JPH09185140A - X線撮影装置 - Google Patents
X線撮影装置Info
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- JPH09185140A JPH09185140A JP7352708A JP35270895A JPH09185140A JP H09185140 A JPH09185140 A JP H09185140A JP 7352708 A JP7352708 A JP 7352708A JP 35270895 A JP35270895 A JP 35270895A JP H09185140 A JPH09185140 A JP H09185140A
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- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 2
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Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 X線源とX線撮像手段の相対位置を算出す
る。 【構成】 X線を発生させるX線管11の前部にはX線
管11で発生したX線の照射範囲を調節するコリメータ
12が設けられ、更にその前方にはX線像を可視光像に
変換するシンチレータ13、シンチレータ13から発せ
られた可視光像を検出して画像信号として出力する二次
元状に配置した多数の固体光検出素子から成るX線検出
器14が配置されている。X線撮像部15の入射X線面
にX線を遮断する複数個の目印を配置し、これらの目印
にX線を照射し、X線検出器14が検出した目印像の位
置から、X線検出器14に対するX線管11の相対位置
を算出する。
る。 【構成】 X線を発生させるX線管11の前部にはX線
管11で発生したX線の照射範囲を調節するコリメータ
12が設けられ、更にその前方にはX線像を可視光像に
変換するシンチレータ13、シンチレータ13から発せ
られた可視光像を検出して画像信号として出力する二次
元状に配置した多数の固体光検出素子から成るX線検出
器14が配置されている。X線撮像部15の入射X線面
にX線を遮断する複数個の目印を配置し、これらの目印
にX線を照射し、X線検出器14が検出した目印像の位
置から、X線検出器14に対するX線管11の相対位置
を算出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線撮像手段によ
るX線画像を用いる位置検出方法及びこの方法を用いた
X線撮影装置に関するものである。
るX線画像を用いる位置検出方法及びこの方法を用いた
X線撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線撮影装置はX線を発生させるX線源
と、X線を照射した被写体のX線画像を検出するX線撮
影部に大きく分けることができる。このX線撮影部には
フィルム又はX線検出器が含まれ、X線源がこれらの中
心軸上に位置しないとグリッドカットオフや照度むら等
の問題を生ずる。そのため、撮影前にX線源とX線撮影
部を正確に位置合わせする必要がある。スクリーンとフ
ィルムを用いる撮影装置では、この位置合わせを撮影、
現像、観察、位置調整を繰り返して行っている。
と、X線を照射した被写体のX線画像を検出するX線撮
影部に大きく分けることができる。このX線撮影部には
フィルム又はX線検出器が含まれ、X線源がこれらの中
心軸上に位置しないとグリッドカットオフや照度むら等
の問題を生ずる。そのため、撮影前にX線源とX線撮影
部を正確に位置合わせする必要がある。スクリーンとフ
ィルムを用いる撮影装置では、この位置合わせを撮影、
現像、観察、位置調整を繰り返して行っている。
【0003】このような煩雑な位置合わせを簡単に行う
装置及び方法として、本出願人が提案したX線撮影装置
及びその位置合わせ方法がある。これは、X線自動露出
制御装置のX線検出器を用いて、グリッドとX線源との
最適な位置合わせを自動的に行う方法である。
装置及び方法として、本出願人が提案したX線撮影装置
及びその位置合わせ方法がある。これは、X線自動露出
制御装置のX線検出器を用いて、グリッドとX線源との
最適な位置合わせを自動的に行う方法である。
【0004】また、本出願人が提案したX線源とX線撮
影部の位置関係算出方法及びX線撮影装置では、二次元
状に配された多数の固体光検出素子から成るX線検出器
のX線画像情報を利用して最適な位置合わせを自動的に
行っている。
影部の位置関係算出方法及びX線撮影装置では、二次元
状に配された多数の固体光検出素子から成るX線検出器
のX線画像情報を利用して最適な位置合わせを自動的に
行っている。
【0005】図7はこの装置の概略図を示し、X線制御
部1により制御されX線管2から発生したX線の照射範
囲をコリメータ3により調節し被写体Sに照射する。被
写体Sで散乱した散乱X線はグリッド4で除去され、グ
リッド4を透過したX線画像はX線検出器5で撮像され
る。グリッド4とX線検出器5は1つの暗箱内に納めら
れX線撮像部6とされている。X線検出器5で得られた
画像信号は信号処理手段7でデジタル画像信号に変換さ
れ、更に中央制御部8で変換されたデジタル画像信号を
処理解析し、X線管2とX線撮像部6の位置関係を求め
る。求められたX線源とX線撮像部6の位置関係は表示
手段9に表示され、予め設定した位置関係と異なる場合
に警告手段10により警告を発する。
部1により制御されX線管2から発生したX線の照射範
囲をコリメータ3により調節し被写体Sに照射する。被
写体Sで散乱した散乱X線はグリッド4で除去され、グ
リッド4を透過したX線画像はX線検出器5で撮像され
る。グリッド4とX線検出器5は1つの暗箱内に納めら
れX線撮像部6とされている。X線検出器5で得られた
画像信号は信号処理手段7でデジタル画像信号に変換さ
れ、更に中央制御部8で変換されたデジタル画像信号を
処理解析し、X線管2とX線撮像部6の位置関係を求め
る。求められたX線源とX線撮像部6の位置関係は表示
手段9に表示され、予め設定した位置関係と異なる場合
に警告手段10により警告を発する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この装置では、グリッ
ド4を透過した画像の或る範囲同士を比較して、X線源
とX線撮像部6の位置関係を求めているが、これらの撮
影装置で使用しているグリッド4は散乱X線を除去する
ために利用し、X線画像のコントラストと鮮鋭度を向上
するために役立っている。
ド4を透過した画像の或る範囲同士を比較して、X線源
とX線撮像部6の位置関係を求めているが、これらの撮
影装置で使用しているグリッド4は散乱X線を除去する
ために利用し、X線画像のコントラストと鮮鋭度を向上
するために役立っている。
【0007】一方、デジタル撮影装置では散乱X線除去
にグリッドを用いず、公知のグレーデル法を利用するも
のも考案されている。このとは、被写体とX線検出器間
の距離を20〜25cmとし、X線検出器に入射する散
乱X線の量を減少させる方法である。Urich Neitzel は
("Grids or air gaps for scatter reduction in digi
tal radiography:A model calculation" Medical Phys
ics,Vol.19,475-481)において、デジタル系の胸部撮影
装置では、X線源とX線検出器間の距離を200cm、
被写体とX線検出器間の距離を20cmにすると、十分
な性能が得られると報告している。
にグリッドを用いず、公知のグレーデル法を利用するも
のも考案されている。このとは、被写体とX線検出器間
の距離を20〜25cmとし、X線検出器に入射する散
乱X線の量を減少させる方法である。Urich Neitzel は
("Grids or air gaps for scatter reduction in digi
tal radiography:A model calculation" Medical Phys
ics,Vol.19,475-481)において、デジタル系の胸部撮影
装置では、X線源とX線検出器間の距離を200cm、
被写体とX線検出器間の距離を20cmにすると、十分
な性能が得られると報告している。
【0008】本発明の目的は、目印を用いてX線撮像手
段による検出結果からX線源とX線撮像手段との相対位
置関係を求める位置検出方法を提供することにある。
段による検出結果からX線源とX線撮像手段との相対位
置関係を求める位置検出方法を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、X線源とX線撮像手
段とを最適な位置に合わせ得るX線撮影装置を提供する
ことにある。
段とを最適な位置に合わせ得るX線撮影装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1発明に係る位置検出方法は、前記X線撮像手段の
X線入射側に配置した目印手段のX線像位置の前記X線
撮像手段による検出結果を基にX線源と前記X線撮像手
段との相対位置関係を検出することを特徴とする。
の第1発明に係る位置検出方法は、前記X線撮像手段の
X線入射側に配置した目印手段のX線像位置の前記X線
撮像手段による検出結果を基にX線源と前記X線撮像手
段との相対位置関係を検出することを特徴とする。
【0011】第2発明に係るX線撮影装置は、X線を被
写体に照射して被写体を透過したX線を検出し、被写体
のX線像を得るX線撮影装置において、X線源と、被写
体を透過したX線像の画像信号を得るX線撮像手段と、
前記画像信号を基に画像を生成する手段と、前記X線撮
像手段のX線入射側に配置した少なくとも1つの目印
と、X線を前記目印に照射し前記X線撮像手段が検出し
た前記目印のX線像の位置から、前記X線撮像手段に対
する前記X線源の相対位置を算出する算出手段とを有す
ることを特徴とする。
写体に照射して被写体を透過したX線を検出し、被写体
のX線像を得るX線撮影装置において、X線源と、被写
体を透過したX線像の画像信号を得るX線撮像手段と、
前記画像信号を基に画像を生成する手段と、前記X線撮
像手段のX線入射側に配置した少なくとも1つの目印
と、X線を前記目印に照射し前記X線撮像手段が検出し
た前記目印のX線像の位置から、前記X線撮像手段に対
する前記X線源の相対位置を算出する算出手段とを有す
ることを特徴とする。
【0012】第3発明に係るX線撮影装置は、X線を被
写体に照射し被写体を透過したX線を検出し、被写体の
X線像を得るX線撮影装置において、X線源と、被写体
を透過したX線像の画像信号を得るX線撮像手段と、前
記画像信号を基に画像を生成する手段と、前記X線撮像
手段のX線入射側に配置した少なくとも1つの目印と、
X線を前記目印に照射しX線検出器が検出した前記目印
のX線像の位置から、前記X線撮像手段に対する前記X
線源の相対位置を算出する算出手段と、前記X線撮像手
段に対する前記X線源の相対位置に基づいて、前記X線
源を駆動手段により移動させて前記X線源とX線撮像手
段の位置関係を所定の位置関係に設定する設定手段とを
有することを特徴とする。
写体に照射し被写体を透過したX線を検出し、被写体の
X線像を得るX線撮影装置において、X線源と、被写体
を透過したX線像の画像信号を得るX線撮像手段と、前
記画像信号を基に画像を生成する手段と、前記X線撮像
手段のX線入射側に配置した少なくとも1つの目印と、
X線を前記目印に照射しX線検出器が検出した前記目印
のX線像の位置から、前記X線撮像手段に対する前記X
線源の相対位置を算出する算出手段と、前記X線撮像手
段に対する前記X線源の相対位置に基づいて、前記X線
源を駆動手段により移動させて前記X線源とX線撮像手
段の位置関係を所定の位置関係に設定する設定手段とを
有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図6に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第1の実
施例のX線撮影装置であり、X線を発生させるX線管1
1の前部にはX線管11で発生したX線の照射範囲を調
節するコリメータ12が設けられ、更にその前方にはX
線像を可視光像に変換するGd2 O2 S、CsI等から
成るシンチレータ13、シンチレータ13から発せられ
た可視光像を検出して画像信号として出力する二次元状
に配置した多数の固体光検出素子から成るX線検出器1
4が配置され、X線検出器14とシンチレータ13は1
つの暗箱内に納められ、X線撮像部15とされている。
なお、X線検出器14は必ずしもシンチレータを用いる
構成に限るものではなく、CdTe等の半導体X線検出
器等から成るX線を直接電気信号に変換するものであっ
てもよい。そして、X線撮像部15の前に被写体Sが位
置する。
例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第1の実
施例のX線撮影装置であり、X線を発生させるX線管1
1の前部にはX線管11で発生したX線の照射範囲を調
節するコリメータ12が設けられ、更にその前方にはX
線像を可視光像に変換するGd2 O2 S、CsI等から
成るシンチレータ13、シンチレータ13から発せられ
た可視光像を検出して画像信号として出力する二次元状
に配置した多数の固体光検出素子から成るX線検出器1
4が配置され、X線検出器14とシンチレータ13は1
つの暗箱内に納められ、X線撮像部15とされている。
なお、X線検出器14は必ずしもシンチレータを用いる
構成に限るものではなく、CdTe等の半導体X線検出
器等から成るX線を直接電気信号に変換するものであっ
てもよい。そして、X線撮像部15の前に被写体Sが位
置する。
【0014】X線検出器14で得られた画像信号は、デ
ジタル画像信号に変換する信号処理手段16に接続さ
れ、信号処理手段16の出力は中央制御部17に接続さ
れている。中央制御部17には撮影条件を設定する撮影
条件設定手段18が接続され、更に中央制御部17には
表示手段19、X線管11を制御するX線制御手段20
が接続されている。
ジタル画像信号に変換する信号処理手段16に接続さ
れ、信号処理手段16の出力は中央制御部17に接続さ
れている。中央制御部17には撮影条件を設定する撮影
条件設定手段18が接続され、更に中央制御部17には
表示手段19、X線管11を制御するX線制御手段20
が接続されている。
【0015】通常の被写体SのX線撮影時には、撮影条
件設定手段18により設定された撮影条件が中央制御部
18に取り込まれ、X線制御手段20を介してX線管1
1からX線を発生させる。発生したX線はコリメータ1
2を経て被写体Sを照射する。そして、シンチレータ1
3は被写体SのX線像を可視化し、この可視光像をX線
検出器14で検出し信号処理手段16に送信する。信号
処理手段16で撮影画像をデジタル画像信号に変換し、
中央制御部18を介して表示手段19に表示する。
件設定手段18により設定された撮影条件が中央制御部
18に取り込まれ、X線制御手段20を介してX線管1
1からX線を発生させる。発生したX線はコリメータ1
2を経て被写体Sを照射する。そして、シンチレータ1
3は被写体SのX線像を可視化し、この可視光像をX線
検出器14で検出し信号処理手段16に送信する。信号
処理手段16で撮影画像をデジタル画像信号に変換し、
中央制御部18を介して表示手段19に表示する。
【0016】本実施例においては、この撮影に先立ち目
印を用いて、X線管11とX線撮像部15の位置関係を
調整する。即ち、図2に示すように、X線撮像部15の
入射X線面15aにX線を遮断する複数個の目印Mを配
置し、これらの目印MにX線を照射し、図3に示すよう
にX線検出器14が検出した目印像M’の位置から、X
線撮像部15に対するX線管11の相対位置を算出す
る。
印を用いて、X線管11とX線撮像部15の位置関係を
調整する。即ち、図2に示すように、X線撮像部15の
入射X線面15aにX線を遮断する複数個の目印Mを配
置し、これらの目印MにX線を照射し、図3に示すよう
にX線検出器14が検出した目印像M’の位置から、X
線撮像部15に対するX線管11の相対位置を算出す
る。
【0017】この目印Mは、例えば図4(a) 、(b) に示
すような複数本の線、又は図5(a)、(b) に示すような
1つ又は複数の円等の形態とされ、X線を通し難いアル
ミニウム又は鉛から成り、例えばX線撮像部15の入射
X線面15a、患者への胸当て部、フィルム上等に配置
されている。
すような複数本の線、又は図5(a)、(b) に示すような
1つ又は複数の円等の形態とされ、X線を通し難いアル
ミニウム又は鉛から成り、例えばX線撮像部15の入射
X線面15a、患者への胸当て部、フィルム上等に配置
されている。
【0018】図3において、目印Ma、Mbの座標をそれぞ
れ(Xa,Ya,Za)、(Xb,Yb,Zb)とし、X線検出器1
4が検出した目印Ma、MbのX線像Ma’、Mb’の座標をそ
れぞれ(Xa' , Ya' , Za')、(Xb' , Yb' , Zb')とする
と、MaとMa’を結ぶ直線AA’と、MbとMb’を結ぶ直線
BB’の式は、それぞれ(1) 式、(2) 式となる。 (X−Xa)/(Xa'-Xa)=(Y−Ya)/(Ya'-Ya) =(Z−Za)/(Za'-Za) …(1) (X−Xb)/(Xb'-Xb)=(Y−Yb)/(Yb'-Yb) =(Z−Zb)/(Zb'-Zb) …(2)
れ(Xa,Ya,Za)、(Xb,Yb,Zb)とし、X線検出器1
4が検出した目印Ma、MbのX線像Ma’、Mb’の座標をそ
れぞれ(Xa' , Ya' , Za')、(Xb' , Yb' , Zb')とする
と、MaとMa’を結ぶ直線AA’と、MbとMb’を結ぶ直線
BB’の式は、それぞれ(1) 式、(2) 式となる。 (X−Xa)/(Xa'-Xa)=(Y−Ya)/(Ya'-Ya) =(Z−Za)/(Za'-Za) …(1) (X−Xb)/(Xb'-Xb)=(Y−Yb)/(Yb'-Yb) =(Z−Zb)/(Zb'-Zb) …(2)
【0019】(1) 式、(2) 式の右辺をそれぞれs、tと
し、直線AA’と直線BB’の交点であるX線管11の
中心座標をO(Xo,Yo,Zo)とすると、次の(3) 〜(5)
式となる。 Xo=(Xa'-Xa)s+Xa=(Xb'-Xb)t+Xb …(3) Yo=(Ya'-Ya)s+Ya=(Yb'-Yb)t+Yb …(4) Zo=(Za'-Za)s+Za=(Zb'-Zb)t+Zb …(5)
し、直線AA’と直線BB’の交点であるX線管11の
中心座標をO(Xo,Yo,Zo)とすると、次の(3) 〜(5)
式となる。 Xo=(Xa'-Xa)s+Xa=(Xb'-Xb)t+Xb …(3) Yo=(Ya'-Ya)s+Ya=(Yb'-Yb)t+Yb …(4) Zo=(Za'-Za)s+Za=(Zb'-Zb)t+Zb …(5)
【0020】(3) 式、(4) 式において、s、tについて
解くと、次の(6) 式、(7) 式となる。 s={(Xb'-Xb)Ya−(Xb'-Xb)Yb−Xa(Yb'-Yb)+Ya(Yb'-Yb)} /−{(Xb'-Xb)(Ya'-Ya)+(Xa'-Xa)(Yb'-Yb)} …(6) t={-(Xa'-Xa)Ya+Xa(Ya'-Ya)−Xb(Ya'-Ya)+(Xa'-Xa)Yb} /{(Xb'-Xb)(Ya'-Ya)−(Xa'-Xa)(Yb'-Yb)} …(7)
解くと、次の(6) 式、(7) 式となる。 s={(Xb'-Xb)Ya−(Xb'-Xb)Yb−Xa(Yb'-Yb)+Ya(Yb'-Yb)} /−{(Xb'-Xb)(Ya'-Ya)+(Xa'-Xa)(Yb'-Yb)} …(6) t={-(Xa'-Xa)Ya+Xa(Ya'-Ya)−Xb(Ya'-Ya)+(Xa'-Xa)Yb} /{(Xb'-Xb)(Ya'-Ya)−(Xa'-Xa)(Yb'-Yb)} …(7)
【0021】(6) 式、(7) 式をそれぞれ(3) 式、(4)
式、(5) 式に代入して、以下のようにX線管11の中心
座標O(Xo, Yo, Zo) を算出することができる。 Xo={-(Xb'-Xb)(Ya'-Ya)Yb+(Xa'-Xa)Ya(Yb'-Yb) −Xa(Ya'-Ya)(Yb'-Yb)Xb(Ya'-Ya)(Yb'-Yb)} /{-(Xb'-Xb)(Ya'-Ya)+(Xa'-Xa)(Yb'-Yb)} …(8) Yo={(Xa'-Xa)(Xb'-Xb)Ya−Xa(Xb'-Xb)(Ya'-Ya) −(Xa'-Xa)(Xb'-Xb)Yb+(Xa'-Xa)Xb(Yb'-Yb)} /{-(Xb'-Xb)(Ya'-Ya)+(Xa'-Xa)(Yb'-Yb)} …(9) Zo=Za+{(Xb'-Xb)Ya−(Xb'-Xb)Yb−Xa(Yb'-Yb) +Xb(Yb'-Yb)(Za'-Za)} /{-(Xb'-Xb)(Ya'-Ya)+(Xa'-Xa)(Yb'-Yb)} …(10)
式、(5) 式に代入して、以下のようにX線管11の中心
座標O(Xo, Yo, Zo) を算出することができる。 Xo={-(Xb'-Xb)(Ya'-Ya)Yb+(Xa'-Xa)Ya(Yb'-Yb) −Xa(Ya'-Ya)(Yb'-Yb)Xb(Ya'-Ya)(Yb'-Yb)} /{-(Xb'-Xb)(Ya'-Ya)+(Xa'-Xa)(Yb'-Yb)} …(8) Yo={(Xa'-Xa)(Xb'-Xb)Ya−Xa(Xb'-Xb)(Ya'-Ya) −(Xa'-Xa)(Xb'-Xb)Yb+(Xa'-Xa)Xb(Yb'-Yb)} /{-(Xb'-Xb)(Ya'-Ya)+(Xa'-Xa)(Yb'-Yb)} …(9) Zo=Za+{(Xb'-Xb)Ya−(Xb'-Xb)Yb−Xa(Yb'-Yb) +Xb(Yb'-Yb)(Za'-Za)} /{-(Xb'-Xb)(Ya'-Ya)+(Xa'-Xa)(Yb'-Yb)} …(10)
【0022】図6はX線撮像部6とX線源を自動的に合
わせる機能を付加した第2の実施例のX線撮影装置であ
り、X線管11とコリメータ12から成るX線源をX線
検出器14に対してX軸方向(水平方向)、Z軸方向
(前後方向)にそれぞれ移動させる送りねじ21x、2
1zが設けられており、これらの送りねじ21x、21
zはそれぞれX軸方向移動モータ22x、Z軸方向移動
モータ22zにより作動されるようになっている。更
に、これらの移動モータ22x、22zはそれぞれ中央
制御部17の指令により作動するX軸モータ制御部23
x、Z軸モータ制御部23zにより駆動されるようにな
っている。Y軸方向(高さ方向)の送りねじ、移動モー
タ制御部、移動モータも本装置は有している。
わせる機能を付加した第2の実施例のX線撮影装置であ
り、X線管11とコリメータ12から成るX線源をX線
検出器14に対してX軸方向(水平方向)、Z軸方向
(前後方向)にそれぞれ移動させる送りねじ21x、2
1zが設けられており、これらの送りねじ21x、21
zはそれぞれX軸方向移動モータ22x、Z軸方向移動
モータ22zにより作動されるようになっている。更
に、これらの移動モータ22x、22zはそれぞれ中央
制御部17の指令により作動するX軸モータ制御部23
x、Z軸モータ制御部23zにより駆動されるようにな
っている。Y軸方向(高さ方向)の送りねじ、移動モー
タ制御部、移動モータも本装置は有している。
【0023】X線撮像部6とX線管11の自動位置合わ
せにおいては、先の実施例と同様の方法でX線管11の
中心座標O(Xo、Yo、Zo) を算出する。この座標Oが撮
影条件設定手段18で設定した撮影距離と異なる場合、
又はX線撮像部15の中心軸上にない場合には、移動モ
ータ22を駆動し、X線管11を設定した撮影距離又は
X線撮像部15の中心軸上に調節する。この調節後に被
写体SをX線管11とX線撮像部15の間に入れて撮影
を実行する。このように、X線源を調節して撮影した場
合に、照明むらのないX線画像を得ることができる。
せにおいては、先の実施例と同様の方法でX線管11の
中心座標O(Xo、Yo、Zo) を算出する。この座標Oが撮
影条件設定手段18で設定した撮影距離と異なる場合、
又はX線撮像部15の中心軸上にない場合には、移動モ
ータ22を駆動し、X線管11を設定した撮影距離又は
X線撮像部15の中心軸上に調節する。この調節後に被
写体SをX線管11とX線撮像部15の間に入れて撮影
を実行する。このように、X線源を調節して撮影した場
合に、照明むらのないX線画像を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係る位置
検出方法によれば、目印を用いてX線源とX線撮像手段
との相対位置関係を検出することができる。
検出方法によれば、目印を用いてX線源とX線撮像手段
との相対位置関係を検出することができる。
【0025】また、第2発明に係るX線撮影装置によれ
ば、目印を用いてX線撮像部に対するX線源の最適な相
対位置を自動に算出する。
ば、目印を用いてX線撮像部に対するX線源の最適な相
対位置を自動に算出する。
【0026】更に、第3発明に係るX線撮影装置によれ
ば、第1発明の効果に加えて、X線源とX線撮像部とを
最適な位置に合わせることが可能となる。
ば、第1発明の効果に加えて、X線源とX線撮像部とを
最適な位置に合わせることが可能となる。
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】目印の説明図である。
【図3】目印と目印像の説明図である。
【図4】十字状の目印の説明図である。
【図5】円形状の目印の説明図である。
【図6】第2の実施例の構成図である。
【図7】従来例の構成図である。
11 X線管 12 コリメータ 13 シンチレータ 14 X線検出器 15 X線撮像部 16 信号処理手段 17 中央制御部 18 撮影条件設定手段 19 表示手段 20 X線制御手段 21 送りねじ 22 移動モータ 23 モータ制御部
Claims (9)
- 【請求項1】 前記X線撮像手段のX線入射側に配置し
た目印手段のX線像位置の前記X線撮像手段による検出
結果を基にX線源と前記X線撮像手段との相対位置関係
を検出することを特徴とする位置検出方法。 - 【請求項2】 X線を被写体に照射して被写体を透過し
たX線を検出し、被写体のX線像を得るX線撮影装置に
おいて、X線源と、被写体を透過したX線像の画像信号
を得るX線撮像手段と、前記画像信号を基に画像を生成
する手段と、前記X線撮像手段のX線入射側に配置した
少なくとも1つの目印と、X線を前記目印に照射し前記
X線撮像手段が検出した前記目印のX線像の位置から、
前記X線撮像手段に対する前記X線源の相対位置を算出
する算出手段とを有することを特徴とするX線撮影装
置。 - 【請求項3】 前記X線撮像手段は二次元的に多数の固
体光検出素子を配列したX線検出器から成る請求項2に
記載のX線撮影装置。 - 【請求項4】 前記X線検出器はシンチレータによりX
線像を可視光像に変換した画像信号に変換する請求項2
に記載のX線撮影装置。 - 【請求項5】 前記X線撮影部に対するX線源の相対位
置を表示する表示手段を有する請求項2に記載のX線撮
影装置。 - 【請求項6】 前記目印はアルミニウム又は鉛から成る
請求項2に記載のX線撮影装置。 - 【請求項7】 前記目印は複数本の線から成る請求項2
に記載のX線撮影装置。 - 【請求項8】 前記目印は複数の円から成る請求項2に
記載のX線撮影装置。 - 【請求項9】 X線を被写体に照射し被写体を透過した
X線を検出し、被写体のX線像を得るX線撮影装置にお
いて、X線源と、被写体を透過したX線像の画像信号を
得るX線撮像手段と、前記画像信号を基に画像を生成す
る手段と、前記X線撮像手段のX線入射側に配置した少
なくとも1つの目印と、X線を前記目印に照射しX線検
出器が検出した前記目印のX線像の位置から、前記X線
撮像手段に対する前記X線源の相対位置を算出する算出
手段と、前記X線撮像手段に対する前記X線源の相対位
置に基づいて、前記X線源を駆動手段により移動させて
前記X線源とX線撮像手段の位置関係を所定の位置関係
に設定する設定手段とを有することを特徴とするX線撮
影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7352708A JPH09185140A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | X線撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7352708A JPH09185140A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | X線撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09185140A true JPH09185140A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18425893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7352708A Pending JPH09185140A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | X線撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09185140A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002291730A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-08 | Canon Inc | X線撮影装置 |
JP2006122488A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Shimadzu Corp | X線透視撮影装置 |
JP2007167412A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Shimadzu Corp | X線診断装置 |
WO2010064287A1 (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | 株式会社 島津製作所 | 放射線撮像装置 |
JP2010193955A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Shimadzu Corp | 放射線撮像装置およびゲインキャリブレーション方法 |
JP2011128006A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-30 | Ihi Corp | 放射線透視装置 |
US8155269B2 (en) | 2008-10-16 | 2012-04-10 | Canon Kabushiki Kaisha | X-ray imaging apparatus |
-
1995
- 1995-12-29 JP JP7352708A patent/JPH09185140A/ja active Pending
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