JPH0828969A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPH0828969A
JPH0828969A JP6164228A JP16422894A JPH0828969A JP H0828969 A JPH0828969 A JP H0828969A JP 6164228 A JP6164228 A JP 6164228A JP 16422894 A JP16422894 A JP 16422894A JP H0828969 A JPH0828969 A JP H0828969A
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JP
Japan
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compressor
valve
condenser
evaporator
stopped
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JP6164228A
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Hiroshi Niijima
洋 新島
Takeshi Kawaguchi
剛 川口
Toshio Sagara
寿夫 相良
Zenichi Kakinuma
善一 柿沼
Yoshiro Ishizaka
芳朗 石坂
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B49/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F25B49/02Arrangement or mounting of control or safety devices for compression type machines, plants or systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/20Disposition of valves, e.g. of on-off valves or flow control valves
    • F25B41/24Arrangement of shut-off valves for disconnecting a part of the refrigerant cycle, e.g. an outdoor part
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/27Problems to be solved characterised by the stop of the refrigeration cycle

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮機の起動時の騒音を顕著に低減させるこ
とができる冷却装置を提供する。 【構成】 冷却装置Rは、圧縮機1、凝縮器2、キャピ
ラリチューブ4及び蒸発器6を順次環状に配管接続して
成る。凝縮器2の出口側に介設された電磁弁3と、圧縮
機1及び電磁弁3を制御する制御装置Cを備える。制御
装置Cは、圧縮機1の運転・停止に応じて電磁弁3を開
閉すると共に、圧縮機1を停止する場合、圧縮機1が停
止する以前に電磁弁3を閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温ショーケースや冷
蔵庫、或いは空調機等に採用される冷却装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種冷却装置は、例えば実公
昭61−2447号公報(F25B1/00)に空調機
用として示されるように、圧縮機や凝縮器、減圧装置及
び蒸発器等を順次環状に配管接続して構成されており、
圧縮機から吐出された冷媒を凝縮器にて凝縮し、減圧装
置にて減圧して蒸発器に流入させ、そこで蒸発させるこ
とによって、例えば低温ショーケースの庫内等を冷却す
るものである。
【0003】ここで、図8に従来の低温ショーケースの
冷却装置100の冷媒回路を示す。図8において、1は
ロータリー型の圧縮機であり、圧縮機1の吐出側1Dに
は凝縮器2が配管接続され、凝縮器2の出口側には開閉
弁としての電磁弁3が接続されている。この電磁弁3の
出口側には減圧装置としてのキャピラリチューブ4が接
続されると共に、キャピラリチューブ4の出口側には蒸
発器6が接続され、蒸発器6の出口側逆止弁7を介して
圧縮機1の吸込側1Sに配管接続されている。尚、前記
逆止弁7は圧縮機1方向を順方向としている。
【0004】係る構成で、図示しない低温ショーケース
の庫内温度が所定の上限温度に上昇し、図示しないサー
モスタットを含む制御装置が圧縮機1を起動すると、電
磁弁3は起動と同時に開放される。そして、圧縮機1の
吐出側1Dから吐出された高温高圧のガス冷媒は、凝縮
器2に流入してそこで放熱し、凝縮液化される。凝縮器
2を出た液冷媒は電磁弁3を経てキャピラリチューブ4
にて減圧され、蒸発器6に流入する。蒸発器6に流入し
た冷媒は蒸発し、周囲から熱を奪うことによって冷却作
用を発揮する。蒸発器6を出たガス冷媒は逆止弁7を経
て圧縮機1の吸込側1Sより圧縮機1に吸引される。
【0005】そして、前記蒸発器6にて冷却された冷気
を前記低温ショーケースの庫内に循環して冷却するもの
であるが、係る冷却運転によって庫内温度が所定の下限
温度に降下すると、前記制御装置が圧縮機1を停止する
と共に、同時に電磁弁3を閉じて冷却運転を停止する。
この電磁弁3が閉じられることにより、圧縮機1の停止
中における凝縮器2からキャピラリチューブ4及び蒸発
器6への液冷媒の流入は阻止されると共に、ロータリー
型の圧縮機1の吸込側1Sから蒸発器6に逆流する冷媒
も逆止弁7にて阻止されるので、圧縮機1の停止中の高
圧側と低圧側の圧力差は維持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では生
活環境の変化に伴い、係る低温ショーケース等において
も前記圧縮機が発生する騒音が問題となり、その静音化
が叫ばれるようになって来た。特に、住居一体型の店舗
向けショーケース等においては、係る騒音の低減は至上
命題となりつつある。
【0007】前記従来の冷却装置100においても圧縮
機1の停止中における高圧側と低圧側の圧力差は維持さ
れるものであるが、蒸発器6内には冷媒が残存するた
め、この冷媒の圧力が圧縮機1の停止中に上昇し、次回
起動時の圧縮機1の吸込側1Sの圧力を高くする。圧縮
機1は、その吸込側1Sの圧力が高いと、起動の際に要
するトルクも大きく、軸受部に過大な負荷が加わるた
め、従来では図9に示す如く起動時(t1)から比較的
長い時間(t2まで)ブザーのような比較的大きな騒音
が発生していた。
【0008】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、圧縮機の起動時の騒音を顕
著に低減させることができる冷却装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の冷却装
置は、圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器を順次環状
に配管接続して成り、凝縮器の出口側に介設された開閉
弁と、圧縮機及び開閉弁を制御する制御装置とを備え、
この制御装置は、圧縮機の運転・停止に応じて開閉弁を
開閉すると共に、圧縮機を停止する場合、当該圧縮機が
停止する以前に開閉弁を閉じるものである。
【0010】また、請求項2の発明の冷却装置は、圧縮
機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器を順次環状に配管接続
して成り、凝縮器の出口側に介設された開閉弁と、圧縮
機及び開閉弁を制御する制御装置とを備え、この制御装
置は、圧縮機の運転・停止に応じて開閉弁を開閉すると
共に、圧縮機を起動する場合、当該圧縮機が起動した後
に開閉弁を開くものである。
【0011】更に、請求項3の発明の冷却装置は、圧縮
機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器を順次環状に配管接続
して成り、凝縮器の出口側に介設された開閉弁と、圧縮
機及び開閉弁を制御する制御装置とを備え、この制御装
置は、圧縮機の運転・停止に応じて開閉弁を開閉すると
共に、圧縮機を起動する場合、当該圧縮機が起動した後
に開閉弁を開き、圧縮機を停止する場合、当該圧縮機が
停止する以前に開閉弁を閉じるものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明の冷却装置によれば、圧縮機の
運転・停止に応じて開閉弁が開閉されると共に、圧縮機
を停止する以前に開閉弁を閉じるようにしたので、圧縮
機の停止以前に蒸発器内の冷媒を凝縮器等に回収する所
謂ポンプダウン運転を行い、且つ、圧縮機が停止中は凝
縮器から蒸発器への冷媒の流入を阻止することができ
る。従って、圧縮機の停止中における低圧側の圧力上昇
を最低限に抑えることが可能となり、圧縮機再起動時に
おける負荷を軽減し、騒音の発生を顕著に低減させるこ
とができるようになる。
【0013】また、請求項2の発明の冷却装置によれ
ば、圧縮機の運転・停止に応じて開閉弁が開閉されると
共に、圧縮機を起動した後に開閉弁を開くようにしたの
で、圧縮機の起動時に吸込側からの冷媒吸引を少なくし
て軽負荷運転を行わせることができる。従って、同様に
圧縮機再起動時における負荷を軽減し、騒音の発生を顕
著に低減させることができるようになる。
【0014】更に、請求項3の発明の冷却装置によれ
ば、圧縮機の運転・停止に応じて開閉弁が開閉されると
共に、圧縮機を起動した後に開閉弁を開き、圧縮機を停
止する以前に開閉弁を閉じるようにしたので、圧縮機の
停止以前に蒸発器内の冷媒を凝縮器等に回収する所謂ポ
ンプダウン運転を行い、圧縮機が停止中は凝縮器から蒸
発器への冷媒の流入を阻止すると共に、圧縮機の起動時
には吸込側からの冷媒吸引を無くして軽負荷運転を行わ
せることができる。従って、圧縮機再起動時における負
荷を著しく軽減し、騒音の発生を顕著に低減させること
ができるようになる。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明の冷却装置Rを搭載する実施例として
の低温ショーケース11の斜視図、図2は本発明の冷却
装置Rの冷媒回路図、図3は本発明の冷却装置Rの制御
装置Cの電気回路図をそれぞれ示している。尚、以下の
各図中図8及び図9と同一符号で示すものは同一のもの
とする。
【0016】図1において、低温ショーケース11は下
部の機械室12と、この機械室12の上方において周囲
を背壁13、側壁14、16及び前面の透明ガラス扉1
7〜19により囲繞されて形成された貯蔵室21とから
成り、側壁14、16も透明ガラスにて構成されてい
る。次に、図2の冷却装置Rの冷媒回路において、1は
ロータリー型の圧縮機であり、圧縮機1の吐出側1Dに
は凝縮器2が配管接続され、凝縮器2の出口側には開閉
弁としての電磁弁3が接続されている。この電磁弁3の
出口側には減圧装置としてのキャピラリチューブ4が接
続されると共に、キャピラリチューブ4の出口側には蒸
発器6が接続され、蒸発器6の出口側逆止弁7を介して
圧縮機1の吸込側1Sに配管接続されている。尚、前記
逆止弁7は圧縮機1方向を順方向としている。また、前
記蒸発器6は低温ショーケース11の貯蔵室21下方に
それと連通して形成された図示しない冷却室内にこれも
図示しない送風機と共に配設されている。
【0017】次に、図3の制御装置Cの電気回路におい
て、交流電源AC(コンセント)には運転コンデンサ2
3、始動コンデンサ24、パワーリレー25及び始動リ
レー26を介して圧縮機1のモータ1Mが接続され、更
に、始動リレー26と電源AC間には補助リレー(1
X)27の常閉接点27Sが介設されている。また、電
源ACには除霜タイマ(DT)28が接続され、その切
換スイッチ28Sの常閉接点28Aにはサーモスタット
29のコモン接点が接続されている。
【0018】このサーモスタット29のL端子と電源A
C間には前記電磁弁3が接続され、サーモスタット29
のH端子は遅延タイマ31に接続されると共に、前記切
換スイッチ28Sの常開接点28Bも遅延タイマ31に
接続されている。そして、この遅延タイマ31と電源A
C間に前記補助リレー27が接続されている。尚、遅延
タイマ31は例えば通電から30秒の遅延時間後に補助
リレー27に通電すると共に、除霜タイマ28は例えば
12時間毎に切換スイッチ28Sを常開接点28Bに閉
じるものとする。また、サーモスタット29の感温部2
9Sは蒸発器6の近傍において貯蔵室21内の温度を検
出するように配設されており、例えば貯蔵室21内の温
度が+5℃(上限温度)に上昇してL端子に閉じ、+1
℃(下限温度)に降下してH端子に閉じるものとする。
【0019】以上の構成で次に図4のタイミングチャー
トを参照しながら本発明の冷却装置Rの動作を説明す
る。今、サーモスタット29がH端子に閉じている状態
では、補助リレー27に通電されて常閉接点27Sが開
いているので、圧縮機1のモータ1Mは停止している。
また、電磁弁3にも通電されないので閉じている。この
状態から貯蔵室21内の温度が前記+5℃に上昇する
と、サーモスタット29はL端子に閉じるので、補助リ
レー27が非通電となって常閉接点27Sが閉じ、圧縮
機1のモータ1Mが起動する。同時に電磁弁3にも通電
されるので、電磁弁3は開放される。
【0020】係るモータ1Mの起動により、圧縮機1の
吐出側1Dから吐出された高温高圧のガス冷媒は、凝縮
器2に流入してそこで放熱し、凝縮液化される。凝縮器
2を出た液冷媒は電磁弁3を経てキャピラリチューブ4
にて減圧され、蒸発器6に流入する。蒸発器6に流入し
た冷媒は蒸発し、周囲から熱を奪うことによって冷却作
用を発揮する。蒸発器6を出たガス冷媒は逆止弁7を経
て圧縮機1の吸込側1Sより圧縮機1に吸引される。
【0021】そして、前記蒸発器6にて冷却された冷気
は前記送風機にて貯蔵室21内に循環され、貯蔵室21
内は冷却される。係る冷却運転によって貯蔵室21内の
温度が前記+1℃(下限温度)に降下すると、サーモス
タット29がH端子に閉じるので、先ず電磁弁3が非通
電となって閉じる。一方、遅延タイマ31に通電される
ことにより、電磁弁3が閉じた時点から30秒後に補助
リレー27に通電し、常閉接点27Sを開くので、圧縮
機1のモータ1Mは停止される。そして、貯蔵室21内
の温度が再び+5℃以上となるとサーモスタット29が
L端子に閉じて電磁弁4を開き、圧縮機1のモータ1M
を起動する。これによって、貯蔵室21内は平均+3℃
の冷蔵温度に維持される。
【0022】また、運転開始から12時間経過すると除
霜タイマ28が切換スイッチ28Sを常開接点28Bに
閉じるので、同様に先ず電磁弁3が非通電となって閉じ
ると共に、遅延タイマ31が通電されて電磁弁3が閉じ
た時点から30秒後に補助リレー27に通電し、常閉接
点27Sを開いて圧縮機1のモータ1Mを停止させる。
そして、図示しない除霜ヒータ等に通電し(或いはOF
Fサイクル除霜)、蒸発器6の除霜を行い、終了後は再
び切換スイッチ28Sを常閉接点28Aに閉じるので、
電磁弁3及び圧縮機1のモータ1Mに再び通電され、開
放或いは起動されるようになる。。
【0023】このように、圧縮機1が停止する際、先
ず、電磁弁3が閉じてから30秒後に圧縮機1のモータ
1Mが停止するので、この30秒の間に蒸発器6内の残
留冷媒は圧縮機1に吸引され、凝縮器2に回収される。
即ち、本発明によれば圧縮機1が停止する都度に所謂ポ
ンプダウン運転が行われ、蒸発器6内の圧力は例えば約
3kg/平方センチメートル以下となる。また、圧縮機
1が停止している間、即ち、サーモスタット29がH端
子に閉じている間、電磁弁3は閉じているので、凝縮器
2からキャピラリチューブ4を介して蒸発器6に冷媒が
流入することは阻止され、更に、逆止弁7の存在によ
り、圧縮機1の吸込側1Sから蒸発器6に冷媒が逆流す
ることも阻止される。
【0024】従って、圧縮機1の停止中における低圧側
の圧力上昇が最低限に抑えることが可能となり、圧縮機
1の再起動時における負荷が軽減されるようになる。こ
こで、本発明における圧縮機1の騒音を図5に示す。図
中t1にて圧縮機1が起動されたものとすると、騒音レ
ベルは一瞬上昇するものの、前述の如く起動負荷が軽減
されることにより、騒音は直ぐに低下する。従って、図
9に示した従来の如き騒音の発生を顕著に低減させるこ
とができるようになる。
【0025】尚、遅延タイマ31の遅延時間は30秒に
限らず、蒸発器6の容量(内容積)や蒸発温度、圧縮機
1の排除容積により最適値に設定する。その際、前述の
ポンプダウン運転により蒸発器6内の圧力が約3kg/
平方センチメートルに低下するまでの時間を目安とすれ
ば良い。実験では低温ショーケース11の場合10秒〜
1分の範囲で適しており、前述の如く30秒とすること
によって最適となり、略全ての低温ショーケース11に
適用できた。
【0026】次に、図6は冷却装置Rのもう一つの制御
装置Cの電気回路図を示している。尚、図6において図
3と同一符号は同一のものとする。この場合の図3との
相違点は電磁弁3と直列に遅延タイマ33が接続されて
いることである。この遅延タイマ33は通電後10秒経
過してから電磁弁3に通電するものであり、これによっ
て、貯蔵室21内の温度が前記+5℃に上昇し、サーモ
スタット29がL端子に閉じると、補助リレー27が非
通電となって常閉接点27Sが閉じ、圧縮機1のモータ
1Mが起動すると共に、図7のタイミングチャートに示
す如くモータ1Mの起動から10秒後に電磁弁3に通電
され、電磁弁3が開放されるようになる。他の動作を前
述と同様であるので説明を省略する。
【0027】即ち、この場合は圧縮機1の起動から10
秒間電磁弁3が閉じているので、吸込側1Sからの冷媒
吸引が無くなり、圧縮機1に軽負荷運転を行わせること
ができるようになる。従って、圧縮機1の再起動時にお
ける負荷を著しく軽減し、騒音の発生を顕著に低減させ
ることができるようになる。特に、圧縮機1の停止時間
が長い場合は、逆止弁7及び電磁弁3の僅かな冷媒漏れ
によって蒸発器6内の低圧が保たれなくなる場合があ
り、図6の制御装置Cによれば係る場合にも圧縮機1の
起動負荷を有効に軽減することができる。
【0028】尚、上記実施例では遅延タイマによって遅
延時間を設定したが、それに限らず、圧縮機1の吸込側
1Sに圧力センサを取り付けて所定の圧力に低下するま
で圧縮機1の停止、或いは電磁弁3の開放を遅延させて
も良い。但し、実施例の如く遅延タイマを用いれば、よ
り安価に制御装置Cの回路を構成することができるよう
になる。また、実施例では低温ショーケースを例に取り
説明したが、冷蔵庫や空調機等の各種冷却装置に本発明
は有効である。
【0029】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、圧縮機の運転・停止に応じて開閉弁が開閉されると
共に、圧縮機を停止する以前に開閉弁を閉じるようにし
たので、圧縮機の停止以前に蒸発器内の冷媒を凝縮器等
に回収する所謂ポンプダウン運転を行い、且つ、圧縮機
が停止中は凝縮器から蒸発器への冷媒の流入を阻止する
ことができる。従って、圧縮機の停止中における低圧側
の圧力上昇を最低限に抑えることが可能となり、圧縮機
再起動時における負荷を軽減し、騒音の発生を顕著に低
減させることができるようになる。
【0030】また、請求項2の発明によれば、圧縮機の
運転・停止に応じて開閉弁が開閉されると共に、圧縮機
を起動した後に開閉弁を開くようにしたので、圧縮機の
起動時に吸込側からの冷媒吸引を少なくして軽負荷運転
を行わせることができる。従って、同様に圧縮機の起動
時における負荷を軽減し、騒音の発生を顕著に低減させ
ることができるようになる。
【0031】更に、請求項3の発明によれば、圧縮機の
運転・停止に応じて開閉弁が開閉されると共に、圧縮機
を起動した後に開閉弁を開き、圧縮機を停止する以前に
開閉弁を閉じるようにしたので、圧縮機の停止以前に蒸
発器内の冷媒を凝縮器等に回収する所謂ポンプダウン運
転を行い、圧縮機が停止中は凝縮器から蒸発器への冷媒
の流入を阻止すると共に、圧縮機の起動時には吸込側か
らの冷媒吸引を無くして軽負荷運転を行わせることがで
きる。従って、圧縮機再起動時における負荷を著しく軽
減し、騒音の発生を顕著に低減させることができるよう
になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却装置を搭載する実施例としての低
温ショーケースの斜視図である。
【図2】本発明の冷却装置の冷媒回路図である。
【図3】本発明の冷却装置の制御装置の電気回路図であ
る。
【図4】本発明の冷却装置の動作を説明するタイミング
チャートである。
【図5】本発明の冷却装置の圧縮機の騒音レベルを示す
図である。
【図6】本発明の冷却装置のもう一つの制御装置の電気
回路図である。
【図7】図6の場合の冷却装置の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
【図8】従来の冷却装置の冷媒回路図である。
【図9】従来の冷却装置の圧縮機の騒音レベルを示す図
である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 電磁弁(開閉弁) 4 キャピラリチューブ(減圧装置) 6 蒸発器 31 遅延タイマ C 制御装置 R 冷却装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柿沼 善一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 石坂 芳朗 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器を
    順次環状に配管接続して成る冷凍装置において、前記凝
    縮器の出口側に介設された開閉弁と、前記圧縮機及び開
    閉弁を制御する制御装置とを備え、該制御装置は、前記
    圧縮機の運転・停止に応じて前記開閉弁を開閉すると共
    に、前記圧縮機を停止する場合、当該圧縮機が停止する
    以前に前記開閉弁を閉じることを特徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器を
    順次環状に配管接続して成る冷凍装置において、前記凝
    縮器の出口側に介設された開閉弁と、前記圧縮機及び開
    閉弁を制御する制御装置とを備え、該制御装置は、前記
    圧縮機の運転・停止に応じて前記開閉弁を開閉すると共
    に、前記圧縮機を起動する場合、当該圧縮機が起動した
    後に前記開閉弁を開くことを特徴とする冷却装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器を
    順次環状に配管接続して成る冷凍装置において、前記凝
    縮器の出口側に介設された開閉弁と、前記圧縮機及び開
    閉弁を制御する制御装置とを備え、該制御装置は、前記
    圧縮機の運転・停止に応じて前記開閉弁を開閉すると共
    に、前記圧縮機を起動する場合、当該圧縮機が起動した
    後に前記開閉弁を開き、前記圧縮機を停止する場合、当
    該圧縮機が停止する以前に前記開閉弁を閉じることを特
    徴とする冷却装置。
JP6164228A 1994-07-15 1994-07-15 冷却装置 Pending JPH0828969A (ja)

Priority Applications (6)

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