JPH046377A - 冷凍装置の除霜制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、四方弁の切換えにより除霜を行なう冷凍装置
に於ける四方弁の制御方法に関する。

〔従来の技術〕

従来の制御方法は、ホットガスデフロストキットに採用
しているように、圧縮機停止中の除霜開始時、圧縮機の
起動と四方弁切換えを同時に行ない、又、除霜終了時、
圧縮機の停止と四方弁切換えを同時に行なう制御となっ
ていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、圧縮機の停止中に除霜開始指令がでた
場合、圧縮機の起動と四方弁の切換えが同時に動作し、
又、除霜終了時、圧縮機の停止と四方弁の切換えが同時
に動作する制御のため、四方弁切換えに必要な四方弁出
入口の圧力差が確保されない場合があり、四方弁の切換
え不良が発生する問題があった。

本発明の目的は、四方弁の動作を確実に制御することに
ある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成るために、本発明は圧縮機と四方弁の動
作をずらし、四方弁出入口の圧力差が確保されている状
態で、四方弁の切換えを確実に行なうものである。

〔作用〕

四方弁の切換えによるホットガス除霜を行う過程で、除
霜開始及び終了時に圧縮機を運転し、四方弁の吐出圧力
と吸入圧力の圧力差を確保した状態で四方弁を切換える
ことにより、四方弁を確実に切換え、誤動作を防ぐこと
が出来る。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図、第２図により説明す
る。

冷却運転は圧縮機１で圧縮された高温高圧の冷媒は四方
弁４を介し、凝縮器２により凝縮され電磁弁６を介し、
膨張弁５で減圧され、蒸発器３で蒸発した低−温低圧の
冷媒となり、四方弁４を介して圧縮機１へ吸込まれる。

冷却運転中、庫内温度がサーモスタットの設定温度以下
になると、電磁弁６が閉じ、冷媒回収運転を行ない、低
圧圧力開閉器９の設定圧力に達すると運転を停止する。

除霜周期を制御するタイマ１０ａがタイムアツプし除霜
を開始する。除霜開始時、低圧圧力開閉器９の開により
圧縮機１が停止している場合、タイマ１０ｂにより設定
した時間低圧圧力開閉器９の回路を強制的に短絡し、圧
縮機１を運転させる。

次に、タイマ１０εにより設定した時間後に四方弁４に
通電されて切換わり除霜を開始する。圧縮機１から吐出
された高温高圧冷媒は、四方弁４の切換わりにより蒸発
器３へ流れ、蒸発器３で凝縮され、その凝縮潜熱で除霜
される。蒸発器３で凝縮された液冷媒は逆止弁８を介し
、キャピラリーチューブ７で減圧され凝縮器２で蒸発し
、四方弁４を介して圧縮機１へ戻るサイクルである。除
霜はサーモスタットもしくはタイマ１０ｄで設定された
時間経過後、四方弁４がＯＦＦして切換わり、その後、
タイマ１０ｅの設定時間後に圧縮機１が停止して終了す
る。

本実施例によれば、除霜開始及び終了時、圧縮機を運転
し、四方弁切換えに必要な吐出圧力と吸入圧力の圧力差
を確保した状態で四方弁を切換えることにより、四方弁
の誤動作を防ぐことが出来る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、除霜開始時、圧縮機運転機四方弁の切
換えを設定した時間遅延させ、又、除霜終了時、四方弁
切換え後、予め設定した時間経過後、圧縮機を停止させ
ることにより、四方弁の切換えに必要な四方弁の出入口
の圧力差、つまり、吐出圧力と吸入圧力の圧力差が確保
された状態で切換えることが出来るため、四方弁の誤動
作を防ぐことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の系統図、第２図は除霜制御
フローチャートである。 １・・・圧縮機、２・・・凝縮器、３・・・蒸発器、４
・・・四方弁、５・・・膨張弁、６・・・電磁弁、７・
・・キャピラリーチューブ、８・・逆止弁、９・・・低
圧圧力開閉器、１０・・・タイマ。 帛１日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、四方弁の切換えによる除霜する冷凍装置に於いて、 除霜開始時、冷却運転中の圧縮機の発停を制御する低圧
   圧力遮断装置を予め設定した時間だけ短絡し、前記四方
   弁の切換えを予め設定した時間だけ遅延させ、除霜終了
   時、前記四方弁の切換え後、予め設定した時間だけ前記
   圧縮機の停止を遅延させることを特徴とする冷凍装置の
   除霜制御方法。