JP2581457B2 - ディスプレイ支持アーム - Google Patents

ディスプレイ支持アーム

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JP2581457B2
JP2581457B2 JP6153194A JP15319494A JP2581457B2 JP 2581457 B2 JP2581457 B2 JP 2581457B2 JP 6153194 A JP6153194 A JP 6153194A JP 15319494 A JP15319494 A JP 15319494A JP 2581457 B2 JP2581457 B2 JP 2581457B2
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JP
Japan
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display
shaft
fulcrum
weight
support arm
Prior art date
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JP6153194A
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JPH0822253A (ja
Inventor
秀貴 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置に係わり、特に
表示部をオペレータが任意に調整できるようにした表示
装置の位置調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】このような表示装置の調整機構は、特開
昭60−165687号公報に示されている。すなわ
ち、ディスプレイとベース上に夫々支点を設け、各支点
間をアームで連結し、各支点内には、ディスプレイを支
持するコイルスプリングが内蔵されている。また、各支
点を中心にアームが回転する構造でディスプレイの角
度、回転および高さ調整が可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の表示装
置は、支点内に内蔵した樹脂製スペーサをコイルスプリ
ングを押すことによって生じる摩擦力でディスプレイの
重さを保持している。
【0004】しかしながらこのような構造では、ディス
プレイ角度可変時の重心のモーメントに耐えるだけの摩
擦が必要となる。特にディスプレイを上方に動かすとき
は、摩擦力にディスプレイの自重が加わり、自重の2倍
以上の力を加えなければならなくなる。さらに、支点に
かかる回転力を摩擦力でロックしているため、微妙な位
置調整は困難となる。
【0005】本発明の目的は、ディスプレイを任意の位
置に移動しても、常に均一のバランスが保たれることに
より、極めて軽い操作と広い移動範囲が可能なディスプ
レイ支持アームを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のディスプレイ支
持アームにおいては、ディスプレイの背面にこのディス
プレイを支えるシャフトが、煽りおよび回転が可能な継
手を介して接続され、この継手の支点を中心に前記ディ
スプレイのバランスを保持するための複数の固定おもり
が装着され、前記シャフトが筒状のホルダに挿入され、
軸方向に移動可能に保持されるとともに、ホルダに沿っ
て摺動する移動おもりが前記シャフトの移動方向と反対
方向に移動する機構と、前記ディスプレイを含めたホル
ダの重心位置に、揺動および回転が自在な継手でスタン
ドと連結されたことにより、前記ディスプレイの自在な
移動と任意位置における保持が可能なことをを特徴とす
る。
【0007】
【作用】本発明のディスプレイ支持アームによれば、デ
ィスプレイの後方に複数の固定おもりと移動おもりを備
え、常に支点にかかるモーメントを打ち消すようなバラ
ンス力が作用しているため、バネ内蔵のアーム構造に比
べディスプレイが任意の位置に移動しても、軽い操作性
でスムーズな移動と微妙な位置調整が可能であり、操作
範囲も格段に広がる。
【0008】
【実施例】以下に本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0009】図1,2,3は、本発明の表示装置の一実
施例を示す構成図である。図1は正面断面図、図2はデ
ィスプレイ部の平面図、図3は右側面断面図である。
【0010】図において、ディスプレイ1は、任意の方
向に煽りが自在なユニバーサルジョイント2と、θ1
向(シャフト4の中心軸を軸として回転する方向)に回
転自在な回転軸受3を介して、シャフト4に連結されて
いる。支点5はユニバーサルジョイント12の支点であ
る。ディスプレイ1から後方に伸ばされたアーム6、
6′で複数の固定おもり7、7′が支持されており、デ
ィスプレイ1、アーム6、6′、固定おもり7、7′を
合わせた重心位置が、支点5と一致するようになってい
る。
【0011】シャフト4は、ディスプレイ1が前後方向
にスライドできるよう中空の円筒状スライドガイド8内
に設置したリニアベアリング9、9′を介して保持され
ている。スライドガイド8は、θ2 方向(支点18を中
心として回転する方向)に揺動可能な軸受10を備えた
支持ブロック11と連結されている。支持ブロック11
の下方ではθ3 方向(スタンド13の中心軸を軸として
回転する方向)に回転自在な回転軸受12を介してスタ
ンド13と連結されている。スライドガイド8の後方に
は、スライドガイド8の外周部にリニアベアリング14
を介してスライドする移動おもり15が装着されてい
る。ここで移動おもり15の重さは、ディスプレイ1、
ユニバーサルジョイント2、シャフト4等ディスプレイ
といっしょに軸方向に移動する部分の重量と等しくして
おく。
【0012】移動おもり15とシャフト4の後端部は、
スライドガイド8の中央と後部に装着されたプーリ1
6、16′を介してワイヤー17により連結されている
ため、ディスプレイ1を軸方向に動かすと、移動おもり
15は反対方向に同距離動く機構となっている。
【0013】尚、支持ブロック10の中心点は、スタン
ド13の中心上でディスプレイ1、シャフト4、ホルダ
7、移動おもり14等のバランスが保たれる支点18と
なっている。
【0014】以上のような構造からなるディスプレイ支
持アームによって、実際にディスプレイを操作する場
合、ディスプレイ1の煽りおよび回転操作を行う時は、
支点5を中心にディスプレイ1と固定おもり7、7′で
バランスがとれているため、両手でディスプレイ1の両
端を触れ、上下、左右およびθ1 方向に動かすだけで、
極めて軽く調整が可能となる。また、ディスプレイ1を
任意の位置に移動する時は、ディスプレイ1を前後に移
動し、θ3 の回転、θ2 の揺動により位置調整する。そ
の際、ディスプレイ1の動きに連動して移動おもり15
も移動するため、常にバランスが保たれるため、ディス
プレイ1は、任意の位置で停止状態が維持される。
【0015】なお、実施例では、移動おもり15はスラ
イドガイド8の外周をスライドしたが、スライドガイド
8の中におもり15を収容し、ワイヤー17の邪魔にな
らないようおもりを一部くり抜いておき、おもりがスラ
イドガイド8の内周をスライドするようにしてもよい。
ただしスライドガイドの径は大きくなる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスプ
レイ支持アームは、固定および移動おもりによるバラン
サにより常に重心が支点の回転中心でバランスされてい
るため、軽い操作で任意の位置および方向に調整が可能
で、保持のための力も不要である。また、保持機構にス
プリング等を用いないため、構成が簡単となり、装置を
軽くシンプルにする上で極めて大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面断面図である。
【図2】本発明の一実施例のディスプレイ部の平面図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の右側面断面図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ 2 ユニバーサルジョイント 3、12 回転軸受 4 シャフト 5、18 支点 6、6′ アーム 7、7′ 固定おもり 8 スライドガイド 9、9′、14 リニアベアリング 10 軸受 11 支持ブロック 13 スタンド 15 移動おもり 16、16′ プーリ 17 ワイヤー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイの背面にこのディスプレイを
    支えるシャフトが、煽りおよび回転が可能な継手を介し
    て接続され、この継手の支点を中心に前記ディスプレイ
    のバランスを保持するための複数の固定おもりが装着さ
    れ、前記シャフトが筒状のホルダに挿入され、軸方向に
    移動可能に保持されるとともに、前記ホルダに沿って摺
    動する移動おもりが前記シャフトの移動方向と反対方向
    に移動する機構と、前記ディスプレイを含めたホルダの
    重心位置に、揺動および回転が自在な継手でスタンドと
    連結されたことを特徴とするディスプレイ支持アーム。
JP6153194A 1994-07-05 1994-07-05 ディスプレイ支持アーム Expired - Lifetime JP2581457B2 (ja)

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JP6153194A JP2581457B2 (ja) 1994-07-05 1994-07-05 ディスプレイ支持アーム

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JPH0822253A JPH0822253A (ja) 1996-01-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2821902B1 (fr) * 2001-03-12 2003-06-27 Id Ind & Design Dispositif de support pour un ecran plat a cristaux liquide
FR2821901B1 (fr) * 2001-03-12 2003-05-30 Id Ind & Design Dispositif pour supporter un ecran plat a cristaux liquides
KR101028358B1 (ko) * 2009-04-08 2011-04-11 노창현 옥외용 회전 광고물
JP5085614B2 (ja) * 2009-07-10 2012-11-28 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 超音波診断装置

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JPH0822253A (ja) 1996-01-23

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Effective date: 19961001