JP2522163Y2 - 疑似体験遊戯装置 - Google Patents

疑似体験遊戯装置

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JP2522163Y2
JP2522163Y2 JP1990009753U JP975390U JP2522163Y2 JP 2522163 Y2 JP2522163 Y2 JP 2522163Y2 JP 1990009753 U JP1990009753 U JP 1990009753U JP 975390 U JP975390 U JP 975390U JP 2522163 Y2 JP2522163 Y2 JP 2522163Y2
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JP
Japan
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turntable
rocking
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cylinders
rocking table
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国雄 寺西
鈴木  茂
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KYB Corp
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KYB Corp
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は遊園地などに設置される疑似体験遊戯装置の
改良に関する。
〔従来の技術〕
遊園地などに三次元方向に運動する疑似体験遊戯装置
として、動揺台の上に座席を設けておき、この動揺台の
下面に動揺台を前後、左右、上下方向にゆらすアクチュ
エータ(油圧シリンダなど)を配置し、さらにこれら油
圧シリンダを備え付けたターンテーブルを、その位置で
自転させると共に、所定の円周軌道に伴って公転させた
りするものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、この場合、動揺台をゆらす油圧シリンダに
は外部からの動力供給のための油圧配管や配線が必要と
なるが、ターンテーブルが回転するため、配管や配線の
取出しが難しく、回転継手やスリップリングなども必要
となり、またその配置も自転中心との関係で行う必要が
あるなど構造的な制約もあった。
本考案はこのような問題を解決することを目的とす
る。
〔課題を解決する手段〕
そこで本考案は、ターンテーブルをベースに対して複
数の動揺アクチュエータを介して支持し、このターンテ
ーブルを座席等を配置した動揺台が固定される回転部と
ターンテーブル本体から構成し、この回転部とターンテ
ーブル本体を相互に回転可能とするとともに、ターンテ
ーブル本体に回転部を回転させる駆動手段を設け、ター
ンテーブル本体と回転部とを必要に応じて一体に係合固
定する手段を備えた。
(作用) したがって、ターンテーブルに対して動揺台が回転し
ても、ターンテーブルはベースに対して相対回転をせ
ず、また、駆動手段はターンテーブル本体に設けられて
いるため、駆動手段への配管や配線は動揺アクチュエー
タのストローク分だけ余裕を持たせるだけでよく、これ
らの取出しが非常に簡単になり、また、駆動手段を含む
ターンテーブルはコンパクトに構成できる。さらに、動
揺台を回転させないときには、動揺台はターンテーブル
に確実に固定されるため、動揺アクチュエータによる揺
動中にも不要な振動が抑制され、安全性も確保される。
(実施例) 第1図〜第5図に示す実施例について説明する。
第1図〜第3図に示すように、ベース1はその下部に
配置した複数の車輪2により、レール3に沿って移動す
ることができる。ただし4は固定装置であって、ベース
1をレール3の所定の位置で任意に固定する。
ベース1の上には、中心をセンターポスト5によって
支持されるターンテーブル6が設けられ、かつ斜め前方
に伸びる一対の動揺シリンダ7A,7Bによってベース1と
ターンテーブル6が連結され、動揺シリンダ(動揺アク
チュエータ)7A,7Bの伸縮に伴いターンテーブル6がセ
ンターポスト5を中心にして前後あるいは左右に揺動す
る一方、動揺シリンダ7A,7Bと共にセンターポスト5の
伸縮によりターンテーブル6が上下に平行移動すること
もできるようになっている。
8はターンテーブル6とベース1とを連結する振れ止
めリンクである。
センターポスト5には複数のシリンダ9が配置され、
このシリンダ9により支柱10が上下動する。
ターンテーブル6には回転自由に動揺台11が載置さ
れ、ターンテーブル6の回転駆動手段としてのモータ12
の回転により動揺台11を回転させる。
第4図、第5図にも示すように、ターンテーブル6の
内部には複数のモータ12と、ロッキングシリンダ13が配
置され、ターンテーブル6に対して動揺台11を回転させ
たり、所定の位置で固定したりする。
つまり、ターンテーブル6の本体部6Aに対して、その
周囲には回転部6Bが回転自在に載置され、この回転部6B
に前記動揺台11が固定される。本体部6Aの複数位置に配
設したモータ12の回転は、回転部6Bの内周に設けた駆動
チェーンまたは駆動リングギヤ14に、駆動歯15を介して
伝達される。
また、本体部6Aに水平に配置したロッキングシリンダ
13のロッド17が、回転部6Bの受座18のロック孔に貫入す
ることにより、本体部6Aと回転部6Bとを一体に係合固定
する。
そして第1図にも示すように、これらモータ12やロッ
キングシリンダ13に対する配線または配管類19は、変形
を吸収することのできるフレキシブルな素材で構成され
ると共に、前記振れ止めリンク8に沿って配設し、動揺
台11の最大変位量に対応した長さに設定され、ターンテ
ーブル6とベース1との間を連絡している。なお、ベー
ス1上には図示しないが、油圧源等を設置しておき、こ
れらと各シリンダ等を配管により接続する。
また、動揺台11の上面には搭乗者用の複数の座席20が
配置される。
また動揺台11の下方の四溝に位置してベース1には、
4本の格納ポスト21が立設され、この格納ポスト21はシ
リンダにより伸縮自在に構成され、動揺台11の静止時に
格納ポスト21を伸ばして動揺台11の下面を支持する。
以上のように構成され、次に作用について説明する
と、動揺台11の動揺操作、つまり左右へのローリング、
前後へのピッチング、上下へのヒービングは次のように
して行う。
まずローリングはセンターポスト5を固定したまま、
左右の動揺シリンダ7A,7Bを交互に伸縮すると、センタ
ーポスト5を支点として動揺台11は左右に揺動、つまり
ローリングする。また、左右の動揺シリンダ7A,7Bを同
期的に伸縮すると、動揺台11はセンターポスト5を支点
にして前後に揺動(ピッチング)する。さらに、動揺シ
リンダ7A,7Bとセンターポスト5とを同期的に伸縮させ
ると、動揺台11は上下に平行移動、つまりヒービングす
る。
これらの各動作中、ターンテーブル6のロッキングシ
リンダ13を作動させて本体部6Aと回転部6Bとを固定し
て、ターンテーブル6に対して動揺台11の回転を阻止す
る。
これに対して動揺台11を回転させるときは、動揺シリ
ンダ7A,7Bを固定しておき、ターンテーブル6のロッキ
ングシリンダ13を解除して、モータ12を回転させると、
本体部6Aに対して回転部6Bが回転して動揺台11がターン
テーブル6の回りで回転する。
また、固定装置4の固定を解除すると、ベース1をレ
ール3に沿って移動させることができる。
ところで、ターンテーブル6によって動揺台11が回転
しても、ターンテーブル6とベース1との間は相対回転
せず、ターンテーブル6のモータ12に対する配線やロッ
キングシリンダ13に対する油圧配管類19は、動揺シリン
ダ7A,7Bやリンク8の変位量に対応した長さをもつフレ
キシブルな素材で形成されているので、これら配線や配
管類19の接続や取出しに特別な継手等が必要となること
がなく、これらの構成が著しく簡略化される。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、ターンテーブルに対し
て動揺台が回転しても、ターンテーブルはベースに対し
て相対回転をせず、また駆動手段はターンテーブル本体
に設けられているため、駆動手段への配管や配線は動揺
アクチュエータのストローク分だけ余裕を持たせるだけ
でよく、これらの取出しが非常に簡単になり、また、駆
動手段を含むターンテーブルはコンパクトに構成でき、
さらに、動揺台を回転させないときには、動揺台はター
ンテーブルに確実に固定されるため、動揺アクチュエー
タによる揺動中にも不要な振動が抑制され、安全性も確
保されるいう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図は正面
図、第3図は平面図、第4図はターンテーブルの平面
図、第5図は同じくその断面図である。 1……ベース、5……センターポスト、6……ターンテ
ーブル、7A,7B……動揺シリンダ、8……リンク、11…
…動揺台、12……モータ、13……ロッキングシリンダ、
20……座席。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ターンテーブルをベースに対して複数の動
    揺アクチュエータを介して支持し、このターンテーブル
    を座席等を配置した動揺台が固定される回転部とターン
    テーブル本体から構成し、この回転部とターンテーブル
    本体を相互に回転可能とするとともに、ターンテーブル
    本体に回転部を回動させる駆動手段を設け、ターンテー
    ブル本体と回転部とを必要に応じて一体に係合固定する
    手段を備えたことを特徴とする疑似体験遊戯装置。
JP1990009753U 1990-02-02 1990-02-02 疑似体験遊戯装置 Expired - Fee Related JP2522163Y2 (ja)

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JPH03101995U JPH03101995U (ja) 1991-10-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60192873U (ja) * 1984-05-31 1985-12-21 株式会社ト−ゴ 遊戯用乗物揺動装置
JPH01227784A (ja) * 1988-03-08 1989-09-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 遊戯施設の床板動揺装置

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JPH03101995U (ja) 1991-10-23

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