JPS6321457A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents
冷凍サイクル装置Info
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- JPS6321457A JPS6321457A JP16615986A JP16615986A JPS6321457A JP S6321457 A JPS6321457 A JP S6321457A JP 16615986 A JP16615986 A JP 16615986A JP 16615986 A JP16615986 A JP 16615986A JP S6321457 A JPS6321457 A JP S6321457A
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- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 97
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
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Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、電気作動式エクスパンションバルブを備えた
冷凍サイクル装置、例えば自動車の空調装置に適用され
るような冷凍サイクル装置に関するものである。
冷凍サイクル装置、例えば自動車の空調装置に適用され
るような冷凍サイクル装置に関するものである。
[従来技術]
近年、自動車の空調装置等においては、省動力および円
滑な運転を行うため、容量可変制御型コンプレッサーと
冷媒温度応答式エクスパンションバルブとを組合わせて
備えた冷凍サイクルが採用されてきている。この種の冷
凍サイクルでは、容量可変制御コンプレッサーへ吸入さ
れる冷媒の吸入圧力を一定に保つように容量制御が行わ
れている。
滑な運転を行うため、容量可変制御型コンプレッサーと
冷媒温度応答式エクスパンションバルブとを組合わせて
備えた冷凍サイクルが採用されてきている。この種の冷
凍サイクルでは、容量可変制御コンプレッサーへ吸入さ
れる冷媒の吸入圧力を一定に保つように容量制御が行わ
れている。
〔問題点]
しかし、上述の冷凍サイクルにおいては、コンプレッサ
ー容量変化による冷媒汲置変化が大きく、エバポレータ
における冷媒の過熱度を良好にill Il[lできな
い。よって、冷媒流量が多くなるにつれて、エバポレー
タ出口の冷媒の過熱度が増大する。したがって、コンプ
レッサーの回転数が高く、冷媒流量が多いときには、コ
ンプレッサーに吸入される冷媒の過熱度が大きくなり、
冷媒の吐出温度が非常に高くなる。これにより、コンプ
レッサー自体およびコンプレッサーの吐出側に接続され
た高圧側配管等の耐久性が損なわれるという問題があっ
た。この問題点を解決するためのいくつかの提案がなさ
れている。特開昭56−3860号においては、コンプ
レッサーとエバポレータとの間に冷媒を減圧するための
自動絞り弁装置が配設されている。しかし、この構成に
あっては、自動絞り弁装置を付加させなければならず、
スペース上、コスト上および組み立て・調整作業1新た
な問題があった。
ー容量変化による冷媒汲置変化が大きく、エバポレータ
における冷媒の過熱度を良好にill Il[lできな
い。よって、冷媒流量が多くなるにつれて、エバポレー
タ出口の冷媒の過熱度が増大する。したがって、コンプ
レッサーの回転数が高く、冷媒流量が多いときには、コ
ンプレッサーに吸入される冷媒の過熱度が大きくなり、
冷媒の吐出温度が非常に高くなる。これにより、コンプ
レッサー自体およびコンプレッサーの吐出側に接続され
た高圧側配管等の耐久性が損なわれるという問題があっ
た。この問題点を解決するためのいくつかの提案がなさ
れている。特開昭56−3860号においては、コンプ
レッサーとエバポレータとの間に冷媒を減圧するための
自動絞り弁装置が配設されている。しかし、この構成に
あっては、自動絞り弁装置を付加させなければならず、
スペース上、コスト上および組み立て・調整作業1新た
な問題があった。
[問題点解決のための手段]
よって、本発明は、これら上述の問題点を解消した冷凍
サイクル装置を提供することを目的とする。
サイクル装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明においては、エバポレ
ータにおける過熱度を過熱度目標値に定値制御するため
エクスパンションバルブの開度をフィードバック制御に
より制御する第1制御手段と、コンプレッサーからの吐
出冷媒温度が吐出冷媒所定温度以上になった場合には、
前記第1制御手段のフィードバック制御を中断し、吐出
冷媒温度を吐出冷媒所定温度に定価制御するためエクス
パンションバルブの開度をフィードバック制御により制
御する第2制御手段と、第2υItl1手段の作動中、
過熱度が目標過熱度に達した時に、第2υ制御手段のフ
ィードバック制御を中断する第3制御手段とを設けると
いう技術的手段を講じている。
ータにおける過熱度を過熱度目標値に定値制御するため
エクスパンションバルブの開度をフィードバック制御に
より制御する第1制御手段と、コンプレッサーからの吐
出冷媒温度が吐出冷媒所定温度以上になった場合には、
前記第1制御手段のフィードバック制御を中断し、吐出
冷媒温度を吐出冷媒所定温度に定価制御するためエクス
パンションバルブの開度をフィードバック制御により制
御する第2制御手段と、第2υItl1手段の作動中、
過熱度が目標過熱度に達した時に、第2υ制御手段のフ
ィードバック制御を中断する第3制御手段とを設けると
いう技術的手段を講じている。
[作用]
本発明によれば、異なる制御手段が用意され、エバポレ
ータ出口の冷媒の過熱度の変動に応じて選択的に適切な
制御手段に切り換えられることにより上述の問題点が解
消される。
ータ出口の冷媒の過熱度の変動に応じて選択的に適切な
制御手段に切り換えられることにより上述の問題点が解
消される。
本発明の作用・効果は、以下で添付図面を参照して詳細
に述べる実施例の説明から明らかになるであろう。
に述べる実施例の説明から明らかになるであろう。
[実施例]
第1図にそのフローチャートが示されている本発明の一
実施例が適用された自動車の空調装置の配管図が第2図
に示されている。
実施例が適用された自動車の空調装置の配管図が第2図
に示されている。
第2図において、冷媒はコンプレッサー1で高温、高圧
のガス状冷媒に圧縮され、コンデンサー2に圧送される
。圧送されたガス状冷媒は、コンデンサー2内で外部に
放熱して高温、高圧の液状冷媒に凝縮される。この外部
への放熱は冷却ファン31とこれを駆動するモータ32
とを有する冷却ファン装置3により行われる。凝縮され
た液状冷媒はいったんレシーバ4に貯えられた後、電気
作動式エクスパンションバルブ5に送られる。工クスパ
ンションバルプ5を通る液状冷媒は減圧膨張され低温、
低圧の気液二相冷媒になる。エクスパンションバルブ5
は、その開度が可変になっている。図示のエクスパンシ
ョンバルブ5は、第4図に詳細に示されるように、電気
作動式のソレノイドバルブであり、後述するコントロー
ルユニット6からの指令によりディーチーtilltl
Oによりその開度が変えられるようになっている。
のガス状冷媒に圧縮され、コンデンサー2に圧送される
。圧送されたガス状冷媒は、コンデンサー2内で外部に
放熱して高温、高圧の液状冷媒に凝縮される。この外部
への放熱は冷却ファン31とこれを駆動するモータ32
とを有する冷却ファン装置3により行われる。凝縮され
た液状冷媒はいったんレシーバ4に貯えられた後、電気
作動式エクスパンションバルブ5に送られる。工クスパ
ンションバルプ5を通る液状冷媒は減圧膨張され低温、
低圧の気液二相冷媒になる。エクスパンションバルブ5
は、その開度が可変になっている。図示のエクスパンシ
ョンバルブ5は、第4図に詳細に示されるように、電気
作動式のソレノイドバルブであり、後述するコントロー
ルユニット6からの指令によりディーチーtilltl
Oによりその開度が変えられるようになっている。
エクスパンションバルブ5を通った気液二相冷媒はエバ
ポレータ7に送られ、蒸発して低温、低圧のガス状冷媒
になる。この時、冷媒は、送風ファン装置8によって送
風される車室内空気または車室外空気と熱交換して蒸発
する。熱交換により冷やされた空気は、ヒータユニット
9を介して車室内に吹き出され車室内が空調される。ヒ
ータユニット9を流れる空気は、エンジン冷却水が循環
するヒータコア91を通過して加熱されるものとヒータ
コア91を通らず加熱されずに流れるものとに温度制御
ダンパ92により分けられる。温度IIIIIlダンパ
92の位置を制御することにより車室内へ吹き出される
冷風の温度を調節することができる。
ポレータ7に送られ、蒸発して低温、低圧のガス状冷媒
になる。この時、冷媒は、送風ファン装置8によって送
風される車室内空気または車室外空気と熱交換して蒸発
する。熱交換により冷やされた空気は、ヒータユニット
9を介して車室内に吹き出され車室内が空調される。ヒ
ータユニット9を流れる空気は、エンジン冷却水が循環
するヒータコア91を通過して加熱されるものとヒータ
コア91を通らず加熱されずに流れるものとに温度制御
ダンパ92により分けられる。温度IIIIIlダンパ
92の位置を制御することにより車室内へ吹き出される
冷風の温度を調節することができる。
エバポレータ7を出た冷媒は再びコンプレッサー1に吸
入される。
入される。
コンプレッサー1とコンデンサー2とを接続する高圧側
配管には、コンプレッサー1から吐出する冷媒の吐出冷
媒温度” disを検出する第1温度センサー1oが配
設されている。
配管には、コンプレッサー1から吐出する冷媒の吐出冷
媒温度” disを検出する第1温度センサー1oが配
設されている。
エクスパンションバルブ5とエバポレータ7との間の低
圧側配管には、エバボレータフに吸入される冷媒の吸入
冷媒温度T。を検出する第2温度センサー11が配設さ
れている。
圧側配管には、エバボレータフに吸入される冷媒の吸入
冷媒温度T。を検出する第2温度センサー11が配設さ
れている。
また、エバポレータ8とコンプレッサー1との間の低圧
側配管には、エバポレータ7から出る冷媒の、温度Tr
を検出する第3温度センサー12が配設されている。
側配管には、エバポレータ7から出る冷媒の、温度Tr
を検出する第3温度センサー12が配設されている。
これらの温度センサーio、ii及び12はサーミスタ
からなる。尚、コンプレッサー吐出温度、エバポレータ
7への吸入冷媒温度および出口冷媒温度を検出するため
には、第1、第2f3よび第3温度センサー11.12
を直接配管内に挿入して冷媒温度を検出する方法と、こ
れら温度センサーを配管の表面に密着固定して断熱材で
被覆して配管表面温度を検出する方法のどちらでもよい
。しかし、正確な冷媒温度検出のためには前者の方法が
好適である。
からなる。尚、コンプレッサー吐出温度、エバポレータ
7への吸入冷媒温度および出口冷媒温度を検出するため
には、第1、第2f3よび第3温度センサー11.12
を直接配管内に挿入して冷媒温度を検出する方法と、こ
れら温度センサーを配管の表面に密着固定して断熱材で
被覆して配管表面温度を検出する方法のどちらでもよい
。しかし、正確な冷媒温度検出のためには前者の方法が
好適である。
コンプレッサー1は自動車のエンジン13により駆動さ
れるようになっており、駆動・非駆動の切り換えはソレ
ノイドクラッチ14の操作により行われる。クラッチ1
4の操作はコントロールユニット6が行う。
れるようになっており、駆動・非駆動の切り換えはソレ
ノイドクラッチ14の操作により行われる。クラッチ1
4の操作はコントロールユニット6が行う。
コントロールユニット6は、上述の各温度センサー10
.11および12からの検出信号が入力される入力回路
61と、この入力回路61からの信号に基づいて所定の
演算処理を行うマイクロコンピュータ62と、このマイ
クロコンピュータ62からの信号に基づいてエクスパン
ションバルブ5およびクラッチ14を制御する出力回路
63とを有する。
.11および12からの検出信号が入力される入力回路
61と、この入力回路61からの信号に基づいて所定の
演算処理を行うマイクロコンピュータ62と、このマイ
クロコンピュータ62からの信号に基づいてエクスパン
ションバルブ5およびクラッチ14を制御する出力回路
63とを有する。
入力回路61は、アナログ信号をデジタル信号に変換す
るA−D変換器を備えている。また、出力回路63は、
エクスパンションバルブ5等の負荷を駆動するリレー回
路を備えている。
るA−D変換器を備えている。また、出力回路63は、
エクスパンションバルブ5等の負荷を駆動するリレー回
路を備えている。
マイクロコンピュータ62は、単一チップのLSIから
なるデジタルコンピュータにより構成されており、この
マイクロコンピュータ62は定電圧回路(図示せず)か
ら定電圧を受けて作動準備完了状態にされる。この場合
、定電圧回路はエンジン13のイグニッションスイッチ
(図示せず)の開成に応答して車載の直流電源(バッテ
リ)から直i電圧を受けて定電圧を発生する。マイクロ
コンピュータ62は、中央処理装置(CPIJ)、メモ
リー(ROM、RAM) 、クロック回路等を備えてお
り、これらの素子間はパスラインを介して互いに接続さ
れている。マイクロコンピュータ62のRAMは入力回
路61からの信号を受けて一時的にそれを記録し、CP
Uに選択的に付与する。
なるデジタルコンピュータにより構成されており、この
マイクロコンピュータ62は定電圧回路(図示せず)か
ら定電圧を受けて作動準備完了状態にされる。この場合
、定電圧回路はエンジン13のイグニッションスイッチ
(図示せず)の開成に応答して車載の直流電源(バッテ
リ)から直i電圧を受けて定電圧を発生する。マイクロ
コンピュータ62は、中央処理装置(CPIJ)、メモ
リー(ROM、RAM) 、クロック回路等を備えてお
り、これらの素子間はパスラインを介して互いに接続さ
れている。マイクロコンピュータ62のRAMは入力回
路61からの信号を受けて一時的にそれを記録し、CP
Uに選択的に付与する。
マイクロコンピュータ62のクロック回路は、水晶発信
器と協働して所定周波数を有するクロツり信号を発生し
、これに曇づいてマイクロコンピュータ62における所
定の制御プログラムの実行を許容する。
器と協働して所定周波数を有するクロツり信号を発生し
、これに曇づいてマイクロコンピュータ62における所
定の制御プログラムの実行を許容する。
マイクロコンピュータ62のROM内には、後述する演
算処理を実行するための制御プログラムが予め記憶され
ている。
算処理を実行するための制御プログラムが予め記憶され
ている。
第3図は、上述のマイクロコンピュータ62の芸能を概
略的に示すブロック図である。タイマー62aは、空調
装置のスイッチ(A/Cスイッチ)の開成によケクラッ
チ14が作動してコンプレッサー1が起動した時に計時
を開始するものである。
略的に示すブロック図である。タイマー62aは、空調
装置のスイッチ(A/Cスイッチ)の開成によケクラッ
チ14が作動してコンプレッサー1が起動した時に計時
を開始するものである。
第1制御手段62bはタイマー628からの信号を受け
て、エバポレータ7における過熱度を目標値に定値制御
するため電気作動式エクスパンションバルブ5の開度を
フィードバック制御する。
て、エバポレータ7における過熱度を目標値に定値制御
するため電気作動式エクスパンションバルブ5の開度を
フィードバック制御する。
第2制御手段62cは、コンプレッサー1からの吐出冷
媒湿度を所定温度に定値制御するためエクスパンション
バルブ5の開度をフィードバック制御する。
媒湿度を所定温度に定値制御するためエクスパンション
バルブ5の開度をフィードバック制御する。
第3制御手段62dは、エバボレータフにおけろ過熱度
が前記過熱度目標値に達した時に第2制御手段62Gに
よるフィードバック制御を中断し、第1制御手段62b
によるフィードバック制御を行う。
が前記過熱度目標値に達した時に第2制御手段62Gに
よるフィードバック制御を中断し、第1制御手段62b
によるフィードバック制御を行う。
第4図には、エクスパンションバルブ5の詳細な構造が
示されている。エクスパンションバルブ5は、バルブボ
ディ51とこのバルブボディ51に装架されたカバー5
2とを有する。バルブボディ51には、レシーバ4に接
続される入口流路511と、エバポレータ7に接続され
る出口流路512とが互いに直径方向に対向して形成さ
れている。カバー52内には、ソレノイドコイル521
と、その内側に配設された非磁性の円筒状部材522と
が設けられている。円筒状部材には、冷媒を減圧膨張す
る2つの弁孔522a、522bが流路511.512
にそれぞれ対応した部位に形成されている。カバー52
の頂部には磁極部材523が固定されている。円筒状部
材522内には、液密に摺動自在な磁性のプランジャ5
24が配設されている。プランジャ524は、ソレノイ
ドコイル521に電源が供給されない状態では、スプリ
ング525の押圧力によりバルブボディ51に形成され
た弁座513に当接している。プランジャ524には、
頂部部材523に吸引された時に両弁孔522a、52
2b間を連通させる部位に環状溝5248が形成されて
いる。また、ソレノイドコイル521の非通電時には、
両弁孔522a、522bはプランジャ524により閏
じられている。符号526は、カバー52、頂部部材5
23、プランジャ524とともにソレノイドコイル52
1の磁気回路を形成する磁性部材である。
示されている。エクスパンションバルブ5は、バルブボ
ディ51とこのバルブボディ51に装架されたカバー5
2とを有する。バルブボディ51には、レシーバ4に接
続される入口流路511と、エバポレータ7に接続され
る出口流路512とが互いに直径方向に対向して形成さ
れている。カバー52内には、ソレノイドコイル521
と、その内側に配設された非磁性の円筒状部材522と
が設けられている。円筒状部材には、冷媒を減圧膨張す
る2つの弁孔522a、522bが流路511.512
にそれぞれ対応した部位に形成されている。カバー52
の頂部には磁極部材523が固定されている。円筒状部
材522内には、液密に摺動自在な磁性のプランジャ5
24が配設されている。プランジャ524は、ソレノイ
ドコイル521に電源が供給されない状態では、スプリ
ング525の押圧力によりバルブボディ51に形成され
た弁座513に当接している。プランジャ524には、
頂部部材523に吸引された時に両弁孔522a、52
2b間を連通させる部位に環状溝5248が形成されて
いる。また、ソレノイドコイル521の非通電時には、
両弁孔522a、522bはプランジャ524により閏
じられている。符号526は、カバー52、頂部部材5
23、プランジャ524とともにソレノイドコイル52
1の磁気回路を形成する磁性部材である。
ソレノイドコイル521に通電すると、プランジャ52
4と頂部部材523との間に磁気吸引力が発生する。こ
れにより、プランジャ524はスプリング525の押圧
力に抗して頂部部材523に吸引される。よって、弁孔
と環状溝とが整合し、弁孔522a、522bは間かれ
る。したがって、ソレノイドコイル521にパルス波形
の電圧を印加することによりプランジャ524が連続的
に往復動し、弁孔522a、522bの開閉を繰り返す
。よって、ソレノイドコイル521へのパルス波形印加
電圧のデユーティ比を変えることにより′、単位時間に
おける弁孔522a、522bの開閉比率が変化して冷
媒211Effiが調節される。つまり、ソレノイドコ
イル521への印加電圧のデユーティ比を変えることに
より、エクスパンションバルブ5の弁開度を自由に制御
することができる。
4と頂部部材523との間に磁気吸引力が発生する。こ
れにより、プランジャ524はスプリング525の押圧
力に抗して頂部部材523に吸引される。よって、弁孔
と環状溝とが整合し、弁孔522a、522bは間かれ
る。したがって、ソレノイドコイル521にパルス波形
の電圧を印加することによりプランジャ524が連続的
に往復動し、弁孔522a、522bの開閉を繰り返す
。よって、ソレノイドコイル521へのパルス波形印加
電圧のデユーティ比を変えることにより′、単位時間に
おける弁孔522a、522bの開閉比率が変化して冷
媒211Effiが調節される。つまり、ソレノイドコ
イル521への印加電圧のデユーティ比を変えることに
より、エクスパンションバルブ5の弁開度を自由に制御
することができる。
つぎに、この冷凍サイクルの作動について、第1図を参
照して説明する。
照して説明する。
まず、ステップ101でマイクロコンピュータ62に内
蔵されたRAMから、コンプレッサー1から吐出する冷
媒の所定温度T (=120℃)dis。
蔵されたRAMから、コンプレッサー1から吐出する冷
媒の所定温度T (=120℃)dis。
と、エバポレータ7における過熱度目標値5H8(=5
℃)、すなわちエバポレータ7の入口の冷W温度と出口
温度との目標湿度差S Hを読み出す。つぎに、ステッ
プ102で各温度センサーにより実際のコンプレッサー
吐出冷媒温度Tdis、エバポレータ入口冷媒温度T
およびエバポレーク出口冷媒温度T、を測定する。ステ
ップ103でコンプレッサー吐出冷媒温度”disが所
定温度Tdis。より低いかどうかが判断される。ステ
ップ103において、コンプレッサー吐出冷媒温度T
が所定温度T より低いと判断されると、dis
dis。
℃)、すなわちエバポレータ7の入口の冷W温度と出口
温度との目標湿度差S Hを読み出す。つぎに、ステッ
プ102で各温度センサーにより実際のコンプレッサー
吐出冷媒温度Tdis、エバポレータ入口冷媒温度T
およびエバポレーク出口冷媒温度T、を測定する。ステ
ップ103でコンプレッサー吐出冷媒温度”disが所
定温度Tdis。より低いかどうかが判断される。ステ
ップ103において、コンプレッサー吐出冷媒温度T
が所定温度T より低いと判断されると、dis
dis。
ステップ104に移り、過熱[SHを目像値SHoに制
御するエクスパンションバルブ5のフィードバック制御
が実行される。すなわち、まずステップ104で各ゲイ
ンに、1(=0.005)、T、(=40)およびT、
、(=1>が読み出すレ1す る。そして、ステップ105でエバポレータ7の実際の
過熱度SH(=T −T8)が計算される。
御するエクスパンションバルブ5のフィードバック制御
が実行される。すなわち、まずステップ104で各ゲイ
ンに、1(=0.005)、T、(=40)およびT、
、(=1>が読み出すレ1す る。そして、ステップ105でエバポレータ7の実際の
過熱度SH(=T −T8)が計算される。
つぎに、ステップ106において、過熱度目標値SHと
の過熱度誤差E (=SH−8)−1゜>がn 計算される。ステップ107で、各ゲインに、1゜Ti
1.Tdlに基づいて過熱度誤差E。に対応するデユー
ティ比DToが計算される。そして、ステップ108で
、エクスパンションバルブ5はステップ107で計算さ
れたデユーティ比DToで作動されその開度が制御され
る。その後、過熱度誤差E およびデユーティ比DTo
が更新され(ステップ109)、ステップ102に戻り
、以上のステップが繰り返される。
の過熱度誤差E (=SH−8)−1゜>がn 計算される。ステップ107で、各ゲインに、1゜Ti
1.Tdlに基づいて過熱度誤差E。に対応するデユー
ティ比DToが計算される。そして、ステップ108で
、エクスパンションバルブ5はステップ107で計算さ
れたデユーティ比DToで作動されその開度が制御され
る。その後、過熱度誤差E およびデユーティ比DTo
が更新され(ステップ109)、ステップ102に戻り
、以上のステップが繰り返される。
逆に、ステップ103で、コンプレッサー吐出冷媒温度
” disが所定温度”disoより高いと判断される
と、ステップ110に移る。ステップ11oでは各ゲイ
ンK (=0.001 ) 、Ti2(=2)およびT
、2(= O)が読み出される。つぎに、ステップ1
11では、エバポレータ7での過熱度SHをモニターす
るため、コンプレッサー吐出冷媒温度”dis 、エバ
ポレータ入口冷媒温度T8および出口冷媒温度T、が計
測され、ステップ112でエバポレータ7の実際の過熱
度SH(=T。
” disが所定温度”disoより高いと判断される
と、ステップ110に移る。ステップ11oでは各ゲイ
ンK (=0.001 ) 、Ti2(=2)およびT
、2(= O)が読み出される。つぎに、ステップ1
11では、エバポレータ7での過熱度SHをモニターす
るため、コンプレッサー吐出冷媒温度”dis 、エバ
ポレータ入口冷媒温度T8および出口冷媒温度T、が計
測され、ステップ112でエバポレータ7の実際の過熱
度SH(=T。
−To>が計算される。さらに、ステップ113で、コ
ンプレッサー吐出冷媒温度” disが所定温度Tdi
soより高いかどうかまたエバボレータフにおける実際
の過熱度SHが過熱度目標値SHoより小さいかどうか
が判断される。吐出冷媒温度” disが所定温度”d
isoより高いか、または過熱度SHが過熱度目標値S
Hoより低いと判断されると、ステップ114に移り、
吐出冷媒温度T を所定温度Tdis。に制御するエ
クスパンシis ヨンバルブ5のフィードバック制御が実行される。
ンプレッサー吐出冷媒温度” disが所定温度Tdi
soより高いかどうかまたエバボレータフにおける実際
の過熱度SHが過熱度目標値SHoより小さいかどうか
が判断される。吐出冷媒温度” disが所定温度”d
isoより高いか、または過熱度SHが過熱度目標値S
Hoより低いと判断されると、ステップ114に移り、
吐出冷媒温度T を所定温度Tdis。に制御するエ
クスパンシis ヨンバルブ5のフィードバック制御が実行される。
すなわち、まずステップ114″!:冷媒1度誤差E(
=Tdis ”diso)が計算される。つぎに、ス
テップ115で各ゲインK。2.”i? ”d2に基づ
いて冷媒温度誤差E。に対応するデユーティ比DT
が計算される。そして、ステップ108で、エクスパン
ションバルブ5はステップ115で計算されたデユーテ
ィ比DToで作動されその開度が制御される。その後、
冷媒温度誤差E。およびデユーティ比DToが更新され
(ステップ116)、ステップ111に戻り、以上のス
テップが操り返される。
=Tdis ”diso)が計算される。つぎに、ス
テップ115で各ゲインK。2.”i? ”d2に基づ
いて冷媒温度誤差E。に対応するデユーティ比DT
が計算される。そして、ステップ108で、エクスパン
ションバルブ5はステップ115で計算されたデユーテ
ィ比DToで作動されその開度が制御される。その後、
冷媒温度誤差E。およびデユーティ比DToが更新され
(ステップ116)、ステップ111に戻り、以上のス
テップが操り返される。
逆に、ステップ113で、コンプレッサー吐出冷媒温度
T が所定温度”disoより低くかつ過is 熟度SHが過熱度目標値SHoより大きいと判断される
と、ステップ102に戻る。
T が所定温度”disoより低くかつ過is 熟度SHが過熱度目標値SHoより大きいと判断される
と、ステップ102に戻る。
以上説明したように、コンプレッサー吐出冷媒温度T
が所定温度Tdisoより低い場合には、dis コンプレッサー自体および高圧側配管の耐久性に対する
熱の影響は少ないと考え、通常の過熱度定値制御が実行
される。しかし、コンプレッサー吐出冷媒温度T が
所定温度Tdisoを越える場合is には、コンプレッサー自体および高圧側配管の耐久性に
対する熱の影響を考慮しなければならないので、通常の
過熱度定値制御を中断し、コンプレッサー吐出冷t!A
温度の定値制御が実行される。そして、吐出冷媒温度の
定値制御実行中も過熱度を検出し、過熱度が過熱度目標
値にまで上昇するとふたたび吐出冷媒温度定値制御の代
わりに通常の過熱度定値制御が実行される。
が所定温度Tdisoより低い場合には、dis コンプレッサー自体および高圧側配管の耐久性に対する
熱の影響は少ないと考え、通常の過熱度定値制御が実行
される。しかし、コンプレッサー吐出冷媒温度T が
所定温度Tdisoを越える場合is には、コンプレッサー自体および高圧側配管の耐久性に
対する熱の影響を考慮しなければならないので、通常の
過熱度定値制御を中断し、コンプレッサー吐出冷t!A
温度の定値制御が実行される。そして、吐出冷媒温度の
定値制御実行中も過熱度を検出し、過熱度が過熱度目標
値にまで上昇するとふたたび吐出冷媒温度定値制御の代
わりに通常の過熱度定値制御が実行される。
つぎに、別の実施例の作動について、第5図のフローチ
ャートを参照して説明する。尚、この実施例においては
、コンプレッサー1から吐出する冷媒の状態を測定する
センサーとして温度センサーと吐出圧力を検出する圧力
センサーとが設けられている。
ャートを参照して説明する。尚、この実施例においては
、コンプレッサー1から吐出する冷媒の状態を測定する
センサーとして温度センサーと吐出圧力を検出する圧力
センサーとが設けられている。
まず、ステップ117でマイクロコンピュータ62に内
蔵されたRAMから、コンプレッサー1から吐出する冷
媒の所定温度T (120℃)dis。
蔵されたRAMから、コンプレッサー1から吐出する冷
媒の所定温度T (120℃)dis。
と、過熱度定値制御時のエバボレータフにおける過熱度
目標値SHo (−5℃)と、コンプレッサー吐出冷媒
過熱度定値制御時のコンプレッサー1とコンデンサー2
との間の吐出配管における過熱度目標値5HDo (−
15℃)とを読み出す。つぎに、ステップ118で各セ
ンサーにより実際のコンプレッサー吐出冷媒温度T
、エバボレーis タ入ロ冷媒温度Te1エバポレータ出口冷媒温度T お
よびコンプレッサー吐出冷媒圧力P、を測「 定する。ステップ103でコンプレッサー吐出冷媒温度
Tdisが所定温度’ dis。より低いかどうかが判
断される。ステップ103において、コンプレッサー吐
出冷媒温度” disが所定温度Tdisoより低いと
判断されると、ステップ104に移り、前述の実施例の
ステップ104から109までと同じ作動を行う。
目標値SHo (−5℃)と、コンプレッサー吐出冷媒
過熱度定値制御時のコンプレッサー1とコンデンサー2
との間の吐出配管における過熱度目標値5HDo (−
15℃)とを読み出す。つぎに、ステップ118で各セ
ンサーにより実際のコンプレッサー吐出冷媒温度T
、エバボレーis タ入ロ冷媒温度Te1エバポレータ出口冷媒温度T お
よびコンプレッサー吐出冷媒圧力P、を測「 定する。ステップ103でコンプレッサー吐出冷媒温度
Tdisが所定温度’ dis。より低いかどうかが判
断される。ステップ103において、コンプレッサー吐
出冷媒温度” disが所定温度Tdisoより低いと
判断されると、ステップ104に移り、前述の実施例の
ステップ104から109までと同じ作動を行う。
しかし、ステップ103でコンプレッサー吐出冷媒温度
T が所定温度”disoより高いと判断is されると、ステップ119に移り、コンプレッサー吐出
冷媒圧力Pdに基づく吐出冷媒の飽和温度”dissが
算出される。ステップ120では、吐出冷媒温度T
と吐出冷媒飽和温度T との差、dis
dissすなわち吐出冷媒過熱度SHD (
=T、、S−■ )を計算する。つぎに、ステップ1
10でdiss は各ゲインK (=0.0001)、T、2(=2)
およびT62(=O)が読み出される。ステップ111
では、エバポレータ7の過熱度をモニターするため、コ
ンプレッサー吐出冷媒温度T 1工is バボレータ入口冷媒温度T、および出口冷媒温度T、が
計測され、ステップ112でエバポレータ7の実際の過
熱度SH(−T −78)が計算ざれる。さらに、ス
テップ113でコンプレッサー吐出冷媒温度T が所
定温度Tdisoより高いかdis どうかまたエバボレータフにおける実際の過熱度SHが
過熱度目標値SHoより小さいかどうかが判断される。
T が所定温度”disoより高いと判断is されると、ステップ119に移り、コンプレッサー吐出
冷媒圧力Pdに基づく吐出冷媒の飽和温度”dissが
算出される。ステップ120では、吐出冷媒温度T
と吐出冷媒飽和温度T との差、dis
dissすなわち吐出冷媒過熱度SHD (
=T、、S−■ )を計算する。つぎに、ステップ1
10でdiss は各ゲインK (=0.0001)、T、2(=2)
およびT62(=O)が読み出される。ステップ111
では、エバポレータ7の過熱度をモニターするため、コ
ンプレッサー吐出冷媒温度T 1工is バボレータ入口冷媒温度T、および出口冷媒温度T、が
計測され、ステップ112でエバポレータ7の実際の過
熱度SH(−T −78)が計算ざれる。さらに、ス
テップ113でコンプレッサー吐出冷媒温度T が所
定温度Tdisoより高いかdis どうかまたエバボレータフにおける実際の過熱度SHが
過熱度目標値SHoより小さいかどうかが判断される。
吐出冷媒温度”disが所定温度Tdisoより高いか
、または過熱度SHが過熱度目標値SHoより低いと判
断されると、ステップ121に移り、吐出冷媒過熱度S
Hを過熱度目標値SHoに制御するエクスパンションバ
ルブ5のフィードバック制御が実行される。すなわち、
まずステップ121で過熱度誤差E。(=SHD−8H
D。)が計算される。つぎに、ステップ115で各ゲイ
ンKp2.”i2.”d2に基づいて過熱度誤差E に
対応するデユーティ比DT、が計算される。そして、ス
テップ108で、エクスパンションバルブ5はステップ
115で計算されたデユーティ比DToで作動されその
開度が制御される。
、または過熱度SHが過熱度目標値SHoより低いと判
断されると、ステップ121に移り、吐出冷媒過熱度S
Hを過熱度目標値SHoに制御するエクスパンションバ
ルブ5のフィードバック制御が実行される。すなわち、
まずステップ121で過熱度誤差E。(=SHD−8H
D。)が計算される。つぎに、ステップ115で各ゲイ
ンKp2.”i2.”d2に基づいて過熱度誤差E に
対応するデユーティ比DT、が計算される。そして、ス
テップ108で、エクスパンションバルブ5はステップ
115で計算されたデユーティ比DToで作動されその
開度が制御される。
その後、過熱度誤差E。およびデユーティ比DToが更
新され(ステップ116)、ステップ111にもどり、
以上のステップが繰り返される。
新され(ステップ116)、ステップ111にもどり、
以上のステップが繰り返される。
逆に、ステップ113で、コンプレッサー吐出冷媒温度
”disが所定温度”disoより低くかつ過熱度SH
が過熱度目ja値SHoより大きいと判断されると、ス
テップ118に戻る。
”disが所定温度”disoより低くかつ過熱度SH
が過熱度目ja値SHoより大きいと判断されると、ス
テップ118に戻る。
この場合も、コンプレッサー吐出冷媒温度” disが
所定温度T、1.。より低い場合には、コンプレッサー
自体および高圧側配管の耐久性に対する熱の影響は少な
いと考え、通常の過熱度定価制御が実行される。しかし
、コンプレッサー吐出冷媒温度T が所定温度”di
s。を越える場合には、dis コンプレッサー自体および高圧側配管の耐久性に対する
熱の影響を考慮しなければならないので、通常の過熱度
定価制御を中断し、コンプレッサー吐出冷媒過熱度の定
植制御が実行される。そして、吐出冷媒過熱度の定値制
御実行中もエバポレータ出口の過熱度を検出し、過熱度
が過熱度目標値にまで上昇するとふたたび吐出冷媒過熱
度定値制御の代わりに通常のエバポレータ出口の過熱度
定値制御が実行される。
所定温度T、1.。より低い場合には、コンプレッサー
自体および高圧側配管の耐久性に対する熱の影響は少な
いと考え、通常の過熱度定価制御が実行される。しかし
、コンプレッサー吐出冷媒温度T が所定温度”di
s。を越える場合には、dis コンプレッサー自体および高圧側配管の耐久性に対する
熱の影響を考慮しなければならないので、通常の過熱度
定価制御を中断し、コンプレッサー吐出冷媒過熱度の定
植制御が実行される。そして、吐出冷媒過熱度の定値制
御実行中もエバポレータ出口の過熱度を検出し、過熱度
が過熱度目標値にまで上昇するとふたたび吐出冷媒過熱
度定値制御の代わりに通常のエバポレータ出口の過熱度
定値制御が実行される。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明においてはコンプレッサー
等の高圧側の部材を流れる冷媒の温度が所定値以上にな
った場合に、制御手段を切り換えて通常のエバポレータ
過熱度制御に換えてコンプレッサーからの吐出冷媒温度
の温度制御を実行する。これにより、高圧側部材の熱に
よる耐久性の劣化を防ぐことができる。また、特に複雑
な付加的要素を設ける必要がないので、スペースおよび
コスト上からも好適である。
等の高圧側の部材を流れる冷媒の温度が所定値以上にな
った場合に、制御手段を切り換えて通常のエバポレータ
過熱度制御に換えてコンプレッサーからの吐出冷媒温度
の温度制御を実行する。これにより、高圧側部材の熱に
よる耐久性の劣化を防ぐことができる。また、特に複雑
な付加的要素を設ける必要がないので、スペースおよび
コスト上からも好適である。
第1図は、第2図にしめされた本発明の一実施例の冷凍
サイクル装置の制御方法のフローチャート、 第2図は、本発明の一実施例の冷凍サイクル装置の配管
図、 第3図は、第2図の装置の制御の概要を示す制御系統図
、 第4図は、第2図に示されたエクスパンションバルブの
断面図、そして、 第5図は、別の実施例のフローチャートである。 1・・・・・・コンプレッサー、 2・・・・・・コンデンサー、 5・・・・・・エクスパンションパルプ、6・・・・・
・コントロールユニット、7・・・・・・エバポレータ
、 10.11.12−・・・・・温度センサー。
サイクル装置の制御方法のフローチャート、 第2図は、本発明の一実施例の冷凍サイクル装置の配管
図、 第3図は、第2図の装置の制御の概要を示す制御系統図
、 第4図は、第2図に示されたエクスパンションバルブの
断面図、そして、 第5図は、別の実施例のフローチャートである。 1・・・・・・コンプレッサー、 2・・・・・・コンデンサー、 5・・・・・・エクスパンションパルプ、6・・・・・
・コントロールユニット、7・・・・・・エバポレータ
、 10.11.12−・・・・・温度センサー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 冷媒を圧縮するコンプレツサーと、 該コンプレツサーからの圧縮された高温、高圧の前記冷
媒を凝縮するコンデンサーと、 該コンデンサーからの凝縮された前記冷媒を膨張させ減
圧させる電気作動式エクスパンシヨンバルブであつて、
その開度が電気的に制御され可変である電気作動式エク
スパンシヨンバルブと、該エクスパンシヨンバルブから
の減圧された前記冷媒を蒸発させ前記コンプレツサーに
戻すエバポレータと、 前記コンデンサーと前記コンプレツサーとの間に配設さ
れ、該コンプレツサーから吐出される前記冷媒の状態を
測定する第1のセンサーと、前記エクスパンシヨンバル
ブと前記エバポレータの中間部分との間の冷媒が気液混
合状態にある領域に配設され、該エバポレータに吸入さ
れる前記冷媒の吸入温度を測定する第2の温度センサー
と、 前記エバポレータと前記コンプレツサーとの間に配設さ
れ、該エバポレータから吐出される前記冷媒の吐出温度
を測定する第3の温度センサーと、前記第2および第3
温度センサーからの信号により検出される前記エバポレ
ータにおける過熱度を過熱度目標値に定値制御するため
前記エクスパンシヨンバルブの開度をフイードバツク制
御により制御する第1制御手段と、 前記第1センサーからの信号により検出される前記コン
プレツサーからの吐出冷媒温度が吐出冷媒所定温度以上
になつた場合には、前記第1制御手段のフイードバツク
制御を中断し、該吐出冷媒温度を該吐出冷媒所定温度に
定値制御するため前記エクスパンシヨンバルブの開度を
フイードバツク制御により制御する第2制御手段と、 前記第2制御手段の作動中、前記過熱度が過熱度目標値
に達した時に、前記第2制御手段のフイードバツク制御
を中断する第3制御手段と を有することを特徴とする冷凍サイクル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16615986A JPS6321457A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 冷凍サイクル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16615986A JPS6321457A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 冷凍サイクル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6321457A true JPS6321457A (ja) | 1988-01-29 |
Family
ID=15826162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16615986A Pending JPS6321457A (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 冷凍サイクル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6321457A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6464193B1 (en) | 2000-10-30 | 2002-10-15 | Tachi-S Co., Ltd. | Seat lifter with ratchet-type lever mechanism |
US6484995B1 (en) | 2000-07-20 | 2002-11-26 | Tachi-S Co., Ltd. | Seat lifter with ratchet-type lever mechanism |
JP2015108459A (ja) * | 2013-12-03 | 2015-06-11 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置及び冷凍装置の制御方法 |
-
1986
- 1986-07-15 JP JP16615986A patent/JPS6321457A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6484995B1 (en) | 2000-07-20 | 2002-11-26 | Tachi-S Co., Ltd. | Seat lifter with ratchet-type lever mechanism |
US6464193B1 (en) | 2000-10-30 | 2002-10-15 | Tachi-S Co., Ltd. | Seat lifter with ratchet-type lever mechanism |
JP2015108459A (ja) * | 2013-12-03 | 2015-06-11 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置及び冷凍装置の制御方法 |
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