JP2518872B2 - 車両用イグニッションキ―装置 - Google Patents

車両用イグニッションキ―装置

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JP2518872B2
JP2518872B2 JP62286157A JP28615787A JP2518872B2 JP 2518872 B2 JP2518872 B2 JP 2518872B2 JP 62286157 A JP62286157 A JP 62286157A JP 28615787 A JP28615787 A JP 28615787A JP 2518872 B2 JP2518872 B2 JP 2518872B2
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JP
Japan
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key
shift lever
keyhole
vehicle
cylinder
Prior art date
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JP62286157A
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浩之 浅野
晃清 村上
裕一 阿部
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車両の自動変速機のシフトレバーが非走行
レンジ位置にあるときのみキーのキーシリンダへの差し
込みを可能にした車両用イグニッションキー装置に関す
る。
従来の技術 従来の車両用イグニッションキーとしては第7〜9図
に示したものが実用されている(類似構造として自動車
工学便覧第6遍車体1−15頁参照)。すなわち、車両の
インストルメントパネル等に取り付けられた円筒状のカ
バー部材15には、キーシリンダ16が回転自在に遊挿され
ている。該キーシリンダ2は内筒17と外筒18とから構成
され、内筒17にはキー9を挿入するための鍵穴8が設け
られている。前記キー9には波形歯形部19が設けられて
おり、前記外筒18にはこの波形歯形部19と合致した際、
没入する複数の突板20…が設けられている。又前記カバ
ー部材15の周部には、軸方向への移動(第7図の矢印
イ)に伴ってキー9を前記鍵穴8から抜き取ることを可
能にするプッシュボタン21が取り付けられており、該プ
ッシュボタン21に連係されたロッド22の先端部には爪23
が垂設されている。一方前記内筒17の端部には、ポジシ
ョンスイッチ24が取り付けられているとともに、円周方
向に沿って、第9図に展開して示したように、第1起立
壁26と第2起立壁27とが形成されおり、該第1,第2両起
立壁26,27の間に第1凹溝28が形成されている。該第1
凹溝28の延長線上には、第3起立壁29が設けられてお
り、該第3起立壁29とこれに対向する第4起立壁30間に
第2凹溝31が形成されている。該第2凹溝31と前記第1
凹溝28とは斜状凹溝32を介して連続し、前記第4起立壁
30と第2起立壁27とはストッパ壁33を介して連続してい
るとともに、前記第4起立壁30には第2凹溝31に連続す
る切欠溝34が形成されている。なお、第9図において
は、各壁26,27,29,30,33に斜線を付してある。かかる構
造においてキー9を鍵穴8内に挿入すると、突板20…は
退入し、キーシリンダ16の回転が可能となり、キー9を
カバー部材15に表示された「0 LOCK」の位置から「1 OF
F」,「2 Acc」,「3 ON」,「4 START」の位置に順次
回転させることが可能となる。なお、キーシリンダ16の
回転に伴って爪23が第2凹溝31から第1凹溝28へ向かっ
て移動しようとするが、この方向の移動は斜状凹溝32に
よって許容される。そして、エンジンを停止させる際
に、前記キーシリンダ16をキー9とともに回転させよう
としたときに、第1凹溝28内を移動してくる爪23は第3
起立壁29先端に当接するので、キー9の回転が阻止され
る。ここで、プッシュボタン21を押圧すれば、爪23は第
2凹溝31側に移動し、「0 LOCK」位置まで回転させるこ
とが可能となる。そして、この位置で爪23が切欠溝34に
合致するため、キー9を鍵穴8から抜き取ることが可能
となるのである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の装置においては、車
両に搭載されている自動変速機と何ら関連することなく
キー9を鍵穴8に差し込むことが出来、又キー9を「0
LOCK」の位置に回転する行為さえすればキー9を抜き取
ることが可能であった。
したがって自動変速機のシフトレバーが走行レンジで
あるD(ドライブレンジ)やR(リバースレンジ)にあ
る場合であっても、車両停止時にキー9を「0 LOCK」位
置に回転させればキー9の抜き取りが可能であり、かつ
その後再びキー9を鍵穴8に挿入することが可能とな
る。しかし一般に自動変速機が搭載された車両にあって
は、シフトレバーが非走行レンジであるP(パーキン
グ)又はN(ニュートラル)の位置になければ、キー9
を「4 START」の位置まで回転させてもエンジンの始動
が不可能となるように構成されている。このため停止時
にシフトレバー1をDやRの位置にした状態でキー9を
抜き取ると、次の発進時には、シフトレバーがDやRの
位置のままであると、キー9を鍵穴8に挿入できるもの
のキー9を回してもエンジンを始動できないという事態
が発生し、エンジン故障と勘違いしたり発進が遅れると
いった問題点があった。
本発明は従来のこのような問題点を解決することを目
的としてなされたものである。
問題点を解決するための手段 このため本発明は、回転自在なキーシリンダと該キー
シリンダに挿入されるキーとからなる車両のイグニッシ
ョンキー装置において、キーシリンダの鍵穴の開口部背
面側に、キーシリンダの軸線に直交する面に沿って回動
可能に配設され、かつキーの挿入を阻止するように鍵穴
開口部を閉塞する板状部材と、自動変速機のシフトレバ
ーが非走行レンジ位置にあるときに上記板状部材を鍵穴
開放位置に回動させる解除手段と、を設けた。
作用 自動変速機のシフトレバーがD(ドライブ)等の走行
レンジ位置にある場合には、キーシリンダの鍵穴開口部
が板状部材によって閉塞され、キーの挿入が不可能とな
る。これにより、運転者はシフトレバー位置が不適切で
あることを直感的に認識できる。そしてシフトレバーが
P(パーキング)等の非走行レンジ位置にあるときに
は、解除手段によって板状部材が鍵穴開放位置に回動
し、キーの鍵穴への挿入が可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す図で、第
1図はシフトレバー部斜視図、第2図はキーシリンダ部
の鍵穴面を示す平面図である。
まず構成を説明すると、第1図において、1は自動変
速機のシフトレバーであり、図示しない自動変速機のレ
ンジ切換機構につながっている。このシフトレバー1を
回動操作することにより、第3図に示したように、P
(パーキング)、R(リバース)、N(ニュートラル)
等の各レンジへの切換がなされる。2はレバーであり、
シフトレバー1のP(パーキング)の位置を基準として
R(リバース)の方へ向かうようにリターンスプリング
3により付勢されている。そして、図示しない車体側に
設置されたストッパー4に当接してシフトレバー1のリ
バース位置よりニュートラル側には回動できないように
なっている。5はワイヤで、その一端はレバー2に固定
され、他端は第2図に示すロックプレート6に固定され
ている。
第2図は、キーシリンダ部の鍵穴面を示したもので、
ロックプレート6は、第4図にも示すように、鍵穴8の
開口部背面に位置し、かつキーシリンダの軸線と直交す
る面に沿って回動可能となっている。そして、このロッ
クプレート6は、リターンスプリング7により常に鍵穴
8を閉塞する方向に付勢されている。なおここでロック
プレート6用のリターンスプリング7は、レバー2用の
リターンスプリング3より強いばね力のスプリングが使
用されている。
次に第3図乃至第6図を参照して作用を説明する。エ
ンジンを始動させようとして、鍵穴8にキー9を差し込
もうとするとき、シフトレバー1が非走行レンジである
P(パーキング位置)にある場合には、ロックプレート
6が鍵穴8の開口部を開放する位置にある。つまり、シ
フトレバー1をP位置に移動させると、第1図のB方向
矢視図を示した第3図の如く、リターンスプリング3に
より押されてシフトレバー1に当接しているレバー2が
シフトレバー1とともに移動し、これによってワイヤ5
が引かれるので、ロックプレート6が第2図の破線の位
置に引かれ鍵穴8が開かれている。従って、第4図に図
示した如くキー9の差し込みが可能である。
これに対しシフトレバー1がP位置以外の場合には、
第3図に図示した如くワイヤ5が引かれないので、鍵穴
8はロックプレート6で完全に塞がれた状態となる。そ
のため、キー9を差し込むことは出来ない(第5図参
照)。従って、運転者は、シフトレバー1が不適切な位
置にあることを直感的に認識する。
次にキー9を鍵穴8に差し込んだ後に、P位置から他
の位置にシフトレバー1を移動させると、キー9の溝10
にロックプレート6が係合し、キー9は抜けなくなる。
ここでシフトレバー1をP位置に戻すと、前述の通り
ロックプレート6が鍵穴8の位置から移動しキー9の溝
10からはずれるのでキー9を抜くことができる。すなわ
ち一度キー9を差し込むと、シフトレバー1がP位置で
ないとキー9は抜けなくなる。
発明の効果 以上説明してきたように本発明によれば、回転自在な
キーシリンダと該キーシリンダに挿入されるキーとから
なる車両のイグニッションキーにおいて、自動変速機の
シフトレバーが走行レンジ位置にある場合は、鍵穴開口
部を閉塞し、キーの挿入が不可能になるようにしたの
で、キーが挿入できるのにエンジンが始動できないとい
った事態の発生を防止でき、発進動作の遅延や、エンジ
ンの故障と勘違いすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示したもので、
第1図はレバー部斜視図、第2図はキーシリンダ鍵穴面
を示す平面図、第3図はシフトレバーとワイヤの関係を
示す説明図、第4図乃至第6図は各シフトレバー位置に
おけるキーとロックプレートとの関係を示した図、第7
図乃至第9図は従来例を示したもので、第7図はキーシ
リンダ装置の全体構成斜視図、第8図はキーシリンダ部
斜視図、第9図は内筒展開図である。 1……シフトレバー、2……レバー、3……リターンス
プリング、4……ストッパー、5……ワイヤ、6……ロ
ックプレート、7……リターンスプリング、8……鍵
穴、9……キー、10……溝。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転自在なキーシリンダと該キーシリンダ
    に挿入されるキーとからなる車両のイグニッションキー
    装置において、 キーシリンダの鍵穴の開口部背面側に、キーシリンダの
    軸線に直交する面に沿って回動可能に配設され、かつキ
    ーの挿入を阻止するように鍵穴開口部を閉塞する板状部
    材と、自動変速機のシフトレバーが非走行レンジ位置に
    あるときに上記板状部材を鍵穴開放位置に回動させる解
    除手段と、を設けたことを特徴とする車両用イグニッシ
    ョンキー装置。
JP62286157A 1987-11-12 1987-11-12 車両用イグニッションキ―装置 Expired - Lifetime JP2518872B2 (ja)

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JPH01130058A JPH01130058A (ja) 1989-05-23
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CA1228242A (en) * 1981-08-28 1987-10-20 Richard L. Kramer Position control mechanism for a vehicle ignition lock

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