JP2518777B2 - 電気伝導材料のバンドで構成されたパタ―ンを片側に含む絶縁性テ―プで構成されたタイプの変圧器コイル - Google Patents

電気伝導材料のバンドで構成されたパタ―ンを片側に含む絶縁性テ―プで構成されたタイプの変圧器コイル

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JP2518777B2
JP2518777B2 JP4213415A JP21341592A JP2518777B2 JP 2518777 B2 JP2518777 B2 JP 2518777B2 JP 4213415 A JP4213415 A JP 4213415A JP 21341592 A JP21341592 A JP 21341592A JP 2518777 B2 JP2518777 B2 JP 2518777B2
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  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変圧器コイルに関するも
のであり、より特定的には絶縁性テープ上に具備された
電気伝導性材料のバンドで形成されたコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、小型電気コイル、特にチ
ョッピング給電装置(alimentations a
decoupage)で使用される高周波変圧器で用
いられるコイルは通常、導体中への電流の浸透深さとほ
ぼ同じ厚さ、即ち皮膚とほぼ同じ厚さを有する銅製テー
プで製造される。これらの銅製テープを絶縁材料シート
上に配置し、このシートをアコーデオン状に折り畳むこ
とによってコイルを形成するのである。この種の変圧器
では、変圧器の一次コイルを構成するテープを備えたシ
ートを、二次コイル用の巻き(コイル片)を有するシー
トと密接に重ね合わせると良好な電気的効率得られる。
【0003】しかしながら、変圧器の二次コイルに強電
流が必要とされる場合には、二次コイルの巻きの幅を制
限して変圧器の大きさを減少させるために、二次コイル
の巻きを並列に配置しなければならない。
【0004】例えば、一次コイルに8つの直列の巻きを
有し且つ二次コイルに1つの巻きを有する変圧器の場合
は、入力電圧を48ボルトとすると、二次コイルの巻き
の両端の電圧が理論的に6ボルトとなる。従って、吸収
一次電流を1アンペアとすれば、二次コイルに流れる電
流は8アンペアである。従って、二次コイルの巻きを一
次コイルの巻きと同様に構成することはできない。即
ち、二次コイルの巻きは二次コイルの各巻きよりも厚く
広くしなければならない。
【0005】これに対し、二次コイルを8つの並列の巻
きで構成すると、各巻きに流れる電流はより妥当な値で
ある1アンペアとなるが、二次電圧はやはり6ボルトの
ままである。
【0006】このことから明らかなように、できるだけ
小型であり且つ大きな出力を有するという条件を満たさ
なければならない高周波変圧器では、二次コイルの巻き
を並列に接続すると有用である。
【0007】この種の変圧器の二次コイルの巻きを並列
接続する操作は通常、例えば図1に示すような接続線を
用いて偏向接続(connexion deporte
e)により実施される。この図は、ELECTRONI
QUE DE PUISSANCE No.36、p.
46から抜粋したものである。
【0008】図1は、変圧器の一次コイル及び二次コイ
ルの巻きの接続原理を示している。変圧器のパターン1
0〜17は銅製の連続したバンドで形成されている。こ
れらのパターンは直列に配置されており、これらのパタ
ーンを折り曲げると4つの直列の巻きが得られる。パタ
ーン10及び17は端部を構成し、これらのパターンに
は一次電圧V1が印加され得る。この変圧器の二次コイ
ルは、基本単位となる個々の巻き19〜22で構成され
ている。変圧器のコイルの各巻きには、符号18で示す
ような軸線を有する磁気回路が通される。
【0009】前述の理由から、このようにして形成した
変圧器の二次コイルの巻きは、巻き19〜22に流れる
電流を減少させるために、線部分23、24を用いて並
列に接続される。このようにすると、一次コイル及び二
次コイルの巻きを互いに重なり合わせた時に、二次コイ
ルに電圧V2が得られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この種の変圧器の主な
欠点は、二次コイルの巻きの並列接続が溶接によって行
われ、そのため高周波性能が制限されるという点にあ
る。また、線による接続は二次電流の循環を不均一にす
る。
【0011】更に、二次コイルの巻きの並列接続は、こ
れらの巻きの大きさと、絶縁性シートを折り曲げて磁気
回路のボディ内に固定した後のこれら巻きの間の距離と
に鑑みて実施が難しい。
【0012】この不均一接続原理は、磁極鉄心を構成す
るケーシング内に配置された開放コイル片(spire
ouverte)からなる変圧器にも見られる。コイ
ル片即ち巻きの接続は、磁極鉄心を取り付けた電気ボー
ドの伝導帯を用いて実施される。プリント回路で形成し
た巻き部分は残りの巻き部分と同じ平面上にはないた
め、効率に影響が及ぼされる。また、巻きを1つずつ接
続するため、変圧器の二次コイルの接続が更に長くな
る。
【0013】本発明の主な目的はこれらの問題を解決す
ることにある。
【0014】より正確には、本発明の目的の1つは、巻
きの並列接続を簡単に実施することができる変圧器コイ
ルであって、巻きの有効ゾーン外での接続の長さを減少
させ、これらの接続を均一に行うことができる、即ち溶
接又は補助接続を用いずに行うことができる変圧器コイ
ルを提供することにある。
【0015】本発明の別の目的は、このような巻線の製
造方法を簡単にし、従ってこの種の巻線を用いる変圧器
の製造方法を簡単にすることにある。
【0016】本発明の更に別の目的は、一次巻線及び二
次巻線の重なり合いを最適にしながら、変圧器を小型化
するためにこの種の変圧器の絶縁物の体積を制限するこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】これらの目的並びに以下
の説明で明らかにされる他の目的は、電気伝導材料のバ
ンドで構成されたパターンを片側に含む絶縁性テープで
構成されたタイプの変圧器コイルであって、コイルを形
成するために前記絶縁性テープが該絶縁性テープの種々
の面を規定する等距離分離線に沿ってアコーデオン式に
折り畳まれ、2つの分離線の間に含まれた各パターンが
コイルの1つの巻きを構成し、テープの前記片側がパタ
ーンのある面とパターンのない面とを交互に含んでお
り、各パターンが2つの並列接続用延長部を含んでお
り、これらの延長部が、パターンを並列接続するために
絶縁性テープをアコーデオン式に折り畳んだ時に各パタ
ーンの並列接続用延長部が隣接パターンの両端と電気的
に接触するように、パターンの両端から分離線を越えて
パターンのない面にはみ出すように延びていることを特
徴とする変圧器コイルによって達成される。
【0018】このような構造では、パターンの並列接続
がテープのアコーデオン式の折り畳みによって簡単に得
られると共に、パターンのない面によって巻き相互間の
絶縁も確保される。
【0019】本発明は、2つの直列パターンからなるグ
ループを担持している2つの面と、パターンをもたずに
パターングループを接続するための接続部を備えている
2つの面とを交互に含む絶縁性テープで構成されてお
り、前記接続部がパターンのない2つの面を規定する分
離線の両側に延びており、各パターングループが2つの
並列接続用延長部を有し、各並列接続用延長部が当該パ
ターングループの両端から該グループの2つのパターン
の間に位置する分離線を越えて延びており、パターング
ループを並列接続するために絶縁性テープをアコーデオ
ン式に折り畳んだ時に、各パターングループの並列接続
用延長部が前記接続部を介して隣接パターングループの
両端と電気的に接触するようになっている変圧器コイル
にも関する。
【0020】このような構造にすれば、直列パターンを
並列化することができる。
【0021】有利には、前述のようなコイルの1つが変
圧器のコイルの1つを構成し、絶縁性テープのもう一方
の片側が、絶縁性テープをアコーデオン式に折り畳んだ
時に変圧器のもう一方のコイルを構成するパターンを含
むようにする。このようにすると、一次コイル及び二次
コイルの重なり合いが最適化され且つ変圧器が小型化さ
れる。
【0022】本発明は、このようなコイルを用いて形成
した変圧器にも関する。
【0023】
【実施例】本発明の他の特徴及び利点は、添付図面に基
づく以下の非限定的実施例の説明で明らかにされよう。
【0024】図1は先行技術を参照して作成したもので
ある。
【0025】図2は、本発明の一実施例に従い、片側に
電気伝導性材料のパターンを備えた絶縁性テープを示し
ている。
【0026】一部分だけを図示した絶縁性テープ25
は、電気伝導性材料のパターン26、27を片側に備え
ている。これらのパターンは例えば化学的エッチング処
理によって形成したものである。絶縁性テープ25は例
えばカプトン(capton)からなり、パターン2
6、27は銅で形成されている。テープ25は等距離分
離線P1、P2、P3に沿って折り畳まれる。各パター
ン26、27は、後述のようにテープ25の折り畳みに
よって形成される巻線の一巻きに対応する。
【0027】本発明では、テープのパターンを並列接続
するために、テープ25の各パターン26、27を並列
接続用延長部28、29、30、31で延長する。この
延長は、パターン26の両端から延びる並列接続延長部
部28及び29がテープ25の折り畳みの後でパターン
27の両端32及び33と接触するように、分離線P1
及びP3を越えるまで行う。このようなパターンの並列
接続は、図3に基づく以下の説明でより良く理解されよ
う。
【0028】図3は、図2のテープのアコーデオン式折
り畳み操作を示している。
【0029】絶縁性テープ25のアコーデオン式折り畳
み操作は折り目P1〜P3に沿って実施され、各折り畳
み操作はその前の折り畳み操作と反対の方向に行われ
る。面34は巻き26を有し、面35は巻き26の並列
接続用延長部28、29を有し、面36は巻き27を有
し、面37は巻き27の並列接続用延長部30、31を
有している。パターンを有する面34、36はパターン
のない面35、37と交互に配置されている。折り畳み
を矢印38の方向に行うと面35が面36と接触し、巻
き26の並列接続用延長部28及び29が巻き27の両
端32及び33と接触する。
【0030】このようにして、巻きの並列接続は折り畳
みの後で接続線を付加する必要なしに自動的に行われ
る。また、折り畳み操作時に面と面との間に絶縁性テー
プを挿入する必要もない。パターンを有する面の間に位
置する面の上にはパターンが存在しないために、絶縁が
自動的に実施されるからである。従って、従来のコイル
より小型のコイルが得られる。
【0031】同様にして、巻き27の並列接続用延長部
30及び31は、折り畳みによって面37と接触するこ
とになる面に具備された巻きの両端と接触する。このよ
うにして、変圧器のコイルの個々の巻きを多数並列接続
することができる。
【0032】図4は完全に折り畳んだ後の図2及び図3
の絶縁性テープを側面図で示している。
【0033】前述のようなアコーデオン式折り畳みによ
って、巻き26及び27は並列接続されている。折り目
P1及びP3のレベルでは伝導帯が見えるために、コイ
ルの巻きへのアクセスは容易である。
【0034】テープの巻きは、変圧器内で圧力によって
接触させ続けるか、又は巻き相互間の接触を最適化する
ために折り畳み後に溶接し得る。
【0035】好ましい実施例では、絶縁性テープをカプ
トンで厚さ50〜75マイクロメートルに形成し、銅の
厚さは約75マイクロメートルにする。
【0036】勿論、並列接続する巻きは必ずしも個々の
巻きでなくてもよい。例えば、種々の巻きを含む構造の
場合には、複数の巻きからなるグループを並列接続する
ことができる。図5は2つの直列の巻きを含むグループ
を並列接続する方法の一例を示している。
【0037】絶縁性テープ25は2つの直列の巻きから
なるシルクスクリーン印刷されたパターンを備えてい
る。例えば面50、51、54及び55は各々がそれぞ
れ1つの巻き56、57、57、58及び59を有す
る。巻き56及び57は隣接巻き58及び59と同様に
直列接続されている。このような巻きの直列接続は導電
帯によって実施さていれる。テープ25の面52及び5
3は、折り目P6の両側に延びる接続部60、61のみ
を備えている。
【0038】巻き56及び57は、両端から折り目P4
を越えて互いに反対の方向に延びる並列接続用延長部6
2及び63を含む1つの巻線グループを構成している。
【0039】テープ25を折り畳むと、並列接続用延長
部62が面52上に存在する方の接続部60の部分と接
触し、面53上に存在する方の接続部60の部分が巻き
58の端部と接触する。これと同様に、面54上の並列
接続用延長部65は接続部61を介して巻き57の端部
と接触する。
【0040】従って、特定の巻き構造に関して前述のよ
うな折り畳みを実施すれば、2つの直列の巻きからなる
グループを並列接続することができる。並列接続用延長
部63及び64は、図示した巻きの上及び下にそれぞれ
位置する接続部と接触する。勿論、1つのグループの直
列巻きの数は2つには限定されず、種々の巻き構造で多
数の直列巻きからなるグループを並列接続することがで
きる。
【0041】この実施例では、面52及び53が巻き構
成パターンを有していないため、巻きどうしの間の絶縁
もテープのアコーデオン式折り畳みによって自動的に得
られる。
【0042】各面の中央に設けられている孔は磁気回路
を通すためのものである。これらの孔は第1の実施例
(図2及び図3)でも存在するが、図面には示さなかっ
た。
【0043】勿論、折り目を越えて延びる並列接続用延
長部は巻きの直列接続にも使用し得る。この実施態様で
は導体の長さも減少させ得る。しかしながら、パターン
の形状はより複雑になる。従って、短絡を防止するため
に特定の銅面を絶縁しなければならず、その結果コイル
の製造がより複雑になる。
【0044】前述のように、巻き構成パターンを有する
テープ25は別のテープと重ね合わせられる。この別の
テープは例えば直列の巻きを有していてよく、変圧器の
一次コイルを構成し得る。二次コイルは本発明に従って
巻きを並列接続することにより形成し得る。
【0045】しかしながらこの公知の実施態様は、テー
プの重なり合いの程度によって効率が変化するという欠
点を有する。
【0046】そのため、変圧器の一次コイル及び二次コ
イルは同一の絶縁性テープ上に形成するのが好ましい。
絶縁性テープの片側に一次巻線を構成する巻きを形成
し、反対側に二次巻線を構成する巻きを形成するのであ
る。このようにすると、テープの製造時に、一次コイル
及び二次コイルが最適に重なり合うように巻きを配置す
ることが容易になる。
【0047】また、磁気回路を通すための孔を一度形成
するだけですむ。
【0048】図6及び図7はこのような絶縁性テープの
2つの側面を示している。
【0049】図6に示したテープ25の第1の側面で
は、導電帯をパターンからパターンへと延ばすことによ
ってパターンが直列接続されている。各パターンは1つ
の巻きからなり、磁気回路を構成する円筒形のバーがこ
れらの巻きを貫通することになる。テープ25は折り目
P10〜P15に沿って折り畳まれる。
【0050】テープ25の反対側の面は図7に示すよう
なパターンを有する。これらのパターンは個々の巻きで
構成されており、折り畳みによって並列に接触し合う。
【0051】図6との比較から明らかなように、折り目
P10〜P15に沿って折り畳むと、図7のパターンの
両端から延びている並列接続用延長部がはみ出す(de
passement)。また、点線70で示すように、
図7のパターンは図6のパターン2つに対して1つの割
合で対向する。
【0052】折り畳んだ絶縁性テープ25を磁気回路に
挿入する時は、特に、テープが十分に圧縮されていない
場合に、積重した巻きを十分に且つ恒久的に接触させる
べく巻きの溶接作業を行うために、変圧器の外部から折
り目P10、P12、P13及びP15にアクセスでき
る。
【0053】従って、本発明の変圧器コイルは導体の長
さを最大限に短縮することができる。これは、作動周波
数が高い場合には極めて重要なことである。また、折り
畳んだテープが十分に圧縮されていれば溶接による接続
は不要であり、変圧器の組立てが容易であり、且つ絶縁
物の体積が制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】高周波変圧器の巻きを並列接続する方法の公知
の原理を示す説明図である。
【図2】本発明の実施例の1つに従って電気伝導性材料
のパターンを片側に有する絶縁性テープの説明図であ
る。
【図3】図2の絶縁性テープのアコーデオン式折り畳み
操作を示す説明図である。
【図4】完全に折り畳んだ後の図2及び図3の絶縁性テ
ープの側面図である。
【図5】2つの直列の巻きからなるグループを並列接続
する方法の一例を示す説明図である。
【図6】本発明のコイルの一実施例に従って両側にパタ
ーンを含む絶縁性テープの片側を示す説明図である。
【図7】図6と反対側の絶縁性テープの側面を示す説明
図である。
【符号の説明】
25 絶縁性テープ 26、27 パターン 56,57;58,59 パターングループ 60,61 接続部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気伝導材料のバンドで構成されたパター
    ンを片側に含む絶縁性テープで構成されたタイプの変圧
    器コイルであって、コイルを形成するために前記絶縁性
    テープが該絶縁性テープの種々の面を規定する等距離分
    離線に沿ってアコーデオン式に折り畳まれ、2つの分離
    線の間に含まれた各パターンが前記コイルの1つの巻き
    を構成し、テープの前記片側がパターンのある面とパタ
    ーンのない面とを交互に含んでおり、各パターンが2つ
    の並列接続用延長部を含んでおり、各並列接続用延長部
    が、パターンを並列接続するために絶縁性テープをアコ
    ーデオン式に折り畳んだ時に各パターンの並列接続用延
    長部が隣接パターンの両端と電気的に接触するように、
    パターンの両端から分離線を越えてパターンのない面に
    はみ出すように延びていることを特徴とする電気伝導材
    料のバンドで構成されたパターンを片側に含む絶縁性テ
    ープで構成されたタイプの変圧器コイル。
  2. 【請求項2】電気伝導材料のバンドで構成されたパター
    ンを片側に含む絶縁性テープで構成されたタイプの変圧
    器コイルであって、該コイルが、前記絶縁性テープを該
    絶縁性テープの種々の面を規定する等距離分離線に沿っ
    てアコーデオン式に折り畳むことによって形成され、2
    つの分離線の間に含まれた各パターンが前記コイルの1
    つの巻きを構成し、テープの前記片側が、2つの直列パ
    ターンからなるグループを担持している2つの面と、パ
    ターンを含まずに前記パターングループを接続するため
    の接続部を備えている2つの面とを交互に含んでおり、
    前記接続部がパターンのない前記2つの面を規定する分
    離線の両側に延びており、各パターングループが2つの
    並列接続用延長部を有し、各並列接続用延長部が当該パ
    ターングループの両端から該グループの2つのパターン
    の間に位置する分離線を越えて延びており、パターング
    ループを並列接続するために絶縁性テープをアコーデオ
    ン式に折り畳んだ時に、各パターングループの前記並列
    接続用延長部が前記接続部を介して隣接パターングルー
    プの両端と電気的に接触するようになっていることを特
    徴とする変圧器コイル。
  3. 【請求項3】当該コイルが変圧器のコイルの一方を構成
    しており、前記絶縁性テープのもう一方の片側が、該絶
    縁性テープをアコーデオン式に折り畳んだ時に変圧器の
    もう一方のコイルを構成するパターンを含んでいること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のコイル。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか一項に記載のコ
    イルを含むことを特徴とする変圧器。
JP4213415A 1991-07-17 1992-07-17 電気伝導材料のバンドで構成されたパタ―ンを片側に含む絶縁性テ―プで構成されたタイプの変圧器コイル Expired - Lifetime JP2518777B2 (ja)

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JPH06188129A JPH06188129A (ja) 1994-07-08
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EP (1) EP0523588B1 (ja)
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DE (1) DE69215777T2 (ja)
DK (1) DK0523588T3 (ja)
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