JP2518078Y2 - 窓装置 - Google Patents
窓装置Info
- Publication number
- JP2518078Y2 JP2518078Y2 JP1990006280U JP628090U JP2518078Y2 JP 2518078 Y2 JP2518078 Y2 JP 2518078Y2 JP 1990006280 U JP1990006280 U JP 1990006280U JP 628090 U JP628090 U JP 628090U JP 2518078 Y2 JP2518078 Y2 JP 2518078Y2
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- JP
- Japan
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- frame
- window
- indoor
- shoji
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、窓障子を建て込む窓枠を建物躯体の窓開口
部に取着し、この窓枠に室内側額縁を取着するようにし
た窓装置に関する。
部に取着し、この窓枠に室内側額縁を取着するようにし
た窓装置に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来、この種の窓装置は、第5図(A),(B)に示
すように窓枠(イ)の室内側取付部(ロ),(ハ)なら
びに窓障子2の上横框(ホ)及び縦框(ヘ)が、室内側
木製額縁(ト)の上額縁部材(チ)及び左右額縁部材
(リ)内周面からそれぞれ内側に突出した構造となって
いるため、それらの突出部が室内側から真面に見えるこ
とになり、特に窓枠及び障子框はアルミ等の金属製で、
木製の室内側額縁とは異質のものであることからして外
観上の体裁がすこぶる悪かった。
すように窓枠(イ)の室内側取付部(ロ),(ハ)なら
びに窓障子2の上横框(ホ)及び縦框(ヘ)が、室内側
木製額縁(ト)の上額縁部材(チ)及び左右額縁部材
(リ)内周面からそれぞれ内側に突出した構造となって
いるため、それらの突出部が室内側から真面に見えるこ
とになり、特に窓枠及び障子框はアルミ等の金属製で、
木製の室内側額縁とは異質のものであることからして外
観上の体裁がすこぶる悪かった。
本考案はこの問題点を解決するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の窓装置においては、室内側額縁を、前記窓障
子の少なくとも上横框及び左右縦框が該室内側額縁の上
額縁部材及び左右額縁部材の内周面より内側に突出しな
いように設けると共に、室内側額縁の少なくとも上額縁
部材及び左右額縁部材の室外側端面を、窓枠の室内側取
付部がこれら額縁部材の内周面から内側に突出しないよ
うに該室内側取付部に当て付け両者を止着してなること
を特徴とするものである。
子の少なくとも上横框及び左右縦框が該室内側額縁の上
額縁部材及び左右額縁部材の内周面より内側に突出しな
いように設けると共に、室内側額縁の少なくとも上額縁
部材及び左右額縁部材の室外側端面を、窓枠の室内側取
付部がこれら額縁部材の内周面から内側に突出しないよ
うに該室内側取付部に当て付け両者を止着してなること
を特徴とするものである。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明すると、第1図は
本考案に係る窓装置を室外側から見た正面図、第2図は
それを室内側から見た正面図、第3図は縦断面図、第4
図は横断面図を示しており、これらの図において1は鉄
筋コンクリート製建物躯体2の窓開口部3にアンカー金
具4を介して取着された窓枠で、それぞれアルミ押出し
型材よりなる上横枠5、下横枠6及び左右縦枠7,7によ
って形成され、この窓枠1に室内側及び室外側の窓障子
8,9が引違い式に建て込まれており、これらの窓障子8,9
はそれぞれアルミ押出し型材よりなる上横框8a,9a、下
横框8b,9b及び左右縦框8c,8d,9c,9dによって形成された
それぞれの障子枠に窓ガラス8e,9eを嵌装してなるもの
である。10は窓枠1に取着された室内側額縁で、それぞ
れ木材または樹脂含浸木材よりなる上額縁部材11、下額
縁部材12及び左右額縁部材13,13によって形成される。1
4は石膏ボード等よりなる室内側壁板である。
本考案に係る窓装置を室外側から見た正面図、第2図は
それを室内側から見た正面図、第3図は縦断面図、第4
図は横断面図を示しており、これらの図において1は鉄
筋コンクリート製建物躯体2の窓開口部3にアンカー金
具4を介して取着された窓枠で、それぞれアルミ押出し
型材よりなる上横枠5、下横枠6及び左右縦枠7,7によ
って形成され、この窓枠1に室内側及び室外側の窓障子
8,9が引違い式に建て込まれており、これらの窓障子8,9
はそれぞれアルミ押出し型材よりなる上横框8a,9a、下
横框8b,9b及び左右縦框8c,8d,9c,9dによって形成された
それぞれの障子枠に窓ガラス8e,9eを嵌装してなるもの
である。10は窓枠1に取着された室内側額縁で、それぞ
れ木材または樹脂含浸木材よりなる上額縁部材11、下額
縁部材12及び左右額縁部材13,13によって形成される。1
4は石膏ボード等よりなる室内側壁板である。
前記室内側額縁10は、第3図から明らかなように上額
縁部材10の下側面10aが窓障子8,9の上横框8a,9a下側縁
に対して室内外方向に重なり合うか、またはその下端縁
よりもわずかに下位に位置するように配設されると共
に、該上額縁部材10の室外側端面が窓枠1の上横枠5の
室内側取付部片5aを室内側から隠蔽するよう該取付部片
に当て付けられてその室外側よりビス15で固着されてお
り、また第4図から明らかなように左右各額縁部材13は
その内側面13aが窓障子8,9の縦框8c,9dの各内側縁に対
して室内外方向に重なり合うか、またはその内側縁より
もわずかに内方に位置するように配設されると共に、各
額縁部材13の室外側端面が窓枠1における各縦枠7の室
内側取付部片7aを室内側から隠蔽するよう該取付部片に
当て付けられてその室外側よりビス16で固着されてい
る。この室内側額縁10の下額縁部材12は、第3図に示さ
れるように上側面12aを窓障子8,9の下横框8b,9b上側縁
よりも下方に位置させ、また該下額縁部材12の上側面12
aの室外側端部はこれに下横枠6の室外側取付部片6aが
被さるように当て付けてこの取付部片6aと下額縁部材12
とをビス17止めしているが、前述した上額縁部材10や左
右各額縁部材13の場合と同様に、下額縁部材12の上側面
12aが窓障子8,9の下横框8b,9b上側縁と室内外方向に重
合すると共に、該下額縁部材12の室外側端面が下横枠6
の室外側取付部片6aを室内側から隠蔽してしまうように
配設するようにしてもよい。
縁部材10の下側面10aが窓障子8,9の上横框8a,9a下側縁
に対して室内外方向に重なり合うか、またはその下端縁
よりもわずかに下位に位置するように配設されると共
に、該上額縁部材10の室外側端面が窓枠1の上横枠5の
室内側取付部片5aを室内側から隠蔽するよう該取付部片
に当て付けられてその室外側よりビス15で固着されてお
り、また第4図から明らかなように左右各額縁部材13は
その内側面13aが窓障子8,9の縦框8c,9dの各内側縁に対
して室内外方向に重なり合うか、またはその内側縁より
もわずかに内方に位置するように配設されると共に、各
額縁部材13の室外側端面が窓枠1における各縦枠7の室
内側取付部片7aを室内側から隠蔽するよう該取付部片に
当て付けられてその室外側よりビス16で固着されてい
る。この室内側額縁10の下額縁部材12は、第3図に示さ
れるように上側面12aを窓障子8,9の下横框8b,9b上側縁
よりも下方に位置させ、また該下額縁部材12の上側面12
aの室外側端部はこれに下横枠6の室外側取付部片6aが
被さるように当て付けてこの取付部片6aと下額縁部材12
とをビス17止めしているが、前述した上額縁部材10や左
右各額縁部材13の場合と同様に、下額縁部材12の上側面
12aが窓障子8,9の下横框8b,9b上側縁と室内外方向に重
合すると共に、該下額縁部材12の室外側端面が下横枠6
の室外側取付部片6aを室内側から隠蔽してしまうように
配設するようにしてもよい。
また、第4図に示すように、窓障子8,9の室内側召合
せ框となる室内側窓障子8の縦框8dにはその室内側側面
にこれを全面的に覆うような木材または樹脂含浸木材製
の化粧額縁部材18が装着されている。この化粧額縁部材
18の取付けにあたっては、該額縁部材18の背面側に、上
記縦框8dの室内側側面に形成されている凹溝条19に嵌合
するような凸状部18aを形成しておいて、この凸状部18a
及び凹溝条19に適当な接着材20を塗布した状態で両者を
互いに嵌合させるようにすればよい。
せ框となる室内側窓障子8の縦框8dにはその室内側側面
にこれを全面的に覆うような木材または樹脂含浸木材製
の化粧額縁部材18が装着されている。この化粧額縁部材
18の取付けにあたっては、該額縁部材18の背面側に、上
記縦框8dの室内側側面に形成されている凹溝条19に嵌合
するような凸状部18aを形成しておいて、この凸状部18a
及び凹溝条19に適当な接着材20を塗布した状態で両者を
互いに嵌合させるようにすればよい。
上述したような実施例の構成の窓装置によれば、第2
図を参照して明らかなように、室内側からは窓障子8,9
の下横框8b,9b及び窓枠1の下横枠6の一部がわずかに
見えるだけで窓障子8,9の他の框8a,9a,8c,9c,8d,9d及び
窓枠1の上横枠5、左右縦枠7,7は全く見えず、見栄
え、体裁が非常に良好となる。
図を参照して明らかなように、室内側からは窓障子8,9
の下横框8b,9b及び窓枠1の下横枠6の一部がわずかに
見えるだけで窓障子8,9の他の框8a,9a,8c,9c,8d,9d及び
窓枠1の上横枠5、左右縦枠7,7は全く見えず、見栄
え、体裁が非常に良好となる。
尚、この実施例では2枚の引違い窓障子が窓枠に建て
込まれる窓装置について示しているが、1枚の窓障子が
窓枠に嵌め殺し式に建て込まれるような窓装置について
も本考案は適用されるものである。
込まれる窓装置について示しているが、1枚の窓障子が
窓枠に嵌め殺し式に建て込まれるような窓装置について
も本考案は適用されるものである。
(考案の効果) 本考案の請求項(1)の構成によれば、室内側額縁に
よって窓枠の少なくとも上横枠及び左右縦枠ならびに障
子枠の少なくとも上横框及び左右縦框が室内側から隠蔽
されるため、従来の窓装置に比べ室内側からの外観上の
体裁を良好なものとすることができる。
よって窓枠の少なくとも上横枠及び左右縦枠ならびに障
子枠の少なくとも上横框及び左右縦框が室内側から隠蔽
されるため、従来の窓装置に比べ室内側からの外観上の
体裁を良好なものとすることができる。
また、請求項(2)によれば窓枠に単一の窓障子が設
けられる窓装置については窓枠及び障子枠が室内側から
全く見えず、更に請求項(3)の構成によれば引違い式
窓障子が設けられる窓装置についてもその窓枠及び障子
枠が全く見えないことになって、外観上の体裁が一層良
好なものとなる。
けられる窓装置については窓枠及び障子枠が室内側から
全く見えず、更に請求項(3)の構成によれば引違い式
窓障子が設けられる窓装置についてもその窓枠及び障子
枠が全く見えないことになって、外観上の体裁が一層良
好なものとなる。
第1図は本考案に係る窓装置を室外側から見た正面図、
第2図は同窓装置を室内側から見た正面図、第3図は同
窓装置の縦断面図、第4図は同窓装置の横断面図、第5
図(A)は従来の窓装置を示す縦断面図、第5図(B)
はその横断面図である。 1…窓枠、3…窓開口部、5…上横枠、6…下横枠、7
…左右縦枠、8,9…窓障子、8a,9a…上横框、8b,9b…下
横框、8c,8d,9c,9d…縦框、10…室内側額縁、11…上額
縁部材、12…下額縁部材、13…左右額縁部材、18…化粧
額縁部材。
第2図は同窓装置を室内側から見た正面図、第3図は同
窓装置の縦断面図、第4図は同窓装置の横断面図、第5
図(A)は従来の窓装置を示す縦断面図、第5図(B)
はその横断面図である。 1…窓枠、3…窓開口部、5…上横枠、6…下横枠、7
…左右縦枠、8,9…窓障子、8a,9a…上横框、8b,9b…下
横框、8c,8d,9c,9d…縦框、10…室内側額縁、11…上額
縁部材、12…下額縁部材、13…左右額縁部材、18…化粧
額縁部材。
フロントページの続き (72)考案者 岡本 勲 大阪府大阪市淀川区西中島3丁目10番11 号 アルナサッシ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−8280(JP,U) 実開 昭57−127778(JP,U) 実開 昭62−201280(JP,U) 実公 昭63−26540(JP,Y2)
Claims (3)
- 【請求項1】窓障子を設けた窓枠を建物躯体の窓開口部
に取着し、木製の室内側額縁を窓枠に取着するようにし
た窓装置において、前記室内側額縁を、前記窓障子の少
なくとも上横框及び左右縦框が該室内側額縁の上額縁部
材及び左右額縁部材の内周面より内側に突出しないよう
に設けると共に、室内側額縁の少なくとも上額縁部材及
び左右額縁部材の室外側端面を、窓枠の室内側取付部が
これら額縁部材の内周面から内側に突出しないように該
室内側取付部に当て付け両者を止着してなることを特徴
とする窓装置。 - 【請求項2】室内側額縁の下額縁部材を、窓障子の下横
框が該下額縁部材の上側面から上方に突出しないように
窓枠の室内側取付部に設けると共に、室内側額縁の下額
縁部材の室外側端面を、窓枠の室内側取付部が該下額縁
部材の上側面から上方へ突出しないように該室内側取付
部に当て付け両者を固着してなる請求項(1)記載の窓
装置。 - 【請求項3】窓障子が室内側障子と室外側障子との引違
い障子からなり、室内側障子の召合せ框にはこれの室内
側側面を覆う化粧額縁部材を装着してなる請求項(1)
または(2)記載の窓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990006280U JP2518078Y2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 窓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990006280U JP2518078Y2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 窓装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0451595U JPH0451595U (ja) | 1992-04-30 |
JP2518078Y2 true JP2518078Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=31737421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990006280U Expired - Lifetime JP2518078Y2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 窓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518078Y2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5395541U (ja) * | 1976-12-30 | 1978-08-03 | ||
JPS571282Y2 (ja) * | 1977-06-22 | 1982-01-09 | ||
JPS54167536U (ja) * | 1978-05-17 | 1979-11-26 | ||
JPS56163387A (en) * | 1980-05-19 | 1981-12-15 | Nippon Aluminium Mfg | Double window |
JPS618280U (ja) * | 1984-06-19 | 1986-01-18 | ミサワホ−ム株式会社 | 化粧枠の取付構造 |
JPS62120687U (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-31 | ||
JPS62201280U (ja) * | 1986-06-12 | 1987-12-22 | ||
JPS6326540U (ja) * | 1986-08-01 | 1988-02-22 |
-
1990
- 1990-01-26 JP JP1990006280U patent/JP2518078Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0451595U (ja) | 1992-04-30 |
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