JP2523210Y2 - 電子式キャッシュレジスタ - Google Patents

電子式キャッシュレジスタ

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JP2523210Y2
JP2523210Y2 JP1991011886U JP1188691U JP2523210Y2 JP 2523210 Y2 JP2523210 Y2 JP 2523210Y2 JP 1991011886 U JP1991011886 U JP 1991011886U JP 1188691 U JP1188691 U JP 1188691U JP 2523210 Y2 JP2523210 Y2 JP 2523210Y2
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JP
Japan
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ram card
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data transfer
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JP1991011886U
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祐紀雄 坂口
康典 松本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はRAMカードを使用する
電子式キャッシュレジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の電子式キャッシュレジスタ(以下
ECRと称す)では、集計したデータを半導体メモリで
構成されたRAMカードに転送して記憶させ、各々のE
CRのRAMカードのデータを集計することにより、店
全体の売上げデータをレポートとして出力できるよう構
成されたものが開発されている(例えば特開昭63−5
9697号公報参照)。
【0003】そしてこの様なECRでは、何等かの原因
でECRのデータが破壊されたとしても、RAMカード
に記憶していたデータをECRにロードすることによ
り、データを復活できる等の効果がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、ECRから
RAMカードへデータをセーブする際、或いはRAMカ
ードからECRへデータをロードする際に、データ量の
関係から複数枚のRAMカードを使用する場合が有り、
RAMカードを順次交換して装着する必要が有る。しか
し従来のECRではRAMカードの交換時期を明確に指
示する手段がなかった為、データ転送中か終了かの判断
が出来ず操作者が適当に行なっていたので、交換のタイ
ミングが悪かった場合データ転送が正確に行なわれない
という問題が有った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上述の問題点を
解消すべくなされたもので、データを入力する入力手段
と、入力されたデータ及び演算処理されたデータを表示
する表示手段と、入力されたデータ及び演算処理された
データを記憶する記憶手段と、記憶手段とデータ転送を
行なうRAMカードと、入力データの演算処理及びデー
タ転送を制御する制御手段よりなり、制御手段がデータ
転送の実行状態に応じ表示手段に表示を行ない指示する
よう構成したものである。
【0006】
【作用】本考案は上述の如く構成したので、データ転送
中の状態が表示器に指示されるので、RAMカードの交
換時期が明確となり、データ転送を確実に行なうことが
できる。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0008】図1は本考案のECRの回路構成を示し、
(1)はマイクロプロセッサで構成される制御回路で、
予め処理プログラムが記憶されているプログラムメモリ
(2)のプログラムに従い全体の制御を司る。(3)は
置数キー、商品部門別キー、取引キー等の複数のキース
イッチで構成されるキーボードで、信号バス(4)を介
して制御回路(1)と接続されている。(5)はキーボ
ード(3)より入力されたデータ或いは制御回路(1)
により処理されたデータ等が記憶されるデータメモリ
で、キーボード(3)より入力されたデータを記憶する
領域、商品部門別にデータを記憶する領域、客毎のデー
タを記憶する領域及び各々の合計データを記憶する領域
等で構成されている。(6)はキーボード(3)より入
力されたデータ或いは制御回路(1)により処理された
データが表示される表示器で、図2に示すように数置デ
ータを表示する複数桁の日の字セグメント(6a)と、
ドットセグメント(6b)と、動作モードを指示する三
角形状の指標セグメント(6c)で構成されており、制
御回路(1)の制御の下に点灯駆動される。(7)はキ
ーボード(3)より入力されたデータ或いは制御回路
(1)により処理されたデータが印字される印字装置
で、制御回路(1)の制御の下にレシート印字とジャー
ナル印字を行なう。(8)はRAMカード(9)が接続
されるコネクタで、信号バス(4)に接続され制御回路
(1)の制御の下にデータメモリ(5)間でデータ転送
を行なう。
【0009】次に斯る構成よりなる本考案の動作につき
図7乃至図9のフローチャートに基づき説明する。
【0010】先ず通常の登録モードに於いて、キーボー
ド(3)より置数キーにてデータを入力すると、入力さ
れたデータが表示器(6)に順次表示されると共に、印
字装置(7)で印字が行なわれ、又データメモリ(5)
に記憶される。これらの動作はECRでは周知であり、
ここでは詳細な説明は省略し、本考案の特徴であるデー
タ転送につき説明する。
【0011】先ずデータメモリ(5)のデータをRAM
カード(9)に転送する場合には、RAMカード(9)
をコネクタ(8)に接続した後、ステップ(S1)に於
いてキーボード(3)でデータ転送を開始する所定のキ
ー操作を行なうと、キー信号を検出した制御回路(1)
は、ステップ(S2)〜(S5)でRAMカード(9)
の状態をチェックし、正しくなければエラー処理に進む
が、正常である場合ステップ(S5)よりステップ(S
6)へ進み図3に示すように転送スタンバイ状態である
ことを指示する表示を行なう。続いて制御回路(1)は
ステップ(S7)でデータメモリ(5)に記憶されてい
るデータを順次読み出しRAMカード(9)にデータ転
送を開始する。データの転送中制御回路(1)は図4に
示すように日の字セグメント(6a)の中央のセグメン
トを点灯させる駆動信号を表示器(6)に出力し、デー
タ転送中である事を指示する。データ転送中制御回路
(1)は、ステップ(S8)でデータメモリ(5)内の
残りデータをチェックし、データ転送の終了をチェック
する。又データ転送中制御回路(1)は、転送開始から
の転送データ量をチェックしており、ステップ(S9)
で1枚のRAMカード(9)に記憶可能なデータ量を転
送したか否か判定し、転送していなければステップ(S
7)に戻りデータ転送を継続するけれども、所定量のデ
ータ転送を行なっていた場合には、ステップ(S10)
に進みデータメモリ(5)の残りのデータ量をチェック
し、次のRAMカード(9)が必要か否かの判断を行な
う。そこで次のRAMカード(9)が必要でない場合、
ステップ(S11)に進み図3に示すスタンバイ表示を
行なってデータ転送を終了する。
【0012】しかしながら残りデータが有り次のRAM
カード(9)が必要と判断した場合には、ステップ(S
10)よりステップ(S12)に進み図5に示すように
三角形状の指標セグメント(6c)を点灯駆動し、RA
Mカード(9)を交換するよう指示する。そこで交換指
示に基づきステップ(S13)で操作者が次のRAMカ
ード(9)をコネクタ(8)に接続し、キーボード
(3)で転送開始のキー操作を行なうと、制御回路
(1)は前述と同様にしてステップ(S14)〜ステッ
プ(S17)により、交換されたRAMカード(9)が
正しいか否かの判定を行なう。交換されたRAMカード
(9)が正しければ、ステップ(S17)よりステップ
(S7)に進み交換されたRAMカード(9)にデータ
転送が行なわれるが、ステップ(S14)〜ステップ
(S17)の判定に於いて、交換されたRAMカード
(9)が正しくないと判定した場合には、ステップ(S
18)に進み警報音を発生すると共に図6に示すように
日の字セグメント(6a)を点灯させエラー表示を行な
う。交換されたRAMカード(9)に対しても前述と同
様にステップ(S7)〜(S10)の処理が行なわれ、
転送すべきデータが終了すればステップ(S8)よりス
テップ(S11)に進み、図3に示すスタンバイ表示を
行なって転送を終了する。この結果データメモリ(5)
のデータが2枚のRAMカード(9)に記憶される。し
かし2枚のRAMカードでも転送し切れない場合、ステ
ップ(S10)よりステップ(S12)に進み前述と同
様にして次のRAMカード(9)の交換を促す。
【0013】尚前述の説明はECRのデータメモリ
(5)からRAMカード(9)へのデータ転送の場合で
あったが、RAMカード(9)からデータメモリ(5)
にデータ転送する場合も同様にしてデータ転送中及びR
AMカード(9)の交換時期を表示器(6)に表示する
ことが出来る。
【0014】又前述の実施例では、日の字セグメント
(6a)の中央のセグメント並びに指標セグメント(6
c)の点灯で動作状態を指示するよう構成したが、これ
に限らず他のセグメントを点灯させるように構成しても
良い。
【0015】
【考案の効果】上述の如く本考案の電子式キャッシュレ
ジスタでは、データメモリとRAMカード間のデータ転
送を行なう際に、動作状態並びにRAMカードの交換時
期を表示器の表示セグメントを点灯制御して識別可能に
構成したことにより、RAMカードの交換時期が明確と
なり、従来のようにデータ転送中にRAMカードを誤っ
て着脱しデータを破壊することがなくなるもので、確実
にデータ転送を行うことができる。また、データ転送の
実行状態は入力されたデータ及び演算処理されたデータ
を表示する複数の日の字セグメントからなる表示手段の
特定のセグメントを点灯駆動するので、別途表示手段を
設ける必要がなくコストアップを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の表示器の構成を示す図である。
【図3】図2の表示器の表示状態を示す図である。
【図4】図2の表示器の表示状態を示す図である。
【図5】図2の表示器の表示状態を示す図である。
【図6】図2の表示器の表示状態を示す図である。
【図7】図1の動作状態を示すフローチャートである。
【図8】図1の動作状態を示すフローチャートである。
【図9】図1の動作状態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御回路 3 キーボード 5 データメモリ 6 表示器 9 RAMカード

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを入力する手段と、入力されたデ
    ータ及び演算処理されたデータを表示する複数の日の字
    セグメントからなる表示手段と、入力されたデータ及び
    演算処理されたデータを記憶する記憶手段と、記憶手段
    とデータ転送を行なうRAMカードと、入力データの演
    算処理及びデータ転送を制御する制御手段とを備え、制
    御手段データ転送の実行状態に応じ表示手段の特定の
    セグメントを点灯駆動することを特徴とする電子式キャ
    ッシュレジスタ。
JP1991011886U 1991-03-06 1991-03-06 電子式キャッシュレジスタ Expired - Lifetime JP2523210Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991011886U JP2523210Y2 (ja) 1991-03-06 1991-03-06 電子式キャッシュレジスタ

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JPH04108282U JPH04108282U (ja) 1992-09-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54152636U (ja) * 1978-04-14 1979-10-24
JPH0661086B2 (ja) * 1986-10-30 1994-08-10 三菱電機株式会社 商品情報レジスタ
JPS63165984A (ja) * 1986-12-27 1988-07-09 Nec Corp 着脱式ramカ−ドの電源制御インタフエ−ス回路

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