JP2521667B2 - Ct装置用被検体位置決め装置 - Google Patents

Ct装置用被検体位置決め装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は診断画像を得ることができるCT装置に関し、
特に被検体の位置決めを行う際に使用する投光器に関す
る。
(従来の技術) たとえばCT装置として第3図に示すX線断層撮影装置
があり、この装置により診断画像を得るためには被検体
2をガントリー1内の撮影孔3内に送り込み、X線管4
から被検体に向けてX線を曝射し、被検体を透過したX
線をX線検出器14で検出する。そして1回曝射を行う毎
に断層面に対して例えば角度を1度変えて再びこれを行
い、以後順次角度を変えて患部の断層面の種々の角度に
対するX線吸収データを収集した後、このデータをコン
ピュータで解析し、断層像を得ている。
ところで、所望する断層像を得るためには、X線ビー
ムがスライス面を正確に走査する必要があり、このため
予めガントリー1に対して被検体の位置を設定する投光
器が使用されている。かかる投光器の取付位置としては
たとえばガントリー1を支持する架台5である場合とガ
ントリー1の内部に収納された回転架台6に設けられて
いる場合とがあるが、最近の傾向としてガントリーを支
持する架台をコンパクトにし、また光を見易くするため
回転架台6に取付ける場合が多い。この場合、回転架台
6が360℃回転する装置などでは投光器が走査開始時と
同じ位置に戻るので次回の被検者位置決めを容易に行う
ことができるが、一般のCT装置では回転方向により2ケ
所の異なる停止点を取る回転架台が多く、従来は第3図
のように2個の投光器7,7′が使用されている。すなわ
ち、このCT装置では回転架台6を図示A方向に回転させ
たときにはX線管4が図示位置aで停止するため、この
とき水平に位置される投光器7で位置決めを行い、一方
B方向のときはX線管4が図示位置bで停止するため、
このとき水平に位置される投光器7′で位置決めを行う
構成となっている。
しかし、このCT装置では、投光器が2個必要であるの
で、無駄であるばかりでなく回転架台6の回転角度を違
えると停止点が異なってしまい、投光器7,7′はその機
能を果たすことができないという欠点がある。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した如く、従来のCT装置における投光器では、回
転架台の回転方向により相違する2個所の停止点に対応
して投光器を2個設けなければならず、無駄がった。
そこで本発明は以上の欠点を除去し、投光器を回転架
台に設けても、最小数の投光器により被検体の位置決め
を行うことができるCT装置を提供することを目的とす
る。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は、X線管及びX線検
出器を回転自在に支持する回転架台と、こ回転架台を駆
動する駆動手段とを有するCT装置において、前記回転架
台上に配置された被検体位置決め用の投光器と、この投
光器による被検体の位置決めを指示する指示手段と、こ
の指示手段による指示に基づき、前記回転架台の現在の
停止位置が予め定められた、前記投光器による被検体の
位置決めを行う目的位置か否かを判別し、目的位置でな
い場合は、前記回転架台を前記目的位置まで回転すべく
前記駆動手段を制御する制御手段とを具備することを特
徴とするものである。
(作 用) 本発明のCT装置において、回転架台に設けた投光器の
使用時には、投光器を予め定められた目的位置に位置付
けることができる構成であるから走査終了時の回転架台
の位置いかんにかかわらず投光器をたとえば真横に移動
させることができる。
(実施例) 以下実施例により本発明を具体的に説明する。
第1図(a)は本発明の一実施例を示す概略正面図で
ある。本実施例は単一の投光器7を設けた回転架台6
と、この回転架台(ローテーション部)6を回転駆動す
るための機構である大プーリー8、ベルト9、小プーリ
ー10、及びモーター11と、モーター11及び投光器7を制
御するCPU12、走査スイッチ13−1と位置決め用スイッ
チ13−2からなるスイッチ13とから構成される。
X線管4とこれに対設されているX線検出器14を有す
る回転架台(ローテーション部)6上において、投光器
7はX線管4とX線検出器14との同一円周上に、かつX
線管4とX線検出器14とのほぼ中間に載置されている。
この投光器7の内部には位置決め用十文字ラインを施し
たスリット円板(図示せず)と、光源及びレンズ(図示
せず)とが配置されており、位置決め用スイッチ13−1
をONすることによりCPU12を介して光源を点灯する構成
となっている。
前記大プーリー8は、ローテーション部6と同軸的に
取付けられており、大プーリー8と小プーリー10とには
ベルト9が懸架され、前記小プーリー10と同軸に設けら
れたモーター11が作動することによってローテーション
部6を回転させる構成となっている。また前記モーター
11はガントリー1内の底部に設置されている。このモー
ター11は、スイッチ13をON,OFFすることによりコントロ
ーラ12より出力される信号を入力して所定の時間回転
し、小プーリー10、ベルト9及び大プーリー8を介して
ローテーション部6を所望する角度に回転させる構成と
なっている。
なお、本実施例に係るローテーション部6を回転する
ための駆動機構及びモーター11を制御するコントローラ
12は走査の際にローテーション部6を回転させる構造と
共用する構成となっている。
以上の構成をブロック図で示したのが第1図(b)で
あり、回転架台駆動部6Aは第1図(a)に示す大プーリ
ー8、ベルト9、小プーリー10、モーター11及びモータ
ー11の回転量を検知して回転架台6の現在位置を検出す
るエンコーダーから構成されている。なお、モーター11
は電子サーボモーターであることが望ましい。回転架台
部6Bは第1図(a)に示すX線管4、回転架台6及びX
線検出器14から構成されている。7は投光器、12はCP
U、13のスイッチは走査用スイッチ13−1と位置決め用
スイッチ13−2とから構成されている。
以上の構成のもとで、第2図(a)(b)及び本実施
例に係るCT装置の作用を示す位置決めフロー図第2図
(c)を参照しつつ、本実施例の使用例を説明する。第
2図(a)は任意の位置で停止中のローテーション部6
を示す。この場合CT装置の操作者が被検体を天板(図示
せず)の上に載置した後、位置決め用スイッチ13−2を
ONする。位置決め用信号を入力したCPU12はこの信号を
投光器7に出力するとともにスイッチ13−2が押された
か否かを判別し、押されている場合には、回転架台が予
め定められた被検体位置決め目的位置にあるか否かを判
別し、否の場合には停止位置から目的位置までのモータ
ー11の回転量を算出し、この算出信号をモーター11に出
力する。算出信号を入力したモーター11はその回転動力
を小プーリー、ベルト9を介して大プーリー8に伝達
し、ローテーション部6を目的位置まで回転させる。こ
の場合CPU12は回転架台駆動部6Aに設けられているエン
コーダーを介して回転架台6の現在位置を検知しつつ、
回転架台6が目的位置に回転したか否かを判別し、目的
位置に回転した場合には、モーター11の回転を停止させ
る信号を出力し、この信号を入力したモーター11が停止
することにより、投光器7を第2図(b)に示すように
被検体の真横に位置付ける。
一方、スイッチ13−2が押されなかったり、押されて
もすでに回転架台が目的位置にある場合にはCPU12は停
止信号を回転架台駆動部6Aに出力するから回転架台は回
転しない。
なお、たとえば投光器7が第2図(a)に示すC位置
にあるときに回転架台6が停止している場合には、モー
ター11は電子サーボモーターであることにより逆回転も
可能であり、スイッチ13−2が押されることによりCPU1
2が停止位置から目的位置までの回転量を算出してモー
ター11により回転架台6を、投光器7が第2図(b)に
示す位置にくるまで逆回転させる。
以上の作用の後に投光器7を用いて被検体の位置決め
を行いスイッチ13−2をOFFにし被検体を撮影孔3(第
3図参照)に送り込み、スイッチ13−1をONにして所定
の走査を行う。
このように本発明に係るCT装置用被検体位置決め装置
であれば、任意の位置にある投光器を予め定めた位置、
たとえば被検体の真横に位置付けることができる。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明によればローテーション部に投光
器を設ける場合に、従来2個の投光器が必要であった
が、本発明によれば最小数の投光器により被検体の位置
決めを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明における一実施例装置を示す概略
正面図、第1図(b)は本発明の一実施例装置のブロッ
ク図、第2図(a)は任意の位置で停止中のローテーシ
ョン部を、(b)は投光器を真横に位置ずけた場合を示
し、(c)は本発明の一実施例装置の動作手順を示すフ
ローチャートである。第3図は従来のCT装置を示す概略
正面図である。 1……ガントリー、5……ガントリー支持架台、 6……ローテーション部(回転架台)、 14……X線検出器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線管及びX線検出器を回転自在に支持す
    る回転架台と、こ回転架台を駆動する駆動手段とを有す
    るCT装置において、 前記回転架台上に配置された被検体位置決め用の投光器
    と、 この投光器による被検体の位置決めを指示する指示手段
    と、 この指示手段による指示に基づき、前記回転架台の現在
    の停止位置が予め定められた、前記投光器による被検体
    の位置決めを行う目的位置か否かを判別し、目的位置で
    ない場合は、前記回転架台を前記目的位置まで回転すべ
    く前記駆動手段を制御する制御手段とを具備することを
    特徴とするCT装置用被検体位置決め装置。
JP61172286A 1986-07-21 1986-07-21 Ct装置用被検体位置決め装置 Expired - Fee Related JP2521667B2 (ja)

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JPS5964107U (ja) * 1982-10-25 1984-04-27 株式会社日立メデイコ X線ct装置

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