JP3149268B2 - 平面断層撮影機能付き曲面断層x線撮影装置 - Google Patents

平面断層撮影機能付き曲面断層x線撮影装置

Info

Publication number
JP3149268B2
JP3149268B2 JP13988892A JP13988892A JP3149268B2 JP 3149268 B2 JP3149268 B2 JP 3149268B2 JP 13988892 A JP13988892 A JP 13988892A JP 13988892 A JP13988892 A JP 13988892A JP 3149268 B2 JP3149268 B2 JP 3149268B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
plane
tomographic
tomography
detection surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13988892A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06181A (ja
Inventor
克三 中野
恵介 森
英一 新井
健司 楠
隆弘 吉村
正則 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
J Morita Manufaturing Corp
Original Assignee
J Morita Manufaturing Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by J Morita Manufaturing Corp filed Critical J Morita Manufaturing Corp
Priority to JP13988892A priority Critical patent/JP3149268B2/ja
Priority to DE4312640A priority patent/DE4312640C2/de
Priority to US08/054,399 priority patent/US5355398A/en
Priority to FI931947A priority patent/FI931947A/fi
Publication of JPH06181A publication Critical patent/JPH06181A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3149268B2 publication Critical patent/JP3149268B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Devices for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/03Computerised tomographs
    • A61B6/032Transmission computed tomography [CT]
    • A61B6/51

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は歯科や耳鼻科等の診療
に用いられる人体頭部あるいは人体顎顔面用のX線断層
撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】歯科診療の分野において歯科用パノラマ
X線撮影装置と一般に呼ばれている曲面断層X線撮影装
置は周知であり、小規模な一般の歯科医院にも普及して
いる。この装置としては、X線源とX線フィルムとを旋
回アームの両端に対向配置して患者頭部を挟んで旋回さ
せるものが一般的であるが、旋回アームは必ずしも細長
い棒状である必要はなく、例えば米国特許第48478
81号のようにリング状のものも知られている。
【0003】また、近年、診療には上記のような曲面の
断層写真の外に、顎関節や歯のインプラントなど、狭い
断層幅で特定の部位を選択的に撮影した平面断層写真が
必要になってきている。従来の一般医科用として使用さ
れている平面断層撮影装置は大形で大きな据付面積を必
要とし、また単機能の装置でありながら高価であるた
め、病院などの比較的大規模な施設を除いて一般の歯科
医院などにはあまり普及していない。
【0004】上述した従来の平面断層撮影装置として
は、旋回アームに支持されたX線源とフィルムとが回転
中心部を支点として対称的に円弧運動する方式(Tomogra
phy)、平行に直線運動する方式(Planigraphy)、曲線軌
道運動する多軌道方式等が知られているが、これらは主
に腹部等を撮影するための撮影面積が比較的広いもので
あり、いずれも旋回アームを固定された1点の周りで旋
回させるものである。このため、得られるX線像の拡大
率を変化させることが困難であり、またアームの旋回範
囲を確保する必要があって設置スペースが大きくなると
いう問題点があった。
【0005】このため、最近歯科や耳鼻咽喉科あるいは
口腔外科領域を診療する目的で種々の撮影機能を有する
X線撮影装置が提案されている。
【0006】例えば、特開昭58−165825号公報
には平面断層撮影と曲面断層撮影の両方が可能な装置が
開示されている。しかしながら、この装置にはX線発生
器の回転角度を制御する手段がなく、またフィルム移送
機構の作動を止め、旋回アームを旋回させてから、フィ
ルムを静止状態に保持して像領域全体を一時に露出する
ことにより平面断層撮影を行うものであるため、撮影さ
れた像に歪が生じやすく、また平面断層撮影に際して拡
大率を変更することができない。
【0007】また、前出の米国特許第4847881号
公報によって開示される装置は、歯列弓の曲面断層撮影
と顎関節部のスライストモグラム像が得られる。しかし
ながら、スライストモグラムは平面断層撮影ではなく断
層幅の狭い曲面断層撮影であり、また機構的にも平面断
層を撮影する機構を持たないため、平面断層撮影は行え
ない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこれらの点
に着目し、歪がなく鮮明な平面断層撮影が可能であると
共に拡大率を変化できる機能を備えた装置を小規模な医
院にも容易に導入できるようにし、またどのような方向
の断層面に対しても簡単に平面断層撮影ができる装置を
得ることを課題としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】従来の曲面断層X線撮影
装置の基本的な構成は、X線発生器とX線フィルムカセ
ットなどのX線検出面とを患者の頭部を挾んで対向配置
し、一定の相対関係を保ちながら患者の周囲を旋回させ
ると共に、この旋回に連動させてX線発生器からのX線
の照射方向に対して直交する方向にX線検出面を移動さ
せることによって、例えば歯列弓のような曲面状の断層
面のパノラマX線像を得るようになっている。この発明
では、このような装置において、撮影対象として選定さ
れた平面断層面に平行にX線検出面を配置すると共に、
X線発生器とX線検出面とを同期させて相対的に互いに
逆方向に、且つ上記平面断層面と平行な方向に移動させ
る直線移動手段と、この移動に連動して常に照射X線が
上記平面断層面内の同一の特定領域を通過してX線検出
面に入射するようにX線の照射方向を制御するX線照射
方向制御手段、とを備えている。
【0010】また、X線発生器とX線検出面とを平面断
層面を挾んで対向するように支持する支持体を設け、直
線移動手段によってX線発生器とX線検出面とをそれぞ
れ支持体に対して直線移動させ、且つX線照射方向制御
手段によってX線発生器をX線検出面に向けて回動させ
るように構成している。
【0011】また、上記の構成において、直線移動手段
によって支持体を平面断層面に対して平行な方向に直線
移動させるようにしてもよく、この場合にはX線発生器
とX線検出面の両方または一方を支持体に対して直線移
動させる構成、X線発生器を支持体と共に移動させ、X
線検出面のみを支持体に対して直線移動させる構成、あ
るいはX線検出面を支持体と共に移動させ、X線発生器
のみを支持体に対して直線移動させる構成が可能であ
る。
【0012】従来の曲面断層X線撮影装置においては、
旋回アームを設けてその一端にX線発生器を、他端にX
線検出面をそれぞれ支持する構成が一般的であるから、
この旋回アームを上記の支持体として利用することがで
きる。この場合、旋回アームの旋回中心を制御するため
に2次元位置制御機構が一般に備えられるので、旋回ア
ーム移動用の直線移動手段としてはこの2次元位置制御
機構がそのまま利用でき、2次元位置制御機構を回転さ
せる回転手段を設けることが望ましい。なお、2次元位
置制御機構を旋回アームの直線移動用に利用できないよ
うな構成の場合には、2次元位置制御機構を直線移動さ
せる手段を設けることが望ましい。
【0013】また、X線発生器から出射されるX線束の
照射形状を撮影様式に応じて変更する照射野形状変更手
段をX線発生器側に、またX線検出面に入射されるX線
束の受光形状を撮影様式に応じて変更する受光形状変更
手段をX線検出面側に、それぞれ備えることが望まし
い。この場合、受光形状変更手段をX線検出面の移動に
同期して自動的に移動させる移動手段を設けることがで
きる。
【0014】また、X線検出面としてはX線フィルムカ
セット若しくはX線ラジオグラフィー用感光体が利用で
き、またX線CCD、X線光電変換装置若しくはX線蛍
光増倍管も利用できる。後者の場合にはこれらを機械的
に移動させず、電気的に画像処理して検出領域を移動さ
せるようにしてもよい。
【0015】
【作用】歯科用パノラマX線撮影装置と呼ばれて一般に
普及している曲面断層X線撮影装置に、平面断層面を挟
んでこの平面断層面に平行にX線発生器とX線検出面と
を同期して移動させる移動手段と、この移動に連動して
常に照射X線を平面断層面内の同一の特定領域を通過し
てX線検出面に入射させるX線照射方向制御手段、とを
付加することにより、それほど大形化せず、比較的低価
格であると共に撮像に歪が少なく、しかも必要に応じて
拡大率を容易に変化できる平面断層撮影機能を備えた曲
面断層X線撮影装置が実現される。
【0016】特に、X線発生器とX線検出面とを旋回ア
ームの両端に対向配置させたものでは、この旋回アーム
を平面断層に対して平行な方向に移動させればよく、ま
た旋回アームの平行移動用として公知の歯科用パノラマ
X線撮影装置における旋回アーム移動用の2次元位置制
御機構を利用することによって平面断層撮影のための構
造が簡略化される。また、2次元位置制御機構を回転さ
せる回転手段を設けることにより、どのような方向の平
面断層面に対しても容易に撮影が行えるので、患者頭部
のセッティングが容易となる。
【0017】また、照射野形状変更手段や受光形状変更
手段を設けることにより撮影様式に応じたX線束の断面
形状を得ることができる。
【0018】
【実施例】以下、図示の一実施例について説明する。
【0019】図1及び図2は実施例の装置の概略図であ
り、1は旋回アーム、2は旋回アーム1の一端に支持さ
れたX線源、3は旋回アーム1の他端に支持されたX線
フィルムカセット、4は旋回アーム1の旋回軸、5は旋
回軸4を支持するX−Yテーブル、6はX−Yテーブル
5を支持する回転台、7は回転台6を支持する基台、8
は被写体となる患者の頭部である。
【0020】旋回アーム1は旋回用モータ1aにより水
平面内を旋回し、X−Yテーブル5のX軸移動用モータ
5aとY軸移動用モータ5bの作動に応じて旋回軸4の
位置が制御されるようになっており、回転台6は回転用
モータ6aが作動すると基台7に対して回転し、X−Y
テーブル5を回転させる。
【0021】X線源2には、X線の照射野形状を変更す
るための照射野形状切替板2aとこの切替板2aを操作
する照射野形状切替用モータ2b、及びX線源2をウォ
ームギヤを介して水平面内で回動させる方向制御用モー
タ2cが設けられ、またX線フィルムカセット3には、
カセット移動用モータ3aとX線の受光形状を変更する
ための受光形状切替板3b及びこの切替板3bを駆動す
る受光形状切替板用モータ3cが設けられている。照射
野形状切替板2aは例えば特公平3−73306号公報
に開示されているように1枚のスリット板を移動させ、
または例えば実開平2−39705号公報に開示されて
いるように2枚のスリット板を移動させて組み合わせる
ことにより開口部の形状を変更するように構成される。
また受光形状切替板3bもこれと同様に構成される。
【0022】実施例の装置の全体の基本構成は上述の通
りであり、平面断層撮影を可能とするために従来のパノ
ラマX線撮影装置には設けられていない回転台6や、方
向制御用モータ2cによりX線源2を水平面内で回動さ
せる構造、及びフィルムカセット3のX線の受光形状を
変更する受光形状切替板3b、受光形状切替板用モータ
3c等が設けられているが、その他は従来のパノラマX
線撮影装置等で知られている構造と基本的には変わらな
い。
【0023】この装置により全顎の曲面断層撮影を行う
場合には、X線源2から出射されるX線束が縦長の狭ビ
ームとなるように照射野形状切替板2aがモータ2bに
よりセッティングされ、図3のように旋回アーム1が患
者の歯列弓8aの周りを旋回する。これと同時に旋回軸
4の位置が全顎の曲面断層に応じて移動し、且つフィル
ムカセット3が旋回アーム1の旋回速度に同期しながら
アーム1の長軸に垂直な方向に移動して、一般的に知ら
れる歯列弓8aを含む全顎のパノラマX線像が得られる
のである。
【0024】図4はこの装置で平面断層撮影を行う場合
の説明図であり、便宜上、患者の左右方向をX軸、前後
方向をY軸とし、説明を簡単にするために次のように設
定して動作させるものとする。Lは撮影対象として選定
された平面断層面であり、この例ではY軸に平行になっ
ている。
【0025】まず、旋回アーム1の長軸方向がX軸に平
行で、且つ中心線が基準線RからY方向に−Dだけずれ
た位置となるように旋回アーム1をセッティングする。
照射野形状切替板2aはX線の照射野が歯列の曲面断層
撮影の際より幅広の方形となるように切り替えられ、X
線束の中心が平面断層面Lの中心Cを通るように方向制
御用モータ2cによってX線源2の方向が設定される。
また、フィルムカセット3は上記X線束の移動に追随し
て常に同じフィルム位置でX線束を受けるように移動用
モータ3aによって図の実線の位置にセットされ、受光
形状切替板3bは平面断層面Lの形状と大きさに応じて
X線が入射されるべき部分が開口しているようにその形
状がモータ3cにより自動的に切り替えられる。
【0026】平面断層撮影は、この状態からX線源2と
フィルムカセット3とを両端に対向状態で保持する旋回
アーム1を図1に示すX−Yテーブル5によりY軸方向
すなわち平面断層面Lと平行に定速で移動させ、この旋
回アーム1のY軸方向への移動に連動して旋回アーム1
に対してX線源2が回転し、且つフィルムカセット3を
旋回アーム1の移動に連動して定速移動するように制御
することによって行う。この際、フィルムカセット3は
X線源2から照射されるX線束の中心が常に平面断層面
Lの中心Cを通るように移動制御され、受光形状切替板
3bの開口部はモータ3cによりフィルムカセット3と
共に一体的に旋回アーム1に対して移動する。
【0027】この時の旋回アーム1に保持されたX線源
2のY軸方向の移動速度をVa、平面断層面LからX線
源2のX線発生部までのX軸方向の距離をSOD、平面
断層面Lからフィルムカセット3のフィルム面までのX
軸方向の距離をOFD、フィルムカセット3の移動速度
をVf、X線源2からのX線束の中心のX軸に対する回
転角度をα、経過時間をtとすると、
【0028】tanα=(−D+Va×t)/SOD
【0029】Vf=−Va×OFD/SOD
【0030】が成り立つように、X線源2とフィルムカ
セット3とを両端に対向状態で保持する旋回アーム1を
図1に示すX−Yテーブル5によりY軸方向すなわち平
面断層面Lと平行に移動させ、この旋回アーム1の移動
に連動して旋回アーム1に対してX線源2を回転させ、
且つフィルムカセット3を旋回アーム1に対して移動さ
せるように制御するのである。
【0031】これにより、平面断層面LのX線像L´は
図4の左端に例示したように常にフィルムカセット3の
同一フィルム位置に入射するのに対して、X線束の経路
中に存在する平面断層面L以外の部分のX線像はフィル
ム面を移動するためにすべてぼけた像となり、平面断層
面LのX線像L´が撮影されるのである。ここで、フィ
ルムカセット3の移動速度の符号が負になっているの
は、旋回アーム1の移動とは逆の方向に移動することを
意味している。
【0032】上記の撮影において、従来の平面断層撮影
との大きな差異は旋回アーム1を旋回させない点にあ
る。得られるX線像の拡大率は距離SODとOFDの比
によって決定されるので、従来の装置では拡大率を変え
るために旋回アームの旋回中心を移動させなければなら
ず、制御が面倒で構造も複雑になるため拡大率を容易に
は変更できないのである。これに対して実施例では旋回
アーム1が旋回しないので、距離の比に応じてX線源2
の回動速度とフィルムカセット3の移動速度を旋回アー
ム1の移動速度に対して一定の関係を保って変化できる
ようにしておくことにより、拡大率を容易に且つ連続的
に変更できるのである。
【0033】また、旋回アーム1が旋回しないので、ア
ームを旋回させる従来方式と比べて動作時のスペースが
小さくなり、また旋回アーム1に対するX線源2の回動
角度の制御が容易となる。更にフィルムカセット3をア
ーム1の長軸に対して直角に配置して直角に移動させれ
ばよく、移動も直線の定速運動でよいので、平面断層面
Lとの位置関係の設定が容易となり、比較的簡単な機構
により高い精度で制御することが容易となる。
【0034】図4は患者前歯部の横断面を平面断層面L
とした例であって、平面断層面LをY軸に平行に位置付
けすることは容易であり、また旋回アーム1のY軸方向
への移動もX−Yテーブル5のY軸移動用モータ5bの
みを使用すればよかった。これに対して、平面断層面L
が例えば臼歯部のように患者頭部8の向きに対して傾斜
している場合は、患者を適正な方向に向けたり位置を移
動させたりしないで、モータ6aを作動させて回転台6
を回転させ、図5に示すようにX−Yテーブル5のY軸
が平面断層面Lに平行となる状態にセッティングした
後、上述と同様に撮影を行うのである。このように、回
転台6を設けてX−Yテーブル5自体を回転させること
により、傾斜した平面断層面Lに対する対応が容易とな
り、また患者を動かす場合と比べてセッティングが容易
となる。
【0035】なお、X−Yテーブル5を回転させないで
も、図6に示すように旋回アーム1を所定の角度にセッ
ティングした後、X−Yテーブル5によるX軸方向の移
動とY軸方向の移動を合成して旋回アーム1を平面断層
面Lに対して平行な方向に移動させることも可能であ
る。この場合にはX−Yテーブル5の制御が若干複雑に
なるという問題があるが、回転台6が不要で旋回アーム
1の吊り機構を簡素化することができる。
【0036】以上は水平面内の動きだけについて説明し
ているが、実際には撮影する部位に応じてX線束と患者
頭部8とを上下方向に相対的に移動させる必要がある。
このための調整手段は図示していないが、撮影機構全体
を上下に移動させる手段や患者とその保持機構を上下に
移動させる手段が適宜設けられている。
【0037】図7は実施例の装置の駆動回路を例示した
ものであり、11はCPUを備えた制御部、12は操作
指令入力回路、13はX線発生回路、21〜28は各種
モータの駆動回路、33〜38は各部の位置や角度のセ
ンサである。術者が操作指令入力回路12を操作して撮
影様式を指示する指令を入力すると、制御部11から曲
面断層撮影と平面断層撮影のいずれかの様式に応じて所
定の信号が各駆動回路に出力される。これにより各モー
タが駆動され、その結果が各センサで検出されて制御部
11にフィードバックされるように構成されている。
【0038】実施例のフィルムカセット3は通常のX線
フィルムを内蔵した平板状のものであるが、X線検出面
としてはこれ以外に平板状ラジオグラフィー用感光体の
使用も可能であり、更にフィルムなどの感光体ではな
く、X線CCDやX線光電変換装置あるいはX線蛍光増
倍管などによる電気的な検出装置を使用することもでき
る。なお、X線検出面がこのような電気的な装置の場合
には、X線検出面を機械的に移動させるのではなく、電
気的な画像処理、例えば特公平2−29329号に開示
されているような処理によって機械的な移動と同等な効
果を得るようにすることができる。
【0039】図8はフィルムカセット3とその移動機構
等の作動状態を示したもので、(a)は曲面断層撮影(パノ
ラマ撮影)時の作動状態、(b)は平面断層撮影時の作動状
態をそれぞれ示している。
【0040】(a)の曲面断層撮影時には、旋回アーム1
に対して受光形状切替板3bは固定で、フィルムカセッ
ト3が旋回アーム1の旋回に連動して移動用モータ3a
により移動する。この際、受光形状切替板3bはモータ
3cにより縦に細長いスリット状の曲面断層撮影用開口
3dの部分のみが開き、平面断層撮影用開口3eは閉じ
られる。一方、(b)の平面断層撮影時には、旋回アーム
1の旋回に連動して受光形状切替板3bとフィルムカセ
ット3とが一体的にそれぞれモータ3c及びモータ3a
により移動する。この際、受光形状切替板3bの曲面断
層撮影用開口3dは閉じられ、平面断層撮影用開口3e
のみが開いている。
【0041】なお、図8において受光形状切替板用モー
タ3cとカセット移動用モータ3aに別々のモータが用
いられているが、これは1個のモータを用いて制御する
ようにしてもよい。また、実施例では受光形状切替板3
bを1個の切替板用モータ3cで操作しているが、形状
切り替えと移動を別々のモータによって行うようにした
り、形状切り替えを手動や図外の機構で行うようにする
こともできる。
【0042】また図1の実施例では、X線照射方向制御
手段として方向制御用モータ2cを設けてX線発生器2
を旋回アーム1に対して回動させているが、これに限ら
ずX線発生器2を旋回アーム1に対して固定させ、照射
野形状切替板2aのみを直線移動手段による動きに同期
するように図外のモータなどにより連動して移動させて
もよい。
【0043】以上の実施例は、平面断層撮影に当り、旋
回アーム1がX線源2とフィルムカセット3とを両端に
対向状態で保持し、旋回アーム1を平面断層面に対して
平行に直線移動させると共に、旋回アーム1に対してX
線源2を回転させ、且つフィルムカセット3を旋回アー
ム1に対して移動させるようにしているが、これ以外の
構成も可能であり、次の表1にこれらの組み合わせを示
す。
【0044】すなわち、タイプAは支持体を平面断層面
に対して移動させず、X線発生器とX線検出面の両方を
それぞれ移動させるものであり、タイプBは支持体を平
面断層面に対して平行に直線移動させ、更に少なくとも
X線発生器とX線検出面のいずれか一方を移動させるも
のである。このタイプBは、タイプCのように支持体に
対してX線発生器は移動させず、X線検出面のみを移動
させる方式や、タイプDのように支持体に対してX線発
生器のみを移動させて、X線検出面は移動させない方式
とすることができ、上述した実施例はこのタイプCに対
応している。なお、これらのタイプA〜Dは請求項2〜
5にそれぞれ対応するものである。
【0045】〔 表 1 〕
【0046】次に、これら4種類の実施例を図9〜図1
2により説明する。なお、いずれの図も旋回アーム1が
支持体となっているが、平面断層撮影に際しては旋回ア
ーム1を旋回させる必要はない。
【0047】図9はタイプAに対応するものである。図
において、15aは旋回アーム1に設けられている移動
用モータであり、出力軸15bがX線源2を支持してい
る移動板15cに螺合している。15dは旋回アーム1
に設けられたレール、15eは移動板15cに設けられ
たローラであり、15はこれらによって構成されるX線
源2用の直線移動手段である。移動用モータ15aが作
動すると出力軸15bが回転し、移動板15cがレール
15dに沿って移動する。またこの移動に同期してフィ
ルムカセット3用の直線移動機構である移動用モータ3
aが作動してフィルムカセット3が移動し、更にこれに
連動してモータ2cが作動してX線源2が回動し、X線
束の中心が常に平面断層面Lの中心Cを通るように制御
されるのである。
【0048】図10はタイプBに対応するものである。
この実施例は旋回アーム1を移動させているので、図9
におけるX線源2の移動機構と同様な機構が設けられ
る。すなわち、16は旋回アーム11用の直線移動機構
であって、16aは固定部材17に設けられた移動用モ
ータ、16bはその出力軸、16cは旋回アーム1を支
持している移動部材、16dは固定部材17に設けられ
たレール、16eは移動部材16cに設けられたローラ
であり、移動用モータ16aが作動すると移動部材16
cがレール16dに沿って移動する。
【0049】また、この図はX線源2とフィルムカセッ
ト3の両方を移動させる例を示しており、X線源2を移
動及び回動させる機構は図9のものと同様なものが設け
られている。なお、ここでは支持体である旋回アーム1
を移動させているので、旋回アーム1に対するX線源2
の移動距離は小さく、旋回アーム1の移動方向と逆方向
へのフィルムカセット3の移動距離は大きくしてある。
【0050】図11はタイプCに対応するものであり、
X線源2には回動機構のみ設けてある。従って、フィル
ムカセット3の移動距離は図10の場合よりも大きくな
っている。
【0051】図12はタイプDに対応するものであり、
旋回アーム1にフィルムカセット3を固定し、X線源2
を旋回アーム1に対し移動及び回動させる機構が設けら
れているが、X線源2の移動距離は図10の場合よりも
大きくなっている。
【0052】なお、図9〜図12は表1の基本構成を示
すことを目的としており、移動用モータ16a、移動部
材16c及び固定部材17はそれぞれ図1及び図2にお
ける移動用モータ5aあるいは5b、X−Yテーブル5
及び基台7に相当するものであるが、図が複雑になるこ
とを避けるために簡略化して示してある。また、旋回ア
ーム1やX線源2の直線移動手段であるX−Yテーブル
5や移動機構15及び16をモータ、ねじ軸、ローラ及
びレール等により構成しているが、ねじ軸方式の代わり
にモータでワイヤを駆動するものやモータとピニオン、
ラックとの組み合わせ等、公知の直線移動機構を適宜採
用できる。
【0053】図13〜図19は、表1のタイプCに包含
される実施例であって、曲面断層撮影時において旋回ア
ーム1の旋回中心の位置を制御する2次元位置制御機構
18としてX−Yテーブル以外の他の機構を採用した例
である。図13は直交十字溝機構を、図14は遊星歯車
機構を、図15は三円複合機構をそれぞれ2次元位置制
御機構18として用いたもの、図16〜図19もそれぞ
れ2次元位置制御機構18を用いたものであり、これら
の曲面断層撮影装置における2次元位置制御機構18は
公知であるので詳細な説明は省略するが、各装置にはい
ずれもこの発明により平面断層撮影を行うための機構が
付加されている。
【0054】すなわち、図17以外のものでは、平面断
層撮影を行えるように移動用モータ16a、ねじ軸16
b等で構成されるねじ軸方式の直線移動手段16が付加
されており、これにより旋回アーム1を平面断層面に平
行に移動することができるようになっている。また図1
7のものでは、摩擦車方式の直線移動手段16が付加さ
れており、移動用モータ16aによりX線検出面3を上
下に直線移動するようになっている。
【0055】なお、図示は省略してあるが、これらの実
施例においても図1に準じて回転台6とこれを回転駆動
するモータ6aを設け、2次元位置制御機構18とこれ
に取り付けられた支持体を基台7に対して回転させるこ
とができ、照射野形状切替板2aと切替用モータ2bも
適宜設けることができる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、曲面断層X線撮影装置において撮影対象として選
定された平面断層面と平行にX線検出面を配置すると共
に、人体頭部を挾んでこの平面断層面と平行な方向にX
線発生器とX線検出面とを相対的に互いに逆方向に直線
移動させ、且つこの移動に連動して常に照射X線が上記
平面断層面内の同一の特定領域を通過してX線検出面に
入射するようにX線の照射方向を制御する機構を設ける
ことにより、平面断層撮影を行えるようにしたものであ
る。
【0057】従って、平面断層撮影を行うに当たって支
持体を旋回させることなく撮影することができるため、
X線撮像の歪がほとんど生じない。また、X線発生器と
X線検出面との相対的な移動の速度比を変えることによ
って任意の位置の平面断層面の撮影が行えるため、その
位置に患者頭部をセッティングすることにより撮像の拡
大率を任意に変更することができる。また、平面断層面
に対してX線検出面を平行に維持することが容易であ
り、患者に対する撮影装置の位置付けも容易となる。更
に装置が旋回アームを備えている場合、旋回アームを支
持体として利用することにより平面断層撮影機能の付加
に必要な部材が少なくなる利点があり、平面断層撮影機
能を備えた曲面断層X線撮影装置を比較的低コストで得
ることができる。
【0058】更に、回転台により支持体及び2次元位置
制御機構を基台に対して回転自在としたものでは、患者
を動かすことなく支持体を回転させることによって速や
かに任意の方向の平面断層面に対する位置付けができて
便利である。
【0059】また、照射野形状変更手段や受光形状変更
手段を設けることにより、特に平面断層撮影時において
1枚のフィルムにそれぞれ異なる複数の平面断層面を撮
影することができ、X線被曝線量を低減できると共にX
線フィルムを有効に使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の装置の一部を図2のA−
A線による断面で示した概略側面図である。
【図2】同実施例の装置の概略平面図である。
【図3】実施例の装置により曲面断層撮影を行う場合の
説明図である。
【図4】実施例の装置により平面断層撮影を行う場合の
説明図である。
【図5】実施例の装置により他の平面断層撮影を行う場
合の説明図である。
【図6】実施例の装置により更に他の平面断層撮影を行
う場合の説明図である。
【図7】実施例の装置の駆動回路を例示したブロック図
である。
【図8】実施例の装置におけるフィルムカセットの作動
状態の説明図である。
【図9】他の実施例の全体の構成を示す概略平面図であ
る。
【図10】他の実施例の全体の構成を示す概略平面図で
ある。
【図11】他の実施例の全体の構成を示す概略平面図で
ある。
【図12】他の実施例の全体の構成を示す概略平面図で
ある。
【図13】他の実施例の2次元位置制御機構の構成を示
す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に
よる断面図である。
【図14】他の実施例の2次元位置制御機構の構成を示
す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に
よる断面図である。
【図15】他の実施例の2次元位置制御機構の構成を示
す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に
よる断面図である。
【図16】他の実施例の2次元位置制御機構の構成を示
す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に
よる断面図である。
【図17】他の実施例の2次元位置制御機構の構成を示
す概略図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図18】他の実施例の2次元位置制御機構の構成を示
す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に
よる断面図である。
【図19】他の実施例の2次元位置制御機構の構成を示
す概略平面図である。
【符号の説明】
1 旋回アーム(支持体) 2 X線源(X線発生器) 2c 方向制御用モータ(X線照射方向制御手段) 3 X線フィルムカセット(X線検出面) 3a,5a,5b 移動用モータ(直線移動手段) 4 旋回軸 5 X−Yテーブル(2次元位置制御機構) 6 回転台(回転手段) 8 患者の頭部 11 制御部 13 X線発生回路 15,16 直線移動手段 18 2次元位置制御機構 L 平面断層面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楠 健司 京都市伏見区東浜南町680 株式会社モ リタ製作所内 (72)発明者 吉村 隆弘 京都市伏見区東浜南町680 株式会社モ リタ製作所内 (72)発明者 大塚 正則 京都市伏見区東浜南町680 株式会社モ リタ製作所内 (56)参考文献 特開 平3−82453(JP,A) 特開 平4−288152(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00 - 6/14

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体頭部(8)を挟んで対向配置されたX
    線発生器(2)とX線検出面(3)とを一定の相対関係を保
    ちながら頭部周囲を旋回させ、この旋回に連動させてX
    線発生器(2)からのX線照射方向に対してほぼ直交する
    方向にX線検出面(3)を移動させることにより、頭部顎
    顔面の曲面断層像を得るように構成された曲面断層X線
    撮影装置において、 撮影対象として選定された平面断層面(L)と平行にX線
    検出面(3)を配置すると共に、X線発生器(2)とX線検
    出面(3)とを同期させて相対的に互いに逆方向に、且つ
    上記平面断層面(L)と平行な方向に移動させる直線移動
    手段(3a,5a,5b,15,16)と、この移動に連
    動して常に照射X線が上記平面断層面(L)内の同一の特
    定領域を通過してX線検出面(3)に入射するようにX線
    の照射方向を制御するX線照射方向制御手段(2c)、と
    を備えたことを特徴とする平面断層撮影機能付き曲面断
    層X線撮影装置。
  2. 【請求項2】 X線発生器(2)とX線検出面(3)とを平
    面断層面(L)を挾んで対向するように支持する支持体
    (1)を設け、直線移動手段(3a,15)によってX線発
    生器(2)とX線検出面(3)とをそれぞれ支持体(1)に対
    して直線移動させ、且つX線照射方向制御手段(2c)に
    よってX線発生器(2)をX線検出面(3)に向けて回動さ
    せるように構成した請求項1記載の平面断層撮影機能付
    き曲面断層X線撮影装置。
  3. 【請求項3】 X線発生器(2)とX線検出面(3)とを平
    面断層面(L)を挾んで対向するように支持する支持体
    (1)を設け、直線移動手段(3a,15,16)によって
    支持体(1)を上記平面断層面(L)に対して平行な方向に
    直線移動させると共に少なくともX線発生器(2)とX線
    検出面(3)の一方を支持体(1)に対して直線移動させ、
    且つX線照射方向制御手段(2c)によってX線発生器
    (2)をX線検出面(3)に向けて回動させるように構成し
    た請求項1記載の平面断層撮影機能付き曲面断層X線撮
    影装置。
  4. 【請求項4】 X線発生器(2)を支持体(1)と共に移動
    させ、X線検出面(3)のみを支持体(1)に対して直線移
    動させるように構成した請求項3記載の平面断層撮影機
    能付き曲面断層X線撮影装置。
  5. 【請求項5】 X線検出面(3)を支持体(1)と共に移動
    させ、X線発生器(2)のみを支持体(1)に対して直線移
    動させるように構成した請求項3記載の平面断層撮影機
    能付き曲面断層X線撮影装置。
  6. 【請求項6】 支持体(1)が旋回アームである請求項2
    乃至5のいずれかに記載の平面断層撮影機能付き曲面断
    層X線撮影装置。
  7. 【請求項7】 旋回アーム(1)の旋回中心を制御するた
    めの2次元位置制御機構(5,18)により旋回アーム
    (1)を平面断層面(L)に対して平行な方向に移動させる
    ように構成した請求項6記載の平面断層撮影機能付き曲
    面断層X線撮影装置。
  8. 【請求項8】 2次元位置制御機構(5,18)を任意に
    回転させる回転手段(6)を設けた請求項7記載の平面断
    層撮影機能付き曲面断層X線撮影装置。
  9. 【請求項9】 X線発生器(2)から出射されるX線束の
    照射形状を撮影様式に応じて変更する照射野形状変更手
    段(2a,2b)をX線発生器(2)側に備えると共に、X
    線検出面(3)に入射されるX線束の受光形状を撮影様式
    に応じて変更する受光形状変更手段(3b,3c)をX線
    検出面(3)側に備えた請求項1乃至8のいずれかに記載
    の平面断層撮影機能付き曲面断層X線撮影装置。
  10. 【請求項10】 平面断層撮影時において、受光形状変
    更手段(3b,3c)をX線検出面(3)の移動に同期して
    自動的に移動させる移動手段(3a,3c)を設けた請求
    項9記載の平面断層撮影機能付き曲面断層X線撮影装
    置。
  11. 【請求項11】 X線検出面(3)が、X線フィルムカセ
    ット若しくはX線ラジオグラフィー用感光体である請求
    項1乃至5のいずれかに記載の平面断層撮影機能付き曲
    面断層X線撮影装置。
  12. 【請求項12】 X線検出面(3)が、X線CCD、X線
    光電変換装置若しくはX線蛍光増倍管であり、これらを
    電気的に画像処理することによって検出領域を移動させ
    るように構成した請求項1乃至5のいずれかに記載の平
    面断層撮影機能付き曲面断層X線撮影装置。
JP13988892A 1992-04-30 1992-04-30 平面断層撮影機能付き曲面断層x線撮影装置 Expired - Fee Related JP3149268B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13988892A JP3149268B2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 平面断層撮影機能付き曲面断層x線撮影装置
DE4312640A DE4312640C2 (de) 1992-04-30 1993-04-19 Rotationstomographie-Röntgenvorrichtung mit Planigraphiefunktion
US08/054,399 US5355398A (en) 1992-04-30 1993-04-27 Rotational tomographic X-ray apparatus with planigraph function
FI931947A FI931947A (fi) 1992-04-30 1993-04-29 Rotationstomografisk roentgenapparat med skiktavbildningsfunktion

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13988892A JP3149268B2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 平面断層撮影機能付き曲面断層x線撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06181A JPH06181A (ja) 1994-01-11
JP3149268B2 true JP3149268B2 (ja) 2001-03-26

Family

ID=15255937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13988892A Expired - Fee Related JP3149268B2 (ja) 1992-04-30 1992-04-30 平面断層撮影機能付き曲面断層x線撮影装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5355398A (ja)
JP (1) JP3149268B2 (ja)
DE (1) DE4312640C2 (ja)
FI (1) FI931947A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102458869B1 (ko) * 2020-09-16 2022-10-25 김명기 숟가락 공급장치

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3223017B2 (ja) * 1993-11-12 2001-10-29 株式会社モリタ製作所 平面断層x線撮影装置
US5642392A (en) * 1994-04-12 1997-06-24 J. Morita Manufacturing Corporation Medical radiographic apparatus and patient's head fixing device
DE4414689C2 (de) * 1994-04-26 1996-08-29 Siemens Ag Röntgendiagnostikeinrichtung
WO1996006561A1 (en) * 1994-08-30 1996-03-07 David Edmund Kingston West Self-contained apparatus for skeletal radiographic tomography
JP3319905B2 (ja) * 1995-03-24 2002-09-03 株式会社モリタ製作所 デジタルx線撮影装置
DE19533716A1 (de) * 1995-09-12 1997-03-13 Siemens Ag Röntgendiagnostikeinrichtung mit einer Positioniervorrichtung für einen Strahlensender und einen Strahlenempfänger
JP3628153B2 (ja) * 1997-09-30 2005-03-09 株式会社モリタ製作所 パノラマx線撮影装置
FI103177B (fi) * 1997-10-02 1999-05-14 Planmeca Oy Kallon alueen röntgenkuvauslaite
FI104943B (fi) 1998-06-26 2000-05-15 Planmeca Oy Menetelmä, laite ja niiden käyttö tomografiakuvantamisessa 2
FI114383B (fi) * 2000-02-18 2004-10-15 Instrumentarium Corp Menetelmä kefalokuvauksen suorittamiseksi
CA2454634A1 (en) 2001-07-25 2003-02-06 Giuseppe Rotondo Real-time digital x-ray imaging apparatus
DE10153979A1 (de) * 2001-11-06 2003-05-22 Sirona Dental Systems Gmbh Dentales Röntgengerät mit bewegbarer Trägerstruktur
JP3673791B2 (ja) 2002-05-22 2005-07-20 キヤノン株式会社 放射線撮影装置及び放射線撮影方法
EP1551302B1 (en) 2002-07-25 2012-02-08 Gendex Corporation Real-time digital x-ray imaging apparatus and method
US7310410B2 (en) * 2004-07-28 2007-12-18 General Electric Co. Single-leaf X-ray collimator
JP2006061501A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Morita Mfg Co Ltd X線撮影装置
US7469032B2 (en) * 2005-04-11 2008-12-23 Gendex Corporation Structural and patient positioning features of an x-ray system
KR101499267B1 (ko) 2007-01-24 2015-03-05 이미징 사이언시즈 인터내셔널 엘엘씨 치과 및 안면 촬상 장치
CN101965153B (zh) 2008-02-20 2014-08-06 图像科学国际有限公司 可调整扫描仪
WO2015026163A1 (ko) * 2013-08-20 2015-02-26 주식회사바텍 엑스선 영상 장치

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3673408A (en) * 1970-04-27 1972-06-27 Merton Moss Combination radiographic apparatus
JPS54113292A (en) * 1978-02-23 1979-09-04 Morita Mfg Dental panorama xxray camera for taking jaw joint standard
JPS5841925Y2 (ja) * 1980-06-20 1983-09-22 株式会社 モリタ製作所 頭部規格x線撮影を兼ねた全顎x線撮影装置
FI812954L (fi) * 1981-09-23 1983-03-24 Datex Palomex Instrumentarium Foerfarande och anordning foer aostadkommande av roentgenografiska skiktbilder
EP0229971B1 (de) * 1985-12-20 1990-11-07 Siemens Aktiengesellschaft Zahnärztliches Röntgendiagnostikgerät zur Erstellung von Panorama-Schichtaufnahmen vom Kiefer eines Patienten
US4920573A (en) * 1988-05-09 1990-04-24 Mpdi, Inc. Method for generating perpendicular synthesized cross-sectional images
JP2557502B2 (ja) * 1988-11-08 1996-11-27 株式会社モリタ製作所 医療用パノラマx線撮影装置
FI87135C (fi) * 1989-09-14 1992-12-10 Instrumentarium Oy Anordning foer aostadkommande av panorama-roentgenbildsprojektioner

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102458869B1 (ko) * 2020-09-16 2022-10-25 김명기 숟가락 공급장치

Also Published As

Publication number Publication date
FI931947A (fi) 1993-10-31
JPH06181A (ja) 1994-01-11
DE4312640A1 (de) 1993-11-04
DE4312640C2 (de) 1998-09-10
US5355398A (en) 1994-10-11
FI931947A0 (fi) 1993-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3149268B2 (ja) 平面断層撮影機能付き曲面断層x線撮影装置
JP5539729B2 (ja) X線ct撮影装置
JP3919048B2 (ja) 局所照射x線ct撮影装置
JP4015366B2 (ja) 局所照射x線ct撮影方法及び装置
JP5805688B2 (ja) 医療用x線撮影装置
JP2003290220A (ja) X線ct装置
JP3441455B2 (ja) X線ct装置
WO2003084407A1 (en) X-ray ct tomographic equipment
JPH10243944A (ja) 人間の身体部分のx線撮影セットアップ装置
WO2001078603A1 (fr) Dispositif de radiographie
JPH10328173A (ja) X線診断装置
JP3223017B2 (ja) 平面断層x線撮影装置
WO2006109806A1 (ja) X線イメージセンサおよびこれを用いたx線撮影装置
JPH09117442A (ja) X線診断装置
JP2002219127A (ja) パノラマx線ct撮影装置
JPH04312451A (ja) 断層撮影装置
JP4724760B2 (ja) X線撮影装置
JP4768695B2 (ja) X線ct撮影装置
JP2003175031A (ja) デジタルx線パノラマ撮影装置
KR101661055B1 (ko) 영상 촬영 방법 및 장치
JP2004208754A (ja) 歯科用x線撮影装置
JPH0998971A (ja) 医療用x線撮影装置
JP4672099B2 (ja) X線診断装置
JPH11318886A (ja) X線ct撮影をも行えるパノラマx線撮影装置
JP4756849B2 (ja) 頭頸部用コーンビームx線ct撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees