JP2000227684A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JP2000227684A
JP2000227684A JP11027700A JP2770099A JP2000227684A JP 2000227684 A JP2000227684 A JP 2000227684A JP 11027700 A JP11027700 A JP 11027700A JP 2770099 A JP2770099 A JP 2770099A JP 2000227684 A JP2000227684 A JP 2000227684A
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image
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forming apparatus
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Atsuhiko Yamaguchi
敦彦 山口
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像形成装置におけるキャリブレーシ
ョン処理は所定タイミングで実行されるため、キャリブ
レーションを行なわない方が望ましいプリントジョブの
実行時であっても、キャリブレーションが実行されてし
まう場合があった。 【解決手段】 ステップS101において特定プリント
モードが設定されていた場合には、ステップS103で
キャリブレーション処理を強制的に行なった後にステッ
プS109のプリント動作を開始することにより、ジョ
ブの途中でキャリブレーションが実行されることがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置及びそ
の制御方法に関し、例えば、画像形成のキャリブレーシ
ョン処理を行なう画像形成装置及びその制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、フルカラー画像を形成する画像
形成装置においては、使用環境や累積プリント枚数等の
諸条件の変化によって形成画像の濃度が変動すると、本
来の正しい色調が得られなくなってしまう。そこで従来
の画像形成装置においては、現在の画像形成状況を検出
するために、電源投入直後や所定枚数のプリント後等の
所定タイミングにおいて、感光ドラムや中間転写体上に
各色毎に濃度検知用のトナー画像(以下、パッチと記
す)を試験的に形成し、その濃度を自動的に検知し、該
画像形成状況に基づいて各種キャリブレーション処理を
施すことにより、安定した画像品質及び画像精度を維持
していた。
【0003】従来の画像形成装置におけるキャリブレー
ション処理としては、例えば以下に示す制御が知られて
いる。
【0004】まず、感光ドラム上や中間転写体上に各色
のパッチを試験的に形成し、その濃度をセンサにより検
知する。そして、その検知結果に基づいて露光量、現像
バイアス量等の画像形成条件を可変とすることにより、
最適な画像濃度が得られる様に制御する濃度制御による
キャリブレーション。
【0005】また、中間転写体上に各色の位置検出用パ
ッチを形成し、その位置関係をセンサにより検出するこ
とによって各色の画像形成位置(レジストレーション)
を補正するレジ補正によるキャリブレーション。
【0006】また、帯電器等により感光ドラムを一様に
帯電させ、その時の感光ドラムの帯電電位をセンサにて
測定することによって感光ドラムの劣化を検知し、帯電
バイアス値を調整する帯電バイアス制御によるキャリブ
レーション、等が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置においては、各種キャリブレーシヨン
処理の実行後には安定した画像品質及び画像精度は得ら
れるものの、キャリブレーション処理の直前と直後とに
おいて、画像濃度をはじめとする画像品質及び画像精度
に差違が現れることは明らかである。
【0008】従って、例えば所定枚数のプリント毎に上
記キャリブレーション処理が実行される場合、1枚の原
稿を大量に複写するような一連の印刷処理の途中でキャ
リブレーションが実行されてしまう場合が発生する。こ
のような場合、同様の印刷処理を行なっているにも関わ
らず、キャリブレーション処理の前後で印刷結果が大き
く異なってしまうという不具合が発生してしまう。
【0009】又、キャリブレーションを実行するために
は相応の処理時間を要することはもちろんである。従っ
て、プリント開始時や所定枚数のプリント毎の所定タイ
ミングに無条件でキャリブレーション処理を実行した場
合、例えば高い画像品質や画像精度を必要としない、実
質的に短時間で印刷されるようなプリントを行なう場合
においても、キャリブレーションの実行タイミングによ
っては、1枚の印刷のために膨大な時間がかかってしま
う。
【0010】本発明は上記問題を解決するためになされ
たものであり、キャリブレーション処理の実行タイミン
グを任意に制御することを可能とする画像形成装置及び
その制御方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明は以下の構成を備える。
【0012】本発明の画像形成装置の制御方法は、画像
形成条件を所定タイミングで制御する画像形成装置の制
御方法であって、前記画像形成条件の制御を任意のタイ
ミングで指示する指示工程と、前記指示に応じて画像形
成条件の制御を行なう第1の制御工程と、前記第1の制
御工程によって制御された画像形成条件に基づいて画像
形成を行なう画像形成工程と、を有することを特徴とす
る。
【0013】更に、前記第1の制御工程において制御さ
れた画像形成条件を更に制御する第2の制御工程を備
え、前記画像形成工程においては、前記第2の制御工程
によって制御された画像形成条件に基づいて画像形成を
行なうことを特徴とする。
【0014】また、画像形成装置における画像形成条件
を制御する制御方法であって、前記画像形成条件の制御
を所定のタイミングで自動実行する第1の制御モード
と、前記画像形成条件の制御を無条件に行なう第2の制
御モードとを有し、ユーザ指示に基づき前記第1の制御
モード又は前記第2の制御モードを選択することを特徴
とする。
【0015】また、画像形成装置における画像形成条件
を制御する制御方法であって、前記画像形成条件の制御
を所定のタイミングで自動実行する第1の制御モード
と、前記画像形成条件の制御を無条件に行なう第2の制
御モードとを有し、ユーザ指示に基づき前記第1の制御
モード又は前記第2の制御モードを選択することを特徴
とする。
【0016】また、画像形成装置における画像形成条件
を制御する制御方法であって、前記画像形成条件の制御
を画像形成ジョブに先立って実行する第1の制御モード
と、前記画像形成条件の制御を前記第1の制御モードと
は異なるタイミングで実行する第2の制御モードとを有
し、ユーザ指示に基づき前記第1の制御モード又は前記
第2の制御モードを選択し、該選択結果を前記画像形成
装置に対して出力することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】<第1実施形態>図1に、本実施形態にお
けるカラー画像形成装置の構造を示し、以下にその作用
とともに説明する。
【0019】1はホストコンピュータであり、画像デー
タを一定の規則に基づいたコードに変換して画像形成装
置16に送信する。画像形成装置16は、コード化され
たデータを画像データに変換するコントローラ2、画像
形成装置本体における画像形成動作の各種制御を掌るエ
ンジンコントローラ3を備える。又、画像形成プロセス
を実現するために、感光ドラム5、帯電器15を備え、
更に、複数の現像器4a,4b,4c,4dを回転可能
な支持体4で担持している。感光ドラム5の上方にはレ
ーザダイオード及びポリゴンミラーが装着され、高速で
回転するポリゴンモータ、レンズ、折り返しミラー(い
ずれも不図示)等によって構成される露光装置7が配置
される。また、12は操作部であり、タッチパネル等の
ディスプレイを備え、ユーザからの指示入力や装置の状
態報知等が行われる。
【0020】ホストコンピュータ1から送出されたコー
ド化されたデータは、コントローラ2に入力されて画像
データに変換され、各色毎にエンジンコントローラ3に
送出される。さらに露光装置7内のレーザダイオードが
画像信号に基づいて点灯することによって、画像情報に
対応した光情報が感光ドラム5に照射されて静電潜像が
形成され、現像器4a〜4dにより可視化される。感光
ドラム5上に形成されたトナー像は、その後中間転写体
8上に転写される。
【0021】このような工程を各色分繰り返すことによ
り、中間転写体8上には複数色のトナーによるフルカラ
ー画像が形成される。その後、中間転写体8上のトナー
画像は転写材に転写され、該転写材は搬送路14を通過
して定着ユニット13に搬送されてトナー画像が永久定
着されることにより、転写材上にカラー画像が得られ
る。ここで転写材としては普通紙に限らず、OHP用紙
や封筒、葉書等の媒体であっても良い。
【0022】一方、感光ドラム5上に残留したトナーは
ブレード、ファーブラシ等(不図示)により清掃され
る。又、中間転写体8上の残留トナーに関しても同様
に、ファーブラシやローラ等(不図示)で清掃される。
【0023】尚、9は位置センサ、10a,10bはト
ナー濃度センサであり、それぞれ中間転写体8上に形成
された各色毎のトナー像の位置及び濃度を検知する。ま
た、11は電位センサであり、帯電した感光ドラム5の
表面電位を検知する。これらセンサは、本実施形態にお
ける各種キャリブレーション処理の際に利用される。
【0024】本実施形態において実行されるキャリブレ
ーション処理としては例えば、感光ドラム5上や中間転
写体8上に各色のパッチを試験的に形成し、その濃度を
センサ10a又は10bにより検知し、該検知結果に基
づいて露光量、現像バイアス量等の画像形成条件を可変
とすることにより、最適な画像濃度を得る濃度制御があ
る。また、中間転写体8上に各色の位置検出用パッチを
形成し、その位置関係を位置センサ9により検出するこ
とによって各色の画像形成位置(レジストレーション)
を補正するレジ制御も可能である。また、帯電器15に
より感光ドラム5を一様に帯電させ、その時の感光ドラ
ム5の帯電電位を電位センサ11にて測定することによ
って感光ドラム5の劣化を検知し、帯電バイアス値を調
整する帯電バイアス制御も可能である。
【0025】また、本実施形態におけるキャリブレーシ
ョン処理としては、プリンタエンジン部における画像形
成プロセスに関する制御のみに限定されず、例えばコン
トローラ2において、上述したようにして検出されたパ
ッチ濃度等の値に基づき、各色成分のガンマテーブル等
の色処理条件を調整して出力階調を補正することも考え
られる。
【0026】本実施形態においては、所定プリント枚数
毎や電源投入時等の所定タイミングにおいてキャリブレ
ーション処理が実行される通常プリントモードに加え
て、更に、プリント動作の直前に強制的にキャリブレー
ション処理を行なう特定プリントモードを備えることを
特徴とする。尚、特定プリントモードによりキャリブレ
ーションが強制実行された際には、通常プリントモード
におけるキャリブレーションの実行タイミングはリセッ
トされる。
【0027】本実施形態における特定プリントモード
は、ホストコンピュータ1から入力されるコマンドの解
析結果等に基づいて、コントローラ2によりその実行が
制御される。もちろん、画像形成装置16における操作
部12により、ユーザが特定プリントモードを直接設定
することも可能である。
【0028】以下、本実施形態におけるプリント処理に
ついて、図2のフローチャートを参照して説明する。
【0029】まずステップS101において、画像形成
装置16内のコントローラ2により、特定プリントモー
ドが設定されているか否かが判定される。この判定は、
上述したようにホストコンピュータ1から入力されたコ
マンドに基づいて行われる。特定プリントモードが設定
されていなければステップS109へ進んで通常のプリ
ント処理を行なうが、特定プリントモードが設定されて
いれば、コントローラ2は、エンジンコントローラ3に
対して強制的にキャリブレーション処理を実行する旨の
命令を送信することにより、以下に示す特定プリントモ
ードによるプリント処理を開始する。
【0030】特定プリントモードにおいてエンジンコン
トローラ3は、まずステップS102でキャリブレーシ
ョン処理の試行回数Nを1に初期設定した後、ステップ
S103においてキャリブレーション処理を実行する。
ここでキャリブレーション処理としては例えば、画像形
成プロセスに関わる各ユニットが正常であるか否かの判
別を行なった後に、通常の濃度制御シーケンス及び印字
位置調整シーケンスを実行する。
【0031】尚、画像形成装置16に特定印字モードが
設定された時点において、実行中のプリントジョブがあ
る場合には、該プリントジョブが正常に終了するのを待
ってから、キャリブレーション処理を実行する。
【0032】キャリブレーション処理が終了したら、ス
テップS104においてテストプリントの実行が設定さ
れているか否かを判定する。この設定も、ホストコンピ
ュータ1から入力されたコマンドに基づいて行われる
が、操作部12よりユーザが直接設定しても良い。尚、
テストプリント設定の際に、キャリブレーション処理の
試行回数Nの上限Mも同時に設定されるとする。
【0033】テストプリントが設定されていなければ、
ステップS109へ進んでキャリブレーション処理を反
映したプリント処理を行なうが、テストプリントが設定
されていれば、ステップS105に進んでテストプリン
トを実行する。そしてステップS106において、ユー
ザが該テストプリント結果に満足できるのであれば、ス
テップS109へ進んでキャリブレーション処理を反映
したプリント処理を行なう。尚、ステップS106にお
ける判定も、ホストコンピュータ1から入力されたコマ
ンドに基づいて行われるが、操作部12よりユーザが判
定結果を直接入力しても良い。
【0034】一方、ステップS106においてユーザが
テストプリント結果に満足できないのであれば、再度キ
ャリブレーション処理を実行する。まずステップS10
7,S108でキャリブレーション処理の試行回数Nが
上限M以下であることを確認した後にNをインクリメン
トし、ステップS103に戻ってキャリブレーション処
理を再度実行する。この場合、キャリブレーション処理
におけるパラメータがNに応じて可変となる。これによ
り、キャリブレーション処理をM回実行するまでにユー
ザの満足する結果が得られれば、ステップS109で適
切なキャリブレーション処理を反映したプリント動作を
実行することができる。
【0035】尚、ステップS107においてNがMを越
えてしまった場合には即ち、キャリブレーション処理を
最大回数実行したにも関わらず、満足するプリント結果
が得られないため、特定プリントモードによるプリント
処理を中止する。尚、この場合、特定プリントモードに
よらない通常プリント処理が可能である旨をユーザに報
知し、通常プリントモードが改めて設定された場合に、
通常プリントを実行するようにしても良い。
【0036】以上説明したように本実施形態によれば、
特定プリントモードが設定されている際に強制的にキャ
リブレーション処理を実行することにより、キャリブレ
ーション処理の実行タイミングをユーザが任意に制御す
ることが可能となる。従ってユーザの所望するタイミン
グで、高画質な画像を安定して得ることができる。
【0037】従って、例えば1枚の原稿を大量に複写す
るような一連の印刷処理を実行する際には、該プリント
ジョブを特定プリントモードによって実行することによ
り、実際にプリント処理が開始される前に強制的にキャ
リブレーションを行なうことができるため、ジョブの途
中でキャリブレーションが実行されてしまうという不具
合を回避することができる。
【0038】尚、本実施形態においては、通常プリント
モード時には従来通りの所定タイミングによるキャリブ
レーションを行なう例について説明したが、例えばキャ
リブレーション処理は特定プリントモード設定時のみに
行なうとしても良い。または、キャリブレーション処理
を行なわないプリントモードを別に設けても良い。これ
により、高い画像品質が要求されないプリントについて
はキャリブレーションを行なわないモードで実行するこ
とにより、プリント時間を短く抑えることができる。
【0039】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。第2実施形態における画像
形成装置の構成は上述した第1実施形態に示す図1と同
様であるため、説明を省略する。
【0040】第2実施形態においては、通常のキャリブ
レーション処理に加えて、更にその詳細を任意に設定可
能な、より高精度のキャリブレーション処理を行なうこ
とを特徴とする。更に、十分なキャリブレーション処理
が実行できなかった場合には、その旨を報知することを
特徴とする。
【0041】以下、第2実施形態におけるプリント処理
について、図3のフローチャートを参照して説明する。
【0042】まずステップS201において、画像形成
装置16内のコントローラ2により、特定プリントモー
ドが設定されているか否かが判定される。この判定は、
第1実施形態と同様にホストコンピュータ1から入力さ
れたコマンド、又は操作部12からの入力に基づいて行
われる。特定プリントモードが設定されていなければス
テップS211へ進んで通常のプリント処理を行なう
が、特定プリントモードが設定されていれば、コントロ
ーラ2は、エンジンコントローラ3に対して強制的にキ
ャリブレーション処理を実行する旨の命令を送信するこ
とにより、以下に示す特定プリントモードによるプリン
ト処理を開始する。
【0043】特定プリントモードにおいてエンジンコン
トローラ3は、まずステップS202において第1のキ
ャリブレーション処理を実行する。ここで第1のキャリ
ブレーション処理とは、一般的な濃度制御やレジ補正、
又はバイアス制御等によるキャリブレーション処理を行
なうとする。
【0044】そしてステップS203において、エンジ
ンコントローラ3は、キャリブレーション結果が正常に
得られたか否か、又はキャリブレーション結果が適切で
あるか否かを判定する。尚、この判定方法としては種々
の方法が考えられるが、例えば、異常終了でなければ正
常かつ適切であったと判定しても良いし、一旦テストプ
リントを行なってから判定しても良い。
【0045】適切なキャリブレーション結果が得られな
かった場合には、ステップS210で操作部12のディ
スプレイにその旨を表示し、特定プリントモードの実行
が不可能であることをユーザに報知する。またこの場
合、通常のプリントモードによるプリント処理は実行可
能であるので、更に通常プリントモードが実行可能であ
る旨も報知する。そしてその後は、通常プリントモード
によるプリントジョブについては実行可能とする。尚、
該報知を、ホストコンピュータ1からのプリント実行コ
マンドに対するレスポンスとして実行することも可能で
ある。この場合、ホストコンピュータ1においては、コ
ントローラ2を介して送信されたレスポンスに基づき、
プリンタドライバ画面等において相応のメッセージを表
示することができる。
【0046】第1のキャリブレーション結果が正常に得
られた場合には、ステップS204において第2のキャ
リブレーション処理の詳細を設定する。尚、この設定方
法としては例えば、ホストコンピュータ1においてプリ
ンタドライバ画面によりユーザが任意に設定を行い、該
設定内容を示すコマンドを画像形成装置16側に送信す
る方法や、操作部12からの設定等が考えられる。
【0047】ここで第2のキャリブレーション処理と
は、第1のキャリブレーション処理と略同様の処理を行
なうが、より厳しい条件による高精度な結果が要求され
ることを特徴とする。例えばキャリブレーション処理と
して、中間転写体8上に形成したパッチ濃度を測定する
ことによって濃度制御を行なう場合について考えると、
第2のキャリブレーション処理においては、第1のキャ
リブレーシヨン処理よりも多くのパッチを形成して測定
することにより、濃度階調の直線性を更に向上させるこ
とができる。また第2のキャリブレーション処理とし
て、第1のキャリブレーションには含まれない処理を行
なうことも考えられる。例えば、濃度制御を行なう第1
のキャリブレーション処理に対して、第2のキャリブレ
ーション処理においては該濃度制御に加えて、例えば定
着ユニット13における定着加熱温度の最大/最小値を
検知してその幅を狭める定着温度制御を更に行なうこと
も考えられる。
【0048】次にステップS205において、設定され
た第2のキャリブレーション処理を実行する。そしてス
テップS206において、エンジンコントローラ3は、
第2のキャリブレーション結果が正常に得られたか否
か、又はキャリブレーション結果が適切であるか否かを
判定する。
【0049】適切なキャリブレーション結果が得られな
かった場合には、ステップS210で操作部12のディ
スプレイにその旨を表示し、設定されたキャリブレーシ
ョン処理による特定プリントモードの実行が不可能であ
ることをユーザに報知する。またこの場合、通常のプリ
ントモードによるプリント処理は実行可能であるので、
更に通常プリントモードが実行可能である旨も報知す
る。そしてその後は、通常プリントモードによるプリン
トジョブについては実行可能とする。また該報知を、ホ
ストコンピュータ1のプリンタドライバ画面において相
応のメッセージを表示することにより行なっても良い。
【0050】第2のキャリブレーション結果が正常に得
られた場合には、ステップS207においてテストプリ
ントの実行が設定されているか否かを判定する。この設
定も、ホストコンピュータ1から入力されたコマンドに
基づいて行われるが、操作部12よりユーザが直接設定
しても良い。
【0051】テストプリントが設定されていなければ、
ステップS211へ進んで第1及び第2のキャリブレー
ション処理を反映したプリント処理を行なうが、テスト
プリントが設定されていれば、ステップS208に進ん
でテストプリントを実行する。そしてステップS209
において、ユーザが該テストプリント結果に満足できる
のであれば、ステップS211へ進んで第1及び第2の
キャリブレーション処理を反映したプリント処理を行な
う。尚、ステップS209における判定も、ホストコン
ピュータ1から入力されたコマンドに基づいて行われる
が、操作部12よりユーザが判定結果を直接入力しても
良い。
【0052】一方、ステップS209においてユーザが
テストプリント結果に満足できないのであれば、ステッ
プS202に戻って第1のキャリブレーション処理から
シーケンスを繰り返す。この場合、第1のキャリブレー
ション及び第2のキャリブレーションにおけるパラメー
タを、試行回数に応じて自動的に可変とするか、又は、
ステップS204において第2のキャリブレーションの
詳細設定を再度行なうようにしても良い。
【0053】尚、第2実施形態においても上述した第1
実施形態と同様に、キャリブレーションの試行回数に上
限を定め、この既定回数以内の繰り返しにおいて満足す
るキャリブレーション結果が得られなかった場合、その
旨を報知して処理を終了するか、又は通常プリントモー
ドによるプリントを実行することが考えられる。
【0054】また、第2実施形態においては、満足する
キャリブレーション結果が得られるまで、第1のキャリ
ブレーション処理からシーケンスを繰り返す例について
説明したが、第2のキャリブレーシヨン処理のみを繰り
返す様にしても良い。また、第1及び第2のキャリブレ
ーション処理のいずれから、シーケンスを再度実行する
かを、ユーザによって選択可能としても良い。
【0055】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、通常のキャリブレーション処理に加えて、更に高精
度のキャリブレーション処理を行なうことにより、更な
る高画質プリントが安定して実現される。また、高精度
キャリブレーションの詳細が任意に設定可能であるた
め、よりユーザのニーズに合致した画質によるプリント
画像を提供することができる。
【0056】また、十分なキャリブレーション処理が実
行できなかった場合にはその旨を報知することにより、
ユーザは必要に応じて通常プリントモードによるプリン
ト処理を実行することができ、より柔軟な対応が可能と
なる。
【0057】<第3実施形態>以下、本発明に係る第3
実施形態について説明する。第3実施形態における画像
形成装置の構成は上述した第1実施形態に示す図1と同
様であるため、説明を省略する。
【0058】第3実施形態においては、特定プリントモ
ードの設定時には、画像展開時の画像欠損を最小限に抑
えるために、専用ページメモリを確保することを特徴と
する。
【0059】以下、第3実施形態におけるプリント処理
について、図4のフローチャートを参照して説明する。
【0060】まずステップS301において、画像形成
装置16内のコントローラ2により、特定プリントモー
ドが設定されているか否かが判定される。この判定は、
第1実施形態と同様にホストコンピュータ1から入力さ
れたコマンド、又は操作部12からの入力に基づいて行
われる。特定プリントモードが設定されていなければス
テップS315へ進んで通常のプリント処理を行なう
が、特定プリントモードが設定されていれば、コントロ
ーラ2は、以下に示す特定プリントモードによるプリン
ト処理を開始する。
【0061】特定プリントモードにおいてコントローラ
2は、まずステップS302で自身に搭載されているメ
モリ容量を確認して、特定プリントモードによる画像展
開に必要なページメモリを確保する。ここでは、画像デ
ータをビットマップ形式まで展開するとする。
【0062】ここで、必要なメモリ容量を確保できない
場合にはステップS303に進み、特定プリントモード
が実行不可能である旨、及び、通常プリントモードであ
れば動作可能である旨のメッセージを操作部12のディ
スプレイに表示することによりユーザに報知する。尚、
該報知を、ホストコンピュータ1からのプリント実行コ
マンドに対するレスポンスとして実行することも可能で
ある。この場合、ホストコンピュータ1においては、コ
ントローラ2を介して送信されたレスポンスに基づき、
プリンタドライバ画面等において上記メッセージを表示
することができる。
【0063】その後、該報知に応じて行われたユーザ指
示が、通常のプリントモードによるプリント指示である
か否かをステップS304において判定し、再度特定プ
リントモードが設定された場合には、プリント処理を停
止する。一方、通常プリントモードが設定された場合に
は、ステップS315に進んで通常のプリントモードに
よるプリント処理を実行する。尚この場合、操作部12
のディスプレイ又はホストコンピュータ1のプリンタド
ライバにより、現在のプリント処理が通常プリントモー
ドによるものである旨を報知する。
【0064】ステップS302において必要なメモリ容
量を確保できたら、その後コントローラ2は、エンジン
コントローラ3に対して強制的にキャリブレーション処
理を実行する旨の命令を送信することにより、以下に示
す特定プリントモードによるプリント処理(ステップS
306〜S315)を開始する。尚、第3実施形態にお
ける特定プリント処理は、上述した第2実施形態に示し
た図3のステップS202〜S211の処理と同様であ
るため、ここでは説明を省略する。
【0065】以上説明したように第3実施形態によれ
ば、画像展開に十分なメモリ容量をプリント前に確保す
るため、展開時に画像の欠落が発生することがない。従
って、1ページ内の画像が完全に再現され、キャリブレ
ーション結果を十分に反映した高画質プリントが安定し
て実現される。
【0066】尚、第3実施形態においては展開後の画像
データとしてビットマップ形式に展開する例について説
明したが、もちろん他の形式に展開することも可能であ
る。例えば、ランレングス,MR,MMR等の符号化方
式によって圧縮された画像データを保持するようにペー
ジメモリを確保しても良いし、画像データを画像形成装
置16に固有の中間画像データとして保持するようにし
ても良い。これにより、確保すべきメモリ容量を抑制す
ることができる。
【0067】<第3実施形態の変形例>第3実施形態に
おいては、十分なメモリ容量が確保できなかった場合、
特定プリントモードは不可能であり、通常プリントモー
ドによるプリントが可能である旨のメッセージを操作部
12に表示する(S303)例について説明した。
【0068】本変形例においては、十分なメモリ容量が
確保できなかった場合、特定プリントモードは不可能で
あるが、拡張メモリを追加インストールすれば動作可能
となる旨のメッセージを操作部12のディスプレイに表
示することにより、ユーザに報知する。すると、ユーザ
が該報知に応じて画像形成装置16に対して拡張メモリ
をインストールし、特定プリントモードによるプリント
処理の再実行を指示する。そして、このメモリの追加に
よって十分な容量が確保されれば、特定プリントモード
によるプリントが正常に実行される。
【0069】また該報知を、ホストコンピュータ1から
のプリント実行コマンドに対するレスポンスとして実行
することも可能である。この場合、ホストコンピュータ
1においては、該レスポンスに基づき、プリンタドライ
バ画面等において拡張メモリのインストールを促すメッ
セージを表示することができる。
【0070】また、ホストコンピュータ1が上記レスポ
ンスを受信した際に、プリンタドライバがホストコンピ
ュータ1内において使用可能なメモリ容量を確認し、特
定プリントモードによるプリント処理のために該メモリ
を確保するようにしても良い。尚、このメモリとしては
例えば、DRAM等の揮発性メモリであっても、ハード
ディスク等の不揮発性メモリであっても良い。そして、
該メモリに対して例えばビットマップに展開された画像
情報を保持しておくことにより、画像形成装置16側で
保持できない画像データを、ホストコンピュータ1側に
おいて保持することができる。そして、キャリブレーシ
ョンの実行後のプリント時に、プリンタドライバはメモ
リに保持した画像データを画像形成装置16において処
理可能な単位で、順次送信すれば良い。
【0071】<他の実施形態>なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0072】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0073】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0074】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0075】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0076】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。本発明を上記記憶
媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した
フローチャート(図2,図3,図4)に対応するプログ
ラムコードを格納することになる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ャリブレーション処理の実行タイミングを任意に制御す
ることが可能となる。従って、ユーザは所望する高画質
画像を所望するタイミングで安定して得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態における画像形成装置
の構成を示すブロック図、
【図2】本実施形態におけるプリント処理を示すフロー
チャート、
【図3】第2実施形態におけるプリント処理を示すフロ
ーチャート、
【図4】第3実施形態におけるプリント処理を示すフロ
ーチャート、である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 コントローラ 3 エンジンコントローラ 4a,b,c,d 現像器 5 感光ドラム 8 中間転写体 9 位置センサ 10a,b 濃度センサ 11 電位センサ 12 操作部 13 定着ユニット 16 画像形成装置

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成条件を所定タイミングで制御す
    る画像形成装置の制御方法であって、 前記画像形成条件の制御を任意のタイミングで指示する
    指示工程と、 前記指示に応じて画像形成条件の制御を行なう第1の制
    御工程と、 前記第1の制御工程によって制御された画像形成条件に
    基づいて画像形成を行なう画像形成工程と、を有するこ
    とを特徴とする制御方法。
  2. 【請求項2】 前記指示工程においては特定のモードを
    指示することを特徴とする請求項1記載の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記画像形成条件は、画像形成装置のエ
    ンジン部における画像形成プロセス条件であることを特
    徴とする請求項1記載の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記画像形成条件は色処理条件であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の制御方法。
  5. 【請求項5】 更に、前記第1の制御工程によって制御
    された画像形成条件に基づいて試験的に画像形成を行な
    う試験工程を備え、 該試験工程による画像形成結果が所定条件を満たせば、
    前記画像形成工程による画像形成を行なうことを特徴と
    する請求項1記載の制御方法。
  6. 【請求項6】 更に、前記試験工程の実行/不実行を設
    定する試験設定工程を備えることを特徴とする請求項5
    記載の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の制御工程は、前記試験工程に
    よる画像形成結果が所定条件を満足するまで繰り返し実
    行されることを特徴とする請求項5記載の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の制御工程において制御された
    画像形成条件を更に制御する第2の制御工程を備え、 前記画像形成工程においては、前記第2の制御工程によ
    って制御された画像形成条件に基づいて画像形成を行な
    うことを特徴とする請求項1記載の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記第2の制御工程においては、前記第
    1の制御工程よりも高精度に画像形成条件を制御するこ
    とを特徴とする請求項8記載の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記第2の制御工程においては、前記
    第1の制御工程とは異なる画像形成条件を制御すること
    を特徴とする請求項8記載の制御方法。
  11. 【請求項11】 更に、前記第2の制御工程における制
    御方法を任意に設定する制御設定工程を有することを特
    徴とする請求項8記載の制御方法。
  12. 【請求項12】 更に、前記第2の制御工程によって制
    御された画像形成条件に基づいて試験的に画像形成を行
    なう試験工程を備え、 該試験工程による画像形成結果が所定条件を満たせば、
    前記画像形成工程による画像形成を行なうことを特徴と
    する請求項8記載の制御方法。
  13. 【請求項13】 更に、前記試験工程の実行/不実行を
    設定する試験設定工程を備えることを特徴とする請求項
    9記載の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記第1又は第2の制御工程において
    正常な制御が行われなかった場合にはその旨を報知し、
    前記画像形成工程を実行しないことを特徴とする請求項
    8記載の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記報知は、画像形成装置の表示部に
    おいて行われることを特徴とする請求項14記載の制御
    方法。
  16. 【請求項16】 前記報知は、画像形成装置に接続され
    た外部装置に対して行われることを特徴とする請求項1
    4記載の制御方法。
  17. 【請求項17】 更に、画像形成装置内において作業用
    メモリを確保するメモリ確保工程を備えることを特徴と
    する請求項1又は5記載の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記作業用メモリは、形成する画像デ
    ータの少なくとも1ページ分に相当することを特徴とす
    る請求項17記載の制御方法。
  19. 【請求項19】 更に、前記メモリ確保工程において作
    業用メモリが正常に確保できなかった場合にはその旨を
    報知し、前記画像形成工程を実行しないことを特徴とす
    る請求項17記載の制御方法。
  20. 【請求項20】 更に、前記メモリ確保工程において作
    業用メモリが正常に確保できなかった場合に、メモリの
    追加を要求する要求工程を備えることを特徴とする請求
    項19記載の制御方法。
  21. 【請求項21】 前記要求工程においては、画像形成装
    置に接続された外部装置において前記メモリの追加を要
    求することを特徴とする請求項20記載の制御方法。
  22. 【請求項22】 画像形成装置における画像形成条件を
    制御する制御方法であって、 前記画像形成条件の制御を所定のタイミングで自動実行
    する第1の制御モードと、 前記画像形成条件の制御を無条件に行なう第2の制御モ
    ードとを有し、 ユーザ指示に基づき前記第1の制御モード又は前記第2
    の制御モードを選択することを特徴とする制御方法。
  23. 【請求項23】 前記画像形成条件は、画像形成装置の
    エンジン部における画像形成プロセス条件であることを
    特徴とする請求項22記載の制御方法。
  24. 【請求項24】 前記画像形成条件は色処理条件である
    ことを特徴とする請求項22記載の制御方法。
  25. 【請求項25】 前記第2の制御モードにおいては、前
    記第1の制御モードと同様の制御に加えて更に高精度な
    制御を行なうことを特徴とする請求項22記載の制御方
    法。
  26. 【請求項26】 画像形成装置における画像形成条件を
    制御する制御方法であって、 前記画像形成条件の制御を画像形成ジョブに先立って実
    行する第1の制御モードと、 前記画像形成条件の制御を前記第1の制御モードとは異
    なるタイミングで実行する第2の制御モードとを有し、 ユーザ指示に基づき前記第1の制御モード又は前記第2
    の制御モードを選択し、 該選択結果を前記画像形成装置に対して出力することを
    特徴とする制御方法。
  27. 【請求項27】 前記第1の制御モードにおいては、前
    記第2の制御モードと同様の制御に加えて更に高精度な
    制御を行なうことを特徴とする請求項26記載の制御方
    法。
  28. 【請求項28】 前記第2の制御モードにおいては、前
    記画像形成条件が所定のタイミングで制御されるように
    予め設定されていることを特徴とする請求項26記載の
    制御方法。
  29. 【請求項29】 画像信号に基づく画像形成を行なう画
    像形成手段と、該画像形成手段における画像形成条件を
    第1の制御モードにより制御する制御手段と、指示入力
    を行なう指示手段と、を有する画像形成装置であって、 前記制御手段は、前記指示手段により前記画像形成条件
    の制御が指示された場合に、前記画像形成条件を第2の
    制御モードにより制御し、 前記制御された画像形成条件に基づいて画像形成を行な
    うことを特徴とする画像形成装置。
  30. 【請求項30】 前記第1の制御モードは前記画像形成
    条件の制御を所定のタイミングで自動実行するモードで
    あり、 前記第2の制御モードは前記画像形成条件の制御を無条
    件に行なうモードであることを特徴とする請求項29記
    載の画像形成装置。
  31. 【請求項31】 前記画像形成条件は色処理条件である
    ことを特徴とする請求項29記載の画像形成装置。
  32. 【請求項32】 前記制御手段は、前記第2の制御モー
    ドにおいては、前記第1の制御モードよりも高精度に画
    像形成条件を制御することを特徴とする請求項29記載
    の画像形成装置。
  33. 【請求項33】 前記制御手段は更に、前記第2の制御
    モードによる制御を行なう際に、前記画像信号の少なく
    とも1ページ分の作業用メモリを確保することを特徴と
    する請求項29記載の画像形成装置。
  34. 【請求項34】 前記画像信号は、外部装置より転送さ
    れることを特徴とする請求項29記載の画像形成装置。
  35. 【請求項35】 前記画像形成手段は、画像信号に基づ
    く露光及び現像を行なうことにより像坦持体上に画像を
    形成し、該画像を転写材上に転写することにより画像を
    形成することを特徴とする請求項29記載の画像形成装
    置。
  36. 【請求項36】 前記画像形成手段は、前記像坦持体と
    して感光体及び中間転写体を備えることを特徴とする請
    求項35記載の画像処理装置。
  37. 【請求項37】 画像形成条件を所定タイミングで制御
    する画像形成装置の制御プログラムを記録した記録媒体
    であって、該制御プログラムは少なくとも、 任意のタイミングによる前記画像形成条件の制御指示を
    検出する検出工程のコードと、 前記指示に応じて画像形成条件を制御する制御工程のコ
    ードと、 前記制御工程によって制御された画像形成条件に基づい
    て画像形成を行なう画像形成工程のコードと、を含むこ
    とを特徴とする記録媒体。
  38. 【請求項38】 画像形成装置における画像形成条件を
    制御する制御プログラムを記録した記録媒体であって、
    該制御プログラムは少なくとも、 前記画像形成条件の制御を所定のタイミングで自動実行
    する第1の制御モードのコードと、 前記画像形成条件の制御を無条件に行なう第2の制御モ
    ードのコードと、 ユーザ指示に基づき前記第1の制御モード又は前記第2
    の制御モードを選択するコードと、を含むことを特徴と
    する記録媒体。
  39. 【請求項39】 画像形成装置における画像形成条件を
    制御する制御プログラムを記録した記録媒体であって、
    該制御プログラムは少なくとも、 前記画像形成条件の制御を画像形成ジョブに先立って実
    行する第1の制御モードのコードと、 前記画像形成条件の制御を前記第1の制御モードとは異
    なるタイミングで実行する第2の制御モードのコード
    と、 ユーザ指示に基づき前記第1の制御モード又は前記第2
    の制御モードを選択するコードと、 該選択結果を前記画像形成装置に対して出力するコード
    と、を含むことを特徴とする記録媒体。
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