JP2835276B2 - 建具内蔵型バルコニーの取付構造 - Google Patents

建具内蔵型バルコニーの取付構造

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JP2835276B2 JP6046971A JP4697194A JP2835276B2 JP 2835276 B2 JP2835276 B2 JP 2835276B2 JP 6046971 A JP6046971 A JP 6046971A JP 4697194 A JP4697194 A JP 4697194A JP 2835276 B2 JP2835276 B2 JP 2835276B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物外壁に設ける建具
バルコニーとして利用する取付構造に関するものであ
り、特に、バルコニー床板等を建具内蔵型としたバルコ
ニーの取り付け構造に関し、必要に応じてバルコニーと
して組み立て、普段は構成部材を建具枠に内蔵するかま
たは取り外し可能な部材として保管し、別途取り付ける
ことができるようにしたものである
【0002】
【従来の技術】バルコニーは、一般的には建物の外壁か
ら突出し、室内生活の延長として利用できる屋外の床で
あるが、将来用の大型機器搬出入口としても利用される
ものである。そして、従来から種々の建物に設けられて
いるバルコニーは、建物の外壁から突出させて固設され
ている。
【0003】図2は、従来から実施されているバルコニ
ーの1例であり、建物の外壁に突出して固設されている
バルコニーを示すものである。即ち、図2(1)は建物外
壁に設けられたバルコニー1の斜視図であり、このバル
コニーは外壁2に固設されたものである。そして、バル
コニー床板3、手摺4並びにその束材5からなり、6は
室内側に通じる扉である。図2(2)は同じく正面図であ
るが、手摺4等はアルミニウムまたは鋼製であり、風雨
に曝されされてるのでその保守管理が必要である。図2
(3)、(4)は同じ縦断面図並びに横断面図であるが、この
壁面固設型のバルコニーでは排水溝3bやドレイン3a
が必要となる。
【0004】上記のように、従来から実施されているバ
ルコニーは、建物外壁の開口部において、建物の外壁か
ら突出して固設されているものである。しかしながら、
この外壁から突出して固設された構造のバルコニーは、
施工上幾多の作業工程を必要とするものである。即ち、
躯体工事、種々の仕上工事、手摺等の金物工事、建具工
事等を必要するものであり。完成後における外観も必
ずしも美観的に優れたものということはできない。
【0005】本発明は建物外壁に設けるバルコニーに関
する従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、作業工程が建具工事のみの簡潔なものとし、
種々のデザインが可能で、美観的な要請にも応えること
ができるバルコニーの構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
の解決について鋭意検討を重ねた結果、建物の外壁に設
けるバルコニーについて、それを構成するバルコニー床
板、手摺等を可動部材とすることに着目した。
【0007】即ち本発明は、上記の課題を達成する手段
として、建物外壁の開口部に取り付けられる建具枠の室
内側にドアが設けられると共に、該建具枠の屋外側にバ
ルコニーの構成部材を可動部材として取り付ける構造と
し、該構成部材のうちバルコニー床板は折り畳み開閉可
能で、折り畳んで前記建具枠に内蔵可能な構造とし、
記構成部材のうち手摺と束材は、取り付け取り外し可能
な部材とし、前記バルコニー床板を前記建具枠に内蔵し
て前記開口部の一部を閉じた際に、該開口部の余部を閉
じる扉を設けたことを特徴とする建具内蔵型バルコニー
の取付構造としたものである。
【0008】本発明に係る建具内蔵型バルコニーの取付
構造は、バルコニーを構成するバルコニー床板、手摺並
びにその束材を可動部材とし、これらの各部材を組み立
て、これを建具の構成要素として建具枠に取り付ける構
造としたものである。ここでバルコニー床板は、チャン
ネルプレート等で製作されたパネル状の床板が望まし
く、手摺はアルミニウムのような軽量な材料を用いるこ
とが望ましい。そして、各部材を可動部材として建具枠
に取り付けるには、各種の開閉金具等を用いて、例えば
折り畳み開閉可能な可動部材として、建具枠に取り付け
ることが好ましい。
【0009】さらに本発明による建具内蔵型バルコニー
は、建物外壁の開口部に設けるものであり、その開口部
に設けた建具枠に可動部材としてのバルコニー床板、手
摺等を取り付け、必要に応じてバルコニーとして組み立
て、普段は建具枠に内蔵するかまたは可動部材として別
途取り付けるものであるから、その建具枠の室内側が内
蔵した可動部材等により美観や意匠上望ましくない場合
もあるので、必要に応じて、室内側にドアを設けること
が望ましい。
【0010】
【作用】本発明によれば、可動部材としてのバルコニー
床板や手摺等を必要に応じてバルコニーとして組み立
て、普段は建具枠に内蔵するか可動部材として保管する
ことができる。そして、開口部外壁についても種々のデ
ザインが可能で、外観上の美観を損ねることもない。ま
た、その建具枠の室内側が内蔵した可動部材等のため美
観や意匠上望ましくない場合は、必要に応じて、室内側
のドアを設けることにより適宜の意匠を施すことができ
る。
【0011】
【実施例】以下実施例に基づいて本発明を説明する。図
1は、本発明に係る建具内蔵型バルコニー取付構造の1
例を示すものであるが、このバルコニーは建物外壁に固
設したものではなく、バルコニー床板等を建具枠に内蔵
することができるようにした構造からなるものである。
図1(1)はその斜視図であり、外壁2の開口部7に設け
た建具枠8に、バルコニー床板3を、種々の開閉金具等
を用いて、例えば折り畳み構造により可動部材として取
り付けたものである。そして、必要に応じてバルコニー
床板3を開き、手摺4、束材5を取り付けてバルコニー
1として組み立て、普段はバルコニー床板3を建具枠に
内蔵し、手摺4等を取り外し可能な可動部材として別途
保管するものである。図1(1)にお いて9は、解放した
状態のバルコニー床板3を支持する斜め材であり、10
は可動部材を建具枠に内蔵した後に壁面を閉じる扉であ
る。なお、本実施例は、手摺4等を可動部材として別途
保管するものとして説明したが、この手摺等について
も、建具枠に内蔵する構造としても差し支えない。
【0012】次に図1(2)は、図1(1)の開口部における
縦断面図である。ここでは、建具枠8の室内側が、内蔵
した可動部材等により意匠上望ましくない場合もあるの
で、室内側にドア11を設けたものである。そして図1
(3)は、図1(1)に示す扉10を閉じて、建物外壁の開口
部の一部を閉じ、かつバルコニー床板3を折り畳んで建
具枠に内蔵して、上記の建物外壁の開口部の余部を閉じ
た状態を示す建物壁面の正面図であり、外観を適宜デザ
インすることができる。また図1(4)は、図1(1)に示す
ような開口部横断面図であり、外壁2、室内側のドア
11、バルコニー床板3、扉10を示すものである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、建物外壁の開口部に設ける
具をバルコニーとして利用する時の取付構造に関するも
のであり、バルコニーを構成する部材を可動部材とし、
その可動部材を建具枠に取り付けた構造としたものであ
って、内蔵されたバルコニー床板や別途保管された手摺
等により、必要に応じてバルコニーとして組み立て、
型機器等の搬出入口として利用したりすることができ、
普段は建具枠に内蔵したり別途保管したりすることがで
きる。従って、本発明に係るバルコニーは、施工上多く
の作業工程を必要とするものではなく、バルコニーの施
工作業工程が建具工事のみの簡潔なものとなる。そし
て、外壁についても種々のデザインが可能で、美観的な
要請にも応えることができるので、外観を損なうことが
ない。また、その建具枠の室内側が内蔵した可動部材等
のため美観や意匠上望ましくない場合は、室内側のドア
を設けることにより適宜の意匠を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(1)は、本発明に係る建具内蔵型バルコニ
ーの1例を示す斜視図であり、図1(2)は、図1(1)の開
口部における縦断面図、図1(3)は、扉を閉じバルコニ
ー床板を折り畳んで建具枠に内蔵した状態を示す建物壁
面の正面図、図1(4)は図1(1)の開口部における横断面
図である。
【図2】図2(1)は、従来から実施されている建物外壁
に設けられたバルコニーの斜視図であり、図2(2)は同
じくその正面図、図2(3)、(4)は同じく縦断面図並びに
横断面図である。
【符号の説明】
1 バルコニー 2 外壁 3 バルコニー床板 4 手摺 5 束材 6 扉 7 開口部 8 建具枠 9 斜材 10 扉 11 室内側ドア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 雅 東京都中央区京橋1−7−1 戸田建設 株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−187067(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/00 501 - 502 E06B 1/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物外壁の開口部に取り付けられる建具
    枠の室内側にドアが設けられると共に、該建具枠の屋外
    側にバルコニーの構成部材を可動部材として取り付ける
    構造とし、該構成部材のうちバルコニー床板は折り畳み
    開閉可能で、折り畳んで前記建具枠に内蔵可能な構造と
    し、前記構成部材のうち手摺と束材は、取り付け取り外
    し可能な部材とし、前記バルコニー床板を前記建具枠に
    内蔵して前記開口部の一部を閉じた際に、該開口部の余
    部を閉じる扉を設けたことを特徴とする建具内蔵型バル
    コニーの取付構造。
JP6046971A 1994-03-17 1994-03-17 建具内蔵型バルコニーの取付構造 Expired - Fee Related JP2835276B2 (ja)

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