JP2519088Y2 - ディジタルオーディオテープレコーダ - Google Patents

ディジタルオーディオテープレコーダ

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JP2519088Y2
JP2519088Y2 JP1989055674U JP5567489U JP2519088Y2 JP 2519088 Y2 JP2519088 Y2 JP 2519088Y2 JP 1989055674 U JP1989055674 U JP 1989055674U JP 5567489 U JP5567489 U JP 5567489U JP 2519088 Y2 JP2519088 Y2 JP 2519088Y2
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JP1989055674U
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Inventor
和昭 奥山
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株式会社船井電機研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はディジタルオーディオテープレコーダ(以
下、「DAT」という)に関し、特に複数の曲を連続して
録音するに際し、曲と曲の間の無音時間に次の曲の始ま
りを示すスタート記号を書き込むDATに関する。
〔従来技術〕
この種の従来のDATでは、無音時間の実際の長さに関
係なく、3秒間の無音時間を検出すると固定的にスター
ト記号が書き込まれた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、曲によっては、たとえばクラシック音楽な
どでは、曲の中に3秒以上の無音時間を有するものがあ
るが、このような曲を録音するとその無音時間を曲の終
わりと判断し、スタート記号が書き込まれることがあっ
た。したがって、この場合には1つの曲が複数の曲と判
断されていることになり、録音した曲の曲数と、録音さ
れた曲の曲数とが異なり、スタート記号を用いる頭出し
選曲が行えないということが起こった。
そこで、たとえば、昭和63年9月27日付で出願公開さ
れた実開昭63-146320号では、無音時間および無音判定
レベルを任意に設定できるDATが提案されている。この
従来技術のDATでは、無音時間が可変であるので、曲の
先頭には必ずスタート信号は書き込まれるものの、1つ
の曲に対してさらに別のスタート信号が書き込まれてし
まうという不都合を完全に解消することはできない。た
とえば、比較的短い無音時間、たとえば3秒を設定した
場合、無音時間が3秒経過すればスタート信号が書き込
まれるが、その後続けて3秒以上の無音時間があったと
き、すなわち、合計6秒以上の無音時間があるときに
は、スタート信号が再び書き込まれてしまう。6秒以上
の無音時間があるのは、たとえばクラシック音楽などで
はよくあることであり、このような場合、実開昭63-146
320の従来技術では、依然として、1つの曲に対して2
つ以上のスタート信号が書き込まれてしまうという不都
合は残る。
それゆえに、この考案の主たる目的は、必ず曲の始め
にスタート記号を書き込むことができ、しかも1つの曲
に対して複数のスタート信号が書き込まれることのな
い、DATを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、アナログ信号の無音状態が無音タイマに
設定された設定時間以上継続した後有音を検出したと
き、スタート記号を書き込むようにしたディジタルオー
ディオテープレコーダにおいて、無音タイマの設定時間
を可変にするとともに、有音タイマを設け、さらにスタ
ート記号を書き込んだ後、有音タイマに設定された所定
時間が経過するまでスタート信号の書込を禁止する制御
手段を備えることを特徴とする、ディジタルオーディオ
テープレコーダである。
〔作用〕
無音タイマの設定時間だけ無音状態が継続するとスタ
ート記号を書き込むが、この設定時間を任意に設定でき
る。そして、有音タイマの設定時間が経過するまでは、
たとえ無音状態であってもスタート信号の書込は禁止さ
れる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、無音タイマの設定時間が任意に設
定できるので、その時間を適当に設定することにより曲
の途中を曲の始めとする誤った処理も防止できる。した
がって、たとえばコンパクトディスク(以下、「CD」と
いう)から録音する場合でも、必ず曲の始まりにだけス
タート記号を書き込むことができる。しかむ、無音タイ
マで所定の無音時間を検出した後、すなわち一旦スター
ト信号が書き込まれた後は有音タイマによって強制的に
有音状態にされ、スタート信号の再書込が禁止されるの
で、1つの曲に2つ以上のスタート信号が書き込まれる
ことがなくなる。
この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利
点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
〔実施例〕
第2図はこの考案の一実施例を示すブロック図であ
る。DAT10はマイクロコンピュータ12を含み、このマイ
クロコンピュータ12によって全体の動作が制御される。
そして、マイクロコンピュータ12には、CPU,ROMおよびR
AMが含まれ、RAMの所定のエリアには有音タイマ14およ
び無音タイマ16が設けられる。
有音タイマ14は、スタート記号を書き込んだ後所定の
時間はたとえ無音状態が続いても再びスタート記号が書
き込まれるのを禁止するための時間をカウントするため
のタイマである。この有音タイマ14の設定時間は、DAT
懇談会の運用基準より、たとえば18秒に設定される。
一方、無音タイマ16は、アナログ信号の無音時間をカ
ウントするためのタイマである。この無音タイマ16に設
定される時間は、録音しようとする曲の曲と曲の間の無
音時間や曲中の無音時間の長さに応じて適宜設定され
る。
マイクロコンピュータ12の入力ポートには、キーマト
リクス18の出力端子が接続される。キーマトリクス18の
入力端子には、ディップスイッチ20が接続される。この
ディップスイッチ20は、所望の端子をたとえば接地する
ことによって、無音タイマ16に設定される時間を指定す
る。たとえばディップスイッチ20の端子3を接地すれ
ば、その端子3のローレベルはキーマトリクス18を介し
てマイクロコンピュータ12に入力される。したがって、
無音タイマ16にはたとえば3秒の時間が設定される。
マイクロコンピュータ12の他方の入力ポートには、レ
ベル変換回路22の出力端子が接続される。レベル変換回
路22の入力端子にはA/D変換回路24の出力が与えられ
る。したがって、A/D変換回路24に与えられたアナログ
信号は、A/D変換回路24によってディジタルデータに変
換され、レベル変換回路22に入力される。レベル変換回
路22では、与えられたディジタルデータによって、アナ
ログ信号が無音状態であるかどうかを検出し、マイクロ
コンピュータ12に出力する。
一方、A/D変換回路24のディジタルデータは、コント
ロール回路26にも与えられる。このコントロール回路26
には、また、マイクロコンピュータ12から指令データが
与えられる。このコントロール回路26は、マイクロコン
ピュータ12の指令の下で、入力されるディジタルデータ
やスタート記号データをデッキ28に装着されたテープ30
に記録する。
次に、第2図のブロック図に基づいて、第1図に示す
フロー図を参照して、DAT10の録音時の操作ないし動作
について説明する。最初のステップS11では、音がある
かどうかが判断される。そして、アナログ信号の有音状
態をレベル変換回路22が検出すれば、マイクロコンピュ
ータ12は音があると判断し、ステップS13に進む。ステ
ップS13では、マイクロコンピュータ12から出力された
スタート記号書込指令信号に応答して、コントロール回
路26がテープ30に曲の始まりを示すスタート記号を書き
込む。このようにして、最初の“音有り”では、直ちに
スタート記号が書き込まれる。
次いで、ステップS15では、有音タイマ14に設定され
た時間が経過したかどうかが判断される。有音タイマ14
に設定された時間たとえば18秒の時間の経過が確認され
ると、ステップS17に進む。この有音タイマ14の時間が
経過するまでは、たとえば無音状態になってもスタート
記号は書き込まない。したがって、スタート信号が書き
込まれた後、有音タイマ14の設定時間が経過するまでは
強制的に有音状態として処理され、その後連続して無音
タイマ16の設定時間の無音状態を検出しても、スタート
信号の再書込が禁止される。
ステップS17では、無音タイマ16に設定された時間が
経過したかどうかが判断される。無音タイマ16の設定時
間にならないのであれば、ステップS19に進む。ステッ
プS19では音があるかどうかが判断される。そして、音
がなけれな再びステップS17に戻り、再び無音タイマ16
の設定時間になったかどうかが判断される。そこで、無
音タイマ16の設定時間になったことが確認されると、ス
テップS21に進む。そして、ステップS21に進んだとき、
次の無音継続時間をカウントするために、無音タイマ16
がリセットされる。
このようにして、ステップS17,S19およびS21で無音継
続時間が無音タイマ16の設定時間以上であるかどうかが
判断される。その後、ステップS21で再び音があるかど
うかが判断され、音があると最初のステップS13に戻
る。このとき、ステップS21で確認された音は、次の曲
のものである。したがって、ステップS13で、次の曲の
始まりを示すスタート記号が書き込まれる。
このようにして、無音タイマ16の設定時間以上無音状
態が継続し、その後再び音があるとき、スタート記号が
書き込まれる。したがって、無音タイマ16の設定時間を
この考案に従って適宜変更すれば、曲中に誤ってスター
ト記号が書き込まれてしまうのが防止できる。しかも、
有音タイマ14によってスタート信号の重複書込が禁止さ
れるので、1つの曲に対して複数のスタート信号が書き
込まれることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の動作を説明するためのフ
ロー図である。 第2図はこの考案の一実施例を示すブロック図である。 図において、12はマイクロコンピュータ、14は有音タイ
マ、16は無音タイマ、18はキーマトリクス、20はディッ
プスイッチ、28はデッキ、30はテープを示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ信号の無音状態が無音タイマに設
    定された設定時間以上継続した後有音を検出したとき、
    スタート記号を書き込むようにしたディジタルオーディ
    オテープレコーダにおいて、 前記無音タイマの設定時間を可変にするとともに、有音
    タイマを設け、さらに前記スタート記号を書き込んだ
    後、前記有音タイマに設定された所定時間が経過するま
    で前記スタート信号の書込を禁止する制御手段を備える
    ことを特徴とする、ディジタルオーディオテープレコー
    ダ。
JP1989055674U 1989-05-15 1989-05-15 ディジタルオーディオテープレコーダ Expired - Lifetime JP2519088Y2 (ja)

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JPH02149128U JPH02149128U (ja) 1990-12-19
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JPS61208655A (ja) * 1985-03-13 1986-09-17 Pioneer Electronic Corp 磁気記録再生装置
JPS63146320U (ja) * 1987-03-16 1988-09-27

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