JP2002364937A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2002364937A
JP2002364937A JP2001175337A JP2001175337A JP2002364937A JP 2002364937 A JP2002364937 A JP 2002364937A JP 2001175337 A JP2001175337 A JP 2001175337A JP 2001175337 A JP2001175337 A JP 2001175337A JP 2002364937 A JP2002364937 A JP 2002364937A
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誠 岡部
Akira Nishizawa
章 西澤
Hitoshi Maruyama
等 丸山
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンプレッサが起動に失敗することがなく、
また、大きな圧力差が着いた条件で起動することによ
り、コンプレッサの軸受に過度に負担がかかることを回
避する手段を備えた信頼性の高い冷蔵庫を得ることを目
的とする。 【解決手段】 低圧シェル型コンプレッサと、コンデン
サと、キャピラリチューブと、エバポレータと、を順次
接続して冷凍サイクルを構成した冷蔵庫において、前記
コンデンサの出口から前記エバポレータの入口までの間
の冷媒流路中に設けられて前記冷媒流路の開閉を行う開
閉弁と、前記コンプレッサの運転中は前記開閉弁を開放
し、前記コンプレッサの停止中には前記開閉弁を閉じる
ように制御する開閉弁制御装置と、を備え、前記開閉弁
制御装置は、前記コンプレッサが少なくとも1度以上起
動に失敗した場合に、前記開閉弁を開放するように制御
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫における冷
凍サイクルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の冷蔵庫の冷凍サイクルを
表す冷媒回路を示した図である。図8において、70は
冷凍サイクルでありコンプレッサ6、コンデンサ7、キ
ャピラリチューブ8、エバポレータ9の順番に接続され
ている。ここで、コンデンサ7の出口とキャピラリチュ
ーブ8の入口間の冷媒回路にコンプレッサ6の運転・停
止に応じて開閉する開閉弁1を設け、また、エバポレー
タ9の出口とコンプレッサ6の入口間の冷媒回路に逆止
弁4を設けている。
【0003】この従来の冷蔵庫においては、冷凍サイク
ル70の運転中は、コンプレッサ6の出口より開閉弁1
に至る区域は高圧にて維持され(以下においては“高圧
側”と称する)、キャピラリチューブ8にて減圧され、
エバポレータ9の入口よりコンプレッサ6の入口に至る
区域は低圧に維持される(以下においては“低圧側”と
称する)。
【0004】一方、庫内温度が所定温度まで冷えてコン
プレッサ6が停止すると、開閉弁1が閉じることによ
り、高圧側の冷媒がキャピラリチューブ8を通りエバポ
レータ9に流れ込むことを阻止することで、エバポレー
タ9の温度が上昇して庫内温度も上昇することを抑制
し、冷蔵庫の冷凍サイクルとしてロスを減らしている。
ここで、コンプレッサ9の停止中の冷媒移動を遮断した
場合と遮断しない場合の高圧側および低圧側の圧力変化
を図9に示した。図9はコンプレッサの停止中の冷媒移
動を遮断した場合と遮断しない場合の高圧側、および、
低圧側の圧力変化を表した図である。図において、横軸
は時間を表し、縦軸は圧力を表しており、開閉弁1を設
けて冷媒移動の遮断を行った場合の圧力変化を実線で示
し、冷媒移動の遮断を行わない場合の圧力変化を点線で
示している。図において、実線で示した開閉弁1により
冷媒移動を遮断した場合は、コンプレッサ6が停止して
いても高圧側圧力と低圧側圧力が均圧せずに圧力差を維
持しているが、点線で示したように冷媒移動を遮断しな
かった場合は、高圧側圧力と低圧側圧力が均圧してい
る。
【0005】したがって、図8において、コンプレッサ
6に密閉容器(シェル)内が高圧圧力である高圧シェル
型コンプレッサを使用する場合、停止中に高圧側からコ
ンプレッサ6を通り、エバポレータ9に逆流する冷媒の
移動を遮断する為に逆止弁4が設けてある。ここで、コ
ンプレッサ6に高圧シェル型コンプレッサを使用する場
合、より安価に構成するための工夫として、開閉弁1に
差圧弁とし、逆止弁の機能も持たせるために開閉弁(差
圧弁)1と逆止弁4を一体化した差圧逆止弁100を使
用した従来例がある。この場合、コンプレッサ6が停止
すると、高圧側の冷媒がコンプレッサ6を通り、差圧逆
止弁100の逆止弁4の出口からコンプレッサ6の入口
までの冷媒の流路内の圧力が上昇し、その圧力と開閉弁
(差圧弁)1の位置との圧力差が少なくなると、開閉弁
(差圧弁)1が閉じ冷媒の移動が遮断されることにな
る。この従来例によれば、弁を特別に制御する必要がな
く、より簡易的に停止中の冷媒移動を遮断できるように
なっている。
【0006】しかしながら、コンプレッサ6に例えばレ
シプロタイプなどの密閉容器(シェル)内が低圧圧力で
ある低圧シェル型コンプレッサを使用する場合には、コ
ンプレッサ6内部に高圧部と低圧部を仕切るバルブ(図
示せず)を有しているので、このバルブにより高圧側か
ら低圧側への逆流を阻止できるため、図8において用い
た逆止弁4は不要となるが、上述のバルブによりコンプ
レッサ6の入口と出口に圧力差が着いたまま維持される
為、例えば高外気温度雰囲気下に置かれた場合等、コン
プレッサ6の入口と出口の圧力差が大きくなる条件で
は、コンプレッサ6を起動する際に大きなトルクが必要
となり、起動に失敗して起動できない場合があった。
【0007】上述の問題点を解決するための例として、
特開平10−89778号公報や特開平11−1325
77号公報に示されているようなバイパス回路を用いる
例があげられる。ここで、図10はバイパス回路を用い
た冷凍サイクルの冷媒回路を表した図である。
【0008】図において、冷凍サイクル80は、コンプ
レッサ6、コンデンサ7、キャピラリチューブ8、エバ
ポレータ9、逆止弁4の順番に接続され、冷蔵庫の冷凍
サイクルを構成している。ここで、コンデンサ7とキャ
ピラリチューブ8の間の冷媒流路に三方弁3を設け、こ
の三方弁3からコンプレッサ6と逆止弁4の間の吸入流
路へバイパスパイプ(バイパス回路)5を接続してい
る。
【0009】この冷凍サイクル80では、コンプレッサ
6の運転中は三方弁3によりコンデンサ7からの冷媒は
バイパスパイプ5の方には流れず、キャピラリチューブ
8の方へ流れる。しかし、コンプレッサ6の停止と同時
に、三方弁3は、冷媒の流路をバイパスパイプ5の方に
切り替えることで、高圧側の冷媒がキャピラリチューブ
8を介してエバポレータ9に流れ込むことを阻止でき
る。したがって、3方弁およびバイパスパイプ5を使用
することにより、コンプレッサ6の入口と出口の圧力バ
ランスをとることができる。また、バイパスパイプ5と
エバポレータ9の間に逆止弁4が設けられているので、
バイパスパイプ5に高圧の冷媒が流れても、エバポレー
タ9に高圧の冷媒が流れ込むことがない。
【0010】
【発明が解決すようとする課題】しかしながら、この従
来の冷凍サイクル80では、三方弁3と逆止弁4といっ
た2つの弁を必要とし、コストアップになるとともに、
製造の手間が増え、製造時間も増大していた。
【0011】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、低圧シェル型コンプレッサを有
した低コストな冷凍サイクルあるいは冷蔵庫を得ること
を目的とする。また、電力消費の少ない冷凍サイクルを
得ることを目的とする。また、信頼性の高い冷凍サイク
ルあるいは冷蔵庫を得ることを目的とする。また、コン
プレッサが起動に失敗することのない冷凍サイクルある
いは冷蔵庫を得ることを目的とする。また、大きな圧力
差が着いた条件でコンプレッサを起動することにより、
コンプレッサの軸受に過度に負担がかかることを回避す
る手段を備えた信頼性の高い冷凍サイクルあるいは冷蔵
庫を得ることを目的とする。また、冷媒回路構成部品数
を低減し、より安価に実現することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る発明の冷蔵庫は、密閉容器内が低圧圧力雰囲気である
低圧シェル型コンプレッサと、コンプレッサより吐出さ
れた冷媒を凝縮するコンデンサと、コンデンサにより凝
縮された冷媒を減圧するキャピラリチューブと、キャピ
ラリチューブにより減圧された冷媒を蒸発させるエバポ
レータと、を順次接続して冷凍サイクルを構成した冷蔵
庫において、コンデンサの出口からエバポレータの入口
までの間の冷媒流路中に設けられて冷媒流路の開閉を行
う開閉弁と、コンプレッサの運転中は開閉弁を開放し、
コンプレッサの停止中には開閉弁を閉じるように制御す
る開閉弁制御装置と、を備え、開閉弁制御装置は、コン
プレッサが少なくとも1度以上起動に失敗した場合に、
開閉弁を開放するように制御するものである。
【0013】本発明の請求項2にかかる発明の冷蔵庫
は、開閉弁を、コンデンサとキャピラリチューブを接続
する冷媒配管中に設けたものである。
【0014】本発明の請求項3にかかる発明の冷蔵庫
は、開閉弁を、キャピラリチューブとエバポレータとを
接続する冷媒配管中に設けたものである。
【0015】本発明の請求項4にかかる発明の冷蔵庫
は、冷蔵庫の負荷を検出する検出手段と、検出手段から
の検出値に基づいて開閉弁を開閉する制御を行う開閉弁
制御装置と、を備えたものである。
【0016】本発明の請求項5にかかる発明の冷蔵庫
は、冷蔵庫の負荷を検出する検出手段として、冷蔵庫外
の温度を検出する外気温度検出センサを備えたものであ
る。
【0017】本発明の請求項6にかかる発明の冷蔵庫
は、冷蔵庫の負荷を検出する検出手段として、冷凍サイ
クルの凝縮圧力を検出する圧力センサを備えたものであ
る。
【0018】本発明の請求項7にかかる発明の冷蔵庫
は、冷蔵庫の負荷を検出する検出手段として、冷凍サイ
クルの蒸発圧力を検出する圧力センサを備えたものであ
る。
【0019】本発明の請求項8にかかる発明の冷蔵庫
は、冷蔵庫の負荷を検出する検出手段として、冷蔵庫の
扉の開閉を検出する扉開閉検出センサを備えたものであ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明の実施の形
態1による冷蔵庫の冷凍サイクルを図を参照して説明す
る。図1は本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の冷凍サ
イクルの冷媒回路図である。図において、10は冷蔵庫
の冷凍サイクル、6は冷蔵庫の背面下部に設けられた機
械室に配設され、密閉容器(シェル)内が低圧圧力雰囲
気である低圧シェル型コンプレッサ、7はコンプレッサ
6から吐出された高温・高圧の冷媒ガスを凝縮するコン
デンサ、8はコンデンサ7にて凝縮された冷媒を減圧す
るキャピラリチューブ、9は冷蔵庫の冷凍室や野菜室な
どの背面に設けられた冷却器室に配設され、キャピラリ
チューブ8にて減圧された冷媒を蒸発するエバポレータ
であり、コンプレッサ6、コンデンサ7、キャピラリチ
ューブ8、エバポレータ9が順次配管を介して接続され
て冷凍サイクルを構成している。
【0021】ここでコンデンサ7の出口からキャピラリ
チューブ8の入口に至る間の配管中に開閉弁1が設けら
れており、この開閉弁1は開閉弁制御装置2によって、
弁の開閉を制御されるようになっている。開閉弁1は開
閉弁制御装置2によりコンプレッサ6の起動と同時に開
放し、運転中も開放した状態を維持するように制御され
る。そして開閉弁1は制御装置2によってコンプレッサ
6の停止と同時に閉じ、停止中は閉じた状態を維持する
ように制御される。ここで、本発明の開平弁1は、コン
プレッサ6が少なくとも1度以上、起動に失敗した場合
は、開放するように制御される。
【0022】この冷凍サイクル10では、コンプレッサ
6の運転中は、開閉弁制御装置2によって開閉弁1は開
放され、コンプレッサ6の出口よりキャピラリチューブ
8の入口に至る区域は高圧にて維持され、キャピラリチ
ューブ8にて減圧され、エバポレータ9の入口よりコン
プレッサ6の入口に至る区域は低圧に維持される。冷蔵
庫の庫内が所定の温度まで冷却されると、庫内に設けら
れたサーモスタットなどの指令によりコンプレッサ6を
停止させるように制御される。
【0023】コンプレッサ6の停止と同時に、開閉弁制
御装置2によって開閉弁1は閉じられ、冷凍サイクル1
0内の冷媒の移動は遮断されることとなる。ここで、コ
ンプレッサ6は低圧シェル型コンプレッサであるため、
コンプレッサ内部に高圧部と低圧部を仕切るバルブ(図
示せず)を有しており、このバルブにより高圧側から低
圧側への冷媒の逆流を阻止できるため、高圧の冷媒がエ
バポレータ9に流れ込むこともなく、冷媒の移動は遮断
されることとなる。従って、エバポレータ9の冷媒は低
温、低圧にて維持された状態となる。
【0024】ここで、庫内温度が高くなり、コンプレッ
サ6に起動指令が出されてコンプレッサ6が起動する際
に、少なくとも1度以上起動に失敗した場合には、開閉
弁制御装置2によって開閉弁1は開放するように制御さ
れる。開閉弁1が開放されると冷凍サイクル10内で冷
媒の移動が発生し、高圧側と低圧側の冷媒が相互混合
し、冷凍サイクル10の冷媒の圧力は均衡へ向かう。冷
凍サイクル10内の圧力が均衡するとコンプレッサ6の
起動時の差圧が小さくなるため、起動に失敗することも
なくなり、また、軸受負荷も小さくなるので、軸受焼き
付きなどの圧縮機故障も起こらず、信頼性の高い冷凍サ
イクルあるいは冷蔵庫を得ることができる。
【0025】したがって、コンプレッサ6の停止時に
は、開閉弁1が閉じているので、高圧側の冷媒がエバポ
レータ9に流れ込むのを阻止してコンプレッサ6の停止
中のエバポレータの温度上昇による庫内の温度上昇を抑
えることができ、コンプレッサ6の稼動時間を減らし、
電力消費量を低減させることができる。また、コンプレ
ッサ6が起動に失敗した場合には、開閉弁1を開放する
ようにしたので、コンプレッサ6の入口と出口の圧力差
を小さくでき、起動に失敗することなく再起動できる。
また、コンプレッサ6の入口と出口の圧力差を小さくで
きるので、コンプレッサ6の軸受に過度に負担がかかる
ことを回避することができ、信頼性も向上する。さら
に、バイパスパイプなどを設ける必要がないため、従来
よりも冷凍サイクルを構成する回路構成部品数を低減で
き、安価に実現することができる。
【0026】ここで、開閉弁1はコンデンサ7の出口か
らキャピラリチューブ8に至るまでの冷媒回路中に設け
た場合には、開閉弁1を冷蔵庫の機械室に配置できるた
め、冷蔵庫の外部から開閉弁の組込みができるようにな
り、組立が容易な冷蔵庫を得ることができる。
【0027】ここで、開閉弁1はコンデンサ7の出口か
らキャピラリチューブ8に至るまでの冷媒回路中に設け
た場合を説明したが、開閉弁1はキャピラリチューブ8
の出口からエバポレータ9入口に至る配管中に設けても
いい。開閉弁1をキャピラリチューブ8の出口からエバ
ポレータ9入口に至る冷媒流路中に設ければ、コンプレ
ッサ6の停止中に高圧側(コンデンサ7の出口からキャ
ピラリチューブ8の入口の間)の冷媒がエバポレータ9
に流れこむ体積流量が最も少なくて済む位置に開閉弁1
が設けられることになるので、開閉弁1を設けることに
よる冷凍サイクルの圧力損失や流路損失を小さくでき、
効率の良い冷凍サイクルおよび冷蔵庫を得ることができ
る。
【0028】図2は本発明の実施の形態1における冷蔵
庫の制御のフローチャート図である。図において、ST
1はコンプレッサに起動指令を出すコンプレッサ起動指
令ステップ、ST2は開閉弁を開放する開閉弁開放ステ
ップ、ST3は微小時間経過後に圧縮機の状態を確認す
るコンプレッサ運転状態確認ステップ、ST4はコンプ
レッサが運転中かどうかを判断するコンプレッサ運転判
断ステップ、ST5はコンプレッサ運転判断ステップS
T4にてコンプレッサ6が運転中であると判断した場合
に通常運転を行う通常運転ステップ、ST6はコンプレ
ッサ運転判断ステップST4にてコンプレッサ6が停止
中であると判断した場合に再起動運転を行うために開閉
弁を閉じずに開放した状態を保持する開放弁開状態保持
ステップ、ST7は所定時間経過したかどうかを判断す
る所定時間経過判断ステップ、ST8はコンプレッサ6
を再起動させるための再起動指令を出すコンプレッサ再
起動指令ステップである。
【0029】庫内温度の上昇などによりコンプレッサ6
を起動する必要が生じた場合には、ST1にてコンプレ
ッサを起動させるように起動指令が出され、ST2にて
開閉弁1が開放される。そして、ST3にて微小時間
(数秒以内)にコンプレッサ6の電流値や回転数あるい
は高圧圧力などのうち少なくとも1つを測定する。そし
て、ST4では、ST3にて測定された測定値が予め決
められた値の範囲内に入っているかどうかを判断し、入
っていれば起動したものと判断し、入っていなければ起
動を失敗したものと判断する。ここで、コンプレッサ6
の電流値や回転数あるいは高圧圧力などの測定は、別途
電流センサーや圧力センサーなどの電流検出手段や圧力
検出手段をコンプレッサ6が起動できたたかどうかを判
断できるように適宜設けるようにしている。
【0030】ST4にてコンプレッサが正常に起動でき
たと判断した場合は、ST5に進み、通常の運転制御を
行う。この場合、庫内温度が所定の温度に到達した場合
など、コンプレッサ6を停止させる必要が生じた場合
は、コンプレッサ停止指令と開閉弁閉指令が出され、コ
ンプレッサ6は停止し、開閉弁1は閉じて冷凍サイクル
10内の冷媒の移動を遮断する。
【0031】ST4にてコンプレッサが起動に失敗した
と判断した場合は、ST6に進み、開閉弁1を開放状態
で保持して冷媒の移動を行わせてコンプレッサ6前後の
差圧を小さくする。そしてST7にて所定時間(数秒〜
数分程度)経過したかどうかを判断し、もし所定時間を
経過した場合には、ST8にてコンプレッサ6を再起動
させる。ここで、所定時間は、コンプレッサ6の入口と
出口の圧力差がコンプレッサが起動できる程度の圧力差
になるまでの時間に設定している。
【0032】使用するコンプレッサ6のモータの特性や
搭載する冷蔵庫の容量や配管の配置状態などからコンプ
レッサ6の入口と出口の圧力差がコンプレッサが起動で
きる圧力差になるまでの時間を予め把握しておき、この
時間をコンプレッサ6が再起動できる所定時間として設
定すれば、コンプレッサ6の入口と出口の圧力差がコン
プレッサが起動できる圧力差になっているので、起動に
必要なトルクも小さくなり、起動に失敗することなく運
転を再開できる。この再起動トライをコンプレッサ6が
起動するまで繰り返すようにすれば、コンプレッサ6の
起動失敗がなくなり、コンプレッサ6が起動しないこと
による冷却不足などが起こらない信頼性の高い冷蔵庫が
得られる。
【0033】図3は本発明の実施の形態1を表す別の冷
凍サイクルを表す冷媒回路図である。なお、図1と同等
部分には同一の符号を付して説明を省略する。図におい
て、20は冷凍サイクル、21は冷蔵庫の外部に設けら
れ、冷蔵庫の負荷を検出する検出手段である外気温検出
センサ21である。外気温検出センサ21によって検出
された検出温度に基づいて開閉弁制御装置2は開閉弁1
を開放するかどうかを判断する。
【0034】すなわち、開閉弁制御装置2にあらかじめ
記憶させておいた設定値よりも、外気温検出センサ21
の検出温度が大きい場合、コンプレッサ6が停止中であ
った場合に開閉弁1を開放するものである。外気温が高
くなると、冷凍サイクルの高圧圧力が上昇し、コンプレ
ッサ停止時の高圧側と低圧側との圧力差が大きくなり、
コンプレッサ6が起動に失敗する恐れがある。
【0035】しかし、本実施の形態によれば、外気温検
出センサ21の検出温度が大きい場合、コンプレッサ6
が停止中であった場合に開閉弁1を開放するするので、
コンプレッサ6の入口と出口の圧力差が小さくなり、起
動時のコンプレッサの負荷が低減される。したがって、
冷蔵庫の負荷を検出する検出手段として外気温度検出セ
ンサ21を設けたので、冷蔵庫の設置されている温度環
境に対応して、コンプレッサ6の入口と出口の圧力差を
小さくすることができるので、起動に失敗することもな
くなり、また、コンプレッサ6の入口と出口の圧力差が
大きな条件で起動することがなくなり、コンプレッサの
軸受に過大な負荷がかかる危険性を回避でき、信頼性の
高い冷蔵庫を得ることができる。
【0036】図4、図5は、本発明の実施の形態1の別
の実施例を表す冷凍サイクルの冷媒回路図である。な
お、図1、図3と同等部分には同一の符号を付して説明
を省略する。図4において、30は冷凍サイクルであ
り、31はコンデンサ7の出口配管に設けられ、冷凍サ
イクル30の凝縮圧力を検出する圧力センサである。開
閉弁制御装置2は圧力センサ31の検出圧力によって開
閉弁1を開放するかどうかを判断する。
【0037】また、図5において、40は冷凍サイクル
であり、31aはコンプレッサ6の入口(低圧側)の圧
力を検出する圧力センサ、31bはコンプレッサ6の出
口(高圧側)の圧力を検出する圧力センサである。開閉
弁制御装置2は圧力センサ31aと31bの検出圧力の
差によって開閉弁1を開放するかどうかを判断する。こ
れらの圧力センサ31、31a、31bは、冷蔵庫にか
かる負荷を検出するために設けられたものであり、図3
で説明した外気温度センサ21によって検出される冷蔵
庫の庫外の環境だけでなく、庫内食品の量など冷蔵庫使
用状況にも対応できるようになる。
【0038】ここで、開閉弁制御装置2は、あらかじめ
記憶させておいた設定値よりも、圧力センサ31の検出
値あるいは圧力センサ31aと31bの検出値の差の方
が大きい場合で、コンプレッサ6が停止中の場合に開閉
弁1を開放するように働く。したがって、コンプレッサ
6の出口の圧力が大きくなってコンプレッサ6が起動に
失敗することを回避できるので、庫内温度が上昇して冷
却不足になるのを抑制できる。また、軸受負荷の大きな
圧力条件での起動を回避できるので、軸受損傷によるコ
ンプレッサ6の故障が起こらない信頼性の高い冷蔵庫を
得ることができる。
【0039】特に図5で示したように圧力センサを2つ
(31a、31b)設けて圧力差を検出するようにすれ
ば、圧力センサを1つ設けて高圧側の圧力のみを検出し
た場合よりもコンプレッサ6の入口と出口の圧力差を検
出できるので、検出精度を高いものにでき、圧力差が大
きい条件(軸受負荷が大きく信頼性が低下し、起動も失
敗する恐れのある条件)で起動することを確実に回避す
るでき、コンプレッサおよび冷蔵庫の信頼性を確保でき
る。なお、実施例では圧力センサを用いる場合を示した
が、冷媒の温度を測定し、使用する冷媒の物性値から圧
力を計算するようにしてもよい。
【0040】図6は本発明の実施の形態1を表す別の冷
凍サイクルを表す冷媒回路図である。なお、図1、図
3、図4、図5と同等部分には同一の符号を付して説明
を省略する。図において、50は冷凍サイクル、51は
冷蔵庫の負荷を検出する検出手段である冷蔵庫の扉の開
閉を検出する扉開閉検出センサであり、扉開閉検出セン
サ51によって検出された検出値に基づいて開閉弁制御
装置2は開閉弁1を開放するかどうかを判断する。
【0041】たとえば、開閉弁制御装置2は、所定時間
(t時間)の扉開閉回数(N回)をカウントし、その回
数があらかじめ記憶させておいた設定回数(n回)より
も多くなった場合(n≦Nの場合)には、コンプレッサ
6が停止しても開閉弁1を閉じないように制御を行う。
尚、所定時間t及び設定回数nの設定値は使用するコン
プレッサ6のモータの特性、搭載する冷蔵庫の容量や配
管形状などからコンプレッサ6が起動できる程度に設定
すればよい。ここで、この扉の開閉を検出する扉開閉検
出センサ51も、図3〜図5で説明した外気温度検出セ
ンサ21や圧力センサ31、31a、31bと同様に冷
蔵庫の負荷を検出するために設けている。
【0042】したがって、扉開閉の回数によって庫内の
熱負荷の増大を予測して、庫内の負荷が大きいとコンプ
レッサ6の入口と出口の圧力差も大きくなるので、扉開
閉の回数Nが設定回数nを超える場合には、コンプレッ
サの入口と出口の圧力差が大きく起動に失敗する恐れが
あるので、この場合は停止時に開閉弁1を閉じないよう
にして冷媒を移動させてコンプレッサ6の入口と出口の
圧力差を小さくすることによって、コンプレッサ6が起
動に失敗することを回避できる。したがって、冷蔵庫の
負荷を検出する検出手段として扉開閉検知センサを設け
たので、冷蔵庫の使用状況(庫内の負荷など)に対応し
て、コンプレッサの起動失敗による冷却不足を抑制で
き、信頼性の高い冷蔵庫を得ることができる。
【0043】以上のように、冷蔵庫に負荷(外気温度や
圧力や庫内の熱負荷など)を検出する検出手段を設けて
冷蔵庫の負荷に応じて開閉弁を開放するようにしたの
で、コンプレッサの起動失敗による冷却不足を抑制で
き、信頼性の高い冷蔵庫を得ることができる。また、コ
ンプレッサの軸受負荷の大きな圧力条件での起動を回避
できるので、コンプレッサの軸受信頼性が向上し、信頼
性の高い冷蔵庫を得ることができる。
【0044】図7は本発明の実施の形態1を表す別の冷
凍サイクルを表す冷媒回路図である。なお、図1、図
3、図4、図5、図6と同等部分には同一の符号を付し
て説明を省略する。図において、60は冷凍サイクル6
0であり、低圧シェル型コンプレッサ6の出口に、コン
デンサ7、三方弁3が順番に接続されている。三方弁3
の一方の出口Aには冷蔵室用のキャピラリチューブ8
a、冷蔵室用エバポレータ9aが、また、三方弁3の他
方の出口Bには冷凍室用のキャピラリチューブ8b、冷
凍室用エバポレータ9bが配管を介して接続されてい
る。そして、冷蔵室用のエバポレータ9aの出口と冷凍
室用のエバポレータ9bの出口とは1つの配管に混合さ
れてコンプレッサ6の入口に接続されている。また、2
aは三方弁3の弁の開閉を制御する制御装置である。
【0045】三方弁3の流路の開閉状態は、出口A側あ
るいは出口B側のどちらか一方のみが開放され他方は遮
断されている一方開状態(出口Aが開放され出口Bが遮
断の場合と、出口Bが開放され出口Aが遮断される場合
の2通りある)、出口Aおよび出口Bの両方を開放して
流路を接続する全開状態と、出口Aおよび出口Bのどち
らの流路とも遮断する全閉状態があり、この三方弁3の
流路の開閉は制御装置2aによって制御される。
【0046】この制御装置2aは、コンプレッサ6の停
止時に三方弁3の流路を全閉に制御したり、図3〜図6
にて説明した外気温度検出センサ21や圧力センサ3
1、31a、31bや扉開閉検知センサ51などの負荷
を検出する検出手段の検出値に基づいて、三方弁3の開
閉状態を制御したりする。このように三方弁3の流路の
開閉を制御装置2aにて制御することによって、蒸発温
度の異なる2つのエバポレータ9a、9bを並列に接続
した冷蔵庫の冷凍サイクル60においても、コンプレッ
サ6の停止時にコンデンサ7よりの高圧冷媒がエバポレ
ータ9aや9bに流れ込むことを阻止でき、冷凍サイク
ルのロスを低減できるとともに、コンプレッサ6の入口
と出口の間に大きな圧力差が着くのを回避できるので、
圧力差大の条件で起動することによってコンプレッサ6
の軸受に過度に負担がかかることを回避でき、しかも起
動に失敗することもなくなる。したがって、信頼性の高
い冷蔵庫が得られる。
【0047】
【発明の効果】本発明の請求項1にかかる発明の冷蔵庫
は、密閉容器内が低圧圧力雰囲気である低圧シェル型コ
ンプレッサと、コンプレッサより吐出された冷媒を凝縮
するコンデンサと、コンデンサにより凝縮された冷媒を
減圧するキャピラリチューブと、キャピラリチューブに
より減圧された冷媒を蒸発させるエバポレータと、を順
次接続して冷凍サイクルを構成した冷蔵庫において、コ
ンデンサの出口からエバポレータの入口までの間の冷媒
流路中に設けられて冷媒流路の開閉を行う開閉弁と、コ
ンプレッサの運転中は開閉弁を開放し、コンプレッサの
停止中には開閉弁を閉じるように制御する開閉弁制御装
置と、を備え、開閉弁制御装置は、コンプレッサが少な
くとも1度以上起動に失敗した場合に、開閉弁を開放す
るように制御するので、コンプレッサが起動に失敗して
も、開閉弁を開放してコンプレッサの入口と出口の圧力
差を小さくすることができ、起動に失敗することなく再
起動できる。
【0048】本発明の請求項2にかかる発明の冷蔵庫
は、開閉弁を、コンデンサとキャピラリチューブを接続
する冷媒配管中に設けたので、開閉弁を冷蔵庫の機械室
に配置できるため、冷蔵庫の外部から開閉弁の組込みが
容易にできるようになり、組立が容易な冷蔵庫を得るこ
とができる。
【0049】本発明の請求項3にかかる発明の冷蔵庫
は、開閉弁を、キャピラリチューブとエバポレータとを
接続する冷媒配管中に設けたので、開閉弁1を設けるこ
とによる冷凍サイクルの圧力損失や流路損失を小さくで
き、効率の良い冷凍サイクルおよび冷蔵庫を得ることが
できる。
【0050】本発明の請求項4にかかる発明の冷蔵庫
は、冷蔵庫の負荷を検出する検出手段と、検出手段から
の検出値に基づいて開閉弁を開閉する制御を行う開閉弁
制御装置と、を備えたので、コンプレッサの起動失敗に
よる冷却不足を抑制でき、信頼性の高い冷蔵庫を得るこ
とができる。
【0051】本発明の請求項5にかかる発明の冷蔵庫
は、冷蔵庫の負荷を検出する検出手段として、冷蔵庫外
の温度を検出する外気温度検出センサを備えたので、冷
蔵庫の設置されている温度環境に対応して、コンプレッ
サ6の入口と出口の圧力差を小さくすることができるの
で、起動に失敗することがなくなる。
【0052】本発明の請求項6にかかる発明の冷蔵庫
は、冷蔵庫の負荷を検出する検出手段として、冷凍サイ
クルの凝縮圧力を検出する圧力センサを備えたので、コ
ンプレッサ6の出口の圧力が大きくなってコンプレッサ
6が起動に失敗することを回避できるので、庫内温度が
上昇して冷却不足になるのを抑制できる。
【0053】本発明の請求項7にかかる発明の冷蔵庫
は、冷蔵庫の負荷を検出する検出手段として、冷凍サイ
クルの蒸発圧力を検出する圧力センサを備えたので、圧
力差が大きい条件(軸受負荷が大きく信頼性が低下し、
起動も失敗する恐れのある条件)で起動することを確実
に回避するでき、コンプレッサおよび冷蔵庫の信頼性を
確保できる。
【0054】本発明の請求項8にかかる発明の冷蔵庫
は、冷蔵庫の負荷を検出する検出手段として、冷蔵庫の
扉の開閉を検出する扉開閉検出センサを備えたので、冷
蔵庫の使用状況(庫内の負荷など)に対応して、コンプ
レッサの起動失敗による冷却不足を抑制でき、信頼性の
高い冷蔵庫を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を表す冷蔵庫の冷凍サ
イクルの冷媒回路図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の制御
のフローチャート図である。
【図3】 本発明の実施の形態1を表す別の冷凍サイク
ルを表す冷媒回路図である。
【図4】 実施の形態1の別の実施例を表す冷凍サイク
ルの冷媒回路図である。
【図5】 実施の形態1の別の実施例を表す冷凍サイク
ルの冷媒回路図である。
【図6】 本発明の実施の形態1を表す別の冷凍サイク
ルを表す冷媒回路図である。
【図7】 本発明の実施の形態1を表す別の冷凍サイク
ルを表す冷媒回路図である。
【図8】 従来の冷蔵庫の冷凍サイクルを表す冷媒回路
を示した図である。
【図9】 コンプレッサの停止中の冷媒移動を遮断した
場合と遮断しない場合の高圧側および低圧側の圧力変化
を表した図である。
【図10】 従来のバイパス回路を用いた冷凍サイクル
の冷媒回路を表した図である。
【符号の説明】
1 開閉弁、2 開閉弁制御装置、2a 制御装置、3
三方弁、4 逆止弁、5 バイパスパイプ、6 コン
プレッサ、7 コンデンサ、8、8a、8bキャピラリ
チューブ、9、9a、9b エバポレータ、10 冷凍
サイクル、20 冷凍サイクル、21 外気温度検出セ
ンサ、30 冷凍サイクル、31、31a、31b 圧
力センサ、40、50 冷凍サイクル、51 扉開閉検
出センサ、70、80 冷凍サイクル、100 差圧逆
止弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 等 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA03 BA02 JA14 LA01 LA17 MA05 MA08 MA09 MA16 NA15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内が低圧圧力雰囲気である低圧
    シェル型コンプレッサと、前記コンプレッサより吐出さ
    れた冷媒を凝縮するコンデンサと、前記コンデンサによ
    り凝縮された冷媒を減圧するキャピラリチューブと、前
    記キャピラリチューブにより減圧された冷媒を蒸発させ
    るエバポレータと、を順次接続して冷凍サイクルを構成
    した冷蔵庫において、前記コンデンサの出口から前記エ
    バポレータの入口までの間の冷媒流路中に設けられて前
    記冷媒流路の開閉を行う開閉弁と、前記コンプレッサの
    運転中は前記開閉弁を開放し、前記コンプレッサの停止
    中には前記開閉弁を閉じるように制御する開閉弁制御装
    置と、を備え、前記開閉弁制御装置は、前記コンプレッ
    サが少なくとも1度以上起動に失敗した場合に、前記開
    閉弁を開放するように制御することを特徴とする冷蔵
    庫。
  2. 【請求項2】 開閉弁を、コンデンサとキャピラリチュ
    ーブを接続する冷媒配管中に設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 開閉弁を、キャピラリチューブとエバポ
    レータとを接続する冷媒配管中に設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 冷蔵庫の負荷を検出する検出手段と、前
    記検出手段からの検出値に基づいて前記開閉弁を開閉す
    る制御を行う開閉弁制御装置と、を備えたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のうちの少なくとも1項に記
    載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 冷蔵庫の負荷を検出する検出手段とし
    て、冷蔵庫外の温度を検出する外気温度検出センサを備
    えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちの少
    なくとも1項に記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 冷蔵庫の負荷を検出する検出手段とし
    て、冷凍サイクルの凝縮圧力を検出する圧力センサを備
    えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちの少
    なくとも1項に記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 冷蔵庫の負荷を検出する検出手段とし
    て、冷凍サイクルの蒸発圧力を検出する圧力センサを備
    えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちの少
    なくとも1項に記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 冷蔵庫の負荷を検出する検出手段とし
    て、冷蔵庫の扉の開閉を検出する扉開閉検出センサを備
    えたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のうちの少
    なくとも1項に記載の冷蔵庫。
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