JP2519135B2 - 冷凍サイクルの制御装置 - Google Patents

冷凍サイクルの制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒流路を逆転させる
ことにより冷却器に高温圧縮冷媒を流して除霜を行う冷
凍サイクルの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば冷蔵庫に使われる冷凍サイクルで
は、図9に示すようにコンプレッサ1、四方弁2、コン
デンサ3、絞り装置4及び冷却器5を閉サイクルにて構
成したものがある。この構成で、通常の冷却運転ではコ
ンプレッサ1にて圧縮された冷媒はコンデンサ3を流れ
て冷却・凝縮され、絞り装置4を通って冷却器5にて蒸
発し、ここで冷却作用を呈した上でコンプレッサ1に戻
るように循環する。このような冷却運転が繰り返し実行
されると、冷却器5への着霜量が増大するため、例えば
電源が投入されている時間を積算してそれが所定の時間
に達すると除霜信号が出力され、これに基づき四方弁2
が切り替わって除霜運転が実行されるようになってい
る。この除霜運転は、コンプレッサ1にて圧縮された高
温高圧の冷媒を冷却器5、絞り装置4及びコンデンサ3
の順となるように冷却運転とは逆に流して冷却器5を加
熱することにより行われる。なお、上述の四方弁2は、
確実な切換動作を行わせるために、パイロット電磁弁を
作動させることによりコンプレッサ1の吸引側と吐出側
との差圧に基づき弁体を移動させて冷媒流路を切り換え
るタイプが一般的に利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成で
は、コンプレッサ1の運転中に除霜信号が出力された場
合には、コンプレッサ1の吸引側と吐出側との間に十分
な差圧が発生しているために問題はないが、コンプレッ
サ1が停止してから比較的長い時間が経過してしまって
いる時点で除霜信号が出力されると、コンプレッサ1の
吸引側と吐出側との差圧が十分に得られないため、流路
切換動作が不安定になるという問題があった。
【0004】本発明は上述の問題を解決するために工夫
されたものであり、その目的とするところは、除霜運転
のための弁装置の流路切換動作を安定的に行うことがで
きる冷凍サイクルの制御装置を提供することにある。
【0005】本発明に係る冷凍サイクルの制御装置は、
冷媒を圧縮するコンプレッサと、圧縮冷媒を凝縮させる
コンデンサと、冷媒流路に流路抵抗を与える絞り装置
と、冷媒を蒸発させる冷却器と、コンプレッサの吐出側
と吸引側との圧力差に基づいて流路切換動作を行う弁装
置とを備えた冷凍サイクルを制御するものであって、庫
内温度に応じてコンプレッサの起動と停止とを繰り返さ
せるコンプレッサ制御手段と、冷却器の除霜のための除
霜信号を一定時間毎に出力するタイマ手段と、除霜信号
に基づき弁装置を、コンプレッサからの圧縮冷媒をコン
デンサに流した後に冷却器で蒸発させる冷却運転状態か
ら圧縮冷媒を冷却器に流してこれを加熱する除霜運転状
態への流路切換動作を行わせる弁切換手段と、コンプレ
ッサの起動時点からの運転時間を計時する運転時間計測
手段と、コンプレッサの停止時点からの停止時間を計時
する停止時間計測手段と、除霜信号が与えられた時点に
おいてコンプレッサが起動している場合にはコンプレッ
サの運転時間が所定値に達したことを条件に弁切換手段
を動作させ、除霜信号が与えられた時点においてコンプ
レッサが停止している場合にはその停止時間が所定値に
達したことを条件にコンプレッサを起動させてその運転
時間が所定値に達するまで運転させた後に弁切換手段を
動作させるコンプレッサ運転保証手段とを具備したこと
に特徴を有する。
【0006】上記手段の制御装置によれば、タイマ手段
により一定時間毎に必ず除霜信号が与えられる。そし
て、除霜信号が与えられた時点においてコンプレッサが
運転中か停止中かに関わらず、コンプレッサ運転保証手
段によってコンプレッサが所定の時間以上必ず運転され
てから弁切換手段が動作する。これにより、コンプレッ
サの吸引側と吐出側との間の差圧は十分に確保される。
しかも、コンプレッサの停止中に除霜信号が与えられた
場合には、コンプレッサの停止時間が所定の時間以上経
過していることを条件にコンプレッサが再起動するた
め、コンプレッサが停止してから再起動するまでの時間
が保証されコンプレッサが過負荷状態になることが防止
される。
【0007】このように本発明の制御装置によれば、弁
切換手段が動作する際において、コンプレッサの吸引側
と吐出側との間の差圧は十分に確保されるから、弁装置
の流路切換動作は安定的に実行され、切換不良の発生が
なくなり、しかもコンプレッサが過負荷状態となること
が防止されるから、耐久性に優れ高寿命化が図られる。
さらに、除霜信号はタイマ手段によって出力されるた
め、着霜をセンサ等で直接検出して除霜信号を出力する
のに比べて確実に除霜信号が出力され、もって除霜効果
が確実に保証される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を冷蔵庫の冷凍サイクルに適用
して具体化した一実施例について図1ないし図7を参照
して詳細に説明する。
【0009】コンプレッサ11は例えばレシプロ形であ
り、その吸引側及び吐出側が弁装置に相当する四方弁2
0の第1流路20a及び第2流路20bに連結されてい
る。また、四方弁20の第3通路20cはコンデンサ1
2に連なり、このコンデンサ12は絞り装置としてのキ
ャピラリキューブ13を介して冷却器14に連なり、更
にこの冷却器14が四方弁20の第4通路20dに連な
る。
【0010】上述した四方弁20は、詳細には図2及び
図3に示す通りの構成である。即ち、これは内径が異な
る大シリンダ部21及び小シリンダ部22を一体に備え
ると共に、両シリンダ部21,22間にピストン23を
移動可能に設けてなる。ピストン23には、小シリンダ
部22内に位置する小ピストン部23aと大シリンダ部
21内に位置する大ピストン部23bが設けられると共
に、小シリンダ部22の端板部には第1通路20aが連
結され、周壁部にはこの第1通路20a側から順に第3
通路20c、第2通路20b及び第4通路20dが連結
されている。また、前記ピストン23には弁体24が一
体に設けられ、この弁体24がピストン23と共に移動
することにより、図2に示すように第1及び第3の両通
路20a,20c間並びに第2及び第4の両通路20
b,20d間を連通させた状態と、図3に示すように第
1及び第4の両通路20a,20d間並びに第2及び第
3の両通路20b,20c間を連通させた状態とに流路
が切り換えられる。
【0011】上述の流路切換動作を行わせるためには弁
切換手段としてパイロット電磁弁30が設けられてい
る。このパイロット電磁弁30は、プランジャ31の移
動に基づいて球状の弁体32が移動され、これに基づい
て連結管30aを連結管30b又は連結管30cのいず
れかに選択的に連通させる三方弁タイプである。コイル
33が断電された状態では、プランジャ31がバネ34
の弾発力によって図2に示すように弁体32を押して連
結管30aと連結管30bとを連通状態とし、コイル3
3に通電されると図3に示すように弁体32が移動して
連結管30aと連結管30cとが連通状態になる。
【0012】このようなパイロット電磁弁30の動作に
基づいて四方弁20を切換動作させるため、連結管30
aは四方弁20の大シリンダ部21の右端部に連通さ
れ、連結管30bはコンプレッサ11の吸引側に連なる
第2通路20bに連通され、連結管30cはコンプレッ
サ11の吐出側に連なる第1通路20aに連通されてい
る。そして、大シリンダ部21の左端部がコンプレッサ
11の吸引側に連なる第2通路20bに連結管34を介
して連通されている。
【0013】従って、パイロット電磁弁30が図2に示
す状態では、小シリンダ部22がコンプレッサ11の吐
出側に連なると共に、大シリンダ部21がコンプレッサ
11の吸引側に連なり、ピストン23は両シリンダ部2
1,22間の差圧によって右端に移動し、四方弁20の
弁体24は同図に示す位置となり、コンプレッサ11か
らの高温圧縮冷媒がコンデンサ12に供給される冷却運
転状態になる。また、パイロット電磁弁30が図3に示
す状態となると、大シリンダ部21内の右側がコンプレ
ッサ11の吐出側に連なるから、ピストン23は吸引側
と吐出側との差圧によって左端に移動し、四方弁20の
弁体24は同図に示す位置となってコンプレッサ11か
らの高温圧縮冷媒が冷却器14に供給される除霜運転状
態となる。
【0014】上記した冷凍サイクルを制御するための制
御装置40はマイクロコンピュータを含んで構成されて
おり、ここには冷蔵庫の庫内温度を検出する庫内温度セ
ンサ41及び冷却器14の温度を検出する除霜検出セン
サ42からの信号が与えられ、これに基づきリレーX1
,リレーX2 が制御される。なお、除霜検出センサ4
2は、冷却器14の除霜が完了して温度が上昇するとオ
ン状態からオフ状態に転ずるようになっている。これら
の制御の様子については後に詳述するが、リレーX1 は
庫内温度Tに応じてコンプレッサ11の起動・停止を制
御し、リレーX2は前記パイロット電磁弁30の通断電
を制御する。また、制御装置40には表示器43が接続
され、ここに庫内温度及び運転状況を表示できるように
なっている。
【0015】さて、上記制御装置40のマイクロコンピ
ュータは、ソフトウエア的には図4及び図5に示す手順
を実行するように構成されており、これにて本発明にお
けるタイマ手段、運転時間計測手段、停止時間計測手段
及びコンプレッサ運転保証手段として機能するようにな
っている。そこで、その手順を本実施例の冷蔵庫の動作
と共に詳細に説明する。
【0016】図4及び図5に示したフローチャートは一
連のものであり、これは冷蔵庫の電源が投入されるとス
タートする。まず除霜タイマをスタートさせると共にオ
フタイマフラグFoff 及びオンタイマフラグFonを
「1」に初期化し(ステップ101)、庫内温度Tの入
力処理を実行し(同102)、その温度を表示器43に
表示する(同103)。
【0017】そして、測定された庫内温度Tが予め設定
された上限温度TH と下限温度TLとの間にあるか否か
が判断され(同104,105)、その判断結果に応じ
てリレーX1 の状態が決定される。電源投入当初は庫内
温度Tが十分に高いから、ステップ104で「 yes」と
なってリレーX1 が通電され(同106)、コンプレッ
サ11が起動される。次いで、オフタイマフラグFoff
の状態を検査した後(同107)、オンタイマTonをス
タートさせ(同108)、オンタイマフラグFonを
「1」にセットする(同109)。この後、ステップ1
10にて除霜タイマがタイムアップしたか否かが判断さ
れ、タイムアップしていない場合にはステップ102に
戻って以上の手順が繰り返されるから、コンプレッサ1
1が連続的に運転されることになる。この段階ではリレ
ーX2 が断電されてパイロット電磁弁30は図2の状態
にあるから、四方弁20は冷却運転状態にあり、冷却器
14にて冷却作用が生じて庫内が徐々に冷却される。
【0018】このような冷却運転が継続されると、庫内
温度Tが低下してついには下限温度TL を下回るため、
ステップ105にて「 yes」となり、リレーX1 が断電
されて(同111)コンプレッサ11が停止される。そ
して、オンタイマフラグFonの状態を検査した後(同1
12)、オフタイマToff をスタートさせ(同11
3)、オフタイマフラグFoff を「1」にセットする
(同114)。この後、ステップ115にて除霜タイマ
がタイムアップしたか否かが判断され、タイムアップし
ていない場合にはステップ116に至って、オフタイマ
Toff の値A1 が所定の停止保証時間B1 に達したか否
かが判断され、A1 =B1 となるまでステップ111に
戻ってコンプレッサ11を強制的に停止させる。ここ
で、上記停止保証時間B1 はコンプレッサ11の保護の
観点から定められる停止時間であって、本実施例では3
分に設定されている。
【0019】コンプレッサ11が停止状態を3分間だけ
維持するとステップ101に戻るから、以上述べた動作
を繰り返す。従って、この後に庫内温度Tが予め設定さ
れた上限温度TH を上回ると、コンプレッサ11が起動
して冷却運転が実行され、下限温度TL を下回るまで冷
却されると、コンプレッサ11が停止することになる。
また、この場合、コンプレッサ11が停止してから再起
動するまでの時間は最低3分が必ず確保されることにな
る。
【0020】さて、このような庫内を設定温度に保つた
めのコントロール運転が実行されているうちに除霜タイ
マがタイムアップし(除霜信号の出力)、これに基づき
除霜運転が開始される。除霜タイマは電源の投入時間を
積算しているから、タイムアップする時点としては、コ
ンプレッサ11の停止中と運転中との2つの場合があり
得る。そこで、その2つの場合に分けて動作を説明す
る。なお、タイムアップまでの積算時間は冷却器14に
着霜が除去すべき程度まで発達する時間を目安として設
定され、本実施例では7時間である。
【0021】(1)コンプレッサ11の停止中にタイム
アップした場合 この場合には、ステップ115にて「 yes」となる。そ
こで、図5のステップ201に移行し、まず表示器43
に除霜運転を実行中である旨を表示し、次にその時点ま
でのコンプレッサ11のオフ時間A1 がオフ保証時間B
1 に達しているか否かが判断される(ステップ20
2)。ここで、コンプレッサ11のオフ時間A1 がオフ
保証時間B1 に達していなければ、A1=B1となるまで
コンプレッサ11の停止状態を保持し(同203)、オ
フタイマToff をリセットしてオンタイマTonをスター
トさせた上で(同204)、オンタイマTonにより計測
されるコンプレッサ11の起動時点からの運転時間A2
が所定の運転保証時間B2 に達するまでコンプレッサ1
1を強制的に運転する(同205,206)。この運転
保証時間B2 は、コンプレッサ11の吸引側と吐出側と
の間の差圧が、四方弁20を切換作動させるに十分な圧
力になるまでの時間として設定されており、本実施例で
は30秒である。
【0022】コンプレッサ11が連続30秒間運転され
ると、次にステップ207に移行し、オンタイマTonを
リセットした上で、リレーX1 に加えてリレーX2 も通
電する。このため、パイロット電磁弁30が動作して図
3に示す状態に切り替わるため、コンプレッサ11から
の高温圧縮冷媒は冷却器14に供給され、冷却器14が
加熱されてここに生じた霜が徐々に解かされる。そし
て、冷却器14に付着した霜が完全に解かされれば、冷
却器14は急激に温度上昇するようになって、除霜検出
センサ42により検出される温度が所定値を越えるか
ら、その時点でステップ209において「 yes」とな
り、除霜運転を終了して図4のステップ101以下の通
常のコントロール運転に戻る。
【0023】上述の運転例のタイムチャートは図6に示
してあるが、同図から明かなように本実施例では、コン
プレッサ11の停止中に除霜運転が開始されるような場
合でも、コンプレッサ11が起動され、30秒間運転が
継続される。このため、コンプレッサ11が停止してい
て吸引側と吐出側との圧力差が小になっていたとして
も、コンプレッサ11の起動によってその圧力差は十分
に大きな値に回復するから、除霜運転への移行のための
四方弁20は確実に切り替わり、安定的な切換動作が期
待できる。しかも、特に本実施例では、このようなコン
プレッサ11の起動に際しては、コンプレッサ11の停
止から3分を経過していることを条件に起動させるよう
にしているから、コンプレッサ11が停止後短時間で再
起動して過負荷状態になってしまうことが防止され、コ
ンプレッサ11の保護の面でも全く問題がない。
【0024】(2)コンプレッサ11の運転中にタイム
アップした場合 この場合には、ステップ110で「 yes」となる。する
と、図5のステップ210に示すように、まず表示器4
3に除霜運転を実行中である旨を表示し、次にその時点
までのコンプレッサ11のオン時間A2 がオン保証時間
B2 (30秒)に達しているか否かが判断される(ステ
ップ211)。ここで、コンプレッサ11のオン時間A
2 がオン保証時間B2 に達していなければ、A2=B2と
なるまでコンプレッサ11の運転を継続する(同21
2)。この結果、コンプレッサ11は最低30秒は運転
されていることを条件に次のステップ207に移行する
ことになる。即ち、ステップ207〜209は、前述し
た除霜運転の手順であるから、コンプレッサ11の運転
中に除霜タイマがタイムアップした場合には、コンプレ
ッサ11の運転時間が所定値(30秒)に達しているこ
とを条件に除霜運転に移行することになる。
【0025】この運転例のタイムチャートは図7に示す
通りで、同図から明らかなようにコンプレッサ11の運
転中に除霜タイマがタイムアップした場合には、その時
点までのコンプレッサ11の運転時間が30秒に達した
ことを条件にパイロット電磁弁30が切り換えられる。
従って、コンプレッサ11の起動直後であって未だコン
プレッサ11の吸引側と吐出側との圧力差が十分に上昇
していない時点に四方弁20が切り換えられてしまうこ
とが確実に防止され、やはり安定的な切換動作を行わせ
ることができる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば弁装置としては図2及び図3に示し
た構成に限らず、例えば図8に示したような構成の四方
弁50を使用してもよい。これは四方パイロット電磁弁
51により切換動作が制御されるところが前記実施例の
四方弁20と相違するが、その機能は同一であり、同等
機能部分には同一符号を付して説明を省略する。その
他、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実
施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷凍サイクルと共に示すブロック図
【図2】冷凍サイクルと共に示す四方弁の断面図
【図3】図2の四方弁を異なる切換状態で示す断面図
【図4】制御装置のフローチャート
【図5】制御装置のフローチャート
【図6】コンプレッサの停止中に除霜信号が出力された
場合のタイムチャート
【図7】コンプレッサの運転中に除霜信号が出力された
場合のタイムチャート
【図8】四方弁の変形例を示す断面図
【図9】一般的な冷凍サイクルの構成図
【符号の説明】
11…コンプレッサ 12…コンデンサ 13…キャピラリキューブ(絞り装置) 14…冷却器 20,50…四方弁(弁装置) 30,51…パイロット電磁弁(弁切換手段) 40…制御装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮するコンプレッサと、圧縮冷
    媒を凝縮させるコンデンサと、冷媒流路に流路抵抗を与
    える絞り装置と、冷媒を蒸発させる冷却器と、前記コン
    プレッサの吐出側と吸引側との圧力差に基づいて流路切
    換動作を行う弁装置とを備えた冷凍サイクルを制御する
    ものであって、 庫内温度に応じて前記コンプレッサの起動と停止とを繰
    り返させるコンプレッサ制御手段と、 前記冷却器の除霜のための除霜信号を一定時間毎に出力
    するタイマ手段と、 前記除霜信号に基づき前記弁装置を、コンプレッサから
    の圧縮冷媒を前記コンデンサに流した後に前記冷却器で
    蒸発させる冷却運転状態から圧縮冷媒を前記冷却器に流
    してこれを加熱する除霜運転状態への流路切換動作を行
    わせる弁切換手段と、 前記コンプレッサの起動時点からの運転時間を計時する
    運転時間計測手段と、 前記コンプレッサの停止時点からの停止時間を計時する
    停止時間計測手段と、 前記除霜信号が与えられた時点において前記コンプレッ
    サが起動している場合にはコンプレッサの運転時間が所
    定値に達したことを条件に前記弁切換手段を動作させ、
    除霜信号が与えられた時点において前記コンプレッサが
    停止している場合にはその停止時間が所定値に達したこ
    とを条件に前記コンプレッサを起動させてその運転時間
    が所定値に達するまで運転させた後に前記弁切換手段を
    動作させるコンプレッサ運転保証手段とを具備してなる
    冷凍サイクルの制御装置。
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