JPS6349813Y2 - - Google Patents

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JPS6349813Y2
JPS6349813Y2 JP1980178936U JP17893680U JPS6349813Y2 JP S6349813 Y2 JPS6349813 Y2 JP S6349813Y2 JP 1980178936 U JP1980178936 U JP 1980178936U JP 17893680 U JP17893680 U JP 17893680U JP S6349813 Y2 JPS6349813 Y2 JP S6349813Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電子レジスタの電源回路を遮断する
装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、電子レジスタには累計された売上デー
タを記憶するメモリが備えられており、業務終了
後の精算開始の操作によつて前記メモリ内の全て
の売上データが印字出力もしくは伝送出力され
る。そして売上データの出力が全て完了した後、
特開昭54−15633号公報に示されるように、オペ
レータによつて電源スイツチが切られる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、電子レジスタの機能充実に伴なつて
前記メモリの容量は増大しており、このメモリの
出力には時間がかかる。このため、オペレータは
精算開始の操作を行なつた後は、売上データの出
力が完了するまで長時間待たされることになる。
そして、オペレータは売上データの出力の完了を
確認して電源スイツチを切る操作を必要としてい
た。また、オペレータが精算開始の操作をして、
電子レジスタをそのまま放置して持ち場を離れた
場合には、オペレータ不在の状態で前記売上デー
タの出力が完了することがあり、オペレータ以外
の者に不正使用される可能性があつた。
また売上データは部門別、担当者別、取引別、
時間帯別等のグループ別に分けられるが、前記グ
ループの中には売上データの出力完了後に電源ス
イツチを切る操作を必要としないものもあつた。
例えば部門別の売上データの出力を店によつては
1日に複数回行う場合があるが、この場合には電
源スイツチを切る必要はない。
本考案の課題は、点検・精算の指定操作に応答
して売上データを出力した後に、売上データのグ
ループに応じて自動的に電源回路を遮断すること
によつて、手動による電源スイツチのOFF操作
を不要にすることである。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図を参照して本考案の手段を説明する。電
源回路(実施例の1次電源回路に相当する)1は
電子レジスタに電源を供給するもの。記憶手段
(実施例のメモリ13に相当する)2は売上デー
タを部門別、担当者別、取引別、時間帯別等のグ
ループ別に記憶するもの。フラグ記憶手段(実施
例のフラグレジスタF1〜F5に相当する)3は売
上データを出力した後に自動的に電源を遮断する
か否かを示すフラグデータを各グループ単位に記
憶するもの。出力手段(実施例の印字部17に相
当する)4はプリンタ等のように売上データを出
力するもの。検出手段(実施例のCPU11に相
当する)5は各グループの売上データを出力する
毎に前記フラグ記憶手段内の対応するグループの
フラグデータを検出するもの。切換手段(実施例
のスイツチング回路22に相当する)6は電子レ
ジスタへの電源供給路を遮断するものである。
〔作用〕
第1図において、点検・精算の指定操作に応答
して出力手段4による記憶手段2内の売上データ
がグループ別に出力され、そのグループのフラグ
データが電源遮断を示すものであることが検出手
段5で検出された際には電源回路1から電子レジ
スタへ供給されている電源供給路が切換手段6に
よつて自動的に遮断される。
〔実施例〕
以下、第2図乃至第4図を参照して実施例を説
明する。第2図は電子レジスタのシステム構成を
示す図で、11は内部にXレジスタ、Yレジスタ
…等の演算用レジスタ及びフラグレジスタF1
F5を持つCPU(中央処理装置)で、データを転送
する双方向性データバスDB、アドレスを転送す
るアドレスバスAB及びコントロールバスCBを
介して時計回路12、メモリ13、I/Oポート
14に接続されている。上記時計回路12は現在
時刻データをCLKレジスタに記憶し、1秒毎に
データの更新動作を行ないこの更新動作中にビー
ジー信号BYをCPU11に送出する。また、メモ
リ13は各種のグループ別に集計用メモリ領域を
持ち、例えばメモリ領域M1は部門別集計記憶領
域、メモリ領域M2は担当者別集計記憶領域、メ
モリ領域M3は取引別集計記憶領域、メモリ領域
M4は時間帯別記憶領域に使われる。また、I/
Oポート14には、キー入力部15、表示部1
6、印字部17が接続される。上記キー入力部1
5にはI/Oポート14からタイミング信号KP
が与えられており、キー操作が行なわれた場合、
タイミング信号KPがキー操作に応じて選択され、
キー入力信号KIとしてI/Oポート14内の入
力バツフアIBへ入力される。また、表示部16
はI/Oポート14からのデジツト信号DG及び
I/Oポート14の表示用バツフアHBの内容を
デコードしたセグメント信号SGに従つて表示動
作を行う。印字部17は例えばラインプリンタ
で、印字ドラムの印字位置信号TPをI/Oポー
ト14へ送り、またI/Oポート14から印字位
置信号TPとI/Oポート14の印字用バツフア
PB内のデータとの一致によつて生じたハンマ駆
動信号MDが送られ。レシート用紙並びにジヤー
ナル用紙に印字を行う。
また、23は電子レジスタへの1次電源の供給
遮断を制御するための手動の電源スイツチであ
り、この電源スイツチング23のスイツチング出
力はスイツチング回路22に与えられる。スイツ
チング回路22は電源スイツチ23がONのとき
電源ON信号を1次電源回路18に与える。1次
電源回路18は電源ON信号が与えられていると
き、1次電源を電圧検出回路19を介してCPU
11、時計回路12及びメモリ13からなる内部
回路20aとI/Oポート14、入力部15、表
示部16及び印字部17からなる入出力部にそれ
ぞれ供給される。この電圧検出回路19は1次電
源回路18から入力された電源の電圧を検出する
もので、電圧が所定値以上あるとき、即ち電源が
上記内部回路20a及び入出力部20bに供給さ
れているか否かを検出するもので、供給されてい
るときは“1”信号を供給されていないときは
“0”信号を前記CPU11及び2次電源回路21
にそれぞれ送出する。そして、この2次電源回路
21は上記電圧検出回路19から“0”信号が入
力されている場合内部回路20aにバツテリ等の
2次電源から電源を供給する。さらに、前記
CPU11は上記スイツチング回路22に電源を
遮断するためのOFF信号bを出力する。
次に第3図はメモリ13の使用状態を示すもの
でアドレス「na」番地〜「nb」番地は部門別集計
記憶領域M1、アドレス「nc」番地〜「nd」番地
は担当者別集計記憶領域M2、アドレス「ne」番
地〜「nf」番地は取引別集計記憶領域M3、アド
レス「ng」番地〜「nh」番地は時間帯別記憶領域
M4として使用される。
次に、上記のように構成されたこの考案の動作
を説明する。今、業務終了後に精算を行なう場合
について述べる。まず、入力部15に備えられた
モードスイツチ(図示せず)を精算モードに設定
し部門別精算キー、担当者別精算キー…等の精算
キーを操作すると第4図に示すフロートチヤート
の処理が実行される。この場合、予め精算後に、
電源を自動的にOFFするか否かをセツトする。
即ち、部門別、担当者別、取引別、時間帯別の各
グループに夫々対応して設けられたフラツグレジ
スタF1〜F4にその精算が終了したら電源をOFF
する場合に「1」をセツトしておく。
しかして、部門別の売上データを精算するため
の部門別精算キーが操作された場合にはステツプ
S1で「YES」と判定され、ステツプS2,S3に進
みAレジスタに部門別集計記憶領域M1の先頭ア
ドレス「na」が、Bレジスタに部門別集計記憶領
域M1の最終アドレス「nb」が記憶される。そし
て、次にステツプS4に進み部門別精算終了後に電
源をOFFするか否かを示すフラグF1の内容が判
定される。ステツプS4においてF1=1と判定さ
れるとステツプS5に進み、フラグF5に「1」が
設定される。このフラグF5に「1」が設定され
た場合には精算終了後に電源がOFFされる。次
に、ステツプS6に進みXレジスタにAレジスタの
内容(部門別集計記憶領域M1の先頭アドレス
「na」)が記憶される。そして、ステツプS7に進み
YレジスタにXレジスタで示されるメモリ13の
アドレスの内容が記憶され、そして、ステツプS8
においてこのYレジスタの内容が印字用バツフア
PBに記憶され、印字部17においてジヤーナル
用紙に印字される。次に、ステツプS9に進みXレ
ジスタの内容とBレジスタの内容が比較される。
このステツプS9において「NO」と判定された場
合にはステツプS10に進みXレジスタに記憶され
ているアドレスが「+1」されて再度ステツプS7
以下の処理をXレジスタとBレジスタの内容が一
致するまで繰り返す。一方、XレジスタとBレジ
スタとの内容が一致し、上記ステツプS9において
「YES」と判定されると、ステツプS11に進み再度
XレジスタにAレジスタの内容が記憶され、ステ
ツプS12に進む。ステツプS12においてXレジスタ
で示されるメモリ13のアドレス「0」が記憶さ
れ、ステツプS13に進み、Xレジスタの内容とB
レジスタの内容が比較される。このステツプS13
において「NO」と判定された場合にはステツプ
S14に進みXレジスタに記憶されるアドレスが
「+1」されて再度ステツプS12以下の処理をXレ
ジスタとBレジスタとの内容が一致するまで繰り
返す。一方、上記ステツプS13において「YES」
と判定されると、ステツプS15に進みフラグレジ
スタF5が「1」か「0」か判定される。そして、
このステツプS15においてフラグF5が「1」と判
定されると、ステツプS16に進みフラグF5に「0」
を記憶する。そして、ステツプS17に進みCPU1
1からスイツチング回路22に電源OFF信号b
が出力されて、1次電源がOFFされる。
以上述べたように、ステツプS6〜ステツプS10
において、部門別集計記憶領域M1の内容がジヤ
ーナルに出力され、ステツプS11〜S14において上
記領域の内容がクリアされる。
しかして、担当者別の売上データを精算するた
めの担当者別精算キーが操作された場合にはステ
ツプS18で「YES」と判定されステツプS19,S20
においてAレジスタに担当者別集計記憶領域M2
の先頭アドレス「nc」が、Bレジスタに上記領域
の最終アドレス「nd」が記憶される。そして、ス
テツプS21に進み担当者別精算終了後に電源を
OFFするか否かを示すフラグF2の内容が判定さ
れる。以下、ステツプS5以後の処理は前述した部
門別精算キーが操作された場合と同様であるので
その説明は省略する。
次に、取引別の売上データを精算するための取
引別精算キーが操作された場合にはS22において
「YES」と判定されステツプS23〜S24において、
Aレジスタに取引別集計記憶領域M3の先頭アド
レス「ne」が、Bレジスタに上記領域M3の最終
アドレス「nf」が記憶される。そして、ステツプ
S23に進み取引精算終了後に電源をOFFするか否
かを示すフラグF3の内容が判定される。以下、
ステツプS5以後の処理は前述した部門別精算キー
が操作された場合と同様であるのでその説明は省
略する。
次に、時間帯別の売上データを精算するための
時間帯別精算キーが操作された場合(ステツプ
S1,S18,S22ですべて「NO」と判定)には、ス
テツプS26〜S27に進みAレジスタに時間帯別集計
記憶領域M4の先頭アドレス「ng」が、Bレジス
タに上記領域の最終アドレス「nh」が記憶され
る。そして、ステツプS28に進み時間帯別精算終
了後に電源をOFFするかを示すフラグF4の内容
が判定される。以下、ステツプS5以後の処理は前
記した部門別精算キーが操作された場合と同様で
あるのでその説明は省略する。
このように、上記実施例では各グループの精算
毎に精算終了後電源をOFFするか否かを設定で
きるので、時間が長くかかる精算は終了後、自動
的に電源をOFFして、短いものは精算終了後も
電源をONし続け、直ぐに次の精算に取りかかれ
るようにするという使い方ができ大変便利であ
る。
なお、上記実施例においては精算終了後に自動
的に電源をオフする場合について述べたが、これ
に限らず点検終了後あるいは外部メモリ(磁気テ
ープ、フロツピーデイスク、カセツトメモリ等)
に集計データを出力した後にも同様に実施できる
ことは勿論ある。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、点検・精算時に売上デー
タを出力した後に電子レジスタの電源を自動的に
遮断するようにしたので、売上データの出力が完
了するまで電子レジスタを監視している必要は無
く、オペレータの待ち時間を解消できる。更に、
売上データのグループ単位に電源を遮断するか否
かを示すフラグデータを記憶するようにしたの
で、売上データのグループに応じて電源を遮断す
るか否かを適宜設定でき、店の種々の使用形態に
合わせた用い方が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のブロツク図、第2図乃至第4
図は実施例を説明する図であり、第2図は電子レ
ジスタのシステム構成図、第3図はメモリの使用
状態を示す図、第4図はフローチヤートである。 11……CPU、13……メモリ、18……一
次電源回路、22……スイツチング回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子レジスタに電源を供給する電源回路と、前
    記電子レジスタ内に設けられ、売上データをグル
    ープ別に記憶する記憶手段と、この記憶手段内の
    売上データを出力した後に自動的に電源を遮断す
    るか否かを示すフラグデータを前記各グループ単
    位に記憶するフラグ記憶手段と、点検・精算の指
    定操作に応答して前記記憶手段内に記憶されてい
    る前記売上データを各グループ別に出力する出力
    手段と、この出力手段によつて前記各グループの
    売上データを出力する毎に前記フラグ記憶手段内
    の対応するグループのフラグデータを検出する検
    出手段と、この検出手段によつて電源遮断を示す
    フラグデータが検出された時に、前記電源回路か
    ら電子レジスタに供給されている電源供給路を自
    動的に遮断する切換手段とを具備してなる電子レ
    ジスタの電源回路遮断装置。
JP1980178936U 1980-12-13 1980-12-13 Expired JPS6349813Y2 (ja)

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JP1980178936U JPS6349813Y2 (ja) 1980-12-13 1980-12-13

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JPS57103558U JPS57103558U (ja) 1982-06-25
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ID=29974173

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5415633A (en) * 1978-05-08 1979-02-05 Sharp Corp Cash register

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5430999U (ja) * 1977-08-04 1979-02-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5415633A (en) * 1978-05-08 1979-02-05 Sharp Corp Cash register

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