JP2522192B2 - クロマキ―合成装置 - Google Patents

クロマキ―合成装置

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JP2522192B2 JP5325916A JP32591693A JP2522192B2 JP 2522192 B2 JP2522192 B2 JP 2522192B2 JP 5325916 A JP5325916 A JP 5325916A JP 32591693 A JP32591693 A JP 32591693A JP 2522192 B2 JP2522192 B2 JP 2522192B2
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英樹 神野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像合成装置に係り、特
に特定の色領域の部分のみに他の画面をはめ込んだ画像
を生成するためのクロマキー合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クロマキーによる画面合成の手法は現行
テレビジョン番組の中でもしばしば用いられており、複
数の情報をわかりやすく効果的に表現する方法として重
要である。
【0003】図11は従来のクロマキー合成装置の一例
を示すブロック図、図12はその各種信号の生成及び合
成の流れを模式的に示したフローチャートである。
【0004】クロマキー用映像信号aは、図12に示す
ように、被写体111とその影112とがブルーバック
113を背景として写っているものとする。このクロマ
キー用映像信号aを入力して、クロマキー信号発生部1
01はキャンセル映像信号b及びクロマキー信号cを生
成する。クロマキー信号cは、ブルーバック113の部
分が100%のキーレベルとなり、影112の部分が中
間のキーレベルとなっている。
【0005】映像合成部102は、キャンセル映像信号
b及びクロマキー信号cとバックグランド用映像信号d
とを入力し、合成映像信号eを生成する。合成映像信号
eは、図12に示すように、バックグランド用映像dを
背景として被写体111及びその影112が合成された
映像となる。以下、このような影を含んだ合成映像をシ
ャドークロマキー映像という。このようなシャドークロ
マキー映像にすることで、合成映像であっても現実味の
ある効果的な映像を得ることができる。
【0006】シャドークロマキー映像を生成することが
できる第2の従来例としては、特開昭64−870号公
報に開示されたテレビジョン特殊効果装置がある。この
特殊効果装置は、被写体と同形状の影を被写体の左下側
の一定位置に形成することができ、更にシャドー・マッ
ト信号によって影の色を設定することもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1従来例のクロマキー合成装置では、クロマキー用映像
信号aの段階で被写体の影112が写っていることが必
要であり、影のない映像では合成映像信号eとしてシャ
ドークロマキー映像を出力することは不可能であった。
また、合成映像のシャドー部分は被写体の影の位置に固
定されてしまい、クロマキー用映像を離れた自由な変化
を与えることができず、またシャドー部分の素材を変化
させることもできなかった。
【0008】上記第2従来例では、被写体の影を作成す
ることはできるが、影の作成位置及び形状を自由に設定
することはできない。また、影の色を設定することはで
きるが、影部分の素材を設定することはできない。
【0009】本発明の目的は、シャドークロマキー映像
におけるシャドー部分を任意に設定可能なクロマキー合
成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるクロマキー
合成装置は、被写体像を含むクロマキー用映像信号を入
力して前記被写体像のみからなるキャンセル映像信号と
クロマキー信号とを生成するクロマキー信号生成手段
と、シャドー素材用映像信号及び前記クロマキー信号を
入力し、少なくとも前記クロマキー信号が表す形態に対
して所望の形状、所望の大きさ、及び/又は所望の位置
を与えて、それぞれシャドー素材信号及びシャドーキー
信号を生成する画像効果手段と、前記シャドー部分を構
成する前記シャドー素材信号及び前記シャドーキー信号
と、前記キャンセル映像信号、前記クロマキー信号及び
バックグランド用映像信号とによって前記シャドークロ
マキー映像を合成する映像合成手段と、からなることを
特徴とする。
【0011】
【作用】キャンセル映像信号、クロマキー信号及びバッ
クグランド用映像信号を映像合成することでバックグラ
ンド像のなかに被写体像が合成されたクロマキー映像が
得られる。更に、画像効果手段がクロマキー信号からシ
ャドー部分のキー信号を任意の形態で生成し、このキー
信号とシャドー素材信号とが合成されてクロマキー映像
のシャドー部分が形成される。従って、映像合成手段が
キャンセル映像信号、クロマキー信号、バックグランド
用映像信号、シャドー素材信号、及びシャドーキー信号
を合成することでシャドークロマキー映像が生成され
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明によるクロマキー合成装置
の一実施例を示すブロック図である。同図において、ク
ロマキー信号発生部1はクロマキー用映像信号aを入力
してキャンセル映像信号b及びクロマキー信号cを生成
する。
【0014】DVE(Digital Video Effect)部2はデ
ジタル画像効果装置とも呼ばれるものであり、入力映像
信号をデジタル化して画像メモリに書き込み、それを種
々の制御の下で読み出すことにより、入力映像の拡大、
縮小、変形、移動等の特殊効果を得ることができる。
【0015】本実施例におけるDVE部2は、クロマキ
ー信号発生部1からのクロマキー信号cとシャドー部分
の素材を示すシャドー用映像信号gとをそれぞれ入力
し、サイズ・形状制御及び位置制御に従って所望のシャ
ドー形態を作成し、シャドー用映像信号gをシャドー素
材信号であるDVE映像信号hに、クロマキー信号cを
シャドーキー信号であるDVEキー信号iにそれぞれ変
換する。
【0016】映像合成部3は、クロマキー信号発生部1
からのキャンセル映像信号b及びクロマキー信号cと、
DVE部2からのDVE映像信号h及びDVEキー信号
iと、背景映像となるバックグランド用映像信号dとを
入力し、それらを合成して最終的なクロマキー合成映像
信号fを出力する。
【0017】以下、本実施例の動作を具体的な映像例を
用いて説明する。
【0018】先ず、クロマキー信号発生部1に入力する
クロマキー用映像信号aは、図2に示すように、被写体
11がブルーバック12を背景として写っているものと
する。
【0019】図2に示すようなクロマキー用映像信号a
を入力して、クロマキー信号発生部1は、図3に示すよ
うなキャンセル映像信号bと図4に示すようなクロマキ
ー信号cとをそれぞれ出力する。キャンセル映像信号b
ではクロマキー用映像信号aのブルーバック12の部分
が色消しされた映像となり、クロマキー信号cではブル
ーバック12の部分が100%のキーレベルとなってい
る。
【0020】DVE部2に入力するシャドー用映像信号
gは、図5に示すような模様の素材映像信号であるとす
る。DVE部2では、被写体11から斜めに伸びたシャ
ドー部を作成するために、クロマキー信号c及びシャド
ー用映像信号gに対して同一の変形操作が施される。こ
れによって、シャドー用映像信号gは、図6に示すよう
に模様が斜めに変形されたDVE映像信号h(シャドー
素材信号)となり、クロマキー信号cも、図7に示すよ
うに被写体部分の形状が斜めに変形されたDVEキー信
号i(シャドーキー信号)となる。
【0021】背景の映像を図8に示すようなバックグラ
ンド用映像信号dとすれば、映像合成部3には、図9に
示すように、キャンセル映像信号b及びクロマキー信号
cと、DVE映像信号h及びDVEキー信号iと、バッ
クグランド用映像信号dとがそれぞれ入力する。こうし
て、図10に示すような合成映像信号fが生成される。
【0022】図10における合成映像は、図8に示す映
像をバックグランドとして図3に示す被写体が合成さ
れ、更に図6に示す模様の素材で図7に示す形状のシャ
ドー部分が被写体の右側に合成されている。勿論、この
シャドー部分の位置や形状はDVE部2の制御によって
任意に設定することができ、シャドー部の素材もシャド
ー用映像信号gを変化させることで色彩、模様等を任意
に設定することができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
るクロマキー合成装置は、画像効果手段によってクロマ
キー信号からシャドー部分のキー信号が生成され、この
キー信号とシャドー素材信号とを合成してクロマキー映
像のシャドー部分が形成される。従って、シャドークロ
マキー映像におけるシャドー部分を任意の大きさ、形状
で任意の位置に形成することができ、更にシャドー素材
も任意に選定することができる。このために、従来より
更に現実味のある効果的なシャドークロマキー映像を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクロマキー合成装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】クロマキー用映像信号aが表す映像の一例を示
す模式図である。
【図3】キャンセル映像信号bが表す映像の模式図であ
る。
【図4】クロマキー信号cが表す映像の模式図である。
【図5】シャドー用映像信号gが表す映像の一例を示す
模式図である。
【図6】DVE映像信号h(シャドー素材)が表す映像
の模式図である。
【図7】DVEキー信号i(シャドーキー)が表す映像
の模式図である。
【図8】バックグランド用映像信号dが表す映像の一例
を示す模式図である。
【図9】本実施例の各種信号の流れの一部を示す模式的
なフローチャートである。
【図10】合成映像信号fが表す映像の模式図である。
【図11】従来のクロマキー合成装置の一例を示すブロ
ック図である。
【図12】上記従来例の各種信号の生成及び合成の流れ
を模式的に示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 クロマキー信号発生部 2 DVE部 3 映像合成部 11 被写体 12 ブルーバック

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャドー部分を有するシャドークロマキ
    ー映像を生成するクロマキー合成装置において、 被写体像を含むクロマキー用映像信号を入力し、前記被
    写体像のみからなるキャンセル映像信号とクロマキー信
    号とを生成するクロマキー信号生成手段と、 シャドー素材用映像信号及び前記クロマキー信号を入力
    し、少なくとも前記クロマキー信号が表す形態に対して
    所望の形状、所望の大きさ、及び/又は所望の位置を与
    えて、シャドー素材信号及びシャドーキー信号を生成す
    る画像効果手段と、 前記シャドー部分を構成する前記シャドー素材信号及び
    前記シャドーキー信号と、前記キャンセル映像信号、前
    記クロマキー信号及びバックグランド用映像信号とによ
    って前記シャドークロマキー映像を合成する映像合成手
    段と、 からなることを特徴とするクロマキー合成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像効果手段は、デジタル画像効果
    装置(DVE)からなることを特徴とする請求項1記載
    のクロマキー合成装置。
  3. 【請求項3】 シャドー部分を有するシャドークロマキ
    ー映像を生成するクロマキー合成装置において、 被写体像を含むクロマキー用映像信号を入力し、前記被
    写体像のみからなるキャンセル映像信号とクロマキー信
    号とを生成するクロマキー信号生成手段と、 シャドー素材用映像信号及び前記クロマキー信号を入力
    し、前記シャドー素材用映像信号の模様と前記クロマキ
    ー信号が表す形状とに対して、変形、拡大又は縮小、及
    び/又は移動を行い、それぞれシャドー素材信号及びシ
    ャドーキー信号を生成する画像効果手段と、 前記シャドー部分を構成する前記シャドー素材信号及び
    前記シャドーキー信号と、前記キャンセル映像信号、前
    記クロマキー信号及びバックグランド用映像信号とによ
    って前記シャドークロマキー映像を合成する映像合成手
    段と、 からなることを特徴とするクロマキー合成装置。
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