JP3437941B2 - 間仕切りパネルの施工方法 - Google Patents
間仕切りパネルの施工方法Info
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- JP3437941B2 JP3437941B2 JP11180399A JP11180399A JP3437941B2 JP 3437941 B2 JP3437941 B2 JP 3437941B2 JP 11180399 A JP11180399 A JP 11180399A JP 11180399 A JP11180399 A JP 11180399A JP 3437941 B2 JP3437941 B2 JP 3437941B2
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- Japan
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- frame
- wood
- partition panel
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- metal rod
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Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は間仕切りパネルの施
工方法、特にその外観木質の間仕切りパネルに用いる単
位パネルの施工方法に関するものである。
工方法、特にその外観木質の間仕切りパネルに用いる単
位パネルの施工方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、外観木質の間仕切りパネルには、
実公平６−３４４８８号公報に開示される技術のように
人の出入りがある開口部の下枠のみ金属材料を用いその
他の上枠、横桟及び両縦枠については木質材料を用い、
方立なる連結部材によって単位パネル同士を連結する方
法が開示されている。
実公平６−３４４８８号公報に開示される技術のように
人の出入りがある開口部の下枠のみ金属材料を用いその
他の上枠、横桟及び両縦枠については木質材料を用い、
方立なる連結部材によって単位パネル同士を連結する方
法が開示されている。
【０００３】この間仕切りパネルは、木質の単位パネル
を工場で量産し現場での大工仕事を低減し施工期間の短
縮化、均一した品質を保持するなどの効果を有する。
を工場で量産し現場での大工仕事を低減し施工期間の短
縮化、均一した品質を保持するなどの効果を有する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法で
は、上枠、横桟及び両縦枠については木質材料を用いそ
の重量が大きく搬入コストがかかると共に単位パネル同
士の連結に連結部材が必要である等の問題がある。本発
明はかゝる点に鑑み、現場に搬入する材料を各部材ごと
に分割し軽量化を図ると共に、パネル同士の連結を容易
ならしめることを目的とする。
は、上枠、横桟及び両縦枠については木質材料を用いそ
の重量が大きく搬入コストがかかると共に単位パネル同
士の連結に連結部材が必要である等の問題がある。本発
明はかゝる点に鑑み、現場に搬入する材料を各部材ごと
に分割し軽量化を図ると共に、パネル同士の連結を容易
ならしめることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第１の発明は間仕切りパネルの施工方法に関し、上枠
及び横桟を構成する中空のアルミ形材と下枠及び両縦枠
を構成する断面略々コ字状の金属杆をそれぞれ施工現場
にて組立て、その後、上枠、下枠、横桟及び縦枠の表面
を木質材にて被覆する際、縦枠を被覆する木質材のうち
金属杆の開口面を覆う木質材の取り付けは最後に行うこ
とを特徴とする。
の第１の発明は間仕切りパネルの施工方法に関し、上枠
及び横桟を構成する中空のアルミ形材と下枠及び両縦枠
を構成する断面略々コ字状の金属杆をそれぞれ施工現場
にて組立て、その後、上枠、下枠、横桟及び縦枠の表面
を木質材にて被覆する際、縦枠を被覆する木質材のうち
金属杆の開口面を覆う木質材の取り付けは最後に行うこ
とを特徴とする。
【０００６】上記の構成からなる本発明は、間仕切りパ
ネルに用いるパネルを各部材に分けて現場に搬入し、そ
の後各部材を組み立てるから搬入コストを大幅に削減す
ることが出きる。
ネルに用いるパネルを各部材に分けて現場に搬入し、そ
の後各部材を組み立てるから搬入コストを大幅に削減す
ることが出きる。
【０００７】また第２の発明は、木質材を被覆せしめる
アルミ形材表面適所には楔状部材を設け、木質材の当該
部位には楔状部材の幅よりも若干小なる切欠溝を設けア
ルミ形材表面に木質材を被覆することを特徴とする。
アルミ形材表面適所には楔状部材を設け、木質材の当該
部位には楔状部材の幅よりも若干小なる切欠溝を設けア
ルミ形材表面に木質材を被覆することを特徴とする。
【０００８】上記の構成からなる本発明は、表面に被覆
する木質材の固定を強固なものとすることが出来る。
する木質材の固定を強固なものとすることが出来る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基づいて説明する。図１は、４枚の単位パネル２を連
窓して間仕切りパネル１として室内に間仕切りを施した
状態を示している。図に示す如く、単位パネル２には上
枠３、横桟４及び両縦枠５を有し、横桟４の上部にはガ
ラス障子６、出入り口に当たる部分の下部には引戸７、
それ以外の下部にはガラス窓８や塞ぎ板９を取り付けて
なる。なお、出入り口部分は引戸に限らず開戸であって
もよく、また間仕切りを施す部屋の仕様によってガラス
障子６、ガラス窓８の代わりに塞ぎ板等を用いることは
言うまでもない。
に基づいて説明する。図１は、４枚の単位パネル２を連
窓して間仕切りパネル１として室内に間仕切りを施した
状態を示している。図に示す如く、単位パネル２には上
枠３、横桟４及び両縦枠５を有し、横桟４の上部にはガ
ラス障子６、出入り口に当たる部分の下部には引戸７、
それ以外の下部にはガラス窓８や塞ぎ板９を取り付けて
なる。なお、出入り口部分は引戸に限らず開戸であって
もよく、また間仕切りを施す部屋の仕様によってガラス
障子６、ガラス窓８の代わりに塞ぎ板等を用いることは
言うまでもない。
【００１０】図２は、各パネルの連窓要領を説明するた
めの断面図で、縦枠５は断面略々コ字状の金属杆１０を
主体とし、その表面を被覆する木質材１１とよりなる。
縦枠５と上枠３、横桟４の連結は、金属杆１０の開口面
１２よりボルト１３等の固着手段によって行う。なお、
図２（ｂ）に示す通り、開口面１２を覆う木質材１１ａ
の取り付けは、金属杆１０の縦位置が上枠３、横桟４に
該当しない位置に設けた取付片１４にビス１５等の固着
手段によって固着せしめる。取付片１４は溶接、ビス止
め等の固着手段により金属杆１０に固定する。１６はビ
ス１５の頭の金属面を覆う木製の隠し片を示す。
めの断面図で、縦枠５は断面略々コ字状の金属杆１０を
主体とし、その表面を被覆する木質材１１とよりなる。
縦枠５と上枠３、横桟４の連結は、金属杆１０の開口面
１２よりボルト１３等の固着手段によって行う。なお、
図２（ｂ）に示す通り、開口面１２を覆う木質材１１ａ
の取り付けは、金属杆１０の縦位置が上枠３、横桟４に
該当しない位置に設けた取付片１４にビス１５等の固着
手段によって固着せしめる。取付片１４は溶接、ビス止
め等の固着手段により金属杆１０に固定する。１６はビ
ス１５の頭の金属面を覆う木製の隠し片を示す。
【００１１】また、縦枠５の金属杆１０はその表面を木
質材１１によって被覆（図においてその上側及び下側）
する他、引戸７の端部と接触する面にもベニア板１２等
の木質材を用いて金属面を隠し室内全体に暖かみを醸し
出す。なお、ベニア板１２の金属杆１０への取り付け
は、図示に示す如く金属杆１０の表面を覆う木質材１
１、１１ａを断面コ字状とすることにより木質材１１の
端部と金属杆１０の側面によって挟み込むことによって
それを行い特別な固着手段を必要としない。
質材１１によって被覆（図においてその上側及び下側）
する他、引戸７の端部と接触する面にもベニア板１２等
の木質材を用いて金属面を隠し室内全体に暖かみを醸し
出す。なお、ベニア板１２の金属杆１０への取り付け
は、図示に示す如く金属杆１０の表面を覆う木質材１
１、１１ａを断面コ字状とすることにより木質材１１の
端部と金属杆１０の側面によって挟み込むことによって
それを行い特別な固着手段を必要としない。
【００１２】次に図３は横桟４の断面図を示し、横桟４
は中空のアルミ形材１７と該アルミ形材１７の表面（図
において左右面）を被覆する木質材１８とよりなり、ア
ルミ形材１７の上下面には当該面に取り付けるガラス障
子６、引戸７、ガラス窓８及び塞ぎ板９に応じた形状と
なる。なお、図例は上部にガラス障子６、下部に塞ぎ板
９が取り付けられる場合の例を示し、木質材１８は通
常、両面テープ、接着剤等の固着手段を用いてアルミ形
材１７に固着する。
は中空のアルミ形材１７と該アルミ形材１７の表面（図
において左右面）を被覆する木質材１８とよりなり、ア
ルミ形材１７の上下面には当該面に取り付けるガラス障
子６、引戸７、ガラス窓８及び塞ぎ板９に応じた形状と
なる。なお、図例は上部にガラス障子６、下部に塞ぎ板
９が取り付けられる場合の例を示し、木質材１８は通
常、両面テープ、接着剤等の固着手段を用いてアルミ形
材１７に固着する。
【００１３】図４は木質材の別の固着方法を示す横桟４
の断面図で、アルミ形材１７ａの木質材１８ａ被覆部分
適所に図に示す楔状部材１９を設け（アルミ形材１７ａ
にアルミ引抜材を用いるときはその型に楔形状を含める
ことが好ましい）、木質材１８ａの当該部分に切欠溝２
０を形成し木質材１８ａをアルミ形材１７ａ表面に押し
当てる。これにより、切欠溝２０に楔状部材１９が押し
込まれ楔状部材１９の楔作用により木質材１８ａはアル
ミ形材１７ａに固定される。この際、上述した両面テー
プや接着剤等の固着手段を併用しても良い。
の断面図で、アルミ形材１７ａの木質材１８ａ被覆部分
適所に図に示す楔状部材１９を設け（アルミ形材１７ａ
にアルミ引抜材を用いるときはその型に楔形状を含める
ことが好ましい）、木質材１８ａの当該部分に切欠溝２
０を形成し木質材１８ａをアルミ形材１７ａ表面に押し
当てる。これにより、切欠溝２０に楔状部材１９が押し
込まれ楔状部材１９の楔作用により木質材１８ａはアル
ミ形材１７ａに固定される。この際、上述した両面テー
プや接着剤等の固着手段を併用しても良い。
【００１４】各パネルの下枠は、床面より下方に位置す
る軽鉄下地に溶接等の固定手段で固定される金属杆を有
し、金属杆上部には出入り口に当たる部分で、引戸７を
利用する場合は金属製のレール等、塞ぎ板９を利用する
場合には当該金属杆上に塞ぎ板９を載置し適宜手段で固
定し必要に応じ木質材にて被覆する。なお、下枠と両縦
枠５は適宜手段（ビス・ボルト等の固着手段）を用い横
桟と同様にの方法によって固着する。
る軽鉄下地に溶接等の固定手段で固定される金属杆を有
し、金属杆上部には出入り口に当たる部分で、引戸７を
利用する場合は金属製のレール等、塞ぎ板９を利用する
場合には当該金属杆上に塞ぎ板９を載置し適宜手段で固
定し必要に応じ木質材にて被覆する。なお、下枠と両縦
枠５は適宜手段（ビス・ボルト等の固着手段）を用い横
桟と同様にの方法によって固着する。
【００１５】上記構成において、施工に必要なそれぞれ
のパネルを構成する上枠、横桟、下枠及び両縦枠並びに
引戸７、ガラス窓８や、塞ぎ板９、ガラス障子６を工場
にて生産する。その後、各部材を現場に搬入し、連結・
連窓する。この際、縦枠を被覆する木質材のうち金属杆
１０の開口面１２を覆う木質材１１ａの取り付けは最後
に行うことにより縦枠と上枠、横桟、下枠の連結が容易
になる。
のパネルを構成する上枠、横桟、下枠及び両縦枠並びに
引戸７、ガラス窓８や、塞ぎ板９、ガラス障子６を工場
にて生産する。その後、各部材を現場に搬入し、連結・
連窓する。この際、縦枠を被覆する木質材のうち金属杆
１０の開口面１２を覆う木質材１１ａの取り付けは最後
に行うことにより縦枠と上枠、横桟、下枠の連結が容易
になる。
【００１６】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、間仕切
りパネルに用いる単位パネルは中空のアルミ形材等を主
体とした軽量部材を多用し、その表面にのみ木質材を使
用するから従来と比して単位パネルは非常に軽量とな
り、更に搬入に際しては各部材を組み立てることなく単
品で取り扱うこととしたから搬入コストを大幅に低減す
る事が出来ると共にその取扱がきわめて容易となる。ま
た、横桟や縦枠に関しては従来木質材のみを利用してい
たときと比べ大幅にその軽量化を図ることが出来る。更
にまた、アルミ形材は反りがなく高品質な単位パネルを
提供することが出来る。更に、外部から目に付く部位に
は木質材を用いているため室内全体に暖かみを醸し出す
ことが出来る等の効果を有する。
りパネルに用いる単位パネルは中空のアルミ形材等を主
体とした軽量部材を多用し、その表面にのみ木質材を使
用するから従来と比して単位パネルは非常に軽量とな
り、更に搬入に際しては各部材を組み立てることなく単
品で取り扱うこととしたから搬入コストを大幅に低減す
る事が出来ると共にその取扱がきわめて容易となる。ま
た、横桟や縦枠に関しては従来木質材のみを利用してい
たときと比べ大幅にその軽量化を図ることが出来る。更
にまた、アルミ形材は反りがなく高品質な単位パネルを
提供することが出来る。更に、外部から目に付く部位に
は木質材を用いているため室内全体に暖かみを醸し出す
ことが出来る等の効果を有する。
【図１】本発明の正面図である。
【図２】（ａ）図１におけるＸ−Ｘ線に沿う断面図で縦
枠と横桟の連窓説明図を示し、（ａ）は木質材１１ａ取
り付け前、（ｂ）は木質材１１ａ取り付け後を示す。
枠と横桟の連窓説明図を示し、（ａ）は木質材１１ａ取
り付け前、（ｂ）は木質材１１ａ取り付け後を示す。
【図３】図１におけるＹ−Ｙ線に沿う断面図で横桟の説
明図である。
明図である。
【図４】図１におけるＹ−Ｙ線に沿う断面図で横桟のア
ルミ形材と木質材の別の固着方法の説明図である。
ルミ形材と木質材の別の固着方法の説明図である。
１ 間仕切りパネル
２ パネル
３ 上枠
４ 横桟
５ 縦枠
１０ 金属杆
１１ 木質材
１７ アルミ形材
１８ 木質材
１９ 楔状部材
２０ 切欠溝
フロントページの続き
(72)発明者 上ノ町 大奉
大阪府池田市畑３丁目１−34
(56)参考文献 特開 平10−252221（ＪＰ，Ａ)
実開 昭64−18291（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
E04B 2/00 - 2/54
E04B 2/74 - 2/80
Claims (2)
- 【請求項１】 上枠、下枠、横桟及び縦枠にて形成され
るパネルを用いて室内を仕切る間仕切りパネルの施工方
法において、上枠及び横桟を構成する中空のアルミ形材
と下枠及び両縦枠を構成する断面略々コ字状の金属杆を
それぞれ施工現場にて組立て、その後、上枠、下枠、横
桟及び縦枠の表面を木質材にて被覆する際、縦枠を被覆
する木質材のうち金属杆の開口面を覆う木質材の取り付
けは最後に行うことを特徴とする間仕切りパネルの施工
方法。 - 【請求項２】 木質材を被覆せしめるアルミ形材表面適
所には楔状部材を設け、木質材の当該部位には楔状部材
の幅よりも若干小なる切欠溝を設けアルミ形材表面に木
質材を被覆することを特徴とする請求項１記載の間仕切
りパネルの施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11180399A JP3437941B2 (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 間仕切りパネルの施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11180399A JP3437941B2 (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 間仕切りパネルの施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000303594A JP2000303594A (ja) | 2000-10-31 |
| JP3437941B2 true JP3437941B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=14570563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11180399A Expired - Fee Related JP3437941B2 (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 間仕切りパネルの施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3437941B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002309697A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-23 | Nippon Spindle Mfg Co Ltd | 間仕切り用パネルの施工方法及びパネル接続部材 |
| CN114991352B (zh) * | 2022-06-30 | 2023-07-14 | 北新集团建材股份有限公司 | 一种模块化墙体玻璃隔断的安装结构和安装方法 |
-
1999
- 1999-04-20 JP JP11180399A patent/JP3437941B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000303594A (ja) | 2000-10-31 |
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Legal Events
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