JPH0422596Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0422596Y2
JPH0422596Y2 JP6886787U JP6886787U JPH0422596Y2 JP H0422596 Y2 JPH0422596 Y2 JP H0422596Y2 JP 6886787 U JP6886787 U JP 6886787U JP 6886787 U JP6886787 U JP 6886787U JP H0422596 Y2 JPH0422596 Y2 JP H0422596Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
call
call recording
memory
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6886787U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63178954U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6886787U priority Critical patent/JPH0422596Y2/ja
Publication of JPS63178954U publication Critical patent/JPS63178954U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0422596Y2 publication Critical patent/JPH0422596Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電話回線上の音声通話信号を変換し
て音声データ用メモリの特定アドレスから順次録
音する通話録音装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、通話録音用記憶手段として録音テープの
代わりに音声データ用メモリ(音声合成ICメモ
リ)を用いたものが開発されている。この種の通
話録音装置は、録音テープ式のものと比較すると
小型軽量であり、しかも機械要素が少ないため故
障の発生率が低いといつた長所をもつ反面、録音
時間に関しては制限があり、録音テープ式と同等
の録音時間を確保することは困難である。そこ
で、一般には、経験則からみて必要最小限の録音
が確保できるぎりぎりの時間すなわち、十数秒か
ら数分程度の時間が設定されている。
また、この種の通話録音装置では、所定の操作
により、またはメモリーオーバーにより録音が終
了した後は、必要に応じて適宜再生を行い、その
後、所定の消去操作により録音内容を消去して次
の録音に備えるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、実際の通話録音操作を行つてみる
と、通話録音を開始した後に、無駄な情報も一緒
に録音されてしまうことが少なくない。特に、録
音開始直後に、前置きのような無用なメツセージ
が挿入されることが多い。録音テープ式のように
長い録音時間をもつている場合には多少の無駄情
報は何等問題とならないが、音声データ用メモリ
式のように録音時間が短い場合には、無駄情報が
録音すべき情報の録音を妨げてしまうことになる
ため、何等かの対策が求められていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の通話録音装置は上記問題点に鑑みてな
されたものであり、通話録音中における再通話録
音操作を検出する検出手段と、この検出手段の出
力によつて通話録音のための特定アドレスから上
書き録音を開始する制御手段とを備えたものであ
る。
〔作用〕
通話録音中に、利用者が再通話録音操作を行う
と、検出手段がこれを検出して所定の信号を出力
する。制御手段は検出手段からの信号を入力する
と、通話録音のための特定アドレスから上書き録
音を開始する。
〔実施例〕
以下、実施例と共に本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図で
ある。電話機1と電話回線Lとの接続点は、コン
デンサ2および増幅器3を介して音声合成A/
D・D/A変換回路4のアナログ信号入力端子5
に接続されている。ここでの、コンデンサ2は直
流成分をカツトするためのものであり、増幅器3
は信号成分を増幅するためのものである。
音声合成A/D・D/A変換回路4のアナログ
信号出力端子6には増幅器7を介してスピーカ8
が接続されている。また、音声合成A/D・D/
A変換回路4には音声データ用メモリ9がアドレ
スバス10、音声データ用バス11およびコント
ロール信号線12によつて接続されている。
CPU13は、音声合成A/D・D/A変換回
路4および増幅器3,7の制御を行うものであ
り、音声合成A/D・D/A変換回路4とは、ア
ドレスバス14、コントロール信号線15および
データエンド信号線16によつて接続され、増幅
器3,7とはそれぞれ信号線17,18で接続さ
れている。また、CPU13には、通話録音キー
19および再生キー20が接続されており、その
操作情報が取り込まれるようになつている。
音声合成A/D・D/A変換回路4は、CPU
13の制御に基づいて、アナログ信号入力端子5
から入力される通話音声信号をデジタルの音声デ
ータに変換し、その音声データをCPU13の指
示するアドレスに従つて音声データ用メモリ9に
書き込む。また、同じくCPU13の制御に基づ
いて、音声データ用メモリ9に記憶された音声デ
ータをCPU13の指定するアドレスデータに従
つて読み出し、これをアナログの通話音声信号に
変換してアナログ信号出力端子6から出力する。
この出力信号は増幅器7で増幅されスピーカ8で
音声に変換される。
CPU13が音声合成A/D・D/A変換回路
4に対して為す上記書き込み指令および読み出し
指令は、それぞれ通話録音キー19からの操作信
号および再生キー20からの操作信号に基づいて
行われる。また、音声合成A/D・D/A変換回
路4に対する書き込み指令と並行して信号線17
を介してゲート信号を増幅器3に与え、読み出し
指令と並行して信号線18を介してゲート信号を
増幅器7に与える。増幅器3,7は、それぞれゲ
ート信号の入力により駆動する。
つぎに、本実施例の録音動作を第2図フローチ
ヤートを用いて説明する。
CPU13は、通話録音キー19の押下操作の
有無を監視している(ステツプ101)。通話録
音キー19が押下されると、音声データ用メモリ
9のアドレスデータ(ADD)を「000」すな
わち先頭番地にセツトし(ステツプ102)、録音を
開始する(ステツプ103)。録音が開始されると、
続いて通話録音キー19の押下操作の有無(ステ
ツプ104)、オンフツク操作の有無(ステツプ106)
および音声データ用メモリ9のメモリがオーバー
した否か(ステツプ106)を監視する。
ここで、通話録音キー19が押下されると、再
びアドレスデータを「000」にセツトして録音を
開始する(ステツプ102,103)。すなわち、録音
中の通話録音キー19の押下が、再通話録音操作
を意味し、この操作によつて上書き録音が開始さ
れる。したがつて、通話録音開始後、それまでの
録音内容が無用であると判断した場合には、通話
録音キー19を再度押下することにより、以後の
通話内容がいまままでの録音に上書きして録音さ
れる。なお、フローチヤートから明らかなよう
に、この上書き録音は、通話録音キー19を押下
することにより何度でも繰り返し行うことが可能
である。
録音開始後、オンフツクが為されると(ステツ
プ105)、録音が停止して(ステツプ109)録音処
理は終了する。また、録音開始後、メモリオーバ
ーとなつた場合も(ステツプ106)録音停止とな
るが(ステツプ107)、その場合にはエラートーン
を発してメモリオーバーである旨を利用者に知ら
せる(ステツプ108)。
次に、再生時の動作を第3図のフローチヤート
を用いて説明する。
再生キー20の押下操作を監視しており(ステ
ツプ201)、再生キー20の押下があると、メ
モリアドレスデータを「000」にセツトし(ステ
ツプ202)、再生動作を開始する(ステツプ203)。
再生動作は、音声データ用メモリ9から録音デー
タを読み出し、音声合成A/D・D/A変換回路
4においてD/A変換することにより行われる。
そして、この再生動作はメモリオーバーとなるま
で続けられ(ステツプ204)、メモリオーバーした
時点で再生を動作を停止する(ステツプ205)。再
生停止後は、エンドトーンを発して利用にメモリ
オーバーであることを知らせる(ステツプ206)。
上記実施例では、音声データ用メモリ9の通話
録音エリアが単一で固定されているが、複数の通
話録音エリアを備えている場合も本考案は適用で
きる。第4図のフローチヤートは、そのような場
合の録音動作を示すものである。なお、本実施例
では第1〜第3通話録音エリアまでの3つの通話
録音エリアを有しており、2以上の通話録音エリ
アにわたつて連続通話が可能となつている。具体
的には、1つの通話録音エリアの録音時間が16秒
であり、第1通話録音エリアを指定した場合には
第1通話録音エリアから第3通話録音エリアまで
連続して16×3=48秒の通話録音が可能であり、
第2通話録音エリアを指定した場合には16×2=
32秒の通話録音が可能であり、第3通話録音エリ
アを指定した場合には16秒の通話録音が可能であ
る。
本実施例でも、第2図のときと同様に、まず通
話録音キー19の押下操作を監視する(ステツプ
301)。通話録音キー19が押下されると、第1か
ら第3通話録音エリアのそれぞれに対応する図示
省略した第1から第3空エリアランプが全て点滅
する。ただし、空エリアランプの点滅は対応する
通話録音エリアが空であることを意味するもので
あり、仮に、いずれかの通話録音エリアが空でな
いとするとそのエリアに対応する空エリアランプ
は、点滅の代わりに点灯する。
利用者は、空エリアランプの点滅から空の通話
録音エリアを確認し、ダイヤルキーを用いてその
中の1つ例えば第1通話録音エリアを指定する
と、CPU13はこれを検出し(ステツプ303)、
ついで指定された第1通話録音エリアが実際に空
であるか否かを確認する(ステツプ304)。ステツ
プ304の処理は、指定が誤つていないかどうかの
確認であり、誤つている場合には、エラートーン
を発してその誤りを利用者に知らせる(ステツプ
312)。指定に誤りがなければ、メモリアドレスデ
ータを当該通話録音エリアの先頭アドレスにセツ
トし(ステツプ305)、録音を開始する(ステツプ
306)その後、第2図の場合と同様に、通話録音
キー19の押下操作の有無(ステツプ307)、オン
フツク操作の有無(ステツプ308)およびメモリ
オーバーの有無(ステツプ309)を監視する。通
話録音キー19が押下されれば、メモリアドレス
データを当該通話録音エリアすなわち第1通話録
音エリアの先頭アドレスに再度セツトして上書き
録音を行う(ステツプ305,306)。オンフツクさ
れた場合には録音を停止して(ステツプ313)録
音処理を終了する。また、メモリオーバーすなわ
ち第1から第3の全ての通話録音エリアが満杯と
なつた場合には、録音停止を行つた後(ステツプ
310)、第1から第3の空エリアランプをすべて点
灯し、視覚を通じて当該通話録音エリアがメモリ
オーバーとなつたことを利用者に知らせると共に
(ステツプ311)、エラートーンを発して聴覚的に
もメモリオーバーを知らせる(ステツプ312)。
なお、いわゆる留守番電話に本考案を適用する
場合には、留守番電話の用件メツセージエリアを
通話録音エリアとして利用することが可能であ
る。
また、上記の実施例では再通話録音操作を通話
録音キー19の押下で達成しているが、再通話録
音専用のキーを別途設けてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の通話録音装置によ
れば、通話録音中に、利用者が無駄なメツセージ
を録音したと判断した場合には、再通話録音操作
を行うだけで、通話録音操作の際の先頭アドレス
から上書き録音が開始される。したがつて、無駄
なメツセージの録音を極力少なくすることがで
き、もつてメモリ領域の有効利用を図ることがで
きる。このことは、録音時間の比較的短い音声デ
ータ用メモリを用いた通話録音装置において極め
て有意義である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図はその録音動作を示すフローチヤート、第
3図は同実施例の再生動作を示すフローチヤー
ト、第4図は他の録音動作を示すフローチヤート
である。 1……電話機、4……音声合成A/D・D/A
変換回路、9……音声データ用メモリ、13
CPU、19……通話録音キー、L……電話回線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 音声データを記憶する音声データ用メモリを備
    え、通話中の通話録音操作によつて電話回線上の
    通話音声信号を変換して前記音声データ用メモリ
    の特定アドレスから順次録音する通話録音装置に
    おいて、通話録音中における再通話録音操作を検
    出する検出手段と、この検出手段の出力によつて
    前期特定アドレスから上書き録音を開始する制御
    手段とを備えた通話録音装置。
JP6886787U 1987-05-11 1987-05-11 Expired JPH0422596Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6886787U JPH0422596Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6886787U JPH0422596Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63178954U JPS63178954U (ja) 1988-11-18
JPH0422596Y2 true JPH0422596Y2 (ja) 1992-05-25

Family

ID=30909077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6886787U Expired JPH0422596Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0422596Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63178954U (ja) 1988-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0422596Y2 (ja)
JPS6331120Y2 (ja)
US20040028384A1 (en) Digital recording/reproducing apparatus
JPS61179500A (ja) 音声メモリ装置
JPS63250251A (ja) 電話用デイジタル録音、再生装置
JPH0129635Y2 (ja)
JPH0532860Y2 (ja)
JPS60246160A (ja) 音声分析合成方式の自動応答装置
JPS5833345A (ja) 留守番電話装置
JPS5834578Y2 (ja) デ−タ書込み装置
JP2784798B2 (ja) 留守番電話装置
JPH0463047A (ja) 電話機の記録装置
JP2588238B2 (ja) 留守番電話機
JPH08279249A (ja) 録音装置
JPH07271400A (ja) 音声データ記録装置
JPS62125400A (ja) デイジタル録音再生装置
JPS63250250A (ja) 電話用デイジタル録音,再生装置
JPH05334893A (ja) Icメモリ音声録音再生装置
JP3516050B2 (ja) 留守番電話機
JPS58176453U (ja) 留守番電話装置
JPH09128947A (ja) 記録装置
JPS6358419B2 (ja)
JPH087595B2 (ja) 音声信号再生装置
JPH01120939A (ja) 留守番電話装置
JPS60236180A (ja) 記録再生装置