JP2805319B2 - Ctスキャナ - Google Patents

Ctスキャナ

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JP2805319B2
JP2805319B2 JP1027429A JP2742989A JP2805319B2 JP 2805319 B2 JP2805319 B2 JP 2805319B2 JP 1027429 A JP1027429 A JP 1027429A JP 2742989 A JP2742989 A JP 2742989A JP 2805319 B2 JP2805319 B2 JP 2805319B2
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gantry
fulcrum
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scanner
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和夫 池沢
良彦 越中
雅俊 佐藤
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はX線CTのCTスキヤナにかかわり、特に仮想中
心軸を中心として傾動するガントリのためのCTスキャナ
に関する。
〔従来の技術〕
ガソリンをその仮想中心軸を中心にして傾動させるCT
スキヤナは、たとえば特願昭62−85694号においてすで
に提供されている。このCTスキヤナは床などに固定され
た基台上で固定部材に連結された第一のアームと、回転
部材と第一のアームとに連結された第二のアームとを関
連づけて回転させることにより、ガントリフレームの回
転中心軸に直角な仮想中心軸を中心として、ガントリを
傾動することができるようにされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、ガントリの仮想中心軸を中心とした
傾動角度に対するアームの回転角度の角度比が一定では
ないため、アームの回転角度とガントリの傾動角度を対
応して回転させることができない。これを調整して、ア
ームの回転角度とガントリの傾動角度を対応して回転さ
せるために、ガントリの仮想中心軸上に別の軸を設け
て、この軸とガントリの傾動を投光器に伝達するための
ベルトとベルト車のような伝達機構によつてつなぎ、こ
の両者の間にガントリを構成するフレームと傾動機構の
支持アームなどに生ずるたわみを補正するための変動補
正機構を備えるなど、調整及び構成部品が、複雑である
などの問題があつた。
本発明の目的は、複雑な機構を用いることなくガント
リの傾動角度に対応した回転角度を投光器に確実かつ精
密に伝達されることができるCTスキャナを提供するもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、回転板をフレームで回転可能に支持する
ガントリと、前記回転板の回転中心軸に直角かつ水平な
仮想軸を中心として傾動させ得るように前記ガントリを
支持する傾動機構と、スライス面の位置決めに用いる回
転可能な投光器と、該投光器を支持すると共に前記ガン
トリの傾動角度と前記投光器の回転角度が一致するよう
に前記投光器と前記傾動機構を連結する機構を備えたCT
スキャナにおいて、前記傾動機構は脚部に支点の一つを
有する第1の4節平行リンク機構と第1の4節平行リン
ク機構の支点以外の1点を支点とし他の2支点を前記回
転板へ連結した第2の平行リンク機構から成り、前記連
結機構は前記第1の4節平行リンク機構の支点を共有す
る第3の4節平行リンク機構の一支点を前記回転板の回
転中心軸上とし、その支点中心に前記投光器の中心が一
致するように設けると共に、前記第1の4節平行リンク
機構の支点軸の連結されるリンクを該支点中心から所定
の半径に取付けたことにより達成される。
〔作用〕
ガントリを傾動させる傾動リンク機構は、ガントリの
仮想中心軸を中心とした傾動角度に対応している。この
傾動リンク機構と回転可能な投光器との間に設けられた
伝達機構により、投光器は、ガントリの傾動角度に対応
した回転角度を与えられるため、補正機構や複雑な機構
を設けることなく、投光器は傾動角度に対応した角度だ
け回転するので誤動作することがなく、調整も容易であ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図により説明
する。
第1図にCTスキヤナの概略構成図を示す。左側は正面
図、右側は側面図である。回転板1上にX線管装置2と
X線検出器3が対向して搭載されている。回転板1はベ
アリングを介してフレーム4に支持されており、フレー
ム4は傾動リンク5〜12と、スタンド13,14により支持
されている。
第2図にガントリを傾動動作させた時のリンクの動き
を示す。
以下、第1図及び第2図を用いて説明する。ガントリ
は回転板1の回転中心軸A−Aに直角な水平軸B−Bを
中心として傾動されるようになつているが、この傾動中
心軸B−Bは仮想的なものであつて、ガントリ全体を動
かすことによつて、この仮想中心軸B−Bを中心にして
ガントリを傾動させられるようにしている。傾動機構
は、床などに固定されたスタンド13,14によつて支持さ
れている傾動リンク5,7,9,11と回転板1を支持している
フレーム4に支持されている傾動リンク6,8,10,12を持
つていて、これらのリンクが平行四辺形を成しており、
リンクを駆動機構により回転させることによつて、ガン
トリは仮想中心軸を中心に傾動し、この時の傾動角度α
と傾動リンクの回転角度βは一致する。
第3図にスライス面設定装置の配置を、CTスキヤナ正
面左側を例に取り示す。なお、正面右側はこれと勝手違
いの形をとる。
傾動機構を構成している傾動リンク6には、スライス
面の設定装置が設置されている。スライス面の設定装置
は、投光器15を備えており、この投光器15はフアンビー
ム光線を放出するものでシリンダ状のケースを持ち、ケ
ースは投光器支持金具17によつて保持され、支持金具17
は投光器スタンド19によつてスタンド13に固定されてい
る。投光器15は投光器支持金具17にスライド及び回転が
できるように支持されている。また、投光器15にはロツ
ド受け21,ロツド22が備えらえており、ロツド22の他端
は、ロツド受け23により傾動リンク6に取り付けられた
軸24に連絡されている。これらの傾動リンク6,ロツド2
2,投光器15が平行リンクを形成しているために傾動リン
ク6の回転角度が、ガントリの傾動角度に対応し、ガン
トリの傾動角度に対応する角度だけ投光器15を回転させ
ることができる。
なお、以上述べた実施例において、投光器15の回転は
ロツド22を介した平行リンク機構によつてなされている
が、他の伝達機構や他の構成を採用しても実現できるこ
とは言うまでもないことである。
〔発明の効果〕
以上述べたように、従来技術ではガントリの仮想中心
軸上に設けた軸や変動補正機構,プーリ,ベルトなど介
在して、傾動角度に対応した回転角度を投光器へ伝達す
るという方法をとつており、この方法は、部品数が多
く、機構及び調整が複雑であつたのに対して、本発明の
CTスキヤナは部品数が少なく、機構及び調整が簡単であ
り、しかもガントリの仮想中心軸に対する傾動角度に対
応した回転角度を、平行リンクなどの傾動機構により、
投光器に確実かつ正確に伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のCTスキヤナの概略構成図
で、左側が正面図、右側が側面図である。第2図はガン
トリを傾動させた時のリンクの動きを示す側面図、第3
図は、スライス面設定装置の配置図である。なお、第2
図はCTスキヤナ正面右側のリンクの動きを、第3図はCT
スキヤナ正面左側のスライス面設定装置の配置を示した
ものである。 1……回転板、2……X線管装置、3……X線検出器、
4……フレーム、5〜12……傾動リンク、13,14……ス
タンド、15,16……投光器、17,18……投光器支持金具、
19,20……投光器スタンド、21,23……ロツド受け、22…
…ロツド、24……軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−179107(JP,U) 実開 昭57−30746(JP,U) 実開 平2−42606(JP,U) 特公 昭58−49256(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 6/03,6/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転板をフレームで回転可能に支持するガ
    ントリと、前記回転板の回転中心軸に直角かつ水平な仮
    想軸を中心として傾動させ得るように前記ガントリを支
    持する傾動機構と、スライス面の位置決めに用いる回転
    可能な投光器と、該投光器を支持すると共に前記ガント
    リの傾動角度と前記投光器の回転角度が一致するように
    前記投光器と前記傾動機構を連結する機構を備えたCTス
    キャナにおいて、前記傾動機構は脚部に支点の一つを有
    する第1の4節平行リンク機構と第1の4節平行リンク
    機構の支点以外の1点を支点とし他の2支点を前記回転
    板へ連結した第2の平行リンク機構から成り、前記連結
    機構は前記第1の4節平行リンク機構の支点を共有する
    第3の4節平行リンク機構の一支点を前記回転板の回転
    中心軸上とし、その支点中心に前記投光器の中心が一致
    するように設けると共に、前記第1の4節平行リンク機
    構の支点軸の連結されるリンクを該支点中心から所定の
    半径に取付けたことを特徴とするCTスキャナ。
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JP6818559B2 (ja) * 2017-01-11 2021-01-20 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 医用画像診断装置

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