JP2577411B2 - X線透視撮影装置 - Google Patents

X線透視撮影装置

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JP2577411B2
JP2577411B2 JP62307017A JP30701787A JP2577411B2 JP 2577411 B2 JP2577411 B2 JP 2577411B2 JP 62307017 A JP62307017 A JP 62307017A JP 30701787 A JP30701787 A JP 30701787A JP 2577411 B2 JP2577411 B2 JP 2577411B2
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fluoroscopic
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哲夫 松浦
慎二 長谷川
勇幸 桑原
武 島田
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Canon Medical Systems Corp
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は医療診断の分野において用いられ、被検者に
対してその正面方向と側面方向の2方向の撮影系により
X線透視撮影を行なうX線透視撮影装置において、特に
側面撮影系のX線検出部が透視投影台に設けられ、X線
管が透視撮影台と機械的に独立して設けられたX線透視
撮影装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 被検者に対してその正面方向と側面方向との2方向か
らX線透視撮影を行ない得る従来のX線透視撮影装置と
しては、被検者を載置する起倒可能な透視撮影台に支持
された正面系支持柱の先端部にX線管を取付けると共に
このX線管に対応する透視撮影台の下部にイメージ・イ
ンテンシファイア(以下I・Iと略称する)を設けて正
面方向撮影系を構成し、また透視撮影台の側面方向にこ
の透視撮影台と機械的に独立した状態で設けられた側面
系支持柱の先端部にX線管を取付けると共にこのX線管
に対応する透視撮影台側にI・Iを設けて側面方向撮影
系を構成したものがある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、このようなX線透視撮影装置においては次の
ような問題点がある。
(イ)透視撮影台が水平状態にある時に側面方向撮影系
のX線管から絞り装置を介して照射されるX線の照射野
をI・I検出面に入るように調節しても透視撮影台を起
倒させると、これに応じてI・Iも傾くため、I・I検
出面のコーナ部に照射野の欠けが生じる。従って、I・
I検出面の照射野の欠けを修正するには照射野を再設定
しなければならないため、検査者に対しては大きな負担
増となる。
(ロ)また、I・I検出面の照射野の欠けを修正するに
は照射野を広げなければならないため、被検査者に対す
る被爆量が不必要に多くなってしまう。
本発明は検査者に対してはX線源の照射野再設定とい
う負担の軽減を図ると共に被検者に対しては不必要な被
爆量の軽減を図ることができるX線透視撮影装置を提供
することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、被検者を載置する
起倒可能な透視撮影台に支持された正面系支持柱の先端
部にX線源を取付けると共にこのX線源に対応する前記
透視撮影台の下部にX線検出部を設けて正面方向撮影系
を構成し、また前記透視撮影台の側面方向にこの透視撮
影台と機械的に独立した状態で設けられた側面系支持柱
の先端部にX線源を取付けると共にこのX線源に対応す
る前記透視撮影台側にX線検出部を設けて側面方向撮影
系を構成し、被検者に対して両方向撮影系からX線透視
撮影を行なうX線透視撮影装置において、前記透視撮影
台の起倒角度を検出する起倒角度検出手段と、前記側面
方向撮影系のX線源の照射野をその照射軸を中心に回動
させる回動駆動手段と、前記起倒角度検出手段により検
出された前記透視撮影台の起倒角度に応じて前記回動駆
動手段を前記X線検出部に対して傾きのないように連動
制御する制御手段とを具備した構成とするものである。
(作用) このような構成の本発明によるX線透視撮影装置にあ
っては、透視撮影台がどのような位置に起倒してもその
起倒角度に応じて側面方向系のX線源の照射野が常にX
線検出部の検出面に対して傾きが生じないように電気的
に連動して回動制御されるので、検査者は照射野の再設
定の必要がなく、また被検者は照射野の広がりにより不
必要にX線を浴びるようなことがなくなる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明によるX線透視撮影装置の構成例を示
す側面図、第2図は側面方向撮影系の支持柱に支持され
たX線管部分の拡大図である。
第1図及び第2図において、1は上部に被検者を載置
する天板(図示せず)を備えた透視撮影台で、この透視
撮影台1は床面に固定された架台2に支持され、図示し
ない駆動手段により起倒可能になっている。3は透視撮
影台1と一体的に起倒するように設けられた正面系支持
柱で、この支持柱3の先端部にはX線管4が取付けら
れ、その下面側に絞り装置5が設けられている。また、
6は透視撮影台1の下面部にX線管4に対応させて設け
られたI・Iである。これら支持柱3,X線管4,絞り装置
5及びI・I6は正面方向撮影系を構成している。
また、7は撮影室天井から吊下された側面系の支持柱
で、この支持柱7の下端部の側面方向にはX線管8が取
付けられ、その後部に絞り装置9が設けられている。こ
の場合、支持柱7は床面または天井面に対し上下方向に
伸縮可能に、且つ透視撮影台1の長手方向に対して水平
方向に平行に移動し得るようになっている。10はX線管
8に対応させて便宜的に正面系の支持柱3内に設けられ
たI・Iである。これら支持柱7,X線管8,絞り装置9及
びI・I10は側面方向撮影系を構成している。
なお、正面方向の照射軸と側面方向の照射軸とは、透
視撮影台1上で直交するように設定される。
このような構成のX線透視撮影装置において、本実施
例では側面方向撮影系のX線管8を支持柱7の先端部の
側面方向に回転軸13を介して回動可能に取付け、この回
転軸13にモータ11の回転軸を歯車14,15を介して連結す
る構成とし、モータ11によりX線管8を回動駆動できる
ようにしたものである。また、このモータ11の回転軸に
はロータリーエンコーダ12が取付けられ、モータ11の回
動角度が電気的に検出できるようにしてある。一方、架
台2には透視撮影台1の起倒角度を検出するロータリー
エンコーダ等の起倒角度検出器16が設けられており、こ
の起倒角度検出器16で検出された検出信号はモータ11の
回動制御に使用されるものである。
第3図はX線管8を回動制御するためのブロック回路
図である。第3図に示すように起倒角度検出器16より出
力される検出信号は回動制御回路17に入力される。この
回動制御回路17は透視撮影台1の起倒角度に応じた検出
信号が入力されるとモータ11を回動制御し、X線管8を
歯車14,15を介して連動させるものである。また、モー
タ11の回動はロータリーエンコーダ12により電気的に検
出され、その検出信号を回動制御回路17にフィードバッ
クしてその精度を向上させている。
このような構成のX線透視撮影装置において、透視撮
影台1が或る角度起倒すると、起倒角度検出器16はその
起倒角度を検出して回動制御回路17に検出信号を出力す
る。この回動制御回路17ではその検出信号をもとにモー
タ11を回動制御すると、X線管8はモータ11によりその
回動軸に取付けられた歯車14,15を介して回動する。そ
して、ロータリーエンコーダ12はこの時のモータ11の回
動角度を検出して回動制御回路17にフィードバックし、
透視撮影台1の起倒角度に対応する回動角度に達した時
点でモータ11を停止する。従って、X線管8から絞り装
置9を介して照射されるX線の照射野はその照射軸を中
心に透視撮影台1の起倒角度に応じて回動するので、透
視撮影台1がどのような位置に起倒しても常にI・I10
の検出面に対して照射野が傾くようなことがなくなる。
この結果、検査者は照射野の再設定の必要がなく、また
被検者は不必要にX線を浴びるようなこともなくなる。
なお、上記実施例ではモータ11によりX線管8を歯車
14,15を介して回動する場合について述べたが、第4図
に示すように絞り装置9をモータ11により歯車18,19を
介して回動可能な構成とし、この絞り装置9を透視撮影
台1の起倒角度に応じて回動させるようにしても前述同
様の効果を得ることができる。また、上記実施例では正
面方向撮影系および側面方向撮影系のX線検出手段とし
てI・Iを用いる場合について述べたが、フィルム等を
用いたものであって良いことは勿論のことである。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、透視撮影台がどの
ような位置に起倒してもその起倒角度に応じて側面方向
系のX線源の照射野をその照射軸を中心に回動させ、常
に照射野がX線検出部の検出面に対して傾きが生じない
ようにしたので、検査者に対してはX線源の照射野再設
定という負担の軽減を図ると共に被検者に対しては不必
要な被爆量の軽減を図ることができるX線透視撮影装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるX線透視撮影装置の一実施例を示
す側面図、第2図は第1図の側面方向撮影系のX線管部
分の拡大図、第3図は同実施例のブロック回路図、第4
図は本発明の他の実施例における側面方向撮影系のX線
管部分の構成図である。 1……透視撮影台、2……架台、3……正面系の支持
柱、4,8……X線管、5,9……絞り装置、7……側面系の
支持柱、6,10……I・I,11……モータ、12……ロータリ
ーエンコーダ、13……回転軸、14,15,18,19……歯車、1
7……回動制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 勇幸 神奈川県綾瀬市小園字上原1027―1 東 芝メディカル製造株式会社内 (72)発明者 島田 武 神奈川県綾瀬市小園字上原1027―1 東 芝メディカル製造株式会社内 (72)発明者 操 心一 神奈川県綾瀬市小園字上原1027―1 東 芝メディカル製造株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−148238(JP,A) 実開 昭61−80004(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検者を載置する起倒可能な透視撮影台に
    支持された正面系支持柱の先端部にX線源を取付けると
    共にこのX線源に対応する前記透視撮影台の下部にX線
    検出部を設けて正面方向撮影系を構成し、また前記透視
    撮影台の側面方向にこの透視撮影台と機械的に独立した
    状態で設けられた側面系支持柱の先端部にX線源を取付
    けると共にこのX線源に対応する前記透視撮影台側にX
    線検出部を設けて側面方向撮影系を構成し、被検者に対
    して両方向撮影系からX線透視撮影を行なうX線透視撮
    影装置において、前記透視撮影台の起倒角度を検出する
    起倒角度検出手段と、前記側面方向撮影系のX線源の照
    射野をその照射軸を中心に回動させる回動駆動手段と、
    前記起倒角度検出手段により検出された前記透視撮影台
    の起倒角度に応じて前記回動駆動手段を前記X線検出部
    に対して傾きのないように連動制御する制御手段とを具
    備したことを特徴とするX線透視撮影装置。
JP62307017A 1987-12-04 1987-12-04 X線透視撮影装置 Expired - Lifetime JP2577411B2 (ja)

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JPH01148239A JPH01148239A (ja) 1989-06-09
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