JPH02142107A - 電磁誘導機器のコイル - Google Patents
電磁誘導機器のコイルInfo
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- JPH02142107A JPH02142107A JP29522888A JP29522888A JPH02142107A JP H02142107 A JPH02142107 A JP H02142107A JP 29522888 A JP29522888 A JP 29522888A JP 29522888 A JP29522888 A JP 29522888A JP H02142107 A JPH02142107 A JP H02142107A
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- coil conductor
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- conductors
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 63
- 239000012212 insulator Substances 0.000 abstract description 5
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、変圧器やリアクトルなどの電磁誘導機器に
用いられるコイルに関する。
用いられるコイルに関する。
第4図は変圧器の大電流用低圧側コイルの従来例を示し
たものである。図において、5は変圧器の鉄心(脚)、
6は円筒形のコイルである。コイル6は角線のコイル導
体6aを、高さ方向に複数個積層するとともに半径方向
にも多重配列し、それぞれを並列接続して形成しである
。
たものである。図において、5は変圧器の鉄心(脚)、
6は円筒形のコイルである。コイル6は角線のコイル導
体6aを、高さ方向に複数個積層するとともに半径方向
にも多重配列し、それぞれを並列接続して形成しである
。
コイル6に電流が流れると、第6図に示すように、漏れ
磁束Φが発生する。この漏れ磁束Φは、コイル中央部(
高さ方向中央部)では、鉄心脚5の軸方向に平行するが
、コイル端部では、鉄心脚5に対して直角方向の成分が
多くなり、うず電流損が増加する傾向となる。この傾向
は、コイル導体6aのコイル高さ方向幅および厚さが大
きくなると増大する。
磁束Φが発生する。この漏れ磁束Φは、コイル中央部(
高さ方向中央部)では、鉄心脚5の軸方向に平行するが
、コイル端部では、鉄心脚5に対して直角方向の成分が
多くなり、うず電流損が増加する傾向となる。この傾向
は、コイル導体6aのコイル高さ方向幅および厚さが大
きくなると増大する。
このため、太い角線や丸線のコイル導体を用いて大電流
用のコイルを形成する従来の方法では、コイル導体6a
のコイル高さ方向幅、厚さが大きいので、上記うず電流
損が増大し、効率の低下、コイル端部での局部加熱によ
る絶縁劣化を招くという問題があり、特に、高周波用の
場合には、これが顕著であった。
用のコイルを形成する従来の方法では、コイル導体6a
のコイル高さ方向幅、厚さが大きいので、上記うず電流
損が増大し、効率の低下、コイル端部での局部加熱によ
る絶縁劣化を招くという問題があり、特に、高周波用の
場合には、これが顕著であった。
この発明は上記問題を解消するためになされたもので、
従来に比し、うず電流積を低減することができる上、コ
イル形成の作業性を良くすることができる電磁誘導機器
コイルを提供することを目的とする。
従来に比し、うず電流積を低減することができる上、コ
イル形成の作業性を良くすることができる電磁誘導機器
コイルを提供することを目的とする。
この発明は上記目的を達成するため、コイル高さ方向幅
の広いシート状コイル導体と、このコイル導体の上下に
絶縁材を介し積層されてコイル端部を形成する端部コイ
ル導体からなり、端部コイル導体は、コイル高さ方向幅
が細幅である帯状もしくは紐状の複数個のコイル導体か
らなる構成としたものである。
の広いシート状コイル導体と、このコイル導体の上下に
絶縁材を介し積層されてコイル端部を形成する端部コイ
ル導体からなり、端部コイル導体は、コイル高さ方向幅
が細幅である帯状もしくは紐状の複数個のコイル導体か
らなる構成としたものである。
この発明では、コイル端部のコイル導体が薄(て細いコ
イル導体からなるから、従来に比して、うず渦電流損は
低減される上、コイルの他部は広幅のシート状導体を用
いるから、コイル巻回作業は、その手間が軽減される。
イル導体からなるから、従来に比して、うず渦電流損は
低減される上、コイルの他部は広幅のシート状導体を用
いるから、コイル巻回作業は、その手間が軽減される。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図および第2図において、lはシート状のコイル導
体であって、コイル導体6aの厚さに比して充分に薄い
厚さを有し、幅はコイル導体6aの多数本分に相当する
広い幅を有し、鉄心(脚)5に絶縁物4を介し巻回され
ている。2.2は幅がコイル導体6aの幅に比して充分
に細幅である帯状のコイル導体であって、コイル導体l
と同じ厚さを有し、絶縁物4を介し鉄心(脚)5に巻回
され、端部コイル導体2Uを構成する。コイル6はコイ
ル導体lの上下に端部コイル導体2Uを並列に配置し、
コイル導体2.2、コイル導体1、コイル導体2.2を
電気的に並列接続して構成される。
体であって、コイル導体6aの厚さに比して充分に薄い
厚さを有し、幅はコイル導体6aの多数本分に相当する
広い幅を有し、鉄心(脚)5に絶縁物4を介し巻回され
ている。2.2は幅がコイル導体6aの幅に比して充分
に細幅である帯状のコイル導体であって、コイル導体l
と同じ厚さを有し、絶縁物4を介し鉄心(脚)5に巻回
され、端部コイル導体2Uを構成する。コイル6はコイ
ル導体lの上下に端部コイル導体2Uを並列に配置し、
コイル導体2.2、コイル導体1、コイル導体2.2を
電気的に並列接続して構成される。
この構成において、前記した漏れ磁束Φがコイル導体面
に角度を有して侵入する端部コイル導体2U部分は、導
体幅が狭い上に、厚さが薄いから、うず電流1員は小さ
くなる。
に角度を有して侵入する端部コイル導体2U部分は、導
体幅が狭い上に、厚さが薄いから、うず電流1員は小さ
くなる。
本実施例では、コイルの端部だけを、薄くて狭幅のコイ
ル導体2.2で構成し、両端部コイル導体2Uで挟まれ
る部分(即ち、漏れ磁束中が導体面に平行する部分)は
広幅のコイル導体1で構成しているから、全体を薄くて
狭幅のコイル導体で形成する場合に比して、コイル巻回
の作業性が良い。勿論、コイル導体1の幅が相当に大き
く、巻回作業が面倒になる場合は、幅方向に2分割する
こともある。
ル導体2.2で構成し、両端部コイル導体2Uで挟まれ
る部分(即ち、漏れ磁束中が導体面に平行する部分)は
広幅のコイル導体1で構成しているから、全体を薄くて
狭幅のコイル導体で形成する場合に比して、コイル巻回
の作業性が良い。勿論、コイル導体1の幅が相当に大き
く、巻回作業が面倒になる場合は、幅方向に2分割する
こともある。
なお、上記実施例では、端部コイル導体2Uを帯状導体
2.2で構成しているが、第3図に示すように、細い丸
線2a、2aを用いてもよい。丸線2a、2aは漏れ磁
束φがどの方向から侵入しても、そのうず電?PLtR
の影響は小さい。
2.2で構成しているが、第3図に示すように、細い丸
線2a、2aを用いてもよい。丸線2a、2aは漏れ磁
束φがどの方向から侵入しても、そのうず電?PLtR
の影響は小さい。
この発明は以上説明した通り、端部コイル導体は幅も狭
く厚さも小さい導体を用いて形成し、他部は幅広のシー
ト状導体としたから、コイル作成の手間を従来に比して
軽減することができる上、うず電流積が大幅に低減して
電力効率を高めることができ、局部加熱による絶縁劣化
を防止することが可能となるので、信頼性を高めること
ができ、この効果は、高周波用において、特に、顕著と
となる。
く厚さも小さい導体を用いて形成し、他部は幅広のシー
ト状導体としたから、コイル作成の手間を従来に比して
軽減することができる上、うず電流積が大幅に低減して
電力効率を高めることができ、局部加熱による絶縁劣化
を防止することが可能となるので、信頼性を高めること
ができ、この効果は、高周波用において、特に、顕著と
となる。
第1図はこの発明の実施例を示す要部断面図、第2図は
上記実施例におけるコイルの一部斜視図、第3図はこの
発明の他の実施例を示す部分図、第4図は従来のコイル
を示す断面図、第5図は漏れ磁束とコイルの関係を説明
するだめの図である。 凹において、1−・コイル導体、2.3−コイル導体、
2U一端部コイル導体、4・・−絶縁物、5鉄心(脚)
。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
上記実施例におけるコイルの一部斜視図、第3図はこの
発明の他の実施例を示す部分図、第4図は従来のコイル
を示す断面図、第5図は漏れ磁束とコイルの関係を説明
するだめの図である。 凹において、1−・コイル導体、2.3−コイル導体、
2U一端部コイル導体、4・・−絶縁物、5鉄心(脚)
。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 並列接続される複数個のコイル導体をコイル高さ方向に
積層してなるコイルにおいて、コイル高さ方向幅の広い
シート状コイル導体と、このコイル導体の上下に積層さ
れてコイル端部を形成する端部コイル導体からなり、端
部コイル導体は、コイル高さ方向幅が細幅であって、紐
状もしくは帯状をなす複数個のコイル導体からなること
を特徴とする電磁誘導機器のコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29522888A JPH02142107A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 電磁誘導機器のコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29522888A JPH02142107A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 電磁誘導機器のコイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02142107A true JPH02142107A (ja) | 1990-05-31 |
Family
ID=17817873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29522888A Pending JPH02142107A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 電磁誘導機器のコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02142107A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160005530A1 (en) * | 2014-07-02 | 2016-01-07 | Analog Devices Global | Inductive component for use in an integrated circuit, a transformer and an inductor formed as part of an integrated circuit |
CN111128528A (zh) * | 2019-12-03 | 2020-05-08 | 保定天威集团特变电气有限公司 | 低涡流损耗的变压器线圈 |
US11404197B2 (en) | 2017-06-09 | 2022-08-02 | Analog Devices Global Unlimited Company | Via for magnetic core of inductive component |
-
1988
- 1988-11-22 JP JP29522888A patent/JPH02142107A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160005530A1 (en) * | 2014-07-02 | 2016-01-07 | Analog Devices Global | Inductive component for use in an integrated circuit, a transformer and an inductor formed as part of an integrated circuit |
US11404197B2 (en) | 2017-06-09 | 2022-08-02 | Analog Devices Global Unlimited Company | Via for magnetic core of inductive component |
CN111128528A (zh) * | 2019-12-03 | 2020-05-08 | 保定天威集团特变电气有限公司 | 低涡流损耗的变压器线圈 |
CN111128528B (zh) * | 2019-12-03 | 2021-12-07 | 保定天威集团特变电气有限公司 | 低涡流损耗的变压器线圈 |
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