JPH08126637A - X線ct装置 - Google Patents
X線ct装置Info
- Publication number
- JPH08126637A JPH08126637A JP6292419A JP29241994A JPH08126637A JP H08126637 A JPH08126637 A JP H08126637A JP 6292419 A JP6292419 A JP 6292419A JP 29241994 A JP29241994 A JP 29241994A JP H08126637 A JPH08126637 A JP H08126637A
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000003902 lesion Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
- 238000003325 tomography Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 平行リンク機構を利用し一つの投光器で済み
且つ平行リンク機構の構造を一層簡略化しコスト低減を
図ることの出来るX線CT装置を提供する。 【構成】 アイソセンタ3回りに回動可能となるように
支持されたガントリ架台50と、アイソセンタの真上に
位置する支点を中心として回動する第1のリンク51
と、第1のリンクの他端部の支点回りに回動する第2の
リンク52と、該第2のリンクの下端部の支点回りに回
動自在に一端を枢着し且つ他端部をガントリ基台6に固
定した投光器支持台53と、より成り、第2のリンクと
投光器支持台との支点回りに傾動可能な投光器4を取り
付けた4節平行リンク機構を備えている。
且つ平行リンク機構の構造を一層簡略化しコスト低減を
図ることの出来るX線CT装置を提供する。 【構成】 アイソセンタ3回りに回動可能となるように
支持されたガントリ架台50と、アイソセンタの真上に
位置する支点を中心として回動する第1のリンク51
と、第1のリンクの他端部の支点回りに回動する第2の
リンク52と、該第2のリンクの下端部の支点回りに回
動自在に一端を枢着し且つ他端部をガントリ基台6に固
定した投光器支持台53と、より成り、第2のリンクと
投光器支持台との支点回りに傾動可能な投光器4を取り
付けた4節平行リンク機構を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、X線断層撮影の際用
いられるスキャン角度設定用投光器を備えたX線CT装
置、特にこの投光器の傾動機構を簡単且つ精度よく構成
したX線CT装置に関する。
いられるスキャン角度設定用投光器を備えたX線CT装
置、特にこの投光器の傾動機構を簡単且つ精度よく構成
したX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線CT装置を用いて断層撮影する場合
には被験者を種々の角度から撮影し病変の有無を検査す
る。即ち、図4に示すように、内部にX線装置2を設置
したガントリ1の穴1aに被験者Mを嵌挿し該ガントリ
1全体を傾斜させて撮影する。この場合、X線CT装置
のガントリ1の内部にはスキャン角度設定用の投光器4
及び4’が設置されるが、ガントリ1の傾動と共にこれ
らの投光器4及び4’も傾動させる必要がある。通常、
ガントリ1にはこのように二つの投光器4及び4’が設
置され、前部の投光器4で被験者Mの例えば側頭部中心
に光を合わせてセットし後部の投光器4’で実際の撮影
時の中心を確認するようになっている。そして前後の投
光器の距離分だけ被験者Mを載せたベッド20の天板を
送り込んでやれば前部の投光器4で合わせた中心に後部
の投光器4’の中心を自動的にセットすることが出来
る。
には被験者を種々の角度から撮影し病変の有無を検査す
る。即ち、図4に示すように、内部にX線装置2を設置
したガントリ1の穴1aに被験者Mを嵌挿し該ガントリ
1全体を傾斜させて撮影する。この場合、X線CT装置
のガントリ1の内部にはスキャン角度設定用の投光器4
及び4’が設置されるが、ガントリ1の傾動と共にこれ
らの投光器4及び4’も傾動させる必要がある。通常、
ガントリ1にはこのように二つの投光器4及び4’が設
置され、前部の投光器4で被験者Mの例えば側頭部中心
に光を合わせてセットし後部の投光器4’で実際の撮影
時の中心を確認するようになっている。そして前後の投
光器の距離分だけ被験者Mを載せたベッド20の天板を
送り込んでやれば前部の投光器4で合わせた中心に後部
の投光器4’の中心を自動的にセットすることが出来
る。
【0003】図4に示す21は4節平行リンク機構であ
る。この4節平行リンク機構21はガントリ1の傾斜と
共に平行移動し、該4節平行リンク機構21に取り付け
た投光器4及び4’も等角度同時に傾動する。図5はこ
の4節平行リンク機構21の部分拡大図であるが、この
4節平行リンク機構21は、リンク21a、21b、2
1c、21dからなり、ガントリ1の軸中心22と一致
する位置に支点を有するリンク21aがガントリ1と共
に傾動すると、リンク21cも同一角度傾斜しリンク2
1bはリンク21dに対して平行移動する。そしてリン
ク21a及び21cに取り付けた投光器4及び4’も同
一角度回転してガントリ1のスキャン角度と同一角度傾
斜させることができる。
る。この4節平行リンク機構21はガントリ1の傾斜と
共に平行移動し、該4節平行リンク機構21に取り付け
た投光器4及び4’も等角度同時に傾動する。図5はこ
の4節平行リンク機構21の部分拡大図であるが、この
4節平行リンク機構21は、リンク21a、21b、2
1c、21dからなり、ガントリ1の軸中心22と一致
する位置に支点を有するリンク21aがガントリ1と共
に傾動すると、リンク21cも同一角度傾斜しリンク2
1bはリンク21dに対して平行移動する。そしてリン
ク21a及び21cに取り付けた投光器4及び4’も同
一角度回転してガントリ1のスキャン角度と同一角度傾
斜させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記する4節平行リン
ク機構21による投光器傾動装置はそれ以前のチェ−ン
等を用いて角度変更していたものに比べて簡素化されガ
ントリと共に傾動するので操作も簡単である。しかし、
二つの投光器を同時に傾斜させなければならず平行リン
ク機構の構造が複雑になることは否めない。この発明は
かかる課題に着目してなされたものであり、平行リンク
機構を利用する場合であって一つの投光器で済み且つ平
行リンク機構の構造を一層簡略化しコスト低減を図るこ
との出来るX線CT装置を提供することを目的とする。
ク機構21による投光器傾動装置はそれ以前のチェ−ン
等を用いて角度変更していたものに比べて簡素化されガ
ントリと共に傾動するので操作も簡単である。しかし、
二つの投光器を同時に傾斜させなければならず平行リン
ク機構の構造が複雑になることは否めない。この発明は
かかる課題に着目してなされたものであり、平行リンク
機構を利用する場合であって一つの投光器で済み且つ平
行リンク機構の構造を一層簡略化しコスト低減を図るこ
との出来るX線CT装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、X線装置を内蔵しガントリに
設けた穴に被験者を出し入れできるようにするとともに
該ガントリ全体を傾動させて撮影可能としたX線CT装
置において、ガントリ基台の上でアイソセンタ回りに回
動可能となるように支持され上部横方向に延設されたア
−ムを有するガントリ架台と、前記アイソセンタの近傍
に位置する前記ア−ム端部の支点を中心として回動自在
に枢着された第1のリンクと、前記第1のリンクの他端
部の支点回りに回動自在に枢着した第2のリンクと、該
第2のリンクの他端部であって前記アイソセンタと同一
高さにある支点回りに回動自在に一端を枢着し且つ他端
部を前記ガントリ基台に固定した投光器支持台と、より
成り、前記第2のリンクと投光器支持台との支点回りに
該第2のリンクと共に傾動可能な投光器を取り付けた4
節平行リンク機構を備えたことを特徴とする。
る課題を解決するために、X線装置を内蔵しガントリに
設けた穴に被験者を出し入れできるようにするとともに
該ガントリ全体を傾動させて撮影可能としたX線CT装
置において、ガントリ基台の上でアイソセンタ回りに回
動可能となるように支持され上部横方向に延設されたア
−ムを有するガントリ架台と、前記アイソセンタの近傍
に位置する前記ア−ム端部の支点を中心として回動自在
に枢着された第1のリンクと、前記第1のリンクの他端
部の支点回りに回動自在に枢着した第2のリンクと、該
第2のリンクの他端部であって前記アイソセンタと同一
高さにある支点回りに回動自在に一端を枢着し且つ他端
部を前記ガントリ基台に固定した投光器支持台と、より
成り、前記第2のリンクと投光器支持台との支点回りに
該第2のリンクと共に傾動可能な投光器を取り付けた4
節平行リンク機構を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】X線CT装置を上記手段としたときの作用につ
いて添付図(図1〜図3)とその符号を用いて説明す
る。ガントリ1はチルト運動により傾動させるが、この
チルト運動により同時にガントリ架台50も傾斜する。
該ガントリ架台50と第1のリンク51と第2のリンク
52及び投光器支持台53とは4節平行リンク機構を構
成しているため、アイソセンタ3と支点11とを結ぶリ
ンク(即ち、ガントリ架台50が相当する))がθ傾動
すると、アイソセンタ3と支点13とを結ぶリンク(投
光器支持台53が相当する)に対して第1のリンク51
は平行移動し、同時に前記リンク(ガントリ架台50が
相当する)の傾動に対して第2のリンク52も同一角度
θ傾動する。そして該第2のリンク52の下端部に固定
された投光器4も該支点13回りに同一角度θ傾動す
る。この場合、前記ガントリ1は4節平行リンク機構の
一組のリンクの回転中心であるアイソセンタ3を回転中
心として傾動するからこの位置に投光器がなくても前記
投光器4で被験者の例えば側頭部中心に合わせておいて
このアイソセンタ3と支点13との距離分ベッド20を
送り込めばそこが投光器の仮想中心となる。こうしてガ
ントリ1の傾動と同時に投光器4も同一角度傾動させ被
験者に光を投射してスキャン角を設定することができ
る。
いて添付図(図1〜図3)とその符号を用いて説明す
る。ガントリ1はチルト運動により傾動させるが、この
チルト運動により同時にガントリ架台50も傾斜する。
該ガントリ架台50と第1のリンク51と第2のリンク
52及び投光器支持台53とは4節平行リンク機構を構
成しているため、アイソセンタ3と支点11とを結ぶリ
ンク(即ち、ガントリ架台50が相当する))がθ傾動
すると、アイソセンタ3と支点13とを結ぶリンク(投
光器支持台53が相当する)に対して第1のリンク51
は平行移動し、同時に前記リンク(ガントリ架台50が
相当する)の傾動に対して第2のリンク52も同一角度
θ傾動する。そして該第2のリンク52の下端部に固定
された投光器4も該支点13回りに同一角度θ傾動す
る。この場合、前記ガントリ1は4節平行リンク機構の
一組のリンクの回転中心であるアイソセンタ3を回転中
心として傾動するからこの位置に投光器がなくても前記
投光器4で被験者の例えば側頭部中心に合わせておいて
このアイソセンタ3と支点13との距離分ベッド20を
送り込めばそこが投光器の仮想中心となる。こうしてガ
ントリ1の傾動と同時に投光器4も同一角度傾動させ被
験者に光を投射してスキャン角を設定することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例について図面
を参照しながら説明する。図1はこの発明のX線CT装
置の外観側面図である。X線装置2を内蔵したガントリ
1はアイソセンタ3を中心として回動可能となるように
設置されている。該ガントリ1の前には被験者Mを載せ
駆動装置により上下移動及び前後移動可能としたベッド
20が設置され被験者Mをガントリ1に設けた穴(図5
に示す穴1aと同じ)へ出し入れできるように構成され
ている。該ガントリ1の内部には投光器4を回動自在に
取り付けた4節平行リンク機構5が組み込まれている。
を参照しながら説明する。図1はこの発明のX線CT装
置の外観側面図である。X線装置2を内蔵したガントリ
1はアイソセンタ3を中心として回動可能となるように
設置されている。該ガントリ1の前には被験者Mを載せ
駆動装置により上下移動及び前後移動可能としたベッド
20が設置され被験者Mをガントリ1に設けた穴(図5
に示す穴1aと同じ)へ出し入れできるように構成され
ている。該ガントリ1の内部には投光器4を回動自在に
取り付けた4節平行リンク機構5が組み込まれている。
【0008】図2は前記ガントリ1に組み込まれた4節
平行リンク機構5の構成を示す図である。50はガント
リ架台であってガントリ基台6の上にコロ7、8を介し
て設置されアイソセンタ3回りに大体±25°程度回動
可能となるように支持されている。該ガントリ架台50
の上部にはガントリ内部へ向けてア−ム部50aが延設
されている。更に、該ア−ム50aには第1のリンク5
1が支点11を中心として回動自在に枢着されている。
この場合、支点11は前記アイソセンタ3の真上に位置
するようにしてある。
平行リンク機構5の構成を示す図である。50はガント
リ架台であってガントリ基台6の上にコロ7、8を介し
て設置されアイソセンタ3回りに大体±25°程度回動
可能となるように支持されている。該ガントリ架台50
の上部にはガントリ内部へ向けてア−ム部50aが延設
されている。更に、該ア−ム50aには第1のリンク5
1が支点11を中心として回動自在に枢着されている。
この場合、支点11は前記アイソセンタ3の真上に位置
するようにしてある。
【0009】次に、前記第1のリンク51の前端部の支
点12回りには第2のリンク52が回動自在に枢着さ
れ、更に該第2のリンク52の下端部は、他端部が前記
ガントリ基台6に固定された投光器支持台53の上部の
支点13回りに回動自在に枢着されている。この場合、
支点13は前記アイソセンタ3と同一高さ(同一スキャ
ン中心高さ)に設定されている。投光器4はこの支点1
3回りに傾動可能となるように第2のリンク52の下端
部に固定し、投光器の軸と回転中心とが一致するように
枢着する。
点12回りには第2のリンク52が回動自在に枢着さ
れ、更に該第2のリンク52の下端部は、他端部が前記
ガントリ基台6に固定された投光器支持台53の上部の
支点13回りに回動自在に枢着されている。この場合、
支点13は前記アイソセンタ3と同一高さ(同一スキャ
ン中心高さ)に設定されている。投光器4はこの支点1
3回りに傾動可能となるように第2のリンク52の下端
部に固定し、投光器の軸と回転中心とが一致するように
枢着する。
【0010】而して、前記ガントリ架台50と、第1の
リンク51と、第2のリンク52と、投光器支持台53
とは、支点11−アイソセンタ3、支点11−支点1
2、支点12−支点13、支点13−アイソセンタ3と
で4節平行リンク機構を形成することになる。
リンク51と、第2のリンク52と、投光器支持台53
とは、支点11−アイソセンタ3、支点11−支点1
2、支点12−支点13、支点13−アイソセンタ3と
で4節平行リンク機構を形成することになる。
【0011】このX線CT装置は以上のような構成から
なる4節リンク機構5を備えているが、次にこのX線C
T装置により被験者MをCTスキャンする場合の動作に
ついて説明する。ガントリ1に被験者Mをベッド20上
に長手方向に移動する天板ごと嵌挿し、該ガントリ1全
体をチルト運動により傾動させるが、このチルト運動に
より同時にガントリ架台50も傾斜する。 該ガントリ
架台50と第1のリンク51と第2のリンク52及び投
光器支持台53とは4節平行リンク機構を構成している
ため、図3に示すように、アンソセンタ3と支点11と
を結ぶリンク(即ち、ガントリ架台50が相当)がθ傾
動すると、アンソセンタ3と支点13とを結ぶリンク
(即ち、投光器支持台53が相当)に対して第1のリン
ク51は平行移動し、同時に前記リンク(ガントリ架台
50が相当)の傾動に対して第2のリンク52も同一角
度θ傾動する。そして該第2のリンク52の下端部に固
定された投光器4も該支点13回りに同一角度θ傾動す
る。この場合、前記ガントリ1は4節平行リンク機構の
一組のリンクの回転中心であるアイソセンタ3を回転中
心として傾動するからこの位置の投光器はなくしても前
記投光器4で被験者の例えば側頭部中心に合わせておい
てこのアイソセンタ3と支点13との距離分ベッド20
の天板を送り込めばそこが投光器の仮想中心となる。こ
うしてガントリ1の傾動と共に投光器4も同一角度傾動
し被験者に光を投射してスキャン角を設定することがで
きる。
なる4節リンク機構5を備えているが、次にこのX線C
T装置により被験者MをCTスキャンする場合の動作に
ついて説明する。ガントリ1に被験者Mをベッド20上
に長手方向に移動する天板ごと嵌挿し、該ガントリ1全
体をチルト運動により傾動させるが、このチルト運動に
より同時にガントリ架台50も傾斜する。 該ガントリ
架台50と第1のリンク51と第2のリンク52及び投
光器支持台53とは4節平行リンク機構を構成している
ため、図3に示すように、アンソセンタ3と支点11と
を結ぶリンク(即ち、ガントリ架台50が相当)がθ傾
動すると、アンソセンタ3と支点13とを結ぶリンク
(即ち、投光器支持台53が相当)に対して第1のリン
ク51は平行移動し、同時に前記リンク(ガントリ架台
50が相当)の傾動に対して第2のリンク52も同一角
度θ傾動する。そして該第2のリンク52の下端部に固
定された投光器4も該支点13回りに同一角度θ傾動す
る。この場合、前記ガントリ1は4節平行リンク機構の
一組のリンクの回転中心であるアイソセンタ3を回転中
心として傾動するからこの位置の投光器はなくしても前
記投光器4で被験者の例えば側頭部中心に合わせておい
てこのアイソセンタ3と支点13との距離分ベッド20
の天板を送り込めばそこが投光器の仮想中心となる。こ
うしてガントリ1の傾動と共に投光器4も同一角度傾動
し被験者に光を投射してスキャン角を設定することがで
きる。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明のX線CT
装置によれば、投光器の傾動にガントリのチルト運動を
利用しているため投光器用として別個のモ−タ等の駆動
源を設けなくても良い。そして4節平行リンク機構とし
て構成が簡単であるため安価に製作することができる。
また、投光器はガントリ前面に正面から見て左右2か所
設置されることが多いが、リンクの支点間を機械加工の
精度で決めることができるため左右の投光器を精度良く
同一に傾動させることができる。
装置によれば、投光器の傾動にガントリのチルト運動を
利用しているため投光器用として別個のモ−タ等の駆動
源を設けなくても良い。そして4節平行リンク機構とし
て構成が簡単であるため安価に製作することができる。
また、投光器はガントリ前面に正面から見て左右2か所
設置されることが多いが、リンクの支点間を機械加工の
精度で決めることができるため左右の投光器を精度良く
同一に傾動させることができる。
【図1】この発明のX線CT装置の外観側面図である。
【図2】この発明のX線CT装置のガントリに組み込ま
れた4節平行リンク機構の構成を示す図である。
れた4節平行リンク機構の構成を示す図である。
【図3】この発明のX線CT装置のガントリに組み込ま
れた4節平行リンク機構の傾動状態を示す図である。
れた4節平行リンク機構の傾動状態を示す図である。
【図4】従来のX線CT装置の構成概要図である。
【図5】従来のX線CT装置で使用される2つの投光器
を備えた4節平行リンク機構の構成を示す図である。
を備えた4節平行リンク機構の構成を示す図である。
1 ガントリ 2 X線装置 3 アイソセンタ 4 投光器 5 4節平行リンク機構 50 ガントリ架台 51 第1のリン
ク 52 第2のリンク 53 投光器支持
台
ク 52 第2のリンク 53 投光器支持
台
Claims (1)
- 【請求項1】 X線装置を内蔵しガントリに設けた穴に
被験者を出し入れできるようにするとともに該ガントリ
全体を傾動させて撮影可能としたX線CT装置におい
て、ガントリ基台の上でアイソセンタ回りに回動可能と
なるように支持され上部横方向に延設されたア−ムを有
するガントリ架台と、前記アイソセンタの近傍に位置す
る前記ア−ム端部の支点を中心として回動自在に枢着さ
れた第1のリンクと、前記第1のリンクの他端部の支点
回りに回動自在に枢着した第2のリンクと、該第2のリ
ンクの他端部であって前記アイソセンタと同一高さにあ
る支点回りに回動自在に一端を枢着し且つ他端部を前記
ガントリ基台に固定した投光器支持台と、より成り、前
記第2のリンクと投光器支持台との支点回りに該第2の
リンクと共に傾動可能な投光器を取り付けた4節平行リ
ンク機構を備えたX線CT装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6292419A JPH08126637A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | X線ct装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6292419A JPH08126637A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | X線ct装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08126637A true JPH08126637A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17781550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6292419A Pending JPH08126637A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | X線ct装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08126637A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017080304A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 東芝メディカルシステムズ株式会社 | X線コンピュータ断層撮影装置及び架台移動装置 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP6292419A patent/JPH08126637A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017080304A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 東芝メディカルシステムズ株式会社 | X線コンピュータ断層撮影装置及び架台移動装置 |
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