JPH01187797A - 照明器具の遠隔制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は照明器具の遠隔制御装置に関する。

〔従来の技術］ 従来１階段用照明器具の遠隔制御装置として、例えば実
開昭５５−９３９９７号公報に記載される如く。

階段の上階側と下階側の２位置のそれぞれに人体センサ
を設置し、この人体センサの人体検知信号により駆動さ
れる制御装置（タイマ）にて階段用照明を一定時間だけ
点灯するものがある。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上記従来の遠隔制御装置にあつては、Ｆ
階側と下階側のそれぞれに設置される人体センサと制御
装置とを接続する配線が複雑であり施工性が悪い。

なお、人体センサと制御装置とを有線によらず、微弱電
波信号を操作信号とする無線方式により結ぶことも考え
られる。しかしながらこの場合には、？ｔｉ、波の相互
干渉、電波遮弊物の存在等が信号の確実な送受信を損な
うおそれがあり、信頼性が低い。

また、上記従来の遠隔制御装置にあっては、夜間等の低
照度状態にある照明領域に人が進入する時１人の進入を
人体センサが検出するに至るまでの間、人の手元１足元
が暗く階段を踏み外す等、人の安全な運動を確保するの
に困難がある。

本発明は、照明器具の駆動状態を照明領域への人の出入
りに自動的に対応して切換操作できる遠隔制御装置にお
いて、施行性、作動信頼性を良好とし、かつ照明領域の
照度変化に対応した適度な照明状態を提供し照明領域に
おける人の安全な運動を確保することを目的とする。

ｒ問題点を解決するための手段］ 本発明は、照明器具の駆動状態を切換制御する制御装置
と、照明器具による照明領域の照度を検出し照明を必要
とする低照度状態を検出した時に低照度検知信号を出力
する照度センサと、上記照明領域内にあって制御装置か
ら離れた複数の特定位置のそれぞれに配置され、上記照
明領域に人が存在することを検出し人体検知信号を出力
する人体センサと、各人体センサのそれぞれに付帯して
設けられ、対応する人体センサの人体検知信号により駆
動されて赤外線信号を発信する複数の発信装置と、制御
装置に付帯して設けられ、発信装置ごが発信する赤外線
信号を受信する受信装置とを有してなる照明器具の遠隔
制御装置であって、制御装置は照度センサの検出結果と
受信装置が受信する人体センサの検出結果に基づいて作
動し、■照度センサが低照度検知信号を出力し、かつ人
体センサが人体検知信号を出力しないことを条件に。

照明器具を低輝度点灯し、＠照度センサが低照度検知信
号を出力し、かつ人体センサが人体検知信号を出力する
ことを条件に、照明器具を一定時間だけ高輝度点灯し、
■照度センサが低照度検知信号を出力せず、かつ人体セ
ンサが人体検知信号を出力しないことを条件に、照明器
具を消灯するようにしたものである。

［作用］ 本発明によれば、照明器具の照明領域内にあって制御装
置から離れた複数の特定位Ｍ（例えば階段の上下）のい
ずれかにおいて、人体センサが人体検知信号を発すると
、この信号により発信装置が駆動されて赤外線信号を発
する。この赤外線信号は受信装置により受信される。制
御装置は、上記受信装置が受信する人体センサの検出結
果と照度センサの検出結果とに基づいて作動し、■夜間
等におけるように照明領域の照度が低照度となり、かつ
照明領域に人の存在がない場合には照明器共は自動的に
低岬度点灯し、＠夜間等におけるように照明領域の照度
が低照度となり、かつ照明領域に人の存在がある場合に
は照明器具は自動的に高輝度点灯し、■昼間等における
ように照明領域の照度が高照度となり、かつ照明領域に
人の存在がない場合には照明器共は自動的に消灯する。

したがって、本発明によれば、人体センサが設置される
複数の特定位置のそれぞれと、照明器具の制御装置との
間の配線が無線化でき、複雑な配線を敷設する必要がな
いので、設置施工性が良好となる。

また、人体センサの側から制御装置の側への信号の送信
は赤外線にてなされるので、前述の無線電波を用いる場
合における如くの不都合がなく、送受信の確実性が担保
され、高い作動信頼性を確保できる。

また、照明領域が夜間等の低照度状態にある場合には、
たとえ照明領域に人の存在がない条件下でも、上記■に
て照明装置が低輝度点灯の状態に設定される。したがっ
て、上記照明領域に人が進入する時、手元１足元を確保
する等にて人の安全な連動を確保できる。

［実施例］ 第１図（Ａ）、（Ｂ）は本発明の一実施例に係る照明器
具の遠隔制御装置を示す模式図、第２図は点灯制御状態
を示す時間線図、第３図は遠隔制御装置の制御回路を示
す回路図である。

この実施例の遠隔制御装置は、第１図（Ａ）、（Ｂ）に
示す如く６階段１１の天井に設けられる照明器具１２を
、階段１１の上下２ケ所でオン／オフできるようにする
ものであり、照明器具１２の制’＃’Ｊ置！３．照度検
出装置１４．人体検出装置１５１発信装Ｗ１６、受信装
Ｗ１１７とを有して構成される。

照明器具１２は第３図に示す如くの調光回路にて駆動さ
れ、■電磁リレー１Ｂの接点が閉じ、フォトカプラ１９
がオフする状態下でパリオーム２０が設定した調光状態
（ｏ−ｔｏｏ％の中間の光束）にて低輝度点灯し、■電
磁リレー１８の接点が閉じ、フォトカプラ１９がオンす
る状態下で１００％の光束にて高輝度点灯し、■電磁リ
レー１８の接点が開く状態下で消灯する。

制御装置１３は階段１１の天井における照明器具１２の
近傍位置に設置され、照明器具１２の点灯状態を上記■
、■、＠のいずれかにｒｒｉｉ御する。

制御装置１３には、ＡＣ１００Ｖ電源が接続される。

・照度検出装置１４は例えば硫化カドニウム照度センサ
２１を有してなり、第３図に示す如く、照明器具１２に
よる照明領域の照度を電圧に変換し、この電圧を基準レ
ベルと比較し、基準レベル以下の時には照明を必要とす
る低照度状態にあると判定して、Ｈレベルの低照度検知
信号を出力する。２２はコンパレータ、２３はヒステリ
シス回路、２４はタイマである。

人体検出装置１５は例えば遠赤外線人体センサ２５を有
してなり、第３図に示す如く、照明器具１２による照明
領域にあって制御装置１３から離れた２位置、すなわち
上階側と下階側の２位置に設置される。Ｚｌは上階側の
検知領域、Ｚ２は下階側の検知領域である０人体センナ
２５は感知した赤外線を電圧に変換し、この電圧を基準
レベルと比較し、基準レベルを越えた時に人が照明領域
に存在するものと判定して、Ｈレベルの人体検知信号を
出力する。２６は増幅器、２７はフィルタ、２日はコン
パレータである。なお、この人体検出装置１５の出力回
路にはタイマ２９が介装され、人体検出装置１５による
人体の検知後タイマ２９の設定時間（Ｔｏ　）は、たと
え人体が該照明領域の検知領域の外に出たとしても上記
人体検知信号を出力し続けるものとしている。

発信装置１６は上記人体検出装置１５のそれぞれに付帯
して設けられ、該人体検出装置１５のタイマ２９の出力
端子に接続される送信ＩＣ３０、トランジスタ３１、発
光ＬＥＤ　３２を備える。これにより、発信装置１６は
、人体検出装Ｒ１５のタイヤ２９が前述の赤外線発信指
令信号を出力する間、発光ＬＥＤ３２を駆動し、近赤外
線信号を発信する。

ここで、上記人体検出装置１５１発信装置１６はスイー
、チ箱３３に内蔵され、上階側、下階側のそれぞれに設
置の電源配線に接続されて動作する。

受信装置１１７は制ｍ装置１３に付帯して設けられ、第
３図に示す如く、発信ｖｔ置１６の発光ＬＥＤ３２が発
信する近赤外線信号を受信する近赤外線受光素子３４を
備える。３５はデコーダ。

３６はタイマである。

ここで、上記制御装置１３．照度検出装置１４、受信装
置ｊ１７はアダプタ箱３７に内蔵され１例えば天井に設
置の電源配線に接続されて動作する。

しかして制御装置１１３は、前述のフォトカプラ１９、
　　リレーセット回路３８．リレーリセット回路３９を
備えている。

リレーセット回路３Ｂには、前記照度検出装置１４の出
力が、トランジスタ４０を介して印加されるようになっ
ている。すなわち、リレーセット回路３８は、照度検出
装置１４が低照度検出信号を出力することを条件に、前
述の調光回路の電磁リレー１８を閉じる。

フォトカプラ１９には、前記受信９２１１７の出力が、
トランジスタ４１を介して印加されるようになっている
、すなわち、フォトカプラ１９は。

人体検出装ｊ？１１５が人体検知信号を出力することを
条件にオフする。

リレーリセット回路３９には、前記照度検出装置１４と
受信装Ｈ１７の各出力がＮＯＲ回路４２、トランジスタ
４３を介して印加されるようになっている。すなわち、
リレーリセット回路３９は、照度検出装置１４と受信装
ｆｉ１７がそれぞれ低照度検知信号と人体検知信号を出
力しないことを条件に、前述の調光回路の電磁リレー１
８を開く。

しかして、制Ｗ装２１１３は、上記フォトカプラ１９、
リレーセット回路３８、リレーリセット回路３９の各動
作にしたがって照明器具１２の調光回路を駆動制御し、
第２図に示す如く、■照度センサ２１が低照度検知信号
を出力し、かつ人体センサ２５が人体検知信号を出力し
ないことを条件に、フォトカプラ１９がオフする状態下
で電磁リレー１８の接点を閉じ、照明器具１２を低輝度
点灯しく第１図（Ｂ）参照）、■照度センナ２１が低照
度検知信号を出力し、かつ人体センサ２５が人体検知信
号を出力することを条件に、フォトカプラ１９をオンし
かつ電磁リレー１８の接点を閉じ、照明器具１２を一定
時間だけ高輝度点灯しく第１図（Ａ）参照）、■照度セ
ンサ２１が低照度検知信号を出力せず、かつ人体センナ
２５が人体検知信号を出力しないことを条件に、電磁リ
レー１８の接点を開き、照明器具１２を消灯する。

次に、上記実施例の作用について説明する。

したがって、上記実施例によれば、人体センサ２５が設
置される上階側と下階側の２位置のそれぞれと、照明器
具１２の制御装置１３との間の配線が無線化モき、複雑
な配線を敷設する必要がないので、設置施工性が良好と
なる。

また、人体センサ２５の側から制御装置１３の側への信
号の送信は赤外線にてなされるので、前述の無線電波を
用いる場合における如くの不都合がなく、送受信の確実
性が担保され、高い作動信頼性を確保できる。

また、照明領域が夜間等の低照度状態にある場合には、
たとえ照明領域に人の存在がない条件下でも、上記■に
て照明装置１２が低輝度点灯の状態に設定される。した
がって、照明領域に人が進入する時、手元、足元を確保
する等にて人の安全な運動を確保できる。

なお、本発明の実施゛において、照度センサは人体セン
サに付帯しそ設け、照度センナの出力も赤外線信号にて
制御装置に転送されるものであってもよい。

また１本発明は屋内外の照明に広く適用できる。

［発明の効果］ 以上のように、本発明によれば、照明器具の駆動状態を
照明領域への人の出入りに自動的に対応して切換操作で
きる遠隔制御装置において、施行性、作動信頼性を良好
とし、かつ照明領域の照度変化に対応した適度な照明状
態を提供し照明領域における人の安全な運動を確保でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）、（Ｂ）は本発明の一実施例に係る照明器
具の遠隔制御装置を示す模式図、第２図は点灯制御状態
を示す時間線図、第３図は遠隔制御装置の制御回路を示
す回路図である。 １２・・・照明器具、 １３・・・制′Ｓ装置、 １４・・・照度検出装置、 １５・・・人体検出装置、 １６・・・発信装置、 １７・・・受信装置。 特許出願人　積水化学工業株式会社 代表者　　廣１）啓

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）照明器具の駆動状態を切換制御する制御装置と、
   照明器具による照明領域の照度を検出し照明を必要とす
   る低照度状態を検出した時に低照度検知信号を出力する
   照度センサと、上記照明領域内にあって制御装置から離
   れた複数の特定位置のそれぞれに配置され、上記照明領
   域に人が存在することを検出し人体検知信号を出力する
   人体センサと、各人体センサのそれぞれに付帯して設け
   られ、対応する人体センサの人体検知信号により駆動さ
   れて赤外線信号を発信する複数の発信装置と、制御装置
   に付帯して設けられ、発信装置が発信する赤外線信号を
   受信する受信装置とを有してなる照明器具の遠隔制御装
   置であって、制御装置は照度センサの検出結果と受信装
   置が受信する人体センサの検出結果に基づいて作動し、
   ［ａ］照度センサが低照度検知信号を出力し、かつ人体
   センサが人体検知信号を出力しないことを条件に、照明
   器具を低輝度点灯し、［ｂ］照度センサが低照度検知信
   号を出力し、かつ人体センサが人体検知信号を出力する
   ことを条件に、照明器具を一定時間だけ高輝度点灯し、
   ［ｃ］照度センサが低照度検知信号を出力せず、かつ人
   体センサが人体検知信号を出力しないことを条件に、照
   明器具を消灯する照明器具の遠隔制御装置。