JP2691929B2 - 熱回収形冷温水装置 - Google Patents
熱回収形冷温水装置Info
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- JP2691929B2 JP2691929B2 JP1173915A JP17391589A JP2691929B2 JP 2691929 B2 JP2691929 B2 JP 2691929B2 JP 1173915 A JP1173915 A JP 1173915A JP 17391589 A JP17391589 A JP 17391589A JP 2691929 B2 JP2691929 B2 JP 2691929B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 圧縮機の吐出側回路を切換えて運転モードを切換える
熱回収形冷温水装置に関する。
熱回収形冷温水装置に関する。
従来の装置は特開昭52−23753号に記載のように、熱
回収式の冷温水装置の構成は記載されているが、運転モ
ードの切換えについては言及されていない。
回収式の冷温水装置の構成は記載されているが、運転モ
ードの切換えについては言及されていない。
熱回収形冷温水装置は第3図に示す通り、圧縮機、冷
水熱交換器、温水熱交換器、空気側熱交換器、受液器
(レシーバ)、アキュムレータ、四方弁及び電磁弁、逆
止弁、膨脹弁により構成される。この冷温水装置は冷水
を作る冷却運転、温水を作る加熱運転、冷水と温水を同
時に作る熱回収運転及び加熱運転時に空気側熱交換器に
付着した霜を除去する除霜運転の4つの運転モードを温
度調節器等の指令により自動的に切換え運転するもので
ある。ここで、圧縮機から吐出される高温高圧ガスは、
冷却運転時及び除霜運転時には四方弁及び電磁弁を介し
て空気側熱交換器へ、加熱運転時及び熱回収運転時には
四方弁を介して温水熱交換器に導かれる。この様に各運
転モードにより圧縮機からの吐出ガスは四方弁、電磁弁
等によりその流路を切換えているわけであるが、従来こ
の運転モード切換え時には、圧縮機が全負荷で運転を続
行したまま冷凍サイクルを切換えていたため切換えに伴
い高圧圧力の上昇や低圧々力の低下等急激な圧力変化が
生じた。また吐出圧力の高い状態で切換え弁が動作する
ことになり、切換え弁に過大な力が加わっていた。
水熱交換器、温水熱交換器、空気側熱交換器、受液器
(レシーバ)、アキュムレータ、四方弁及び電磁弁、逆
止弁、膨脹弁により構成される。この冷温水装置は冷水
を作る冷却運転、温水を作る加熱運転、冷水と温水を同
時に作る熱回収運転及び加熱運転時に空気側熱交換器に
付着した霜を除去する除霜運転の4つの運転モードを温
度調節器等の指令により自動的に切換え運転するもので
ある。ここで、圧縮機から吐出される高温高圧ガスは、
冷却運転時及び除霜運転時には四方弁及び電磁弁を介し
て空気側熱交換器へ、加熱運転時及び熱回収運転時には
四方弁を介して温水熱交換器に導かれる。この様に各運
転モードにより圧縮機からの吐出ガスは四方弁、電磁弁
等によりその流路を切換えているわけであるが、従来こ
の運転モード切換え時には、圧縮機が全負荷で運転を続
行したまま冷凍サイクルを切換えていたため切換えに伴
い高圧圧力の上昇や低圧々力の低下等急激な圧力変化が
生じた。また吐出圧力の高い状態で切換え弁が動作する
ことになり、切換え弁に過大な力が加わっていた。
本発明の目的は上述の不具合を解消することにある。
上記目的を達成するために、運転サイクル切換え前に
圧縮機の容量制御をし、高圧圧力を低目に制御した上
で、冷凍サイクルの切換弁を作動させる様に形成したも
のである。
圧縮機の容量制御をし、高圧圧力を低目に制御した上
で、冷凍サイクルの切換弁を作動させる様に形成したも
のである。
圧縮機容量制御用電磁弁は、運転サイクルの切換え毎
に必ず数秒間(30秒程度)励磁される限時継電器により
制御され、更に冷凍サイクルの切換えタイミングはこの
容量制御用電磁弁の動作より数秒(10秒程度)遅延して
切換わるために、圧縮機の吐出圧力が低目の状態になっ
た時点で運転サイクルが切換わることになる。
に必ず数秒間(30秒程度)励磁される限時継電器により
制御され、更に冷凍サイクルの切換えタイミングはこの
容量制御用電磁弁の動作より数秒(10秒程度)遅延して
切換わるために、圧縮機の吐出圧力が低目の状態になっ
た時点で運転サイクルが切換わることになる。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第
1図において、1及び2は運転モード領域を選定する冷
水用温度調節器及び温水用温度調節器、3及び4はオン
デイレタイマ、5及び6はオフデイレタイマ、7及び8
は運転モード切換え用オンデイレタイマ、9及び10は補
助リレー、11は圧縮機の容量制御用電磁弁12を設定時間
励磁制御するオンデイレタイマである。次に動作につい
て説明する。
1図において、1及び2は運転モード領域を選定する冷
水用温度調節器及び温水用温度調節器、3及び4はオン
デイレタイマ、5及び6はオフデイレタイマ、7及び8
は運転モード切換え用オンデイレタイマ、9及び10は補
助リレー、11は圧縮機の容量制御用電磁弁12を設定時間
励磁制御するオンデイレタイマである。次に動作につい
て説明する。
熱回収運転時には、冷水用温度調節器1及び温水用温
度調節器2が開の状態にて冷凍サイクルは熱回収運転サ
イクルを形成している。次に熱回収運転継続とともに温
水温度が上昇し温水温度調節器2の設定値に温水が達す
ると温度調節器2はその接点を閉じて冷却運転に移行す
るわけであるがここで本発明による制御回路にて、温度
調節器2の閉と同時にオンデイレタイマ4及びオフデイ
レタイマ6に通電される。それによりオフデイレタイマ
6のb接点6bは開となりいままで励磁されていたオンデ
イレタイマ11は消磁されるがただちにオンデイレタイマ
4のa接点4aにより励磁されタイマ11は限時動作を開始
する。ここで圧縮機容量制御用電磁弁12は、タイマ11の
消磁、いわゆる温度調節器の動作に伴う運転モード変化
と同時に容量ダウン制御をタイマ11の設定時間(一例と
して30秒間)行うものである。一方冷凍サイクルはいま
まで熱回収運転サイクルであったものが、温度調節器2
の閉動作とともに励磁されるタイマ8の設定時間(一例
として10秒)後に補助リレ10に通電し冷凍サイクル機器
(四方弁、電磁弁等)を切換え冷却運転サイクルにす
る。この様に本発明によれば、熱回収運転サイクルから
冷却運転サイクルへの運転モード切換時には、先づ圧縮
機の容量ダウンを数秒間行い、その途中圧縮機の容量が
確実にダウンした時点で、運転サイクルを切換える様に
制御するため、切換えに伴う圧力の急激な変化を押さえ
ることが出来、又四方弁及び電磁弁等の切換え弁に過大
な力が加わることがなくスムースに切換え動作を行うこ
とができる。
度調節器2が開の状態にて冷凍サイクルは熱回収運転サ
イクルを形成している。次に熱回収運転継続とともに温
水温度が上昇し温水温度調節器2の設定値に温水が達す
ると温度調節器2はその接点を閉じて冷却運転に移行す
るわけであるがここで本発明による制御回路にて、温度
調節器2の閉と同時にオンデイレタイマ4及びオフデイ
レタイマ6に通電される。それによりオフデイレタイマ
6のb接点6bは開となりいままで励磁されていたオンデ
イレタイマ11は消磁されるがただちにオンデイレタイマ
4のa接点4aにより励磁されタイマ11は限時動作を開始
する。ここで圧縮機容量制御用電磁弁12は、タイマ11の
消磁、いわゆる温度調節器の動作に伴う運転モード変化
と同時に容量ダウン制御をタイマ11の設定時間(一例と
して30秒間)行うものである。一方冷凍サイクルはいま
まで熱回収運転サイクルであったものが、温度調節器2
の閉動作とともに励磁されるタイマ8の設定時間(一例
として10秒)後に補助リレ10に通電し冷凍サイクル機器
(四方弁、電磁弁等)を切換え冷却運転サイクルにす
る。この様に本発明によれば、熱回収運転サイクルから
冷却運転サイクルへの運転モード切換時には、先づ圧縮
機の容量ダウンを数秒間行い、その途中圧縮機の容量が
確実にダウンした時点で、運転サイクルを切換える様に
制御するため、切換えに伴う圧力の急激な変化を押さえ
ることが出来、又四方弁及び電磁弁等の切換え弁に過大
な力が加わることがなくスムースに切換え動作を行うこ
とができる。
尚、上記説明は熱回収運転から冷却運転への切換時に
ついて説明したが、熱回収→加熱、冷却→熱回収、及び
加熱→熱回収へのいずれのモード変化時においても同様
に制御され運転モードの切換えをスムースに行う。
ついて説明したが、熱回収→加熱、冷却→熱回収、及び
加熱→熱回収へのいずれのモード変化時においても同様
に制御され運転モードの切換えをスムースに行う。
本発明によれば、運転サイクルの切換え時に確実に圧
縮機の容量をダウンし、冷媒循環量を減ずることができ
るため運転モード切換えに伴なう急激な高圧々力の上昇
や低圧々力の低下などを防止することができる。
縮機の容量をダウンし、冷媒循環量を減ずることができ
るため運転モード切換えに伴なう急激な高圧々力の上昇
や低圧々力の低下などを防止することができる。
又、高圧側圧力を低目に押えて切換わる様制御される
為、四方弁、電磁弁等切換え弁に過大な力が加わること
がないので切換え弁の寿命を大巾に延ばすことができ
る。
為、四方弁、電磁弁等切換え弁に過大な力が加わること
がないので切換え弁の寿命を大巾に延ばすことができ
る。
第1図は、本発明の一実施例の制御回路図、第2図は、
本発明の実施例を説明する運転モード領域図、第3図
は、熱回収形冷温水装置の冷凍サイクル図である。 1…冷水用温度調節器、2…温水用温度調節器、3,4…
オンデイレタイマ、5,6…オフデイレタイマ,7,8…オン
デイレタイマ、9,10…補助継電器、11…オンデイレタイ
マ、12…圧縮機容量制御用電磁弁。
本発明の実施例を説明する運転モード領域図、第3図
は、熱回収形冷温水装置の冷凍サイクル図である。 1…冷水用温度調節器、2…温水用温度調節器、3,4…
オンデイレタイマ、5,6…オフデイレタイマ,7,8…オン
デイレタイマ、9,10…補助継電器、11…オンデイレタイ
マ、12…圧縮機容量制御用電磁弁。
Claims (1)
- 【請求項1】圧縮機、電動四方弁、空気側熱交換器、冷
水熱交換器、温水熱交換器、レシーバ、膨張弁、アキュ
ムレータを有し、冷却運転の場合は、圧縮機よりの吐出
ガスを空気側熱交換器にて凝縮液化し冷水熱交換器にて
冷媒は循環水より吸熱気化することにより冷水を供給
し、加熱運転の場合は、温水熱交換器にて冷媒ガスを凝
縮液化することにより温水を供給し、又冷却負荷及び加
熱負荷の双方が存在する場合には温水熱交換器にて冷媒
ガスを凝縮液化、冷水熱交換器にて蒸発気化することに
より温水及び冷水を同時供給する熱回収運転の3形態の
運転モードを有する熱回収形冷温水装置において、運転
モードの切り換え時に、該切り換え指令により圧縮機の
容量を下げる制御を開始し、所定時間の経過した後、運
転モードを切り換える制御回路を備えたことを特徴とす
る熱回収形冷温水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1173915A JP2691929B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 熱回収形冷温水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1173915A JP2691929B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 熱回収形冷温水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0339868A JPH0339868A (ja) | 1991-02-20 |
JP2691929B2 true JP2691929B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=15969438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1173915A Expired - Fee Related JP2691929B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 熱回収形冷温水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2691929B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2998872B2 (ja) * | 1992-11-26 | 2000-01-17 | 松下冷機株式会社 | 多室型空気調和機 |
JP4852408B2 (ja) * | 2006-12-25 | 2012-01-11 | 日立アプライアンス株式会社 | ヒートポンプ式冷凍装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6221889Y2 (ja) * | 1978-05-04 | 1987-06-03 | ||
JP2590111B2 (ja) * | 1987-07-10 | 1997-03-12 | 株式会社日立製作所 | 熱回収形冷温水装置の制御回路 |
-
1989
- 1989-07-07 JP JP1173915A patent/JP2691929B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0339868A (ja) | 1991-02-20 |
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Legal Events
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