に送信可能な単位の印刷情報の生成が完了することもある。T1≦T2と判断した時点で、印刷装置14に送信可能な単位の印刷情報が生成が完了していない場合には、予め定められたコマンド等を移行命令として送信すればよい。
なお、印刷の要求を受け付けてから[T1−T2]の時間が経過するまでの期間にも、印刷情報の送信が行われるようにしてもよい。この場合には、印刷装置14で印刷情報を受信した段階では、印刷エンジン部42の状態移行が開始されないように制御する必要がある。
例えば、事前に、印刷動作に関わらない予め定められた移行命令(以下、専用の移行命令)を受信するまでは状態移行を開始しないように電源制御部44を設定しておく。また、状態移行制御部18を、移行命令を送信するタイミングで「専用の移行命令」を送信するように構成する。なお、電源制御部44に対する事前の設定は、例えば、移行時間取得部32による印刷装置14に対する移行時間T2の問い合わせの際に、電源制御部44に対する設定要求を送信して設定させるようにしてもよい。
図17は、予め定められた単位の印刷情報が生成される毎に該生成された印刷情報の送信が行われる場合であって、専用の移行命令により印刷エンジン部42の状態移行が開始される場合の印刷動作シーケンスの一例を示す図である。ここでは、プリンタドライバ22が1ページ分の印刷元データの印刷情報を生成する毎に該印刷情報を送信する場合を例に挙げて説明する。
図17に示すように、ステップ500で印刷の要求を受け付けると、プリンタドライバ22が印刷情報の生成を開始する。印刷装置14に対しては、上記設定要求を送信しておく(図示省略)。これにより、印刷の要求を受け付けてから[T1−T2]の時間が経過するまでの期間に、1ページ目の印刷情報が生成され、その送信が開始されても(ステップ502)、電源制御部44は印刷エンジン部42の状態移行を開始しない(ステップ504)。印刷の要求を受け付けてから[T1−T2]の時間が経過したときに、移行命令送信部38は、専用の移行命令を印刷装置14に送信する(ステップ506)。電源制御部44は、該専用の移行命令を受信すると、印刷エンジン部42の状態移行を開始する(ステップ508)。
そして、印刷エンジン部42の状態移行に関わらず、プリンタドライバ22は、予め定められた単位(ここでは、印刷元データ1ページ分)の印刷情報を生成する毎に印刷装置14に対して該生成した印刷情報を送信する。状態移行開始から移行時間T2が経過すると、ホストコンピュータ12からの最終ページ分の印刷情報が送信され(ステップ510)、印刷エンジン部42の第1の状態への移行が完了する(ステップ512)。そして、ステップ514で印刷装置14の印刷が開始される。なお、印刷エンジン部42の状態移行が完了した時点で即時印刷動作が開始されるよう、送信時間T1を印刷情報の転送時間や読出し時間等を考慮した補正値で補正しておくようにしてもよい(第1の実施の形態参照)。
なお、第1及び第2の実施の形態では、ネットワーク16に1台の印刷装置14が接続されている例について説明したが、2台以上接続されていてもよい。また、本実施の形態では、ホストコンピュータ12に状態移行制御部18を設けた例について説明したが、ホストコンピュータ12とは別の装置(図示省略)に状態移行制御部18を設け、印刷システム10を、印刷情報を生成して送信する装置(ホストコンピュータ)と、状態移行制御部18を有する装置と、印刷装置とで構成してもよい。
また、第1及び第2の実施の形態では、状態移行制御部18を、CPU60がプログラムを実行することにより実現される機能として説明したが、該機能を有するハードウェアで構成してもよい。
[第3の実施の形態]
第1及び第2の実施の形態では、ホストコンピュータ12が電源制御部44を制御して印刷エンジン部42の状態移行を制御する例について説明したが、本実施の形態では、印刷装置側で、状態移行のタイミングを判断して印刷エンジン部42の状態移行を制御する例について説明する。
図18は、本実施の形態に係る印刷システム11を構成するホストコンピュータ13及び印刷装置15の機能構成を示す図である。図18に示すように、印刷システム11は、ホストコンピュータ13及び印刷装置15を備え、ホストコンピュータ13及び印刷装置15はネットワーク16に接続され、ネットワーク16を介して相互に情報を送受信する。ここで、図1に示す符号と、図18に示す符号が同一の構成要素は、それぞれ、同一の機能を有する構成要素を意味するため説明を省略する。
ホストコンピュータ13は、送信時間導出通知部17を備えている。送信時間導出通知部17は、送信時間導出部30及び送信時間通知部31を備えている。送信時間導出部30は、第1の実施の形態で説明した通り送信時間を導出する。ホストコンピュータ13は、送信時間導出部30で導出された送信時間を印刷装置15に通知する。
印刷装置15は、第1の実施の形態の印刷装置14の構成要素に加え、状態移行制御部19を備えている。状態移行制御部19は、印刷エンジン部42の状態移行制御を行う。状態移行制御部19は、送信時間取得部33、移行時間取得部32、比較部34、タイマ36、及び移行命令送出部39を含んで構成されている。
送信時間取得部33は、ホストコンピュータ13から送信時間を取得する。
移行時間取得部32は、第1の実施の形態で説明したとおり、移行時間を取得する。
比較部34は、送信時間取得部33で取得された送信時間と移行時間取得部32で取得された移行時間とを比較する。
移行命令送出部39は、比較部34での比較結果に応じたタイミングで、電源制御部44に対して、印刷エンジン部42を第2の状態から第1の状態に移行させるための移行命令を送出する。なお、移行命令送出部39は、必要に応じてタイマ36の計時結果を参照し、移行命令を送出する。
なお、ホストコンピュータ13のハードウェア構成は、図2を用いて説明したホストコンピュータ12のハードウェア構成と同じであるため、説明を省略する。なお、本実施の形態では、CPU60が実行するプログラムには、送信時間導出通知部17を実現するためのプログラムが含まれる。
図19は、印刷装置15のハードウェア構成図である。印刷装置15のハードウェア構成には、第1の実施の形態の印刷装置14の構成要素に加え、状態移行制御部19を備えている。状態移行制御部19の各機能は、本実施の形態ではハードウェアにより構成されている。なお、状態移行制御部19が、CPU、ROM、及びRAMを含むコンピュータを含んで構成されていてもよい。
また、本実施の形態において、ホストコンピュータ13のプリンタドライバ22は、印刷の要求に応じた全ての印刷情報の生成が完了した後に印刷装置15に対する印刷情報の送信を開始する装置であって、印刷装置15は、印刷の要求に応じた全ての印刷情報をホストコンピュータ13から受信した後に印刷動作を開始する装置であるものとする。
次に、図20を用いて本実施の形態の作用を説明する。
図20は、本実施の形態に係るホストコンピュータ13の送信時間導出通知部17が実行する処理ルーチンのフローチャートの一例と、印刷装置15の状態移行制御部19が実行する処理ルーチンのフローチャートの一例を示す図である。
ホストコンピュータ13の印刷元データ生成部20で利用者の印刷の要求を受け付けると、プリンタドライバ22が起動される。プリンタドライバ22は、受け付けた印刷の要求に応じて、印刷元データ生成部20から供給された印刷元データから印刷情報を生成する。
また、送信時間導出通知部17は、印刷元データ生成部20で印刷の要求を受け付けると、図20に示す処理ルーチンを開始する。
ステップ600では、第1の実施の形態の図4の指定画面77で利用者により指定され記憶された設定情報を読み出して状態移行制御機能を使用するか否かを判断する。読み出した設定情報が、状態移行制御機能を使用することを示している場合には、ステップ602に進む。
ステップ602では、送信時間導出部30が送信時間T1を導出する。導出方法は、第1の実施の形態で説明した通りであるため、説明を省略する。
ステップ604では、送信時間通知部31が、上記導出された送信時間T1をネットワークI/F28を介して印刷装置15に通知する。
一方、ステップ600で、読み出した設定情報が、状態移行制御機能を使用しないことを示している場合には、本処理ルーチンを終了する。
印刷装置15の状態移行制御部19は、ステップ610でホストコンピュータ13から送信時間T1の通知の受信待ちを行う。送信時間T1の通知を受信した場合には、ステップ612で、タイマ36の計時を開始する。なお、ここでは、印刷元データ生成部20で印刷の要求を受け付けてからタイマ36の計時が開始されるまでの時間tが既に計時された状態から、タイマ36の計時を開始する。時間tは、予め実験等で求めておき事前に設定しておく。
ステップ614では、移行時間取得部32が、移行時間T2を取得する。例えば、予め実験等で求めておいた時間あるいは設計値を移行時間T2として状態移行制御部19に設けられた不図示の記憶部(あるいは印刷制御部40のROM54等でもよい)に記憶しておいてもよいし、利用者が事前にUI48を介して移行時間T2を指定して上記不図示の記憶部(あるいは印刷制御部40のROM54等でもよい)に記憶しておいてもよい。移行時間取得部32は、該記憶されている移行時間T2を読み出して取得する。
ステップ616では、比較部34が、送信時間T1と移行時間T2とを比較する。比較の結果、T1≦T2であると判断した場合には、移行命令送出部39は、ステップ618で、時間の経過を待たずに、すなわちT1≦T2であると判断した時点で、電源制御部44に対して移行命令を送出する。また、T1>T2であると判断した場合には、移行命令送出部39は、タイマ36を確認し、ステップ620で、印刷の要求を受け付けてから[T1−T2]が経過するまで待機する。そして、[T1−T2]が経過したときに、ステップ622で、電源制御部44に対して移行命令を送出する。なお、移行命令が送出された時点でタイマ36はリセットされる。
図21は、T1≦T2の場合のタイミングチャートの一例である。
ホストコンピュータ13では、印刷の要求を受け付ける(ステップ700)と、送信時間導出部30が送信時間T1を導出し(ステップ702)、送信時間通知部31が該送信時間T1を印刷装置15に通知する(ステップ704)。
印刷装置15の送信時間取得部33が、ホストコンピュータ13から送信時間T1の通知を受けた後、移行時間取得部32が移行時間T2を取得する(ステップ706)。そして、比較部34がT1≦T2であると判断した時点(ステップ710)で移行命令送出部39が電源制御部44に移行命令を送出し、これにより、印刷エンジン部42の第1の状態への移行が開始される。図示されるように、T1≦T2の場合には、状態移行期間中にプリンタドライバ22による印刷情報の生成が完了する。ステップ712で、ホストコンピュータ13から印刷装置15に対して送信された印刷情報は、印刷制御部40のRAM56等に記憶される。
そして、状態移行を開始してから移行時間T2が経過したとき(ステップ714)に、印刷エンジン部42の第1の状態への移行が完了し、印刷エンジン部42で印刷情報に基づいて印刷動作が開始される(ステップ716)。
図22は、T1>T2の場合のタイミングチャートの一例である。図21と同じ符号のステップは図21と同じ内容のステップであることを示している。ステップ700〜ステップ706までは内容もタイミングも図21と同じであるため、説明を省略する。
印刷装置15では、T1>T2であると判断した時点からタイマ36の計時を開始し(ステップ708)、移行命令送出部39が、印刷の要求を受け付けてから[T1−T2]が経過した時点で移行命令を電源制御部44に送出し、印刷エンジン部42の第1の状態への移行を開始させる(ステップ710)。
状態移行を開始してから移行時間T2が経過すると、プリンタドライバ22による印刷情報の生成が完了して印刷装置14に送信される(ステップ712)と共に、印刷エンジン部42の第1の状態への移行が完了し(ステップ714)、印刷エンジン部42で印刷情報に基づいた印刷動作が開始される(ステップ716)。
なお、本実施の形態では、印刷の要求を受け付けてからタイマ36の計時が開始されるまでの時間tが既に計時された状態から、タイマ36の計時を開始させるように構成したが、タイマ36の計時の別の態様として、タイマ36を0から計時させ、(T1−T2−t)が経過したときに移行命令を電源制御部44に送出するように構成してもよい。また、tが無視できるほどの短い時間である場合には、tを考慮せずにタイマ36による計時を行ってもよい。
なお、印刷エンジン部42が状態移行期間中である場合あるいは既に第1の状態にある場合には、印刷装置15が送信時間T1の通知を受信しても、移行命令を送出せずに終了するように構成してもよい。
また、図23に示すように、ホストコンピュータ13が印刷エンジン部42の状態を示す情報を取得して、印刷装置15に送信時間T1の通知を行うか否かを判断して処理するようにしてもよい。
ステップ800では、第1の実施の形態の図4の指定画面77で利用者により指定され記憶された設定情報を読み出して状態移行制御機能を使用するか否かを判断する。ステップ800で、読み出した設定情報が、状態移行制御機能を使用することを示している場合には、ステップ802に進む。
ステップ802では、印刷装置15に対して印刷エンジン部42の状態を問い合わせて、印刷エンジン部42の状態を示す情報を取得する。
ステップ804では、上記取得された状態を示す情報から印刷エンジン部42の状態を確認する。該情報が示す状態が、第1の状態である場合には、ステップ806で、何もせずに、本処理ルーチンを終了する。また、取得された状態が第2の状態である場合には、ステップ808で、送信時間導出部30が送信時間T1を導出し、ステップ810で、送信時間通知部31が、印刷装置15に送信時間T1を通知する。なお、取得した情報が示す状態が状態移行期間中である場合も、ステップ806に進むようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、ネットワーク16に1台の印刷装置15が接続されている例について説明したが、2台以上接続されていてもよい。また、状態移行制御部19に、送信時間取得部33に代えて送信時間導出部30を設けてもよい。すなわち、印刷装置15側で送信時間T1の導出を行う構成としてもよい。このような構成とする場合には、ホストコンピュータ13から印刷装置15に対して、送信時間T1に代えて送信時間T1の導出に必要な情報(例えば、図5に示す指定画面78及び図7に示す指定画面80で指定された設定情報、印刷元データの総ページ数やファイルサイズなど)を送信するようにホストコンピュータ13を構成する。
10、11 印刷システム
12、13 ホストコンピュータ
14、15 印刷装置
17 送信時間導出通知部
18、19 状態移行制御部
20 印刷元データ生成部
22 プリンタドライバ
40 印刷制御部
42 印刷エンジン部
44 電源制御部
46 電源装置

Claims (9)

  1. 受け付けた印刷の要求に応じて該印刷に用いられる印刷情報を生成する生成手段と、該生成した印刷情報を送信する送信手段とを有する送信装置で前記印刷の要求を受け付けてから前記生成された印刷情報の送信先で該印刷情報に基づいた印刷が開始されるまでに要する第1の時間と、前記送信された印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と前記第1の状態より消費電力が低く前記印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段を有する印刷装置の前記印刷手段が前記第2の状態から前記第1の状態に移行するために要する第2の時間と、に基づいて、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間より長い場合には、前記印刷の要求を受け付けてから、前記第1の時間から前記第2の時間を差し引いた時間が経過したときに前記印刷手段の前記第2の状態から前記第1の状態への移行が開始されるよう制御し、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間以下である場合には、時間の経過を待たずに前記移行が開始されるよう制御する制御手段を備えた状態移行制御装置。
  2. 受け付けた印刷の要求に応じて該印刷に用いられる印刷情報を生成する生成手段と、
    前記生成された印刷情報を送信する送信手段と、
    前記印刷の要求を受け付けてから前記生成された印刷情報の送信先で該印刷情報に基づいた印刷が開始されるまでに要する第1の時間と、前記送信された印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と前記第1の状態より消費電力が低く前記印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段を有する印刷装置の前記印刷手段が前記第2の状態から前記第1の状態に移行するために要する第2の時間と、に基づいて、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間より長い場合には、前記印刷の要求を受け付けてから、前記第1の時間から前記第2の時間を差し引いた時間が経過したときに前記印刷手段の前記第2の状態から前記第1の状態への移行が開始されるよう制御し、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間以下である場合には、時間の経過を待たずに前記移行が開始されるよう制御する制御手段と、
    を備えた状態移行制御装置。
  3. 前記印刷装置が、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記生成された印刷情報の少なくとも一部を受信した場合に、前記印刷手段の前記第2の状態から前記第1の状態への移行を開始させる移行手段を有し、
    前記制御手段は、前記生成された印刷情報の一部が前記印刷装置に送信されるように前記送信手段を制御することにより、前記移行手段が前記印刷手段の前記第2の状態から前記第1の状態への移行を開始させるように制御する、
    請求項1または請求項2に記載の状態移行制御装置。
  4. 前記印刷の要求がされた印刷対象のデータの種類、該印刷対象のデータのサイズ、及び該印刷対象のデータの印刷頁数の少なくとも1つに基づいて、前記印刷の要求がされた印刷対象のデータから前記印刷情報を生成するために要する生成時間を前記第1の時間として導出する導出手段を更に備えた、
    請求項1から請求項3のいずれか1項記載の状態移行制御装置。
  5. 前記印刷の要求がされた印刷対象のデータの種類、該印刷対象のデータのサイズ、及び該印刷対象のデータの印刷頁数の少なくとも1つに基づいて、前記印刷の要求がされた印刷対象のデータから前記印刷情報を生成するために要する生成時間を導出し、前記印刷情報が生成されてから送信が開始されるまでに要する時間、前記印刷情報の送信が開始されてから前記印刷装置で該送信された印刷情報の受信が完了するまでに要する時間、前記印刷装置で前記印刷情報の受信が完了してから前記印刷手段により前記印刷情報に基づいた印刷が開始されるまでに要する時間の少なくとも1つの時間を前記生成時間に加算した時間を前記第1の時間として導出する導出手段を更に備えた、
    請求項1から請求項3のいずれか1項記載の状態移行制御装置。
  6. 受け付けた印刷の要求に応じて該印刷に用いられる印刷情報を生成する生成手段、及び該生成した印刷情報を送信する送信手段を有する送信装置から前記印刷情報を受信する受信手段と、
    前記受信された印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と前記第1の状態より消費電力が低く前記印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段と、
    前記送信装置で前記印刷の要求を受け付けてから前記印刷手段で前記受信された印刷情報に基づいた印刷が開始されるまでに要する第1の時間と、前記印刷手段が前記第2の状態から前記第1の状態に移行するために要する第2の時間と、に基づいて、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間より長い場合には、前記印刷の要求を受け付けてから、前記第1の時間から前記第2の時間を差し引いた時間が経過したときに前記印刷手段の前記第2の状態から前記第1の状態への移行が開始されるよう制御し、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間以下である場合には、時間の経過を待たずに前記移行が開始されるよう制御する制御手段と、
    を備えた印刷装置。
  7. 受け付けた印刷の要求に応じて該印刷に用いられる印刷情報を生成する生成手段、及び該生成した印刷情報を送信する送信手段を有する送信装置と、
    前記送信された印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と前記第1の状態より消費電力が低く前記印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段を有する印刷装置と、
    前記送信装置で前記印刷の要求を受け付けてから前記印刷装置の前記印刷手段で前記生成された印刷情報に基づいた印刷が開始されるまでに要する第1の時間と、前記印刷手段が前記第2の状態から前記第1の状態に移行するために要する第2の時間と、に基づいて、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間より長い場合には、前記印刷の要求を受け付けてから、前記第1の時間から前記第2の時間を差し引いた時間が経過したときに前記印刷手段の前記第2の状態から前記第1の状態への移行が開始されるよう制御し、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間以下である場合には、時間の経過を待たずに前記移行が開始されるよう制御する制御手段と、
    を備えた印刷システム。
  8. 前記制御手段を前記送信装置または前記印刷装置に設けた請求項7に記載の印刷システム。
  9. コンピュータを、
    受け付けた印刷の要求に応じて該印刷に用いられる印刷情報を生成する生成手段、及び該生成した印刷情報を送信する送信手段を有する送信装置で前記印刷の要求を受け付けてから前記生成された印刷情報の送信先で該印刷情報に基づいた印刷が開始されるまでに要する第1の時間と、前記送信された印刷情報に基づいた印刷動作が可能な第1の状態と前記第1の状態より消費電力が低く前記印刷動作が不能な第2の状態とに移行可能な印刷手段を有する印刷装置の前記印刷手段が前記第2の状態から前記第1の状態に移行するために要する第2の時間と、に基づいて、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間より長い場合には、前記印刷の要求を受け付けてから、前記第1の時間から前記第2の時間を差し引いた時間が経過したときに前記印刷手段の前記第2の状態から前記第1の状態への移行が開始されるよう制御し、前記印刷手段が前記第2の状態で、かつ前記第1の時間が前記第2の時間以下である場合には、時間の経過を待たずに前記移行が開始されるよう制御する制御手段として機能させるためのプログラム。
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