JPH0332138Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0332138Y2 JPH0332138Y2 JP1985030320U JP3032085U JPH0332138Y2 JP H0332138 Y2 JPH0332138 Y2 JP H0332138Y2 JP 1985030320 U JP1985030320 U JP 1985030320U JP 3032085 U JP3032085 U JP 3032085U JP H0332138 Y2 JPH0332138 Y2 JP H0332138Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- television
- cam surface
- slider
- spring
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 5
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000004886 process control Methods 0.000 description 1
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
〈産業上の利用分野〉
本考案はテレビジヨンを任意の傾斜角度で支持
することができる角度調整装置に関するものであ
る。 〈従来の技術〉 工場の生産ラインでの工程管理や部品管理ある
いは分析等の品質管理においては、モニターテレ
ビジヨンに映像、情報等を映し出して観察、計測
することが行われている。かかるモニターテレビ
ジヨンにおいては、オペレータの疲労の軽減、操
作性の向上などの人間工学的見地からブラウン管
面を最も見易い適切な角度にセツトする必要があ
り、このため、モニターテレビジヨンを基台に対
して傾斜させる角度調節装置は一定の取り付け状
態においても仰角を調節することができるように
構成されている。従来この種の装置としてデイス
プレイ・ステーシヨン傾斜機構（特開昭58−
27188号）がある。 このものは固定された基部を有する情報デイス
プレイ制御盤のスクリーンのための平衡型傾斜機
構であつて、水平方向の蝶着軸心の周囲にスクリ
ーンを枢動自在に枢着し、この蝶着軸心と直角で
ある面内に存在するカム作用面を有するカムをス
クリーン側のフレームに枢着し、前記カム作用面
にばねにより押圧附勢される突部を基部側フレー
ムに固定し前記カムと突部間の摩擦作用力がスク
リーンをその全ての傾斜位置において前記蝶着軸
心の周囲に回動させるように作用する重力による
作用力と平衡させるものである。 〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、この公開公報の機構は摩擦力で
スクリーン角度を保持するものであるから、傾動
対象物の重量が大きい場合や重心の位置が前記し
た蝶着軸心から外れた場合には大きな摩擦力を付
与しなければならなかつた。そして、角度調節の
際にはこの摩擦力に打ち勝つ大きな操作力が必要
になると共に、摺動面の摩耗が激しく、長期間必
要な摩擦力を維持することができないという問題
点があつた。 その上、前記傾斜機構はスクリーンの枢着中心
とカムの枢着中心とが異なつており、構造及び作
動が非常に複雑であるので設計が非常に困難であ
るという問題点をも有していた。 〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされ、ば
ね及びカムを使用して、傾動するテレビジヨンの
重量による回転モーメントとほぼ同一のトルクを
発生させて釣り合わせるように構成し、これによ
り大きな摩擦力及び操作力を不要としたものであ
る。すなわち、本考案は、テレビジヨンを枢軸に
より傾動可能に支持する基台と、テレビジヨンの
框体内に取り付けられたブラケツトと、該ブラケ
ツト形成されたカム面と、前記基台に設けられた
ガイド手段に保持されたシヤフトと該シヤフトに
外挿された転子とからなる移動子と、前記枢軸と
前記移動子のシヤフトとの間に掛け渡されて前記
移動子の転子を前記カム面に当接するように附勢
するばねとからなり、 前記移動子の転子がカム面へ当接する位置がテ
レビジヨンの傾動で変化し、この変化に応じる移
動子への前記ばねの附勢力とテレビジヨンの重量
による回転モーメントとが釣り合うように前記カ
ム面が形成されていることを特徴としている。 〈作用〉 本考案における移動子はテレビジヨンを傾動さ
せることによりカム面に対して相対的にスライド
して、その当接位置が変化する。そして、この移
動子への附勢力（ばね力）は移動子のカム面への
当接位置によつて変化し、この附勢力がテレビジ
ヨンの傾動によつて変化するテレビジヨンの重量
の回転モーメントと釣り合うものである。 〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を第１図の側面図、第
２図の側面図を参照して具体的に説明する。 テレビジヨン１は框体内３の内部に映像、情報
を映し出すブラウン管２が装着されており、框体
３の下部にはテレビジヨンを傾斜させる機構が取
り付けられるだけの空洞部分が形成されると共に
下面が開放されている。そして、框体３の両側壁
内面には下部が前記開放部５に達するように階段
状に折曲されたブラケツト４，４が取り付けられ
ている。かかる框体３は基台６に上方に傾動可能
に支持されるものであり、このため、基台６には
框体３内に挿入されるように立設するブラケツト
７，７が形成されると共に、この取付ブラケツト
７，７と前記ブラケツト４，４との間にシヤフト
８、枢軸９が掛け渡されている。ここで、枢軸９
は取付ブラケツト７に対してテレビジヨン側のブ
ラケツト４を回動可能に枢支する軸であり、シヤ
フト８は取付ブラケツト７に開設された斜めの傾
斜ガイドスリツト１０内をスライド可能になつて
おり、テレビジヨン１側のブラケツト４のカム面
１１に当接する転子１２が回転可能に外挿されて
移動子を構成している。該移動子は転子１２を介
してカム面１１に当接しており、テレビジヨン１
を傾動させると転子１２が回転しながらカム面１
１に沿つてガイドスリツト１０内をスライドする
ようになつている。この際、移動子はカム面の形
状によつてガイドスリツ１０内を回転しながらカ
ム面１１に押されて前後方向へスライドするが、
このスライドはカム面１１の両端側に形成された
ストツパ部１１ａ，１１ａに転子１２が当接する
ことで停止する。 さらに、この移動子と前記枢軸９との間には左
右一対のばね１３，１３が掛け渡されており、移
動子に外挿された転子１２がカム面１１に当接す
るように附勢している。このばねは移動子のスラ
イドに追従して伸縮し、テレビジヨン１の傾斜角
度に応じて転子１２への附勢力が変化するように
なつている。 即ち、このばねの附勢力（トルク）はテレビジ
ヨン１の傾動によつて変化するテレビジヨンの自
重による回転モーメントと同一となるようにバラ
ンスせしめられており、このためブラケツト４の
カム面１１は回転モーメントとばね１３の附勢力
とが釣り合うような形状に形成されるものであ
る。ここでテレビジヨンの重量は使用する機種よ
つて決まり、同一機種内のものは略同一の重量を
示すので、この重量による回転モーメントと釣り
合うようにカム形状を形成する。 前記基台６は外周側の固定盤６ａと、この固定
盤６ａ内に回転可能に嵌め込まれる回転盤６ｂと
からなつており、回転盤６ｂが固定盤６ａから外
れないように中央部分には回転軸１４が取り付け
られている。従つて、回転盤６ｂを回転させてテ
レビジヨンを任意の方向に向けることも可能とな
つている。 このように構成された本実施例は、テレビジヨ
ン１が枢軸９を中心に回動することで前後に傾動
するが、どのような傾斜角度においてもカム面１
１の移動に応じてばね１３が伸縮してテレビジヨ
ンの自重による回転モーメントと同一の附勢力
（トルク）が発生して釣り合うから任意の位置で
の安定的な停止状態が維持される。 第６図はテレビジヨンを最大限に傾斜させた側
面図である。 第３図及び第４図はこのようなテレビジヨンの
自重による回転モーメントとばね１３のトルクと
の関係を示すものである。即ち、第３図の実線の
状態R1においては、ばねのトルクＴは回転中心
となる枢軸９からカム面１１と転子１２との当接
部ａまでの距離にばね力P1の分力P′1を掛けたも
ので、 T1＝×P′1 となり、このT1がテレビジヨンの回転モーメン
トと釣り合うようになつている。また、第３図の
２点鎖線の状態R2においても同様であり、ばね
のトルクT2 T2＝×P2′（P2′：ばね力P2の分力） となる。この状態ではテレビジヨンの傾斜角度が
大きく、その回転モーメントも大きくなつている
が、その分ばねのトルクT2も大きくなつて釣り
合うようになつている。 従つて、テレビジヨンの傾斜角度がどのように
変化しても、その回転モーメントがばねの附勢力
によつて打ち消されるから常に安定した状態を維
持することができると共に、小さな操作力で傾動
させることができる。又、この傾動も無段階的に
行われる。 次に、第５図は以上のようなカム面１１が形成
されたブラケツト４の一例を示す側面図である。
このカム面１１は下記第１表のような寸法によつ
て設計されている。すなわち、カム面１１の基準
点Ａとテレビジヨン１の傾動中心点Ｏ（すなわち、
枢軸９）とを結ぶ基準線OAと、カム面上の任意
の点Ｂと中心点Ｏとを結ぶ設計線OBとのなす角
度をθとし、角度θ線上のOBの長さを変化させ
ることでカム面の形状が設定されるものである。
なお、BS点、BE点はストツパ部１１ａとの境界
点であり、テレビジヨン１の傾動に伴う移動開始
点および移動終了点に相当する。
することができる角度調整装置に関するものであ
る。 〈従来の技術〉 工場の生産ラインでの工程管理や部品管理ある
いは分析等の品質管理においては、モニターテレ
ビジヨンに映像、情報等を映し出して観察、計測
することが行われている。かかるモニターテレビ
ジヨンにおいては、オペレータの疲労の軽減、操
作性の向上などの人間工学的見地からブラウン管
面を最も見易い適切な角度にセツトする必要があ
り、このため、モニターテレビジヨンを基台に対
して傾斜させる角度調節装置は一定の取り付け状
態においても仰角を調節することができるように
構成されている。従来この種の装置としてデイス
プレイ・ステーシヨン傾斜機構（特開昭58−
27188号）がある。 このものは固定された基部を有する情報デイス
プレイ制御盤のスクリーンのための平衡型傾斜機
構であつて、水平方向の蝶着軸心の周囲にスクリ
ーンを枢動自在に枢着し、この蝶着軸心と直角で
ある面内に存在するカム作用面を有するカムをス
クリーン側のフレームに枢着し、前記カム作用面
にばねにより押圧附勢される突部を基部側フレー
ムに固定し前記カムと突部間の摩擦作用力がスク
リーンをその全ての傾斜位置において前記蝶着軸
心の周囲に回動させるように作用する重力による
作用力と平衡させるものである。 〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、この公開公報の機構は摩擦力で
スクリーン角度を保持するものであるから、傾動
対象物の重量が大きい場合や重心の位置が前記し
た蝶着軸心から外れた場合には大きな摩擦力を付
与しなければならなかつた。そして、角度調節の
際にはこの摩擦力に打ち勝つ大きな操作力が必要
になると共に、摺動面の摩耗が激しく、長期間必
要な摩擦力を維持することができないという問題
点があつた。 その上、前記傾斜機構はスクリーンの枢着中心
とカムの枢着中心とが異なつており、構造及び作
動が非常に複雑であるので設計が非常に困難であ
るという問題点をも有していた。 〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされ、ば
ね及びカムを使用して、傾動するテレビジヨンの
重量による回転モーメントとほぼ同一のトルクを
発生させて釣り合わせるように構成し、これによ
り大きな摩擦力及び操作力を不要としたものであ
る。すなわち、本考案は、テレビジヨンを枢軸に
より傾動可能に支持する基台と、テレビジヨンの
框体内に取り付けられたブラケツトと、該ブラケ
ツト形成されたカム面と、前記基台に設けられた
ガイド手段に保持されたシヤフトと該シヤフトに
外挿された転子とからなる移動子と、前記枢軸と
前記移動子のシヤフトとの間に掛け渡されて前記
移動子の転子を前記カム面に当接するように附勢
するばねとからなり、 前記移動子の転子がカム面へ当接する位置がテ
レビジヨンの傾動で変化し、この変化に応じる移
動子への前記ばねの附勢力とテレビジヨンの重量
による回転モーメントとが釣り合うように前記カ
ム面が形成されていることを特徴としている。 〈作用〉 本考案における移動子はテレビジヨンを傾動さ
せることによりカム面に対して相対的にスライド
して、その当接位置が変化する。そして、この移
動子への附勢力（ばね力）は移動子のカム面への
当接位置によつて変化し、この附勢力がテレビジ
ヨンの傾動によつて変化するテレビジヨンの重量
の回転モーメントと釣り合うものである。 〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を第１図の側面図、第
２図の側面図を参照して具体的に説明する。 テレビジヨン１は框体内３の内部に映像、情報
を映し出すブラウン管２が装着されており、框体
３の下部にはテレビジヨンを傾斜させる機構が取
り付けられるだけの空洞部分が形成されると共に
下面が開放されている。そして、框体３の両側壁
内面には下部が前記開放部５に達するように階段
状に折曲されたブラケツト４，４が取り付けられ
ている。かかる框体３は基台６に上方に傾動可能
に支持されるものであり、このため、基台６には
框体３内に挿入されるように立設するブラケツト
７，７が形成されると共に、この取付ブラケツト
７，７と前記ブラケツト４，４との間にシヤフト
８、枢軸９が掛け渡されている。ここで、枢軸９
は取付ブラケツト７に対してテレビジヨン側のブ
ラケツト４を回動可能に枢支する軸であり、シヤ
フト８は取付ブラケツト７に開設された斜めの傾
斜ガイドスリツト１０内をスライド可能になつて
おり、テレビジヨン１側のブラケツト４のカム面
１１に当接する転子１２が回転可能に外挿されて
移動子を構成している。該移動子は転子１２を介
してカム面１１に当接しており、テレビジヨン１
を傾動させると転子１２が回転しながらカム面１
１に沿つてガイドスリツト１０内をスライドする
ようになつている。この際、移動子はカム面の形
状によつてガイドスリツ１０内を回転しながらカ
ム面１１に押されて前後方向へスライドするが、
このスライドはカム面１１の両端側に形成された
ストツパ部１１ａ，１１ａに転子１２が当接する
ことで停止する。 さらに、この移動子と前記枢軸９との間には左
右一対のばね１３，１３が掛け渡されており、移
動子に外挿された転子１２がカム面１１に当接す
るように附勢している。このばねは移動子のスラ
イドに追従して伸縮し、テレビジヨン１の傾斜角
度に応じて転子１２への附勢力が変化するように
なつている。 即ち、このばねの附勢力（トルク）はテレビジ
ヨン１の傾動によつて変化するテレビジヨンの自
重による回転モーメントと同一となるようにバラ
ンスせしめられており、このためブラケツト４の
カム面１１は回転モーメントとばね１３の附勢力
とが釣り合うような形状に形成されるものであ
る。ここでテレビジヨンの重量は使用する機種よ
つて決まり、同一機種内のものは略同一の重量を
示すので、この重量による回転モーメントと釣り
合うようにカム形状を形成する。 前記基台６は外周側の固定盤６ａと、この固定
盤６ａ内に回転可能に嵌め込まれる回転盤６ｂと
からなつており、回転盤６ｂが固定盤６ａから外
れないように中央部分には回転軸１４が取り付け
られている。従つて、回転盤６ｂを回転させてテ
レビジヨンを任意の方向に向けることも可能とな
つている。 このように構成された本実施例は、テレビジヨ
ン１が枢軸９を中心に回動することで前後に傾動
するが、どのような傾斜角度においてもカム面１
１の移動に応じてばね１３が伸縮してテレビジヨ
ンの自重による回転モーメントと同一の附勢力
（トルク）が発生して釣り合うから任意の位置で
の安定的な停止状態が維持される。 第６図はテレビジヨンを最大限に傾斜させた側
面図である。 第３図及び第４図はこのようなテレビジヨンの
自重による回転モーメントとばね１３のトルクと
の関係を示すものである。即ち、第３図の実線の
状態R1においては、ばねのトルクＴは回転中心
となる枢軸９からカム面１１と転子１２との当接
部ａまでの距離にばね力P1の分力P′1を掛けたも
ので、 T1＝×P′1 となり、このT1がテレビジヨンの回転モーメン
トと釣り合うようになつている。また、第３図の
２点鎖線の状態R2においても同様であり、ばね
のトルクT2 T2＝×P2′（P2′：ばね力P2の分力） となる。この状態ではテレビジヨンの傾斜角度が
大きく、その回転モーメントも大きくなつている
が、その分ばねのトルクT2も大きくなつて釣り
合うようになつている。 従つて、テレビジヨンの傾斜角度がどのように
変化しても、その回転モーメントがばねの附勢力
によつて打ち消されるから常に安定した状態を維
持することができると共に、小さな操作力で傾動
させることができる。又、この傾動も無段階的に
行われる。 次に、第５図は以上のようなカム面１１が形成
されたブラケツト４の一例を示す側面図である。
このカム面１１は下記第１表のような寸法によつ
て設計されている。すなわち、カム面１１の基準
点Ａとテレビジヨン１の傾動中心点Ｏ（すなわち、
枢軸９）とを結ぶ基準線OAと、カム面上の任意
の点Ｂと中心点Ｏとを結ぶ設計線OBとのなす角
度をθとし、角度θ線上のOBの長さを変化させ
ることでカム面の形状が設定されるものである。
なお、BS点、BE点はストツパ部１１ａとの境界
点であり、テレビジヨン１の傾動に伴う移動開始
点および移動終了点に相当する。
【表】
なお、本実施例においては基台を水平面内で回
転可能に形成したが、基台を回転しないように形
成してもよい。 〈考案の効果〉 以上のとおり、本考案によればテレビジヨンの
自重による回転モーメントと移動子に応ずるばね
の附勢力とが釣り合うように構成したので、テレ
ビジヨンの傾動を任意の角度で、しかも無段階的
に調節することができると共に摩擦力を利用する
ものではないから、傾動操作も小さな力で行うこ
とができ、その作動も安定する。 その上、テレビジヨンの傾動中心とカムの枢着
中心とが一致しているので、構造および作動が極
めて簡単となり、設計が容易である。 又、角度調整装置全体がテレビジヨンの内部に
収納されているから、コンパクトとなると共に、
外観も向上する。
転可能に形成したが、基台を回転しないように形
成してもよい。 〈考案の効果〉 以上のとおり、本考案によればテレビジヨンの
自重による回転モーメントと移動子に応ずるばね
の附勢力とが釣り合うように構成したので、テレ
ビジヨンの傾動を任意の角度で、しかも無段階的
に調節することができると共に摩擦力を利用する
ものではないから、傾動操作も小さな力で行うこ
とができ、その作動も安定する。 その上、テレビジヨンの傾動中心とカムの枢着
中心とが一致しているので、構造および作動が極
めて簡単となり、設計が容易である。 又、角度調整装置全体がテレビジヨンの内部に
収納されているから、コンパクトとなると共に、
外観も向上する。
第１図および第２図は本考案の一実施例の側面
図および背面図、第３図および第４図はばねの附
勢力の変化を示す側面図および模式図、第５図は
カム面の形状を示す一例の側面図、第６図は最大
に傾斜した状態の側面図である。 １……テレビジヨン、３……框体、４……ブラ
ケツト、６……基台、７……取付ブラケツト、８
……シヤフト、９……枢軸、１０……ガイドスリ
ツト、１１……カム面、１２……転子、１３……
ばね。
図および背面図、第３図および第４図はばねの附
勢力の変化を示す側面図および模式図、第５図は
カム面の形状を示す一例の側面図、第６図は最大
に傾斜した状態の側面図である。 １……テレビジヨン、３……框体、４……ブラ
ケツト、６……基台、７……取付ブラケツト、８
……シヤフト、９……枢軸、１０……ガイドスリ
ツト、１１……カム面、１２……転子、１３……
ばね。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) テレビジヨンを枢軸により傾動可能に支持す
る基台と、テレビジヨンの框体内に取り付けら
れたブラケツトと、該ブラケツトに形成された
カム面と、前記基台に設けられたガイド手段に
保持されたシヤフトと該シヤフトに外挿された
転子とからなる移動子と、前記枢軸と前記移動
子のシヤフトとの間に掛け渡されて前記移動子
の転子を前記カム面に当接するように附勢する
ばねとからなり、 前記移動子の転子がカム面へ当接する位置が
テレビジヨンの傾動で変化し、この変化に応じ
る移動子への前記ばねの附勢力とテレビジヨン
の重量による回転モーメントとが釣り合うよう
に前記カム面が形成されていることを特徴とす
る角度調整機能を有するテレビジヨン。 (2) 基台が水平面内で回転可能に形成されている
実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の角度調整
機能を有するテレビジヨン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985030320U JPH0332138Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985030320U JPH0332138Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61149482U JPS61149482U (ja) | 1986-09-16 |
| JPH0332138Y2 true JPH0332138Y2 (ja) | 1991-07-08 |
Family
ID=30529913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985030320U Expired JPH0332138Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0332138Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4708313A (en) * | 1986-03-31 | 1987-11-24 | Wang Laboratories, Inc. | Tilt apparatus for a display monitor |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5827188A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-17 | デシジヨン・デ−タ・コンピユ−タ・コ−ポレ−シヨン | スクリーンのための平衡型傾斜機構 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60142562U (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-20 | 日本発条株式会社 | チルト機構を有するテレビスタンド |
-
1985
- 1985-03-05 JP JP1985030320U patent/JPH0332138Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5827188A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-17 | デシジヨン・デ−タ・コンピユ−タ・コ−ポレ−シヨン | スクリーンのための平衡型傾斜機構 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61149482U (ja) | 1986-09-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0332137Y2 (ja) | ||
| US6601810B2 (en) | Apparatus for positioning screen of monitor | |
| US7578490B2 (en) | Stand of display device | |
| KR100770983B1 (ko) | 모니터장치 | |
| US7593218B2 (en) | Supporting device for display apparatus and display apparatus having the same | |
| JPH05300499A (ja) | テレビ電話装置 | |
| US20070228253A1 (en) | Stand for display device | |
| JP3032270U (ja) | ディスプレー可動支持装置 | |
| US7445189B2 (en) | Apparatus and method for automatically maintaining the viewing angle of a customer display | |
| JPH0332138Y2 (ja) | ||
| JP2001183739A (ja) | プロジェクタ装置 | |
| JPH11338363A (ja) | 薄形表示装置の画面縦横切替え機構 | |
| US4606628A (en) | Video projector lens angulation mechanism | |
| JPH11338576A (ja) | 液晶ディスプレイ支持装置 | |
| JP2002341782A (ja) | 画像表示装置 | |
| JP2000267579A (ja) | ディスプレイ装置 | |
| KR100643386B1 (ko) | 모니터장치 | |
| JP2581457B2 (ja) | ディスプレイ支持アーム | |
| CN101005570A (zh) | 资料提示装置 | |
| JP2605906Y2 (ja) | 平面型ディスプレイの取付装置 | |
| JP4371419B2 (ja) | 壁掛け取り付け台 | |
| JP2805319B2 (ja) | Ｃｔスキャナ | |
| KR20020081723A (ko) | 영상표시기기의 힌지 보조 기구 구조 | |
| CN220169055U (zh) | 支撑装置 | |
| JPH0357168Y2 (ja) |