JP2520383Y2 - 自動調光装置 - Google Patents

自動調光装置

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JP2520383Y2 JP1989136986U JP13698689U JP2520383Y2 JP 2520383 Y2 JP2520383 Y2 JP 2520383Y2 JP 1989136986 U JP1989136986 U JP 1989136986U JP 13698689 U JP13698689 U JP 13698689U JP 2520383 Y2 JP2520383 Y2 JP 2520383Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動調光装置に係り、更に詳しくは、周囲の
照度に応じて照明灯の点灯、消灯を制御すると同時に、
人が通過したときと通過しないときとで照明灯の点灯照
度を切り換えるようにしたことに特徴を有したものに関
する。
[従来の技術] 周囲の照度を照度検知素子で検出して、その照度が予
め定められた所定のレベルよりも低いときには照明灯を
点灯駆動させる一方、所定のレベルよりも照度レベルが
高いときには、照明灯を消灯させるようにした照度検知
型の自動調光装置が開発され使用されている。また、こ
のような自動調光装置とは異なって、人体検知素子によ
って人の通過を検出したときに、照明灯を自動点灯させ
るようにした人体検知型の自動調光装置も開発され使用
されている。更に、この人体検知型の自動調光装置と照
度検知型の自動調光装置とを組み合わせて、周囲の照度
が所定レベルよりも低い場合に限って、人体を検知して
照明灯を点灯駆動させる複合型の自動調光装置も開発さ
れている。
しかしながら、この複合型の自動調光装置において
も、例えば、周囲の照度が所定レベルよりも高いときに
は照明灯の駆動を停止させ、周囲の照度が所定レベルよ
りも低いときには照明灯を低レベルで点灯させ、更に人
が通過したときには照明灯を高レベルで点灯させるよう
なきめ細かい制御を行なうことができないため、不満を
残していた。
[考案が解決しようとする課題] 上記事情に鑑みて提案される本考案は、周囲の照度が
所定のレベルよりも高いときには照明灯を消灯させ、周
囲の照度が所定のレベルよりも低いときには照明灯を低
レベルで点灯させ、更に、周囲の照度が所定のレベルよ
りも低く且つ人体を検出したときにのみ照明灯を高レベ
ルで点灯させることによって、実用に即したきめ細かい
制御を行なうことのできる自動調光装置を提供すること
を目的としている。
また、周囲の照度により照明灯を低レベルで点灯さ
せ、さらに人体の検出により照明灯を高レベルで点灯さ
せる自動調光装置においては、高レベルの点灯から低レ
ベルの点灯へ切り替わる際、瞬間的に照明灯が消灯し、
照明器具のチラツキ現象が生ずるという不都合が生ず
る。
高レベルの点灯中に人体を検出できなくなれば、低レ
ベルの点灯へ切り替わるはずである。ところが、照明灯
を高レベルで点灯している期間は、照明灯の作用により
周囲の照度が増加していること、切換の際に照明灯の照
度が実際に低下するまでにはわずかな時間遅れがあるこ
と、及び、照度検出素子は照度の低下にある程度の時間
遅れをもって追従することが原因となって、高レベルの
点灯から低レベルの点灯へ切り替わる際には、照明灯が
短時間消灯することになる。
換言すれば、自動調光装置が、高レベルの点灯制御を
停止した後も、照度検出素子は、短時間の間、周囲の照
度として高い照度を検出するため、低レベルの点灯へ切
り替わらず、消灯してしまう。このため、照明器具のチ
ラツキ現象が生ずるという不都合が生ずる。
この様な事情にも鑑みて提案された本考案は、高レベ
ルの点灯から低レベルの点灯へ切り替わる際、瞬間的に
照明灯が消灯し、照明器具のチラツキ現象が生ずるのを
防止し、高レベルから低レベルへの切り換え動作をスム
ーズに行うことができる自動調光装置を提供することを
も目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために提案される本考案に係る自
動調光装置は、周囲の照度が所定の閾値レベルよりも低
下すると第1の照度信号を出力する照度検出手段と、人
体を検知して人体検知信号を出力する人体検知手段と、
上記第1の照度信号及び人体検知信号がともに出力され
た場合に起動され、予め定められた時間だけタイマー信
号を出力するタイマー回路と、上記タイマー信号の出力
に基づいて強点灯信号を出力する一方、上記第1の照度
信号に基づいて弱点灯信号を出力する点灯制御回路を備
えた自動調光装置でおいて、上記タイマー回路が再起動
可能なリトリガブルタイマー回路として構成され、上記
タイマー信号を予め定められた遅延時間だけ遅延させ、
遅延信号として出力する遅延回路と、照度検出手段の出
力段に設けられ、上記遅延信号に基づいて、照度検出手
段の出力を第1の照度信号の信号レベルに切り替える信
号切換回路とを備えて構成される。
ここで、強点灯信号とは、照明灯を高レベルで点灯さ
せるための制御信号であり、弱点灯信号とは、照明灯を
低レベルで点灯させるための制御信号である。
[作用] 本考案による自動調光装置は、周囲の照度が所定の閾
値レベルよりも低下すると照度検出手段から第1の照度
信号が出力され、点灯制御回路が、この第1の照度信号
に基づいて弱点灯信号を出力し、照明灯を低レベルで点
灯させる。
また、照度検出手段から第1の照度信号が出力されて
いる場合において、さらに人体検知手段が人体を検知し
て人体検知信号を出力すると、リトリガブルタイマー回
路が起動され、このタイマー回路からは所定時間だけタ
イマー信号が出力される。
このタイマー回路は、人体が検知されなくなるまで繰
り返し再起動され、タイマー信号は最後の起動から所定
時間が経過するまで継続して出力される。点灯制御回路
は、このタイマー信号に基づいて強点灯信号を出力し、
照明灯を高レベルで点灯させる。
一方、遅延回路は、このタイマー信号を予め定められ
た遅延時間だけ遅延させて、遅延信号として出力する。
信号切換手段は、この遅延信号が出力されていない場合
には、照度検出手段の出力信号をそのまま出力するが、
遅延信号が出力されている場合には、照度検出手段の出
力段において、その出力信号のレベルを第1の照度信号
の信号レベルに切り替えて出力する。
即ち、タイマー回路からタイマー信号が出力されなく
なり、強点灯信号の出力が停止されてから上記遅延時間
が経過するまでの期間内においては、照度検出手段の出
力信号が、信号切換回路において強制的に第1の照度信
号の信号レベルに切り換えられる。このため、照度検出
手段の出力信号に関わらず、点灯制御回路から弱点灯信
号が出力されて、照明灯は低レベルで点灯される。即
ち、照明灯が高レベルから低レベルに切り換えられる際
に、消灯することがなくなる。
[実施例] 以下に、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図は、従来の自動調光装置1の構成をブロック図
をもって示したもので、図において、10は人体検知手段
で、人体を検知して人体検知信号を出力する人体検知素
子10aと、この人体検知信号を増幅する信号増幅回路10b
とを有している。11は照度検出手段で、周囲の照度に応
じた照度検知信号を出力する照度検知素子11aと、この
照度検知信号を増幅する信号増幅回路11bと、周囲の照
度が予め定められたレベル(点灯照度)よりも低下した
ときには第1の照度信号を出力する一方、周囲の照度が
予め定められたレベル(消灯照度)を越えたときには第
2の照度信号を出力する信号レベル判別回路11cとを有
している。照度検出手段11がこのように点灯照度と消灯
照度との2つの判別レベルを設けて照度信号の切換出力
を行なっているのは、一つの判別レベルによって照度信
号の切換を行なうと、周囲の照度が徐々に上昇あるいは
下降したときに判別レベル近辺で照度が微妙に変動した
場合でも出力される照度信号が交互に切換わって不安定
になることを防止するためである(ヒステリシス特性を
持たせている)。また、12はこれらの人体検知手段10か
ら出力される人体検知信号と照度検出手段11から出力さ
れる照度信号との論理積信号を求める論理積回路、13は
論理積回路12から出力される論理積信号をタイマー起動
信号として起動されて予め定められた所定の時間だけタ
イマー信号を出力するタイマー回路、14は第1の点灯制
御回路14aと第2の点灯制御回路14bとを有した点灯制御
回路部であり、第1の点灯制御回路14aはタイマー回路1
3からタイマー信号が出力されている期間は照明灯Lを
第1のレベルの点灯制御信号によって点灯駆動し、第2
の点灯制御回路14bは照度検出手段11から第1の照度信
号が出力されている期間は照明灯Lを第1のレベルの点
灯制御信号よりも低い第2のレベルの点灯制御信号で点
灯駆動する構成とされている。
このような構成の自動調光装置1の動作を、第2図の
タイムチャートを参照して説明する。
昼間などは、周囲照度のレベルが消灯照度よりも高い
ために照度検出手段11の信号レベル判別回路11cからは
第2の照度信号(本実施例では「L」レベルの信号)が
出力されているので、人体検知手段10から人体検知信号
が出力されても論理積回路12からはタイマー起動信号が
出力されず、照明灯Lは点灯しない(第2図(a)〜
(e)参照)。
昼間から夜間に変わって周囲の照度が点灯照度よりも
低下すると照度検出手段11の照度検知素子11aで検知し
て信号レベル判別回路11cから第1の照度信号(本実施
例では「H」レベルの信号)が出力され(第2図
(a),(b)参照)、この第1の照度信号が点灯制御
回路部14の第2の点灯制御回路14bに伝送されて、照明
灯L(本実施例では白熱灯を使用)が第2のレベルの点
灯制御信号(低レベル)で点灯される(第2図(g),
(h)参照)。一方、照度検出手段11の信号レベル判別
回路11cから出力される第1の照度信号は論理積回路12
にも加えられるが、人体検知手段10から人体検知信号が
出力されていないので、論理積回路12からの出力信号は
ない(第2図(d)参照)。なお、この第2のレベルの
点灯制御信号によって照明灯Lが点灯された場合の周囲
の照度は、上記点灯照度よりも低いように設定されてい
る。
このように、周囲が暗くなって照明灯Lが低レベルで
点灯されているときに、自動調光装置1の近傍を人が通
過すると、人体検知手段10の人体検知素子10aで人体が
検知されて人体検知信号が論理積回路12に加わるので、
論理積回路12は照度検出手段11の信号レベル判別回路11
cから出力される第1の照度信号と、人体検知手段10か
ら出力される人体検知信号を受けてタイマー回路13にタ
イマー起動信号を出力してタイマーを起動する(第2図
(b)〜(e)参照)。これによって、タイマー回路13
からは予め定められた所定の時間Tだけ点灯制御回路部
14の第1の点灯制御回路14aにタイマー信号を出力する
ので、第1の点灯制御回路14aは照明灯Lを第1のレベ
ルの点灯制御信号(高レベル)で点灯させる(第2図
(e),(f),(h)参照)。一方、照明灯Lが高レ
ベルで点灯されることによって照度判別手段11の信号レ
ベル判別手段11cは第2の照度信号(本実施例では
「L」レベルの信号)を出力する(第2図(b)参
照)。
このようにして、人体が検知されてから時間Tだけ照
明灯Lが高レベルで点灯した後にタイマー回路13がタイ
ムアップすると、照明灯Lの点灯制御が遮断され周囲の
照度が低下するので、照度検出手段11の照度検知素子11
aで検知されて信号レベル判別手段11cから再び第1の照
度信号(「H」レベルの信号)が第2の点灯制御回路14
bに伝送されて照明灯Lは低レベルで点灯する(第2図
(b),(e),(f),(h)参照)。
従って、このような構成の自動調光装置1では、周囲
照度が所定のレベル以上のときは照明灯を消灯させ、周
囲照度が所定のレベルよりも低下したときには照明灯を
低レベルで点灯させ、照明灯が低レベルで点灯中に人が
通過したときには照明灯を高レベルで点灯させるので、
実用に即した自動調光を行なうことができる。
尚、上記従来例では、照明灯の点灯制御を高レベルお
よび低レベルの2段階で行っているが、照度検出手段の
信号レベル判別回路の判別レベルを複数設定し、これら
の判別された照度信号によって複数の点灯制御回路の点
灯制御を行わせる構成とすることも可能である。
次に、第3図は、本考案の自動調光装置1′の構成を
ブロック図をもって示したもので、上記請求項1に記載
した自動調光装置1と異なる点は、タイマー回路13に代
えて、リトリガブルタイマー回路13′を備えたことと、
信号切換回路15及び遅延回路16を更に追加した構成とさ
れている点である。
このリトリガブルタイマー回路13′は論理積回路12か
ら出力されるタイマー起動信号を受けて予め定められた
所定の時間だけタイマー信号を出力する再起動可能な構
成とされており、遅延回路16は、リトリガブルタイマー
回路13′から出力されるタイマー信号を受けて、タイマ
ー信号がタイムアップしたときから更に時間ΔTだけ遅
延した遅延信号を出力するものであり、また、信号切換
回路15は、第1の照度信号と等しい信号レベルを有した
電源15a(本実施例では、電源電圧を抵抗で分圧して生
成している)と、遅延回路16から遅延信号が出力されて
いる期間は電源15aの電圧を点灯制御回路部14の第2の
点灯制御回路14bと論理積回路12とに出力する一方、遅
延信号が停止している期間には、照度検出手段11から出
力される照度信号(第1あるいは第2の照度信号)をそ
のまま第2の点灯制御回路14bと論理積回路12とに出力
するための切換手段15b(本実施例では、トランジスタ
によって切換制御を行っている)を備えた構成とされて
いる。
この自動調光装置1′の動作を第4図のタイミングチ
ャートを参照して説明するが、本考案は、照明灯Lが第
1の点灯制御回路14aによって高レベルで点灯駆動され
た後に消灯されるときの上記自動調光装置1の動作を改
良したものであり、他の動作については同一である。
周囲の照度が予め定められた消灯照度を越えたときに
は照度検出手段から第2の照度信号が出力されて照明灯
の点灯制御が阻止される(第4図(a),(b)参
照)。
一方、周囲の照度が予め定められた点灯照度よりも低
下したときには、照度検出手段11から第1の照度信号
(「H」レベル)が出力され、このとき信号切換回路15
には遅延信号が入力されていないので、第1の照度信号
がそのまま点灯制御回路部14の第2の点灯制御回路14b
に伝送されて第2のレベルの点灯制御信号を照明灯Lに
出力して点灯制御を行なうとともに、この第1の照度信
号が論理積回路12に加えられる(第4図(a),
(b),(f),(g),(i),(j)参照)。
照明灯がこの第2の点灯制御回路14bによって駆動さ
れているときに、人体検知手段10で人体が検知される
と、人体検知信号と上記第1の照度信号とが同時に論理
積回路12に入力されるので、論理積回路12からタイマー
起動信号が出力されてリトリガブルタイマー回路13′が
起動し、予め定められた所定の時間Tだけ点灯制御回路
部14の第1の点灯制御回路14aにタイマー信号が加えら
れる。そして、第1の点灯制御回路14aではこのタイマ
ー信号を受けている期間は、第2のレベルよりも高い第
1のレベルの点灯制御信号を照明灯Lに出力して点灯制
御を行なう(第4図(c)〜(e),(h),(i)参
照)。
一方、照明灯が第1のレベルで点灯している期間は、
周囲の照度が増加するので照度検出手段12からは第2の
照度信号が出力されるが、リトリガブルタイマー回路1
3′から出力されたタイマー信号が遅延回路16に入力さ
れ、遅延回路16からは所定の時間ΔTだけタイマー信号
よりも遅延した遅延信号が信号切換回路15に出力される
ので、信号切換回路15から第2の点灯制御回路14bと論
理積回路12とに電源15aの電圧(第1の照度信号と等
価)が出力されている(第4図(a),(b),(e)
〜(i)参照)。そして、この期間に再び人体検知手段
10から人体検知信号が出力されると論理積回路12には人
体検知信号と電源15aの電圧とが同時に入力されてタイ
マー起動信号を出力するので、リトリガブルタイマー回
路13′は再起動されて再び所定の時間Tだけタイマー信
号を出力し、照明灯は第1の点灯制御回路によって継続
して点灯駆動される。
そして、リトリガブルタイマー回路13′がタイムアッ
プすると信号切換回路15から第2の点灯制御回路14bに
出力されている電源15aの電圧信号によって照明灯が第
2のレベルの点灯制御信号による駆動に戻る。一方、リ
トリガブルタイマー回路13′がタイムアップしてから所
定の時間ΔTが経過すると、遅延回路16から信号切換回
路15に出力されている遅延信号が停止し、信号切換回路
15は照度検出手段11から出力されている第1の照度信号
をそのまま第2の点灯制御回路14bと論理積回路12とに
出力して照明灯を第2のレベルの点灯制御信号で継続し
て点灯する(第4図(a),(b),(f),(g),
(i),(j)参照)。
すなわち、リトリガブルタイマー回路13′がタイムア
ップして第1の点灯制御回路14aによる照明灯Lの駆動
が停止しても、わずかな時間遅れをもって照度が低下す
る要因と、照明灯Lの照度が低下しても照度検知素子11
aの検知信号が直ちに照度の低下に追従しない要因によ
って瞬間的に照明灯Lが消灯することを防止するもので
あり、上記ΔTの時間は、これらの照明灯Lの照度の低
下の時間遅れと照度検知素子11aの追従性による時間遅
れとを考慮して設定される。
このように、照明灯Lの照度が低レベルまで低下して
照度検出手段からの出力信号が第1の照度信号になるま
で、第2の点灯制御回路14bには継続して電源15aの電圧
信号(第1の照度信号と等価)が加えられることになる
ので、リトリガブルタイマー回路13′がタイムアップし
た直後に、照明灯Lの照度によって照度検出手段11から
第2の照度信号が出力されて照明灯Lが短時間消灯する
不都合が除かれて安定した動作を行うことが可能とな
る。
尚、上記実施例においても照明灯の点灯制御を高レベ
ルおよび低レベルの2段階で行っているが、照度検出手
段の信号レベル判別回路の判別レベルを複数設定し、こ
れらの判別された照度信号によって複数の点灯制御回路
の点灯制御を行わせる構成とすることも可能である。ま
た、上記構成では再起動可能なリトリガブルタイマー回
路13′を用いた構成としているが、このような構成に限
らず、論理積回路12から出力される論理積信号によって
リセットされた後に直ちにセットされて所定の時間Tだ
けタイマー信号を出力する構成のタイマー回路を使用す
ることも可能である。
[考案の効果] 本考案によれば、人体が検出されて照明灯が高レベル
で点灯している期間中に再び人体が検出されたときには
その時点から再び所定の時間だけ高レベルの点灯が継続
される。従って、人体が検知されている場合には、照明
灯を継続して点灯駆動する一方、人体が検知されなくな
った後にタイマー回路がタイムアップすれば、照明灯を
低レベルで点灯駆動する。
また、タイマー信号を遅延させた遅延信号により、信
号切換回路が赤外線検出手段の出力を第1の照度信号の
信号レベルに切り替えることにより、タイマー回路のタ
イムアップ後も、少なくとも所定の遅延時間が経過する
までは低レベルで点灯を行って、照明灯の消灯を防止す
る。
従って、照明灯を高レベルで点灯した後に低レベルで
の点灯へ切り換える際に、瞬間的に照明灯が消灯するこ
とによる照明灯のチラツキを防止して、低レベルへの移
行動作をスムーズに行う自動調光装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の自動調光装置のブロック構成図、第2
図はその動作を説明するタイミングチャート、第3図は
本考案の自動調光装置のブロック構成図、第4図はその
動作を説明するタイミングチャートである。 [符号の説明] 10……人体検知手段 10a……人体検知素子 11……照度検出手段 11a……照度検知素子 12……論理積回路 13……タイマー回路 13′……リトリガブルタイマー回路 14……点灯制御回路部 14a……第1の点灯制御回路 14b……第2の点灯制御回路 15……信号切換回路 16……遅延回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周囲の照度が所定の閾値レベルよりも低下
    すると第1の照度信号を出力する照度検出手段と、人体
    を検知して人体検知信号を出力する人体検知手段と、上
    記第1の照度信号及び人体検知信号がともに出力された
    場合に起動され、予め定められた時間だけタイマー信号
    を出力するタイマー回路と、上記タイマー信号の出力に
    基づいて強点灯信号を出力する一方、上記第1の照度信
    号に基づいて弱点灯信号を出力する点灯制御回路を備え
    た自動調光装置において、 上記タイマー回路が再起動可能なリトリガブルタイマー
    回路として構成され、 上記タイマー信号を予め定められた遅延時間だけ遅延さ
    せ、遅延信号として出力する遅延回路と、 照度検出手段の出力段に設けられ、上記遅延信号に基づ
    いて、照度検出手段の出力を第1の照度信号の信号レベ
    ルに切り替える信号切換回路とを備えたことを特徴とす
    る自動調光装置。
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