JP2518025B2 - 磁気テ―プ装置 - Google Patents

磁気テ―プ装置

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JP2518025B2
JP2518025B2 JP63279009A JP27900988A JP2518025B2 JP 2518025 B2 JP2518025 B2 JP 2518025B2 JP 63279009 A JP63279009 A JP 63279009A JP 27900988 A JP27900988 A JP 27900988A JP 2518025 B2 JP2518025 B2 JP 2518025B2
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reel
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reels
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直 梅垣
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気テープ装置に関し、特に情報処理装置に
用いられるデイジタル情報を記憶するための磁気テープ
装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の磁気テープ装置は、磁気テープの巻か
れたサプライリールおよびテイクアツプリールと、各リ
ールに結合されたサプライリールモータおよびテイクア
ツプリールモータと、各リールモータに結合されていて
モータの回転に応じてパルスを出力するサプライリール
タコおよびテイクアツプリールタコと、各リールモータ
に所望の電流を供給するリールモータ駆動回路と、各リ
ールタコからのパルス信号を入力して各リールモータへ
供給される電流を計算する演算処理回路とを備えて構成
されていた。
また、磁気テープは、各リール間をバツフアなどを介
さずに直接、移送されるようにも構成されていた。
各リールタコからのパルス信号のうち、演算処理回路
は一方のパルス信号に応じて他方のパルス信号を計数す
るので、これにより各リールのテープ巻き半径を計算す
る。
演算処理回路は磁気テープの張力をあらかじめ定めら
れた値に設定するため、上述のテープ巻き半径とリール
モータのトルク定数と、まさつトルクの値とにより各リ
ールモータへ供給する電流を計算する。得られた電流値
はリールモータ駆動回路へ伝達され、各リールモータへ
電流が供給されて、磁気テープに張力が加えられる。
上述のまさつトルクは、あらかじめ定められた値とし
て計算されている。しかし、モータのまさつトルクはバ
ラツキが大きく、モータの製造時に一定の値となるよう
管理することは困難であり、このバラツキは磁気テープ
の張力に対して無視することのできない影響を与える。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来のリール間で直接テープを移送する方式
の磁気テープ装置では、リール駆動モータのまさつトル
クがばらつくため、磁気テープの張力が変化すると云う
欠点がある。また、データを磁気テープに読出したり、
あるいは磁気テープに書込んだりするための磁気ヘツド
と磁気テープとの間で接触状態が変化し、データの読出
し/書込み時にエラーが発生する場合があるという欠点
がある。
本発明の目的は、サプライリールモータおよびテイク
アツプリールモータのまさつトルクに関するデータを保
持するとともに、サプライリールおよびテイクアツプリ
ールの回転速度を検知し、保持データと回転速度情報と
を入力してリールモータ駆動データを作成することによ
り上記欠点を除去し、データの読出し/書込み時にエラ
ーの発生することがないように構成した磁気テープ装置
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明による磁気テープ装置は、磁気テープを移送す
る2つのリールをそれぞれ駆動する2つのリール駆動手
段と、これら2つのリール駆動手段に電流を供給して制
御する演算処理手段と、前記2つのリールの回転数を検
出してこれを前記演算処理手段に出力する回転検出手段
と、前記演算処理手段に接続された記憶手段とを有する
磁気テープ装置であって、前記演算処理手段は、前記磁
気テープ装着前に、前記回転検出手段が検出する前記2
つのリールの回転数が所定の回転数となるように前記2
つのリール駆動手段を制御し、その際の前記2つのリー
ル駆動手段への供給電流値から前記2つのリールのまさ
つトルク情報を得てこれを前記記憶手段に格納し、前記
磁気テープ装着後は、前記回転検出手段からの入力と前
記記憶手段に格納された前記まさつトルク情報とから所
望のテープ張力が得られるように前記2つのリール駆動
手段を制御するものである。
(実 施 例) 次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明による磁気テープ装置の一実施例を
示すブロツク図である。
第1図において、1は磁気テープ、2はサプライリー
ル、3はテイクアツプリール、4はサプライリールモー
タ、5はテイクアツプリールモータ、6はサプライリー
ルタコ、7はテイクアツプリールタコ、8はサプライリ
ール駆動回路、9はテイクアツプリール駆動回路、10は
演算処理回路、11は記憶回路である。
第1図を参照すると、磁気テープ1はサプライリール
2およびテイクアツプリール3に巻付けられ、各リール
間を直接移送される。
サプライリール2にはサプライリールモータ4と、サ
プライリールタコ6とが結合されており、テイクアツプ
リール3にはテイクアツプリールモータ5とテイクアツ
プリールタコ7とが結合されている。
各リールタコ6,7はリールの回転に応じてパルス信号
を出力し、これらの出力は演算処理回路10へ供給され
る。演算処理回路10は記憶回路11と接続されている。記
憶回路11はバツクアツプされたRAMなどにより構成さ
れ、半永久的な記憶能力を有している。
演算処理回路10は各リールモータ4,5へ供給する電流
を計算し、電流データをサプライリール駆動回路8、お
よびテイクアツプリール駆動回路9へ出力する。各リー
ル駆動回路8,9は、それぞれのリールモータ4,5へ指定さ
れた電流を供給する。
演算処理回路10は、第1図に示されていない上位制御
回路から信号線12を介して動作モード信号を受領する。
まず、第1段階の動作モードについて説明する。
第1段階の動作モードは装置の検査、あるいは保守的
に選択される動作モードである。
信号線12上の動作モード信号によつて第1段階の動作
モードが指示されると、演算処理回路10は各リール駆動
回路8,9へ駆動信号を送出して各リールモータ4,5を回転
させる。このとき、各リール2,3には磁気テープ1は装
着されていない。
演算処理回路10は、各リールタコよりパルス信号を入
力し、あらかじめ定められた回転数で各リールが回転す
るよう、各リール駆動回路8,9へ送出する電流データを
増減する。その後、演算処理回路10は各リールモータ4,
5の回転があらかじめ定められた値で安定したときの各
リールモータ4,5の電流値に応じて各リールモータ4,5の
まさつトルクを計算し、計算結果を記憶回路11へ送出し
て記憶させる。
次に、第2段階の動作モードについて説明する。
第2段階の動作モードは、磁気テープ1を各リール2,
3間で移送する磁気テープ装置の通常の使用時に選択さ
れるモードである。
信号線12上の動作モード信号によつて第2段階の動作
モードが指定されると、演算処理回路10は、一方のリー
ルタコ信号に応じて他方のリールタコ信号を計数する。
これによつて、演算処理回路10は各リール2,3のテープ
巻き半径を求め、また第1段階の動作モードで記憶され
た各リールモータ4,5のまさつトルクデータを記憶回路1
1より読出して、所望のテープ張力を得るために必要な
各リールモータ4,5へ供給する電流を計算する。
計算処理結果は各リール駆動回路8,9へ送出され、各
リールモータ4,5が処理結果に応じて駆動されて所望の
テープ張力が得られる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の磁気テープ装置は、リー
ルモータのまさつトルクを測定して記憶することによ
り、リールモータのまさつトルクのばらつきによる磁気
テープの張力変化を防止することができると云う効果が
ある。
従つて、磁気テープと磁気ヘツドとの接触状態の変化
によるデータ読出し/書込み時のエラーの発生をなくす
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による磁気テープ装置の一実施例を示
すブロツク図である。 1……磁気テープ、2,3……リール 4,5……リールモータ 6,7……リールタコ 8,9……リール駆動回路 10……演算処理回路 11……記憶回路 12……信号線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープを移送する2つのリールをそれ
    ぞれ駆動する2つのリール駆動手段と、 これら2つのリール駆動手段に電流を供給して制御する
    演算処理手段と、 前記2つのリールの回転数を検出してこれを前記演算処
    理手段に出力する回転検出手段と、 前記演算処理手段に接続された記憶手段とを有する磁気
    テープ装置であって、 前記演算処理手段は、 前記磁気テープ装着前に、前記回転検出手段が検出する
    前記2つのリールの回転数が所定の回転数となるように
    前記2つのリール駆動手段を制御し、その際の前記2つ
    のリール駆動手段への供給電流値から前記2つのリール
    のまさつトルク情報を得てこれを前記記憶手段に格納
    し、 前記磁気テープ装着後は、前記回転検出手段からの入力
    と前記記憶手段に格納された前記まさつトルク情報とか
    ら所望のテープ張力が得られるように前記2つのリール
    駆動手段を制御することを特徴とする磁気テープ装置。
JP63279009A 1988-11-04 1988-11-04 磁気テ―プ装置 Expired - Lifetime JP2518025B2 (ja)

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JPH02126456A JPH02126456A (ja) 1990-05-15
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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832258A (ja) * 1981-08-18 1983-02-25 Fujitsu Ten Ltd テープ張力制御方法
JPS5922258A (ja) * 1982-07-28 1984-02-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プ駆動制御装置
JPS632148A (ja) * 1986-06-20 1988-01-07 Sanyo Electric Co Ltd テ−プ駆動制御装置
JP2810059B2 (ja) * 1988-08-31 1998-10-15 株式会社日立製作所 テープ移送装置の調整方法

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