JP2522378B2 - バイポ―ラトランジスタ及びその製造方法 - Google Patents
バイポ―ラトランジスタ及びその製造方法Info
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- JP2522378B2 JP2522378B2 JP1012371A JP1237189A JP2522378B2 JP 2522378 B2 JP2522378 B2 JP 2522378B2 JP 1012371 A JP1012371 A JP 1012371A JP 1237189 A JP1237189 A JP 1237189A JP 2522378 B2 JP2522378 B2 JP 2522378B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バイポーラトランジスタ及びその製造方
法、特に、高速化,微細化,高集積化に適応したバイポ
ーラトランジスタ及びその製造方法に関する。
法、特に、高速化,微細化,高集積化に適応したバイポ
ーラトランジスタ及びその製造方法に関する。
近年、半導体装置の高速化,高集積化に向けて、活発
な研究開発が進められている。特に化合物半導体等のヘ
テロ接合を利用したバイポーラトランジスタ(以下、HB
Tと称す)は、ベースを高ドーピングしてもエミッタ注
入効率を高く保てるため、高利得で高速性能を有するデ
バイスとして注目されている。このHBTは低温再成長可
能な分子線エピタキシャル成長法,マイグレーション・
エンハンスド・エピタキシャル成長法,有機金属気相成
長法,イオン注入技術等の化合物半導体及び絶縁体の薄
膜多層プロセス技術の進展に伴い、その実現が可能とな
った。
な研究開発が進められている。特に化合物半導体等のヘ
テロ接合を利用したバイポーラトランジスタ(以下、HB
Tと称す)は、ベースを高ドーピングしてもエミッタ注
入効率を高く保てるため、高利得で高速性能を有するデ
バイスとして注目されている。このHBTは低温再成長可
能な分子線エピタキシャル成長法,マイグレーション・
エンハンスド・エピタキシャル成長法,有機金属気相成
長法,イオン注入技術等の化合物半導体及び絶縁体の薄
膜多層プロセス技術の進展に伴い、その実現が可能とな
った。
HBTにおいて、その高速化,高周波化,及び高集積化
を実現するために、セルフアライン化,微細化,及びデ
バイス特性の均一化を可能としたデバイス構造及びその
製作プロセス技術の開発が重要な役割を果たす。
を実現するために、セルフアライン化,微細化,及びデ
バイス特性の均一化を可能としたデバイス構造及びその
製作プロセス技術の開発が重要な役割を果たす。
第3図は従来のHBTの断面構造図で、半絶縁性GaAs基
板1上に形成されたn−GaAsコレクタ層2上に、p−Ga
Asベース層3及びn−AlGaAsエミッタ層4を順次形成し
たものである(P.M.Asbeck他、“(Ga,Al)As/GaAs bip
olar transistors for digital integrated circuits",
IEDM,p.629,1981)。このトランジスタ構造は、基板上
に積層形成された最上層のn−AlGaAs層上に所定のパタ
ーンを有するマスクを用いてAuGeエミッタ電極44を形成
し、更にウェット・エッチング法によってメサ形エミッ
タ層4を形成した後、所定のパターンを有するAuZnベー
ス電極33を形成し、また、その下層p−GaAs層を同じく
選択的にエッチングしてメサ形ベース層3を形成し、最
後に露出したn−GaAsコレクタ層2上にAuGeコレクタ電
極22を形成して作られたものである。
板1上に形成されたn−GaAsコレクタ層2上に、p−Ga
Asベース層3及びn−AlGaAsエミッタ層4を順次形成し
たものである(P.M.Asbeck他、“(Ga,Al)As/GaAs bip
olar transistors for digital integrated circuits",
IEDM,p.629,1981)。このトランジスタ構造は、基板上
に積層形成された最上層のn−AlGaAs層上に所定のパタ
ーンを有するマスクを用いてAuGeエミッタ電極44を形成
し、更にウェット・エッチング法によってメサ形エミッ
タ層4を形成した後、所定のパターンを有するAuZnベー
ス電極33を形成し、また、その下層p−GaAs層を同じく
選択的にエッチングしてメサ形ベース層3を形成し、最
後に露出したn−GaAsコレクタ層2上にAuGeコレクタ電
極22を形成して作られたものである。
HBTの高速化をはかるためには、ベース層,コレクタ
層をかなり薄く形成することによって、デバイスの遅延
時間をできるだけ短縮する必要がある。ところが、この
ような従来のHBTにおいては、ベース層及びコレクタ層
へのオーミック・コンタクトを取るために、前述したよ
うにエッチング法を用いていた。しかしながら、エッチ
ング工程においては、そのエッチング・レートの再現
性、サイド・エッチングの制御及び基板面内の均一性を
十分に制御することがプロセス上極めて煩雑であった。
特に、ベース層及びコレクタ層が薄くなればなるほど基
板面内のデバイス特性のばらつきが顕著になっていた。
また、サイド・エッチング効果のため、デバイスの微細
化は不可能であった。以上述べたことから、このような
従来の構造は、単体レベルのデバイスを実現できても、
その高速化,微細化及び高集積化が不可能という欠点が
あった。
層をかなり薄く形成することによって、デバイスの遅延
時間をできるだけ短縮する必要がある。ところが、この
ような従来のHBTにおいては、ベース層及びコレクタ層
へのオーミック・コンタクトを取るために、前述したよ
うにエッチング法を用いていた。しかしながら、エッチ
ング工程においては、そのエッチング・レートの再現
性、サイド・エッチングの制御及び基板面内の均一性を
十分に制御することがプロセス上極めて煩雑であった。
特に、ベース層及びコレクタ層が薄くなればなるほど基
板面内のデバイス特性のばらつきが顕著になっていた。
また、サイド・エッチング効果のため、デバイスの微細
化は不可能であった。以上述べたことから、このような
従来の構造は、単体レベルのデバイスを実現できても、
その高速化,微細化及び高集積化が不可能という欠点が
あった。
本発明の目的は、上記の問題点を解決し、高速化,微
細化,高集積化に適応したバイポーラトランジスタ及び
その製造方法を提供することにある。
細化,高集積化に適応したバイポーラトランジスタ及び
その製造方法を提供することにある。
本発明は、半絶縁性基板上に形成されたコレクタ層、
ベース層、エミッタ層を有するバイポーラトランジスタ
において、 コレクタ電極またはエミッタ電極が前記コレクタ層ま
たは前記エミッタ層の中に埋め込まれ、ベース電極が前
記ベース層の中に埋め込まれ、かつ前記コレクタ電極ま
たは前記エミッタ電極上に所定の厚みの第1の多結晶層
が残留し、前記ベース電極上に所定の厚みの第2の多結
晶層が残留していることを特徴とする。
ベース層、エミッタ層を有するバイポーラトランジスタ
において、 コレクタ電極またはエミッタ電極が前記コレクタ層ま
たは前記エミッタ層の中に埋め込まれ、ベース電極が前
記ベース層の中に埋め込まれ、かつ前記コレクタ電極ま
たは前記エミッタ電極上に所定の厚みの第1の多結晶層
が残留し、前記ベース電極上に所定の厚みの第2の多結
晶層が残留していることを特徴とする。
また、本発明のバイポーラトランジスタの製造方法
は、 半絶縁性基板上全面に第1の半導体材料からなる第1
半導体層を形成する工程と、 所定のパターンを有する第1のマスクを用いて、前記
第1の半導体層上に第1の金属層を形成する工程と、 第1の半導体材料からなる第2の半導体層を前記第1
の金属層が埋め込まれるまで基板全面に積層形成する工
程と、 前記第2の半導体層の平坦化工程を行った後に第2の
半導体材料からなる第3の半導体層を形成する工程と、 所定のパターンを有する第2のマスクを用いて、前記
第3の半導体層上に第2の金属層を形成する工程と、 第2の半導体材料からなる第4の半導体層を前記第2
の金属層が埋め込まれるまで基板全面に積層形成する工
程と、 前記第4の半導体層の平坦化工程を行った後に第3の
半導体材料からなる第5の半導体層を形成する工程とを
含むことを特徴とする。
は、 半絶縁性基板上全面に第1の半導体材料からなる第1
半導体層を形成する工程と、 所定のパターンを有する第1のマスクを用いて、前記
第1の半導体層上に第1の金属層を形成する工程と、 第1の半導体材料からなる第2の半導体層を前記第1
の金属層が埋め込まれるまで基板全面に積層形成する工
程と、 前記第2の半導体層の平坦化工程を行った後に第2の
半導体材料からなる第3の半導体層を形成する工程と、 所定のパターンを有する第2のマスクを用いて、前記
第3の半導体層上に第2の金属層を形成する工程と、 第2の半導体材料からなる第4の半導体層を前記第2
の金属層が埋め込まれるまで基板全面に積層形成する工
程と、 前記第4の半導体層の平坦化工程を行った後に第3の
半導体材料からなる第5の半導体層を形成する工程とを
含むことを特徴とする。
本発明のバイポーラトランジスタは、コレクタ電極ま
たはエミッタ電極をコレクタ層またはエミッタ層内に完
全に埋め込み、及びベース電極をベース層内に完全に埋
め込むため、各々の層のオーミック・コンタクトを均一
性よく取ることができる。また、各々の電極を独立に配
置することができるため、デバイスの微細化をはかれ
る。
たはエミッタ電極をコレクタ層またはエミッタ層内に完
全に埋め込み、及びベース電極をベース層内に完全に埋
め込むため、各々の層のオーミック・コンタクトを均一
性よく取ることができる。また、各々の電極を独立に配
置することができるため、デバイスの微細化をはかれ
る。
また、本発明のバイポーラトランジスタの製造方法
は、コレクタ層またはエミッタ層,ベース層の一部を成
長し、その電極を形成した後、半導体結晶の再成長法に
よって、残りのコレクタ層またはエミッタ層,ベース層
を積層形成するため、エッチング工程の必要がなく、ト
ランジスタの各層へのオーミック・コンタクトを形成す
ることができる。なお、各電極上に成長される半導体層
は高抵抗多結晶層であるから、この方法においては、寄
生接合容量増加の心配がない。
は、コレクタ層またはエミッタ層,ベース層の一部を成
長し、その電極を形成した後、半導体結晶の再成長法に
よって、残りのコレクタ層またはエミッタ層,ベース層
を積層形成するため、エッチング工程の必要がなく、ト
ランジスタの各層へのオーミック・コンタクトを形成す
ることができる。なお、各電極上に成長される半導体層
は高抵抗多結晶層であるから、この方法においては、寄
生接合容量増加の心配がない。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明のバイポーラトランジスタの一実施例
のHBTチップ断面図である。この実施例は半絶縁性GaAs
基板1上に形成されたn−GaAsからなる第1コレクタ層
2,第2コレクタ層12と、このコレクタ層上に形成された
p−GaAsからなる第1ベース層3,第2ベース層13と、更
にこのベース層上に形成されたn−AlGaAsからなるエミ
ッタ層4とを有するHBTにおいて、コレクタ電極22及び
ベース電極33が各コレクタ層及びベース層の中に埋めこ
まれているという構成を有している。なお図中、5〜9
は多結晶半導体層を示している。
のHBTチップ断面図である。この実施例は半絶縁性GaAs
基板1上に形成されたn−GaAsからなる第1コレクタ層
2,第2コレクタ層12と、このコレクタ層上に形成された
p−GaAsからなる第1ベース層3,第2ベース層13と、更
にこのベース層上に形成されたn−AlGaAsからなるエミ
ッタ層4とを有するHBTにおいて、コレクタ電極22及び
ベース電極33が各コレクタ層及びベース層の中に埋めこ
まれているという構成を有している。なお図中、5〜9
は多結晶半導体層を示している。
第2図(a)〜(d)は第1図のバイポーラトランジ
スタの製造方法の一実施例を説明するための工程順に示
した半導体チップの断面図である。
スタの製造方法の一実施例を説明するための工程順に示
した半導体チップの断面図である。
まず、第2図(a)に示すように、半絶縁性GaAs基板
1上全面にn−GaAsからなる第1コレクタ層2を形成し
た後に、所定のパターンを有する第1のホストレジスト
・マスクを用いて、コレクタ層2上にAuGeからなる金属
層を蒸着することによって、コレクタ電極22を形成す
る。
1上全面にn−GaAsからなる第1コレクタ層2を形成し
た後に、所定のパターンを有する第1のホストレジスト
・マスクを用いて、コレクタ層2上にAuGeからなる金属
層を蒸着することによって、コレクタ電極22を形成す
る。
次に、第2図(b)に示すように、低温分子線エピタ
キシャル成長によって、n−GaAsからなる第2コレクタ
層12をコレクタ電極22が埋め込まれるまでに積層形成す
る。このとき、コレクタ電極22上に成長する層は多結晶
半導体層5となる。第2コレクタ層12を積層形成した後
に、第2コレクタ層12の平坦化工程を行う。
キシャル成長によって、n−GaAsからなる第2コレクタ
層12をコレクタ電極22が埋め込まれるまでに積層形成す
る。このとき、コレクタ電極22上に成長する層は多結晶
半導体層5となる。第2コレクタ層12を積層形成した後
に、第2コレクタ層12の平坦化工程を行う。
次に、第2図(c)に示すように、同様に、p−GaAs
からなる第1ベース層3を形成した後に、所定のパター
ンを有する第2のホストレジストマスクを用いて、第1
ベース層3上にAuZnからなる金属層を蒸着することによ
って、ベース電極33を形成する。
からなる第1ベース層3を形成した後に、所定のパター
ンを有する第2のホストレジストマスクを用いて、第1
ベース層3上にAuZnからなる金属層を蒸着することによ
って、ベース電極33を形成する。
更に、第2図(d)に示すように、p−GaAsからなる
第2ベース層13をベース電極33が埋め込まれるまでに積
層形成する。このとき、多結晶半導体層6及びベース電
極33上に成長する層は、それぞれ多結晶半導体層7及び
多結晶半導体層8となる。第2ベース層13を積層形成し
た後に、第2ベース層13の平坦化工程を行う。
第2ベース層13をベース電極33が埋め込まれるまでに積
層形成する。このとき、多結晶半導体層6及びベース電
極33上に成長する層は、それぞれ多結晶半導体層7及び
多結晶半導体層8となる。第2ベース層13を積層形成し
た後に、第2ベース層13の平坦化工程を行う。
最後に、第2図(e)から示すように、n−AlGaAsか
らなるエミッタ層4を形成する。このとき、多結晶半導
体層7,8上に成長する層は多結晶半導体層9となる。エ
ミッタ層4を形成した後、所定のパターンを有する第3
のホトレジスト・マスクを用いてAuGeからなるエミッタ
電極44を形成した後に、各々コレクタ、ベース及びエミ
ッタ電極を部分的に露出し、引出し電極を設ければ、第
1図に示したHBTが得られる。
らなるエミッタ層4を形成する。このとき、多結晶半導
体層7,8上に成長する層は多結晶半導体層9となる。エ
ミッタ層4を形成した後、所定のパターンを有する第3
のホトレジスト・マスクを用いてAuGeからなるエミッタ
電極44を形成した後に、各々コレクタ、ベース及びエミ
ッタ電極を部分的に露出し、引出し電極を設ければ、第
1図に示したHBTが得られる。
なお、本実施例の製造方法では、前述したように、コ
レクタ電極形成後、全ての半導体成長工程を350℃ぐら
いの低温度で行う。
レクタ電極形成後、全ての半導体成長工程を350℃ぐら
いの低温度で行う。
以上の実施例では、半絶縁性基板上に、コレクタ層,
ベース層,エミッタ層の順で積層されたバイポーラトラ
ンジスタについて説明したが、本発明はこの構造に限ら
れるものではなく、半絶縁性基板上に、エミッタ層,ベ
ース層,コレクタ層の順で積層されたバイポーラトラン
ジスタについても適用できることは明らかである。
ベース層,エミッタ層の順で積層されたバイポーラトラ
ンジスタについて説明したが、本発明はこの構造に限ら
れるものではなく、半絶縁性基板上に、エミッタ層,ベ
ース層,コレクタ層の順で積層されたバイポーラトラン
ジスタについても適用できることは明らかである。
以上説明したように本発明のバイポーラトランジスタ
は、コレクタ電極またはエミッタ電極、及びベース電極
をコレクタ層またはエミッタ層、及びベース層内に完全
に埋め込むため、各々の層のオーミック・コンタクトを
均一性よく取ることができる。また、各々の電極を独立
に配置することができるため、デバイスの微細化,高周
波化,高速化,高集積化がはかれる。
は、コレクタ電極またはエミッタ電極、及びベース電極
をコレクタ層またはエミッタ層、及びベース層内に完全
に埋め込むため、各々の層のオーミック・コンタクトを
均一性よく取ることができる。また、各々の電極を独立
に配置することができるため、デバイスの微細化,高周
波化,高速化,高集積化がはかれる。
一方、本発明のバイポーラトランジスタの製造方法
は、コレクタ層またはエミッタ層、ベース層の一部を成
長し、その電極を形成した後、半導体結晶の再成長法に
よって、残りのコレクタ層またはエミッタ層、ベース層
を積層形成するため、エッチング工程の必要がなく、ト
ランジスタの各層へのオーミック・コンタクトを形成す
ることができるため、量産化に向いた、かつ歩留りの良
い、バイポーラトランジスタが実現できる。
は、コレクタ層またはエミッタ層、ベース層の一部を成
長し、その電極を形成した後、半導体結晶の再成長法に
よって、残りのコレクタ層またはエミッタ層、ベース層
を積層形成するため、エッチング工程の必要がなく、ト
ランジスタの各層へのオーミック・コンタクトを形成す
ることができるため、量産化に向いた、かつ歩留りの良
い、バイポーラトランジスタが実現できる。
第1図は本発明のバイポーラトランジスタの一実施例を
示すHBTチップの断面図、 第2図(a)〜(e)は第1図のバイポーラトランジス
タの製造方法の一実施例を説明するための工程順に配置
した半導体チップの断面図、 第3図は従来のバイポーラトランジスタの一例のチップ
断面図である。 1……半絶縁性GaAs基板 2,12……n−GaAsコレクタ層 3,13……p−GaAsベース層 4……n−AlGaAsエミッタ層 22……AuGeコレクタ電極 33……AuZnベース電極 44……AuGeエミッタ電極 5,6,7,8,9……多結晶半導体層
示すHBTチップの断面図、 第2図(a)〜(e)は第1図のバイポーラトランジス
タの製造方法の一実施例を説明するための工程順に配置
した半導体チップの断面図、 第3図は従来のバイポーラトランジスタの一例のチップ
断面図である。 1……半絶縁性GaAs基板 2,12……n−GaAsコレクタ層 3,13……p−GaAsベース層 4……n−AlGaAsエミッタ層 22……AuGeコレクタ電極 33……AuZnベース電極 44……AuGeエミッタ電極 5,6,7,8,9……多結晶半導体層
Claims (2)
- 【請求項1】半絶縁性基板上に形成されたコレクタ層、
ベース層、エミッタ層を有するバイポーラトランジスタ
において、 コレクタ電極またはエミッタ電極が前記コレクタ層また
は前記エミッタ層の中に埋め込まれ、ベース電極が前記
ベース層の中に埋め込まれ、かつ前記コレクタ電極また
は前記エミッタ電極上に所定の厚みの第1の多結晶層が
残留し、前記ベース電極上に所定の厚みの第2の多結晶
層が残留していることを特徴とするバイポーラトランジ
スタ。 - 【請求項2】半絶縁性基板上全面に第1の半導体材料か
らなる第1の半導体層を形成する工程と、 所定のパターンを有する第1のマスクを用いて、前記第
1の半導体層上に第1の金属層を形成する工程と、 第1の半導体材料からなる第2の半導体層を前記第1の
金属層が埋め込まれるまで基板全面に積層形成する工程
と、 前記第2の半導体層の平坦化工程を行った後に第2の半
導体材料からなる第3の半導体層を形成する工程と、 所定のパターンを有する第2のマスクを用いて、前記第
3の半導体層上に第2の金属層を形成する工程と、 第2の半導体材料からなる第4の半導体層を前記第2の
金属層が埋め込まれるまで基板全面に積層形成する工程
と、 前記第4の半導体層の平坦化工程を行った後に第3の半
導体材料からなる第5の半導体層を形成する工程とを含
むことを特徴とするバイポーラトランジスタの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1012371A JP2522378B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | バイポ―ラトランジスタ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1012371A JP2522378B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | バイポ―ラトランジスタ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02192731A JPH02192731A (ja) | 1990-07-30 |
JP2522378B2 true JP2522378B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=11803410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1012371A Expired - Fee Related JP2522378B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | バイポ―ラトランジスタ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522378B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2531355B2 (ja) * | 1993-06-30 | 1996-09-04 | 日本電気株式会社 | バイポ―ラトランジスタおよびその製造方法 |
FR2803102B1 (fr) * | 1999-12-23 | 2002-03-22 | Thomson Csf | Transistor bipolaire a heterojonction a collecteur en haut et procede de realisation |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63200567A (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-18 | Toshiba Corp | ヘテロ接合バイポ−ラトランジスタおよびその製造方法 |
-
1989
- 1989-01-20 JP JP1012371A patent/JP2522378B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02192731A (ja) | 1990-07-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |