JPH09320765A - 照明制御装置 - Google Patents

照明制御装置

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JPH09320765A
JPH09320765A JP8133008A JP13300896A JPH09320765A JP H09320765 A JPH09320765 A JP H09320765A JP 8133008 A JP8133008 A JP 8133008A JP 13300896 A JP13300896 A JP 13300896A JP H09320765 A JPH09320765 A JP H09320765A
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Hideki Kawahara
英喜 河原
Akira Morimoto
亮 森本
Katsunori Kitagawa
勝則 北川
Kazuko Kawahara
和子 川原
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    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Abstract

(57)【要約】 【課題】 明度の検出結果に基づいて段調光を行うとと
もに、人体を検知して照明器具をを点灯する際、フェー
ドインによりソフト点灯を行う照明制御装置を提供する
ことを目的の一つとする。 【解決手段】 明度検出回路20及び人体検知回路10
を備え、明度の検出結果に基づいて位相制御による照明
負荷の段調光を行うとともに、人体の検知結果に基づい
て照明負荷を強点灯させる照明制御装置1aであって、
切替回路30と、ソフト調光回路31と、トリガ合成回
路32とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明制御装置に係
り、更に詳しくは、明度の検出結果に基づいて段調光す
るとともに、人体の検知結果に基づいて強点灯させる照
明器具の調光制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の人体検知型の照明制御装置の一例
を図9に示す。この照明制御装置1cは、人体検知回路
10と、制御回路11と、負荷駆動回路12とを備えて
構成される。人体検知回路10は、人体からの赤外線を
検出することにより、人体の存在を検知する回路であ
り、赤外線受光素子100と、増幅回路101と、比較
回路102とにより構成される。赤外線検出素子100
には、一般に焦電素子と呼ばれるものが用いられ、人体
から発せられた赤外線が、集光レンズ等の光学系により
この焦電素子に集光されると、焦電素子からは検出信号
が出力される。増幅手段101が、この検出信号を増幅
し、比較手段102が、その信号レベルを予め定められ
た所定の閾値レベルと比較し、比較結果を人体の検知信
号として出力する。
【0003】制御回路11は、人体の検知結果に基づい
て、負荷駆動回路12に対して制御信号を出力し、負荷
駆動回路12は、この制御信号に基づいて、照明負荷を
オン/オフ制御(点灯/消灯制御)する。従って、検知
エリア内に人体が存在する場合には、その人体を検知し
て照明器具を点灯させる一方、人体が検知されない場合
には照明器具を消灯させることができる。
【0004】従来の人体検知型の照明制御装置の他の例
を図10に示す。この照明制御装置1dは、人体検知回
路10と、電源回路14と、制御回路11aと、段調光
回路13と、負荷駆動回路12とを備えて構成される。
上記電源回路14は、照明制御装置1d内の各回路に電
源を供給するとともに、商用交流電源に基づく同期信号
sを制御回路11aに対して出力する回路である。この
同期信号sは、商用交流電源のゼロクロス点(電圧レベ
ルがゼロレベルを横切る点)を同期タイミングとして生
成される。
【0005】制御回路11aは、人体の検知結果に基づ
いて、強点灯の調光信号を出力する。この調光信号は同
期信号に基づいて生成される強点灯のための信号であ
り、制御回路11aは、この調光信号の出力の有無によ
り照明負荷のオン/オフ制御を行う。段調光回路13
は、この調光信号を位相制御して段調光信号を生成す
る。この段調光信号は、調光信号の位相を予め設定され
た角度だけ遅らせることにより生成され、設定に応じた
明るさの段調光信号として出力される。負荷駆動回路1
2は、この段調光信号に基づいて、照明負荷を調光制御
する。従って、人体検知時には照明器具を設定された明
るさで点灯させる一方、人体が検知されない場合には照
明器具を消灯させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した様
な従来の照明制御装置においては、次のような問題点が
あった。まず、夜間に人体を検知した場合、突然に照明
器具が強点灯するため、使用者がまぶしく感じる場合が
あった。上述の照明制御装置のうち後者のものであれ
ば、段調光を行うことができるので、点灯時の明るさを
調節することができる。しかしながら、点灯時に十分な
明るさを確保しようとすれば、後者の装置においても同
様の問題が生じ得る。
【0007】また、これらの照明制御装置は、人体を検
知できなければ自動的に消灯を行うが、室内に人がいる
にも関わらず、それを検知できずに突然に消灯を行う場
合があった。例えば、照明制御装置をトイレの照明器具
の制御に使用した場合に、トイレ内に使用者がいるにも
関わらず、突然に消灯が行われ、使用者に不快感を与え
るという問題があった。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、明度の検出結果に基づいて段調光を行うととも
に、人体を検知して照明器具をを点灯する際、フェード
インによりソフト点灯を行い、或は、人体を検知できな
くなり照明器具を消灯(段調光へ移行)する際、消灯予
告を行う照明制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明による照明制御装置は、明度検出回路及び人体検知回
路を備え、明度の検出結果に基づいて位相制御による照
明負荷の段調光を行うとともに、人体の検知結果に基づ
いて照明負荷を強点灯させる照明制御装置であって、切
替回路と、ソフト調光回路と、トリガ合成回路とを備え
て構成される。
【0010】切替回路は、人体検知回路の検知結果に基
づいて、人体の非検知時には、段調光回路からの段調光
信号を後段(トリガ合成回路)に出力する一方、人体の
検知時には、強点灯信号を後段(ソフト調光回路)に出
力する回路である。ソフト調光回路は、切換回路から出
力される強点灯信号を、人体の検知開始の際に位相制御
して、ソフト調光信号としてトリガ合成回路へ出力する
回路であり、照明負荷をフェードインさせて段調光から
強点灯へ移行させる。
【0011】トリガ合成回路は、切換回路から出力され
る段調光信号と、ソフト調光回路から出力されるソフト
調光信号とを合成して合成調光信号を出力する回路であ
り、この合成調光信号に基づいて照明負荷が駆動制御さ
れる。ここで、強点灯とは、段調光を行わない場合の通
常点灯時の明るさでの点灯、又は、段調光における最大
の明るさ又はそれ以上の明るさでの点灯を意味する。ま
た、フェードインとは、照明器具の明るさ(照度)を強
める場合に、時間の経過とともに順次明るくなるように
照明器具の照度を変化させて、変化開始から一定の時間
経過後に強点灯へ至らしめることをいう。
【0012】請求項2に記載した本発明による照明制御
装置は、請求項1に記載した照明制御装置であって、ソ
フト調光回路が、充放電回路と、閾値レベル発生回路
と、比較回路とにより構成される。充放電回路は、入力
される信号レベルに応じて、充電又は放電される回路で
あり、例えば、コンデンサ及び抵抗により構成すること
ができる。この充放電回路には、切替回路からの強点灯
信号が入力され、強点灯信号に含まれるパルスにより、
上記コンデンサが充放電され、コンデンサの端子間電圧
が充放電レベルとして比較回路へ出力される。
【0013】閾値レベル発生回路は、比較回路において
充放電レベルと比較される閾値レベルを生成するための
回路であり、人体検知回路の検知結果に基づいて、人体
の検知開始から所定期間の間、閾値レベルを順次に変化
させていく。比較回路は、充放電レベルと閾値レベルと
を比較し、その比較結果に基づいて、強点灯信号を位相
制御したソフト調光信号を生成する回路である。ここ
で、調光信号とは、パルス列として与えられる信号であ
り、各パルスの位相により明るさが表現されている。
【0014】請求項3に記載した本発明による照明制御
装置は、請求項1に記載した照明制御装置であって、ソ
フト調光回路が、複数の充放電回路と、時定数切替回路
と、閾値レベル発生回路と、比較回路とを備えて構成さ
れる。複数の充放電回路は、それぞれ時定数の異なる回
路として構成され、切替回路からの強点灯信号は、選択
されたいずれか1つの充放電回路に入力され、また、こ
の充放電回路の充放電レベルが比較回路へ入力される。
【0015】時定数切替回路は、人体検知回路の検知結
果に基づいて切替信号を出力し、充放電回路を切替選択
し、人体の検知開始から所定期間の間、充放電回路の時
定数を順次に変化させていく。比較回路は、充放電レベ
ルと閾値レベルとを比較し、その比較結果に基づいて、
強点灯信号を位相制御したソフト調光信号を生成する回
路である。
【0016】請求項4に記載した本発明による照明制御
装置は、請求項1から3のいずれかに記載した照明制御
装置であって、タイマ回路を備え、段調光回路がタイマ
信号に基づいて消灯予告のための調光信号を出力する手
段として構成される。このタイマ回路は、人体検知回路
の検知結果に基づいて、人体検知の終了後(人体が検知
されていた状態から、人体が検知されなくなる状態への
移行後)所定の時間の間、タイマ信号を出力する回路で
ある。
【0017】段調光回路は、このタイマ信号に基づい
て、強点灯よりも暗く、段調光よりも明るい消灯予告調
光信号を出力する。即ち、通常時には、予め設定された
明るさの段調光信号を出力する一方、タイマ回路からタ
イマ信号が入力された場合には、消灯予告調光信号を出
力する。なお、段調光回路から消灯予告調光信号が出力
されるのは、人体の非検出時にであるため、切替回路は
照明予告調光信号を後段へ出力する。このため、所定の
期間、照明負荷が強点灯よりも暗く、段調光よりも明る
く点灯された後、消灯され、或は、段調光へ移行する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明による照明制御装置の実施
の形態を図を用いて以下に説明する。まず、請求項1に
記載した本発明による照明制御装置の一構成例を図1に
示す。この照明制御装置1aは、人体検知回路10及び
明度検出回路20を備えた照明制御装置に、切換回路3
0と、ソフト調光回路31と、トリガ合成手段32とを
備えて構成される。
【0019】切換回路30には、人体検知による調光信
号a2と、明度検出による調光信号b3とが入力されて
いる。この切換回路30は、人体検知制御回路11aの
制御により切り替わる連動型のスイッチング手段であ
り、これらの調光信号a2、b3の何れか一方を後段に
出力する。即ち、人体の検知時には、人体検知による調
光信号a2を調光信号a3としてソフト調光回路31へ
出力する一方、人体の非検出時には、明度検出による調
光信号b3を調光信号b4としてトリガ合成回路32へ
出力する。
【0020】人体検知による調光信号a2とは、人体検
知制御回路11aが、人体の検知信号a1に基づいて出
力する調光信号である。この調光信号a2は、人体が検
知された場合に出力される照明負荷のオン制御信号であ
り、強点灯のための調光信号とすることができる。ここ
で、人体検知回路10は、図9に示した赤外線式の人体
検知回路と同様の回路として構成される。この人体検知
回路10から出力される検知信号a1に基づいて、人体
検知制御回路11aが人体の有無を判別し、この判別結
果を制御信号ctrとして、切替回路30及びソフト調
光回路31へ出力する。また、人体が存在すると判断し
た場合(人体検知時)には、調光信号a2が切替回路3
0へ出力される。
【0021】この人体検知制御回路11aには、商用交
流電源のゼロクロス点を与える同期信号sが電源回路1
4から入力されており、人体検知時には、この同期信号
を調光信号として出力する。このため、調光信号a2
は、強点灯のための調光信号となる。この実施例では、
段調光を行わない最大明るさでの点灯を強点灯としてい
る。
【0022】一方、明度検出による調光信号b3とは、
明度検出制御回路21が生成し、段調光回路22が段調
光した調光信号である。この調光信号b3は、周囲が暗
くなった場合に出力され、照明器具を予め設定された明
るさで点灯させるための調光信号である。ここで、明度
検出回路20は、周囲の明るさを測定して検出信号b1
を出力する回路であり、明度検出制御回路21が、この
検出信号b1に基づいて、予め定められた所定の明度よ
りも暗いかどうかを判別する。そして、暗いと判断した
場合(暗検出時)には、調光信号b2を出力する。この
調光信号b2は、調光信号a2と同様、電源回路14か
らの同期信号sにより生成される強点灯のための調光信
号である。
【0023】この調光信号b2は、段調光回路22へ入
力され、予め定められた明るさへ段調光されて、調光信
号b3として出力される。この段調光は位相制御により
行われ、強点灯のための調光信号b2の位相を予め設定
された位相角度だけ遅らせることにより、明るさが調節
された調光信号b3が生成させる。ソフト調光回路31
は、切換回路30から出力される強点灯の調光信号a3
に対して位相制御を行い、ソフト調光信号a4として出
力する回路である。この位相制御は、人体が検知されて
照明器具を点灯させる際に、一定期間位相を遅らせるも
のであり、時間の経過とともに遅らせる位相を減少させ
ることによって、フェードインを行わせる制御である。
このフェードインは、ソフト調光回路31が、人体検知
制御回路11aからの制御信号ctrの変化に基づい
て、人体の非検知から検知への変化を判別することによ
り開始される。なお、人体検知制御回路11aは、明度
検出結果に基づいて、周囲が明るい場合には、人体を検
知しても調光信号を出力しない構成とすることができ
る。
【0024】トリガ合成回路32は、ソフト調光回路3
1から出力されるソフト調光信号a4と、切換回路30
から出力される調光信号b4を合成して、合成調光信号
cを出力する回路である。切換回路30は、人体検知の
有無により、調光信号a3、b4のいずれか一方を切り
替え選択して出力する。このため、合成調光信号cは、
人体検知時のソフト調光信号a4と、人体非検出時の調
光信号b4とを合成した信号となる。負荷駆動回路12
は、この合成調光信号cに基づいて、照明負荷を駆動す
る。このとき、照明負荷のオン/オフは、調光信号cの
有無に対応し、照明負荷の明るさは、調光信号cの位相
に対応している。
【0025】この様にして、人体が検知された際には、
切換回路30が段調光信号b4の出力を停止し、調光信
号a3の出力を開始することにより、照明負荷の制御を
明度検出による段調光から人体検知による強点灯へ移行
させることができる。また、この移行の際に、ソフト調
光回路が、人体検知開始後の一定期間、調光信号b3に
対して位相制御を行って、強点灯への移行をフェードイ
ンにより行わせることができる。
【0026】図1に示した照明制御装置の動作を図2を
用いて説明する。図2は、この照明制御装置の主要な信
号の変化を示したタイミングチャートである。明度検出
信号b1は、明度検出回路20から出力される明度の検
出結果であり、周囲が明るい時には低レベルであるが、
暗くなると高レベルに変化する。この明度検出信号b1
が高レベルになると、明度検出制御回路21から調光信
号b2が出力される。この調光信号b2は、商用交流電
源のゼロクロスのタイミング毎に出力されるパルス信号
である。この調光信号b2は、段調光回路21において
位相制御され、所定の角度だけ位相が遅れた調光信号b
4として、人体の非検出時に切替回路30から出力され
る。
【0027】人体検知信号a1は、人体検知回路10か
ら出力される人体の検知結果であり、人体が検知される
と高レベルへ変化する。この人体検知信号a1が高レベ
ルになると、人体検知制御回路11aから調光信号a2
(不図示)が出力され、切換回路30から調光信号a3
として出力される。この調光信号a3は、調光信号b2
と同様、商用交流電源のゼロクロスのタイミング毎に出
力されるパルス信号であり、ソフト調光回路31により
位相制御されて、ソフト調光信号a4となる。
【0028】ソフト調光信号a4は、人体が検知されて
からの所定期間(ソフト点灯期間)、強点灯のための調
光信号a3の位相を遅らせた信号であり、その遅れ角
は、時間の経過とともに小さくなっていき、ソフト点灯
期間の経過後には強点灯信号となる。合成調光信号c
は、明度検出による調光信号b4と、人体検知による調
光信号a4とを合成した調光信号であり、調光信号b4
と調光信号a4の論理和として与えられる。
【0029】駆動信号dは、商用交流電源を調光信号c
の各パルスのタイミングでスイッチングすることにより
生成され(チョッパ方式)、照明負荷に供給される信号
である。このため、合成調光信号cの各パルスの位相
が、商用交流電源のゼロクロスから遅れるほど、駆動信
号dの実効値は低下して照明負荷の点灯は暗くなる。ソ
フト点灯期間においては、この位相遅れが次第に減少し
ていくため、照明負荷は次第に明るく点灯する様にな
る。
【0030】次に、請求項2に記載した本発明による照
明制御装置の要部の一構成例を図3に示す。図3は、図
1に示した照明制御装置1aにおけるソフト調光回路3
1の一構成例を示した図である。このソフト調光回路3
1は、充放電回路310と、閾値レベル発生回路311
と、比較回路312とにより構成される。充放電回路3
10は、切替回路30から出力される調光信号a3の信
号レベルにより充放電を行う回路であり、コンデンサを
備えたCR時定数回路として構成することができる。
【0031】閾値レベル発生回路311は、比較回路3
12において充放電回路310の出力と比較するための
閾値レベルを発生する回路であり、この閾値レベルは、
人体検知制御回路11aからの制御信号ctrに基づい
て、ソフト点灯期間中に変化する。比較回路312は、
充放電回路310の出力する充放電レベルと閾値レベル
発生回路311の出力する閾値レベルVthとを比較
し、その比較結果に基づいて、調光信号a3を位相制御
した調光信号a4を生成する。即ち、調光信号a4の調
光信号a3に対する位相遅れが、充放電回路310のC
R時定数と閾値レベルVthによって決定される。
【0032】このソフト調光回路の動作を図4を用いて
説明する。図4は、この照明制御装置の主要な信号の変
化を示したタイミングチャートである。「比較回路の入
力」には、比較回路312の入力である充放電レベル及
び閾値レベルVthがともに示されており、これらを比
較した結果が「比較結果」として示されている。ソフト
調光信号a4は、この「比較結果」に基づいて生成され
ている。即ち、充放電レベルが、閾値レベルVthより
も高ければ、「比較結果」は高レベルとなり、調光制御
信号a4は、商用交流電源がゼロクロスを通過した後
に、最初に比較結果が高レベルとなった時点でパルスを
出力することにより生成される。
【0033】このとき、閾値レベルVthを次第に低下
させていくことによって、商用交流電源のゼロクロス点
から「比較結果」の立ち上がりまでの期間が短くなる。
従って、調光信号a4の調光信号a3に対する位相遅れ
は次第に小さくなって、照明は、次第に明るくなって最
後には強点灯に至る。この様にして、ソフト点灯、即
ち、人体検知時のフェードイン制御を行うことができ
る。
【0034】次に、請求項3に記載した本発明による照
明制御装置の要部の一構成例を図5に示す。図5は、図
1に示した照明制御装置1aにおけるソフト調光回路3
1の他の構成例を示した図である。このソフト調光回路
31は、充放電回路群310’と、閾値レベル発生回路
311’と、比較回路312と、時定数切替回路313
とにより構成される。比較回路312は、図3において
使用した比較回路312と同様の回路であり、閾値レベ
ル発生回路311’は、予め定められた一定の閾値レベ
ルVthを生成する回路である。
【0035】充放電回路群310’は、時定数の異なる
複数の充放電回路310(不図示)を備えて構成され、
これらの充放電回路310のいずれか1つが、時定数切
替回路313により選択されて使用される。時定数切替
回路313は、人体検知制御回路11aからの制御信号
ctr及び切替回路30からの調光信号a3に基づい
て、充放電回路群310’へ切替信号を出力する。即
ち、人体が検知されると、調光信号a3のパルスが到達
する毎に時定数切替回路313から切替信号が出力さ
れ、使用される充放電回路310が時定数の小さなもの
へと順次切り替えられる。
【0036】なお、この切替信号は、所定数のパルスが
到達する毎に出力する構成とすることもでき、ソフト点
灯期間よりも十分に短い所定時間が経過する毎に出力す
る構成とすることもできる。この様にして、人体検知後
の所定の期間(ソフト点灯期間)においては、比較回路
312の前段で使用される充放電回路310の時定数を
次第に小さくして、比較回路312から出力される調光
信号a4の調光信号a3に対する位相遅れを次第に小さ
くすることができ、ソフト点灯期間の経過後は、調光信
号a4を強点灯のための信号とすることができる。
【0037】このソフト調光回路の動作を図6を用いて
説明する。図6は、この照明装置の主要な信号の変化を
示したタイミングチャートである。「比較回路の入力」
及び「比較結果」は、図4と同様にして示したものであ
る。また、ソフト調光信号a4が、「比較結果」に基づ
いて生成されていることも図4の場合と同様である。こ
の場合、時定数を次第に低下させていくことによって、
商用交流電源のゼロクロス点から充放電レベルの立ち上
がりまでの時間が次第に短くなっている。このため、調
光信号a4の調光信号a3に対する位相遅れは次第に小
さくなって、照明は、次第に明るくなり強点灯に至る。
この様にして、ソフト点灯、即ち、人体検知時のフェー
ドイン制御を行うことができる。
【0038】次に請求項4に記載した本発明による照明
制御装置の要部の一構成例を図7に示す。この照明制御
装置1bは、図1に示した照明制御装置1aにタイマ回
路40をさらに備えて構成したものである。タイマ回路
40は、人体検知制御回路11aからの制御信号ctr
に基づいて、人体が検知されなくなってから所定の期間
T1の間、タイマ信号tを出力する回路である。また、
段調光回路22は、このタイマ信号tに基づいて、強点
灯よりも暗く、段調光よりも明るい消灯予告調光信号を
出力する手段として構成されている。
【0039】この照明制御装置1bの動作を図6を用い
て説明する。図6は、この照明装置の主要な信号の変化
を示したタイミングチャートである。人体検知信号a1
が高レベルから低レベルへ変化した場合、即ち、人体検
知の状態から人体非検知の状態へと移行した場合、切替
回路30が、人体検知による調光信号a3の出力を停止
し、明度検出による調光信号b4の出力を開始する。こ
のときタイマ回路40が起動され、タイマ回路40がタ
イムアップするまでの所定の期間T1の間は、タイマ信
号tが出力されて、段調光回路22が、強点灯と段調光
との中間の明るさの調光信号b3(不図示)を出力し、
この調光信号が、切替回路30から調光信号b4として
出力される。
【0040】このため、人体非検知時の所定期間T1の
間は、人体検知による点灯(強点灯)よりも暗いが、段
調光よりも明るく照明器具が点灯されて、消灯予告を行
うことができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1から3に記載した本発明による
照明制御装置は、周囲の明るさを検出して、暗い場合に
は段調光を行うとともに、人体を検知した場合には、フ
ェードインにより強点灯を行う。従って、夜間に人体を
検知した場合、突然の点灯により使用者にまぶしく感じ
させることがない照明制御装置を提供することができ
る。
【0042】請求項4に記載した本発明による照明制御
装置は、人体が検知できなくなった場合に、所定の期
間、強点灯時よりも暗く、段調光時よりも明るい消灯予
告の点灯を行う。従って、夜間のトイレなどにおいて、
人体を検知できないために突然に消灯を行って、使用者
に不快感を与えることのない照明制御装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した本発明による照明制御装置
の一構成例を示した図である。
【図2】図1に示した照明制御装置の主要な信号の変化
を示したタイミングチャートである。
【図3】請求項2に記載した本発明による照明制御装置
の要部の一構成例を示した図である。
【図4】図3に要部を示した照明制御装置の主要な信号
の変化を示したタイミングチャートである。
【図5】請求項3に記載した本発明による照明制御装置
の要部の一構成例を示した図である。
【図6】図5に要部を示した照明制御装置の主要な信号
の変化を示したタイミングチャートである。
【図7】請求項4に記載した本発明による照明制御装置
の一構成例を示した図である。
【図8】図7に示した照明制御装置の主要な信号の変化
を示したタイミングチャートである。
【図9】従来の照明制御装置の一構成例を示した図であ
る。
【図10】従来の照明制御装置の他の構成例を示した図
である。
【符号の説明】
1a、1b・・・照明制御装置 10・・・人体検知回路 20・・・明度検出回路 22・・・段調光回路 30・・・切替回路 31・・・ソフト点灯回路 32・・・トリガ合成回路 310・・・充放電回路 311・・・閾値レベル発生回路 312・・・比較回路 313・・・時定数切替回路 40・・・タイマ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川原 和子 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】明度検出回路及び人体検知回路を備え、明
    度の検出結果に基づいて位相制御による照明負荷の段調
    光を行うとともに、人体の検知結果に基づいて照明負荷
    を強点灯させる照明制御装置おいて、 人体の非検知時には、段調光回路からの段調光信号を後
    段に出力する一方、人体の検知時には、強点灯信号を後
    段に出力する切換回路と、 上記切換回路から出力される上記強点灯信号を、人体の
    検知開始の際に位相制御し、照明負荷をフェードインさ
    せて強点灯へ移行させるソフト調光回路と、 上記切換回路から出力される上記段調光信号と、上記ソ
    フト調光回路から出力されるソフト調光信号とを合成す
    るトリガ合成回路とを備え、 人体検知時における段調光から強点灯への移行をフェー
    ドイン制御により行うことを特徴とする照明制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した照明制御装置におい
    て、 上記ソフト調光回路が、上記強点灯信号のパルスにより
    充放電される充放電回路と、閾値レベルを生成する閾値
    レベル発生回路と、上記充放電回路及び上記閾値レベル
    発生回路の出力を比較する比較回路とを備えて構成さ
    れ、 上記閾値レベル生成回路が、人体の検知後の所定の期
    間、閾値レベルを変化させる回路として構成され、 人体検知時における段調光から強点灯への移行をフェー
    ドイン制御により行うことを特徴とする照明制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載した照明制御装置におい
    て、 上記ソフト調光回路が、時定数の異なる複数の充放電回
    路と、これらの充放電回路のいずれかを切替選択し、上
    記強点灯信号を入力する時定数切替回路と、予め定めら
    れた所定の閾値レベルを生成する閾値レベル発生回路
    と、切替選択された上記充放電回路及び上記閾値レベル
    発生回路の出力を比較する比較回路とを備えて構成さ
    れ、 上記時定数切替回路が、人体の検知開始時に充放電回路
    を順次切り替えることにより、人体検知時における段調
    光から強点灯への移行をフェードイン制御により行うこ
    とを特徴とする照明制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかに記載した照明
    制御装置において、 人体の検知後に再び人体が検知されなくなってからの所
    定の時間、タイマ信号を出力するタイマ回路を備え、 上記段調光回路が、上記タイマ信号に基づいて、強点灯
    よりも暗く、段調光よりも明るい消灯予告調光信号を出
    力する手段として構成されることを特徴とする照明制御
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100705754B1 (ko) * 2006-04-17 2007-04-10 화인시스템(주) 기존 건물용 조명 자동제어 장치
KR100728323B1 (ko) * 2004-06-01 2007-06-13 주식회사 키트론 시각보호용 램프의 제어장치와 제어방법 및 그것이 적용된소켓
JP2010118244A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Toshiba Lighting & Technology Corp 点灯装置および照明器具

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