JP2521743Y2 - 植生防音壁 - Google Patents

植生防音壁

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JP2521743Y2
JP2521743Y2 JP1990068882U JP6888290U JP2521743Y2 JP 2521743 Y2 JP2521743 Y2 JP 2521743Y2 JP 1990068882 U JP1990068882 U JP 1990068882U JP 6888290 U JP6888290 U JP 6888290U JP 2521743 Y2 JP2521743 Y2 JP 2521743Y2
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JP
Japan
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wall
vegetation
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cultivation container
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JP1990068882U
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弘樹 薄井
良裕 糸川
恵一 永井
陽二 橋本
市郎 押木
明彦 津留
Original Assignee
富士コンクリート工業株式会社
株式会社キクノ
技研建設株式会社
共和コンクリート工業株式会社
株式会社ジャグラス
日本セメント株式会社
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  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Fencing (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は花卉類を植えることのできる培土容器を壁面
に備えた植生防音壁に関する。
(従来の技術) 一般に、高架道路や鉄道等の防音壁には、路肩に一定
間隔毎に立設した支柱間にコンクリート板や金属板、あ
るいは合成樹脂透明板等の遮音板を固定して壁体とな
し、車輌走行時の騒音が付近に直接放散されるのを防止
せんとした防音壁が用いられている。
近年において、この防音壁に植生を施し、道路周辺を
緑化せんとした植生防音壁が要望され、各種の考案がな
されている。
従来の植生防音壁は、例えば第6図に示すように支柱
1,1にコンクリート製の遮音板2の両端を固定させて壁
体を構成し、この遮音板2の表面から間隔を隔てて傾斜
板3,3……を横架し、この傾斜板3と遮音板2との間に
培土4を詰め、上下の傾斜板3,3間の植生床5,5……に花
卉類aを植えるようにしたものや、第7図に示すように
遮音板1の片側に培土容器6を一体的に設けたものがあ
る。
(考案が解決しようとする課題) 上述の如き従来の植生防音壁は、いずれ壁体の片側面
に植生を施すものであるため、両側面に植生を施す場合
に、各面毎に植生床を収容する部材を設置しなけらばな
らず、コスト高となるという問題があった。
また、植生床を収容する部材の取り付けは、遮音板と
は別個の異なった固定手段によるものであるため、設置
に多くの作業を要するという問題があった。
本考案は上述の如き問題にかんがみ、通常の遮音板と
同じ固定手段にて任意の高さに取り付けができ、しかも
壁体の片側のみに植生床を設置する場合と略同じコスト
にて壁体の両面に同時に植生床を設置できる植生防音壁
の提供を目的としたものである。
(課題を解決するための手段) 上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成す
るめの本考案の植生防音壁の特徴は、一定間隔毎に立設
した支柱に対し、プレキャストコンクリート製の板状を
した複数枚の遮音板を上下配置に支持させることにより
壁体を構成してなる防音壁において、前記支柱には上下
に連続したフランジを一体に設け、前記壁体の表裏側に
突出させた上面開放の培土収容部を有し、該培土収容部
の両端中央に支柱固定用の突片を一体に有する培土容器
を、前記遮音板に対して上下配置に並べ、前記支柱のフ
ランジに対し、前記培土容器の突片及び遮音板の両端を
ボルト止めすることにより支持させてなる植生防音壁に
存する。
(作用) この植生防音壁は、遮音板を上下に順次積み重ねる場
合と同様にして必要高さ位置に培土容器を介在させるこ
とにより、培土容器の上方開放部は、遮音板の表面側及
び裏面側に開口することとなり、内部に培土を充填する
ことにより表裏に連続した花卉類の植生床ができる。
(実施例) 次に本考案の実施の一例を第1図〜第5図について説
明する。
図において、10は路面であり、11,11……は路肩に一
定間隔毎に立設した支柱である。支柱11はH型鋼が使用
されている。各支柱11,11間には、プレキャストコンク
リート製の遮音板12及び培土容器13が支持されている。
遮音板12は従来から使用されている矩形状をしたコン
クリート板であり、その両端が第4図に示すように支柱
11のH型鋼のフランジ11a,11a間に挿入されて支持され
ている。
培土容器13は上面が開放された長方形状の箱状をして
おり、高さが遮音板12と同じ高さに成形されている。培
土容器13の両端面には、その幅方向の中央に上下方向に
向けた突片14が一体に突設され、その突片14を支柱11の
フランジ11a,11a間に挿入し、支柱に支持させている。
遮音板12及び培土容器12の突片14は、それぞれ一方の
フランジ11aに対してボルト15をもって固定し、壁全体
を一体化させている。
このようにして壁体を構成し、必要な高さ位置に設置
された培土容器12内に培土16を詰めることにより壁体の
表裏に上面が露出した植生床17a,17bをつくり、その各
種植生床17a,17bに花卉類aを植え付ける。
(考案の効果) 上述したように本考案の植生防音壁は、壁体の表裏側
に突出させた上面開放の培土容器の両端面中央に突片を
設け、この突片を介して支柱に支持させるようにしたこ
とにより、1個の培土容器を1枚の遮音板の固定と同じ
手段によって支柱に支持させるのみで壁体の表裏に植生
床を配置することができることとなり、部品個数が従来
に比べて著しく少なく、しかも強固な取り付けが容易に
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断側両面、第2図は同
正面図、第3図は培土容器の斜視図、第4図は第2図中
のA−A線拡大断面図、第5図は同B−B線拡大断面
図、第6図,第7図はそれぞれ別々の従来例を示す断面
図である。 10……路面、11……支柱、11a……フランジ、12……遮
音板、13……培土容器、14……突片、15……ボルト、16
……培土、17a,17b……植生床。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)実用新案権者 999999999 株式会社ジャグラス 東京都千代田区大手町1丁目6番1号 (73)実用新案権者 999999999 日本セメント株式会社 東京都千代田区大手町1丁目6番1号 (72)考案者 薄井 弘樹 東京都武蔵野市境3丁目26番7号 富士 コンクリート工業株式会社内 (72)考案者 糸川 良裕 愛媛県松山市大手町1丁目8番地8 株 式会社キクノ内 (72)考案者 永井 恵一 東京都渋谷区広尾1丁目10番3号 技研 建設株式会社内 (72)考案者 橋本 陽二 東京都文京区小日向4丁目6番19号 共 和コンクリート工業株式会社東京本社内 (72)考案者 押木 市郎 東京都品川区東五反田1丁目11番7号 株式会社ジャグラス東京支店内 (72)考案者 津留 明彦 東京都千代田区大手町1丁目6番1号 日本セメント株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−104417(JP,U) 実公 昭63−22166(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定間隔毎に立設した支柱に対し、プレキ
    ャストコンクリート製の板状をした複数枚の遮音板を上
    下配置に支持させることにより壁体を構成してなる防音
    壁において、前記支柱には上下に連続したフランジを一
    体に設け、前記壁体の表裏側に突出させた上面開放の培
    土収容部を有し、該培土収容部の両端中央に支柱固定用
    の突片を一体に有する培土容器を、前記遮音板に対して
    上下配置に並べ、前記支柱のフランジに対し、前記培土
    容器の突片及び遮音板の両端をボルト止めすることによ
    り支持させてなる植生防音壁。
JP1990068882U 1990-06-28 1990-06-28 植生防音壁 Expired - Lifetime JP2521743Y2 (ja)

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