JPH07133973A - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
- Publication number
- JPH07133973A JPH07133973A JP28103593A JP28103593A JPH07133973A JP H07133973 A JPH07133973 A JP H07133973A JP 28103593 A JP28103593 A JP 28103593A JP 28103593 A JP28103593 A JP 28103593A JP H07133973 A JPH07133973 A JP H07133973A
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- JP
- Japan
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- solenoid valve
- defrost
- refrigerant
- compressor
- defrosting
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/13—Economisers
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- Defrosting Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は外気の冷暖によって変わるコンデン
サ内の圧力の高低に依存した従来のデフロスト時の冷媒
供給量の過不足を適正に改めるため、蒸発器の圧力に依
存して冷媒を供給する冷凍装置を提供することを目的と
する。 【構成】 本発明は多段圧縮機、凝縮器、受液器、膨張
弁、蒸発器により冷凍サイクルを形成し、同サイクル中
の受液器と膨張弁間に中間冷却器を設け、受液器からの
液冷媒の一部を電磁弁、絞り、中間冷却器を経て多段圧
縮機の中間圧縮ガス中に導く中間冷却回路を設けると共
に、前記多段圧縮機からの吐出ホットガスを三方弁を介
して蒸発器の入口側に導くデフロスト用ホットガスバイ
パス回路及びデフロスト時、閉となる液ライン電磁弁を
設けてなる冷凍装置において、前記蒸発器側の圧力を検
出する圧力検出手段と、デフロスト運転時、同圧力検出
手段の検出値が設定値以上に達したとき、前記中間冷却
回路中の電磁弁を閉じる制御手段とを備えたことを特徴
とする冷凍装置、を構成とする。
サ内の圧力の高低に依存した従来のデフロスト時の冷媒
供給量の過不足を適正に改めるため、蒸発器の圧力に依
存して冷媒を供給する冷凍装置を提供することを目的と
する。 【構成】 本発明は多段圧縮機、凝縮器、受液器、膨張
弁、蒸発器により冷凍サイクルを形成し、同サイクル中
の受液器と膨張弁間に中間冷却器を設け、受液器からの
液冷媒の一部を電磁弁、絞り、中間冷却器を経て多段圧
縮機の中間圧縮ガス中に導く中間冷却回路を設けると共
に、前記多段圧縮機からの吐出ホットガスを三方弁を介
して蒸発器の入口側に導くデフロスト用ホットガスバイ
パス回路及びデフロスト時、閉となる液ライン電磁弁を
設けてなる冷凍装置において、前記蒸発器側の圧力を検
出する圧力検出手段と、デフロスト運転時、同圧力検出
手段の検出値が設定値以上に達したとき、前記中間冷却
回路中の電磁弁を閉じる制御手段とを備えたことを特徴
とする冷凍装置、を構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多段圧縮機を備えた冷凍
装置、詳しくはその除霜手段に関する。
装置、詳しくはその除霜手段に関する。
【0002】
【従来の技術】低段側気筒、高段側気筒を有する多段式
圧縮機を備えた従来の冷凍装置の運転状況を図1及び図
4により説明する。図1は実施例を兼ねた従来例の模式
的構成図、図4は従来例の電気回路図である。
圧縮機を備えた従来の冷凍装置の運転状況を図1及び図
4により説明する。図1は実施例を兼ねた従来例の模式
的構成図、図4は従来例の電気回路図である。
【0003】図1は全体構成図であり、図において冷凍
装置は圧縮機本体1、吸入操作弁1a、低段気筒1b、
高段吸入管1c、高段気筒1d、吐出操作弁1e、オイ
ルセパレータ2、三方電磁弁3、凝縮器4、受液器5、
中間冷却器6、中間冷却器用電磁弁6a、中間冷却器用
膨張弁6b、液ライン電磁弁7、膨張弁8、蒸発器9、
アキュームレータ10、吸入圧力調整弁11、デフロス
ト終了サーモスタット12、除霜用バイパス回路13、
自動復帰低圧圧力スイッチ21等よりなる。図中、実線
は冷凍運転、点線はデフロスト運転時の冷媒の流れを示
す。
装置は圧縮機本体1、吸入操作弁1a、低段気筒1b、
高段吸入管1c、高段気筒1d、吐出操作弁1e、オイ
ルセパレータ2、三方電磁弁3、凝縮器4、受液器5、
中間冷却器6、中間冷却器用電磁弁6a、中間冷却器用
膨張弁6b、液ライン電磁弁7、膨張弁8、蒸発器9、
アキュームレータ10、吸入圧力調整弁11、デフロス
ト終了サーモスタット12、除霜用バイパス回路13、
自動復帰低圧圧力スイッチ21等よりなる。図中、実線
は冷凍運転、点線はデフロスト運転時の冷媒の流れを示
す。
【0004】図1において冷凍運転時、圧縮機1の低段
側に吸入された冷媒ガスは中間圧力まで圧縮吐出され、
高段吸入へ送られる。
側に吸入された冷媒ガスは中間圧力まで圧縮吐出され、
高段吸入へ送られる。
【0005】高段側で圧縮、吐出された冷媒はオイルセ
パレータ2、三方電磁弁3をへて凝縮器4にて放熱し、
凝縮液化して、受液器5に至り、中間冷却器6で上記中
間冷却器用膨張弁6bからの冷媒と熱交換し、過冷却さ
れ、膨張弁8に至る。ここで減圧された冷媒は蒸発器9
にて吸熱蒸発しアキュームレータ10、吸入圧力調整弁
11、吸入操作弁1aをへて圧縮器1に至り、冷凍運転
が完了する。
パレータ2、三方電磁弁3をへて凝縮器4にて放熱し、
凝縮液化して、受液器5に至り、中間冷却器6で上記中
間冷却器用膨張弁6bからの冷媒と熱交換し、過冷却さ
れ、膨張弁8に至る。ここで減圧された冷媒は蒸発器9
にて吸熱蒸発しアキュームレータ10、吸入圧力調整弁
11、吸入操作弁1aをへて圧縮器1に至り、冷凍運転
が完了する。
【0006】蒸発器9は着霜するので、デフロストタイ
マにより一定時間毎に冷媒循環方向を三方電磁弁3で切
換え、高段側からの吐出ガスを除霜用バイパス回路13
を経て蒸発器9に流し、蒸発器9に設けたデフロスト終
了サーモスタット12が一定温度に達した時又はデフロ
ストタイマのデフロスト終了時間に達した時にデフロス
ト運転が終了する。この時、デフロスト運転に使われる
冷媒は受液器5出口液管の分岐管に設置した中間冷却器
用電磁弁6aの開弁時間により決まる量だけ供給され
る。
マにより一定時間毎に冷媒循環方向を三方電磁弁3で切
換え、高段側からの吐出ガスを除霜用バイパス回路13
を経て蒸発器9に流し、蒸発器9に設けたデフロスト終
了サーモスタット12が一定温度に達した時又はデフロ
ストタイマのデフロスト終了時間に達した時にデフロス
ト運転が終了する。この時、デフロスト運転に使われる
冷媒は受液器5出口液管の分岐管に設置した中間冷却器
用電磁弁6aの開弁時間により決まる量だけ供給され
る。
【0007】図4の電気回路で上記デフロスト運転を説
明する。デフロストタイマ22がデフロスト時間に達す
ると、切換SW22cが切換わり、中間冷却器6の出口
液管に設けた液ライン電磁弁7が無通電となりポンプダ
ウン運転が行われる。ポンプダウン運転は自動復帰低圧
圧力スイッチ21が設定値に達し、開放されると圧縮機
用電磁コイル25、圧縮機用電磁接触器25a、中間冷
却器用電磁弁6aの励磁が解除され、圧縮機モータコイ
ル1Mも無通電となり終了する。
明する。デフロストタイマ22がデフロスト時間に達す
ると、切換SW22cが切換わり、中間冷却器6の出口
液管に設けた液ライン電磁弁7が無通電となりポンプダ
ウン運転が行われる。ポンプダウン運転は自動復帰低圧
圧力スイッチ21が設定値に達し、開放されると圧縮機
用電磁コイル25、圧縮機用電磁接触器25a、中間冷
却器用電磁弁6aの励磁が解除され、圧縮機モータコイ
ル1Mも無通電となり終了する。
【0008】一方、切換SW22cが切換わることによ
りデフロストタイマ23が励磁され、一定時間後、三方
電磁弁3が無通電となり、デフロスト回路に切換わる。
りデフロストタイマ23が励磁され、一定時間後、三方
電磁弁3が無通電となり、デフロスト回路に切換わる。
【0009】デフロスト回路に切換わることにより低圧
圧力が上昇し、自動復帰低圧圧力スイッチ21は復帰
し、中間冷却器用電磁弁6a、圧縮機用電磁コイル25
は励磁される。その結果、デフロスト運転に入る。この
時、中間冷却器用電磁弁タイマ27が励磁され、一定時
間、中間冷却器用電磁弁6aを励磁することにより、デ
フロスト運転に必要な冷媒を供給する。
圧力が上昇し、自動復帰低圧圧力スイッチ21は復帰
し、中間冷却器用電磁弁6a、圧縮機用電磁コイル25
は励磁される。その結果、デフロスト運転に入る。この
時、中間冷却器用電磁弁タイマ27が励磁され、一定時
間、中間冷却器用電磁弁6aを励磁することにより、デ
フロスト運転に必要な冷媒を供給する。
【0010】その後、蒸発器9の除霜が完了し、デフロ
スト終了サーモ24が設定値を越え、プランジャ22b
により切換スイッチ22cが切換わり液ライン電磁弁
7、三方電磁弁3が励磁され、冷却回路に切換わり冷却
運転となる。
スト終了サーモ24が設定値を越え、プランジャ22b
により切換スイッチ22cが切換わり液ライン電磁弁
7、三方電磁弁3が励磁され、冷却回路に切換わり冷却
運転となる。
【0011】なお、図中、22aはタイマモータであ
る。因みに20は本発明の実施例のみに用いる蒸発器圧
力スイッチである。
る。因みに20は本発明の実施例のみに用いる蒸発器圧
力スイッチである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷凍装置に
は解決すべき次の課題があった。
は解決すべき次の課題があった。
【0013】即ち、上述の通りデフロスト時の冷媒量供
給が中間冷却用電磁弁タイマ27の設定時間で決まるた
め、コンデンサ内圧力の低い低外気時を基準にタイマ時
間を設定すると高外気のコンデンサ内圧力が高い時、冷
媒供給量過大となり、又、高外気時を基準にタイマ時間
を設定すると低外気時冷媒供給量過小となるという不具
合があった。
給が中間冷却用電磁弁タイマ27の設定時間で決まるた
め、コンデンサ内圧力の低い低外気時を基準にタイマ時
間を設定すると高外気のコンデンサ内圧力が高い時、冷
媒供給量過大となり、又、高外気時を基準にタイマ時間
を設定すると低外気時冷媒供給量過小となるという不具
合があった。
【0014】本発明は上記課題解決のため、外気温に関
わりなく、蒸発器の圧力に依存して常に適正量の冷媒を
供給できる冷凍装置を提供することを目的とする。
わりなく、蒸発器の圧力に依存して常に適正量の冷媒を
供給できる冷凍装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
手段として、多段圧縮機、凝縮器、受液器、膨張弁、蒸
発器により冷凍サイクルを形成し、同サイクル中の受液
器と膨張弁間に中間冷却器を設け、受液器からの液冷媒
の一部を電磁弁、絞り、中間冷却器を経て多段圧縮機の
中間圧縮ガス中に導く中間冷却回路を設けると共に、前
記多段圧縮機からの吐出ホットガスを三方弁を介して蒸
発器の入口側に導くデフロスト用ホットガスバイパス回
路及びデフロスト時、閉となる液ライン電磁弁を設けて
なる冷凍装置において、前記蒸発器側の圧力を検出する
圧力検出手段と、デフロスト運転時、同圧力検出手段の
検出値が設定値以上に達したとき、前記中間冷却回路中
の電磁弁を閉じる制御手段とを備えたことを特徴とする
冷凍装置、を提供しようとするものである。
手段として、多段圧縮機、凝縮器、受液器、膨張弁、蒸
発器により冷凍サイクルを形成し、同サイクル中の受液
器と膨張弁間に中間冷却器を設け、受液器からの液冷媒
の一部を電磁弁、絞り、中間冷却器を経て多段圧縮機の
中間圧縮ガス中に導く中間冷却回路を設けると共に、前
記多段圧縮機からの吐出ホットガスを三方弁を介して蒸
発器の入口側に導くデフロスト用ホットガスバイパス回
路及びデフロスト時、閉となる液ライン電磁弁を設けて
なる冷凍装置において、前記蒸発器側の圧力を検出する
圧力検出手段と、デフロスト運転時、同圧力検出手段の
検出値が設定値以上に達したとき、前記中間冷却回路中
の電磁弁を閉じる制御手段とを備えたことを特徴とする
冷凍装置、を提供しようとするものである。
【0016】
【作用】本発明は上記のように構成されるので次の作用
を有する。
を有する。
【0017】即ち、冷凍サイクル中の受液器と膨張弁間
に中間冷却器を設け、受液器からの液冷媒の一部を電磁
弁、絞り、中間冷却器を経て多段圧縮機の中間圧縮ガス
中に導く中間冷却回路を備えた冷凍装置に、更に蒸発器
側の圧力を検出する圧力検出手段と、デフロスト運転
時、上記圧力検出手段の検出値が設定値以上に達したと
き、前記中間冷却回路中の電磁弁を閉じる制御手段を備
えるため、デフロスト運転時、蒸発器側の圧力が設定値
以上になると制御手段によって電磁弁が閉じられ、受液
器から多段圧縮機への液冷媒の供給が止まる。
に中間冷却器を設け、受液器からの液冷媒の一部を電磁
弁、絞り、中間冷却器を経て多段圧縮機の中間圧縮ガス
中に導く中間冷却回路を備えた冷凍装置に、更に蒸発器
側の圧力を検出する圧力検出手段と、デフロスト運転
時、上記圧力検出手段の検出値が設定値以上に達したと
き、前記中間冷却回路中の電磁弁を閉じる制御手段を備
えるため、デフロスト運転時、蒸発器側の圧力が設定値
以上になると制御手段によって電磁弁が閉じられ、受液
器から多段圧縮機への液冷媒の供給が止まる。
【0018】即ち、従来のように外気温に依存するコン
デンサ内の圧力の高低とは無関係に、蒸発器側の圧力に
よってデフロスト運転時間が制御されるため、デフロス
ト回路への冷媒供給に過不足が生ぜず、適正なデフロス
ト運転ができる。
デンサ内の圧力の高低とは無関係に、蒸発器側の圧力に
よってデフロスト運転時間が制御されるため、デフロス
ト回路への冷媒供給に過不足が生ぜず、適正なデフロス
ト運転ができる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図1、図2及び図3によ
り説明する。なお、図中、従来例と同様の構成部材には
同符号を付し、必要ある場合を除き説明を省略する。
り説明する。なお、図中、従来例と同様の構成部材には
同符号を付し、必要ある場合を除き説明を省略する。
【0020】図1は本実施例の模式的構成図(但し、従
来例と共用する)、図2はその電気回路図、図3は本実
施例のフローチャート図である。
来例と共用する)、図2はその電気回路図、図3は本実
施例のフローチャート図である。
【0021】図1において、本実施例が従来例と異る点
は中間冷却器用電磁弁6aを制御する蒸発器圧力スイッ
チ20を有する点で、その他の構成は従来と同様であ
る。
は中間冷却器用電磁弁6aを制御する蒸発器圧力スイッ
チ20を有する点で、その他の構成は従来と同様であ
る。
【0022】図2において、電気回路を従来例と一部重
複して説明すると、電気回路は運転スイッチ26、デフ
ロストタイマ22、タイマモータ22a、切換スイッチ
22c、プランジャ22b、液ライン電磁弁7、タイマ
23、デフロスト終了サーモ24、自動復帰低圧圧力ス
イッチ21、圧縮機用電磁コイル25、電磁接触器25
a、圧縮機モータ1M、三方電磁弁3、蒸発器圧力スイ
ッチ20、中間冷却器用電磁弁6a等よりなっている。
複して説明すると、電気回路は運転スイッチ26、デフ
ロストタイマ22、タイマモータ22a、切換スイッチ
22c、プランジャ22b、液ライン電磁弁7、タイマ
23、デフロスト終了サーモ24、自動復帰低圧圧力ス
イッチ21、圧縮機用電磁コイル25、電磁接触器25
a、圧縮機モータ1M、三方電磁弁3、蒸発器圧力スイ
ッチ20、中間冷却器用電磁弁6a等よりなっている。
【0023】蒸発器圧力スイッチ20は蒸発器9側の圧
力を常に検知していて、それが所定値を越えると中間冷
却用電磁弁6aが閉じるよう構成されている。
力を常に検知していて、それが所定値を越えると中間冷
却用電磁弁6aが閉じるよう構成されている。
【0024】次に上記構成の作用について説明する。
【0025】先ず、デフロストタイマ22によりポンプ
ダウン運転をへてデフロスト運転に入るのは従来と同様
である。タイマ23がタイムアップし、三方電磁弁3が
無通電となり、デフロスト回路に切換わりデフロスト運
転が開始される。中間冷却器用電磁弁6aは蒸発器圧力
スイッチ20が一定値を越える迄通電され、デフロスト
運転に必要量の冷媒を受液器5より供給することにな
り、コンデンサ内圧力の低い低外気時からコンデンサ内
圧力が高い高外時迄適量の冷媒を供給する。
ダウン運転をへてデフロスト運転に入るのは従来と同様
である。タイマ23がタイムアップし、三方電磁弁3が
無通電となり、デフロスト回路に切換わりデフロスト運
転が開始される。中間冷却器用電磁弁6aは蒸発器圧力
スイッチ20が一定値を越える迄通電され、デフロスト
運転に必要量の冷媒を受液器5より供給することにな
り、コンデンサ内圧力の低い低外気時からコンデンサ内
圧力が高い高外時迄適量の冷媒を供給する。
【0026】その後エバポレータの除霜が完了し、デフ
ロスト終了サーモ24が一定温度を越え、閉となるとプ
ランジャ22bにより、再び切換スイッチ22cが冷却
運転側へと切換る。
ロスト終了サーモ24が一定温度を越え、閉となるとプ
ランジャ22bにより、再び切換スイッチ22cが冷却
運転側へと切換る。
【0027】図3は本発明のフローチャートであり、冷
却運転からデフロスト運転への移行を中心にしたフロー
である。デフロストタイマが作動し、デフロスト側へ切
換スイッチが切換わり、タイマによりポンプダウン時間
を確保後、三方電磁弁をデフロスト回路に切換え、ホッ
トガスデフロストが開始される。デフロスト開始後、デ
フロスト運転に必要とする冷媒量の供給は受液器、中間
冷却器、圧縮機の順に行なわれ、蒸発器圧力が一定値を
越えた時、中間冷却器用電磁弁を閉じることにより停止
される。
却運転からデフロスト運転への移行を中心にしたフロー
である。デフロストタイマが作動し、デフロスト側へ切
換スイッチが切換わり、タイマによりポンプダウン時間
を確保後、三方電磁弁をデフロスト回路に切換え、ホッ
トガスデフロストが開始される。デフロスト開始後、デ
フロスト運転に必要とする冷媒量の供給は受液器、中間
冷却器、圧縮機の順に行なわれ、蒸発器圧力が一定値を
越えた時、中間冷却器用電磁弁を閉じることにより停止
される。
【0028】以上の通り、本実施例によれば受液器5の
冷媒の一部を中間冷却器用電磁弁6a、中間冷却器用膨
張弁6b、中間冷却器6を経て圧縮機1へ送給するデフ
ロスト運転時、蒸発器9の圧力が所定値に達すると、こ
れを蒸発器圧力スイッチ20が検知して中間冷却器用電
磁弁6aを閉じるので、従来のように冷媒供給の過剰又
は不足といった事態が生じず、常に適切なデフロスト運
転が行なわれるという利点がある。
冷媒の一部を中間冷却器用電磁弁6a、中間冷却器用膨
張弁6b、中間冷却器6を経て圧縮機1へ送給するデフ
ロスト運転時、蒸発器9の圧力が所定値に達すると、こ
れを蒸発器圧力スイッチ20が検知して中間冷却器用電
磁弁6aを閉じるので、従来のように冷媒供給の過剰又
は不足といった事態が生じず、常に適切なデフロスト運
転が行なわれるという利点がある。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので次
の効果を有する。
の効果を有する。
【0030】即ち、本発明によればデフロスト運転が開
始された際に、デフロスト運転時の冷媒供給回路の電磁
弁開放(通電)時間を蒸発器圧力により可変とするた
め、蒸発器圧力が一定値を越えた時電磁弁が閉(無通
電)となり、冷媒供給を完了し、高外温等の環境条件が
変っても常にデフロスト運転に最適な冷媒量が確保され
る。
始された際に、デフロスト運転時の冷媒供給回路の電磁
弁開放(通電)時間を蒸発器圧力により可変とするた
め、蒸発器圧力が一定値を越えた時電磁弁が閉(無通
電)となり、冷媒供給を完了し、高外温等の環境条件が
変っても常にデフロスト運転に最適な冷媒量が確保され
る。
【0031】従って、冷媒量不足によるデフロストに過
大な時間を要したり、冷媒量過大によりシステムの信頼
性を損ったりすることを回避できる。
大な時間を要したり、冷媒量過大によりシステムの信頼
性を損ったりすることを回避できる。
【図1】本発明の一実施例に係る冷凍装置の模式的構成
図(但し、従来例と共用)、
図(但し、従来例と共用)、
【図2】上記実施例の電気回路図、
【図3】上記実施例のフローチャート図、
【図4】従来例の電気回路図である。
1 圧縮機 3 三方電磁弁 4 凝縮器 5 受液器 6 中間冷却器 6a 中間冷却器用電磁弁 6b 中間冷却器用膨張弁 9 蒸発器 13 除霜用バイパス回路 20 蒸発器圧力スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 多段圧縮機、凝縮器、受液器、膨張弁、
蒸発器により冷凍サイクルを形成し、同サイクル中の受
液器と膨張弁間に中間冷却器を設け、受液器からの液冷
媒の一部を電磁弁、絞り、中間冷却器を経て多段圧縮機
の中間圧縮ガス中に導く中間冷却回路を設けると共に、
前記多段圧縮機からの吐出ホットガスを三方弁を介して
蒸発器の入口側に導くデフロスト用ホットガスバイパス
回路及びデフロスト時、閉となる液ライン電磁弁を設け
てなる冷凍装置において、前記蒸発器側の圧力を検出す
る圧力検出手段と、デフロスト運転時、同圧力検出手段
の検出値が設定値以上に達したとき、前記中間冷却回路
中の電磁弁を閉じる制御手段とを備えたことを特徴とす
る冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28103593A JPH07133973A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28103593A JPH07133973A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 冷凍装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07133973A true JPH07133973A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17633390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28103593A Withdrawn JPH07133973A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07133973A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004294059A (ja) * | 2001-07-02 | 2004-10-21 | Sanyo Electric Co Ltd | ヒートポンプ装置 |
JPWO2003004948A1 (ja) * | 2001-07-02 | 2004-10-28 | 三洋電機株式会社 | ヒートポンプ装置 |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP28103593A patent/JPH07133973A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004294059A (ja) * | 2001-07-02 | 2004-10-21 | Sanyo Electric Co Ltd | ヒートポンプ装置 |
JPWO2003004948A1 (ja) * | 2001-07-02 | 2004-10-28 | 三洋電機株式会社 | ヒートポンプ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |