JP2000065430A - 蒸気圧縮式冷凍サイクル - Google Patents

蒸気圧縮式冷凍サイクル

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JP2000065430A
JP2000065430A JP10231906A JP23190698A JP2000065430A JP 2000065430 A JP2000065430 A JP 2000065430A JP 10231906 A JP10231906 A JP 10231906A JP 23190698 A JP23190698 A JP 23190698A JP 2000065430 A JP2000065430 A JP 2000065430A
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radiator
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valve
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Seishu Kimura
成秀 木村
Yukikatsu Ozaki
幸克 尾崎
Yoshitaka Tomatsu
義貴 戸松
Teruyuki Hotta
照之 堀田
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Soken Inc
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Denso Corp
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    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/17Control issues by controlling the pressure of the condenser

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機が再起動した時に、圧縮機が余分な仕
事をすることを防止する。 【解決手段】 電磁クラッチ110がOFFとなり圧縮
機100が停止したときには、圧力制御弁400への通
電が停止するとともに、圧力制御弁400をノーマルク
ローズ(非通電時閉)型の比例ソレノイド式減圧弁とす
る。これにより、圧縮機100の停止中に放熱器200
側の圧力(高圧側圧力)が低下することを防止できるの
で、圧縮機100が再起動した時に、圧縮機100が余
分な仕事をすることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気圧縮式冷凍サ
イクルに関するもので、二酸化炭素(CO2 )等の放熱
器側(高圧側)の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力を越える超
臨界冷凍サイクルに適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】二酸化炭素を冷媒とする超臨界冷凍サイ
クル(以下、CO2 サイクルと呼ぶ。)として、例えば
特開平7−294033号公報に記載の発明では、減圧
弁として比例式電磁弁を採用するとともに、実際の高圧
側圧力が目標圧力より大きいときには、減圧弁の開度を
増大させ、一方、実際の高圧側圧力が目標圧力より小さ
いときには、減圧弁の開度を縮小させている。
【0003】なお、超臨界冷凍サイクルの高圧側圧力
は、フロンを冷媒とする蒸気圧縮式冷凍サイクル(以
下、フロンサイクルと呼ぶ。)の高圧側圧力より高く、
例えばCO2 サイクルの高圧側圧力は、フロンサイクル
の約10倍である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、超臨界冷凍
サイクルでは、高圧側の圧力を制御することにより冷凍
能力を制御しており、高圧側の圧力が低下すると、冷凍
能力が低下する。このため、例えば減圧弁が開いた状態
で圧縮機が停止し、超臨界冷凍サイクルが一旦停止した
後、所定時間の経過後に圧縮機が再起動した場合、圧縮
機の停止中に高圧側圧力が低下してしまうので、高圧側
圧力が所定圧力に達するまで十分な冷凍能力を発揮する
ことができない。
【0005】したがって、圧縮機を連続稼働させた場合
に比べて、圧縮機の再起動後、高圧側圧力が所定圧力に
達するまでに要した動力が冷凍能力に関与しないので、
その分だけ余分な圧縮仕事を必要とするという問題が発
生する。なお、サブクール(過冷却度)を制御するフロ
ンサイクルにおいては、超臨界冷凍サイクルとほぼ同様
な制御を行うので、上記問題は、超臨界冷凍サイクル固
有の問題ではなく、フロンサイクルにおいても発生し得
る問題である。
【0006】本発明は、上記点に鑑み、圧縮機が再起動
した時に、圧縮機が余分な仕事をすることを防止するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1に
記載の発明では、電気式減圧弁(400)は、非通電時
には冷媒通路(210)を閉じるように構成され、さら
に、クラッチ手段(110)により圧縮機(100)へ
の駆動力の伝達が遮断されているときには、電気式減圧
弁(400)への通電を停止することを特徴とする。
【0008】これにより、圧縮機(100)の停止中に
放熱器(200)側の圧力(高圧側圧力)が低下するこ
とを防止できるので、圧縮機(100)が再起動した時
に、圧縮機(100)が余分な仕事をすることを防止で
きる。請求項2に記載の発明では、起磁力が大きくなる
ほど弁口(413)の開度が増大する向きに可動する弁
体(422)と、弁口(413)の開度を縮小させる向
きの弾性力を弁体(422)に作用させる弾性部材(4
30)とを備えることを特徴とする。
【0009】これにより、請求項1に記載の発明と同様
に、圧縮機(100)の停止中に放熱器(200)側の
圧力(高圧側圧力)が低下することを防止できるので、
圧縮機(100)が再起動した時に、圧縮機(100)
が余分な仕事をすることを防止できる。因みに、上記各
手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体
的手段との対応関係を示す一例である。
【0010】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は、
本発明に係る蒸気圧縮式冷凍サイクルを車両用のCO2
サイクルに適用したものであって、図1はCO2 サイク
ルの模式図である。図1中、100は冷媒(CO2 )を
吸入圧縮する圧縮機であり、この圧縮機100は、駆動
力を断続可能に伝達する電磁クラッチ110を介して車
両走行用エンジン(図示せず)から駆動力を得て稼働す
る。
【0011】なお、電磁クラッチ110は、圧縮機10
0の稼働停止を制御することにより冷媒の循環状態を制
御し、CO2 サイクルの冷凍能力を制御するためのもで
ある。200は圧縮機100から吐出する冷媒を冷却す
る放熱器(ガスクーラ)であり、300は放熱器200
から流出した冷媒を蒸発させて冷凍能力を発揮する蒸発
器(エバポレータ)である。
【0012】そして、放熱器200から蒸発器300に
至る冷媒通路210には、放熱器200から流出した高
圧の冷媒を減圧するとともに、放熱器200出口側の冷
媒温度に基づいて放熱器200出口側の冷媒圧力を制御
する圧力制御弁(比例ソレノイド式減圧弁)400が設
けられており、この圧力制御弁は、比例ソレノイド式の
電気式膨張弁である。なお、圧力制御弁400の詳細に
ついては後述する。
【0013】500は蒸発器300から流出する冷媒を
気相冷媒と液相冷媒とに分離して気相冷媒のみを圧縮機
100の吸入側に流出するとともに、CO2 サイクル中
の余剰冷媒を蓄えるアキュムレータ(気液分離手段)で
ある。600は圧力制御弁400の開度を制御する電子
制御装置(ECU)であり、このECU600には、放
熱器200出口側の冷媒温度を検出する温度センサ(温
度検出手段)610の検出信号、及び放熱器200出口
側の冷媒圧力を検出する圧力センサ(圧力検出手段)6
20の検出信号が入力されている。
【0014】なお、710は放熱器200に空気を送風
する送風機であり、720は蒸発器300に空気を送風
する送風機であり、両送風機710、720はECU6
00により制御されている。次に、圧力制御弁400の
構造を図2を用いて述べる。410は冷媒通路210の
一部を構成するとともに、放熱器200側に接続される
流入口411側と蒸発器300側に接続される流出口4
12側とを連通させる弁口(絞り部)413が形成され
た金属非磁性材料製のハウジングである。
【0015】420はソレノイドコイル(以下、コイル
と略す。)であり、ハウジング410は、コイル420
により誘起された磁束の磁路を兼ねるものである。ま
た、421はコイル420に通電することによりコイル
420で発生した起磁力に応じて可動する磁性材料製の
プランジャ(可動鉄心)であり、このプランジャ421
には、弁口413の開度を調節する非磁性体製のニード
ル弁体(以下、弁体と略す。)422が圧入固定されて
いる。
【0016】ここで、プランジャ421は、起磁力が大
きくなるほど、弁口413の開度が増大する向きに変位
可動するように構成されている。そして、本実施形態に
係る圧力制御弁400では、ハウジング410のうちコ
イル420の長手方向略中間部に対応する部位に非磁性
材料製の磁気漏洩部414を設けることにより、起磁力
(コイル420に流れる電流)に比例した電磁吸引力を
プランジャ421に作用させ、コイル420の印加電圧
に比例して弁体422を可動させている。
【0017】430は、磁性材料製のバネ押さえ431
及びプランジャ421を介して、弁口413の開度を縮
小させる向きの弾性力を弁体422に作用させるコイル
バネ(弾性部材)である。なお、440はプランジャ4
21等をハウジング410に挿入組み付けするための開
口部を閉塞する磁性材料製のキャップであり、441は
ハウジング410とキャップ440との隙間を密閉する
Oリングである。また、450は弁体422の摺動を案
内する滑り軸受であり、451は弁口413側の空間4
13aとプランジャ421側の空間421aとを連通さ
せて両空間413a、421a間に圧力差が生じること
を防止する連通路である。
【0018】以上に述べたように、本実施形態に係る圧
力制御弁では、図3に示すように、弁口413を閉じる
向きの力(以下、この力を閉弁力と呼ぶ。)としては、
コイルバネ430の弾性力、及び流出口412側(低圧
側)の圧力と弁口(絞り部)413の断面積との積によ
る力があり、一方、弁口413を開く向きの力(以下、
この力を開弁力と呼ぶ。)としては、プランジャ421
に作用する電磁吸引力、及び流入口411側(高圧側)
の圧力と弁口(絞り部)413の断面積との積による力
がある。
【0019】したがって、本実施形態に係る圧力制御弁
400は、非通電時には電磁吸引力が消滅して閉弁力が
開弁力を上回るため、非通電時には冷媒回路210(弁
口413)を閉じることとなる。次に、本実施形態に係
るCO2 サイクルの作動制御について、図4に示すフロ
ーチャートに基づいて述べる。
【0020】CO2 サイクルの始動スイッチ(図示せ
ず)が投入されると、先ず、電磁クラッチ110が繋が
っているか否か(ONorOFF)を判定し(S10
0)、電磁クラッチ110が繋がっておらず、圧縮機1
00への駆動力の伝達が遮断されている(OFF)のと
きは、圧力制御弁400(コイル420)への通電を停
止し、冷媒通路210を閉じる(S110)。
【0021】一方、電磁クラッチ110が繋がっている
(ON)のときには、温度センサ610の検出温度を読
み込むとともに(S120)、検出温度(放熱器200
出口側の冷媒温度)及び図5に示すグラフに基づいて最
適制御圧力を決定する(S130)。次に、圧力センサ
620の検出圧力(放熱器200出口側の冷媒圧力)を
読み込むとともに(S140)、検出圧力と最適制御圧
力とを比較する(S150)。そして、検出圧力が最適
制御圧力より大きい場合には、コイル420への通電量
を増大させて弁口413の開度を増大させ(S16
0)、一方、検出圧力が最適制御圧力以下の場合には、
コイル420への通電量を減少させて弁口413の開度
を縮小させる(S170)。
【0022】その後、S100に戻り、S100〜S1
70を繰り返す。なお、図5に示すグラフは、放熱器2
00出口側の冷媒温度をパラメータとして、CO2 サイ
クルの成績係数(COP)が最大となる放熱器200出
口側の冷媒圧力をプロットしたものである。したがっ
て、放熱器200出口側の冷媒温度と冷媒圧力とを、図
5に示すグラフのように制御することにより、CO2
イクルを効率よく制御することができる。
【0023】次に、本実施形態の特徴を述べる。本実施
形態によれば、電磁クラッチ110がOFFとなり圧縮
機100が停止したときには、圧力制御弁400への通
電が停止されるとともに、圧力制御弁400は、非通電
時には冷媒通路210を閉じるノーマルクローズ(非通
電時閉)型の比例ソレノイド式減圧弁であるので、圧縮
機100の停止中に放熱器200側の圧力(高圧側圧
力)が低下することを防止できる。
【0024】したがって、圧縮機100が再起動した時
に、圧縮機100が余分な仕事をすることを防止でき
る。 (第2実施形態)本実施形態は、本発明に係る蒸気圧縮
式冷凍サイクルをフロンサイクルに適用したものであ
る。
【0025】第1実施形態(図1)では、ECU600
に温度センサ610及び圧力センサ620の検出値が入
力されていたが、本実施形態では、図6に示すように、
圧力センサ620に代えて、放熱器200に送風される
外気の温度を検出する外気温センサ(外気温度検出手
段)630、及び放熱器200内の冷媒のうち気液2相
状態(相変化過程)の冷媒温度を検出する第2温度セン
サ640の検出値が入力されている。
【0026】なお、フロンサイクルでは、放熱器200
内で冷媒は相変化(凝縮)するので、気液2相状態(相
変化過程)の冷媒温度は略一定である。したがって、温
度センサ610(以下、この温度センサ610を第1温
度センサ610と呼ぶ。)の検出温度と第2温度センサ
640の検出温度との差は、冷媒の過冷却度(サブクー
ル)を示すこととなる。
【0027】次に、本実施形態に係るフロンサイクルの
作動制御について、図7に示すフローチャートに基づい
て述べる。フロンサイクルの始動スイッチ(図示せず)
が投入されると、先ず、電磁クラッチ110が繋がって
いるか否か(ONorOFF)を判定し(S200)、
電磁クラッチ110が繋がっておらず、圧縮機100へ
の駆動力の伝達が遮断されている(OFF)のときは、
圧力制御弁400(コイル420)への通電を停止し、
冷媒通路210を閉じる(S210)。
【0028】一方、電磁クラッチ110が繋がっている
(ON)のときには、外気温度センサ630の検出外気
温を読み込むとともに(S220)、検出外気温及び図
8に示すグラフに基づいて目標とするサブクールを決定
する(S230)。なお、S230で決定されたサブク
ール(以下、このサブクールをサブクール目標値と呼
ぶ。)については、後述する。
【0029】次に、第2温度センサ640及び第1温度
センサ610の検出温度を読み込むとともに(S24
0、S250)、両センサ610、640の検出温度差
から実際の実サブクール値を算出する(S260)。そ
して、実サブクールとサブクール目標値とを比較し(S
270)、実サブクールがサブクール目標値より大きい
場合には、コイル420への通電量を増大させて弁口4
13の開度を増大させ(S280)、一方、実サブクー
ルがサブクール目標値以下の場合には、コイル420へ
の通電量を減少させて弁口413の開度を縮小させる
(S290)。
【0030】その後、S200に戻り、S200〜S2
90を繰り返す。なお、弁口413の開度が大きくなる
と、冷媒の循環速度が上昇し放熱器(凝縮器)200内
に冷媒が停留(通過)する時間が短くなり、放熱器20
0での放熱量が低下するので、サブクールが小さくな
る。一方、弁口413の開度が縮小すると、冷媒の循環
速度が低下し放熱器(凝縮器)200内に冷媒が停留
(通過)する時間が長くなり、放熱器200での放熱量
が増大するので、サブクールが大きくなる。
【0031】ところで、図8は、放熱器200に送風さ
れる外気の温度(外気温度)をパラメータとして、フロ
ンサイクルの成績係数(COP)とサブクールとの関係
を示すグラフであり、この図から明らかなとうに、外気
温度が決定すると、成績係数が最大となるサブクールが
一義的に決定する。そこで、S230では、検出外気温
から成績係数が最大となるサブクールを算出し、その算
出したサブクールをサブクール目標値としている。
【0032】ところで、上述の実施形態では、本発明に
係る蒸気圧縮式冷凍サイクルを車両用に適用したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、据え置き型の空
調装置等その他のものにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】CO2 サイクルの模式図である。
【図2】圧力制御弁の断面図である。
【図3】弁体に作用する力の説明図である。
【図4】圧力制御弁の制御フローチャートである。
【図5】放熱器出口側の冷媒温度と最適制御圧力との関
係を示すグラフである。
【図6】フロンサイクルの模式図である。
【図7】圧力制御弁の制御フローチャートである。
【図8】外気温をパラメータとするサブクールと成績係
数との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
100…圧縮機、110…電磁クラッチ、200…放熱
器、 300…蒸発器、400…圧力制御弁、500…アキュ
ムレータ、 600…電子制御装置、610…温度センサ、620…
圧力センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 幸克 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 戸松 義貴 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 堀田 照之 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動力を断続可能に伝達するクラッチ手
    段(110)を介して駆動され、冷媒を吸入圧縮する圧
    縮機(100)と、 前記圧縮機(100)から吐出する冷媒を冷却する放熱
    器(200)と、 前記放熱器(200)から流出する冷媒を蒸発させる蒸
    発器(300)と、 前記放熱器(200)から前記蒸発器(300)に至る
    冷媒通路(210)に配設され、前記放熱器(200)
    から流出する冷媒を減圧する電気式減圧弁(400)と
    を備え、 前記電気式減圧弁(400)は、非通電時には前記冷媒
    通路(210)を閉じるように構成され、 さらに、前記クラッチ手段(110)により前記圧縮機
    (100)への駆動力の伝達が遮断されているときに
    は、前記電気式減圧弁(400)への通電を停止するこ
    とを特徴とする蒸気圧縮式冷凍サイクル。
  2. 【請求項2】 冷媒を吸入圧縮する圧縮機(100)、
    前記圧縮機(100)から吐出する冷媒を冷却する放熱
    器(200)、及び冷媒を蒸発させる蒸発器(300)
    を有する蒸気圧縮式冷凍サイクルに適用され、 前記放熱器(200)と前記蒸発器(300)との間に
    配設され、前記放熱器(200)から流出する冷媒を減
    圧するとともに、前記圧縮機(100)の停止時には通
    電が停止される比例ソレノイド式減圧弁であって、 冷媒の通路を構成するとともに、前記放熱器(200)
    側に接続される流入口(411)側と前記蒸発器(30
    0)側に接続される流出口(412)側とを連通させる
    弁口(413)が形成されたハウジング(410)と、 ソレノイドコイル(420)と、 前記ソレノイドコイル(420)に発生する起磁力に応
    じて可動するとともに、前記起磁力が大きくなるほど前
    記弁口(413)の開度が増大する向きに可動する弁体
    (422)と、 前記弁口(413)の開度を縮小させる向きの弾性力を
    前記弁体(422)に作用させる弾性部材(430)と
    を備えることを特徴とする比例ソレノイド式減圧弁。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001063185A1 (fr) * 2000-02-25 2001-08-30 Zexel Valeo Climate Control Corporation Cycle frigorifique
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JP2013137165A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Daikin Industries Ltd 冷凍装置

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