JP2008083333A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成部において複数枚の連続する画像形成動作が実行されているときに,例えば累積印字枚数が設定枚数に達するという所定の条件が充足された場合に(S7,S8のYes側),該画像形成動作を中断して第1の濃度補正処理を実行し(S11),その後,前記画像形成動作が再開されて該画像形成動作が終了した後に(S3のYes側),第2の濃度補正処理を実行する(S321)ように構成される。
【選択図】図2
Description
一方,例えば特許文献1や特許文献2等には,累積印字枚数や累積印字率(ドット数の積算値)などが予め設定された設定値に達した場合に濃度補正処理を実行することが開示されている。
一般に,前記濃度補正処理には,入力された画像データに施すガンマ補正などの階調濃度補正に用いられる階調補正情報(テーブルなど)の変更や,現像装置の現像ローラに印加する現像バイアスの変更など,複数の補正処理が含まれる。ここに,前記階調濃度補正は,入力された画像濃度と出力される画像濃度との対応関係を階調補正情報に基づいて調節するものである。具体的に,前記濃度補正処理では,感光体ドラムや中間転写ベルトなどの像担持体に複数の異なる階調のトナー像(所謂テストパッチ)が形成され,その形成されたトナー像各々の画像濃度が濃度センサで検出される。そして,その検出結果に基づいて階調補正情報や現像バイアスの変更が行われる。
また,逆に,前記連続印字の実行中に前記濃度補正処理を行うタイミングになっても,該濃度補正処理を実行しないことが考えられる。しかしながら,前記濃度補正処理を行うタイミングになっているにもかかわらず,それを無視して連続印字を実行すると,低下した画質が改善されず所望の印字結果を得ることができないおそれがある。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,予め設定された所定の条件が充足された場合に濃度補正処理を実行する画像形成装置において,複数枚の連続する画像形成動作の実行中に前記所定の条件が充足された場合に,該連続する画像形成動作における印字結果の相違を抑制しつつ,該連続する画像形成動作における画質を改善すること。
このような構成によれば,複数枚の連続する画像形成動作(以下「連続印字」という)の実行中では,前記第1の濃度補正処理だけが実行されるため,前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理の両方を実行する場合に比べて,該連続印字における印字結果の相違を抑制することができる。また,前記連続印字が終了した後に,前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理が実行される場合とは異なり,前記連続印字の実行中に前記第1の濃度補正処理だけが実行されるため,該連続印字における画質が少し改善され,著しい画質の低下を防止することができる。
ところで,前述したように,前記連続印字の実行中に濃度補正処理を実行すると,その濃度補正処理の実行前と実行後とで印字結果が相違することになる。一方,前記累積印字枚数,前記累積印字率,前記印字率平均及び前記経時時間のいずれか一つだけが設定値に達している状態では画質の低下は比較的小さいと考えられる。
そこで,前記累積印字枚数,前記累積印字率,前記印字率平均及び前記経時時間のいずれか複数が設定値に達することを前記所定の条件とすることが望ましい。この場合には,画質の低下が大きいと考えられる場合にのみ,前記連続印字の実行中に前記第1の濃度補正処理が実行されて画質が改善される。一方,画質の低下が小さいと考えられる場合には,前記連続印字の実行中に前記第1の濃度補正処理が実行されないため,濃度補正処理の実行前と実行後との印字結果の相違が防止される。
そこで,前記第1の濃度補正処理を,前記画像形成部に設けられた現像装置に印加される現像バイアスを変更する処理とし,前記第2の濃度補正処理を,前記画像データの階調補正処理に用いられる階調補正情報を変更する処理とすることが望ましい。
なお,本発明はモノクロ画像形成装置に限られるものではなく,前記画像形成部が複数色に対応する複数の画像形成部を含んでなるカラー画像形成装置に適用することができる。この場合には,前記濃度補正処理手段は,複数の前記画像形成部によって形成される各色の画像の濃度を補正するように構成される。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る複写機Xの概略構成図,図2は本発明の実施の形態に係る複写機Xにおいて実行される画像形成処理の手順の一例を説明するための示すフローチャートである。
まず,図1を用いて,本発明の実施の形態に係る複写機Xの概略構成について説明する。なお,前記複写機Xは,本発明に係る画像形成装置の一例に過ぎず,その他,プリンタ装置やファクシミリ装置,複合機なども本発明に係る画像形成装置に該当する。
図1に示すように,前記複写機Xは,原稿読取部X1,給紙部X2,画像形成部X3,排紙部X4と,これらを統括的に制御する制御部30とを備えて概略構成されている。
前記制御部30は,CPU及びROM,RAM等の周辺装置を備え,そのROMに予め記憶された制御プログラムを実行することにより,画像データの画像処理などを含めた当該複写機Xの統括的な制御を行うものである。具体的に,前記制御部30は,後述する画像形成処理(図2のフローチャート参照)において,第1の濃度補正処理及び第2の濃度補正処理を実行する。これについては後段で詳述する。
前記ADF2は,前記複写機Xの外装前面部等に配置された不図示の操作パネルからなされたコピー要求に従って,前記原稿セット部1にセットされた原稿T1を,複数の搬送ローラRを介して一枚ずつ順次搬送するものである。なお,前記コピー要求では,例えば前記原稿T1を一枚又は複数枚コピーすることが指示される。以下,前記原稿T1を複数枚コピーするという連続する一つの動作を連続印字と称する。
前記ADF2によって搬送された前記原稿T1は,例えばプラテンガラス等からなる前記原稿載置台3上の所定の読取位置を通って副走査方向に搬送され,その後,前記原稿排出部4へ排出される。
また,前記露光装置5により,前記原稿載置台3の所定の読取位置を副走査方向(図中,左側から右側へ向かう方向)に移動する前記原稿T1に光が照射される。前記原稿T1からの反射光は前記導光ミラー6a,6b,6cにより導光され,前記光学レンズ7により集光される。また,前記CCD8では,反射光に含まれる画像情報が電気信号に変換され,変換後の画像データが前記制御部30に入力される。
前記印刷用紙T2は,前記搬送ローラ13により搬送される。前記感光体ドラム14は前記帯電ユニット18により,表面が一様に帯電されている。前記LSUユニット15からの前記画像データに基づくレーザ光は,各種ミラー16a,16b及びポリゴンミラー17,また,不図示の各種レンズを通じて感光体ドラム14へ照射され,これにより,前記感光体ドラム14上には前記画像データに基づく静電潜像が形成される。
そして,前記現像装置19に設けられた現像ローラ19a上のトナーが,前記感光体ドラム14と前記現像ローラ19aとの電位ギャップ(現像バイアス)によって前記感光体ドラム14上に引き寄せられることにより,前記感光体ドラム14上の静電潜像はトナー像として顕像化(現像)される。このとき,前記現像ローラ19aに印加される現像バイアスは,前記感光体ドラム14上の静電潜像を現像するときのトナー像の濃度に影響する。
そして,前記トナー像は,前記中間転写ベルト22の駆動により,前記搬送ローラ13で搬送された前記印刷用紙T2に転写される。その後,前記印刷用紙T2は,前記定着装置20に搬送されて前記トナー像が定着された後,前記排紙部X4の排出ローラ41によって排紙される。
そこで,従来から,当該複写機Xの電源が投入されたタイミングや,累積印字枚数,累積印字率,印字率平均,経時時間などが予め設定された設定値に達するタイミングで,前記トナー像の濃度を補正して画質の低下を防止する濃度補正処理が前記制御部30によって実行される。
なお,本実施の形態では,前記濃度補正処理の一例として,前記現像バイアスの変更及び前記ガンマ補正を例に挙げて説明するがこれに限られるものではない。例えば,前記LSUユニット15によるレーザ光の照射強度を変更することが,前記第1の濃度補正処理や前記第2の濃度補正処理の一例として考えられる。また,前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理は,前記濃度補正処理の一部であることが考えられる。即ち,前記濃度補正処理に,前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理に加えて,さらに別の補正処理が含まれることも考えられる。
一方,本発明の実施の形態に係る前記複写機Xでは,前記制御部30によって実行される後述の画像形成処理(図2のフローチャート参照)において,前記連続印字の実行中に前記濃度補正処理を実行するタイミングが到来した場合には,その時点で前記第1の濃度補正処理が実行され,該連続印字の終了後に前記第2の濃度補正処理が実行される。
また,当該画像形成処理における後述のステップS7,S10で判断指標に用いられる累積印字枚数,印字率平均,第1補正フラグ及び第2補正フラグは,前記制御部30のRAMなどに記憶されるものであって,前記複写機Xの電源が立ち上げられたときの各々の初期値は“0”であるとする。ここに,前記累積印字枚数は,前記複写機Xの電源が投入されてからの印字枚数を積算した枚数,前記印字率平均は,前記複写機Xの電源が投入されてからの1枚毎の印字率の平均値である。また,前記第1補正フラグは前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理を実行する必要性,前記第2補正フラグは前記第2の濃度補正処理だけを実行する必要性を示すものであって,“0”は実行する必要がないことを示し,“1”は実行する必要があることを示す。
ここでは,画質が低下するおそれのある累積印字枚数の設定値として200枚,画質が低下するおそれのある印字率平均の設定値として2%未満又は10%以上が予め設定されているものとする。なお,前記設定値は,前記複写機Xの初期設定などにおいて予め設定されたものであって,前記制御部30のRAMやROMなどに記憶されている。
まず,前記複写機Xの電源が投入されると,ステップS1では,前記制御部30によって,前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理が共に実行される。これにより,前記画像形成部X3により印字される画像の画質が十分に改善される。なお,本実施の形態では,前記複写機Xの電源が立ち上げられた後,前記ステップS1において前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理が実行されるため,前記累積印字枚数及び前記印字率平均は,前記複写機Xの電源が立ち上げられた時点を起算点(0)としている。一方,前記複写機Xの電源立ち上げ時に前記ステップS1を実行しない構成では,前記累積印字枚数及び前記印字率平均の起算点を,前に前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理が実行された時点とすればよい。
そして,前記複写機Xが複写可能な状態に安定すると,続くステップS2では,前記制御部30によって,ユーザによる前記操作パネル(不図示)の操作などによりコピー要求が行われたか否かが判断される。
ここで,コピー要求が行われたと判断された場合には,処理はステップS3に移行する。ステップS3では,前記コピー要求に従ったコピー動作が終了したか否かが判断される。前記ステップS3において,前記コピー要求に従ったコピー動作が終了したと判断されるまでの間は(S3のNo側),後述するステップS4以降の処理が繰り返し実行される。
一方,前記コピー要求に従ったコピー動作が終了したと判断された場合には,処理はステップS31に移行する。なお,前記ステップS31以降の処理については,後段で説明する。
前記制御部30は,前記コピー要求に従ったコピー動作における一枚のコピー動作を開始し(S4),一枚のコピー動作が終了したか否かを判断する(S5)。
ここで,一枚のコピー動作が終了したと判断されると(S5のYes側),処理はステップS6に移行し,該ステップS6では,前記制御部30によって,前記累積印字枚数がカウントアップされる。なお,このとき,前記制御部30は,前記印字率平均を算出するために用いる累積印字量の積算も行う。
そして,ステップS7では,前記制御部30によって,前記累積印字枚数が予め設定された設定値である200枚に達したか否かが判断される。ここで,前記累積印字枚数が200枚に達したと判断された場合には(S7のYes側),処理はステップS8に移行する。なお,前記累積印字枚数が200枚に達していないと判断された場合には(S7のNo側),処理は前記ステップS3に移行する。
ステップS8では,前記制御部30によって,前記コピー要求が連続印字であるか否かが判断される。ここで,前記コピー要求が連続印字であると判断された場合には(S8のYes側),処理はステップS9に移行し,前記コピー要求が連続印字ではないと判断された場合には(S8のNo側),処理はステップS81に移行する。このステップS81では,前記コピー要求が連続印字ではなく1枚だけの印字であるため,その後,画質が急に変わっても特に問題がないため,前記ステップS1と同様に,前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理が共に実行される。これにより,前記画像形成部X3により形成される画像の画質が十分に改善される。
一方,ステップS9では,前記制御部30によって,前記印字率平均が算出される。具体的には,前記複写機Xの電源が立ち上げられてからのコピー動作における累積印字量,即ちトナー像が形成されたドット数の累計値と,前記累積印字枚数とに基づいて算出される。もちろん,前記複写機Xの電源が立ち上げられてからの平均値に限られず,直近の10〜30枚程度の平均値としてもかまわない。
そして,続くステップS10では,前記制御部30によって,前記印字率平均が,予め設定された設定値である2%未満又は10%以上に達したか否かが判断される。ここで,前記印字率平均が,2%未満又は10%以上に達したと判断された場合には(S10のYes側),処理はステップS11に移行する。なお,前記印字率平均が,2%未満又は10%以上に達していないと判断された場合には(S10のNo側),処理はステップS101に移行する。
ステップS101では,画質が著しく低下しているおそれが低いため,前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理のいずれも実行されないまま,前記制御部30によって前記第1補正フラグが“0”から“1”に設定され,処理はステップS13に移行する。即ち,前記累積印字枚数が200枚に達していても,前記印字率平均が2%未満又は10%以上に達していなければ,前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理はいずれも実行されない。そのため,前記連続印字における印字結果に大きな差が生じることはない。
なお,この場合には,後述するように,前記連続印字が終了した後,前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理が共に実行される(S311)。
一方,前記累積印字枚数が200枚に達し,且つ前記印字率平均が2%未満又は10%以上に達している場合には(S7,S10のYes側),画質の低下が大きいおそれがある。
そのため,ステップS11では,前記制御部30によって,前記連続印字が中断され,前記第1の濃度補正処理,即ち前記現像バイアスの変更処理だけが実行される。これにより,前記複写機Xでは,前記画像形成部X3により形成される画像の画質が少し改善され,画質の著しい低下を防止することができる。しかも,前記第2の濃度補正処理が実行されないため,従来のように前記第1の濃度補正及び前記第2の濃度補正の両方を実行する場合に比べて,前記連続印字における画質の差の発生を抑制することができる。
なお,一般に,前記現像バイアスの変更による画質の変動量は,前記ガンマ補正テーブルの変更による画質の変動量に比べて小さい。また,前記ガンマ補正テーブルを変更すれば,入力された画像データに再度前記ガンマ補正テーブルを用いたガンマ補正処理を施す必要があるため時間を要することにもなる。そのため,前述したように,前記連続印字の実行中に実行される前記ステップS11では,前記現像バイアスの変更を行うことが望ましい。
その後,前記制御部30は,前記第2補正フラグを“0”から“1”に設定し(S12),前記累積印字枚数及び前記印字率平均を“0”にリセットする(S13)。その後,処理は前記ステップS3に移行し,前記コピー要求に従ったコピー動作が再開される。
ここで,前記ステップS3において,前記コピー要求に従ったコピー動作が終了したと判断された場合に実行されるS31以降の処理について説明する。
ステップS31では,前記制御部30によって,前記第1補正フラグが“1”であるか否かが判断される。即ち,前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理を実行する必要性についての判断が行われる。ここで,前記第1補正フラグが“1”であると判断された場合には,処理はステップS311に移行し,“0”であると判断された場合には,処理はステップS32に移行する。
前記ステップS311では,前記制御部30によって,前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理が共に実行され,前記第1補正フラグが“1”から“0”に設定(リセット)される。その後,処理はステップS2に移行して,次のコピー要求を待ち受ける。
一方,ステップS32では,前記制御部30によって,前記第2補正フラグが“1”であるか否かが判断される。即ち,前記第2の濃度補正処理のみを実行する必要性についての判断が行われる。ここで,前記第2補正フラグが“1”であると判断された場合には,処理はステップS321に移行し,“0”であると判断された場合には,処理は前記ステップS2に移行して次のコピー要求を待ち受ける。
ステップS321では,前記制御部30によって,前記第2の濃度補正処理のみが実行される。なお,ここでは,既に前記ステップS11において前記第1の濃度補正処理が実行されているため,前記ステップS321において前記第1の濃度補正処理を省略しているが,該ステップS321において前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理を共に実行することも他の実施例として考えられる。
その後,処理はステップS322に移行して,前記制御部30によって,前記第2補正フラグが“1”から“0”に設定(リセット)されると,処理は前記ステップS2に移行して次のコピー要求を待ち受ける。
なお,本実施の形態では,前記ステップS7において累積印字枚数,前記ステップS10において印字率平均を判断指標に用いているが,これに限られず,累積印字枚数や累積印字率,印字率平均,経時時間などを任意に組み合わせればよい。例えば,前記ステップS7において経時時間,前記ステップS10において累積印字率を判断指標としてもよい。
また,本発明は,カラー画像を形成するカラープリンタやカラー複写機等のカラー画像形成装置に適用することが可能である。即ち,前記画像形成部X3に,複数色に対応する複数の画像形成部が設けられた構成に適用することが可能である。この場合,前記制御部30は,前記複数の画像形成部によって形成される各色の画像の濃度を補正するように処理を実行する。
具体的に,例えば前記累積印字枚数だけを用いる場合には,前記ステップS7において(図2参照),前記累積印字枚数が200枚に達したと判断され,且つ前記ステップS8において連続印字であると判断された場合に(S8のYes側),前記ステップS11に移行するように処理するように構成すればよい。即ち,前記ステップS10,S101を省略すればよい。
また,更に前記制御部30によって実行される前記濃度補正処理に,前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理以外の補正処理が含まれる場合には,累積印字枚数や累積印字率,印字率平均,経時時間などのうちのいくつが設定値に達したかや,どの項目が設定値に達したか等に応じて,前記連続印字中に実行する濃度補正処理の種別や数を変更することも他の実施例として考えられる。
X1…原稿読取部
X2…給紙部
X3…画像形成部
X4…排紙部
1…原稿セット部
2…自動原稿送り装置
3…原稿載置台
4…原稿排出部
5…露光装置
6…導光ミラー
7…光学レンズ
8…CCD
10…給紙カセット
11…給紙ローラ
12…用紙残量計
13…搬送ローラ
14…感光体ドラム
15…LSUユニット
16…各種ミラー
17…ポリゴンミラー
18…帯電ユニット
19…現像装置
19a…現像ローラ
20…定着装置
21…濃度センサ
22…中間転写ベルト
30…制御部
S1,S2,〜…処理手順(ステップ)番号
Claims (4)
- 入力された画像データに基づいて画像を形成する画像形成部と,予め設定された所定の条件が充足された場合に前記画像形成部により形成される画像の濃度を補正する第1の濃度補正処理及び第2の濃度補正処理を含む濃度補正処理を実行する濃度補正処理手段と,を備えてなる画像形成装置であって,
前記濃度補正処理手段が,前記画像形成部において複数枚の連続する画像形成動作が実行されているときに前記所定の条件が充足された場合に,該画像形成動作を中断して前記第1の濃度補正処理を実行し,その後,前記画像形成動作が再開されて該画像形成動作が終了した後に,前記第1の濃度補正処理及び前記第2の濃度補正処理,或いは前記第2の濃度補正処理を実行してなることを特徴とする画像形成装置。 - 前記所定の条件が,累積印字枚数,累積印字率,印字率平均及び経時時間のいずれか1又は複数が予め設定された設定値に達することである請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第1の濃度補正処理が,前記画像形成部に設けられた現像装置に印加される現像バイアスを変更する処理であって,
前記第2の濃度補正処理が,前記画像データの階調補正処理に用いられる階調補正情報を変更する処理である請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記画像形成部が複数色に対応する複数の画像形成部を含んでなり,前記濃度補正処理手段が複数の前記画像形成部によって形成される各色の画像の濃度を補正するものである請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
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