JPS6223456Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6223456Y2 JPS6223456Y2 JP1978130140U JP13014078U JPS6223456Y2 JP S6223456 Y2 JPS6223456 Y2 JP S6223456Y2 JP 1978130140 U JP1978130140 U JP 1978130140U JP 13014078 U JP13014078 U JP 13014078U JP S6223456 Y2 JPS6223456 Y2 JP S6223456Y2
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- Japan
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- head support
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- Expired
Links
- 238000003325 tomography Methods 0.000 claims description 3
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 238000002591 computed tomography Methods 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンピユーテツド・トモグラフイー装
置(以下〓CT装置〓と略称する)に用いられる
寝台装置に関するものである。
置(以下〓CT装置〓と略称する)に用いられる
寝台装置に関するものである。
コンピユーテツド・トモグラフイー装置とは、
第1図に示すように架台1内で被検体を挾んでX
線管2とX線検出器3とが回転しながら撮影対象
部位にX線を曝射し、その被検体の透過X線エネ
ルギを検出し、これらのX線エネルギ値を演算処
理装置4に入力し、ここでX線通過パスである被
検体内部組織のX線吸収係数を算出し、この値に
よつてX線の吸収係数の分布による被検体の撮影
対象部位の断層像を表示部5に表示するものであ
る。被検体の前記撮影を実施する場合、架台1内
に設けられた挿入部6に撮影対象部位を挿入し、
位置の調整を行なわなければならない。この挿入
のための移動調整は被検体が載置される天板7を
寝台装置8内部に設けられた駆動源(図示せず)
によつて図示XY方向について実施される。前記
被検体の断層像撮影において、その医学的診断上
被検体の脊椎を含む中心線に対し多種類の角度か
らの撮影による断層像を必要する。特に頭部につ
いては、その被検体の眼と耳とを結ぶ線(以下
〓OMライン〓と称する)を基準にして、このOM
ラインを鉛直線に対し傾けることによつて任意方
向からのX線曝射による断層像を多数撮影する。
第1図に示すように架台1内で被検体を挾んでX
線管2とX線検出器3とが回転しながら撮影対象
部位にX線を曝射し、その被検体の透過X線エネ
ルギを検出し、これらのX線エネルギ値を演算処
理装置4に入力し、ここでX線通過パスである被
検体内部組織のX線吸収係数を算出し、この値に
よつてX線の吸収係数の分布による被検体の撮影
対象部位の断層像を表示部5に表示するものであ
る。被検体の前記撮影を実施する場合、架台1内
に設けられた挿入部6に撮影対象部位を挿入し、
位置の調整を行なわなければならない。この挿入
のための移動調整は被検体が載置される天板7を
寝台装置8内部に設けられた駆動源(図示せず)
によつて図示XY方向について実施される。前記
被検体の断層像撮影において、その医学的診断上
被検体の脊椎を含む中心線に対し多種類の角度か
らの撮影による断層像を必要する。特に頭部につ
いては、その被検体の眼と耳とを結ぶ線(以下
〓OMライン〓と称する)を基準にして、このOM
ラインを鉛直線に対し傾けることによつて任意方
向からのX線曝射による断層像を多数撮影する。
従来は第2図に示すように寝台装置8の天板7
に被検体を載置した場合、頭部に相当する部分に
特別に頭部用支持具9を設け、この頭部用支持具
9は前記OMラインの鉛直線に対する変化を頭部
の起倒により行なうため図示Y方向に対し揺動可
能に前記天板7に固定されている。または、架台
1を図示l方向に起倒運動ができるような機構と
しておき、この起倒運動よりX線の被検体への入
射方向を変化させ、前述の多方向のX線断層像を
得ようとするものである。
に被検体を載置した場合、頭部に相当する部分に
特別に頭部用支持具9を設け、この頭部用支持具
9は前記OMラインの鉛直線に対する変化を頭部
の起倒により行なうため図示Y方向に対し揺動可
能に前記天板7に固定されている。または、架台
1を図示l方向に起倒運動ができるような機構と
しておき、この起倒運動よりX線の被検体への入
射方向を変化させ、前述の多方向のX線断層像を
得ようとするものである。
しかし、従来のように架台1及び頭部支持具9
等に傾斜揺動機構を備えることは、前記架台1の
挿入部6の形状が円筒をしているため、架台1を
傾倒しそのままの状態で天板7を送ると開口部端
部と前記頭部支持具9とが干渉し、被検体に対し
危険である。また、架台1を傾倒しないで頭部支
持具9を傾けて自動送りすると最初は撮影対象部
位が撮影領域に含まれていても、送りを進めるこ
とによつて前記領域より外れてしまう可能性があ
り、正確な断層像を得ることが不可能となる欠点
があつた。
等に傾斜揺動機構を備えることは、前記架台1の
挿入部6の形状が円筒をしているため、架台1を
傾倒しそのままの状態で天板7を送ると開口部端
部と前記頭部支持具9とが干渉し、被検体に対し
危険である。また、架台1を傾倒しないで頭部支
持具9を傾けて自動送りすると最初は撮影対象部
位が撮影領域に含まれていても、送りを進めるこ
とによつて前記領域より外れてしまう可能性があ
り、正確な断層像を得ることが不可能となる欠点
があつた。
本考案は上記欠点を解消するために、頭部支持
具は天板7に固定されており、前記被検体のOM
ラインに対する撮影角度の変化は、直接頭部を変
化させることなく、被検体の背中部を頭部に対し
て上下動させる機能を備え前記頭部のOMライン
に対する角度変化を可能とするCT装置用寝台装
置を提供することを目的とするものである。
具は天板7に固定されており、前記被検体のOM
ラインに対する撮影角度の変化は、直接頭部を変
化させることなく、被検体の背中部を頭部に対し
て上下動させる機能を備え前記頭部のOMライン
に対する角度変化を可能とするCT装置用寝台装
置を提供することを目的とするものである。
以下図面を参照しながら本考案の一実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
第3図に示すように、寝台装置8の天板7の被
検体(図示せず)載置時の背中に相当する部分1
0を切抜き、後述する第4図に示す機構を介し、
第3図のハンドル11を回わすことにより前記天
板の一部10を上下動させる。頭部支持具9は天
板7より高い位置で固定されている。
検体(図示せず)載置時の背中に相当する部分1
0を切抜き、後述する第4図に示す機構を介し、
第3図のハンドル11を回わすことにより前記天
板の一部10を上下動させる。頭部支持具9は天
板7より高い位置で固定されている。
第4図において、10は前記被検体の背中部に
位置する天板の一部、12は前記天板10を支持
するリンク、前記天板の一部10は4本のリンク
12により支持され、そのうち2本ずつ1組で交
差され、交差されたうちに1本は固定具13によ
りベース14に回転自在に取付けられ、他方の1
本はその先端がベース14への固定具15に備え
られた長穴ガイド16に摺動可能に取付けられて
いる。前記固定具15間の略中央に2個の回転ガ
イド17によつて支持されるリードスクリユー1
8はその一端にハンドル11が連結固定されてい
る。また、前記リードスクリユー18の回転ガイ
ド間位置にナツト19が螺合されており、このナ
ツト19は接続板20を介して、図示左右の前記
リンク12の先端部にそれぞれ連結されている。
位置する天板の一部、12は前記天板10を支持
するリンク、前記天板の一部10は4本のリンク
12により支持され、そのうち2本ずつ1組で交
差され、交差されたうちに1本は固定具13によ
りベース14に回転自在に取付けられ、他方の1
本はその先端がベース14への固定具15に備え
られた長穴ガイド16に摺動可能に取付けられて
いる。前記固定具15間の略中央に2個の回転ガ
イド17によつて支持されるリードスクリユー1
8はその一端にハンドル11が連結固定されてい
る。また、前記リードスクリユー18の回転ガイ
ド間位置にナツト19が螺合されており、このナ
ツト19は接続板20を介して、図示左右の前記
リンク12の先端部にそれぞれ連結されている。
次に図面を参照しながら上記構成の動作につい
て説明する。最初に被検体を寝台装置8の天板7
の上に載置し、頭部は頭部支持具9上に載置す
る。この時被検体頭部は天板7よりも高所に固定
される。その後医師、及び検査技師等が所望する
撮影角度を決定し、前記ハンドル11を手動によ
つて操作するとリードスクリユー18が所定方向
へ回転し、その回転によりナツト19はリードス
クリユー18に沿つて所定の方向へ移動する。例
えばリードスクリユー18を時計方向に回転した
時、ナツト19がハンドル11から遠ざかる方向
へ移動すると前記リンク12先端の摺動子が固定
具16の長穴ガイド15内をナツト19の移動方
向と同じに移動し、リンク12の所定運動により
天板10は上方向に平行移動する。したがつて、
天板7と背中部の高さHとOMラインと鉛直線m
とのなす角θとの関係は第5図に示す通りであ
る。よつて、前記ハンドル11を操作して天板1
0を上下動することによつて鉛直線とOMライン
とのなす角を自由に、また微妙な角度まで調整可
能となる。
て説明する。最初に被検体を寝台装置8の天板7
の上に載置し、頭部は頭部支持具9上に載置す
る。この時被検体頭部は天板7よりも高所に固定
される。その後医師、及び検査技師等が所望する
撮影角度を決定し、前記ハンドル11を手動によ
つて操作するとリードスクリユー18が所定方向
へ回転し、その回転によりナツト19はリードス
クリユー18に沿つて所定の方向へ移動する。例
えばリードスクリユー18を時計方向に回転した
時、ナツト19がハンドル11から遠ざかる方向
へ移動すると前記リンク12先端の摺動子が固定
具16の長穴ガイド15内をナツト19の移動方
向と同じに移動し、リンク12の所定運動により
天板10は上方向に平行移動する。したがつて、
天板7と背中部の高さHとOMラインと鉛直線m
とのなす角θとの関係は第5図に示す通りであ
る。よつて、前記ハンドル11を操作して天板1
0を上下動することによつて鉛直線とOMライン
とのなす角を自由に、また微妙な角度まで調整可
能となる。
以上記載したように本考案のCT装置用寝台装
置を利用すれば、撮影対象である頭部は常に一定
高さの頭部支持具9によつて支持されているた
め、前記撮影角度変化の操作を実施した後に自動
天板送りを行なつても常に撮影領域内に納まり、
明瞭な断層画像を得ることができる。また、本考
案のように頭部を一定高さに固定しており、背中
部を上下動する撮影角度操作を行なうことにより
架台起倒機構を必要としないため、装置が簡略化
でき、それによつて小型化が可能となる。また、
架台起倒のための空間を必要とせず、取付場所の
制限を受けない。前記同様の理由により天板、な
いし被検体等と架台開口部との干渉も防止でき
る。
置を利用すれば、撮影対象である頭部は常に一定
高さの頭部支持具9によつて支持されているた
め、前記撮影角度変化の操作を実施した後に自動
天板送りを行なつても常に撮影領域内に納まり、
明瞭な断層画像を得ることができる。また、本考
案のように頭部を一定高さに固定しており、背中
部を上下動する撮影角度操作を行なうことにより
架台起倒機構を必要としないため、装置が簡略化
でき、それによつて小型化が可能となる。また、
架台起倒のための空間を必要とせず、取付場所の
制限を受けない。前記同様の理由により天板、な
いし被検体等と架台開口部との干渉も防止でき
る。
他の実施例として、第一の実施例では手動によ
るものであつたが、電動機等の駆動源を用いるこ
とも考えられる。
るものであつたが、電動機等の駆動源を用いるこ
とも考えられる。
第1図はCT装置の概略構成を示した図、第2
図は従来のCT装置とともに用いられる寝台装置
の概略構成図、第3図は本考案の一実施例の寝台
装置の構成図、第4図は第3図に示した第1の実
施例の具体的機構を示した図、第5図は本考案の
動作を説明するための図である。 7……天板、8……CT装置用寝台装置、9…
…頭部支持具、10……被検体背中部に相当する
天板部分、11……ハンドル、12……リンク、
13,16……固定具、14……ベース(基
板)、17……回転ガイド、18……リードスク
リユー、19……ナツト、20……接続板。
図は従来のCT装置とともに用いられる寝台装置
の概略構成図、第3図は本考案の一実施例の寝台
装置の構成図、第4図は第3図に示した第1の実
施例の具体的機構を示した図、第5図は本考案の
動作を説明するための図である。 7……天板、8……CT装置用寝台装置、9…
…頭部支持具、10……被検体背中部に相当する
天板部分、11……ハンドル、12……リンク、
13,16……固定具、14……ベース(基
板)、17……回転ガイド、18……リードスク
リユー、19……ナツト、20……接続板。
Claims (1)
- コンピユーテツド・トモグラフイー装置用寝台
装置において、被検体を載置するための天板本体
と、この天板本体より高い位置で被検体頭部を固
定するため、前記天板本体端部に設けられた頭部
支持具と、前記天板本体の頭部支持具から所定距
離隔たつた位置において、天板本体を構成すると
ともに天板本体に対して独立に上下動可能に設け
られた昇降天板部と、この昇降天板部の上下動駆
動機構とを有することを特徴とするコンピユーテ
ツド・トモグラフイー装置用寝台装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978130140U JPS6223456Y2 (ja) | 1978-09-25 | 1978-09-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978130140U JPS6223456Y2 (ja) | 1978-09-25 | 1978-09-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5547807U JPS5547807U (ja) | 1980-03-28 |
JPS6223456Y2 true JPS6223456Y2 (ja) | 1987-06-15 |
Family
ID=29095471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978130140U Expired JPS6223456Y2 (ja) | 1978-09-25 | 1978-09-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6223456Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4821572B1 (ja) * | 1968-11-05 | 1973-06-29 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5344379Y2 (ja) * | 1971-07-21 | 1978-10-24 |
-
1978
- 1978-09-25 JP JP1978130140U patent/JPS6223456Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4821572B1 (ja) * | 1968-11-05 | 1973-06-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5547807U (ja) | 1980-03-28 |
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