JP2003035978A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003035978A
JP2003035978A JP2001221817A JP2001221817A JP2003035978A JP 2003035978 A JP2003035978 A JP 2003035978A JP 2001221817 A JP2001221817 A JP 2001221817A JP 2001221817 A JP2001221817 A JP 2001221817A JP 2003035978 A JP2003035978 A JP 2003035978A
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Takeshi Nakagawa
剛 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像濃度制御による連続プリントの出力遅延
を防止し、さらに安定した色調の画像を出力し続けるこ
とのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 最大濃度制御用の基準画像パターンと中
間調制御用の基準画像パターンの両方を作成して濃度制
御を行う第1制御モードの他に、最大濃度制御用の基準
画像パターンのみを作成して濃度制御を行う第2制御モ
ードと、中間調制御用の基準画像パターンのみを作成し
て濃度制御を行う第3制御モードを用意し、必要に応じ
てこれら3つの制御モードのいずれかを選択して画像濃
度制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式のプ
リンタあるいは複写機等のカラー画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来からパーソナルコンピュータ等の出
力装置として、様々な原理のプリンタ(画像形成装置)
が提案されており、特に電子写真プロセスとレーザ走査
技術を用いたレーザビームプリンタは画像品質やプリン
トスピードの点で優位性が高く、オフィスプリンタの主
流となっている。
【0003】近年、オフィスのカラー出力指向が強くな
り、カラー画像形成装置が広く利用されるようになっ
た。電子写真方式のフルカラー画像形成装置としては、
感光体をただ一つしか有さず、この感光体上あるいは中
間転写体上に各色のトナー像(現像剤像)を一色毎に順
次形成する方式のものがある。
【0004】フルカラー画像を得るには、3または4色
のトナー像を重ね合わせる必要があるため、この方式の
場合、単色出力の場合に比べると出力に3または4倍も
の時間を要する。
【0005】これに対して、各色に対応する感光体を一
つずつ備えて各色のトナー像を並列的に形成しその後に
重ね合わせることにより、単色画像の形成速度と同一の
速度でフルカラー画像を得ることができる感光体ドラム
3連または4連タンデムと呼ばれる方式もあり、プリン
トスピードの高速化にはこちらの方式が有利である。
【0006】ところで一般に、フルカラー等の多値画像
形成を行う際には、入力される濃度レベル信号と実際に
画像形成される濃度との関係が線形(濃度の線形性)に
なり、かつ同じ濃度レベル信号に対して画像形成される
濃度は、温湿度等の条件に関わらず常に一定である(濃
度の一定性)必要がある。
【0007】フルカラー画像形成装置の場合には例えば
マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色について
それぞれ濃度の線型性と一定性が要求される。
【0008】しかしながら、電子写真方式による画像形
成処理を行う画像形成装置においては、トナー特性や現
像特性が、使用する環境やプリント枚数等の諸条件によ
って変動してしまうため、濃度の線形性や一定性を保つ
には何らかの工夫が必要である。
【0009】そこで、露光量や現像バイアス等のプロセ
ス条件、ルックアップテーブル(LUT)等の階調補正
手段を適切に設定するために最大濃度制御(Dmax制
御)や中間調制御の画像濃度制御が行なわれる。
【0010】最大濃度制御は、最大濃度(Dmax)の
濃度検知用トナー像(基準画像パターン。以下、パッチ
と称する。)を感光体または転写体等のトナー像を担持
する担持体上に各色トナーについて試験的に作成し、そ
れらの濃度の光学センサ等による検知結果を現像バイア
ス電位等のプロセス条件にフィードバックして各トナー
のDmaxを所定の値に調整するものである。
【0011】中間調制御は、各色トナーごとに複数の中
間調のパッチを感光体または転写体等担持体上に作成
し、それらの濃度を光学センサ等で検知して、その結果
から入力画像信号と出力画像濃度とが直線関係になるよ
うにコントローラ部でLUTを補正(いわゆるγ補正)
をするというものである。
【0012】このように、最大濃度を所定の値に制御し
た上でγ補正を行なうことにより、濃度の線形性と一定
性が保たれる仕組みである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の画像形成装置の場合には、プリント枚
数がある枚数に達すると、上記画像濃度制御を実行する
ために、連続プリント中であってもプリントを中断させ
ていた。
【0014】特に、電子写真方式のカラー画像形成装置
に複数の現像カートリッジが回転ロータリー内にあり、
一色ずつ画像形成を行うものでは、4回の画像濃度制御
が必要なため、かなりの時間を画像濃度制御に必要とし
ていた。
【0015】また、画像濃度制御に必要な時間が長い
と、画像濃度制御を実行する回数が限られてしまうた
め、画像濃度制御を行う間隔が長めになってしまい、さ
らに、装置の使用状態によっては出力画像の濃度やLU
Tが急激に変化することがであるために、画像濃度制御
の前後で、同一の画像を出力しているにもかかわらず、
色調がずれてしまうことがあった。
【0016】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、画像
濃度制御による連続プリントの出力遅延を防止し、さら
に安定した色調の画像を出力し続けることのできる画像
形成装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、各色現像剤ごとに現像剤像を形成
する複数の一色像形成ユニットを備え、該複数の一色像
形成ユニットで形成した各色の現像剤像を重ね合わせて
画像を形成する画像形成装置において、現像剤像を担持
する担持体上に濃度検知のための基準画像パターンを作
成する作成手段と、作成した基準画像パターンの画像濃
度を検知する検知手段と、検知した基準画像パターンの
画像濃度に基づいて画像濃度制御を行う画像濃度制御手
段と、を備え、最大濃度制御用基準画像パターン及び中
間調制御用基準画像パターンの両方を作成して濃度制御
を行う第1制御モードと、最大濃度制御用基準画像パタ
ーンのみを作成して濃度制御を行う第2制御モードと、
中間調制御用基準画像パターンのみを作成して濃度制御
を行う第3制御モードと、を有し、各第1〜第3制御モ
ードをそれぞれ所定の頻度で選択して画像濃度制御を行
うことを特徴とする。
【0018】前記一色像形成ユニットの寿命を検知する
寿命検知手段を備え、前記一色像形成ユニットの寿命が
初期から中期に相当する状態であると検知した場合に
は、前記第2制御モードを前記第3制御モードよりも高
い頻度で選択することが好適である。
【0019】前記第2制御モードは画像濃度制御3回実
行中2回の割合で選択され、前記第3制御モードは画像
濃度制御3回実行中1回の割合で選択されることが好適
である。
【0020】前記一色像形成ユニットの寿命を検知する
寿命検知手段を備え、前記一色像形成ユニットの寿命が
中期から終期に相当する状態であると検知した場合に
は、前記第2制御モードと前記第3制御モードを同じ割
合で選択することが好適である。
【0021】前記一色像形成ユニットの寿命を検知する
寿命検知手段を備え、前記一色像形成ユニットの寿命が
中期から終期に相当する状態であると検知した場合に
は、前記第3制御モードを前記第2制御モードよりも高
い頻度で選択することが好適である。
【0022】前記一色像形成ユニットの現像剤使用率に
応じて、最大濃度制御用基準画像パターンを作成しての
濃度制御の実行頻度及び中間調制御用基準画像パターン
を作成しての濃度制御の実行頻度を指定するテーブルを
備え、前記テーブルに基づいて、各第1〜第3制御モー
ドのいずれかの画像濃度制御を実行するかまたは画像濃
度制御を実行しないかを判定する判定手段を備えたこと
が好適である。
【0023】前記テーブルは、現像バイアス及びルック
アップテーブルの制御値の変動曲線の傾きに調整用定数
を乗じて算出されることが好適である。
【0024】各色現像剤ごとに現像剤像を形成する複数
の一色像形成ユニットを備え、該複数の一色像形成ユニ
ットで形成した各色の現像剤像を重ね合わせて画像を形
成する画像形成装置において、現像剤像を担持する担持
体上に濃度検知のための基準画像パターンを作成する作
成手段と、作成した基準画像パターンの画像濃度を検知
する検知手段と、検知した基準画像パターンの画像濃度
に基づいて画像濃度制御を行う画像濃度制御手段と、を
備え、最大濃度制御用基準画像パターンを作成しての濃
度制御と、中間調制御用基準画像パターンを作成しての
濃度制御と、のそれぞれの頻度を変更して画像濃度制御
を行うことを特徴とする。
【0025】頻度の変更を前記一色像形成ユニットの寿
命に基づき行うことが好適である。
【0026】前記一色像形成ユニットの寿命を検知する
寿命検知手段を備え、前記一色像形成ユニットの寿命が
初期から中期に相当する状態であると検知した場合に
は、最大濃度制御用基準画像パターンを作成しての濃度
制御を中間調制御用基準画像パターンを作成しての濃度
制御よりも高い頻度で行うことが好適である。
【0027】前記一色像形成ユニットの寿命を検知する
寿命検知手段を備え、前記一色像形成ユニットの寿命が
中期から終期に相当する状態であると検知した場合に
は、最大濃度制御用基準画像パターンを作成しての濃度
制御と中間調制御用基準画像パターンを作成しての濃度
制御を同じ割合で行うことが好適である。
【0028】前記一色像形成ユニットの寿命を検知する
寿命検知手段を備え、前記一色像形成ユニットの寿命が
中期から終期に相当する状態であると検知した場合に
は、中間調制御用基準画像パターンを作成しての濃度制
御を最大濃度制御用基準画像パターンを作成しての濃度
制御よりも高い頻度で行うことが好適である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0030】(第1の実施の形態)図1〜図5を参照し
て、第1の実施の形態について説明する。
【0031】図1は、本実施の形態に係る画像形成装置
を示す概略断面構成図である。図1の画像形成装置は、
マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色の現像剤
像としてのトナー像を形成する電子写真方式の4組の一
色像形成ユニットとしての画像形成ユニット10M,1
0C,10Y,10Kを備えており、これらの画像形成
ユニット10M,10C,10Y,10Kは、略水平方
向に並設されている。
【0032】これらの画像形成ユニット10M,10
C,10Y,10Kの下方には、被転写媒体としての転
写材等のシートTを搬送するための搬送ユニット20が
設置されている。
【0033】搬送ユニット20は、横方向に離間して配
置された下流側の駆動ローラ21、上流側の従動ローラ
22及び各ローラ21,22に張設され所定方向に無端
走行される搬送ベルト23を有している。従動ローラ2
2には、図示しないバネ等により駆動ローラ21から離
れる方向(図中矢印A方向)に付勢され、両者の間に巻
回された搬送ベルト23に1kg〜10kg程度のテン
ションが与えられている。
【0034】次に、本画像形成装置は、画像形成ユニッ
ト10M,10C,10Y,10Kは、略同一の構成を
有しているため、ここではマゼンタ用の画像形成ユニッ
ト10Mについて代表して説明する。なお、シアン、イ
エロー、ブラックの各画像形成ユニット10C,10
Y,10Kも、上述のマゼンタ画像形成ユニット10M
と略同様に構成されており、その詳細な説明は省略す
る。
【0035】画像形成ユニット10Mは、像担持体とし
ての感光ドラム11Mを備え、感光ドラム11Mの周囲
には、感光ドラム11Mの表面を所定の電位に帯電させ
る帯電手段12M、帯電された感光ドラム11M表面を
露光して静電潜像を形成する露光手段13M、静電潜像
に現像剤であるマゼンタのトナーを供給して現像する現
像手段14M、現像により形成されたトナー像を不図示
の給送機構を介して図の右側から給送されるシートTに
転写する転写ローラ15M、および転写されずに感光ド
ラム11Mの表面に残留したトナーを除去するクリーナ
16Mが配設されている。
【0036】以下に、マゼンタ用の画像形成ユニット1
0Mの動作について説明する。まず、帯電手段12Mを
介して感光ドラム11Mの表面が−400V〜−700
V程度の電位に帯電される。不図示の制御部から送られ
てくるマゼンタ用の画像データに従って、帯電した感光
ドラム11Mの表面に、露光手段13Mによって露光光
が出力され、これにより、マゼンタの静電潜像が感光ド
ラム11Mの表面に形成される。
【0037】このようにして形成された静電潜像は、感
光ドラム11Mの回転に従い所定の現像位置まで移動
し、現像手段14Mによってトナー像として可視化され
る。
【0038】現像手段14Mは、不図示の現像手段駆動
モータにより所定の周速度で回転駆動される現像スリー
ブ14Maを有しており、現像手段14M内には、マゼ
ンタ染料を含み掛脂にて形成されるマゼンタトナーが収
容されている。マゼンタトナーは摩擦帯電により、感光
ドラム11M上の帯電荷と同極性の電荷を有した状態で
現像スリーブ14Ma表面にトナー層を形成している。
感光ドラム11Mの表面が現像手段14Mの現像スリー
ブ14Maを通過していく(現像位置)ことにより、感
光ドラム11M表面上の除電された潜像部にのみマゼン
タトナーが静電的に付着し、感光ドラム11M表面上に
マゼンタトナー像が形成される。
【0039】マゼンタのトナー像が形成された感光ドラ
ム11Mは、引続き所定の周速度で回転され、トナー像
が転写位置へ回転される。
【0040】一方、不図示の給送機構を介して供給され
るシートTは、搬送ベルト23と吸着ローラ24との間
を通って転写位置へ搬送される。このとき、吸着バイア
ス電源24aを介して吸着ローラ24に+500V〜+
2000V程度の吸着バイアス電圧が印加され、吸着ロ
ーラ24と従動ローラ22との間に所定の電界が形成さ
れる。この電界により、シートTが搬送ベルト23に吸
着され、搬送ベルト23の走行に従って吸着されたシー
トTが各画像形成ユニット10M,10C,10Y,1
0Kの複数の転写位置を通過するように搬送される。
【0041】そして、感光ドラム11Mの回転により感
光ドラム11M上のトナー像が転写位置へ位置するとと
もに搬送ベルト23に吸着されたシートTが転写位置へ
搬送される。
【0042】このとき、転写位置の搬送ベルト23の内
側には転写ローラ15Mが存在して搬送ベルト23を介
して感光ドラム11Mに転接しており、転写ローラ15
Mは感光ドラム11M表面に静電的に付着しているマゼ
ンタトナーの電位と逆極性を有する電界を搬送ベルト2
3の裏側からシートTに供給する。この電界は、搬送ベ
ルト23及びシートTを通して感光ドラム11M上のマ
ゼンタトナー像に作用し、その結果、感光ドラム11M
からシートTへトナー像が転写される。転写バイアス
は、トナーの極性と逆極性であり、+500〜+200
0V程度に設定される。
【0043】以上のように、シートT上にトナー像が転
写された後、感光ドラム11Mは、そのまま所定の周速
度にて回転駆動され、クリーナ16Mによって表面の残
留トナーや紙粉が除去される.その後、必要に応じて再
び帯電手段12Mによる帯電から始まる一連のプロセス
に入る。
【0044】こうして、マゼンタ画像形成ユニット10
Mにてマゼンタトナー像を転写されたシートTは、搬送
ベルト23によりシアン画像形成ユニット10C、イエ
ロー画像形成ユニット10Y、さらにブラック画像形成
ユニット10Kについての転写位置へ順次搬送され、各
色のトナー像が重ねられて転写される。
【0045】転写ローラ15M,15C,15Y,15
Kによる転写バイアスは、後段に行くにつれて高くなる
ように設定されている。これは、各画像形成ユニット1
0M,10C,10Y,10Kについての転写位置をシ
ートTが通過する際に、シートT上のトナーが各感光ド
ラム11M,11C,11Y,11Kとの間の放電によ
り、逆極性のチャージを受け、このチャージがシートT
上のトナーに蓄積することにより、転写電界が徐々に弱
まるためである。本実施の形態では、常温常湿環境にお
いて、転写ローラ15M,15C,15Y,15Kによ
る転写バイアスを、それぞれ+900V,+1000
V,+1100V,+1200Vに設定した。これらの
転写バイアスの適正値は、シートTの種類や環境条件に
より適宜変更される。
【0046】4色のトナー像の転写が終了したシートT
は最後に定着ユニット30に送られて加熱及び加圧によ
りトナーが溶固着され、シートT上に永久像が得られ
る。
【0047】次に本実施の形態における濃度検知用トナ
ー像(基準画像パターン。以下、パッチと称する。)を
用いてのパッチ濃度測定による画像濃度制御について説
明する。本実施の形態における画像濃度制御は、狭義の
濃度制御である最大濃度制御と、階調制御である中間調
制御とからなる。この画像濃度制御は、トナー特性や現
像特性が使用する環境やプリント枚数等の諸条件によっ
て変動してしまうため、プリント枚数がある枚数に達す
ると行い、濃度の線形性や一定性を保つようにしてい
る。
【0048】最大濃度制御について説明する。まず各色
毎にパターン発生回路40により作成された所定の例え
ば5個のパッチデータ(No.1〜No.5)が、露光
手段13M,13C,13Y,13Kを介して感光ドラ
ム11M,11C,11Y,11K上に各色5個のパッ
チパターンが潜像として形成される。
【0049】次に、不図示の現像高圧発生器により前記
パッチパターンの数に対応して段階的に変化する複数レ
ベルの現像バイアスV1〜V5を発生し、現像手段14
M,14C,14Y,14Kにより前記潜像を可視化す
る。
【0050】これら各色5個の可視画像を搬送ベルト2
3上に転写し、下流の濃度センサ50により各現像バイ
アスV1〜V5に対応した各パッチパターン毎の濃度を
計測する。
【0051】この得られた計測データに対して補間処理
を行い、図2に示す現像バイアス−画像濃度の特性グラ
フから所定の最大濃度Dmaxが得られる現像バイアス
Vを算出して、この算出結果に基づいて現像バイアスを
設定することにより最大濃度を一定に保つ。なお、最大
濃度制御は帯電電圧などの他のプロセス条件を制御して
も構わない。
【0052】次に中間調制御について説明する。まず、
パターン発生回路40により濃度検知パッチ用の画像信
号を発生し、この信号に従って感光ドラム11M上に濃
度検知パッチを作成する。本実施の形態では、各色の画
像信号は8ビットであり、00H〜FFH(Hは16進
表示を意味する)の256レベルの画像信号を発生可能
である。しかし、トナー消費や時間等の制限から00
H、10H、‥・等といった10レベル程度の画像信号
を発生してパッチの潜像を形成する。
【0053】その後、感光ドラム11M上のこの潜像は
現像手段14Mによりマゼンタトナーで現像され、さら
に搬送ベルト23上に転写され、濃度センサ50でそれ
ら濃度検知パッチの濃度の測定を行う。
【0054】図3は露光信号−測定濃度の特性グラフで
あり、図3中の実線は濃度を指定するパッチ画像信号を
補正をかけずにそのまま露光信号に変換し、搬送ベルト
23上に作成された濃度検知パッチの濃度を測定した結
果を示している。同図に示されているように中間濃度領
域において入力画像信号と実際の出力濃度とは直線関係
になっていない。そこで、入力画像信号と露光信号の対
応を調整するためのルックアップテーブル(LUT)を
作成するいわゆるγ補正を行い、同図中に点線で示され
ているような直線関係を得る。例えば濃度0.2の画像
信号に対しては同図中にVで示される露光信号を対応さ
せればよい。以上のような中間調制御を他のシアン、イ
エロー、ブラックの各トナーに対しても行い、各色につ
いてLUTを作成する。
【0055】これら最大濃度制御及び中間調制御を、連
続プリント中に実施して逐次画像濃度制御を行う場合に
は、搬送ベルト23上においてシートとシートとの間の
非画像域に必要なパッチを作成して画像濃度制御を行
う。即ち、パッチが形成される担持体として搬送ベルト
23を用いている。
【0056】図4に画像形成ユニット10M,10C,
10Y,10K及び濃度センサ50と、搬送ベルト23
上のシートTとパッチPの位置関係を示す。本実施の形
態の画像形成装置では、濃度センサ50をブラックの画
像形成ユニット10Kの後にただ1つ設ける構成をとる
ため、例えばパッチP1の読み取りが終了する時、マゼ
ンタの画像形成ユニット10Mでは既に次のシートT1
に転写する画像を形成してしまっている。したがって、
パッチP1による制御結果はすぐ次のシートT1に転写
する画像には反映させられないので、その次のシートT
2以降に反映される。
【0057】次に本実施の形態における最大濃度制御と
中間調制御の実施頻度について説明する。前述のように
最大濃度制御と中間調制御の両方を行なうことにより濃
度の線形性と一定性とが保証される。
【0058】しかしながら、最大濃度制御および中間調
制御はそれぞれ異なる複数のパッチを各色について作成
する必要があり、例えば10mm角のパッチを最大濃度
制御において各色5個ずつ、中間調制御については各色
10個ずつ5mm間隔で作成すると、本画像形成装置で
は計60個のパッチを作成する必要があり、60個のパ
ッチに要する領域の長さは1mほどにも達する。
【0059】このため、連続プリント中にこれらのパッ
チを全て一気に作成して画像濃度制御を行なうと、画像
出力に相当な遅延が発生する。したがって、濃度制御の
実行頻度は慎重に決定する必要があり、不要な濃度制御
を行うことは避けなければならない。
【0060】一方では最大濃度制御の必要頻度と、中間
調制御の必要頻度とは必ずしも一致しないという事実が
存存する。例えば、一般に画像形成ユニット10M,1
0C,10Y,10Kの寿命初期においてはトナーの帯
電性が安定しないなどの理由で最大濃度の変動率が大き
く、頻繁に最大濃度制御を行なう必要性があるが、中間
調制御によるγ補正は最大濃度制御によって現像バイア
ス等を適切な値に制御した後に行なわれるため、γ変動
率は比較的小さく、中間調制御の必要性はさほど高くな
い。
【0061】図5はマゼンタの画像形成ユニット10M
について逐次画像濃度制御を実施しながら連続プリント
試験を行い、最大濃度制御の制御パラメータである現像
バイアスと、中間調制御の制御パラメータであるLUT
の値がトナー使用量の増加とともにどのように推移する
かをモニターした結果を模式的に示したグラフである。
なお、同図中ではLUTの代表値として濃度0.2に対
応する制御値をプロットしてある。これは濃度0.2程
度の淡い画像において色味の変化が目立ち易く、中間調
制御において問題となるからである。
【0062】同図から明らかなように現像バイアスはト
ナーをまだあまり使用していない寿命初期においては大
きく変動しているが、トナー残量が少なくなるにつれて
変動が小さくなる傾向を示す。これに対してLUTの値
は、寿命初期にはさほど変動していない。よって、寿命
初期においては最大濃度制御と中間調制御を両方とも同
じ頻度で実行するのではなく、最大濃度制御をより頻繁
に実施して現像バイアスの制御を重点的に行うことが望
ましい。
【0063】そこで本実施の形態では、最大濃度制御用
の基準画像パターンと中間調制御用の基準画像パターン
の両方を作成して濃度制御を行う第1制御モードの他
に、最大濃度制御用の基準画像パターンのみを作成して
濃度制御を行う第2制御モードと、中間調制御用の基準
画像パターンのみを作成して濃度制御を行う第3制御モ
ードを用意し、必要に応じてこれら3つの制御モードの
いずれかを選択して画像濃度制御を行う。
【0064】具体的には、まずマゼンタの画像形成ユニ
ット10Mについて不図示の不揮発性メモリに格納され
たトナー使用量を読み取り、その値を初期トナー量で除
算してトナー使用率Rを算出する。そしてRが0.3以
下であった場合には画像濃度制御3回中2回の割合で第
2制御モードを選択し、残り1回は第3制御モードを選
択する。
【0065】Rが0.3以上であった場合には、第2制
御モードと第3制御モードを同じ割合で選択する。な
お、この時、本実施の形態とは異なり、LUTの値が寿
命終期に変動が大きくなることを考慮して中間調制御を
より頻繁に実施し、LUTの値の制御を重点的に行うよ
うに第3制御モードの割合を第2制御モードよりも高い
頻度で行うようにしても良い。
【0066】以上の選択を他のシアン、イエロー、ブラ
ックについても行い、それぞれの色において最大濃度制
御と中間調制御のどちらを行うか決定し、最後にそれぞ
れの選択結果に応じて対応するパッチをシートとシート
との間に作成し、実際に画像濃度制御を行う。
【0067】このような方法によって、画像形成ユニッ
ト10M,10C,10Y,10Kの寿命初期には最大
濃度制御を重点的に実施し、不要な中間調制御によって
画像出力が遅延してしまう事を避けられ、安定した色調
の画像を出力し続けることができる。
【0068】なお、実施の態様は上述の実施の形態に限
定されるものではなく、例えば色毎に異なる濃度制御頻
度を設定したり、あるいはトナー使用率ではなく現像ス
リーブ回転数を寿命判断用パラメータとしてもよい。ま
た、例えば中間転写ベルト上などにパッチを作成する画
像形成装置にも同様の方法を適用して濃度制御の頻度を
最適化できる。
【0069】(第2の実施の形態)図6、図7には、第
2の実施の形態が示されている。ただし、以下の第2の
実施の形態に係る画像形成装置は、第1の実施の形態と
同一構成なので、同一の構成部分については同一の符号
を付して、その説明は省略する。
【0070】第1の実施の形態では、トナー使用率Rが
0.3以下という条件においてのみ、最大濃度制御の実
行頻度を画像濃度制御中2/3という値に変更したが、
図5に示すように画像形成ユニット10M,10C,1
0Y,10Kの寿命後半では逆に中間調制御によるLU
T書き換えを重点的に行うことが望ましい。またRが
0.3以下の範囲においても最大濃度制御の必要頻度は
一定ではないため、一律に画像濃度制御中2/3という
頻度に設定するのではなく、さらに細かく適切な頻度を
設定することも望まれる。
【0071】そこで、本実施の形態では、トナー使用率
Rに応じて適切な濃度制御実行頻度を指定するテーブル
を用意し、最大濃度制御および中間調制御の実行頻度を
細かく最適化するとともに画像形成ユニット10M,1
0C,10Y,10Kの寿命後半における中間調変動の
増大に対応させる。
【0072】図6は、あるトナー使用率Rにおける最大
濃度制御の実行頻度Fmおよび中間調制御の実行頻度F
hを色トナーおよびブラックトナーの画像形成ユニット
10M,10C,10Y,10Kについて指定するテー
ブルである。テーブル中の値は図5に示される現像バイ
アスおよびLUTの制御値の変動曲線の傾きに調整用定
数を乗じて算出した値であり、傾きが大きいほど即ち変
動が激しいほど高い実行頻度を指定するように構成され
ている。
【0073】図6を用いて画像濃度制御における制御モ
ードを選択する判定手順を図7に示す。まず不揮発性メ
モリに格納されたトナー使用量を読み取って初期トナー
量で除算し、トナー使用率Rを算出する(S701)。
そして算出したトナー使用率Rに対応する最大濃度制御
の頻度Fmおよび中間調制御の頻度Fhを図6のテーブ
ルから読み取る(S702)。
【0074】次に最大濃度制御実行判定用の変数Gmに
Fmを加算し、中間調制御実行判足用の変数GhにはF
hを加算する(S703)。
【0075】変数GmとGhの両方が1より大きい場合
には、S703からS704,S705を経てS706
へ行き、第1制御モードを選択して変数Gmと変数Gh
を1減じる。
【0076】変数Gmのみが1より大きい場合には、S
703からS704,S705を経てS707へ行き、
第2制御モードを選択して変数Gmを1減じる。
【0077】変数Ghのみが1より大きい場合には、S
703からS704,S708を経てS709へ行き、
第3制御モードを選択して変数Ghを1減じる。
【0078】変数Gmも変数Ghも1より小さい場合に
は、S703からS704,S708を経てS710へ
行き、いずれの制御モードも選択せず画像濃度制御を行
わない。
【0079】このような選択をマゼンタ、シアン、イエ
ロー、ブラックの各色それぞれについて行ない、全ての
色について制御モードの選択または画像濃度制御を行わ
ない旨の判定が終わったら、選択結果に基づいて実際に
シートとシートとの間にパッチを作成して画像濃度制御
を行なう。画像濃度制御の実行が終了したら、所定枚数
の画像形成後等に再び図6のS601のトナー使用量の
読み取りに戻って、以上の動作を繰り返す。
【0080】以上が本実施の形態における濃度制御実施
法の詳細である。このように予め画像形成ユニット10
M,10C,10Y,10Kの濃度変動特性を測定し、
その測定結果に基づいて構成した画像濃度制御の実行頻
度指定テーブルを最大濃度制御と中間調制御の両方につ
いて別々に用意しておいた上で、最大濃度制御用の基準
画像パターンのみを作成して濃度制御を行う第2制御モ
ードや、中間調制御用の基準画像パターンのみを作成し
て濃度制御を行う第3制御モードを必要に応じて選択し
て画像濃度制御を行なうことにより、実際の濃度変動の
様子に応じた適切な画像濃度制御を実施することができ
るため、連続プリント中に不要な画像濃度制御を行って
画像出力を遅延させることを防ぎつつ所定の濃度および
階調性を有する画像を安定して出力する画像形成装置を
提供することが可能となる。
【0081】なお、実施の態様は上述の実施の形態に限
定されるものではなく、例えば色毎に異なる濃度制御頻
度を設定したり、あるいはトナー使用率ではなく現像ス
リーブ回転数を寿命判断用パラメータとしてもよい。ま
た、例えば中間転写ベルト上などにパッチを作成する画
像形成装置にも同様の方法を適用して濃度制御の頻度を
最適化できる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、不要な
画像濃度制御で画像出力を遅延させてしまうことを防ぐ
ことができ、所定の濃度および階調性を有する画像を安
定して出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る画像形成装置を示す概
略断面説明図である。
【図2】現像バイアス−画像濃度の特性グラフである。
【図3】露光信号−測定濃度の特性グラフである。
【図4】シートTとパッチPの位置関係を示す説明図で
ある。
【図5】トナー使用量の増加による現像バイアス、LU
Tの値の推移を示すグラフである。
【図6】トナー使用率Rにおける最大濃度制御の実行頻
度Fmおよび中間調制御の実行頻度Fhを指定するテー
ブルである。
【図7】画像濃度制御における制御モードを選択する判
定手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10M,10C,10Y,10K 画像形成ユニット 11M 感光ドラム 12M 帯電手段 13M 露光手段 14M 現像手段 14Ma 現像スリーブ 15M 転写ローラ 16M クリーナ 20 搬送ユニット 21 駆動ローラ 22 従動ローラ 23 搬送ベルト 24 吸着ローラ 24a 吸着バイアス電源 30 定着ユニット 40 パターン発生回路 50 濃度センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA09 DA45 DE02 DE07 DE10 EA05 EA06 EB03 EB04 EC03 EC06 EC09 EC10 ED09 ED10 ED24 EE02 EE08 FA28 FA35 FB19 2H030 AA03 AB02 AD08 AD11 BB23 BB34 BB36 BB38 BB63

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各色現像剤ごとに現像剤像を形成する複数
    の一色像形成ユニットを備え、該複数の一色像形成ユニ
    ットで形成した各色の現像剤像を重ね合わせて画像を形
    成する画像形成装置において、 現像剤像を担持する担持体上に濃度検知のための基準画
    像パターンを作成する作成手段と、 作成した基準画像パターンの画像濃度を検知する検知手
    段と、 検知した基準画像パターンの画像濃度に基づいて画像濃
    度制御を行う画像濃度制御手段と、を備え、 最大濃度制御用基準画像パターン及び中間調制御用基準
    画像パターンの両方を作成して濃度制御を行う第1制御
    モードと、最大濃度制御用基準画像パターンのみを作成
    して濃度制御を行う第2制御モードと、中間調制御用基
    準画像パターンのみを作成して濃度制御を行う第3制御
    モードと、を有し、各第1〜第3制御モードをそれぞれ
    所定の頻度で選択して画像濃度制御を行うことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記一色像形成ユニットの寿命を検知する
    寿命検知手段を備え、 前記一色像形成ユニットの寿命が初期から中期に相当す
    る状態であると検知した場合には、前記第2制御モード
    を前記第3制御モードよりも高い頻度で選択することを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記第2制御モードは画像濃度制御3回実
    行中2回の割合で選択され、前記第3制御モードは画像
    濃度制御3回実行中1回の割合で選択されることを特徴
    とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記一色像形成ユニットの寿命を検知する
    寿命検知手段を備え、 前記一色像形成ユニットの寿命が中期から終期に相当す
    る状態であると検知した場合には、前記第2制御モード
    と前記第3制御モードを同じ割合で選択することを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記一色像形成ユニットの寿命を検知する
    寿命検知手段を備え、 前記一色像形成ユニットの寿命が中期から終期に相当す
    る状態であると検知した場合には、前記第3制御モード
    を前記第2制御モードよりも高い頻度で選択することを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記一色像形成ユニットの現像剤使用率に
    応じて、最大濃度制御用基準画像パターンを作成しての
    濃度制御の実行頻度及び中間調制御用基準画像パターン
    を作成しての濃度制御の実行頻度を指定するテーブルを
    備え、 前記テーブルに基づいて、各第1〜第3制御モードのい
    ずれかの画像濃度制御を実行するかまたは画像濃度制御
    を実行しないかを判定する判定手段を備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記テーブルは、現像バイアス及びルック
    アップテーブルの制御値の変動曲線の傾きに調整用定数
    を乗じて算出されることを特徴とする請求項6に記載の
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】各色現像剤ごとに現像剤像を形成する複数
    の一色像形成ユニットを備え、該複数の一色像形成ユニ
    ットで形成した各色の現像剤像を重ね合わせて画像を形
    成する画像形成装置において、 現像剤像を担持する担持体上に濃度検知のための基準画
    像パターンを作成する作成手段と、 作成した基準画像パターンの画像濃度を検知する検知手
    段と、 検知した基準画像パターンの画像濃度に基づいて画像濃
    度制御を行う画像濃度制御手段と、を備え、 最大濃度制御用基準画像パターンを作成しての濃度制御
    と、中間調制御用基準画像パターンを作成しての濃度制
    御と、のそれぞれの頻度を変更して画像濃度制御を行う
    ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】頻度の変更を前記一色像形成ユニットの寿
    命に基づき行うことを特徴とする請求項8に記載の画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】前記一色像形成ユニットの寿命を検知す
    る寿命検知手段を備え、 前記一色像形成ユニットの寿命が初期から中期に相当す
    る状態であると検知した場合には、最大濃度制御用基準
    画像パターンを作成しての濃度制御を中間調制御用基準
    画像パターンを作成しての濃度制御よりも高い頻度で行
    うことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】前記一色像形成ユニットの寿命を検知す
    る寿命検知手段を備え、 前記一色像形成ユニットの寿命が中期から終期に相当す
    る状態であると検知した場合には、最大濃度制御用基準
    画像パターンを作成しての濃度制御と中間調制御用基準
    画像パターンを作成しての濃度制御を同じ割合で行うこ
    とを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】前記一色像形成ユニットの寿命を検知す
    る寿命検知手段を備え、 前記一色像形成ユニットの寿命が中期から終期に相当す
    る状態であると検知した場合には、中間調制御用基準画
    像パターンを作成しての濃度制御を最大濃度制御用基準
    画像パターンを作成しての濃度制御よりも高い頻度で行
    うことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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